JPS62224345A - 超音波振動プロ−ブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は前立腺切除など生体組織の切除に使用される超
音波振動プローブに関する。

〔従来の技術〕

一般に、この種の超音波振動プローブは超音波振動子を
内蔵した把持部と超音波撮動を伝達するＨ連管とからな
〕、その伝達管の先端部を切除しようとする部位に当て
超音波振動により生体組織を切除するようになっている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記従来の超音波振動プローブの伝達管
は単に円形パイプからなるだけで、この伝達管の先端部
外周面が滑らかである。このため、この伝達管の先端部
外周面に触れる部位の生体組織の切除効率は悪かった。

本発明は上記問題点に着目してなされたもので。

その目的とするところは伝達管の先端のみならずその先
端部周面における切除効率を向上するとともに、切除し
た組織をすみやかに吸引除去することができる超音波振
動プローブを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段および作用〕上記問題点
を解決するために本発明は生体組織を切除する伝達管の
先端部外周に突起を形成し。

この突起により生体組織の切除効率を高め、また。

切除した組織はその伝達管の先端部に形成した吸引口に
より吸引除去するものである。

〔実施例〕

第１図および第２図は本発明の第１の実施例を示すもの
である。

第１図はその超音波振動プローブ１を示している。この
超音波振動プローブ１は把持部２と伝達管３とからなシ
１把持部２には超音波振動子４が収納されている。この
超音波振動子４にはホーン５を介して上記伝達管３が連
結されていて、その伝達管３に超音波振動を伝達するよ
うになっている。なお、上記把持部２の後端には超音波
振動子４に導通する遡源コード６が接続されている。

また、伝達管３０先端は開口して吸引ロアを形成してい
る。この吸引ロアはその伝達管３の内腔８および上記把
持部２０中心を貫通する孔９からなる吸引路１０を介し
て吸引口金１１に連通している。この吸引口金１１には
図示しない吸引ポンプに通じる吸引チューブ１２が接続
されている。

さらに、上記伝達管３の先端部外周１３にはその全面に
わた力均一に分散して複数の突起１４・・・が設けられ
ている。この実施例においてこの突起１４・・・は第２
図で示すように伝達管３の先端部に被嵌して固層した筒
部材１５の外周面部に形成されている。

しかして、この超音波振動プローブ１を使用してたとえ
ば前立腺を切除しようとする場合には図示しない前立腺
切除用レゼクトスコープのシースを通じて生体腔内に導
入し、その伝達管３の先端部外周１３を管状腔部１６に
差し込み位置決めする。そして、超音波振動子４を作動
させることによりその伝達管３に超音波振動を加えると
、その超音波振動が先端部外周１３を介して生体組織１
７に加えられる。こ０ため、その生体組織１７が切除さ
れるが、このとき、先端部外周１３には多数の突起１４
・・・が役けられているので、超音波振動が生体組織１
７に８実に伝わり、切除効率が連管３の先端にある吸引
ロアから吸引路１ｏを通じて順次吸引されて外部に排出
される。

なお、こ■第１の実施例に２ける突起１４の形状は第３
図（５）で示すように円錐形状に形成されている。しか
し、第３図（５）のように台形状や第３図（ｑのように
先端円球状のものであってもよい。

第４＠は本発明の第２の実施例を示すものである。

この実施例は各突起１４・・・を伝達管３の先端部外周
１３に対し直接形成したものである。

第５図は本発明の第３の実施例を示すものである。

この実施例は第２の実施例の形式におけるその先端部外
周１３に突起１４・・・を避けて複数の小孔を穿設し、
これも吸引路１ｏに通じる吸引口１８・・・として構成
したものである。この吸引口１８・・・を設ければ、上
記突起１４・・・で切除した生体組織１７を上記吸引ロ
ア以外の先端部外周１３付近からそれぞれ直ちに効率よ
く吸引できる。

第６図は本発明の第４Ｑ実施例を示すものである。

この実施例は伝達管３の先端部外周１３を一方へ片向け
た円錐形状としてな）、この先端部外周１３にはらせん
状の突条からなる突起１９を形成するとともに、その突
起１９間には複数の吸引口２０を穿設したものである。

第７図および第８図は本発明の第５の実施例を示すもの
である。

この実施例は伝達管３の先端部をその軸方向に多数の切
込みを入れ、これよシできた各片２１・・・を内側と外
側へ交互に曲げて外側へ突き出す各片２ノ・・・によ）
突起２２を形成したものである。

第９図は本発明の第６の実施例を示すものである。

この実施例は伝達管３の先端部外周１３に全周にわたる
つば状の突起２３を形成し、この各突起２３・・・の高
さは先端側から手元値に行くに従って高さが高くなるよ
うにしたものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、伝達管の先端部外
周に形成した突起により超音波振動が生体組織へ効率よ
〈伝わ）、切除効率が向上する。

また、切除された組織はその先端部に設けた吸引口から
直ちに吸引除去できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の側断面図、第２図は同
じくその先端部の側断面図、第３図面。 （１３）　、　Ｇ）はそれぞれ異なる突起の形状を示す
断面図、第４図は本発明の第２の実施例における伝達管
の先端部の斜視図、第５図は本発明の第３の実施例にお
ける伝達管の先端部の側断面図、第６図は本発明の第４
の実施例における伝達管の先端部の側面図、第７図は本
発明の第５の実施例における伝達管の先端部の斜視図、
第８図は同じくその先端部の側断面図、第９図は本発明
の第６の実施例の伝達管の先端部の側断面図である。 １・・・超音波退動プローブ、３・・・伝達管、４・・
・超音波振動子、７・・・吸引口、１０・・・吸引路、
１３・・・先端部外周、１４・・・突起、１７・・・生
体組織、１９・・・突起、２２・・・突起。 出願人代理人　弁理士　　坪　井　　　　浮彫４図 第５図 第６図 第２図 第３図 第７図 Ｊ 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 超音波振動子と、この超音波振動子からの超音波振動を
   受けて先端部により生体組織を超音波振動で切除する伝
   達管と、この伝達管の先端部外周面に設けられた突起と
   、上記伝達管の先端部に設けられ切除した生体組織を吸
   引除去するための吸引口とを具備したことを特徴とする
   超音波振動プローブ。