JPS62225560A - ジシアノベンズアントロン化合物 - Google Patents

ジシアノベンズアントロン化合物

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JPS62225560A
JPS62225560A JP62061407A JP6140787A JPS62225560A JP S62225560 A JPS62225560 A JP S62225560A JP 62061407 A JP62061407 A JP 62061407A JP 6140787 A JP6140787 A JP 6140787A JP S62225560 A JPS62225560 A JP S62225560A
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JP62061407A
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ハンスルドルフ シユヴアンダー
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Ciba Geigy AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B3/00Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more carbocyclic rings
    • C09B3/02Benzathrones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/315Compounds containing carbon-to-nitrogen triple bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B3/00Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more carbocyclic rings
    • C09B3/02Benzathrones
    • C09B3/04Preparation by synthesis of the nucleus

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なジシアノベンズアントロン化合物、そ
の製造法、更に半合成または合成疎水性材料の染色およ
び捺染へのその使用に関する。
新規なジシアノベンズアントロン化合物は、次の構造式
を有しており、 Q−NH−R ここにおいて、Rは水素または置換されていないかまた
は置換されているアルキルまたはアリール基であり、そ
してXは水素またはハロゲンであって、6−位または7
−位にある。
アルキル基Rは、置換されていないかまたは置換されて
おり、分岐していないかまたは分岐しているアルキル基
であるか、またはシクロアルキル基である。シクロアル
キル基は、好ましくは、5個から8個までの範囲の炭素
原子を有しており、一方で開鎖アルキル基は、好ましく
は、1個から8個までの範囲の炭素原子を有している。
適当な分岐していないかまたは分岐している開鎖アルキ
ル基の例としてはミメチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル・SeC−ブチルまたはter
t−ブチル、n−ペンチルおよびイソペンチル、n−ヘ
キシルおよびイソヘキシルまたは2−エチル−n−ヘキ
シル等である。
これらのアルキル基は、1個以上の置換基を持つことが
でき、例えばOH、C1−C,アルコキシ、OHにより
置換されているC、−C4アルコキシ、またはフェニル
、フェノキシまたはフェニルカルバモイルを1個または
1個以上持つことができ、このフェニル、フェノキシ、
フェニルカルバモイルの3種類のフェニル部分が、例え
ばC2Caアルキル、C,−C,アルコキシ、スルホま
たはフェノキシにより置換されることのできるものであ
る。この種の適当な置換基の例としては、ヒドロキシエ
チル、1−ヒドロキシイソプロピル、エトキシメチル、
2−ヒドロキシエトキシ−ペンチル、ベンジル、1−フ
ェニルエチル、2−フェニルエチル、1−メチル−2−
フェニルエチル、1−イソブチル−3−フェニルプロピ
ル、i、s−ジフェニルベント−3−イル、1−メチル
−2−フェノキシエチルまたはl−メチル−2−フェニ
ルカルバモイル−エチルである。
置換されていないかまたは置換されている05Ca シ
クロアルキル基としてのRは、好ましくは、シクロペン
チルまたはシクロヘキシルである。
これらの基の適当な置換基は、好ましくはC3−04ア
ルキル基、最も好ましくはメチル基である。
アリール基としてのRは、好ましくはナフチル基であり
、最も好ましくはフェニル基である。これらの基は置換
されることができ、例えばC1−04アルキル、Cl−
04アルコキシ、スルホ、弗素、塩素、または臭素など
のハロゲン、ニトロ、C+   C4アルキルカルボニ
ル−アミノまたはCl−04アルコキシカルボニルらで
置換されることができる。
式(1)の好ましい染料においては、Rは置換されてい
ないCl−Cbアルキルであるか、またはフェニル、フ
ェノキシまたはフェニルカルバモイルにより置換された
Cr  ’Cbアルキルであって、この後者の3個の置
換基の各々におけるフェニル部分は、C、Caアルキル
、C3Caアルコキシまたはフェノキシで置換されるこ
とができるものであり、またはRはフェニルまたはC,
−C。
アルキルで置換されているフェニルである。
式(1)の染料において、Xは臭素または好ましくは塩
素のようなハロゲンであって6−または7−位にあり、
または、好ましくは水素である。
式(1)の新規なジシアノベンズアントロン化合物は、
例えば式(2): ONIIR O (XおよびRが式(11で定義されたとおりである)の
アミノアントラキノンを、四塩化チタニウムおよび三級
アミンの存在下でマロジニトリルと不活性溶媒中で反応
させることによって得られる。
適当な不活性溶媒の例は、n−ペンタン、n −ヘキサ
ンまたはn−へブタンのよう、な脂肪族炭化水素、塩化
メチレン、クロロホルムまたは四塩化炭素らの塩素化炭
化水素、ジエチルエーテルのようなエーテル、またはニ
トロベンゼンまたはハロゲンんベンゼンのような芳香族
化合物である。塩素化炭化水素、特に塩化メチレンを用
いることが、好ましい。
使用される三級アミンは、例えばトリエチルアミンのよ
うな脂肪族アミンまたは好ましくは、ピコリンまたはピ
リジンのような芳香族アミンである。
少くとも2モル、好ましくは2.2から3モルまでの範
囲のマロジニトリルが、式(2)のアントラキノン化合
物モル当りで使われる。マロジニトリルの大過剰は一般
的には害とならないが、不得策である。
四塩化チタニウムの量は、式(2)のアントラキノン化
合物のモル当り、好ましくは2乃至10モル、最も好ま
しくは3乃至6モルである。
三級アミンは、少くとも生成する酸を結合するのに十分
な量で使用される。しかしながら、普通には、過剰のア
ミンが使用され、好ましくは四塩化チタニウムのモル当
りで2乃至6モルのアミンが使用される。
反応温度は、通常−10°から+60℃の範囲にあり、
好ましくはOoから+25℃の範囲である。
式(2)のアントラキノン化合物をマロジニトリルと反
応させることで、ジシアノベンズアントロンが生成され
るという・ことは、驚くべき成果とみなされるべきであ
る。
式(11の化合物は、半合成および特に合成疎水性繊維
材料、特に紡織材料を染色および捺染するための染料と
して使用されることができる。このような半合成または
合成疎水性紡織材料を含む繊維ブレンドから作られる紡
織材料は、また本発明の染料で染色または捺染されるこ
とができる。
適当な半合成紡織材料は、特に、セルロース2z−アセ
テートおよびセルローストリアセテートである。
合成疎水性紡織材料は、特に線状ポリエステルから構成
されており、例えばテレフタル酸とグリコール類、特に
エチレングリコールとの縮合物、またはテレフタル酸と
1.4−ビス−(ヒドロキシメチル)へキサヒドロベン
ゼンの縮合物、またはポリカーボネート類、例えばα、
α−ジメチルー4.4′−ジヒドロキシジフェニルメタ
ンとホスゲンから得られるポリカーボネート、またはポ
リ塩化ビニルまたはポリアミド繊維から構成されている
本発明の化合物を紡織材料に応用することは、よく知ら
れている染色法によってなされている。
例えば、ポリエステル繊維は、通常のアニオン性または
ノニオン性分散剤の存在において、またもし適切であれ
ば、通常の膨潤剤(キャリヤー)の存在において、80
°から一140℃の温度範囲で、水性分散液から吸尽法
(exhaust  process)で染色される。
セルロース2%アセテートを染色するには、約65°か
ら85℃までの温度範囲が好適であり、セルローストリ
アセテートを染色するには、115°Cまでの温度範囲
が好適である。
染色浴において、本新規染料は、すべての存在する羊毛
および綿を同時に全<装着しないかまたは僅か意味ない
程度の染着をするだけであり(非常に良好な無汚染)、
従って本新規染料は、またポリエステル/羊毛およびポ
リエステル/綿ブレンドのポリエステル成分を染色する
のに容易に使用されることができる。
本発明の染料は、特にサーモゾール(thermoso
l)法による染色および紡織品捺染に適している。紡織
材料は、すべての有袋の形態で染色されることができ、
例えば繊維、長繊維またはウェブとして、および編織物
またはニット品として染色されることができる。
これら染料の使用に先立って、染料を染色用染料調合物
にするのが便利で−あゐ。これは、染料を粉砕して平均
粒子径が0.01から0.1−になるようにすることで
達成される。粉砕は、分散剤の存在において効果的に実
施されることができる。例えば、乾燥染料が分散剤と一
緒に粉砕されるか、または分散剤と一緒にペースト状で
混ねりされ、次に減圧乾燥されるかまたは噴霧乾燥され
る。このようにして得られた染料調合物は、水を加えて
染色および捺染に使用されることができる。
通常の増粘剤が捺染に使用されるが、これらの粘度付与
剤は、例えば、変性または非変性天然物のアルギン酸塩
、ブリティッシュガム、アラビアゴム、クリスタルガム
、ローカストビーン粉、トラガカントゴム、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、澱粉
または合成物の例えばポリアクリルアミド、ポリアクリ
ル酸またはそれらの共重合体またはポリビニルアルコー
ルである。
本発明の染料は、実質的にキャリヤーに感受性がなく、
上述の繊維材料特にポリエステル材料に均一な青赤色か
ら紫色まで辺色調を与え、この染着物は非常に良好な一
般的使用堅牢性を有しており、特に良好な耐光堅牢性、
良好な昇華堅牢性、ヒートセット安定性、プリーツ加工
安定性、耐塩素堅牢性および水、汗および洗濯等に対す
る堅牢性である良好な耐湿堅牢性を有している。
本染料による染色は、更に、良好なpH安定性および非
常に優れた摩擦堅牢性が特徴となっている。
これに加えて、接触的な退色を示さない高い着色力の染
色が得られる。
本発明の染料は、また他染料と一緒に組合せ色調を得る
のに容易に使用されることができる。勿論、また本発明
の染料を他の染料と混合物にして使用することも可能で
ある。
本新規染料は、また高分子有機材料の染色および着色用
に適しており、高分子有機材料とは、例えばセルロース
エーテル類およびエステル類で例えばエチルセルロース
、ニトロセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース
、天然樹脂または合成樹脂、例えば重合樹脂または縮合
樹脂、例示すればアミノ樹脂、特に尿素/ホルムアルデ
ヒド樹脂およびメラミン/ホルムアルデヒド樹脂、アル
キッド樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート、各種
ポリオレフィン類例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニー
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニト
リル、ポリアクリレート、ポリアミド、ポリウレタンま
たはポリエステル、ゴム、カゼイン、シリコンおよびシ
リコン樹脂であり、これらが単独でかまたは混合物で染
色および着色される。
上記高分子化合物がプラスチックの形態、熔融状態また
は紡糸液、フェス、ペイントまたは印刷インキの状態で
あるかどうかは、問題とならない。
最終用途に応じて、組成物をトナーとして使用するのが
有利であったり、または調整品の形で使用するのが有利
であったりする。
本染料は、それらが合成で得られる形で使用されること
ができる。軽く粉砕された形では、不透明な着色を与え
る。しかしながら、より完全な粉砕にかけられれば、本
染料は透明な着色を与え、例えば色濃度の強い金属光沢
の仕上りとなる。
式(11の新規染料により熔融状態で着色されることの
できる熱可塑性プラスチックは、ポリスチレンおよびそ
れら共重合体、ポリカーボネート、ポリアミドおよび特
に線状ポリエステルらである。
適当な線状ポリエステルは、特にテレフタル酸またはテ
レフタル酸エステルと110− (CHz) 、−0)
1式のグリコールでnが2から10の範囲の整数である
グリコール、または1.4−ジ(ヒドロキシメチル)シ
クロヘキサンとの重縮合によってか、またはヒドロキシ
安息香酸例えばパラ−(β−ヒドロキシエトキシ)−安
息香酸のグリコールエーテルとの重縮合によって得られ
るポリエステルである。
線状ポリエステルという用語は、またテレフタル酸を部
分的に他のジカルボン酸またはヒドロキシカルボン酸で
変えたことで得られるポリエステル共重合体及び/又は
グリコールを部分的に他のジオールで変えたことで得ら
れるポリエステル共重合体を含む。しかしながら、好ま
しい線状ポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート
である。
着色されるべき線状ポリエステルが、染料と親密に混合
され、好都合には粉末、チ・ノブまたは粒状の形で染料
と親密に混合される。こりは、例えばポリエステル粒子
に微粉化され′た乾燥染料粉末を振りかけることによっ
てか、またはポリエステル粒子を、有m溶媒中に染料を
溶解または懸濁させた液で処理して、続いて溶媒を離脱
することによって、成し遂げられる。最後に、着色剤は
また直接ポリエステル熔融物に加えられることができ、
あるいはまたポリエチレンテレフタレートの重縮合前ま
たは重縮合中に加えられることができる。
望ましい着色力に応じて、ポリエステルに対する染料の
比率は、広範な範囲内で変えられることができる。一般
的には、ポリエステル100部当り染料0.01から2
部までを使用するのが、好都合である。
このようにして処理されたポリエステル粒子は、押出機
中でよく知られた方法により熔融され、目的とする形態
特にシートまたは繊維に加圧成形されるか、または厚板
に注型される。
得られた目的物は、均一で強く青赤色から紫色までの色
調となり、優れた耐光性および耐移染性を有している。
本発明によって得られた繊維類は、更に、湿クリーニン
グおよびドライクリーニングに優れた堅牢度を有してい
る。
本発明の染料の特別な特徴は、これら染料がポリエステ
ル熔融物中に溶解し、300℃までの高温に分解しない
でもちこたえることであり、その結果、不溶性顔料を使
用する時よりも実質的により鮮明な着色が得られること
である。
本発明の更なる目的は、弐(1)のベンズアントロンの
上述の使用および半合成または合成繊維材料、特に紡織
材料を染色または捺染する方法であり、この染色または
捺染する方法は、式(1)の1個または1個以上の化合
物を上記繊維材料に塗布すること、またはそれら染料を
繊維材料中に混入させることを含んでいる。上記の疎水
性繊維材料は、好ましくは紡織ポリエステル材料である
。更に本発明方法によって処理されることのできる材料
および好適な方法条件は、本発明化合物の上述されたよ
り詳細な論述中で明らかにされよう。
本発明は、また疎水性繊維材料、好ましくはポリエステ
ル紡織材料が上述の方法で染色または捺染されることに
関する。
次に実施例は、本発明をより詳細に説明するものであっ
てここに説明されていることに限定することを意味する
ものではない。別に示されていない限り、部およびパー
セントは重量によっている。
実施例1゜ 十分に攪拌をしながら、次式の化合物14.2gと O・ マロジニトリル7gおよび塩化メチレン250Mの混合
物が、0°−5℃で30分間に亘って23だの四塩化チ
タニウムで滴下処理され、次に同一温度で30分間に亘
って70χのピリジンで滴下処理される。反応混合物が
2時間攪拌され、その間に温度が20℃に上る。揮発性
成分が、次にロータリーエバポレーターで減圧除去され
、残渣が2NllJ2001Mで処理される。濾過およ
び2NHαでの洗浄後に、濾過ケーキを洗浄液が中性に
なるまで水で、次にメタノールで洗い、褐色の副生物を
除去する。中間乾燥後、生成物をエチルセロソルブ10
部から再結晶し、染料を濃紫色粉末として80%収率で
得られる。融点:196℃本染料は次の構造式を有し、 これは、元素分析、マススペクトル、プロトン共鳴スペ
クトルおよび13C−核磁気共鳴スペクトルと一致して
いる。
λmax  (極大吸収波長)577nmポリエステル
に通常の方法によって分散染料として適用される時には
、良好な種々な堅牢度特性特に良好な昇華堅牢度および
耐光堅牢度の鮮明な青赤色の色調が得られる。
実施例2−29゜ 特有の1−アルキルアミノアントラキノンおよびアリー
ルアミノアントラキノンを用IIた 以外は同様な方法
によって、次表に記載されている染料が得られた。それ
らは同じような物性を有しており、ポリエステルを表示
された色調で染色する。
実施例30゜ 実施例1で得られた生成物4gを、20Mの硫゛酸−水
和物(11□SO,・■20)に加え、この混合物を1
8時間20−25℃の温度範囲で攪拌し、次に氷上に注
入する。沈澱物を濾過して単離し、lO%塩化ナトリウ
ム水溶液で洗う。次に濾過ケーキを、200だの水に懸
濁する。懸濁永のpHを、水酸化ナトリウム水溶液でp
H−7に調整し、この混合物を70℃に加熱してから、
20gの塩化ナトリウムを加える。沈澱物を温時濾過単
離し、少量のlO%塩化ナトリウム水溶液で洗い、続い
て60℃で減圧乾燥して、水に溶解すると紫色溶液とな
る次式の染料のナトリウム塩を、 紫色粉末の形で得らKS。
ポリアミドは、この染料の弱酸性溶液から赤紫色の色調
に染色されることができる。
実施例31゜ 14、2 gの1−フェニルイソブチルアミノアントラ
キノンが、当量の6−クロル−1−フェニルイソブチル
アミノアントラキノンに置き換えられる以外は、実施例
1の方法が繰返えされる。
この結果得られる次式の染料は、 ポリエステルを青赤色に染色して、良好な種々の堅牢度
を有する。
実施例32゜ 実施例1で得られる乾燥非還元染料の1部が、ガラスピ
ーズミル中で、1部のジナフチルメタンジスルホン酸塩
(ナトリウム塩)および水と一緒に混合され、この混合
物が粒子径が約2μそれ以下になるまで摩砕される。そ
の後、得られた染料、分散剤および水からなるペースト
を3部のりグツスルホン酸ナトリウムと混合する。次に
、このペーストを噴霧乾燥して、粉末調合品を得る。
この染料調合品は、ポリエステル材料の染色、例えば高
温高圧染色法(HT process)によるポリエス
テル染色に用いられることができ、染色浴に良好な分散
安定性を与えている。優れた耐光堅牢度の青赤色染色が
、ポリエステルで得られる。
実施例33゜ 実施例1で得られる染料2部が、水4000部中に分散
される。この分散液に、12部のO−フェニルフェノー
ル・ナトリウム塩および12部のリン酸ジアンモニウム
が加えられる。ポリエチレングリコールテレフタレート
糸100部が、この染液中で90分間95℃−98℃で
染色される。
染色物が続いてすすがれてから、水酸化ナトリウムおよ
び分散剤の水溶液で後処理にかけられると、耐光および
耐昇華堅牢度に優れている911な青赤色の染上りが得
られる。
実施例34゜ 実施例1で得られる染料の1部を、ジナフチルメタンジ
スルホン酸ナトリウム塩50%水溶液の2部と一緒に湿
摩砕し、乾燥する。このようにして得られた染料調合品
を、40部のN−ペンジルヘフタテシルベシス゛イミグ
°ゾールジスルホン酸10%水溶液および4部の40%
酢酸水溶液中に、攪拌注入する。これを水で希釈して、
4000部の染浴が調製される。
100部のポリエステル繊維が、50℃でこの染浴に入
れられ、2時間に亘って温度が120゜−130℃に上
げられ、染色が1時間この温度で密閉容器中で行なわれ
る。続いて、染色物が完全にすすがれる。優れた耐光堅
牢度の鮮明な青赤色染色物が得られる。
実施例35゜ ポリエチレングリコールテレフタレート1JAV@物が
、パッド上で40℃において、次の組成の染液で含浸注
入される: 実施例1で得られた染料20部を10部のアルギン酸ナ
トリウム中に微分散させたもの、トリエタノールアミン
20部、 オクチルフェノールポリグリコールエーテル20部、お
よび 水930部、 編織物を絞液して含浸率約100%1;シ、100°C
で乾燥してから、30秒間210℃で固着する。
染色物を水ですすぎ、ソーピングし乾燥すると、鮮明で
耐光性の優れた青赤色染色物が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(1): ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、 Rは水素または置換されていないかまたは置換されてい
    るアルキルまたはアリール基であり、そして Xは水素またはハロゲンであり6−位または7−位にあ
    る)の化合物。 2、Rが置換されていないかまたは置換されており、分
    枝されていないかまたは分枝されているアルキル基、シ
    クロアルキル基、または置換されていないかまたは置換
    されてされているナフチル基またはフェニル基であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、Rが開鎖C_1−C_8アルキル基であって、置換
    されていないかまたはOH、C_1−C_4アルコキシ
    、OHで置換されたアルコキシ、またはフェニル、フェ
    ノキシまたはフェニルカルバモイルで置換されており、
    このフェニル、フェノキシ、フェニルカルバモイルの3
    種類のフェニル部分が、例えばC_1−C_4アルキル
    、C_1−C_4アルコキシまたはフェノキシで置換さ
    れていることができる特許請求の範囲第2項記載の化合
    物。 4、RがC_5−C_8シクロアルキル基であって、置
    換されていないかまたはC_1−C_4アルキルで置換
    されている特許請求の範囲第2項記載の化合物。 5、Rがナフチルまたはフェニル基であり、置換されて
    いないかまたはC_1−C_4アルキル、C_1−C_
    4アルコキシ、弗素、塩素または臭素等のハロゲン、ニ
    トロ、C_1−C_4アルキルカルボニルアミノまたは
    C_1−C_4アルコキシカルボニルで置換されている
    特許請求の範囲第2項記載の化合物。 6、RがC_1−C_6アルキル基であり、置換されて
    いないかまたはフェニル、フェノキシまたはフェニルカ
    ルバモイルで置換され、このフェニル、フェノキシ、ま
    たはフェニルカルバモイルの3種類のフェニル部分がC
    _1−C_4アルキル、C_1−C_4アルコキシまた
    はフェノキシで置換されていることができ、あるいはR
    がフェニルまたはC_1−C_4アルキルで置換されて
    いるフェニルである特許請求の範囲第2項記載の化合物
    。 7、Xが水素であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項から第6項までのいずれか一項に記載の化合物。 8、特許請求の範囲第1項による式(1)の化合物の製
    造法において、式(2): ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、 XおよびRが式(1)において定義したとおりである)
    のアミノアントラキノンを、不活性溶媒中で四塩化チタ
    ニウムおよび三級アミンの存在においてマロジニトリル
    と反応させることを特徴とする方法。 9、不活性溶媒が脂肪族炭化水素、塩素化炭化水素、エ
    ーテルまたは芳香族化合物である特許請求の範囲第8項
    記載の製造方法。 10、不活性溶媒が塩素化炭化水素、好ましくは塩化メ
    チレンである特許請求の範囲第9項記載の製造方法。 11、三級アミンが脂肪族または芳香族アミンであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項から第10項まで
    のいずれか一項に記載の製造方法。 12、三級アミンがピリジンである特許請求の範囲第1
    1項記載の製造方法。 13、式(2)のアントラキノン化合物のモル当りで、
    マロジニトリル少くとも2モル、好ましくは2.2から
    3モルまでが用いられる特許請求の範囲第8項から第1
    2項までのいずれか一項に記載の製造方法。 14、四塩化チタニウムの2乃至10モル、好ましくは
    3乃至6モルが、式(2)のアントラキノン化合物モル
    当りで使用される特許請求の範囲第8項から第13項ま
    でのいずれか一項に記載の製造方法。 15、三級アミンの2乃至6モルが、四塩化チタニウム
    のモル当りで使用される特許請求の範囲第8項から第1
    4項までのいずれか一項に記載の製造方法。 16、特許請求の範囲第1項による式(1)の化合物の
    使用を含む高分子有機材料の染色および着色方法。 17、半合成または合成繊維材料、特に線状芳香族ポリ
    エステルから作られた紡織材料を染色または捺染する特
    許請求の範囲第16項の方法。 18、熱可塑性プラスチックを溶融状態で着色する特許
    請求の範囲第16項の方法。 19、特許請求の範囲第16項から第18項までのいず
    れか一項に記載の方法によって染色または捺染される材
    料。
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