JPS6222913Y2 - - Google Patents

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JPS6222913Y2
JPS6222913Y2 JP1980182641U JP18264180U JPS6222913Y2 JP S6222913 Y2 JPS6222913 Y2 JP S6222913Y2 JP 1980182641 U JP1980182641 U JP 1980182641U JP 18264180 U JP18264180 U JP 18264180U JP S6222913 Y2 JPS6222913 Y2 JP S6222913Y2
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JP
Japan
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clamping plate
locking
frame
movable clamping
banknotes
Prior art date
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JP1980182641U
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JPS57106056U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、紙幣払出機などに着脱自在に装着
される紙幣収納箱に関するものである。
「従来の技術」 第1図は、紙幣払出機に装着された前記紙幣収
納箱の従来例を示したもので、図中、符号1は紙
幣払出機の装置本体であり、この装置本体1には
上下2段に紙幣収納箱2がそれぞれ装着されてい
る。
前記紙幣収納箱2は、実開昭52−8495号公報に
開示されたもので、開閉可能な上蓋3が設けられ
た箱形の枠体4の前面5に、繰出口6が形成され
ており、また枠体4の内部には、収納されている
紙幣7を常に繰出口6側へ押圧する可動挾持板8
が設けられていて、この可動挾持板8によつて繰
出口6に押圧された紙幣7が、装置本体1に設け
られた繰り出し機構9によつて一枚ずつ繰り出さ
れて、搬送機構10を介して装置本体1の払出口
11まで送られていくようになつている。
また、第2図は紙幣収納箱2の構造の詳細を示
したもので、上蓋3は、前面部材12の上部に蝶
番13を介して回動自在に取りつけられ、枠体4
の内部下方には、前面5から後面14に向かうガ
イド軸15が備えられており、その後方には上方
に突出した係止部16を備えたロツク部材17が
ピン18によつて枠体4に回動可能に、かつバネ
19によつて図中時計方向に付勢されて取り付け
られ、前記可動挾持板8は前記ガイド軸15に摺
動可能に、かつ図示略の弾性材料によつて繰出口
6側に付勢されて取り付けられ、この可動挾持板
8には、下方に突出した係止片20を持つ係止板
21が固定されていて、可動挾持板8を後退させ
てゆくと、前記係止部16と係止片20とが、互
いに係合して、可動挾持板8が繰出口6の方向へ
移動するのをロツクするようになつている。この
ロツクの解除は、前記ロツク部材17に形成され
たレバー部22の上部を、人手により押圧するこ
とによつて行なわれている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、前記紙幣収納箱2への紙幣7の装填
は、上蓋3を開いた状態にし、次いで、可動挾持
板8を枠体4の後面側に戻して前記ロツク部材1
7にロツクさせて行うが、この場合に、紙幣収納
箱2の紙幣収納スペース(枠体4の前面部材12
とロツクされた可動挾持板8とによつて挟まれる
範囲)に対して装填された紙幣量が、例えば約4
分の3以下のときには、紙幣7が倒れたり傾いた
りするので、可動挾持板8が紙幣7を繰出口6側
へ押圧していないこと(ロツクされていること)
が一目瞭然となり、ロツク解除を忘れることがな
い。しかし、装填された紙幣量が収納スペースに
一杯になるような時には、紙幣が倒れたり傾いた
りすることがなく、したがつて、可動挾持板8が
ロツクされているか、いないかの判断が外見から
はつきにくく、往々にしてロツクの解除が忘れら
れ易いという問題があつた。
そして、ロツクの解除が忘れられることによつ
て、初めのうちは紙幣7を繰り出すことができて
も次第に紙幣7が倒れるようになつて、繰り出し
が不能になるなどの不都合が発生する虞れがあつ
た。
この考案は、前述の問題を解決すべくなされた
もので、上蓋を閉じる操作で自動的に可動挾持板
のロツクが解除され、したがつて、ロツクの解除
が忘れられて使用中に繰り出し不能等の不都合が
発生することのない紙幣収納箱を提供することを
目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案に係る紙幣収納箱は、紙幣を装填するた
めに上部が開口した箱形をなすとともに前面に紙
幣を一枚ずつ繰り出すための繰出口が設けられた
枠体と、この枠体の上部開口を開閉する上蓋と、
前記枠体内に前後方向に移動自在に支持させると
ともに枠体の前面に向けて付勢されて、前記枠体
の前面と協働して、枠体内に装填された紙幣を繰
出口に押し付ける如く挾持する可動挾持板と、紙
幣装填時に前記可動挾持板を枠体の後面寄りの位
置に固定しておくロツク部材とを具備して、紙幣
払出機などに着脱自在に装着されるもので、前記
ロツク部材は、上下方向に移動自在に枠体に取り
付けられるとともにバネによつて上方に付勢さ
れ、かつ上限位置に位置しているときに前記可動
挾持板の係止がなされるように、前記可動挾持板
の係止孔に係合して該可動挾持板を係止する係止
部が上方に突出して設けられ、一方前記上蓋に
は、枠体の上部開口を閉じた状態のときには前記
ロツク部材を押し下げて前記係止部と係止孔との
係合を外すロツク解除部材が設けられている。
「作用」 本考案に係る紙幣収納箱おいて紙幣の装填は、
上蓋を開き、次いで紙幣を枠体前面の繰出口側に
押圧する可動挾持板を枠体後面寄りのロツク部材
により固定した状態にして行うが、前記ロツク部
材が、上下方向に移動自在に枠体に取り付けられ
るとともにバネによつて上方に付勢され、かつ上
限位置に位置しているときに前記可動挾持板の係
止がなされるように、前記可動挾持板の係止孔に
係合して該可動挾持板を係止する係止部が上方に
突出して設けられ、一方前記上蓋には、枠体の上
部開口を閉じた状態のときには前記ロツク部材を
押し下げて前記係止部と係止孔との係合を外すロ
ツク解除部材が設けられた構成となつているた
め、紙幣の装填が完了して、上蓋を閉じる操作
で、自動的にロツクの解除がなされる。
したがつて、ロツクの解除が忘れられて使用中
に繰り出し不能等の不都合が発生することがなく
なる。
「実施例」 以下、この考案の一実施例を第3図〜第5図に
基づいて説明する。
符号30で示すものは、箱形の枠体であり、こ
の枠体30の前面31には、繰出口32が形成さ
れるとともに、この繰出口32を覆い図示略の機
構によつて繰出口32の開閉を行なう前蓋33が
設けられており、また枠体30の上部開口は上蓋
34によつて開閉されるとともに、この上蓋34
は前面31の上部に取り付けられた蝶番35によ
つて回動可能に支持されている。さらに枠体30
の内部下方には、前記前面31から後面36に向
かうガイド軸37が備えられており、また後面板
38の中央には、2本のガイド用ピン39を鉛直
方向に離して配した支持台40が固定されてお
り、この支持台40には2本のガイド用ピン39
の離間距離より長い長孔41を備えたロツク部材
42が、前記ガイド用ピン39によつて上下方向
に摺動自在可能に保持されている。
このロツク部材42は、その上方に押圧部43
が備えられ、またその下方の枠体30の後面板3
8とは逆の順に、上方に突出し繰出口32側に傾
斜面44を持つ係止部45が備えられ、かつ後面
板38側の下方に一端が連結され他端が後面板3
8に連結されたバネ46によつて常に上方に付勢
されている。
また紙幣7を繰出口32側へ押圧する可動挾持
板47は、その摺動部48が前記枠体30のガイ
ド軸37に摺動可能に支持されるとともに、前記
摺動部48に形成されたバネ掛け部49に一端が
連結され他端が枠体30に形成されたバネ掛け部
50に連結された引張りコイルバネ51によつて
常に繰出口32側に付勢されている。
そして前記可動挾持板47の前記ロツク部材4
2側には、先端に当接部52を備えるとともに、
その後方にロツク部材42の係止部45を係合す
る係止孔53を備えた係止部材54が固定されて
いる。なお、この係止部材54とロツク部材42
との上下方向の位置関係は、ロツク部材42が上
限にあるときには、それぞれの係止孔53と係止
部45とが係合し、ロツク部材42が下限にある
ときには、それぞれの係止孔53と係止部45と
が離れるような関係になつている。
さらに前記上蓋34の、前記ロツク部材42の
押圧部43の上方に対向する箇所には、ロツク解
除部材55が固定されていて、このロツク解除部
材55は、枠体30内に突出した先端部56をも
ち、枠体30が上蓋34を閉じた状態にあるとき
には、ロツク解除部材55の先端部56が、ロツ
ク部材42の押圧部43を押圧して、ロツク部材
42をバネ46に逆つて下限の位置に移動させ
て、ロツクを解除する。
以上説明した紙幣収納箱30に紙幣7を装填す
るには、第5図に示すように、まず上蓋34を開
いておき、可動挾持板47を繰出口32側とは反
対方向に移動させてゆき、可動挾持板47に固定
された係止部材の当接部52がロツク部材42の
係止部45の傾斜面44に当たると、ロツク部材
42はバネ46に逆つて鉛直方向に降下させら
れ、さらに可動挾持板47を後退させると、バネ
46の引張り力によつて係止部材54の係止孔5
3にロツク部材42の係止部45が係合させられ
て、可動挾持板47がロツクされる。次いで第3
図に示すように内部に紙幣7を装填した後、上蓋
34を閉じると、上蓋34に形成されたロツク解
除部材55の先端部56がロツク部材42の押圧
部43を押し下げて、係止部材54の係止孔53
からロツク部材42の係止部45が外され、可動
挾持板47のロツクが自動的に解除される。
したがつて、ロツクの解除が忘れられて使用中
に繰り出し不能等の不都合が発生することがなく
なる。
なお前記ロツク部材42の押圧部43を人手に
よつて押圧してロツクを解除してもよい。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案に係る紙幣収納箱
おいて紙幣の装填は、上蓋を開き、次いで紙幣を
枠体前面の繰出口側に押圧する可動挾持板を枠体
後面寄りのロツク部材により固定した状態にして
行うが、前記ロツク部材が、上下方向に移動自在
に枠体に取り付けられるとともにバネによつて上
方に付勢され、かつ上限位置に位置しているとき
に前記可動挾持板の係止がなされるように、前記
可動挾持板の係止孔に係合して該可動挾持板を係
止する係止部が上方に突出して設けられ、一方前
記上蓋には、枠体の上部開口を閉じた状態のとき
には前記ロツク部材を押し下げて前記係止部と係
止孔との係合を外すロツク解除部材が設けられた
構成となつているため、紙幣の装填が完了して、
上蓋を閉じる操作で、自動的にロツクの解除がな
される。
したがつて、ロツクの解除が忘れられて使用中
に繰り出し不能等の不都合が発生することがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の紙幣払出機の概略説明図、第
2図は第1図の紙幣収納箱を示す断面説明図、第
3図〜第5図は本考案の一実施例を示すもので、
第3図は上蓋を閉じた状態の断面説明図、第4図
は第3図の−線から見た断面図、第5図は上
蓋を開いた状態の一部を省略した断面説明図であ
る。 7……紙幣、30……枠体、32……繰出口、
34……上蓋、42……ロツク部材、43……押
圧部、45……係止部、47……可動挾持板、5
3……係止孔、54……係止部材、55……ロツ
ク解除部材、56……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙幣を装填するために上部が開口した箱形をな
    すとともに前面に紙幣を一枚ずつ繰り出すための
    繰出口が設けられた枠体と、この枠体の上部開口
    を開閉する上蓋と、前記枠体内に前後方向に移動
    自在に支持させるとともに枠体の前面に向けて付
    勢されて、前記枠体の前面と協働して、枠体内に
    装填された紙幣を繰出口に押し付ける如く挾持す
    る可動挾持板と、紙幣装填時に前記可動挾持板を
    枠体の後面寄りの位置に固定しておくロツク部材
    とを具備して、紙幣払出機などに着脱自在に装着
    される紙幣収納箱において、前記ロツク部材は、
    上下方向に移動自在に枠体に取り付けられるとと
    もにバネによつて上方に付勢され、かつ上限位置
    に位置しているときに前記可動挾持板の係止がな
    されるように、前記可動挾持板の係止孔に係合し
    て該可動挾持板を係止する係止部が上方に突出し
    て設けられ、一方前記上蓋には、枠体の上部開口
    を閉じた状態のときには前記ロツク部材を押し下
    げて前記係止部と係止孔との係合を外すロツク解
    除部材が設けられたことを特徴とする可動挾持板
    のロツク機能付き紙幣収納箱。
JP1980182641U 1980-12-19 1980-12-19 Expired JPS6222913Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980182641U JPS6222913Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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JP1980182641U JPS6222913Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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Publication Number Publication Date
JPS57106056U JPS57106056U (ja) 1982-06-30
JPS6222913Y2 true JPS6222913Y2 (ja) 1987-06-11

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ID=29981186

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JP1980182641U Expired JPS6222913Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6065862U (ja) * 1983-10-12 1985-05-10 ローレルバンクマシン株式会社 紙幣収納箱

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55105787A (en) * 1979-02-05 1980-08-13 Omron Tateisi Electronics Co Device for mounting cash box

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629307Y2 (ja) * 1975-07-04 1981-07-13

Patent Citations (1)

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JPS55105787A (en) * 1979-02-05 1980-08-13 Omron Tateisi Electronics Co Device for mounting cash box

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JPS57106056U (ja) 1982-06-30

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