JPS62227373A - 選択的温熱療法に用いる塞栓材 - Google Patents
選択的温熱療法に用いる塞栓材Info
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- Electrotherapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分９ｆ）
未発明は悪性腫瘍、即ち癌治療への適用において優れた
効果を有するものである。
効果を有するものである。
（従来技術）
現在の一般的な癌の治療法としては１手術による腫瘍の
切除、放射線療法、抗癌剤の投与等かある。
切除、放射線療法、抗癌剤の投与等かある。
また、温熱療法そのものについては全身加温および局所
加温による方法があり１例えば全身加温としては加温し
たパラフィン中に患者を浸す方法、体外で加温した血液
を体内に循環させる方法があり１局所加温としては、腫
瘍組織内に熱プローブを穿刺する方法、ｊｆｌ ｆｆ波
加温方法、マイクロ波（２４５０ＭＨｚ）による加温方
法、ラジオ波（８Ｍ Ｈｚ ）利用による方法等がある
。
加温による方法があり１例えば全身加温としては加温し
たパラフィン中に患者を浸す方法、体外で加温した血液
を体内に循環させる方法があり１局所加温としては、腫
瘍組織内に熱プローブを穿刺する方法、ｊｆｌ ｆｆ波
加温方法、マイクロ波（２４５０ＭＨｚ）による加温方
法、ラジオ波（８Ｍ Ｈｚ ）利用による方法等がある
。
局部の加温温度は少なくとも４２℃以−ヒに確実に加温
されることが望ましいとされている。
されることが望ましいとされている。
一方、これとは別に塞栓材を血管に詰めるいわゆる塞栓
療法という癌治療の方法も試みられている。
療法という癌治療の方法も試みられている。
（発明が解決しようとする聞題点）
しかしながら、針の穿刺法、ラジオ波以外の方
。
。
法は体内深層の腫瘍に対して温熱療法を行うことができ
ない。また、８ Ｍ Ｈｚのラジオ波による体内深層加
温に関しても実際に腫瘍が加温されているかどうかを知
ることが難しい問題がある。
ない。また、８ Ｍ Ｈｚのラジオ波による体内深層加
温に関しても実際に腫瘍が加温されているかどうかを知
ることが難しい問題がある。
本発明はかかる問題を解決したものである。
（問題を解決するための手段）
［％ｐち、その特徴とするところは、塞栓治療法と温熱
療法をミックスした新しい局所加温塞栓療法に関するも
のである。
療法をミックスした新しい局所加温塞栓療法に関するも
のである。
これについて更に詳述すると、塞栓法に関して磁性粉を
含有した生体吸収性高分子材料より成る微粒子１例えば
鉄粉含有のポリ乳酸微粒子を血管に通したカテーテルに
よって腫瘍患部に導き当該部の血管を塞栓し、かかる塞
栓材中の鉄粉を体外よりの誘導加熱にて加温するもので
、塞栓とかかる鉄粉を加熱することによる加温の相乗に
よって選択的な治療効果を高めたものである。
含有した生体吸収性高分子材料より成る微粒子１例えば
鉄粉含有のポリ乳酸微粒子を血管に通したカテーテルに
よって腫瘍患部に導き当該部の血管を塞栓し、かかる塞
栓材中の鉄粉を体外よりの誘導加熱にて加温するもので
、塞栓とかかる鉄粉を加熱することによる加温の相乗に
よって選択的な治療効果を高めたものである。
なお、かかる微粒子状の塞栓材のサイズは塞栓材として
の機ず距即ち、血管への塞栓作用の面より直径が５１Ｌ
ｍ−１，０ｍｍに調製されて成ることを必要とし、５ｐ
ｍ未満では粒子が細か過ぎて塞栓材としての機能を果さ
ず、１．０ｍｍを越えると血管細部までこれを導くこと
ができないで共に好ましくない。
の機ず距即ち、血管への塞栓作用の面より直径が５１Ｌ
ｍ−１，０ｍｍに調製されて成ることを必要とし、５ｐ
ｍ未満では粒子が細か過ぎて塞栓材としての機能を果さ
ず、１．０ｍｍを越えると血管細部までこれを導くこと
ができないで共に好ましくない。
また、磁性粉としては誘導加熱により発熱する鉄、ニッ
ケル等の強磁性体が好ましく、生体吸収性高分子材料と
してはポリ乳酸、ポリグリコール酸、或いはこれらの共
重合体で、これが溶解したときｐＨが酸性を示すものが
好ましい、また、磁性粉と生体吸収性高分子材料１は適
当に混合されたり、磁性粉を芯にしてマイクロカプセル
化してもよい。おのおのの比率は任意であり、かかる微
粒子に抗癌剤を含有させＤＯＳ （ｄｒｕｇ ｄｅ
１ｉｖｅｒｙ ｓｙｓｔｅｍ）薬剤とすることもでき
、比重の異なる微粒子も作＊Ｉｉｒ能である。
ケル等の強磁性体が好ましく、生体吸収性高分子材料と
してはポリ乳酸、ポリグリコール酸、或いはこれらの共
重合体で、これが溶解したときｐＨが酸性を示すものが
好ましい、また、磁性粉と生体吸収性高分子材料１は適
当に混合されたり、磁性粉を芯にしてマイクロカプセル
化してもよい。おのおのの比率は任意であり、かかる微
粒子に抗癌剤を含有させＤＯＳ （ｄｒｕｇ ｄｅ
１ｉｖｅｒｙ ｓｙｓｔｅｍ）薬剤とすることもでき
、比重の異なる微粒子も作＊Ｉｉｒ能である。
一方、これの適用は必要な大きさの粒子のものを必要量
注入することで対応し、体外より磁石により磁性粉を誘
引し、任意の場所までこれを誘導させることもできる。
注入することで対応し、体外より磁石により磁性粉を誘
引し、任意の場所までこれを誘導させることもできる。
（作用）
このようにＩト１瘍部に塞栓された磁性粉は体外よ′
りの１通導加熱によって加温される。これを例示し
゛ たＩ−面により説明すると、鉄芯（１）に励磁コ
イ′°′ ル（２）を巻きつけた磁力発生装２１
（３）中に磁性粉（４）を体内に塞栓した患者（５）を
収容し文論電流を筺して所申の周波数の交番磁束を発生
させると身体を貫く磁力線が発生し、磁性粉（４）に渦
電流が生じて磁性粉ｎ体が発熱するもので、特に、ラジ
オ波、マイクロ波による温熱療法とは異なり磁性粉のみ
の選択的な加温が可能であり局部の加温温度を、理想と
される４２℃以上に確実に加温させることができる。
りの１通導加熱によって加温される。これを例示し
゛ たＩ−面により説明すると、鉄芯（１）に励磁コ
イ′°′ ル（２）を巻きつけた磁力発生装２１
（３）中に磁性粉（４）を体内に塞栓した患者（５）を
収容し文論電流を筺して所申の周波数の交番磁束を発生
させると身体を貫く磁力線が発生し、磁性粉（４）に渦
電流が生じて磁性粉ｎ体が発熱するもので、特に、ラジ
オ波、マイクロ波による温熱療法とは異なり磁性粉のみ
の選択的な加温が可能であり局部の加温温度を、理想と
される４２℃以上に確実に加温させることができる。
このことにより腫瘍部のみの温熱療法が可能となるもの
である。
である。
（実施例）
く塞栓材の製造法〉
ポリ乳酸１０ｇをＣＨ２Ｃｌ□、２４０ｃｃに溶解する
。これに３００メツシユ以下の大きさを有するものが９
８％以にの鉄粉１０ｇを８シ合させ、ポリビニールアル
コール（ＰＶＡ）の１％水溶Ｍ ２５００ｃｃに室温ド
にて滴ドする。このときＰｖＡ水溶液はモーターにて攪
はんし、室温下にて乳化分散させる。その後液温を３５
℃まで、Ｅ昇させ、液中乾燥によりＣＨ，Ｃ１２を除き
鉄粉含有ポリ乳酸粒子を得た。収率６１％、その内８０
メツシュ以下のもの９１％であった。
。これに３００メツシユ以下の大きさを有するものが９
８％以にの鉄粉１０ｇを８シ合させ、ポリビニールアル
コール（ＰＶＡ）の１％水溶Ｍ ２５００ｃｃに室温ド
にて滴ドする。このときＰｖＡ水溶液はモーターにて攪
はんし、室温下にて乳化分散させる。その後液温を３５
℃まで、Ｅ昇させ、液中乾燥によりＣＨ，Ｃ１２を除き
鉄粉含有ポリ乳酸粒子を得た。収率６１％、その内８０
メツシュ以下のもの９１％であった。
（発明の効果）
かかる方法による効果はこれを適用したとき塞栓により
癌組織への酸素供給並びに栄養が遮断されること、生体
吸収性高分子材料即ち、ポリ乳酸、ポリグリコール醜、
或いはこれらの共重合体が溶解したとき”＋Ｍ部のｐＨ
を低ドさせ、これが温熱効果を昂進させる作用があるこ
と、的を絞っ・て局部的に温熱作用を午えることができ
ること等、温熱療法と塞栓療法との相乗効果により優れ
た治療効果をかえることができるものである。
癌組織への酸素供給並びに栄養が遮断されること、生体
吸収性高分子材料即ち、ポリ乳酸、ポリグリコール醜、
或いはこれらの共重合体が溶解したとき”＋Ｍ部のｐＨ
を低ドさせ、これが温熱効果を昂進させる作用があるこ
と、的を絞っ・て局部的に温熱作用を午えることができ
ること等、温熱療法と塞栓療法との相乗効果により優れ
た治療効果をかえることができるものである。
図面は木発ＩＪＪの療法を例示した側面図。
（１）−一鉄芯 （２）−一励磁コイル（４）−一磁性
粉
粉
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、磁性粉を含有した生体吸収性高分子材料より成る微
粒子状の塞枠材をカテーテルによって腫瘍患部に導いて
当該部の血管を塞栓し、かかる磁性粉を体外よりの誘導
加熱によって加温することを特徴とする選択的温熱療法
。 ２、生体吸収性高分子材料中に磁性粉を含有させ、その
直径を５μｍ〜１．０ｍｍの微粒子状に調製して成るこ
とを特徴とする塞栓材。 ３、生体吸収性高分子材料がポリ乳酸、ポリグリコール
酸、或いはこれらの共重合体であることを特徴とする特
許請求の範囲第２項記載の塞枠材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61070274A JPH0626594B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 選択的温熱療法に用いる塞栓材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61070274A JPH0626594B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 選択的温熱療法に用いる塞栓材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62227373A true JPS62227373A (ja) | 1987-10-06 |
| JPH0626594B2 JPH0626594B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=13426772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61070274A Expired - Lifetime JPH0626594B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 選択的温熱療法に用いる塞栓材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626594B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01123626A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-16 | Terumo Corp | 被覆型マイクロカプセルおよびその製造法 |
| JP2004528922A (ja) * | 2001-05-29 | 2004-09-24 | サイムド ライフ システムズ， インコーポレイテッド | 射出成形した血管閉塞要素 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57136463A (en) * | 1981-01-09 | 1982-08-23 | Daburiyuu Rando Robaato | Method and apparatus used in killing tumor |
| JPS61106174A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | 大山 國賀 | 磁場に反応する微粉を用ひて、磁場を利用して行ふ癌に対する温熱療法 |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP61070274A patent/JPH0626594B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57136463A (en) * | 1981-01-09 | 1982-08-23 | Daburiyuu Rando Robaato | Method and apparatus used in killing tumor |
| JPS61106174A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | 大山 國賀 | 磁場に反応する微粉を用ひて、磁場を利用して行ふ癌に対する温熱療法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01123626A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-16 | Terumo Corp | 被覆型マイクロカプセルおよびその製造法 |
| JPH0534051B2 (ja) * | 1987-11-06 | 1993-05-21 | Terumo Corp | |
| JP2004528922A (ja) * | 2001-05-29 | 2004-09-24 | サイムド ライフ システムズ， インコーポレイテッド | 射出成形した血管閉塞要素 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0626594B2 (ja) | 1994-04-13 |
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