JPS62227974A - 難燃性接着剤組成物 - Google Patents

難燃性接着剤組成物

Info

Publication number
JPS62227974A
JPS62227974A JP7119886A JP7119886A JPS62227974A JP S62227974 A JPS62227974 A JP S62227974A JP 7119886 A JP7119886 A JP 7119886A JP 7119886 A JP7119886 A JP 7119886A JP S62227974 A JPS62227974 A JP S62227974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
vinyl acetate
adhesive
flame retardant
emulsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7119886A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kishi
正夫 岸
Hirokazu Matsuki
博和 松木
Kenji Sakata
憲治 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP7119886A priority Critical patent/JPS62227974A/ja
Publication of JPS62227974A publication Critical patent/JPS62227974A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は貯蔵安定性が付与され、5t1m性及び風合に
優れた車輌用の複合材料用エマルシラン型接着剤に関す
るものである。
〔従来の技術〕
近年、自動車、電車等のシートクッション材として使用
される複合材料であるウレタンフオームと綿布、不織布
、化学繊維等のラミネート加工物に於いて、難燃化の要
求が高まっている。特に対米輸出m(乗用車、トラック
、バス等)の複合材料に関しては、MVSS 302(
Motor Vehicle 5aftyStanda
rd)に示される燃焼性の安全基準に合格しなければな
らないという厳格な規定が定められている。
この様な要求に対処すべく現在実施されている一般的方
法においては、ウレタンフオームや綿布、不織布、化学
繊維等の基材自体を予め難燃加工処理したものを用いる
と共に接着剤も難燃性を有するものが使用されている。
従来、難燃性を有する複合材料用接着剤としてはハロゲ
ン原子を含むもの、即ら溶剤型のクロロプレン系接着剤
が主に用いられて来た。
該クロロプレン系接着剤を用いた場合、難燃性に関して
は問題ないものの、作業時の有機溶剤飛散による労働安
全問題や、火災、中毒等の問題を始めとする各種の難点
があり、省資源の観点からも脱溶剤型接着剤開発の要請
が高まっている。
これ等諸問題に対応すべく重合体エマルションとして、
I)クロロプレンラテンクス系接若剤、2)塩化ビニル
エマルション、3)塩化ビニリデンエマルション、4)
塩化ビニル・アクリル酸エステル共重合体エマルンヨン
、5)塩化ビニル・エチレン酢酸ビニル共重合体エマル
ンヨン等々を用いる事が4:?:案されている。
かかる重合体エマルションを単独で用いた場合、難燃性
付与という最大の課題が達成されないという致命的な問
題があり実用化されていない。
これ等を解消した難燃性接着剤として、既に本発明等は
重合体エマルションとハロゲン原子を含有する粉末状難
燃剤配合の接着剤を開発し、特許出願を行った(特開昭
57−187372号、特願昭61−7867号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記両技術共合成ゴムラテックスをベー
ス樹脂とし、ブロム系難燃剤及び難燃剤の補助剤又は相
乗剤として二酸化アンチモンを配合している関係、ヒ、
複合材料作成用に通常用いられるロールコータ−の種類
による塗布性上の問題があった。即ら、合成ゴムラテッ
クスは界面活性剤を含をする乳化重合体故、これを主成
分として用いた場合、水溶性高分子を用いた保護コロイ
ド重合体である酢酸ビニル系エマルション接着剤に比し
構造粘性を示すことから、ロールコータ−1中でも特に
ナチュラルコーク−使用時に於ける均一塗布性に問題が
あり、改良要求が高まってきている。
一方、塗布性に優れた酢酸ビニル系エマルションに液状
又は粉末状難燃剤を添加して難燃性を付与した接着剤も
堤案されているが、塗布性、風合、更には貯蔵安定性に
問題があり、実用に到っていない。
本発明の目的は環境問題、労働安全衛生問題を解消し、
接着性が優れ、且つ複合材料のデu燃性及び風合を損な
う事無く塗布性及び貯蔵女性に優れた接着剤を提供する
事にある。
〔問題を解決する為の手段〕
本発明者等は酢酸ビニルエマルションにWi tM 剤
としてハロゲン原子を含有する化学構造であり且つ粉末
状のものを添加し、更にホルムアルデヒドを配合する事
により、複合材料の接着性能を阻害する事無く難燃化を
達成せしめ、風合、塗布性、更には貯蔵安定性付与を図
る事が出来る事を見出し本発明に至った。
即ち本発明は (al酢酸ビニル系エマルションを固形分として100
重世部 (blハロゲン原子を含有する粉末状難燃剤を固形分と
して3〜50重量部、 Telホルムアルデヒドを0.0003〜2ff1世部
1、を含有して成る車輌用の複合材料用難燃性接着剤で
ある。
本発明に用いられる酢酸ビニル系エマルションは現在市
販されている固形分が30〜75%、粘度50〜100
00cps、 pH4〜12の酢酸ビニルエマルション
、アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体エマルショ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルション(以下
、EVAエマルシランと称する)、塩化ビニル−エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体エマルシラン、アクリル酸エス
テル−エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルシラン等が
挙げられる。
これらのなかで、特にロールコータ−1中でもナチュラ
ルコーターによる塗布適性、複合材料の風合、更には価
格面よりエチレン含有量10〜30重量%、ガラス転移
温度−5〜5℃、平均粒子径0.3〜1.5μを有する
、保護コロイド重合により得られたEVAエマルション
が好ましい。
本発明で用いるハロゲン原子を含有する粉末状難燃剤と
は、ハロゲン原子を含有する化学構造の、易燃性物質と
混在すれば該物質を難燃化できる化合物(以下「難燃剤
」と略称する)であり、室温で粉末状固体となりうるも
のである。具体的には、ヘキサプロムヘンゼン、デカブ
ロムビフェニル、デカブロムジフェニルエーテル、テト
ラブロムビスフェノールA、  4,4°−ビス−(2
,3−ジブロムプロポキシ)−テトラブロムビスフェノ
ールA、2.3−ジブロムプロポキシトリブロムフェノ
ールなどの芳香族臭素化物、芳香族塩素化物およびパー
ク1コロシクロデカン、ヘキサブロムシクロデカン、ド
デカクロロペンタシクロデカン等が代表的な化合物であ
る。巾でもデカブロムビフェニル、デカブロムジフェニ
ルエーテル、テトラブロムビスフェノールAおよびパー
クロロシクロデカンが重合体エマルションの分+11i
性に優れることから好ましい。
一般的に水性エマルションに難燃剤を配合するには、液
状の難燃剤の方が粉末状難燃剤よりも配合作業性上多少
有利であるが、液状難燃剤は主成分である水性エマルシ
コンの粒子に悪影響を及ぼし、貯蔵中に配合物が増粘、
分離、ゲル化等を起こすと同時に接着性能も阻害すると
いう問題を生ずる。
該難燃剤は酢酸ビニル系エマルションの固形分100重
量部に対し、3〜50重珊部の範囲で添加して用い、特
に10〜35@量部の範囲が好ましい。難燃剤が3重足
部より少ない場合は、所望する難燃効果が得られず、5
0重量部より多い場合は得られた接着剤の粘度が低過ぎ
てロールコータ−による塗布適性が極めて悪くなり、接
着性能及び風合に悪影響を及ぼす。
難燃剤の添加方法は、酢酸ビニル系エマルションに直接
添加すれば良いが、より均一にt1燃剤を分散せしめる
為には、難燃剤を予め水に分散したものを用いる事が望
ましい。向、難燃剤を水に分散せしめる際、アルキル硫
酸エステル塩類、ナフタレンスルフオン酸ホルマリン縮
合物類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリ
オキシエチレン脂肪酸エステル類、アルキルアミン塩類
等の界面活性剤を用いる事が望ましい。
本発明に於ける難燃剤の効果増進を目的として補助剤又
は相乗剤として、リン酸アンモン、ポリリン酸アンモン
、トリフェニルホスフェート、トリフェニルホスファイ
ト、トリクレジルホスフェート、トリス(ハロゲン化ア
ルキル)ホスフェート等のリン酸化合物、アンチモン酸
塩、有機アンチモン化合物、二酸化アンチモン等のアン
チモン化合物を添加して用いる事が望ましい。これ等の
化合物の内、特に効果的で好ましい化合物は二酸化アン
チモンである。
補助剤又は相乗剤の添加量は前記した難燃剤に対して、
10〜200 fflffi%の範囲であり、好ましく
は20〜50重量%の範囲である。 10重量%より少
ない場合は、所望する難燃効果が得られず、200重吋
%より多い場合は、得られた接着剤の粘度が高(なりロ
ールコータ−による塗布適性が極めて悪くなり、接着性
能及び風合が著しく悪化する。添加方法としては0j記
した難燃剤に所定星配合し、水に分散して用いる方法が
作業上都合が良く好ましい方法である。
本発明のホルムアルデヒドはその重合体であるバラホル
ムアルデヒドも含む。ホルムアルデヒドの添加方法とし
てはパラホルムアルデヒドヲiff接酢酸ビニル系エマ
ルションに添加してもよいが、通常はホルムアルデヒド
水溶液として添加するのが一般的である。ホルムアルデ
ヒド水?8 ?&としては工業的に扱われているホルム
アルデヒド分37±0.5重量%、メタノール含有■2
〜12Ii星%のものが代表的であるが、特にこれに限
定するものではない。
ホルムアルデヒドは本発明の接着剤組成物に於いて貯蔵
安定性の面から不可欠の成分である。特に合成ゴムラテ
ックスの例に見るごと<、一般的に中性以上のpl+を
有する水性エマルションを主成分とし、ブロム系難燃剤
及び三酸化アンチモンを配合した系では充分貯蔵安定性
は確保されるのに対し、低pt+酢酸ビニル系エマルシ
ジンを主成分とした系においては、室温貯蔵1日で粘度
低下、分^U、更には異臭発生等々の特異現象が発生ず
る。
このような特異現象は非常に短ル1間で発生することに
鑑みると、黴等によるいわゆる腐敗現象とは異質の現象
である。
ホルムアルデヒドが安価且つ防腐剤としての効果に優れ
ている事は周知のことである。しかしながらかかる特異
現象に対して顕著な貯蔵安定付与効果があることは未だ
知られておらず、本発明汗が初めて発見したものである
ホルムアルデヒドの含有割合は酢酸ビニル系エマルショ
ンの固形分100 ffl量部に対して、0.0003
〜2重里部の範囲であるが、0.003〜0.03重子
部の範囲が好ましい。0.0003重里部より少ない場
合は顕著な貯蔵安定性効果が認められず、2重尾部より
多い場合はいわゆるホルマリン臭が強くなり、複合材料
作成時の作業環境に問題があり実用性にかける。
本発明の接着剤には必要に応じ、消泡剤、充填剤、着色
剤、造膜助剤、凍結防止剤、増粘剤、液状難燃剤等を本
発明の目的を阻害しない範囲で用いても良い。
本発明の接着剤は、例えば攪拌機付きの槽に酢酸ビニル
系エマルション、予め水に分散させた難燃剤及び補助剤
又は相乗剤、ホルムアルデヒド水溶液を仕込んで得られ
る。
本発明の接着剤の使用に於いては、基材に塗布する場合
は、通常ロールコータ−にて塗布されるが、特にロール
コータ−の種類は選ばない。塗布面は、二材料の何れの
側であっても構わない。又接着剤を硬化又は乾燥させる
際、室温又は加熱下の何れでも良いが、実際の生産工場
に於いては80〜130℃で熱風乾燥される。
以上、本発明による得られた難燃性接着剤は、エマルシ
ョン型ゆえをa溶剤による環境問題や労働安全衛生問題
の心配が無く、しかも従来エマルション型接着剤では達
成されなかった難燃性を具備し、接着性能も良好という
特徴と合わせて、風合、更には塗布性、貯蔵安定性に優
れる事から、難燃性の要求度の高い車輌用の複合材料用
接着剤として実用価値は極めて高いものである。
〔実施例〕
次ぎに実施例及び比較例にて、本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれ等に限定されるものでは無い。尚、
以下に於いて特に措定の無い限り、部及び%は重量基準
とする。
実施例1 水100重量部に難燃材としてテトラブロムビスフェノ
ールAを110部、補助材又は相乗剤として二酸化アン
チモンを40部、分散用界面活性剤としてデモールNを
0.1部を配合し、充分混練して、60%固形分のペー
スト状物を得た(以下、難燃剤ペーストと称す)。
つぎにEVAエマルシジンとしてパンフレックス0M−
28(■クラレ製商品名、固形分55%、粘度1200
0 cps 、pt15.5 、平均粒子径0.7 p
、エチレン含を■22重吋%、丁g −1’C) 10
0部、fl燃剤とて前記難燃剤ペースト30部及びホル
ムアルデヒド水溶?&(三井東圧化学株式会社製、固形
分37%、メタノール含有量3%) 0.03部配合し
、充分混合して、粘度5000cpsの本発明の難燃性
接着剤を得た。以下に示す方法にて複合材料の試料を作
成し、同じく以下の試験法にて物性を評価し、結果を表
−1に示した。
l)複合材料試料作成(シートクッション材)厚さ5m
m、比重0.022の難燃処理されたウレタンフオーム
に上記した難燃性接着剤を50g/ rrr =布し、
直ちに厚さ0.15m5の難燃処理されたポリエステル
製不織布を覆せ、自重2kgのゴムロールにて圧着し、
80℃熱風乾燥機にて1分間乾燥して、車輌用のシート
クッション材に用いる71合材料を作成した。
2)試験法 2−1)接着性能 ■)で得たシートクッション材から、幅25龍、長さL
oommのサンプルを切断し、25℃、50%RHの条
件下にてテンシロン型引張試験機により、荷重スピード
200mm/分で180°ピーリングテストを実施した
。これを5点につき実施して、平均値を求めた。
2−2)難燃性 1)で得たシートクッション材から幅1001、長さ3
20 m−のサンプルを切断し、MVSS 302に準
じて10点につき燃焼試験を実施し、その平均値を求め
た。これを下記の如くランク付けし評価した。
評価法 ・着火后標線前で自己消火するもの・−・−=5点・着
火后標線を越えて5CI11以下でしかも60秒以内で
消火するもの  −−−−−3点・上記3点の状態以上
に燃焼するもの・・−1点以下の例に於ても上記と同し
評価法を用いた。
2−3)風 合 1)で得たシートクッション材から100謙■×100
■自のサンプルを切断し、指触にてその硬軟の度合いを
観察すると共に、シートクッション材の不織右側に50
0gの分銅を乗せて1分後の沈み長さをスケールにて測
定し、合わせて下記のごとく表示した。
○−・−指触にて柔らかく、且つ沈み長が2部1以上 △・・−・指触にてやや硬く、且つ沈み長がl〜2龍 x−−−−−−一指触にて硬く、且つ沈み長が11以下
2−4)貯蔵安定型 接着剤をポリエチレン製の500c(広口瓶に採取し、
20℃にて保管し、経日毎の粘度変化を測定するととも
に分離及び異臭発生の有無について観察し、下記の如く
表示した。
粘度安定性 ○・・・・−・・粘度変化なし △・・・−若干低粘度化傾向有り ×−・−もとの粘度の1/2以下に低下分離及び異臭発
生の有無 O−・・−・−異常なし △−−−−−若干分離顛向有り、但し異臭なし×−−−
一分離及びアミン臭に似た異臭有り2−5)塗布性 !!ζ谷理1111’lガムアンプテスターを用い、7
8rpmの回転速度にてロール上に接着剤を巻き上げ、
転写ロール面の均一性を観察し、下記の如く表示した。
○・・−転写ロールに均一に転写される△−・−転写ロ
ールに若干筋目発生 ×・−・・−転写ロールが筋目状になる実施例2 ホルムアルデヒド水溶液をメタノール含有計8%品に変
えた以外は実施例1と同様にして粘度5000cpsの
本発明の難燃性接着剤を得た。実施例1と同様に試料を
作成し、物性を評価し、結果を表−1に示した。
実施例3 実施例1で用いたEVAエマルシぢンをパンフレックス
0M−4200(■クラレ製商品名、固形分55%、粘
度4500cps 、pH5,5、平均粒子径0.5μ
、エチレン含有118%、Tg −1”C)にかえた以
外は実施例1と同様にして粘度2500cpsの本発明
の難燃性接着剤を得た。実施例1と同様に試料を作成し
、物性を評価し、結果を表−1に示した。
実施例4 ホルムアルデヒド水溶液の量を0.0006部とした以
外は実施例1と同様にして粘度5000cpsの本発明
の難燃性接着剤を得た。実施例1と同様に試料を作成し
、物性を評価し、結果を表−1に示した。
実施例5 ホルムアルデヒド水溶液の量を2.75部とした以−外
は実施例1と同様にして粘度5000cpsの本発明の
難燃性接着剤を得た。実施例1と同様に試料を作成し、
物性を評価し、結果を表−1に示した。
実施例6 難燃剤ペーストの星を54部とした以外は実施例1と同
様にして粘度1500cpsの本発明の難燃性接着剤を
得た。実施例1と同様に試料を作成し、物性を評価し、
結果を表−1に示した。
実施例7 難燃剤ペーストをの■を3.3部とした以外は実施例1
と同様にして粘度8500cpsの本発明の難燃性接着
剤を得た。実施例1と同様に試料を作成し、物性を評価
し、結果を表−1に示した。
比較例1 ホルムアルデヒド水溶液を全く用いない以外は実施例1
と同様にして粘度5000cpsの難燃性接着剤を得た
。実施例1と同様に試料を作成し、物性を評価し、結果
を表−1に示した。
比較例2 実施例1で用いたIKVAエマルシッンのかわりにスチ
レン−ブタジェン共重合体ラテックス(三井東圧化学株
式会社製、商品名ポリランク750、固形分48%、p
H6,5)を用い、難燃剤ペーストの呈を27部とした
以外は実施例1と同様にして粘度5000cpsの難燃
性接着剤を得た。実施例Iと同様に試料を作成し、物性
を評価し、結果を表−1に示した。
〔発明の効果〕
表−1から明らかな様に、本発明の難燃性接着剤は、車
輌用の複合材料の接着剤として、環境問題や労働安全衛
生問題の心配が無く、接着性能を阻害することなく、難
燃性、風合、塗布性特にナチュラルコーターでの塗布性
に優れ、しかも貯蔵安定性が大幅に付与されており、実
用価値は極めて高く、その意義は大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)酢酸ビニル系エマルションを固形分として100
    重量部 (b)ハロゲン原子を含有する粉末状難燃剤を固形とし
    て3〜50重量部、 (c)ホルムアルデヒドを0.0003〜2重量部、を
    含有して成る車輌用の複合材料用難燃性接着剤。
JP7119886A 1986-03-31 1986-03-31 難燃性接着剤組成物 Pending JPS62227974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7119886A JPS62227974A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 難燃性接着剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7119886A JPS62227974A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 難燃性接着剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62227974A true JPS62227974A (ja) 1987-10-06

Family

ID=13453733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7119886A Pending JPS62227974A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 難燃性接着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62227974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014194036A (ja) * 2007-08-24 2014-10-09 Bayer Materialscience Ag 低粘性の接着性ポリマー水性分散体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5197639A (ja) * 1975-02-25 1976-08-27 Setsuchakuzaisoseibutsu
JPS53145847A (en) * 1977-05-25 1978-12-19 Nippon Kasei Chem Adhesive composition
JPS57187372A (en) * 1981-05-13 1982-11-18 Mitsui Toatsu Chem Inc Adhesive

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5197639A (ja) * 1975-02-25 1976-08-27 Setsuchakuzaisoseibutsu
JPS53145847A (en) * 1977-05-25 1978-12-19 Nippon Kasei Chem Adhesive composition
JPS57187372A (en) * 1981-05-13 1982-11-18 Mitsui Toatsu Chem Inc Adhesive

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014194036A (ja) * 2007-08-24 2014-10-09 Bayer Materialscience Ag 低粘性の接着性ポリマー水性分散体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4082887A (en) Coating composition for a fibrous nonwoven sheet of polyolefin
JPS58122948A (ja) エチレンインタ−ポリマ−に基づく、充てんし且つ可塑化した有機酸含有熱可塑性組成物
US2540996A (en) Process for protecting plastic and enameled surfaces and composition therefor
EP0011829B1 (en) Blends of clay, processing oils and ethylene/vinyl ester copolymers and the process for preparing them
JP3379839B2 (ja) ゴムコーティング布用コーティング組成物
US2382731A (en) Adhesive
JPS62227974A (ja) 難燃性接着剤組成物
US2464855A (en) Vinyl resin composition containing a stearic acid amide of ethylene diamine
JP5985873B2 (ja) 難燃性樹脂組成物
US3297477A (en) Heat-sealable composite sheet
EP0536391A4 (ja)
US2947710A (en) Pressure sensitive adhesive composition and tape coated therewith
JPS62187777A (ja) 難燃性接着剤
US2917476A (en) Latex-based intumescent coating compositions containing solid plasticizers
JPS5810514B2 (ja) カ−ペツトバツキング用組成物
US2233090A (en) Adhesive-coated sheet material
WO2005026246A1 (en) Fire retardant coating
JP2943865B1 (ja) 発泡性樹脂組成物及び発泡シート
JPS6231753B2 (ja)
JP3111326B2 (ja) 人工スエード状構造物
JPH0134558B2 (ja)
JPH01153782A (ja) 難燃性接着剤
JP4022957B2 (ja) 難燃発泡性シート、難燃発泡シート及びそれよりなる壁紙並びに床材
JPH10158980A (ja) 繊維製品裏打ち用接着剤組成物
JPS60215878A (ja) 難燃性人工皮革状構造物