JPS62227339A - 磁気共鳴診断装置 - Google Patents

磁気共鳴診断装置

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JPS62227339A
JPS62227339A JP61072912A JP7291286A JPS62227339A JP S62227339 A JPS62227339 A JP S62227339A JP 61072912 A JP61072912 A JP 61072912A JP 7291286 A JP7291286 A JP 7291286A JP S62227339 A JPS62227339 A JP S62227339A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic resonance
pulse
diagnostic apparatus
time constant
resonance diagnostic
Prior art date
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Pending
Application number
JP61072912A
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English (en)
Inventor
重英 久原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は磁気共鳴現象に基づく信号を観11 して被検
体内の特定原子核の空間的分布をall定する磁気共鳴
診断装置に係り、特にFID信号を観測する磁気共鳴診
断装置に関する。
(従来の技術) 被検体内からの磁気共鳴に基づく信号を観測する方法の
一つに、T M R(Topical  M agnc
tieRc s o n a n c!3)法がある。
これは被検体の表面付近にプローブコイルを置き、かつ
静磁場の均質領域をプローブコイル哲、傍に集中させて
、プローブコイルの特性上静磁場の均一領域との組合せ
により、被検体内の局所からの磁気共鳴信号を観測する
ものである。TMR法においては、第4図に示すように
被検体に一様な静磁場および所定の勾配磁場を印加した
状態で高周波パルスとして90°パルス(Hl)を印加
し、その90°パルスの印加直後から検出される自由誘
導減衰(FID)信号を受信して観測する。
磁気共鳴イメージングでは通常、FID信号を観測する
代わりに90°/180°パルス系列を用いたスピンエ
コー法によりエコー信号を観測している。しかし、スピ
ンエコー法が適用できるのは水素原子核のように横緩和
時間T2の長い核の磁気共鳴を観測する場合に限られて
おり、31P(原子量31のリン)原子核のようなT2
の短い核に対しては磁気共鳴信号の減衰が速いため、適
用は難しい。そこで、こうしたT2の短い原子核に関す
る三次元イメージングにおいても、90°パルスの印加
によってFID信号を観測する方法が使用される。
しかしながら、FID信号は90°パルスの印加直後に
生じるものであるため、FID信号を受信する受信回路
へ90°パルスが漏れると、受信回路内の低域通過フィ
ルタが90°パルスに対して異常過渡応答を起こし、F
ID信号に対して直ぐには応答することができず、FI
D信号を正確に観測できないという問題がしばしば発生
する。
このような90°パルスによるフィルタの異常過渡応答
を避けるため、通常は受信回路内に90°パルス発生時
に受信動作を停止させるクエンチ回路が設けられる。と
ころが、受信回路は微弱なFID信号を検出するために
極めて高感度に設計される関係で、クエンチ回路を設け
ても90’パルスの漏れを完全に防ぐことはできない。
一方、通常の二次元イメージングにおいても、31Pの
ような横緩和時間T2の短い原子核に関する磁気共鳴を
観7IIJするためにFID信号を受信観測しなければ
ならない場合には、同様のことが問題となる。二次元イ
メージングでFID信号を観測するには通常、第5図に
示すようなパルスシーケンスが用いられる。この場合、
図に示すように90°パルスの印加後、位相補正のため
に勾配磁場Gzを反転させてからFIDが生じる。この
勾配磁場Gzの反転している時間内に、90″パルスの
受信回路への漏れによるフィルタの異常過渡応答は回復
できるので、FID信号の観測には支障はない。
しかし、このような勾配磁場の反転時間内にFID信号
自体も減衰するから、S/N良くFID(g号を検出す
るためには、勾配磁場の反転に要する時間を最小にする
ことが望まれる。位相の補正に必要な反転勾配磁場は、
その強度と持続時間との積が、選択励起パルス(この場
合90@パルス)の印加時に加える勾配磁場Gzのそれ
の半分程度であればよいことが知られている。従って、
勾配磁場Gzとして第5図に実線で示した磁場に代えて
、破線で示すような持続時間の短い磁場を印加すれば、
FID信号の減衰を少なくすることができる。ところが
、勾配磁場Gzの持続時間を短くすると、受信回路への
90″パルスの漏れによるフィルタの異常過渡応答が、
FIDia号が到来するまでの間に十分には回復できな
いことになり、上述と同様の問題が生じることになる。
(発明が解決しようとする問題点) このようにFID信号を受信観測する場合には、受信回
路への90°パルスの漏れによる低域通過フィルタの異
常過渡応答のため、正しくFID信号を観測することが
難しいという問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、受信回路への90°パルスの漏れによる影響を受
けずにFID信号を正しく受信底Al11できる磁気共
鳴診断装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、FID信号の受信回路内に設けられる低域通
過フィルタ回路を時定数可変とし、その時定数を90°
パルスの印加時に太き(し、FID信号の受信時に小さ
くする制御手段を備えたことを特徴とする。
(作用) 本発明においては、90″パルスの印加時はFID信号
の受信時に比べて受信回路内の低域通過フィルタ回路の
時定数が大きくなることにより、受信回路内に漏れてき
た90″パルスに対して応答しにくくなる。従って、9
0″パルスの印加直後におけるFID信号の受信開始時
点では、フィルタは初期状態に近い状態にまで十分回復
でき、しかも時定数が90″パルスの印加時より小さく
なっているので、FID信号を正しく受信観測すること
が可能となる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係る磁気共鳴診断装置の概
略構成を示すブロック図である。同図において、静磁場
生成コイル1は電源2により通電され、2方向の一様な
静磁場を発生する。勾配磁場生成コイル3a、3bは駆
動回路5により駆動されて2方向に沿う線形勾配磁場を
発生し、さらに静磁場生成コイル4は駆動回路6により
駆動されてx、y方向に沿う線形勾配磁場を発生する。
これらの静磁場および勾配磁場が、図示しない被検体(
生体)に印加される。なお、駆動回路5゜6はシステム
コントローラ17によって制御される。
プローブコイル7は、システムコントローラ17によっ
て制御されるRFパルス発生器8から発生される適当な
波形の高周波パルスが、デュプレクサ9を介して印加さ
れることによって、被検体内において磁気共鳴を誘起さ
せるための回転磁界を形成する。この回転磁界によって
生じる横磁化が、プローブコイル7の両端に磁気共鳴に
基づく信号として誘起される。なお、この例では回転磁
界形成のための送信用プローブコイルと、磁気共鳴に基
づく信号を受信するためのプローブコイルに共通のプロ
ーブコイル7を用いているが、別々に設けられていても
よい。
プローブコイル7に誘起された磁気共鳴に基づく信号(
この場合、FID信号)は、デュプレクサ9を介して受
信回路1,0に入力され、RF増幅器11で増幅された
後、直交位相検波器のような検波器12により検波され
てビデオ帯域の信号となり、さらに低域通過フィルタ回
路13によって高域雑音成分が除去される。
受信回路10の出力信号はA/D変換器14によりディ
ジタル化された後、コンピュータ15に入力される。コ
ンピュータ15はフーリエ変換等の所定の信号処理を行
なって被検体内の特定原子核(水素原子核、 P原子核
等)の密度分布を求め、表示装置16にその結果を送っ
て表示させる。
コンピュータ15はシステムコントローラ17の制御も
行なう。
低域通過フィルタ回路13は例えば第2図に示すように
3段階に時定数が切換え可能な構成となっており、その
時定数はシステムコントローラ17によって制御される
。第2図において3つの抵抗21,22.23は抵抗値
R1、R2,3がR1>R3>R2に関係に選ばれてお
り、システムコントローラ17により切換えられるアナ
ログスイッチまたはFETからなるスイッチ24によっ
て選択され、コンデンサ25とともに低域通過フィルタ
を形成する。フィルタ出力は、バッファ増幅器26を介
して取出される。
ここで、90′1パルスの印加時にはスイッチ24によ
り抵抗21が選択され、時定数は最も大きい値τ1とな
る。これにより受信回路10への90°パルスの漏れに
対して、フィルタ回路13は応答しにく(なる。すなわ
ち、受信回路10に漏れ込んだ90″パルスによるコン
デンサ25の充電量が小さく抑えられる。
次に、90″パルスの印加終了直後(FID信号の受信
開始時)にはスイッチ24により抵抗22が選択され、
時定数は最も小さい値τ2となることにより、フィルタ
回路13はFID信号に速やかに応答する。すなわち、
コンデンサ25の電圧がFID信号に高速に追従して変
化する。
そして、次にスイッチ24により抵抗23が選択され、
FID信号を受信観測するのに最も適したy147定数
73 (τ1>τ3>τ2)となる。
このようにフィルタ回路13の時定数を切換えることに
よって、受信回路10に漏れ込んだ90″パルスによる
フィルタ13の異常過渡応答が抑制され、90″パルス
の印加直後においてもFID信号を正確に受信観測する
ことができる。
第3図は本発明で使用する低域通過フィルタ回路13の
他の構成例を示したもので、入力段に演算増幅器31を
設けるとともに、2つのスイッチ32.33によって演
算増幅器31をバッファ増幅器と、入出力を比較する比
較器とに機能が切換えられるようになっている。スイッ
チ32.33はシステムコントローラ17によって制御
される。
90″パルスの印加時には、スイッチ24により抵抗2
1が選択され時定数がτ1に設定されるとともに、スイ
ッチ32がオン状態、スイッチ33がオフ状態となって
、演算増幅器31はゲインが1のバッファ増幅器として
動作する。
90°パルスの印加終了直後(FID信号受信開始時)
には、スイッチ24により抵抗22が選択され時定数が
τ2に設定されるとともに、スイッチ32がオフ状態、
スイッチ33がオン状態となることにより、演算増幅器
31は入力Vlnと出力voutとを比較する比較器と
して動作する。この状態では時定数が最も小さい値τ2
であるばかりでなく、演算増幅器31(比較器)の出力
電圧が大となるため、第2図の場合よりさらに高速でF
ID信号に追従できる。すなわち、FID受信開始時点
でVinと出力V outとに差がある場合、例えばV
 in> V Outの場合には、比較器として動作し
ている演算増幅器31の出力は高レベル(電源電圧に等
しい)となるため、コンデンサ25は急速に充電される
。そして、コンデンサ25の電圧、つまり出力V ou
tが入力Vinに等しくなると、演算増幅器31の出力
は低レベルとなり、コンデンサ25の充電は停止される
。V in< V outの場合も同様にしてv ou
tはV in1対して速やかに追従することになる。
そして、次にスイッチ24により抵抗23が選択され、
時定数がτ3に設定されるとともに、スイッチ32がオ
ン状態、スイッチ33がオフ状態となって、演算増幅器
31は再びゲインが1のバッファ増幅器となり、FID
信号が正しく受信観測される。このように第3図の例に
よれば、FID信号に対する追従性をさらに高めること
ができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施する
ことができる。例えば第2図および第3図に示した低域
通過フィルタ回路では、抵抗の値を切換えて時定数を可
変する構成としたが、コンデンサの容量を切換えてもよ
い。また、時定数の可変は90″パルスの印加時とFI
D信号の受信時との2段階のみの切換えでも、よい。ま
た、抵抗の値やコンデンサの容量を連続的に変化させて
、時定数を徐々に変化させる構成とすることも可能であ
る。さらに、90″パルスの印加終了後に時定数を小さ
くするタイミング、および演算増幅器31をバッファ増
幅器から比較器へと切換えるタイミングは、90°パル
スの印加終了直後である必要は必ずしもなく、適当な遅
延を持たせてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、受信回路への90″パルスによる低域
通過フィルタ回路の異常過渡応答を防止し、FID信号
を正しく受信観測することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る磁気共鳴診断装置の構
成を示すブロック図、第2図および第3図は本発明にお
ける時定数可変の低域通過フィルタ回路の具体例を示す
回路図、第4図はTMR法のパルスシーケンスを説明す
るためのタイムチャート、第5図は二次元イメージング
でFID信号を観測する場合のパルスシーケンスを説明
するためのタイムチャートである。 1・・・静磁場生成コイル、3a、3b、4・・・勾配
磁場生成コイル、7・・・プローブコイル、8・・・R
Fパルス発生器、10・・・受信回路、13・・・時定
数可袈の低域通過フィルタ回路、17・・・システムコ
ントローラ(制御手段)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体に一様な静磁場と、所定の勾配磁場を印加
    するとともに、高周波90°パルスを印加することによ
    り、被検体内からの磁気共鳴に基づく自由誘導減衰信号
    を受信して観測する磁気共鳴診断装置において、前記自
    由誘導減衰信号の受信回路内に設けられる低域通過フィ
    ルタ回路を時定数可変とし、その時定数を前記90°パ
    ルスの印加時に大きくし、前記自由誘導減衰信号の受信
    時に小さくする制御手段を備えたことを特徴とする磁気
    共鳴診断装置。
  2. (2)前記低域通過フィルタ回路は時定数がτ_1、τ
    _2、τ_3(但し、τ_1>τ_3>τ_2)の3段
    階に可変であり、前記制御手段は該フィルタ回路の時定
    数を前記90°パルス印加時にτ_1、該90°パルス
    の印加終了後にτ_2、前記自由誘導減衰信号の受信時
    にτ_3にするものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の磁気共鳴診断装置。
  3. (3)前記低域通過フィルタ回路は、バッファ増幅器と
    、入出力を比較する比較器とに機能が切換え可能な演算
    増幅器を備えたものであり、前記制御手段は前記90°
    パルスの印加時に該フィルタ回路の時定数を大きくする
    とともに、該演算増幅器をバッファ増幅器として動作さ
    せ、前記自由誘導減衰信号の受信時に該フィルタ回路の
    時定数を小さくするとともに、該演算増幅器を比較器と
    して動作させる制御を行なうものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の磁気共鳴診
    断装置。
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