JPS62229173A - 透過投影用シ−トへのトナ−像定着方法 - Google Patents
透過投影用シ−トへのトナ−像定着方法Info
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- JPS62229173A JPS62229173A JP7096186A JP7096186A JPS62229173A JP S62229173 A JPS62229173 A JP S62229173A JP 7096186 A JP7096186 A JP 7096186A JP 7096186 A JP7096186 A JP 7096186A JP S62229173 A JPS62229173 A JP S62229173A
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子写真複写機等における記録シートへの熱
ローラによるトナー像の定着方法に関し、特に記録シー
トに透過投影用シートずなわち、オーバヘッドプロジェ
クタ−の投影原稿として用いられるようなシート(以下
、OHPシートと言う)が用いられた場合のトナー像定
着方法に関する。
ローラによるトナー像の定着方法に関し、特に記録シー
トに透過投影用シートずなわち、オーバヘッドプロジェ
クタ−の投影原稿として用いられるようなシート(以下
、OHPシートと言う)が用いられた場合のトナー像定
着方法に関する。
従来の熱ローラによる記録シートへのトナー像定着方法
は、第6図に示した電子写真複写機におけるように、感
光体ドラム1から転写器2によってトナー像を転写され
て、分離器3によって分離器された記録シートPが搬送
手段4によって定着装置5に送られ、定着装置5におい
てトナー像の付着面側に接触する熱ローラ6と裏面側に
接触する圧接ローラ7の間を通過することにより記録シ
ートPにトナー像を定着させる方法であった。そして、
このようなトナー像定着方法においては、記録シー)P
が薄手の例えば50に紙の場合、熱ローラ6の温度を1
80 ℃に設定し、厚手の110’に祇あるいはOHP
シートの場合、200 ’cに設定して、記録シートの
種類が変わってもトナー像の定着が完全に行われるよう
にしている。しかしカラートナー像を転写されたOHP
シートを上述の定着方法で定着した場合、得られたOH
PシートをOHPに用いると、投影された画像は赤等の
色が黒っぽくなると言う問題がある。この原因を究明す
るために、得られたOHPシートを電子顕微鏡で観察し
たところ、トナーは脱落が生しない状態で0)(Pシー
トに溶着してはいるが、ところどころに原形に近い形の
トナー粒子の存在が認められ、また定着しているトナ一
層の周縁部が光を反射したり、散乱させたりし易い状態
になっていることが認められた。これらが光の透過性を
妨げて投影画像の色を黒っぽくしている。すなわち、上
述の定着方法で赤トナ一層が定着されている部分のOH
Pシートの波長700 nmの光の透過率を測定したと
ころ、熱ローラ6の温度を200 ℃に設定した条件の
もので40%程度であり、OHPで投影した結果も黒っ
ぽい赤となった。また、従来の定着方法においても、熱
ローラ6の設定温度をさらに高くしたり、両ローラ6.
7のニップ幅すなわちOHPシートへの接触幅が広くな
るようにしたり、両ローラ6.7の圧接力を強くしたり
して、○HPシートにトナ一層が滑面層となって定着さ
れるようにすると、得られたOHPシートは投影画像の
色が鮮明になる。しかし、このようにして得られたOH
Pシートは、用いられる通常のOHPシートの熱変形を
起こさない耐熱性が180°C程度であるため、熱収縮
して波打ち状に変形するようになる。
は、第6図に示した電子写真複写機におけるように、感
光体ドラム1から転写器2によってトナー像を転写され
て、分離器3によって分離器された記録シートPが搬送
手段4によって定着装置5に送られ、定着装置5におい
てトナー像の付着面側に接触する熱ローラ6と裏面側に
接触する圧接ローラ7の間を通過することにより記録シ
ートPにトナー像を定着させる方法であった。そして、
このようなトナー像定着方法においては、記録シー)P
が薄手の例えば50に紙の場合、熱ローラ6の温度を1
80 ℃に設定し、厚手の110’に祇あるいはOHP
シートの場合、200 ’cに設定して、記録シートの
種類が変わってもトナー像の定着が完全に行われるよう
にしている。しかしカラートナー像を転写されたOHP
シートを上述の定着方法で定着した場合、得られたOH
PシートをOHPに用いると、投影された画像は赤等の
色が黒っぽくなると言う問題がある。この原因を究明す
るために、得られたOHPシートを電子顕微鏡で観察し
たところ、トナーは脱落が生しない状態で0)(Pシー
トに溶着してはいるが、ところどころに原形に近い形の
トナー粒子の存在が認められ、また定着しているトナ一
層の周縁部が光を反射したり、散乱させたりし易い状態
になっていることが認められた。これらが光の透過性を
妨げて投影画像の色を黒っぽくしている。すなわち、上
述の定着方法で赤トナ一層が定着されている部分のOH
Pシートの波長700 nmの光の透過率を測定したと
ころ、熱ローラ6の温度を200 ℃に設定した条件の
もので40%程度であり、OHPで投影した結果も黒っ
ぽい赤となった。また、従来の定着方法においても、熱
ローラ6の設定温度をさらに高くしたり、両ローラ6.
7のニップ幅すなわちOHPシートへの接触幅が広くな
るようにしたり、両ローラ6.7の圧接力を強くしたり
して、○HPシートにトナ一層が滑面層となって定着さ
れるようにすると、得られたOHPシートは投影画像の
色が鮮明になる。しかし、このようにして得られたOH
Pシートは、用いられる通常のOHPシートの熱変形を
起こさない耐熱性が180°C程度であるため、熱収縮
して波打ち状に変形するようになる。
本発明は、OHPシートへの1−ナー像定着番こおける
上述の問題を解消するためになされたものであり、色の
鮮明な再現性のよい投影画像が得られて、OHPシート
を熱変形させることも少なりs。
上述の問題を解消するためになされたものであり、色の
鮮明な再現性のよい投影画像が得られて、OHPシート
を熱変形させることも少なりs。
HPシートへのトナー像定着方法を提供するものである
。
。
本発明は、熱ローラが透過投影用シートのトナー像付着
面に接触して該シートを送ることにより該シートにトナ
ー像を定着させる方法において、該シートが一度熱ロー
ラを通過した後、再度熱ローラを通過することを特徴と
する透過投影用シートへのトナー像定着方法にあり、こ
の構成によって上記目的を達成する。
面に接触して該シートを送ることにより該シートにトナ
ー像を定着させる方法において、該シートが一度熱ロー
ラを通過した後、再度熱ローラを通過することを特徴と
する透過投影用シートへのトナー像定着方法にあり、こ
の構成によって上記目的を達成する。
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図は本発明の定着方法を実施する定着装置部分の概
要側面図、第2図、第3図はそれぞれ定着条件とトナー
像を定着されたOHPシートの光の透過率の関係を示す
グラフ、第4図は一度熱ローラを通過したOHPシート
に定着されたトナーの粒子構造を示す電子顕微鏡写真、
第5図本発明の方法によりO’HPシートに定着された
トナーの粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
要側面図、第2図、第3図はそれぞれ定着条件とトナー
像を定着されたOHPシートの光の透過率の関係を示す
グラフ、第4図は一度熱ローラを通過したOHPシート
に定着されたトナーの粒子構造を示す電子顕微鏡写真、
第5図本発明の方法によりO’HPシートに定着された
トナーの粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
第1図の定着装置5は、第6図のものの代わりに用いら
れるものであり、カラートナー等のトナー像Tを付着さ
せられて搬送手段4により送られて来たO HPシート
P′を一対の熱ローラ6と圧接ローラ7で挟圧して送り
、さらにもう一対の熱ローラ6′と圧接ローラ7′で挟
圧して送ることにより、OHPシートP′にトナー像T
を定着する。なお、8.8′はそれぞれ熱ローラ6.6
′へのシート巻付きを防ぐ剥し部材、9,9′はそれぞ
れ圧接ローラ7.7′へのシート巻付きを防ぐと共にシ
ートを案内する案内部材、10.10’はそれぞれ熱ロ
ーラ6.6′の表面に付着するトナー等を除くためのク
リーニング部材、11゜11′はそれぞれクリーニング
部材10..10’でクリーニングされた熱ローラ6.
6′の表面にシリコンオイル等の離型剤を塗布する離型
剤塗布手段、12はOHPシートP′に付着した離型剤
をサクションや拭き取り等によって除去する離型剤除去
手段である。
れるものであり、カラートナー等のトナー像Tを付着さ
せられて搬送手段4により送られて来たO HPシート
P′を一対の熱ローラ6と圧接ローラ7で挟圧して送り
、さらにもう一対の熱ローラ6′と圧接ローラ7′で挟
圧して送ることにより、OHPシートP′にトナー像T
を定着する。なお、8.8′はそれぞれ熱ローラ6.6
′へのシート巻付きを防ぐ剥し部材、9,9′はそれぞ
れ圧接ローラ7.7′へのシート巻付きを防ぐと共にシ
ートを案内する案内部材、10.10’はそれぞれ熱ロ
ーラ6.6′の表面に付着するトナー等を除くためのク
リーニング部材、11゜11′はそれぞれクリーニング
部材10..10’でクリーニングされた熱ローラ6.
6′の表面にシリコンオイル等の離型剤を塗布する離型
剤塗布手段、12はOHPシートP′に付着した離型剤
をサクションや拭き取り等によって除去する離型剤除去
手段である。
熱ローラ6の離型剤塗布手段11は、筒壁に離型剤滲出
孔を有するローラ核の内部に離型剤を封入し、ローラ核
の外周にスポンジ表層を設けていて、離型剤がスポンジ
表層の表面に滲み出て熱ローラ6に離型剤を塗布するも
のである。また、熱ローラ6′の離型剤塗布手段11′
は、離型剤タンクの離型剤液面下に設けた開口部が熱ロ
ーラ6′の表面に接していることにより、離型剤タンク
の離型剤が直接熱ローラ6′の表面に接触して離型剤の
塗布を行うものであり、開口部の周縁には液洩れを防い
で適当に離型剤を熱ローラ6′の表面に塗布するだめの
バッキングが設けられている。
孔を有するローラ核の内部に離型剤を封入し、ローラ核
の外周にスポンジ表層を設けていて、離型剤がスポンジ
表層の表面に滲み出て熱ローラ6に離型剤を塗布するも
のである。また、熱ローラ6′の離型剤塗布手段11′
は、離型剤タンクの離型剤液面下に設けた開口部が熱ロ
ーラ6′の表面に接していることにより、離型剤タンク
の離型剤が直接熱ローラ6′の表面に接触して離型剤の
塗布を行うものであり、開口部の周縁には液洩れを防い
で適当に離型剤を熱ローラ6′の表面に塗布するだめの
バッキングが設けられている。
熱ローラ6と6′でこのように異なる構造の離型剤塗布
手段11と11′を用いているのは、通常、トナーには
離型剤が付着せしめられており、そのため最初にトナー
像の付着しているOHPシートP′の面と接触する熱ロ
ーラ6にはトナーが比較的41着しにくいのに対して、
次に同しOHPシートP′の面と接触する熱ローラ6′
にはトナーに付着していた離型剤が先の熱ローラ6に取
られてトナーが付着し易いと言うことがあるから、最初
の熱ローラ6に塗布する離型剤は少量でよく、次の熱ロ
ーラ6′に塗布する離型剤はそれより多量が好ましいか
らである。これに限らず、再熱ローラ6.6.’に同じ
構造の離型剤塗布手段11゜11′を用いて、塗布量を
適当に調節することもできるし、図示側以外の構造のも
のを用いても、あるいはトナーに付着している離型剤の
効果等によっては離型剤塗布手段11.11’を省略し
てもよい。しかし、最終的にOHPシートP′に接触す
る熱ローラ6′の離型剤塗布手段11′は、定着トナ一
層を滑面層として光の透過性を向上させる上から、省略
しない方が好ましい。離型剤塗布手段11.11’を省
略した場合には、離型剤除去手段12が不要となること
は言うまでもない。
手段11と11′を用いているのは、通常、トナーには
離型剤が付着せしめられており、そのため最初にトナー
像の付着しているOHPシートP′の面と接触する熱ロ
ーラ6にはトナーが比較的41着しにくいのに対して、
次に同しOHPシートP′の面と接触する熱ローラ6′
にはトナーに付着していた離型剤が先の熱ローラ6に取
られてトナーが付着し易いと言うことがあるから、最初
の熱ローラ6に塗布する離型剤は少量でよく、次の熱ロ
ーラ6′に塗布する離型剤はそれより多量が好ましいか
らである。これに限らず、再熱ローラ6.6.’に同じ
構造の離型剤塗布手段11゜11′を用いて、塗布量を
適当に調節することもできるし、図示側以外の構造のも
のを用いても、あるいはトナーに付着している離型剤の
効果等によっては離型剤塗布手段11.11’を省略し
てもよい。しかし、最終的にOHPシートP′に接触す
る熱ローラ6′の離型剤塗布手段11′は、定着トナ一
層を滑面層として光の透過性を向上させる上から、省略
しない方が好ましい。離型剤塗布手段11.11’を省
略した場合には、離型剤除去手段12が不要となること
は言うまでもない。
第2図および第3図は、以上のような定着装置5を用い
てOHPシートP′上のトナー像を定着した場合の同じ
温度に設定した熱ローラ6.6′の設定温度とトナー像
を定着された部分のOHPシートP′の光の透過率の関
係を示し、第2図においては熱ローラ6と6′の離型剤
塗布手段11と11′を共に省略し、第3図においては
熱ローラ6の離型剤塗布手段IIのみを省略している。
てOHPシートP′上のトナー像を定着した場合の同じ
温度に設定した熱ローラ6.6′の設定温度とトナー像
を定着された部分のOHPシートP′の光の透過率の関
係を示し、第2図においては熱ローラ6と6′の離型剤
塗布手段11と11′を共に省略し、第3図においては
熱ローラ6の離型剤塗布手段IIのみを省略している。
そして、点線の曲線は、熱ローラ6と圧接ローラ7によ
って定着された段階の透過率、すなわち従来の熱ローラ
による定着方法で得られるものに相当する透過率を示し
、実線の曲線は、さらに熱ローラ6′と圧接ローラ7′
を通過した本発明の定着方法で定着されたOHPシート
P′の透過率を示す。
って定着された段階の透過率、すなわち従来の熱ローラ
による定着方法で得られるものに相当する透過率を示し
、実線の曲線は、さらに熱ローラ6′と圧接ローラ7′
を通過した本発明の定着方法で定着されたOHPシート
P′の透過率を示す。
熱ローラ6.6′に離型剤を塗布しない場合は、第2回
に見るように、熱ローラ6.6′の温度を高くした範囲
で、本発明の定着方法と従来の定着方法によるものの透
過率の差が殆ど無くなるか、あるいは本発明の定着方法
によるものの方がむしろ透過率が低くなる傾向を示す。
に見るように、熱ローラ6.6′の温度を高くした範囲
で、本発明の定着方法と従来の定着方法によるものの透
過率の差が殆ど無くなるか、あるいは本発明の定着方法
によるものの方がむしろ透過率が低くなる傾向を示す。
これは、先にも述べたように、トナーに付着していた離
型剤が熱ローラ6に取られてしまうこと、および熱ロー
ラ6と圧接ローラ7を通過した段階でOHPシートP′
上のトナーが層状にされて熱ローラ6′に広い面で接触
するようになることから、トナーが熱ローラ6′にオフ
セットし易く、そのために定着したトナ一層の表面の凹
凸が激しくなることで生ずると考えられる。第4図と第
5図の電子顕微鏡写真はこれを証明している。すなわち
、熱ローラ6と圧接ローラ7を通過しただけのOHPシ
ートP′上のトナ一層表面は、第4図に見るように、と
ころどころに原型を留めるようなトナー粒子の存在が認
められてもそれ以外は比較的滑らかであるが、さらに離
型剤の塗布を行っていない熱ローラ6′と圧接ローラ7
′を通過したOHPシートP′上のトナ一層の表面は、
第5図に見るように、原型を留めるようなトナー粒子の
存在は認められなくなっている代わりに、熱ローラ6′
へのオフセットによると見られるさ一波状の凹凸が生じ
ていることが認められる。
型剤が熱ローラ6に取られてしまうこと、および熱ロー
ラ6と圧接ローラ7を通過した段階でOHPシートP′
上のトナーが層状にされて熱ローラ6′に広い面で接触
するようになることから、トナーが熱ローラ6′にオフ
セットし易く、そのために定着したトナ一層の表面の凹
凸が激しくなることで生ずると考えられる。第4図と第
5図の電子顕微鏡写真はこれを証明している。すなわち
、熱ローラ6と圧接ローラ7を通過しただけのOHPシ
ートP′上のトナ一層表面は、第4図に見るように、と
ころどころに原型を留めるようなトナー粒子の存在が認
められてもそれ以外は比較的滑らかであるが、さらに離
型剤の塗布を行っていない熱ローラ6′と圧接ローラ7
′を通過したOHPシートP′上のトナ一層の表面は、
第5図に見るように、原型を留めるようなトナー粒子の
存在は認められなくなっている代わりに、熱ローラ6′
へのオフセットによると見られるさ一波状の凹凸が生じ
ていることが認められる。
第2図に対して、熱ローラ6′に離型剤を塗布した第3
圓の場合は、熱ローラ6.6′の温度を高くしても、常
に本発明の定着方法によるものの方が従来の定着方法に
よるものよりも高い透過率を与える。しかも、第2図の
本発明の方法によるものよりも第3図の本発明の方法に
よるものの方が一層高い透過率を与える。
圓の場合は、熱ローラ6.6′の温度を高くしても、常
に本発明の定着方法によるものの方が従来の定着方法に
よるものよりも高い透過率を与える。しかも、第2図の
本発明の方法によるものよりも第3図の本発明の方法に
よるものの方が一層高い透過率を与える。
本発明の定着方法は、感光体ドラムからOHPシートに
トナー像を転写する画像形成装置に限らず、OHPシー
トに直接トナー像を形成する画像形成装置にも用いられ
、画像形成装置は一色のトナーから成る単色画像を形成
するものに限らず、複数色の!・ナーを用いたカラー画
像を形成するものでもよい。また、OHPシートが特定
の材質のものに限定されるものではない。さらに、本発
明の定着方法を実施する定着装置は、図示例のものに限
らず、熱ローラと圧接ローラの対をより多く用いたもの
でも、一対の熱ローラと圧接ローラの間にOHPシート
を繰り返し通ずようにしたものでも、1個の圧接ローラ
上に複数の熱ローラを設けたものでもよいし、圧接ロー
ラもヒータで加熱するようにしたものでもよい。3個以
上の熱ローラを用いたものでは、特に最後にOT−I
Pシートに接触する熱ローラに離型剤塗布手段を設ける
のが好ましい。
トナー像を転写する画像形成装置に限らず、OHPシー
トに直接トナー像を形成する画像形成装置にも用いられ
、画像形成装置は一色のトナーから成る単色画像を形成
するものに限らず、複数色の!・ナーを用いたカラー画
像を形成するものでもよい。また、OHPシートが特定
の材質のものに限定されるものではない。さらに、本発
明の定着方法を実施する定着装置は、図示例のものに限
らず、熱ローラと圧接ローラの対をより多く用いたもの
でも、一対の熱ローラと圧接ローラの間にOHPシート
を繰り返し通ずようにしたものでも、1個の圧接ローラ
上に複数の熱ローラを設けたものでもよいし、圧接ロー
ラもヒータで加熱するようにしたものでもよい。3個以
上の熱ローラを用いたものでは、特に最後にOT−I
Pシートに接触する熱ローラに離型剤塗布手段を設ける
のが好ましい。
なお、本発明を実施する複写機としては、OHP定着用
の操作を口が設けられていて、この操作釦を押すと像露
光、現像等のトナー像形成に関与する部分は全部停止し
て定着器による定着のみが行ねれる定着作動モードとな
り、そのモードで先にトナー像の形成、定着が行われた
O HPシー1〜を通ずことにより2度目の熱ローラを
通過する定着が行われる複写機が好適である。
の操作を口が設けられていて、この操作釦を押すと像露
光、現像等のトナー像形成に関与する部分は全部停止し
て定着器による定着のみが行ねれる定着作動モードとな
り、そのモードで先にトナー像の形成、定着が行われた
O HPシー1〜を通ずことにより2度目の熱ローラを
通過する定着が行われる複写機が好適である。
本発明の定着方法によれば、01−I Pシートに熱変
形を生ぜしめることなく、トナー像を光の透過性よく定
着させることができ、定着された○HPシートを用いて
投影された画像は色が鮮明で再現性に優れると言う効果
が得られる。
形を生ぜしめることなく、トナー像を光の透過性よく定
着させることができ、定着された○HPシートを用いて
投影された画像は色が鮮明で再現性に優れると言う効果
が得られる。
第1図は本発明の定着方法を実施する定着装置部分の概
要側面図、第2図、第3図はそれぞれ定着条件とトナー
像を定着されたO HPシートの光の透過率の関係を示
すグラフ、第4図は一度熱ローラを通過したOHPシー
トに定着されたトナーの粒子構造を示す電子顕微鏡写真
、第5図は本発明の方法によりOHPシートに定着され
たトナーの粒子構造を示す電子顕微鏡写真、第6図は従
来の定着方法を実施する電子写真複写機の例を示す概要
側面図である。 5・・・定着装置、 6,6′・・・熱ローラ、
7.7′・・・圧接ローラ、 10、10’ ・・・クリーニング部材、]、1.11
’・・・離型剤塗布手段、12・・・離型剤除去手段。 特許出願人 小西六写真工業株式会社】 2
要側面図、第2図、第3図はそれぞれ定着条件とトナー
像を定着されたO HPシートの光の透過率の関係を示
すグラフ、第4図は一度熱ローラを通過したOHPシー
トに定着されたトナーの粒子構造を示す電子顕微鏡写真
、第5図は本発明の方法によりOHPシートに定着され
たトナーの粒子構造を示す電子顕微鏡写真、第6図は従
来の定着方法を実施する電子写真複写機の例を示す概要
側面図である。 5・・・定着装置、 6,6′・・・熱ローラ、
7.7′・・・圧接ローラ、 10、10’ ・・・クリーニング部材、]、1.11
’・・・離型剤塗布手段、12・・・離型剤除去手段。 特許出願人 小西六写真工業株式会社】 2
Claims (3)
- (1)熱ローラが透過投影用シートのトナー像付着面に
接触して該シートを送ることにより該シートにトナー像
を定着させる方法において、該シートが一度熱ローラを
通過した後、再度熱ローラを通過することを特徴とする
透過投影用シートへのトナー像定着方法。 - (2)前記シートが2回目以降通過する熱ローラには離
型剤の塗布が行われる特許請求の範囲第1項記載の透過
投影用シートへのトナー像定着方法。 - (3)前記シートが前記離型剤の塗布が行われる熱ロー
ラを通過した後、該シートから離型剤を除去する手段を
通過する特許請求の範囲第1項記載の透過投影用シート
へのトナー像定着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096186A JPS62229173A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 透過投影用シ−トへのトナ−像定着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096186A JPS62229173A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 透過投影用シ−トへのトナ−像定着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62229173A true JPS62229173A (ja) | 1987-10-07 |
Family
ID=13446619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7096186A Pending JPS62229173A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 透過投影用シ−トへのトナ−像定着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62229173A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0266587A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-06 | Mita Ind Co Ltd | カラー画像定着装置 |
JPH0540424A (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP7096186A patent/JPS62229173A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0266587A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-06 | Mita Ind Co Ltd | カラー画像定着装置 |
JPH0540424A (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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