JPS62230339A - 電動機のブラシ保持装置 - Google Patents

電動機のブラシ保持装置

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JPS62230339A
JPS62230339A JP7166186A JP7166186A JPS62230339A JP S62230339 A JPS62230339 A JP S62230339A JP 7166186 A JP7166186 A JP 7166186A JP 7166186 A JP7166186 A JP 7166186A JP S62230339 A JPS62230339 A JP S62230339A
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brush
brush box
box
bracket
holding
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Ryoji Kaneko
良司 金子
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Moriyama Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電動機のブラシ保持装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、電動機、特に自動二輪用等のスタータに用いられ
る小型電動機では、ブラシ保持装置として、軽量化、信
頼性向上を目的とし、樹脂にて一体成形したブラシホル
ダが使用される傾向にあった。
例えば、実開昭58−23598号明細占は、ブラシホ
ルダを構成するホルダ本体とブラシを収容するブラシボ
ックスとを別体に樹脂で形成し、ホルダ本体にはブラシ
ボックス収納用の保持部を一体成形し、この保持部にブ
ラシボックスを嵌込み固定することにより、ブラシを保
持する部分のす法鯖度の向上と共に、ブラシの耐久性の
向トを図ることを開示している。
(発明が解決しようとする問題点) このように、ブラシホルダを樹脂で成形すると、多種少
量の生産時には、型費負担が高額となる。また、ブラシ
の温度が高くなるとブラシの摩耗が促道されるため、ブ
ラシで発生した熱を効率よく放散するp段の提案が要望
されている。
この発明の目的は、かかる問題点に鑑み、樹脂成型のブ
ラシホルダを廃止して、%種少■生産時の型費負担を軽
減し、ざらには、ブラシ温度のト昇原囚となる熱抵抗を
一層下げることができるブラシ保持装置を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための下段) 前記目的を達成するため、第1発明では、電動機のケー
シングの構成要素である金属ブラケットにブラシ箱保持
部を形成し、これに絶縁体よりなるブラシ箱を嵌込み、
固定手段で固定するようになしたことを特徴としている
また、第2発明では、電動機のケーシングの構成要素で
ある金属ブラケットにブラシ箱保持部を形成し、これに
金属製のブラシ箱を、絶縁物を介在させて嵌込み、固定
下段で固定するようになしたことを特徴としている。
(作用) 第1発明及び第2発明はともに、電動機のケーシングの
構成要素である金属ブラケットにブラシ箱保持部を形成
するものであり、樹脂製のブラシホルダを使わないため
、型費が安くなる。
また、第1発明では、金属ブラケットのブラシ箱保持部
に、絶縁体で形成されたブラシ箱を嵌込み固定し、第2
発明では、ブラシ箱が金属製であり、これを金属ブラケ
ットに絶縁物を介在させて接触させるものであるから、
両発明ともに放熱性が良く、ブラシ、ブラケット間の熱
抵抗が低くなる。
(実施例) 以下、この発明を、図に示す実施例について説明する。
第1図は自動二輪車用スタータの電動機であり、そのケ
ーシング1は、フロントブラケット2と、円筒状のヨー
ク3と、アルミニウムダイキャスト製のリヤブラケット
4とからなり、リヤブラケット4にはりャカハ−5が付
けられている。
ヨーク3の両側のフロントブラケット2とリヤブラケッ
ト4は、ヨーク3内をπ通する組付ポルト6により締結
して、分離可能に一体に組立てである。また、リヤブラ
ケット4へのりャカバー5の取付けは、両者の外向フラ
ンジ部をネジ7で連結することにより行なっている。
ケーシング1内には、整流子8を有するアマチュア9と
磁石10とを配置し、アマチュア9の回転軸11は、フ
ロントブラケット2に設けた軸受12とリヤブラケット
4に設けた軸受13とにより支承している。
第1図乃至第3図において、アルミニウムダイキャスト
製のリヤブラケット4は、環状枠部4Aの直径方向に相
対向する2つのブラシ箱保持部14を有する。それぞれ
のブラシ箱保持部14は、環状枠部4Aの内壁より判径
方向内側に延在しており、その断面はt径方向内側Xと
リヤカバー5方向Yに向って開放されたコ字状をなして
いる。
この断面コ字状のブラシ箱保持部14にフェノール樹脂
製等の絶縁体で形成されたブラシ箱15を後側(第1図
の右側)から嵌込み、ブラシ箱15の後側を、同様にフ
ェノール樹脂製等の絶縁体で形成された押え板16で押
えるようになっている。
この押え板16は、リヤブラケット4の環状枠部4A内
に嵌る環状板であって、その中央に設けた開口に、リヤ
ブラケット4の後部4°Bが通される。ここでは、押え
板16はフェノール樹脂板の打ち抜きからなっている。
リヤブラケット4の後部4Bの外周形状は円筒ではなく
、ブラシ箱保持部14の側の而については、軸受13と
ほぼ同じ位置で平に切欠いである。これは、環状枠部4
Aとの間の空間を広くして、ブラシ箱15を後側から嵌
込み可能にするためである。
押え板16をリヤブラケット4の環状枠部4A内に嵌め
た後、リヤカバー5を固定する。このリヤカバー5には
、リヤブラケット4の環状枠部4A内に嵌込む現状の押
え部5Aを設けてあり、この押え部5Aにより、回転軸
11の軸方向に移動不能に且つ正確にブラシ箱15が保
持される。
ブラシ箱15内に収納されたブラシ17からのピッグテ
ィル18は、ブラシ箱15の開口から゛i径方向外側に
切込んだ切欠15Aより引出されている。このブラシ1
7はスプリング19で内方へ付勢され、所定の圧力で整
流子8と接触している。
なお、リヤブラケット4の後部4Bは、これからブラシ
箱保持部14とは異なる位置にて半径方向外側に延びる
架橋部4Cにより、環状枠部4Aと連結されている。こ
の架橋部4Cは、信記押え板16の押えを有効にするた
め、押え板16とは接触しないように形成しである。
次に、この実施例の作用について説明する。
ブラシ17の交換の際には、ネジ7を緩めてリヤカバー
5を取外すと押え板16が外れ、これによりブラシ箱1
5をブラシ箱保持部14から容易に取り出すことができ
る。そして、ブラシvJ15に収納されたブラシ17を
取り出して交換する。
このとき、電動機のケーシング1を分解して、フロント
ブラケット2、ヨーク3、リヤブラケット4、アマチュ
ア9等に分ける必要がないから交換作業が極めて部用で
ある。
また、前記のように、金属ブラケットに凹部を形成して
ブラシ箱保持部14を作り、これに絶縁体よりなるブラ
シ箱15を嵌込み、押え板16等の手段で固定すること
により、従来例のようなブラシホルタを必要としなくな
る。
また、絶縁体のブラシ箱14を熱・電動率の良いセラミ
ック製にすれば、ブラシ箱14と金属ブラケット間の熱
抵抗が低減し、ブラシ温度のL昇によるブラシの摩耗の
促進を抑制する効果も得られる。
なお、押え板16を省いて、ブラシ箱15を接着剤で固
定することもできる。
第4図及び第5図は、!I流t8の端面とリヤブラケッ
ト4の後部4Bとの間に、絶縁ワッシャ20を介在させ
た変形実施例である。この絶縁ワッシャ20の直径は、
金属製リヤブラケット4の後部4Bの平坦部より若モ長
くしである。
従って、ブラシ17が摩耗して来てその寿命末期になる
と、スプリング19が伸びて、ブラシ17が整tjtE
 f 8の方向へ移動する。ところが、ピッグティル1
8が絶縁ワッシャ20の外周に当接すると、その移動が
規制されるため、ピッグティル18が金属製リヤブラケ
ット4に接触して、ショートすることがない。
第6図乃至第8図は、アルミニウムダイキャスト製のリ
ヤブラケット21にリヤカバーの機能をも持たせた実施
例である。
リヤブラケット21の環状枠部21Aには、凹部よりな
る2つのブラシ箱保持部22が一体に設けられ、その断
面コ字状の開放側を前側2(第6図の左側)に向けであ
る。この断面コ字状のブラシ箱保持部22には、第8図
に示すように、絶縁シート23を介して、板金製のブラ
シ箱24を前側(第8図の左側)から嵌込む。
その際、ブラシ箱保持部22、絶縁シート23、ブラシ
箱24の王者は、接着剤により接着する。ブラシ17か
らのピッグティル18は、リヤブラケット21の前側Z
より引出す。この実施例ではりャカバーが存在しないの
で、リヤブラケット21の後部21Bは1円筒状にしで
ある。
なお、その他の第1の実施例と同一要素には同じ符号を
付しである。
この第6図乃至第8図に示した実施例では、ブラシ17
の交換に電動機ケーシング1を分解する必要があるがあ
るけれども、第1の実施例の場合と同様に従前のブラシ
ホルダが不用となるばかりか、部品点数が少なくて済む
という利点がある。
さらに、金属製のブラシ′A24を絶縁シート23を介
して金属ブラケットに接触させるものであるから1両者
間の熱抵抗が箸しく低下する。一般に、金属の熱電動率
は樹脂の場合より 100〜1000倍良い。
絶縁シート23には、例えば、ポリイミドフィルム「カ
プトン」 (東し社製)、ノメックスシート(デュポン
社製)、放熱絶縁用シート(デンカ、信越シリコーン社
製)等が適当である。また、接着剤としては、高熱伝導
性接着剤「ラムダイト」 (デンカ社製)等が用いられ
る。
なお、第6図乃至第8図に示した実施例では、ブラシ箱
24を接着剤にて固定したが、第1の実施例の様な押え
板を使用し、或いはネジ止めによって固定することもで
きる。
また、リヤブラケット21は必ずしもアルミニウムダイ
キャストによる必要はない。
(発明の効果) 前記したように、第1発明によれば、電動機のケーシン
グの構成要素である金属ブラケットにブラシ箱保持部を
形成し、このブラシ箱保持部に絶縁体よりなるブラシ箱
を嵌込み、固定7段で固定するようになしたから、従来
必要であったブラシホルダが不用となり、それだけ部品
点数が減少し安価な電動機を提供することができる。
また、ブラシホルダは一般に樹脂成形であるが、5j種
少量の生産時にブラシホルダの型T?負担が高額となる
という問題も生じなくなる。さらに、金属製ブラケット
にブラシ箱を収納固定するものであるので、それらの間
の熱抵抗を低減でき、ブラシのR耳の促進を抑制できる
また、第2発明では、ブラシ箱が金属製であり、これを
金属ブラケットに絶縁物を介在させて接触させるもので
あるから、ブラシ、ブラケット間の熱抵抗が著しく低く
なる。従って、ブラシ温度か高くならずブラシの摩耗が
少なくなり、その結果、電動機の寿命が長くなる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第3図は第1発明のブラシ保持装置の−・実
施例を示し、第1図は断面図、第2図はりャカバーを外
して見た第1図の右側面図、第3図はブラシ箱保持部を
示すリヤブラケットの部分図、第4図及び第5図は他の
実施例を示し、第4図は断面図、第5図は第2図と同様
な右側面図、第6図乃至第8図は第2発明のブラシ保持
装置の一実施例を示し、第6図は断面図、第7図はリヤ
ブラケットを第6図の矢視■−■方向より見た正面図、
第8図はブラシ箱保持部と絶縁シートとブラシ箱との関
係を示す図である。 l・・・電動機ケーシング 4・・・リヤブラケット 5・・・リヤカバー 14−・・ブラシ箱保持部 15・−ブラシ箱 16−・・押え板 17−−ブラシ 20・−リヤブラケット 21−・・ブラシ箱保持部 22・・・絶縁シート 23−・・ブラシ箱 第 7 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動機のケーシングの構成要素である金属ブラケ
    ットにブラシ箱保持部を形成し、このブラシ箱保持部に
    絶縁体よりなるブラシ箱を嵌込み、固定手段で固定する
    ようになした電動機のブラシ保持装置。
  2. (2)電動機のケーシングの構成要素である金属ブラケ
    ットにブラシ箱保持部を形成し、このブラシ箱保持部に
    金属製のブラシ箱を絶縁物を介在させて嵌込み、固定手
    段で固定するようになしたブラシ保持装置。
JP61071661A 1986-03-29 1986-03-29 電動機のブラシ保持装置 Expired - Fee Related JP2593300B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5343106A (en) * 1991-06-07 1994-08-30 Robert Bosch Gmbh Small size electric motor with housing provided with opening
JP2002125351A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Moric Co Ltd 内燃機関用スタータモータ
JP2011200041A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Mitsubishi Electric Corp 回転電機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751053U (ja) * 1980-09-04 1982-03-24
JPS6031154U (ja) * 1983-08-09 1985-03-02 株式会社安川電機 整流子型回転電機

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