JPS62229606A - 電磁誘導遮蔽ケ−ブル - Google Patents

電磁誘導遮蔽ケ−ブル

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JPS62229606A
JPS62229606A JP61131147A JP13114786A JPS62229606A JP S62229606 A JPS62229606 A JP S62229606A JP 61131147 A JP61131147 A JP 61131147A JP 13114786 A JP13114786 A JP 13114786A JP S62229606 A JPS62229606 A JP S62229606A
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JP
Japan
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bare metal
cable
conductive layer
conductive
electromagnetic induction
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JP61131147A
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English (en)
Inventor
光男 服部
宏 山根
元満 民生
井手口 健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、送電線地絡時等の誘導危険電圧から人体を守
るために、この危険電圧を効果的に減少させる構造の電
磁誘導遮蔽ケーブルに関するものである。
「従来の技術」 従来、誘導危険電圧を減少させるように構成されだ電磁
誘導遮蔽ケーブルの一例として、第12図に示すものが
知られている。この図に示す電磁1透導遮蔽ケーブルA
は、後述するアルミニウム押出工程の熱によるケーブル
コアlの損傷を避けるため、ケーブルコアlの上に紙等
からなる絶縁層2aを形成し、この断熱層2aの外周に
、厚さ1mm程度のアルミニウム押出による導電層3を
形成し、その外周に絶縁層4と電磁軟鉄の磁性体層5、
およびポリエチレン外被6を順次形成した構造にされて
いて、前記導電層3をケーブル両端末で低接地抵抗に接
続し、遮蔽効果を得る構成である。
そして前記電磁誘導ケーブルAにおいて十分な遮蔽効果
を得るためには、アルミニウムからなる導電層3を厚く
する必要がある関係から、可撓性を確保するために導電
層3を第12図に示すように波付き形状にすることがな
されている。
更に従来、第13図に示す防水性ジエリを充填したケー
ブルコア1゛を備えた防水型電磁誘導遮蔽ケーブルBが
知られている。この電磁誘導遮蔽ケーブルBにあっては
、ジエリと押出時の高、益のアルミニウムからなる導電
層とが接触しないように、かつ、ジェリが断熱層から染
み出ないようにするために、ケーブルコアI°の外方で
あって、断熱層2aの内側に、ポリエチレン等からなる
被覆層2bを設ける構造であった。
「発明が解決しようとする問題点」 ところか、第12図に示す従来の電磁誘導遮蔽ケーブル
Aにあっては、磁性体層5の内側部分の径が導電層3を
波付けすることにより必要以上に大きくなり、ケーブル
全体の外径が大きくなることに加え、遮蔽効果も悪化す
る問題があった。
また、第13図に示す従来の防水型電磁誘導遮蔽ケーブ
ルBにあっては、被覆層2bを設けるために磁性体層5
の内側の内径とケーブル外径を一層増大させることにな
る問題があった。
本発明は前記従来の電磁誘導遮蔽ケーブルにおける構造
的問題に鑑み、アルミニウム導電層を押出技術により形
成することによって生じる前記欠点を解消しようとする
もので、外径が小さくケーブル材料ならびに製造工程が
少ない上に、接続作業が容易な電磁誘導遮蔽ケーブルを
提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明のうち、第1の発明は前記問題点を解決するため
に、電磁誘導遮蔽ケーブルにおいて、ケーブルコアの外
側に設けられて遮蔽電流を流すための導電層を、良導電
性裸金属線により構成し、その外側に絶縁層と磁性体層
とプラスチック外被とを形成し、かつ、前記ケーブルコ
アと前記導電層とを充填材で満たしてなるものである。
本発明のうち、第2の発明は前記問題点を解決するため
に、電磁誘導遮蔽ケーブルにおいて、ケーブルコアの外
側に設けられて遮蔽電流を流すための導電層を、良導電
性裸金属線と裸金属テープとの組み合わせにより構成し
、その外側に絶縁層と磁性体層とプラスチック外被とを
形成し、かつ、前記ケーブルコアと前記導電層とを充填
材で満たしてなるものである。
本発明のうち、第3の発明は前記問題点を解決するため
に、電磁誘導遮蔽ケーブルにおいて、ケ−プルコアに螺
旋状に巻かれた良導電性裸金属線あるいは裸金属テープ
と、これら良導電性裸金属線あるいは裸金属テープの外
側にこれらの巻回方向と交差する方向に巻かれた良導電
性裸金属線あるいは裸金属テープとからなる導電層を設
け、この導電層の外側に順次絶縁層と磁性体層とプラス
チック外被を形成し、かつ、前記ケーブルコアと前記導
電層とを充填材で満たしてなるものである。
本発明のうち、第4の発明は前記問題点を解決するため
に、電磁誘導遮蔽ケーブルにおいて、ケーブルコアに螺
旋状に巻かれた良導電性裸金属線あるいは裸金属テープ
と、これら良導電性裸金属線あるいは裸金属テープの外
側にこれらの巻回方向と交差する方向に巻かれた良導電
性裸金属線あるいは裸金属テープと、前記良導電性裸金
属線あるいは裸金属テープの外側に設けられたラミネー
ト金属ポリエチレンシースとからなる導電層を設け、こ
の導電層の外側に順次絶縁層と磁性体層とプラスチック
外被を形成し、かつ、前記ケーブルコアと前記導電層と
を充填材で満たしてなるものである。
「作用 」 第1の発明において、良導電性裸金属線からなる導電層
が遮蔽ケーブルに撓曲性を付与し、遮蔽ケーブルの切断
を容易にしてその接続作業性を向上させるとと6に、導
電層への充填材の充填を可能にする。また、波付きの押
出(オアルミニウムによらずに良導電性裸金属線から導
電層を形成するために、断熱層を省略でき、材料の節約
と工程の簡略化をなしうる。
第2の発明において、良導電性裸金属線と裸金属テープ
からなる導電層が遮蔽ケーブルに撓曲性を付与し、遮蔽
ケーブルの切断を容易にしてその接続作業性を向上させ
るとともに、導電層への充填材の充填を可能にする。ま
た、波付きの押出材アルミニウムによらずに良導電性裸
金属線と裸金属テープから導電層を形成するために、断
熱層を省略でき、材料の節約と工程の簡略化をなしうる
更に、導電層の外側の裸金属テープが導電層側への透湿
を阻止する。
第3の発明において、良導電性裸金属線あるいは裸金属
テープが遮蔽ケーブルに撓曲性を付与し、遮蔽ケーブル
の切断を容易にしてその接続作業性を向上させるととら
に、充填材の充填を可能にする。また、波付きの押出材
アルミニウムによらずに良導電性裸金属線と裸金属テー
プから導電層を形成するために、断熱層を省略でき、材
料の節約と工程の簡略化をなしうろ。更に、良導電性裸
金属線あるいは裸金属テープの一部が断線しても、他の
部分の裸金属テープあるいは良導電性裸金属線が導電層
を導通して遮蔽能力を発揮する。
第4の発明において、良導電性裸金属線あるいは裸金属
テープが遮蔽ケーブルに撓曲性を付与し、充填材の充填
を可能にする。また、波付きの押出材アルミニウムによ
らずに良導電性裸金属線と裸金属テープから導電層を形
成するために、断熱層を省略でき、材料の節約と工程の
簡略化をなしうる。更に、良導電性裸金属線あるいは裸
金属テープの一部が断線してら、他の部分の裸金属テー
プあるいは良導電性裸金属線が導電層を導通して遮蔽能
力を発揮する。加えて、ラミネート金属ポリエチレンシ
ースが導電層を覆って充填材を密封し、充填材による圧
力を受け、その外方に設ける絶縁層の膨張を抑え、ケー
ブル直径の増大を阻止する。
「実施例」 第1図は、第1の発明の一実施例の電磁誘導遮蔽ケーブ
ルCを示すもので、10はケーブルコア、+3Aはケー
ブルコアIOの外周全面を覆って螺旋状に巻回された良
導電性裸金属線(アルミニウム線)13aからなる導電
層であり、これらケーブルコア10と導電層+3Aには
防水性ジェリ等の充填材が満たされている。
また、14はポリエチレンからなる絶縁層、15は電磁
軟鉄テープを螺旋巻きして構成された磁性体層、16は
ポリエチレン外被である。
このような構造を採用すると、第12図に示す従来構造
の遮蔽ケーブルAにおいて必要であった断熱層2aおよ
び波付、きアルミニウムからなる導電層3の谷の部分の
無駄な空間を無くすることができる。この結果、磁性体
層15の内径を小さくでき、同一厚さの鉄テープを使用
したときには、鉄1を減少できるとともに遮蔽効果を増
大できる。
ここで例えば、第12図に示す従来構造の遮蔽ケーブル
Aを作製した場合、ケーブルコア1の部分の直径を24
.mmに設定すると耐熱層2aの外径は26mm、波付
きアルミニウムの導電H3の外径は32mm、絶縁層4
の外径は35mmとなり、磁性体層5の内径は35mm
となる。これに対し、第1図に示す構造の遮蔽ケーブル
Cを作製しfこ場合、ケーブルコアIOの直径を24m
mに設定すると、導電層の抵抗を同一にする条件で絶縁
層14の内径は26mm、絶縁層14の外径は29mm
となる。
即ちこの場合、前記遮蔽ケーブルCは従来の遮蔽ケーブ
ルAに比較して絶縁層の外径を6mmも小さくできるこ
とか明らかになった。
なお、両遮蔽ケーブルA、Cの磁性体層5.15の厚さ
を同一にした場合、磁性体量を17%減少できるととも
に、遮蔽係数を第2図に示すようにa(ケーブルAにお
ける値)からb(ケーブルCにおける値)に減少できる
効果がある。なおこの遮蔽係数の減少効果はケーブルコ
ア径が小さくなると更に大きくなる。
第3図は第2の発明の一実施例の電磁遮蔽ケーブルDを
示すもので、第1図に示す構成要素と同一の構成要素に
は同一の符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施例の遮蔽ケーブルDにあっては、導電層13Bを
外側のラミネートアルミニウムシース(LAF)(?!
金属テープ)I 3eと内側の良導電性裸金属線(アル
ミニウム線N 3aとから構成したものであり、ラミネ
ートアルミニウムシース13eの内側にジェリ等の充填
材が満たされて構成されている。
ここで、ラミネートアルミニウムシース13eは0.2
mm程度の薄いものを使用し、これとアルミニウム線1
3aで導電層13Bか必要とする低抵抗を実現するもの
である。この構造は、ケーブル内への透湿を防止できる
構造のために地下ケーブルにも好適である。
このような構造を採用することによっても従来構造に必
要であった断熱層2aと波付きアルミニウムからなる導
電層3の谷の部分の無駄な空間を無くすることができる
。この結果、磁性体層I5の内径を小さくでき、同一厚
さの鉄テープを使用したときには、所要鉄量を減少でき
るとともに遮蔽効果を増大できる。
なお、前述の第1の発明の遮蔽ケーブルCと第2の発明
の遮蔽ケーブルDにおいては、ケーブルコアlOに充填
材を充填していない構造を採用することらできる。
第4図ないし第8図は、第3の発明の各実施例の電磁誘
導遮蔽ケーブルを示している。なお、第4図ないし第8
図に示す符号で第1図の符号と同一のものは同一の構成
要素を示し、更に、第5図ないし第8図に示す符号で第
4図の符号と同〜のものは同一構成要素を示している。
第4図は第3の発明の第1実施例の電磁誘導遮蔽ケーブ
ルEを示している。
前記遮蔽ケーブルEにおいて、IOはケーブルコア(P
E絶縁銅線の集合体に、これを機械的に保持するための
押さえ巻きを施した構成)、I3Cはケーブルコア10
の外周を覆って巻回された銅線等の良導電性裸金属線1
3aと、この良導電性裸金属線+3aに接触しつつ互い
に交差するように螺旋状に巻回された銅線等の良導電性
裸金属線13bとからなる導電層である。
そして前記遮蔽ケーブルEにあっては、ケーブルコアl
O内はもとより良導電性裸金属線13a。
13bからなる導電fm l 3 Cまでジェリ等の充
填材が充填されている。
第5図は第3の発明の第2実施例の遮蔽ケーブルFを示
すもので、この遮蔽ケーブルFの導電層+3Dは銅から
なる良導電性裸金属線13aと、その外側に設けられて
良導電性裸金属線13aと同種の裸金属テープ(銅テー
プ)l 3dとから構成された例である。
第6図は第3の発明の第3実施例の遮蔽ケーブルGを示
す乙ので、この遮蔽ケーブルGの導電層13Eはケーブ
ルコア10の外周に巻回された銅からなる裸金属テープ
13cと、その外周に巻回された同種金属からなる良導
電性裸金属線13bとから構成された例である。
第7図は第3の発明の第4実施例の遮蔽ケーブル■−■
を示すもので、この遮蔽ケーブルHの導電層13Fは銅
の裸金属テープ13cと、その外側に巻回された銅の裸
金属テープ13dとから構成された例である。
第8図は第3の発明の第5実施例の遮蔽ケーブルIを示
すもので、この遮蔽ケーブルIの導電層13Gは良導電
性裸金属線(あるいは裸金属テープでら良い)I 3b
の外側にこれと接触するように、同種金属のラミネート
金属ポリエチレンシース13eが被覆されて構成されて
いるので、良導電性裸金属線+3bの突き出しを防止で
きる。
以上説明した各遮蔽ケーブルE、F、G、H,rは、充
填(オを充填した第[3図に示す従来構造の遮蔽ケーブ
ル已において必要であった断熱層2aおよび、波付きア
ルミニウムからなる導電層3の谷の部分の無駄を無くす
ることができるために、従来よりケーブル外径を小さく
できる。また、各遮蔽ケーブルE、F、G、H,Iにあ
っては各導電層13C1I 3D、13E、13F、1
3Gを二層構造にしているために、良導電性裸金属線1
3aの集合体の一部または裸金属テープ13cの一部が
ケーブル布設時のしごき等によって万一切断されて6良
導電性裸金属線f3b、あるいは裸金属テープ13dに
よって良導電性裸金属線どうし、あるいは裸金属テープ
どうしが相互に導通されるために十分な遮蔽効果を得る
ことができる。
第9図と第10図は第4の発明の電磁誘導遮蔽ケーブル
の各実施例を示している。なお、これらの図面において
、第9図と第10図に示す符号で第4図の符号と同一の
ものは同一構成要素を示している。
第9図は第4の発明の第1実施例の電磁誘導遮蔽ケーブ
ルJを示し、この遮蔽ケーブルJの導電層13Hは、銅
、アルミニウム等の良導電性裸金属線13a(あるいは
螺金属テープでも良い)と、その外側に接触して互いに
交差するように巻回された同種金属の良導電性裸金属線
13b(あるいは裸金属テープでも良い)と、この良導
電性裸金属線13bの外側に被覆された同種のラミネー
ト金属ポリエチレンシース13eとから構成されている
。また、ラミネート金属ポリエチレンシース13eの内
側には、防水のための充填材として乾燥空気、窒素等の
ガスが充填されている。なお、面δ己ラミネート金属ポ
リエチレンシース13eは、厚さ0.2mm程度のもの
を使用し、これと良導電性裸金属線13aで導電層13
Hに必要な低抵抗を実現するものである。
前記構造の遮蔽ケーブルJにあっては、ラミネート金属
ポリエチレンシース13eを使用することによって充填
材のガス圧を受ける構造であり、その外側の絶縁層14
がこのガス圧によって膨張することを抑え、ケーブルの
9%径が増大することを阻止している。
第10図は第4の発明の第2実施例の電rli誘導遮蔽
ケーブルKを示し、この遮蔽ケーブルにの導電層131
は、銅等からなる良導電性裸金属線13a(あるいは裸
金属テープでも良い)の外側の良導電性裸金属線13b
とラミネートアルミニウムシース13eとの間に絶縁層
13fを設けて構成されている。なお、良導電性裸金属
線13aのみの構造の場合は、良導電性裸金属線13a
とラミネートアルミニウムシース13eとの間に絶縁7
FJ13Fを設ける構成とする。また、前記ラミネート
アルミニウムシース13eは両面ラミネートアルミニウ
ムシースを用いることらできる。
ところで、以上説明した各遮蔽ケーブルC−Kにあって
は、可撓性がほぼ一般の遮蔽ケーブルと同等となり、特
殊な部品、工具を用いることなく接続作業を実施できる
とともに、第12図に示す従来の遮蔽ケーブルAには必
要であった波打ち状のアルミニウム被覆層3も不要にな
り、アルミニウム被覆層3の切解作業を省略できるため
に接続作業が容易になる利点がある。
一方、前述した各発明の各実施例の遮蔽ケーブルC〜■
は、導電層13A〜13Gにジエリ等の充填材を満たし
た構成である。ところが、従来、ケーブルコアに防水性
ジェリを充填する場合には、第12図と第13図に示す
ように、ジエリ押出時の高温アルミニウムが接触しない
ように、かつ、ジェリが耐熱層から染み出ないようにポ
リエチレン被覆2aを設けていたために、磁性体層内径
とケーブル外径が一層増大していた。しかしこの点にお
いて、本発明の各遮蔽ケーブルC−Iにあってはポリエ
チレン被覆2aが不要なために、ポリブテン系等のンエ
リを満たす場合であっても、ケーブルコア10と各導電
層+3A−13Gに一括して充填でき、磁性体層の内径
、ならびにケーブル外径を細くすることができる。なお
、本発明の各遮蔽ケーブルC−Kを地下ケーブルとして
用いた場合等、ケーブル外部から水/)(侵入しても充
填材によってケーブルの長さ方向に水が浸透することが
なくなり、各導電層13A−13Gの耐水性に関して充
分な信頼性が得られる。
また、充填材としてポリアクリル酸系粉末のような吸水
性物質をケーブルコア10と導電層13A−13Iに充
填しても磁性体内径とケーブル外径を小さくすることが
できる。なお、水の走水長(水がケーブルの長手方向に
浸透する距離)を確認ずろために試料長1mのケーブル
の片端の断面に水頭長1.2mの水圧をかけ、24時間
放置した後に他端から水の流出が認められるかどうかに
ついて実験を行った。その結果、吸水性物質が水を吸収
するために、水の流出は認められなかった。従って水が
ケーブル内に浸透することなく耐水性に関して充分な信
頼性があることを確認できた。
ところで、第12図と第13図に示す従来構造の遮蔽ケ
ーブルを製造する方法として、第14図に示す方法が知
られている。
第14図に示す方法によって従来の防水型電磁誘導遮蔽
ケーブル7を製造するには、まず、ケーブルコアにの形
成後に防水性ジェリjを満たした容器yの内部を通過さ
せてジエリjを充填し、このジェリjか耐熱層から染み
出さないようにポリエチレン被覆5hをPE押出機pて
形成し、更にその後に、後工程のアルミニウム溶接時の
高熱によりポリエチレンが分解しないように耐熱層りを
巻き付(jる。
続いて耐熱層りの外方に、平板アルミニウムiを円筒形
に加工しつつ縦添えして被せ、突き合わせ部分を溶接し
、更にコルゲートをかけて導電層dを形成し、その後、
順次、PE押出機qによって絶縁層(ポリエチレン製)
2を被覆し、更に電磁軟鉄テープnを巻き付け、次いで
PE押出機rによってポリエチレン外被を被覆して電磁
誘導遮蔽ケーブル7を製造している。
そして前述した電磁誘導遮蔽ケーブルの製造方法にあっ
ては、ジエリの充填によってケーブルコアにのみは防水
性を確保できるものの、導電層である波付きアルミニウ
ム内側の谷部まで防水性を確保することが極めて困難で
あるとともに、製造工程が多くなる問題があった。
そこで本発明者らは、第11図を基に以下に説明する方
法によって、前記問題を解消した。
第11図は、本発明の遮蔽ケーブルを製造する装置の一
例を示すものであり、この装置を用いて6Mケーブルを
製造する場合について以下に説明する。
第11図に示す装置を用いて遮蔽ケーブルを製造するに
は、まず、前工程で製造されたケーブルコア20を巻き
付けたドラム21からケーブルコア20を引き出すとと
乙に、このケーブルコア20の移動経路の周囲に配置し
た複数の繰出機22から良導電性裸金属線23(あるい
は裸金属テープ)を繰り出して先に記載した各実施例に
示すように螺旋状に巻き付けて第1の金属層(螺旋巻き
した良導電性裸金属線から、あるいは裸金属テープから
構成される金属層)と第2の金属層(螺旋巻きした良導
電性裸金属線あるいは裸金属テープから構成される金属
層)を形成して導電層を形成し、更にダイス24に送り
、このダイス24を通過した線材を円筒状の加圧充填機
25に送る。
この加圧充填機25は、周壁に充填材の流入通路2Gと
流出通路27を形成してなり、流入通路26から加圧充
填機25の内部に充填材を流入させて内部を通過する線
材に充填材を加圧含浸できる構造である。この加圧充填
機25はその内部を通過ずろ線材のケーブルコア20と
導電層に充填材を充填する。
次いで加圧充填機25を通過した線材にPE押出機28
によってポリエチレンからなる絶縁層29を被覆し、更
に電磁軟鉄テープ30を巻回し、続いてPE押出機31
によってポリエチレン外被32を被覆して遮蔽ケーブル
33を製造する。
以上説明したように遮蔽ケーブル33を製造するならば
、ケーブルコア20と導電層に充填材を加圧充填するた
めに、両者に同時に充填材を充填することがてき、工程
の簡略化をなして製造効率を向上できる効果がある。ま
た、加圧充填のために、導?[層の全体に充填材を均一
に充填することができ、充填むらを生じることなく遮蔽
ケーブル33を製造できる効果がある。
「発明の効果」 以上説明しfこように第1の発明によれば以下に説明す
る効果を奏する。
導電層を良導電性裸金属線から構成し、導電層自身に撓
曲性を付与したために、遮蔽ケーブルは良好な撓曲性を
存する。また、導電層を良導電性裸金属線から構成した
ために導電層に充填材を充填することかできる構造とな
り、ケーブルコアに加えて導電層にも防水性を付与でき
る。また、波付きのアルミニウムによって導NHを形成
していた従来の遮蔽ケーブルに比較して良導電性裸金属
線から導電層を形成するために、アルミニウム押出時の
高温に耐えるための目的で従来設けていた断熱層を省略
でき、材料の節約と工程の簡略化をなしつる。更に波付
きアルミニウムの導電層に比較して良導電性裸金属線か
らなる導電層は切断が容易なために遮蔽ケーブルの切断
ら従来より簡単にできろようになり、接続作業の作業性
が向上する。
先に説明したように第2の発明によれば以下に説明する
効果を奏する。
導電層を良導電性裸金属線と裸金属テープから構成し、
導電層自身に撓曲性を付与したために、遮蔽ケーブルは
良好な撓曲性を有する。また、導電層を良導電性裸金属
線と裸金属テープから構成したために、導電層に充填材
を充填することができる構造であり、ケーブルコアに加
えて導電層にら防水性を付与できる。また、波付きのア
ルミニウムによって導電層を形成していた従来の遮蔽ケ
ーブルに比較して良導電性裸金属線と金属テープから導
電層を形成するために、アルミニウム押出時の高温に耐
えるための目的で従来設けていた断熱層を省略でき、そ
の分の材料の節約と工程の簡略化をなしうる。更に波付
きアルミニウムの導電層に比較して良導電性裸金属線と
金属テープからなる導電層は切断が容易なために遮蔽ケ
ーブルの切断も従来より簡単にできろようになり、接続
作業の作業性が向上する。加えて裸金属テープは透湿を
阻止するために本発明の遮蔽ケーブルは地下ケーブル用
としても好適である。
先に説明したように第3の発明によれば以下に説明する
効果を奏する。
導電層を互いに交差させてケーブルコアの外部に巻回し
た良導電性裸金属線と裸金属テープから構成し、導電層
自身に撓曲性を付与したために、遮蔽ケーブルは良好な
撓曲性を有する。また、導?Tt層を良導電性裸金属線
と裸金属テープから構成したために、導電層に充填材を
充填することができる構造であり、ケーブルコアに加え
て導1を層にも防水性を付与できる。また、波付きのア
ルミニウムによって導teを形成していた従来の遮蔽ケ
ーブルに比較して良導電性裸金属線と裸金属テープから
導電層を形成するために、アルミニウム押出時の高温に
耐えるための目的で従来設けていた断熱層を省略でき、
その分の材料の節約と工程の簡略化をなしうる。更に波
付きアルミニウムの導電層に比較して良導電性裸金属線
と金属テープからなる導電層は切断が容易なために遮蔽
ケーブルの切断も従来より簡単にできるようになり、接
続作業の作業性が向上する。加えて、遮蔽ケーブルの布
設時に良導電性裸金属線あるいは裸金属テープの一部が
切断しても裸金属テープあるいは良導電性裸金属線が導
電層を導通してその遮蔽能力を発揮させる。
先に説明したように第4の発明によれば、以下に説明す
る効果を奏する。
導電層を互いに交差させてケーブルコアの外部に巻回し
た良導電性裸金属線と裸金属テープから構成し、導電層
自身に撓曲性を付与したために、遮蔽ケーブルは良好な
撓曲性を有する。また、導MS層を良導電性裸金属線と
裸金属テープから構成したために、導電層に充填材を充
填することができろ構造であり、ケーブルコアに加えて
導電層にも防水性を付与できる。また、波付きのアルミ
ニウムによって導電層を形成していた従来の遮蔽ケーブ
ルに比較して良導電性裸金属線と裸金属テープから導電
層を形成するために、アルミニウム押出時の高温に耐え
るための目的で従来設けていた断熱層を省略でき、その
分の材料の節約と工程の簡略化をなしうる。更に波付き
アルミニウムの導電層に比較して良導電性裸金属線と裸
金属テープからなる導電層は切断が容易なために遮蔽ケ
ーブルの切断も従来より簡単にできるようになり、接続
作業の作業性が向上する。加えて、遮蔽ケーブルの布設
時に良導電性裸金属線あるいは裸金属テープの一部が切
断してら裸金属テープあるいは良導電性裸金属線が導電
層を導通してその遮蔽能力を発揮させる。また、ラミネ
ート金属ポリエチレンンースが導電層を覆って導電層の
充填材を密閉するために、ガス等の充填材を用いてガス
圧が作用する場合であってもラミネート金属ポリエチレ
ンシースがこのガス圧を受けてその外方に形成する絶縁
層が膨張することを抑え、ケーブル外径の増加を阻止す
ることができろ。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例の一部を断面視した斜視
図、第2図は第1図に示す遮蔽ケーブルにおける遮蔽係
数の差異を示す線図、第3図は第2の発明の一実施例の
一部を断面視した斜視図、第4図ないし第8図は第3の
発明の各実施例を示すもので、第4図は第3の発明の第
1実施例の一部を断面視した斜視図、第5図は第3の発
明の第2実施例の一部を断面視した斜視図、第6図は第
3の発明の第3実施例の一部を断面視した斜視図、第7
図は第3の発明の第4実施例の一部を断面視した斜視図
、第8図は第3の発明の第5実施例の一部を断面視した
斜視図、第9図と第10図は第4の発明の各実施例を示
すもので、第9図は第4の発明の第1実施例の一部を断
面視した斜視図、第1θ図は第4の発明の第2実施例の
一部を断面視した斜視図、第11図は本発明の遮蔽ケー
ブルを製造する方法を示すための側面図、第12図は従
来の電磁遮蔽ケーブルの一例を示す斜視図、第13図は
従来の充填材をケーブルコアに充填した従来の電磁遮蔽
ケーブルを示す斜視図、第14図は従来の遮蔽ケーブル
を製造している状態を示す側面図である。 C、D 、E 、F’、G 、I−1、I 、 J 、
K・・・・・・電磁誘導遮蔽ケーブル、 IO・・・・・ケーブルコア、 13A、13B、I3C,13D、13E、13F。 130、I 3 H,131・・・・・導電層、13a
、13b・・・・・・良導電性裸金属線、+ 3 c、
 l 3 d、 l 3 e・・・・・iJ金属テープ
、14・・・・・・絶縁層、     15・・・・・
・磁性体層、16・・・・・・プラスチック外被。 由飯6人 ロ太雷イ貴M霊壬捗オΔ坪 +6+7’フスチックダト句之 第2図 耽@縦!圧+V)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電磁誘導遮蔽ケーブルにおいて、ケーブルコアの
    外側に設けられて遮蔽電流を流すための導電層を良導電
    性裸金属線により構成し、その外側に絶縁層と磁性体層
    とプラスチック外被とを形成し、かつ、前記ケーブルコ
    アと前記導電層とを充填材で満たしてなることを特徴と
    する電磁誘導遮蔽ケーブル。
  2. (2)電磁誘導遮蔽ケーブルにおいて、ケーブルコアの
    外側に設けられて遮蔽電流を流すための導電層を良導電
    性裸金属線と裸金属テープとの組み合わせにより構成し
    、その外側に絶縁層と磁性体層とプラスチック外被とを
    形成し、かつ、前記ケーブルコアと前記導電層とを充填
    材で満たしてなることを特徴とする電磁誘導遮蔽ケーブ
    ル。
  3. (3)電磁誘導遮蔽ケーブルにおいて、ケーブルコアに
    螺旋状に巻かれた良導電性裸金属線あるいは裸金属テー
    プと、これら良導電性裸金属線あるいは裸金属テープの
    外側にこれらの巻回方向と交差する方向に巻かれた良導
    電性裸金属線あるいは裸金属テープとからなる導電層を
    設け、この導電層の外側に順次絶縁層と磁性体層とプラ
    スチック外被を形成し、かつ、前記ケーブルコアと前記
    導電層とを充填材で満たしてなることを特徴とする電磁
    誘導遮蔽ケーブル。
  4. (4)電磁誘導遮蔽ケーブルにおいて、ケーブルコアに
    螺旋状に巻かれた良導電性裸金属線あるいは裸金属テー
    プと、これら良導電性裸金属線あるいは裸金属テープの
    外側にこれらの巻回方向と交差する方向に巻かれた良導
    電性裸金属線あるいは裸金属テープと、前記良導電性裸
    金属線あるいは裸金属テープの外側に設けられたラミネ
    ート金属ポリエチレンシースとからなる導電層を設け、
    この導電層の外側に順次絶縁層と磁性体層とプラスチッ
    ク外被を形成し、かつ、前記ケーブルコアと前記導電層
    とを充填材で満たしてなることを特徴とする電磁誘導遮
    蔽ケーブル。
  5. (5)充填材が防水性ジェリであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項、または第2項、または第3項、ま
    たは第4項記載の電磁誘導遮蔽ケーブル。
  6. (6)充填材が吸水性物質であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項、または第2項、または第3項、また
    は第4項記載の電磁誘導遮蔽ケーブル。
  7. (7)充填材が窒素ガスまたは空気であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項、または第2項、または第3
    項、または第4項記載の電磁誘導遮蔽ケーブル。
JP61131147A 1985-06-10 1986-06-06 電磁誘導遮蔽ケ−ブル Pending JPS62229606A (ja)

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JP60-125806 1985-06-10
JP12580685 1985-06-10
JP60-274758 1985-12-06

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JPS62229606A true JPS62229606A (ja) 1987-10-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007311043A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Hitachi Cable Ltd 電気ケーブル
KR20210028299A (ko) * 2019-09-03 2021-03-12 한국전력공사 복합쉬스층을 포함하는 전력케이블

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