JPS6222590A - 高分子加水分解酵素含有乾燥組成物及びその製造方法 - Google Patents

高分子加水分解酵素含有乾燥組成物及びその製造方法

Info

Publication number
JPS6222590A
JPS6222590A JP60158357A JP15835785A JPS6222590A JP S6222590 A JPS6222590 A JP S6222590A JP 60158357 A JP60158357 A JP 60158357A JP 15835785 A JP15835785 A JP 15835785A JP S6222590 A JPS6222590 A JP S6222590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
enzyme
hydrolase
starch
amylase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60158357A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Ishida
昌彦 石田
Ryoichi Haga
良一 芳賀
Toshio Yahagi
矢萩 捷夫
Yusaku Nishimura
勇作 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60158357A priority Critical patent/JPS6222590A/ja
Publication of JPS6222590A publication Critical patent/JPS6222590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、酵素製剤及びその製造方法に係り、特に、純
度の低いもしくは稀薄な高分子加水分解酵素の溶液から
得られる酵素含有乾燥組成物及びその製造方法に関する
ものである。
〔発明の背景〕
現在、ぶどう糖や異性化糖は、殿粉をα−アミラーゼや
グルコアミラーゼを用いて加水分解して工業生産されて
いる。このように、アミラーゼやプロテアーゼをはじめ
とする高分子加水分解酵素は、天然高分子原料から有用
な低分子物質を工業生産するのに極めて有用である。
一般に、酵素は酵素生産菌を液体培養して製造される。
工業用酵素製剤としては、培養が液をそのまま濃縮した
濃縮液か、乾燥した粉末、あるいは分離精製して得られ
る濃縮液もしくはその乾燥粉が用いられる。しかし、培
IFF液の濃縮液や粗乾燥品には、培養液中に含まれる
有臭成分及び着。
色成分が多量に含まれるため、目的とする反応生成物を
分離精製する際、I&終的に除去することが必要となっ
てくる。また、培養r液中には、目的酵素を破壊するプ
ロテアーゼをも含むことが多い。
このため、酵素反応を利用して有用物質を生産する際に
は、これら不利益となる不純物を除去することが必要と
なってくる。こうした酵素製剤に関する最新の技術とし
て、アルファ アミラーゼの好熱菌による製法の研究(
Studies on an α−Amylase f
ros+ a Thrmophilic Bacter
ia )が公知である。
酵素の精製は、一般にモレキュラシーブ(分子ふるい:
商品名)、イオン交換液体クロマト、塩析、pH沈殿等
の各種の物理、化学的方法を組み合わせた複雑なプロセ
スにより行うこととなり極めて多大な労力、時間、経費
を必要とする。一方、以前より、アミラーゼは基質の殿
粉に選択的に吸着することが知られており、殿粉粒子に
吸着後。
脱着する方法も報告されている。しかし、脱着に際して
は、塩溶液、酸もしくはアルカリ溶液を脱離液として用
いることとなり、後処理として塩や酸、アルカリの除去
が必要となる。
これらの精製した溶液中の酵素は重量濃度では極めて稀
薄であるため、通常の工業的な方法では損失が多く乾燥
しにくい。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、高分子加水分解酵素を含む純度の低い
もしくは稀薄、な溶液から効率よく該酵素を分離・濃縮
して安定な乾燥組成物を製造する方法及び組成物自体を
提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明者らは高分子加水分解酵素を含む培養済液などの
純度の低いかつ稀薄な酵素溶液から目的とする高分子加
水分解酵素を分離精製し、実用性の高い酵素製剤を製造
する方法について鋭意研究を行った。
発明者らは従来方法の欠点を解決すべく検討し、まず、
α−アミラーゼを含むα−アミラーゼ生産菌の培養済液
と殿粉粒子を実質上反応がおこらない低温下で接触させ
、生成したα−アミラーゼ、殿粉複合体を分離して洗滌
した0次いで、該複合体を冷水で洗滌後、そのまま噴霧
乾燥機で乾燥した。その結果、培養ろ液中に含まれてい
た不純物を持ち込むことなく、かつ稀薄せずにα−アミ
ラーゼを濃縮精製し、極めて収率よく安定な乾燥酵素製
剤として回収できることを見い出し本発明に到達した。
上記の研究成果に基づいて創作した本発明に係る高分子
加水分解酵素含有乾燥組成物の製造方法の要旨を更に要
約して概説するならば、本発明方法の特徴とする処は、
高分子加水分解酵素の水溶液と、不溶性もしくは難溶性
の固体高分子基質とを、氷点を越えかつ実質的に反応し
ない温度以下の温度で接触させて酵素・基質複合体を形
成させ。
これを乾燥することである。この方法によれば。
殿粉やデキストリンを基質とするアミラーゼ類すなわち
α−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、β−アミラーゼ等
が使用できる。この他、セルローズやリグノセルロース
を基質とするセルラーゼ、イヌリンを基質とするイヌラ
ーゼ、蛋白質を基質とする各種プロテアーゼが含まれる
。上記酵素は、特に耐熱性を有するものが有用である。
酵素含有液としては、主として生体の分泌液。
すなわち培養が液や体液、消化液及び生体からの抽出液
が用いられる。その他、酵素利用において出てくる酵素
含有液、例えば、反応生成物と残存酵素を含む反応終了
液や酵素の分離精製プロセスにおける酵素を含有する溶
液が含まれる。
使用する酵素の吸着剤としては、氷点以上でかつ実質的
に反応しない温度以下で不溶もしくは難溶性の基質が用
いられる。具体的な例としては。
殿粉ではとうもろこし、馬鈴薯、甘藷の殿粉粒全6般、
セルロースはセルロース及びリグノセルロースを含有す
る粉末もしくは微細繊維、イヌリンは植物のイヌリン粒
やイヌリンの結晶、蛋白質はカゼイン、コラーゲン等が
用いられる。吸着剤として用いられる固体基質の許容溶
解濃度は、酵素の種類、酵素の目標とする回収率、温度
、共存溶質、pH等によって変わるが、0.1 %以下
、好ましくは0.01 %以下である。溶解度が高いと
、酵素分子が溶解している基質分子と結合した分だけ。
酵素・基質複合体として回収できなくなるためである。
吸着剤としての基質の使用量は、酵素の種類。
濃度、目的酵素以外の不純物、特に無機塩もしくは高分
子電解質の濃度、pH等によって変化するため特定でき
ない、しかし、実質的には酵素含有液の20wt%以下
、好ましくは5%以下の範囲で用いられる。
酵素含有液と吸着剤用固体基質とを接触する方法は、特
に限定されず、各種の公知の方法が適用できる0例えば
、酵素含有液に吸着剤として固体基質を添加しても、吸
着剤用固体基質の充填層に酵素含有液を通してもよい、
接触時の温度や時間等は、酵素の特性、吸着剤用固体基
質の特性、酵素と吸着剤用固体基質の濃度、目的酵素以
外の不純物の組成等によって適宜選択される。一般には
温度は氷点以上、10℃以下、時間は10分間以内で、
多くは2分間以内で達成される。
酵素・固体基質複合体の分離方法は特に限定されず、公
知の固液分離方法が充分適用できる。酵素含有液と固体
基質とを混合接触した場合には、遠心力や重力による沈
降分離及び濾過法が用いられる。分離した酵素・固体基
質複合体には母液が付着しているが、母液中の不純物を
さらに除去したい時には、酵素・固体基質複合体を洗滌
すればよい。洗滌方法は特に限定されず、各種の公知の
方法が適用できる。洗滌剤は通常、水が用いられるが、
酵素、固体基質の種類と複合体の性質により、適宜選択
して使用できる0例えば、 0.1 M以下の稀PH緩
衝液等も用いられる。
乾燥方法は固体基質の乾燥に用いられてきた従来公知の
方法が適用できる。ただし、その温度はその酵素単独の
耐熱条件により限定される。通常、複合体中の酵素は酵
素そのものよりも熱に安定であることを見い出しており
、酵素単独よりも50℃高い温度を上限とすることがで
きる。
乾燥方法の具体例としては、噴霧乾燥、気流乾燥、減圧
上加熱乾燥ドラム乾燥等があげられる。
もちろん、凍結乾燥法も充分使用できる。
〔発明の実施例〕
次に本発明の実施態様の一例を第1図に示すフローを用
いて説明する。
培養槽1に、加水分解酵素生産菌培養用の培地溶液を入
れ、所定の温度、pH1雰囲気下で所定時間培養後、培
養液2を移送配管3により貯槽4に貯留する。貯槽中の
培養液2は配管3′により遠心分離機5に導き入れ、こ
こで分離された液状成分は移送配管6により貯槽9の中
に培養ろ液8として貯留する。分離機5で分離された菌
体スラリ11は配管7を経て菌体スラリ貯槽10に貯留
される。菌体外に分泌される酵素であれば、本培養枦液
8を酵素原料液として使用する。次に、培養ろ液8は配
管15を経て酵素・固体基質複合体調製槽11′に導き
、固体基質スラリ貯槽13から供給される固体基質14
と接触させ、酵素・固体基質複合体を形成させる。生成
した酵素・固体基質複合体懸濁液12は移送配管15′
を経て遠心演過機19に導いて固液分離する1分離した
複合体は必要に応じ洗滌水貯槽16から配管18を経て
供給される洗滌液17で洗滌される。ろ液と洗滌液は合
せて配管23を経て貯槽25内に洗滌廃液24として貯
留される。一方、遠心I過機19で炉別された酵素・固
体基質複合体スラリは配管20を経て雲霧乾燥機21に
供給され、酵素・固体基質複合体の乾燥粉末22が得ら
れる。
以下、本発明の効果を実施例及び比較実施例を用いてさ
らに詳しく説明する。
実施例1 可溶性殿粉1.5 %、ポリペプトン0.5 %、酵母
エキス0.5 %、りん酸第1カリウム0.7%、りん
酸第2ソーダ0.35 %、硫酸マグネシウム・7水和
物o、oot%、及び水道水を含む液体培地(pH6,
0)を内容積5fiの培養槽に1.52−分注し、12
0℃で20分間殺菌する。これに上記と同組成の培地を
用いて嫌気的雰囲気下に60℃で培養した多熱性α−ア
ミラーゼ生産菌(クロスツリジウム属細菌、通商産業省
工業技術院寄託登録&791g)の菌体懸濁液80gを
添加した0次いで、培養槽気相部をアルゴンガスで置換
後、嫌気条件下で培養した。培養槽内のPHを6.0 
 に、温度を60℃に自動調整しながら50時間培養し
た。この培養液を、8.00Orpmで10分間遠心分
離して菌体を除去し、α−アミラーゼ活性5.2単位7
mlの培養済液1.5 Qを得た。
本培養液中には無機塩1.1 %、α−アミラーゼ以外
の有機物を2.1 %含む、また、本培養が液の固形分
あたりの比活性は102単位/gであった。特に有機物
中には酢酸、プロピオン酸を主成分とする揮発性脂肪酸
を約0.3 %含むため、不快な酸臭と硫化物臭とを有
する。
次に、本培養ろ液0.5  Ω(α−アミラーゼ260
0単位含有、pH6,0)を5℃に冷却し、局方の馬鈴
薯殿粉Logと水15gとを混合した殿粉スラリ25g
を添加し、撹拌下で2分間保持した。上記の液を遠心分
離(3000r p m 、 5分間)してα−アミラ
ーゼ・殿粉複合体のスラリ25gと清澄液0.5 Ωと
を得た。上記スラリ25.に蒸縮水100m1(5℃、
pH6,0)を添加し。
混合した後、遠心分離(3,00Orpm、5分間)し
て洗滌したα−アミラーゼ・殿粉複合体スラリ30gと
洗滌廃液95 m 71を得た。上記清澄液と洗浄廃液
とを合せ、α−アミラーゼ活性を測定した結果、殿粉に
吸着しなかったα−アミラーゼ活性は98単位以下であ
った。したがって、供試培養ろ液中のα−アミラーゼの
96%をα−アミラーゼ・殿粉複合体として回収したと
推算した0本複合体スラリに水30mΩを添加し、これ
を小型噴霧乾燥機(乾燥塔容積:100Q)を用いて、
以下の条件で乾燥した。ムロ空気温度120’C1出ロ
空気温度60℃1通気量0.9rrl’/min、試料
注入速度8mfi/min。
乾燥機の乾燥塔及びサイクロン内の粉末を収集し、乾燥
粉末7.8 gを回収した0本乾燥工程に於ける殿粉の
回収率は78%でありα−アミラーゼ活性の回収率は7
3%であった6本棚品は純白で無臭に近く、無機塩の含
量は吸着用として用いた殿粉と同じ0.02  %であ
った。
本標品の一部分を室温に2ケ月保存後、活性を測定した
結果、99.8 %以上の活性を保持して。
いた。
次に1局法とうもろこし殿粉25gと60℃の温水50
 m mとの混合物に乾燥α−アミラーゼ標品2g(4
86単位)を添加し、77gの反応混液とした。これを
80℃で40分間反応させ、DElo、1 の反応液を
得た0本反応液は培養f液由来の臭や色もなく、半透明
のかすかな殿粉臭を有する溶液である。また、反応液中
の無機塩濃度は0.02 %以下であった。
比較例1 ・実施例1と同一バッチの培養済液0.5  mをその
まま同一仕様の噴霧乾燥機で全量乾燥した。乾燥機の乾
燥塔及びサイクロン内の粉末を収集し。
乾燥粉末3.5 gを回収した0本棚品は装置内壁に付
着し易く、歩留りが低い1本乾燥工程における固形分回
収率は29%であり、α−アミラーゼ活性の回収率は2
2%であった1本棚品は茶褐色で酸臭を有し、吸湿性が
高い。無機塩の含量は45%であった。
本標品の一部分を室温に2ケ月保存後、活性を測定した
結果、89%の活性を保持していた。
次に、局法とうもろこし殿粉25gと60”Cの温水5
0mffとの混合物に乾燥α−アミラーゼ標品2.98
  g (486単位)を添加し、78gの反応混液と
した。これを80℃で40分間反応させ、DE9.8 
の反応液を得た0本反応液は淡黄褐色で揮発性有機酸臭
を有する果透明の溶液である。また1反応液中の無機塩
濃度は1.8 %であった。
比較例2 実施例1と同一バッチの培養が液0.5  Qをロータ
リエバポレータ(内圧:5閣Hg、浴温60℃)で50
gに濃縮した。本濃縮液は暗赤褐色で強い不快臭を有し
、固形分11.9g(有機物6.5 g、無機物5.4
  g)を含む、α−アミラーゼ活性の回収率は95%
であった。
本標品を室温に2ケ月保存した結果、腐敗し、9%の活
性が残存しているのみであった。一方、同一バッチの本
標品を2℃に2ケ月保存した結果。
部分的な腐敗がおこり、残存活性は31%であった。
次に1局法とうもろこし殿粉25gと60℃の温水50
mΩとの混合物に乾燥α−アミラーゼ標品9.84  
g (486単位)を添加し、85gの反応混液とした
。これを80℃で40分間反応させ、DE9.6 の反
応液を得た6本反応液は淡黄褐色で揮発性有機酸臭を有
する半透明の溶液である。また、上記反応液中の無機塩
濃度は1.3 %であった。
比較例3 実施例1と同一バッチの培養が液0.5  Q (α−
アミラーゼ2600単位含有、pH6,0)を5℃に冷
却し、局方とうもろこし殿粉10gと水15gとを混合
した殿粉スラリーを添加し、撹拌下で1分間保持した。
上記の液を遠心分離して(3500rpm、5分間)し
て、α−アミラーゼ・殿粉複合体スラリ26gと清澄液
0.5 Qとを得た。上記スラリー26gに蒸留水10
0mQ (5℃、pH6,0)を添加して混合した。次
いで、この液を遠心分@ (3000p p m、5分
間)して洗滌した複合体スラリ31gと洗滌廃液95 
m Qとを得た。上記清澄液を洗滌廃液とを合せ、α−
アミラーゼ活性を測定した結果、殿粉を吸着しなかった
α−アミラーゼ活性は105単位以下であった。
したがって、供試培gII液中のα−アミラーゼの95
%をα−アミラーゼ・殿粉複合体として回収したと推算
した。
上記の洗滌ずみのα−アミラーゼ・殿粉複合体スラリ3
0gをフィルタ付きカラムに充填した。
カラム上部からの2M食液水(苛性ソーダを添加しp 
H9、0に調整)0.5uで溶出し、α−アミラーゼ含
有溶出液0.5  党を得た。本α−アミラーゼ精製液
のPHを、(6N塩酸を少量添加して)6.5 に調製
した。本α−アミラーゼ精製液は無色透明、無臭である
が、食塩を含む。
次いで、本α−アミラーゼ精製液を小型噴霧乾燥機(乾
燥塔容積:100Q)を用いて以下の条件下で乾燥した
。入口空気温度120℃、出口空気温度60℃、通気量
0.9rrl’/min、試料注入速度8mA/min
乾燥機の乾燥塔及びサイクロン内の粉末を収集し、乾燥
粉末31gを得た1本乾燥工程に於ける液中の固形分の
回収率は53%であった。そしてα−アミラーゼ活性の
回収率は39%であった。
本標品は純白で無臭に近いが、無機塩の含量は100%
であり、吸湿性が高い0本棚品の固形分あたりの比活性
は32.7単位/gであった。
本標品を室温に2ケ月保存後、活性を測定した結果、9
9.8 %以上の活性を保持していた。
次に、局法とうもろこし殿粉25gと60℃の温水50
mAとの混合物に乾燥α−アミラーゼ標品14.9  
g (486単位)を添加し、90gの反応混液とした
。これを80℃で40分間反応させ、DEl、6 の反
応液を得た。本反応液は培養が液由来の臭や色もなく、
半透明のかすかな殿粉臭を有する溶液である。しかし、
無機塩濃度は16.7 %と極めて高い。
実施例2 糸状菌アスペルギルス・オリゼ(Aspergillu
sorizae ATCC1003)の培養が液1.5
 Qを調製した。本培養決液には無機液1.05 %、
グルコアミラーゼ以外の有機物を2.2 %含む、また
、本培養が液の比活性は4.8単位/ m Qであった
なお、水液は黄色で強いこうじ臭を有する。
次に、本培養が液0.5  Q (グルコアミラーゼ2
400単位含有、pI46.2)を7℃に冷却し2局方
の馬鈴薯殿粉Logを添加し、撹拌下で1分間保持した
。上記の液を遠心分離(3500r p m 。
10分間)してグルコアミラーゼ・殿粉複合体を回収し
た。このグルコアミラーゼ・殿粉複合体を8℃の水50
mQに懸濁し、再度遠心分離して、グルコアミラーゼ・
殿粉複合体のスラリ26gと洗滌廃液49 m Qとを
得た。上記の母液と洗滌廃液とを合せグルコアミラーゼ
活性を測定した結果、殿粉に吸着しなかったグリコアミ
ラーゼ活性は、111単位以下であることから]供試培
養済液中のグルコアミラーゼの95.4 %をグリコア
ミラーゼ・殿粉複合体として回収したと推算した。
次に、本複合体スラリに水30mff1を添加し、小型
噴霧乾燥機(乾燥塔容積:100Q)を用いて以下の条
件下で乾燥した。入口空気温度110℃、出口空気温度
50℃、通気量1 、2 i / m i n 。
試料注入速度8mQ/min。
乾燥機の乾燥塔及びサイクロン内の粉末を収集し、乾槽
粉末7.9 gを回収した。本乾燥工程に於ける殿粉の
回収率は79%であり、グリコアミラーゼ活性の回収率
は52%であった。本標品は純白で無臭に近く、無機塩
の含量は、吸着用として用いた殿粉と同じ0.02 %
であった。
本標品の一部分を室温に2週間保存後、活性を測定した
結果、95%以上の活性を保持していた。
次に、可溶性殿粉Logと50℃の温水60gとの混合
物に、上記の乾燥グリコアミラーゼ標品2.56  g
 (420単位)を添加し、72.6  gの反応混液
とした。これを55℃で40分間反応させた結果、DE
88.1  の粘液を得た。
本反応液は無色透明であり、わずかな殿粉臭を有する。
また1反応液中の無機塩濃度は0.02%以下であった
比較例4 実施例2と同一バッチの培養I液0.5 Ωを凍結乾燥
した(内圧:2mHg以下)、乾燥標品は暗赤褐色で不
快臭を有し、極めて吸湿性が高い。
回収量15.5  gのうち無機物5.23  g、有
機物10.3  Kを含む。グリコア、ミラーゼ活性の
回収率は90%であった。
本標品を室温に2ケ月保存した結果、92%の活性を保
持していた。一方、同一バッチの本標品を2℃に2ケ月
保存した結果、残存活性は98%を有した。
次に、可溶性殿粉Logと50℃の温水60gとの混合
物に、上記の乾燥グリコアミラーゼ標品2、Og (4
20単位)を添加し、72.0  gの反応液とした。
これを55℃で40分間反応させた、DE9.5 の反
応液を得た。本反応液は淡黄褐色でこうじ臭の強い半透
明の溶液である。また。
上記反応液中の無機塩濃度は1.8 %であった。
比較例5 実施例1と同一バッチの培養が液0.5 12を5℃に
冷却し1局方の馬鈴薯殿粉10gを添加し。
撹拌下で1分間保持した。上記の液を遠心分離(350
0r p m、10分間)して、グルコアミラーゼ殿粉
複合体を回収した。このグルコアミラーゼ・殿粉複合体
を7℃の水50mQに懸濁し、再度遠心分離して、グル
コアミラーゼ・殿粉複合体のスラリ31gと洗滌廃液9
5 m 12とを得た。上記の清澄液と洗滌廃液とを合
せ、グルコアミラーゼ活性を測定した結果、殿粉を吸着
しなかったグルコアミラーゼ活性は104単位以下であ
った。したがって、供試培養が液中のグルコアミラーゼ
の95%をグルコアミラーゼ・殿粉複合体として回収し
たと推算した。
上記の洗滌ずみのグルコアミラーゼ・殿粉複合体スラリ
30gをフィルタ付きカラムに充填した。
カラム上部から2M食塩水(苛性ソーダを添加し、pH
9,0に調’l1l)  0.5  Ilで溶出し、グ
ルコアミラーゼ含有溶出液0.5  Qを得た。本グル
コアミラーゼ精製液を凍結乾燥した(内圧:2++nH
g)−乾燥標品はほぼ無色でこうじ臭はない。収量は5
8.7  gで、うち無機物100%、有機物は0.0
1  %以下であった。グリコアミラーゼ活性の回収率
は72%であった。
本標品を室温に2ケ月保存した結果、81%の活性を保
持していた。一方、同一バッチの本標品を2℃に2ケ月
保存した結果、残存活性は95%を有した。
次に、可溶性殿粉Logと50℃の温水60gとの混合
物に、上記の乾燥グリコアミラーゼ標品15g(420
単位)を添加し、85gの反応液とした。これを55℃
で40分間反応させ、DEl、0 の反応液を得た。本
反応液は無色、不透明でわずかな殿粉具の有する溶液で
ある。また、上記反応液中の無機塩濃度は17,7 %
であった。
実施例3 イヌリン1.5 %、酵母エキス0.1  %、りん酸
第1カリウム0.05 %、りん酸第2カリウム0.0
1 %、硫酸マグネシウム・7水和物0.05%、硫酸
アンモニウム0.2 %及び水道水を含む液体培地2Q
 (pH5,7)を内容積52の培養槽入れ、120℃
で20分間殺菌する。
これに同上培地で嫌気的に培養したイヌラーゼ生産菌サ
ツカロミセス・フラジリス (Saccharomyces fragilis I
FO−0288)に属する酵母菌の菌体懸濁液100g
を添加し、嫌気条件下で、PHを5.7 に自動調整し
ながら30℃で48時間培養した。次いで、この培養液
を、6000rpmで5分間、遠心分離して菌体を除去
し、イヌラーゼ活性1.2単位/mQの培養が液1.9
50を得た。本培養液中には無機塩0.25 %、イヌ
ラーゼ以外の有機物を0.95 %含む、特に有機物中
にはエチルアルコールを0.3  %の他、酢酸を含み
、アルコール臭と弱い酸臭とを有する。
この培3I諺液0.5 Qにイヌリン粉末5gを添加し
、撹拌下で2分間保持した。上記の液を遠心分7179
 (3000rpm、5分間)してイヌラーゼ・イヌリ
ン複合体のスラリ19gと清澄液0.5 9とを得た。
上記スラリ19g1℃の冷水20mQを加えて混合後、
遠心分離(3000r P m、5分間)して洗滌した
複合体スラリ21gと洗滌廃液22mQを得た。上記清
澄液と洗浄廃液とを合せ、イヌラーゼ活性を測定した結
果、殿粉に吸着しなかったイヌラーゼ活性は60単位以
下であることから、供試培養が液中のイヌラーゼの90
%をイヌラーゼ・イヌリン複合体として回収したと推算
した。
本複合体スラリに水30 m Qを添加し、これを小型
噴霧乾燥機(乾燥塔容積:100Q)を用い。
以下の条件で乾燥した。入口空気温度120℃。
出口空気温度60℃、通気量0.9rrr/min、試
料注入速度6 m Q / m i n 。
乾燥機の乾燥塔及びサイクロン内の粉末を収集し、乾燥
粉末4.1 gを回収した。本乾燥工程に於けるイヌリ
ンの回収率は82%であり、イヌラーゼ活性の回収率は
65%であった。本標品は純白で無臭であり、無機塩の
含量は吸着用として用いたイヌリンと同じ0.01 %
以下であった。
本標品の一部分を室温に1ケ月保存後、活性を測定した
結果、81%の活性を保持していた。また2℃に1ケ月
保存後では100%の活性を保持していた。
次に、イヌリン1gに水50mGを加え80’Cに加熱
して溶解した6本イヌリン溶液に上記の乾燥標品1.O
g (85,6単位)を加えて、50℃で3時間反応せ
しめた。反応後のDEは87.9に達した。
本反応液は培養炉液由来のアルコール臭や酵母臭、酸臭
もなく、無色透明の溶液である。無機塩の含量は0.0
1 %以下であった。
比較例6 実施例3と同一パッチの培養炉液0.5  Qをそのま
ま同一仕様の噴霧乾燥機で全敗乾燥した。乾燥機の乾燥
塔及びサイクロン内の粉末を収集し、乾燥粉末3.2 
gを回収した。本標品は装置内壁に付着し易く、歩留り
が低い。本乾燥工程に於ける固形分回収率は37.2 
%であり、イヌラーゼ活性の回収率は28%であった。
本標品は赤褐色で酸臭を有し、吸湿性が高い、無機塩の
含量は51%であった。
本標品の一部分を室温に1ケ月保存後、活性を測定した
結果、40%の活性を保持していた。また2℃に1ケ月
保存後では82%の活性を保持していた。
次に、イヌリン1gに水50mΩを加え、80℃に加熱
して溶解した。本イヌリン溶液に上記の乾燥標品0,8
4  g (85,6単位)を加えて、50℃で3時間
反応させた0反応後のDEは65.0に達した。
本反応液は黄褐色で酵母臭の強い半透明の溶液である。
また、反応液中の無機塩濃度は0.84%であった。
実施例4 可溶性殿粉1.5 %、ポリペプトン0.5 %−酵母
エキス0.5 %、りん酸第1カリウム0.7%、りん
酸第2ソーダ0.35 %、硫酸マグネシウム・7水和
物0.001%、及び水道水を含む液体培地(pH6,
0)を内容積512(7)培養槽ニ1.52−分注し、
120℃で20分間殺菌する。これに上記と同組成の培
地を用いて嫌気的雰囲気下に60℃で培養した多熱性α
−アミラーゼ生産菌(クロスツリジウム属細菌、通商産
業省工業技術院寄託登録番号Nci7918)の菌体懸
濁液80gを添加した。次いで、培養槽気相部をアルゴ
ンガスで、置換後、嫌気条件下で培養した。培養槽内の
pHを6.0 に、温度を60℃に自動調整しながら5
2時間培養した。この培養液を、 8000r p m
で10分間、遠心分離して菌体を除去し、α−アミラー
ゼ活性5.2単位/ m Qの培養が液1.5 Qを得
た6本培養液中には無機塩1.1 %、α−アミラーゼ
以外の有機物を2.1 %含む、また、本培養ろ液の固
形分あたりの比活性は105単位/gであった。特に有
機物中には酢酸、プロピオン酸を主成分とする揮発性脂
肪酸を約0.3  %含むため、不快な酸臭と硫化物臭
とを有する。
一方、糸状菌アスペルギルス・オリゼ (Aspsrgillus orizae ATCC1
003)はグリコース1.5%、ポリペプトン0.5 
%、酵母エキス0.5 %、りん酸第1カリウム0.5
  %、りん酸第2ナトリウム0.4 %、硫酸マグネ
シウム・7水和物0.001%及び水道水を含む液体培
地(pH6,0)中、35℃、好気条件下で5日間静置
培養し、培養液1.7 Qを調製した。本培養液を70
0Or p mで10分間遠心分離して、培養I液1゜
5 Qを得た。本培養済液には・、無機塩0.9 %、
有機物を1.9 %含む。また、本培養済液の比活性は
4.2単位/ m Qであった。なお、本液は黄色で強
いこうじ臭を有する。
次に、上記のα−アミラーゼ含有培養が液(α−アミラ
ーゼ2600単位含有、pH6,0)を0.5nと上記
のグリコアミラーゼ含有培養炉液(グルコアミラーゼ2
100単位含有、pH5,5)0.59とを混合した。
本液のpHを少量の苛性ソーダ液でpH6,0に調製し
2℃に冷却した。本液に局方の馬鈴薯殿粉20gと水3
0gとを混合した殿粉スラリ30gを添加し、撹拌下で
2分間保持した6上記の液を遠心分離(3000r p
 m、5分間)してα−アミラーゼ・殿粉複合体とグル
コアミラーゼ・殿粉複合体のスラリ50gと清澄液1.
01Qとを得た。上記スラリ50gに蒸留水200mQ
 (2℃、pH6,0)を添加して混合後、遠心分Il
l (3000p p m 、 5分間)して洗滌して
複合体スラリ60gと洗滌廃液190ml1を得た。上
記清澄液と洗浄廃液とを合せ、α−アミラーゼ活性及び
グルコアミラーゼ活性を測定した。その結果、殿粉に吸
着しなかったα−アミラーゼ活性は110単位以下、グ
ルコアミラーゼ活性は320単位以下であった。したが
って、供試培養が液中のα−アミラーゼの95.8 %
をα−アミラーゼ・殿粉複合体として、グルコアミラー
ゼの84.8%をグルコアミラーゼ・殿粉複合体として
回収したと推算した。
次に、本複合体スラリに水60 m Qを添加し。
これを小型噴霧乾燥機(乾燥塔容積:100M)を用い
て以下の条件下で乾燥した。入口空気温度120℃、出
口空気温度60℃、通気量0.9 rrl’/ m i
 n、試料注入速度8mQ/min。
乾燥機の乾燥塔及びサイクロン内の粉末を収集し、乾燥
粉末15.3gを回収した。本乾燥工程に於ける殿粉の
回収率は76.5 %であった。また、α−アミラーゼ
活性の回収率は75%、グルコアミラーゼ活性の回収率
は68%であった1本棚品は純白で無臭に近く、無機塩
の含量は吸着用として用いた殿粉と同じ0.02  %
以下であった。
本標品の一部分を室温に2ケ月保存後、活性を測定した
結果、99.8  %の以上のα−アミラーゼ活性と9
5%以上のグルコアミラーゼ活性とを保持していた。
次に1局法の馬鈴薯殿粉50gと60℃の温水100m
Qとの混合物に上記の乾燥複合体3.8g(α−アミラ
ーゼ486単位、グルコアミラーゼ355単位)を添加
し、154gの反応混液とした。これを40℃で30時
間反応させた、DE92の反応液を得た0本反応液は培
養液由来の色や臭もなく、かすかな殿粉臭を有する溶液
である。
また1本反応液中の無機塩濃度は0.02 %以下であ
った。
以上の各実施例および各比較例を総括して評価すると1
本発明の実施例においては、比較例1゜2.4.6に比
して微生物の繁殖もなく長期保存に耐えうる酵素標品を
提供できる。かつ、比較例1.2,4.6に比して培養
液由来の有機性不純物を目的反応系に持ち込まないため
反応液への着色、着臭がおこらない。さらに、比較例3
及び5に比べて、無機塩が含まれないため、乾燥や濃縮
の際、酵素の失活がおこらず、かつ目的反応系への無機
塩の混入がないため、高塩濃度による反応の阻害も受け
ない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の高分子加水分解酵素含有
乾燥組成物は、低純度乃至は稀薄な材料から製造できる
ので、資源の有効利用を通じて産業の発達に寄与すると
ころ多大であり、また、本発明の高分子加水分解酵素含
有乾燥組成物の製造方法によれば、低純度乃至低含有率
の材料から高品質の高分子加水分解酵素含有乾燥組成物
を製造することができ、省資源という本邦経済政策に貢
献するところ多大である。             
   。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すフロー図である。 1・・・培養槽、2・・・酵素生産菌培養液、3・・・
培養液移送配管、4・・・酵素生産菌培養液貯槽、5・
・・遠心分離機、6・・・培養が液移送配管、7・・・
菌体スラリ移送配管、8・・・培養済液、9・・・培養
が液貯槽。 10・・・培養ろ液移送配管、11・・・菌体スラリ、
11′・・・酵素・固体基質複合体調製槽、12・・・
酵素・固体基質複合体懸濁液、13・・・固体基質貯槽
。 14・・・固体基質、15.15’・・・固体基質移送
配管、16・・・洗滌液貯槽、17・・・洗滌液、18
・・・洗滌液移送配管、19・・・遠心分離機、20・
・・酵素・固体基質複合体スラリ移送配管、21・・・
酵素・固体基質複合体スラリ乾燥機、22・・・酵素・
固体基質複合体乾燥粉末、23・・・洗滌廃液移送配管
、24・・・洗滌廃液、25・・・洗滌廃液貯槽。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高分子加水分解酵素と対応する固体高分子基質の複
    合体の乾燥物であることを特徴とする高分子加水分解酵
    素含有乾燥組成物。 2、前記の高分子加水分解酵素としてアミラーゼを用い
    、かつ、前記の複合体形成用の基質として固体の殿粉お
    よび難溶性の固体高分子基質の少なくとも何れか一方を
    用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    高分子加水分解酵素含有乾燥組成物。 3、前記の高分子加水分解酵素は耐熱性のものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は同第2項に記
    載の高分子加水分解酵素含有乾燥組成物。 4、高分子加水分解酵素を含有する乾燥組成物を製造す
    る方法において、高分子加水分解酵素の水溶液と、不溶
    性乃至難溶性の固体高分子基質とを接触させて酵素・基
    質複合体を形成させる第1工程と、上記工程で得られた
    酵素・基質複合体を固液分離する第2工程と、上記工程
    で分離された酵素・基質複合体を乾燥する第3工程とを
    有し、かつ、前記第1工程の温度条件は氷点以上であつ
    て両反応物質が実質的に反応しない範囲の低温であるこ
    とを特徴とする高分子加水分解酵素含有乾燥組成物の製
    造方法。 5、前記の第2工程で得られる酵素・基質複合体を、第
    3工程に移る前に、水洗することを特徴とする特許請求
    の範囲第4項に記載の高分子加水分解酵素含有乾燥組成
    物の製造方法。 6、前記の高分子加水分解酵素としてアミラーゼを用い
    るとともに、前記の固体高分子基質として固体の殿粉お
    よび殿粉含有物の少なくとも何れか一方を用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項又は同第5項に記載の
    高分子加水分解酵素含有乾燥組成物の製造方法。 7、前記の高分子加水分解酵素は耐熱性のものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項若しくは同第5項
    又は同第6項に記載の高分子加水分解酵素含有乾燥組成
    物の製造方法。
JP60158357A 1985-07-19 1985-07-19 高分子加水分解酵素含有乾燥組成物及びその製造方法 Pending JPS6222590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60158357A JPS6222590A (ja) 1985-07-19 1985-07-19 高分子加水分解酵素含有乾燥組成物及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60158357A JPS6222590A (ja) 1985-07-19 1985-07-19 高分子加水分解酵素含有乾燥組成物及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6222590A true JPS6222590A (ja) 1987-01-30

Family

ID=15669898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60158357A Pending JPS6222590A (ja) 1985-07-19 1985-07-19 高分子加水分解酵素含有乾燥組成物及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6222590A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3806416A (en) Creatine amidohydrolase and process for its preparation
US5281526A (en) Method of purification of amylase by precipitation with a metal halide and 4-hydroxybenzic acid or a derivative thereof
JP5455244B2 (ja) 遊離細胞によるガラクトオリゴ糖の製造方法
WO1998024889A1 (en) Enzyme composition for tissue dissociation
PT549048E (pt) Concentrado de protease alcalina purificada e metodo de preparacao
US4659667A (en) Process to recover crystalline enzymes and crystalline enzymes produced thereby
CN108949617A (zh) 一种枯草芽孢杆菌及其应用、一种酶制剂
JPH068322B2 (ja) ペクチンの製造法
JPS6196989A (ja) D‐α‐アミノ酸アミドの相応するD‐α‐アミド酸への酵素加水分解法
JPS6222590A (ja) 高分子加水分解酵素含有乾燥組成物及びその製造方法
CN108191991A (zh) 一种杏鲍菇多糖的提纯方法
JPH0328194B2 (ja)
US5202250A (en) Method for isolation and purification of amylases, and adsorbents used for the same as well as devices for the isolation and purification
US3888738A (en) Method for purifying cyclodextrin-producing enzymes
JPS61249386A (ja) 高分子加水分解酵素の精製方法
US3655513A (en) Purification of protease
RU2261915C2 (ru) Способ получения цитрата кальция
JPH0640823B2 (ja) 精製α−アミラ−ゼ含有液の製造方法
CA2005140A1 (en) Stable liquid enzyme concentrate and process for its production
SU975796A1 (ru) Способ выделени целлюлазы
JPS5867183A (ja) ホスホリパ−ゼdの製造方法
CN1120239C (zh) 释放细胞内的l-天门冬酰胺酶的溶液及方法
NO138451B (no) Fremgangsmaate for fremstilling av rensede enzymloesninger
RU1808875C (ru) Способ ферментативного получени целлобиозы
SU594172A1 (ru) Способ получени ферментного препарата каталазы