JPS62225279A - 圧電素子駆動型振動機用制御装置 - Google Patents

圧電素子駆動型振動機用制御装置

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JPS62225279A
JPS62225279A JP6953386A JP6953386A JPS62225279A JP S62225279 A JPS62225279 A JP S62225279A JP 6953386 A JP6953386 A JP 6953386A JP 6953386 A JP6953386 A JP 6953386A JP S62225279 A JPS62225279 A JP S62225279A
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野中 丈義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧電駆動型振動機用制御装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
最近、圧電素子に交流電圧を印加することにより得られ
る練圧を素子の伸縮を加振源とする各種の圧電素子駆動
型の振動機が開発されている。例えば、振動フィーダに
ついて述べると、トラフとベースとを結合する板はねの
両面に圧電素子が貼庸されておシ、これに交流電圧を印
加すると、これら圧電素子の伸縮によシ板ばねがたわん
でトラフが振動する。すなわち圧電素子が加振源となシ
、その周波数は交流電源の周波数であるが、この振動フ
ィーダはトラフの質量、板はねのはね常数などから成る
2質量系の振動系を構成し、これらによシ固有振動数も
しくは共振周波数が決定される。
そして通常はこの固有龜動数またはこれに近い振動数の
加振力でトラフが加振される。すなわち、一般には駆動
電源として商用電源が用いられるが、振動フィーダはそ
の固有振動数が商用電源の周波数に一致するように、ま
たはこれに近くなるように設計される。これによシトラ
フに所定の振巾を得るための加振力の大きさを極小に、
またはこれに近くすることができる。従って、加振部で
ある圧電素子に印加する交流電圧の大きさを小さくする
ことができて、消費゛電力を少なくすることができる。
然るに、トラフに何ら移送材料を供給しない。
すなわち無負荷が、負荷が非常に小さい場合には問題は
ないが、負荷がある程度大きくなると加振力が一定であ
るにも拘らず、トラフの振巾が小さくなる。これは移送
材料を含む被加振体の重量が増加したこと\、これによ
る固有振動数の変動との相乗作用によるものであるが、
従来は、これに対処するためにこの固有振動数の変動分
を見込んで、無負荷時における固有振動数を定めていた
然るに、負荷が一定であれば、はゾ目的は達成されるが
、負荷が変動すれば、これに応じて固有振動数も壁中も
変動する。従って、固有振動数でトラフを振動させるこ
とによるメリットは失われるはか9か、所定の作用が得
られなくなる。
また、振動フィーダの設計段階において、その固有周波
数を使用する父流電源の周波数に一致させること及び振
巾を所定の値にすることは、種々の設計上の制約が加わ
シ、それだけ設計を困難にする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の点に鑑みてなされ、簡単な設計で共振で
駆動される圧電素子駆動型の振動機を製造することがで
き、かつ最小の消費電力で常に一定の振巾を得ることの
できる圧′亀素子駆動型振動機用制御装置を提供するこ
とを目的とする。この目的は本発明によれば、圧電素子
に交流電圧を印加することにより得られる賦圧を素子の
伸縮全加撮源とする圧電素子駆動型振動機のための制御
11装置において、被加振体の振動と加振力との位相差
を検出する位相検出手段;と前記振動機の固有振動数ま
たはこれに近い振動数における前記振動と前記加振力と
の位相差と、前記位相検出手段の出力とを比較する第1
比較手段;と前記被加振体の振動の振巾と、所定の振巾
とを比較する第2比較手段とを具備し、前記第1比較手
段の出力に基づいて前記加振力の周波数を前記固有振動
数ま九はこれに近い振動数に一致するように制御し、か
つ前記第2比較手段の出力に基づいて前記加振力の大き
さを、前記被加振体の振動の振巾が前記所定の振巾に一
致するように制御することを特徴とする圧電駆動型振動
機用制御装置によって達成される。
〔作 用〕
圧電素子には共振周波数の交流電圧が印加され、被加振
体は共振状態で振動する。また所定の振巾で振動するよ
うに交流電圧が制御される。
振動機を一定の周波数の交流電圧に対し共振状態で振動
するように設計しなくてもよいので、その設計、製造が
容易である。コスト低下が可能となる。
〔実施例〕
まず、本実施例に適用される振動機としての振動フィー
ダについて第1図及び第2図を参照して説明する。
第1図において直線的な移送路を有するトラフ(IIは
ベース(2)と傾斜配設された前後一対の圧電素子駆動
板はねアセンブ!j −(4a)(4h)によって結合
されている。ベース(2)は防振ゴム(3) (3)に
よって床上に支持されている。
圧電素子駆動板はねアセンプ!J (43X4b)は同
様に構成されるので代表的に一方(4a)についてのみ
説明すると、主板はね(7)の両面には板状の圧を素子
(8a)(8h)が貼着されており、これら素子(8a
)(8b)の表面には電極層(9a)(9b)が蒸着さ
れている。一方の電極層(9h)にはスリッドSを設け
て振巾検出用電極面αqが形成されている。
主板はね(7)は第2図に示すように上下端部にボルト
挿通用孔四を有し、これにボルトヲ挿通させて下端部は
ベース(2)と一体的な取付部(6)に固定される。上
端部は補助板ばねOυにボルトとナツトによシ固定され
る。補助板ばねq漫の上端部はボルトによシトラフ(I
Iと一体的な取付部(5)に固定される。
本実施例に適用される振動フィーダは以上のように構成
されるのであるが、°電極層(9a)(9b)は図示す
る如く制御交流電源(7)と電気的に接続される。
また振巾検出用電極面αqと主板ばね(7)とから振巾
検出用端子a、bが導出している。
作用においては、公知の如く、交流電圧が電極層(9a
)(9b)に印加されることにより、圧電素子(9a)
(9b)が伸縮し、これによυ主板はね(7)及び補助
板はね(llηが曲げ運動を行なってトラフ(1)は矢
印Cで示す方向に振動する。なお、補助板ばね四によシ
トラフ振巾を増大させることができ、圧電素子(8a)
(8h) K有害なねじれを防止することができる。
トラフtl+の振巾と圧電素子(9b)の電極面αQに
対応する位置の振巾との間には一定の関係があるので、
この部分の圧電素子(9b)の歪みによる発生電位から
トラフ[11の振巾を検出することができる。
すなわち出力端子a、h間の出力電圧からトラフ(11
の振巾を検出することができる。
第3図は実施例の制御装置のブロック回路図を示すが、
本実施例による制御装置は主として商用交流電源a<に
接続される交流峠直流変換器(ハ)と、商用交流電源α
弔と同期して働らき、交流ゆ直流変換器(ト)の直流出
力レベルを制御するパルスを発生するゲート回路(4)
と、交流−直流交換器(ハ)の直流出力を交流に変換す
るだめの直流→交流変換器αηと、振動フィーダFのト
ラフ(11の振動すなわち振巾を検出するための振巾検
出回路(ト)と、直流→交流変換器(ロ)の交流出力と
振巾検出回路(ト)の出力との位相差を検出するための
位相検出器−と、この位相検出器−の出力と、設定され
た位相とを比較するための比較器(2))と、この比較
器(至)の出力を受けて、PI制H’を行ないこの大き
さに応じた電圧を発生する’PI(Proportio
nal Integral)制御器2υと、このPI 
fGIJ御器CJIIの出力を受けて、この大きさに応
じた周波数のパルスを発生するV−F変換器C21と、
このV−F変換器のの出力パルスを後に詳述する直流→
交流変換器aη内の4個のトランジスタに分配するため
のパルス分配器のと、振巾検出回路(ト)の出力と設定
された像中とを比較するための比較器はと、この比較器
C241の出力を受けてPI制御を行ない、この大きさ
に応じた電圧を発生するPI制御器(251とから成っ
ている。
PI制御器■の出力はゲート回路(6)に供給され、交
流→直流変換器四に対するゲートパルスの位相を制御す
る。従って、直流−交流変換器αηからは振巾検出回路
(至)の出力と、位相検出器−の出力とに応じて制御さ
れた大きさと周波数の交流電圧が得られ、これが振動フ
ィーダFの圧電素子(8a)(8h)に供給される。こ
の交流の周波数で、かっこの交流の大きさに応じた大き
さの加振力を圧電素子(8a)(8h)が発生する。
次に上述の交流→直流変換器0Q及び直流→交流変換器
αηの詳細について第4図を参照して説明する。
交流→直流変換器QQにおいて、ダイオードQ1、D、
及びサイリスタSC几5、SC几、によってブリッヂ回
路が構成され、これに商用交流電源α4が接続される。
サイリスタsag、、 5cfL、のゲート[極にはダ
イオードD1、D、ヲ介してゲート信号供給端子Gから
、第3図のゲート回路(6)のゲートパルスが供給され
る。このゲートパルスによってサイリスタSC也、SC
U、の通電角が制御された整流出力がブリッジ回路から
得られ、ダイオードへ、リアクトルL及びコンデンサC
1から成る平滑回路で平滑された直流出力として、第3
図では図示しなかった保護回路■を介して、直流→交流
変換器(ロ)に供給される。
直流−交流変換器αη(おいては、トランジスタTR,
とTl−L、  とが一方の対をなし、トランジスタT
R。
とTR,とが他方の対をなす。また、各トランジスタT
I(、、〜Tf(、、と並列にそれぞれ過電圧吸収用の
ダイオードD、〜D、が接続される。トランジスタT也
トTR,との接続点及びダイオードD、とり、との接続
点は圧電素子(8a)(8b)の一方の電極面に接続さ
れ、トランジスタTR,とTR,との接続点及びダイオ
ードD、とり、との接続点は圧電素子(8a)(8b)
の他方の電極面もしくは板はね(7)K接続される。ト
ランジスタTR,〜T几・のベース電極B2〜B、には
第3図におけるパルス分配器(23から矩形波状のパル
スがべ−ス信号として供給されるが、一方の対のトラン
ジスタT也、T塊のベース電極B、、B、と、他方の対
のトランジスタTR,、TR,のベース電極B8、B4
とには交互にベース茗号が供給される。従って、一方の
対のトランジスタTI(、、、T凡、が導通状態にある
ときは、他方の対のトランジスタTR,、TR4は非導
通状態にあシ、また一方の対のトランジスタT几曽、T
kL。
が非導通状態にあるときは、他方の対のトランジスタT
R,、Tル、は導通状態にある。
保5回路cnは線路に巻回された検出コイル(至)、抵
抗比とトランジスタTR,との直列回路から成シ、検出
コイル(ト)により過taが検出された場合には、図示
しない遮断回路により、交流→直流変換器四におけるゲ
ート信号供給端子Gへのゲートパルスは遮断され、直流
→交流変換器←ηにおけるトランジスタTR,〜TR,
のベース電極B、〜B、へのベース信号は遮断される。
Iた、これと同時に、トランジスタT)L、のベース電
極B、にベース信号が供給され、トランジスタ’rR,
は導通状態となって、交流−直流変換器(イ)における
コンデンサC8に畜見られている電荷は抵抗比を介して
放電される。これによって、上述の各回路素子が過電流
から保獲される。なお、コンデンサC1の両電極間の電
圧を検出するようにし、過電圧を検出したときに、上述
のような保護作用をさせるようにしてもよい。
本実施例のゲート回路(イ)はまた次のように構成され
ている。すなわち、図示しないが、この装置の起動ボタ
ンを押すと、ゲート回路αQにスタート指令信号が与え
られ、これによりゲート回路(ト)からは第5図t3に
示すようなゲートパルスが発生するように構成されてい
る。第5図A−Dにおいては、起動直後の各部の信号の
時間的変化が示されているが、第5図Aに示す商用交流
電源(14)の交流の瞬時値が零のときを基準としてゲ
ートパルスの位相θが、θ= 180’ −k、t (
但しtは時間、klは常数)のように変化するように構
成されている。
すなわち、第5図Cに示すように、整流波形(サイリス
タ5CI−1,いsea、、ダイオードD8、D、によ
って構成されるブリッジ回路の出力)がθn〉θn +
 1ン・・・・・・・・・とθが変化するのであるが、
このθが所定の値αになるまで、k、の割合で減少する
ように構成されている。この所定の値αは比較器(至)
に設定される振巾の値によって決定される。また図示し
ないが、この装置の停止ボタンを押すと、ゲート回路(
4)にストップ指令が与えられ、これによりゲートパル
スの位相が180°になるまでθ=α十に、tと変化す
るようにゲート回路(4)が構成される。
上述の常数に、は次のような点を考慮して定められる。
すなわち一般に振動機にある周波数の加振力を与えると
、この振動系の粘性係数や固有振動数の高さに応じて起
動時及び停止時には第6図へに示すよりな過渡状態で振
動する。従って起動直後及び停止直後には振巾が非常に
大きく、やがて定常値もしくは零になるが、このような
過渡状態が振動機の所望の作用に悪影響を及ぼすことが
ある。本実施例ではこの点に鑑みて、第6図Bで示すよ
うになめらかに嵌動機が起動し、停止するように常数に
、が定められている。
第5図Bに示すようなゲートパルスにより、交流→直流
変換器(ト)におけるブリッヂ回路からは第5図Cに示
すような整流出力が得られ、これは平滑回路によシ平滑
されて、交流→直流変換器(至)からは第5図りに示す
ような直流電圧が得られる。
この直流電圧はゲートパルスの位相θがαになると共に
定常値Eになるのであるが、E中に、α(k、は常数)
であシ、Eの高さによってトラフ(1)の振巾が一義的
に定まるので5結局αによりてトラフ(1)の振巾が定
まることになる。
次に比較器四に設定される位相値について説明する。
圧電素子(8a)(8b)が発生する加振力と、これを
受けて振動するトラフ(1)の振巾との間の位相差δは
振動工学上、一般に次のような関係式で表わされる。
上式においてγは振動系の粘性抵抗係数であシ、従って
、f=fo、jなわちλ=1のときが、共振韮 状態であり、このときには上式からδ=−となる。
と変化するが、この変化の様子は粘性抵抗係数rによっ
て異なシ、γ=0のときにはf =foで6はステップ
的にOから罪となる。然しながら実際には粘性抵抗係数
γは零ではあυ得ないので、共振較器QQに設定される
なお、直流→交流変換器α力の交流出力が圧電素子(8
a)(8b) Ic印加され、この伸縮力が加振力とな
るのであるが、交流出力と加振力の位相は同一である。
本発明の実施例による制御装置は以上のように構成され
るが、次にこの作用について説明する。
今、図示しない起動ボタンを押すと、スタート指分信号
がゲート回路−に供給され、第5図Bに示すようなゲー
ト信号が交流→直流変換器(ト)のサイリスクSC几い
SC風のゲートIIr、惚に供給される。
これによシそのブリッジ回路から第5図Cに示すような
整流出力が得られ、これは平滑回路によシ平滑されて第
5図りに示すような出力が交流−直流変換器αGから得
られ、これは直流→交流変換器(ロ)に供給される。
他方、このときの位相検出器α9の出力と設定位相値と
の差に応じて変動する周波数のパルスがパルス分配器の
から直流→交流変換器αのにおけるトランジスタT也、
TR,のベース電極B、、 B、とTl−L、、TR1
のベース電極B、、B、とに交互に供給される。
今、このパルスが一方の対のトランジスタTR,、TR
,のベース電極B9、B、に供給されたとすると、これ
らトランジスタTR,、TR,は導通状態となり、圧電
素子(8a)(8b)の一方の電極面が正電位となる。
次に他方の対のトランジスタTf(、、、Tl(、、の
ベース電極B、、 B4にパルスが供給されると、これ
らトランジスタT也、TR,は導通状態となシ、圧電素
子(8a)(8b)の他方の電極面が正電位となる。こ
のように、交流→直流変換器(至)の直流出力のレベル
に応じた大きさの交流出力が圧電素子(8a)(8b)
に印加されることになりトラフ(1)を加振する。
起動時には第5図りで示されるような立上り特性の直流
出力が直流−交流変換器的に供給されるので、第6図B
に示すようにトラフ(1)は極めて安定に起動する。交
流−直流変換器(至)の直流出力はやがて設定振巾に対
応するレベルEに達するのであるが、もし起動と同時に
このレベルの直流が直流→交流変換器@に供給されると
、トラフ(1)は第6図Aに示すような過渡状態で振動
を開始し、その作用に悪影響を及ぼす。
位相検出器側からは直流−交流変換器αηの交流出力と
振巾検出回路(ト)の出力との間の位相差を検出する出
力が発生し、これが比較器(4)で設定位相され、これ
らの差が零になるようにPI制御器(211で制御され
た周波数のパルスがパルス分配器のから直流−交流変換
器αηに供給される。従って、トラフ(1)は共振周波
数に非常に近い振動数で振動するように制御される。
他方、振巾検出回路−の出力は設定振中値と比較器(2
)で比較され、これらの差が零になるよう(PI制御器
[有]で制御された位相のゲート信号が交流−直流変換
器(イ)に供給され、これによシこの変換器(至)から
は設定振中値に対応するレベルの直流出力が得られる。
従ってトラフ(1)は所望の振中値で振動することにな
る。
以上のようにして定常状態では共振周波数にはゾ等しい
周波数で、かつ所望の振巾でトラフ(1)は振動してい
るが、今このトラフ(1)に移送材料、例えば砂をトラ
フ(1)の右端部上方に設けられた図示しないホッパー
から供給したとする。砂はトラフ(1)の振動によシ移
送力を受けて図において左方へと移送され、トラフ左熾
から排出されるのであるが、このように負荷を受けると
、トラフ(1)の振巾は小さくなろうとし移送材料を含
む振動系の共振周波数は低下する。然るに本実施例によ
れば、トラフ(1)の振巾は振巾検出回路(ト)で検出
され、設定損巾値と比較器(241で比較され、常にこ
の設定搗巾値となるように交流→直流変換器(ト)が直
流出力を発するので、負荷状態においても所望の撮中値
で振動する。また共振周波数は負荷と共に低下するが、
直ちにこのときの加振力と振巾との位相差が検出され、
これが比較器(1)で設定位相値と比較され、この位相
値となるように直流−交流変換器αηの交流出力の周波
数が制御されるので、振動数は無負荷時よシ減少するが
、やはり共振状態は保持される。
トラフ(1)の振動を停止すべく、図示しない停止ボタ
ンを押すと、ストップ指令信号がゲート回路CIQK供
給される。これによシ、強制的にゲート信号の位相θは
180°になるまでθ=α+に、t (但しαは無負荷
時の定常状態における値)の式に従って変化する。従っ
て、ゲート信号は第5図Bで示す変化とは逆方向に変化
し、交流→−直流変換器(へ)におけるブリッヂ回路の
整流出力も第5図Cに示す変化とは逆方向(C変化する
。これによシ交流→直流変換器(7)の直流出力は第5
図りに示す変化とは逆方向に変化し、零に近づく。従っ
て、第6図Bに示すように静かに停止する。もし、この
ような立下り特性を与えずに、直流出力のレベルをEか
ら直接零にすると、トラフ(1)は第6図Aに示すよう
に過渡振動を行なうことKなる。
もしトラフ(1)の運転中に、tたは起動時に何らかの
理由で過大な電流が流れた場合には、保護口、路■にお
ける検出コイルci9によりこれが検出されて、トラン
ジスタTR,のベース電極B、にベース信号が供給され
、トランジスタTR,は導通状態になる。これにより、
コンデンサC3の電荷は抵抗Rを介して放電されると共
に、サイリスタSC几1、SC風のゲート1極へのゲー
ト信号は遮断され、トランジスタTR,〜TR,のベー
ス電極B、 −B、へのベース信号は遮断される。これ
によシ、各回路素子は保1図及び第2図に示すものに代
えて、第7図及び第8図に示すものが適用されてもよい
第7図及び第8図において、トラフ(1)′はベース(
2)′と駆動板はねアセンブリ(20a)’ (20h
)’ によって結合されているが、アセンブリ(20a
)′(20b)′ハ同一の構成であるので一方(20a
)’についてのみ説明する。
すなわち、本変形例ではアセンブIJ (20a ) 
’に用いられる板はねQO’は1枚だけであって第1図
及び第2図の例のように補助用板ばねは不用である。
板ばね(10’の上端部はブロック(3)′にボルトt
a’によシ固定され、その下端部はボルトの′によりベ
ース(2)′に固定される。板ばねQQ’の両端部近く
の両面にはそれぞれ板状の圧電素子(txa)’(tl
h)’及び(12a)’(12b)’が貼着されており
、図示せずともそれらの外面には電極面が形成され、こ
れら及び板ばねαQ′は図示するように電気的に上述の
制御交流電源(7)と接続されている。圧電素子(ll
a)’(llb)’(12a)’(12b)’の電極面
は同電位とされるが、伸縮変位(Φが沖、θが縮)は板
はねαQ′の上下及び表裏で逆となるように圧電素子(
xta)’(txb)’(12a)’(12b)’の極
性が定められている。従って、これら電極面に交流電圧
が印加されると板ばねQC7の中央部に関し、上方の圧
電素子(lia)’(lxb)’ f貼着させている板
ばね部分と下方の圧電素子(12a)’(12b)’ 
f貼着させている板ばね部分とは逆方向に変位する。
また第8図に示すように板ばね(10’の中央部の両、
碌には切欠き(10a)’(10h)’が形成され、こ
れによジ板ばねqり′のばね常数を小としている。叫は
ポル[!11囚を通す孔である。
以上のような振動フィーダも上述の制御装置により常に
共振状態で、かつ所定の振巾で駆動されることができる
。なお、第7図の構成においても圧電素子(ha)(o
h)又は(12a)(12b)の一部を第1図に示すよ
うに振巾検出素子用として用いてよい。
また振巾検出用素子として実施例のように圧電素子の一
部が用いられなくても、従来公知の方法で検出するよう
Kしても本発明は適用可能である。
例えば、トラフ(1)の振巾を光学的又は電磁気学的に
(例えば近接センサもしくは磁気センサの利用)検出し
てもよい。
また以上の実施例では振動フィーダを説明したが、これ
に代え、他の圧電素子駆動型振動機、例えばらせん状の
トラックを有する振動パーツフィーダや振動スパイラル
エレベータにも本発明が適用可能である。
また制御装置の回路も図示のものに限られることはない
ことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本開明の圧電素子駆動型振動機用制御
装置によれば、振@機を常に共振状態でしかも所定の振
「1〕で駆動することができ、消費電力の軽減、振動機
の利用範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の制御装置が適用される振動フィ
ーダの側面図、第2図は同要部の正面図第3図は本発明
の実施例による制御装置のブロック回路図、第4図は第
3図における交流−直流変換器、直流−交流変換器及び
これらと関連する部分の詳細な回路図、第5図は第3図
におけるゲート口路の作用を説明するためのグラフ、及
び第6図は実施例の作用を説明するためのグラフ、第7
図は本実施例に適用される圧電素子駆動型振動フィーダ
の変形例金示す側面図及び第8図は同要部の正面図であ
る。 なお図において、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電素子に交流電圧を印加することにより得られ
    る該圧電素子の伸縮を加振源とする圧電素子駆動型振動
    機のための制御装置において、被加振体の振動と加振力
    との位相差を検出する位相検出手段;と前記振動機の固
    有振動数またはこれに近い振動数における前記振動と前
    記加振力との位相差と、前記位相検出手段の出力とを比
    較する第1比較手段;と前記被加振体の振動の振巾と、
    所定の振巾とを比較する第2比較手段とを具備し、前記
    第1比較手段の出力に基づいて前記加振力の周波数を前
    記固有振動数またはこれに近い振動数に一致するように
    制御し、かつ前記第2比較手段の出力に基づいて前記加
    振力の大きさを、前記被加振体の振動の振巾が前記所定
    の振巾に一致するように制御することを特徴とする圧電
    駆動型振動機用制御装置。
  2. (2)前記圧電素子の一部を前記被加振体の振巾を検出
    するための手段として用いる前記第1項に記載の圧電駆
    動型振動機用制御装置。
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