JPS62224009A - 樹脂モ−ルドコイル - Google Patents
樹脂モ−ルドコイルInfo
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- JPS62224009A JPS62224009A JP6560186A JP6560186A JPS62224009A JP S62224009 A JPS62224009 A JP S62224009A JP 6560186 A JP6560186 A JP 6560186A JP 6560186 A JP6560186 A JP 6560186A JP S62224009 A JPS62224009 A JP S62224009A
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Landscapes
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱硬化性樹脂組成物(以下レジン)でコイルを
モールドして成る樹脂モールドコイルニ係り、特にレジ
ンの熱伝導率を向上させてクラックの発生防止および外
形寸法の小形化に好適な樹脂モールドコイルに関する、 〔従来の技術〕 従来のモールドコイル用レジンは、68X10−6に−
1という高い線膨張係数を有しているので、−例として
特開昭55−1618424C示されているように充填
材として非晶質シリカを用いてレジンの線膨張係数を導
体の線膨張係数に近づけて ・モールドコイルのク
ラック発生を防止するようにしていた。
モールドして成る樹脂モールドコイルニ係り、特にレジ
ンの熱伝導率を向上させてクラックの発生防止および外
形寸法の小形化に好適な樹脂モールドコイルに関する、 〔従来の技術〕 従来のモールドコイル用レジンは、68X10−6に−
1という高い線膨張係数を有しているので、−例として
特開昭55−1618424C示されているように充填
材として非晶質シリカを用いてレジンの線膨張係数を導
体の線膨張係数に近づけて ・モールドコイルのク
ラック発生を防止するようにしていた。
非晶質シリカを使用した場合、fIM膨張係数を一例と
して24〜28X]0−’に一’と導体(アルミ)の値
23X10 K−に非常に接近させる事が出来るの
で、モールドコイルの熱応力は減少し、クラックの発生
を押える事か出来る。
して24〜28X]0−’に一’と導体(アルミ)の値
23X10 K−に非常に接近させる事が出来るの
で、モールドコイルの熱応力は減少し、クラックの発生
を押える事か出来る。
しかし、非晶質シリカは低膨張係数を有する反面、結晶
質シリカに比べ熱伝導か低く、コイルの温度上昇が犬き
くなる難点があつ九 −例として第9図、410図に示すように、非晶質シリ
カを充填したレジン5の熱伝導率が低いのでコイル内部
の最高温度θ′mが大きぐなシ、平均温度も高くなる。
質シリカに比べ熱伝導か低く、コイルの温度上昇が犬き
くなる難点があつ九 −例として第9図、410図に示すように、非晶質シリ
カを充填したレジン5の熱伝導率が低いのでコイル内部
の最高温度θ′mが大きぐなシ、平均温度も高くなる。
特に、レジン層での温度勾配(θ′2−θ′1)又は(
θ′、−θ′4)か大きぐな9、レジン層での熱応力が
大きくなる。従って、発生熱量を少なく押えないと許容
温度に入らないたd・、モールドコイルか大きくな1品
の小形化の妨けとなるとともに、原価が高くなるという
問題点があった。
θ′、−θ′4)か大きぐな9、レジン層での熱応力が
大きくなる。従って、発生熱量を少なく押えないと許容
温度に入らないたd・、モールドコイルか大きくな1品
の小形化の妨けとなるとともに、原価が高くなるという
問題点があった。
一方、結晶質シリカは熱伝導が高い反面、線膨張係数が
10〜14X]O−’に一’ と非晶質シリカの0.5
X]O−’K”’ に比べ極めて大きいため、単に結晶
質シリカに置換しただけでは配合されたレシン01w膨
張イ=数ハ33〜39X1 o” K−1と導体(アル
ミ)の値23X10″″6に−1に比べ差か大きくなり
すぎるためモールドコイルにクラックが発生するという
問題点かあった。
10〜14X]O−’に一’ と非晶質シリカの0.5
X]O−’K”’ に比べ極めて大きいため、単に結晶
質シリカに置換しただけでは配合されたレシン01w膨
張イ=数ハ33〜39X1 o” K−1と導体(アル
ミ)の値23X10″″6に−1に比べ差か大きくなり
すぎるためモールドコイルにクラックが発生するという
問題点かあった。
粉砕物の粒度分布をあられす式の一つとしてRosin
−Raff1111erの式かあシ、この式について
は例えは、[粉体工学ハンドブック(第6版)」井伊谷
鋼−著■昭和47年朝倉書店)の44〜45頁に記載さ
れている。充填材の粒度分布もRosin−シコn1e
rの式で衣わすことかでき、従来の充填材は特に粒径分
布の調整を行わないと、Rosin −Raniler
O式の粒度分布の傾さをへわす定数nの値が0.95〜
1.05の範囲となる。この状態ではレジンに充填でき
る充填材の含量は40〜45体積チか限度であり、充填
材として結晶質シリカを用いた場合にはレジンの純膨張
係数を導体の体膨張係数に近づけるに至らな〃・つた、 なお、関連するものとして他に弊開距53−12345
7号が挙けられるが、レジンの純膨張係数を低下させる
とともに熱伝導率を向上さセるという点については配慮
されていなかった。
−Raff1111erの式かあシ、この式について
は例えは、[粉体工学ハンドブック(第6版)」井伊谷
鋼−著■昭和47年朝倉書店)の44〜45頁に記載さ
れている。充填材の粒度分布もRosin−シコn1e
rの式で衣わすことかでき、従来の充填材は特に粒径分
布の調整を行わないと、Rosin −Raniler
O式の粒度分布の傾さをへわす定数nの値が0.95〜
1.05の範囲となる。この状態ではレジンに充填でき
る充填材の含量は40〜45体積チか限度であり、充填
材として結晶質シリカを用いた場合にはレジンの純膨張
係数を導体の体膨張係数に近づけるに至らな〃・つた、 なお、関連するものとして他に弊開距53−12345
7号が挙けられるが、レジンの純膨張係数を低下させる
とともに熱伝導率を向上さセるという点については配慮
されていなかった。
上記従従来術におい1は、非晶質シリカを用いルジンの
純膨張係数を導体の線膨張係数に近っけ1クラツクの発
生を抑えると温度上昇か大さくなシ、結晶質シリカを用
い″″C温度上昇を抑えるとレジンの純膨張係数か礁体
の線膨張係数よシ大きくなりクラックか発生しやすくな
るという相入れない問題点があった。そのため、従来技
術による樹脂モールドコイルは、耐クラツク性を1んじ
て熱伝導率を犠牲にするか、熱伝4軍を高めて小形化と
コスト低減を追求し耐クラツク性を犠牲にするかのいず
れかの道を違んでおり、耐クラツク性と熱伝導率の向上
を同時に満足することかできす、信頼性の濤、で問題が
あった。
純膨張係数を導体の線膨張係数に近っけ1クラツクの発
生を抑えると温度上昇か大さくなシ、結晶質シリカを用
い″″C温度上昇を抑えるとレジンの純膨張係数か礁体
の線膨張係数よシ大きくなりクラックか発生しやすくな
るという相入れない問題点があった。そのため、従来技
術による樹脂モールドコイルは、耐クラツク性を1んじ
て熱伝導率を犠牲にするか、熱伝4軍を高めて小形化と
コスト低減を追求し耐クラツク性を犠牲にするかのいず
れかの道を違んでおり、耐クラツク性と熱伝導率の向上
を同時に満足することかできす、信頼性の濤、で問題が
あった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、耐クラツク性を
有するとともにレジンの熱伝導率を高めて小形化と低コ
スト化のB、I ’Ntj−な樹脂モールトコづルを提
供することにある。
有するとともにレジンの熱伝導率を高めて小形化と低コ
スト化のB、I ’Ntj−な樹脂モールトコづルを提
供することにある。
上記目的は、エポキシ樹脂に粘度低下剤とともに光横狗
を添加し1成る熱硬化性樹脂組成物でコイルをモールド
した樹脂モールドコイルにおい1、前記充填材を最大粒
径80μm以下の粒度の結晶質シリカとし、かつ、前記
エポキシ樹脂に55体檀饅以上添加することにより達成
される。
を添加し1成る熱硬化性樹脂組成物でコイルをモールド
した樹脂モールドコイルにおい1、前記充填材を最大粒
径80μm以下の粒度の結晶質シリカとし、かつ、前記
エポキシ樹脂に55体檀饅以上添加することにより達成
される。
好ましい実施態様においては、前記充填材は粒径6以上
の粒子に対して累S重量R(dlか、b、 nをそれ
ぞれ定数としてR(dl=] 008 Xp (−b−
dn)となる粒度分布を有し、かつ、前記外部nの値が
0.9以下となるよう粒度発願が調整されて成ることを
特徴とする。
の粒子に対して累S重量R(dlか、b、 nをそれ
ぞれ定数としてR(dl=] 008 Xp (−b−
dn)となる粒度分布を有し、かつ、前記外部nの値が
0.9以下となるよう粒度発願が調整されて成ることを
特徴とする。
充填材の結晶質シリカは熱伝導率が高いためレジンの熱
伝導率を高くすることが1−@、コイルの発熱を良好に
外部に伝達することかできる。これによシコイルを小形
化して■流密度を上け1も放熱か有効に行われる。また
、結晶質シリカを最大粒径80μm以下の粒度としてR
osin −Ramn1erの式における粒度分布の傾
きを示す定数nの値が0.9以下となる粒径分布を有す
るよう調整したので、結晶質レジンを45体積矛以上光
填さセることかでさる。粘度低下剤はレジンの粘度の上
昇全防止してコイル内へのレジンの含浸か光分&C行え
るようにしてボイドの発生を防止する。
伝導率を高くすることが1−@、コイルの発熱を良好に
外部に伝達することかできる。これによシコイルを小形
化して■流密度を上け1も放熱か有効に行われる。また
、結晶質シリカを最大粒径80μm以下の粒度としてR
osin −Ramn1erの式における粒度分布の傾
きを示す定数nの値が0.9以下となる粒径分布を有す
るよう調整したので、結晶質レジンを45体積矛以上光
填さセることかでさる。粘度低下剤はレジンの粘度の上
昇全防止してコイル内へのレジンの含浸か光分&C行え
るようにしてボイドの発生を防止する。
以下本発明の実施例を第1図〜第8図によシ欣明する。
第3図は本発明の一実施例における樹脂モールドコイル
の外形杉状を示し、第1図はそのA−A面における縦断
面を示す。
の外形杉状を示し、第1図はそのA−A面における縦断
面を示す。
第2図は第1図に示すA−A’断面におりるコイルの温
度分布を示す。
度分布を示す。
本実施例において、信服モールドコイル1はコイル2を
レジン3でモールドすることによシ形成畑れ、レジン3
はエポキシ樹脂に光徊材として結晶質シリカを充填し、
さらに粘度低下剤か添加されたものよυ成る。1だ、樹
脂モールドコイル1の外面にはコイル2に接続された端
子4か肢けられる、エポキシ樹脂に充填材を充填したと
きのレジンの線膨張係数の変化を第5図に示す。叱5図
より、充填相として結晶質シリカを用いた場合r(はレ
ジンの線膨張係数をコイルの導体として用いられるアル
ミの線膨張係数に近づけるのに充填材含量として55体
績裳以上配合すれはよい。
レジン3でモールドすることによシ形成畑れ、レジン3
はエポキシ樹脂に光徊材として結晶質シリカを充填し、
さらに粘度低下剤か添加されたものよυ成る。1だ、樹
脂モールドコイル1の外面にはコイル2に接続された端
子4か肢けられる、エポキシ樹脂に充填材を充填したと
きのレジンの線膨張係数の変化を第5図に示す。叱5図
より、充填相として結晶質シリカを用いた場合r(はレ
ジンの線膨張係数をコイルの導体として用いられるアル
ミの線膨張係数に近づけるのに充填材含量として55体
績裳以上配合すれはよい。
本実施例では充填材の粒度分布を改善して多量の充填材
を配合しやすくするとともに多量の充填材を配合しても
レジンの粘度が上からないように粘度低下剤としてシラ
ンカップリング剤を9配′ 合するものである。
を配合しやすくするとともに多量の充填材を配合しても
レジンの粘度が上からないように粘度低下剤としてシラ
ンカップリング剤を9配′ 合するものである。
一般的に充填材の粒度分布は第4図に示すROsin
−Ramm1er線図(以下RR8粒度線図)で示され
る。同図は下記のRosin −Ramm1erの式(
1)式を、両辺の対数をとって(2)式のように変形し
、(2)式の左辺を従属変数とし、右辺の’10g d
を独立変数とすることによジグラフ化したものである。
−Ramm1er線図(以下RR8粒度線図)で示され
る。同図は下記のRosin −Ramm1erの式(
1)式を、両辺の対数をとって(2)式のように変形し
、(2)式の左辺を従属変数とし、右辺の’10g d
を独立変数とすることによジグラフ化したものである。
I((d)= ] OOe X p (−b −d n
)−・・−・−・・(111og (2−log R
(dl ) = n log d + ’log b
−0,362・・・・・・・・・・・・・・・(2)こ
こK、 d:粒子径(μm) R(di:粒子径4以上の累積重書(チ)rに粒度分布
の傾きを示すclE数 す二定数 である。
)−・・−・−・・(111og (2−log R
(dl ) = n log d + ’log b
−0,362・・・・・・・・・・・・・・・(2)こ
こK、 d:粒子径(μm) R(di:粒子径4以上の累積重書(チ)rに粒度分布
の傾きを示すclE数 す二定数 である。
普通に粉砕された結晶質シリカの粉末においてはnは第
4図の破線で囲1れた領域にあυ、粒度分布の傾きはn
=0.95〜1.05である。
4図の破線で囲1れた領域にあυ、粒度分布の傾きはn
=0.95〜1.05である。
これに対し、nが0.9以下であると充填材はスムース
に混さシ易く、レジンの粘度も低下する。
に混さシ易く、レジンの粘度も低下する。
即ち、とのnか0.9以下とは、色々な粒子径の粉末が
平均的に含まれ1いる事を示しておシ、従って多量の充
填材を配合しても、大きな粒子間偶不さな粒子が入シ込
み、多くの充填材の配合が可能となる。
平均的に含まれ1いる事を示しておシ、従って多量の充
填材を配合しても、大きな粒子間偶不さな粒子が入シ込
み、多くの充填材の配合が可能となる。
尚、このnは0.7〜0.8程度が実験的に最も望でし
い結果を靭1いる。
い結果を靭1いる。
本実施例においでは結晶質シリカの最大粒径を80μm
とするとともに粒径分布を調整してnの値が0.9以下
となるようにして、RR8線図において】0μにて累積
itを41−とすることKよ°9結晶質シリカの充填前
を55体PX%以上とすることがでさ、レジンの線膨張
係数を大幅に低下させて第6図に示すように大体30
X 10−’に一’以下とする事か出来る。例えは、6
0体槓多配合すると25 X 10−’ K″″1′!
で下ける事が可能である。
とするとともに粒径分布を調整してnの値が0.9以下
となるようにして、RR8線図において】0μにて累積
itを41−とすることKよ°9結晶質シリカの充填前
を55体PX%以上とすることがでさ、レジンの線膨張
係数を大幅に低下させて第6図に示すように大体30
X 10−’に一’以下とする事か出来る。例えは、6
0体槓多配合すると25 X 10−’ K″″1′!
で下ける事が可能である。
しかし、この様に多量の充填材を配合すると粘度は50
P&−8(パスカル秒)以上となってコイル内部にレジ
ンが十分に含浸せず、結局コイル内部にボイドを形成し
絶縁不良の要因となるので、粘度を低下させるためシラ
ンカップリング剤を適量配合することによシ、充填材を
55体積チ以上配合しても、レジンの粘度を50Pa−
E3以下にする拳が出来る。なお、充填材を多く入れ過
ぎても導体との線膨張係数の差を生じるため、アルミ導
体の場合添加する量の上限は70%位である、本実施例
におけるレジンは熱伝4率が非常に高いため、第2図に
示すように、コイルの内部の温度分布は、ゆるやかでコ
イル内部で発生した熱を効率よく、コイル表面に伝える
ことができる。
P&−8(パスカル秒)以上となってコイル内部にレジ
ンが十分に含浸せず、結局コイル内部にボイドを形成し
絶縁不良の要因となるので、粘度を低下させるためシラ
ンカップリング剤を適量配合することによシ、充填材を
55体積チ以上配合しても、レジンの粘度を50Pa−
E3以下にする拳が出来る。なお、充填材を多く入れ過
ぎても導体との線膨張係数の差を生じるため、アルミ導
体の場合添加する量の上限は70%位である、本実施例
におけるレジンは熱伝4率が非常に高いため、第2図に
示すように、コイルの内部の温度分布は、ゆるやかでコ
イル内部で発生した熱を効率よく、コイル表面に伝える
ことができる。
従って、コイル内部の平均温度が低く、コイル表面温度
θ、又はa4と最高温度0mとの走も少ない。特にレジ
ン部の温度伽配(#、−θ、)又は(θ3−θ、)は小
きく、レジン部におりる熱応力の発生を抑えることがで
きてレジン自体の変形やクラックを防止できる。
θ、又はa4と最高温度0mとの走も少ない。特にレジ
ン部の温度伽配(#、−θ、)又は(θ3−θ、)は小
きく、レジン部におりる熱応力の発生を抑えることがで
きてレジン自体の変形やクラックを防止できる。
ここでレジンの熱伝導率の差による導体平均温度の差θ
dは計算上次式でふめられる。
dは計算上次式でふめられる。
θd=qT(2,−−、、−)・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(3)ここで q:コイルの発熱
量 λR′:非晶質シリカを充填したレジンの熱伝導率 λR=結晶質シリカを充填したレジンの熱伝導率 Tニレ2フ層の厚さ ここで、T = 0.01 (ml q=g OO(07m2) λR’ =0.4 (ω/m’C) λR=0.8(ω/m″C) とすると、温度差adは10゛Cとな9、結晶質シリカ
を充填することにより非晶質シリカを充填したものに比
べ導体平均温度を計算上10’C低下させることかでき
る。
・・・・・・・・・・(3)ここで q:コイルの発熱
量 λR′:非晶質シリカを充填したレジンの熱伝導率 λR=結晶質シリカを充填したレジンの熱伝導率 Tニレ2フ層の厚さ ここで、T = 0.01 (ml q=g OO(07m2) λR’ =0.4 (ω/m’C) λR=0.8(ω/m″C) とすると、温度差adは10゛Cとな9、結晶質シリカ
を充填することにより非晶質シリカを充填したものに比
べ導体平均温度を計算上10’C低下させることかでき
る。
不実施例におけるレジン金製品に適用した場合、従来の
レジンとの各部の温彦差の例を第7図に示す。同図に示
すように本実施例しくおけるレジンを用いると導体温度
を従来のレジンを用いた場合に比べ約10%低下させる
ことができる。また、導体とレジン表面の温度差も従来
のものに比べ10゛C前後低くすることができる。また
、第8図は3相500KVAの変圧器に本実施例の樹脂
モールドコイルを使用した場合の従来品との外形可法。
レジンとの各部の温彦差の例を第7図に示す。同図に示
すように本実施例しくおけるレジンを用いると導体温度
を従来のレジンを用いた場合に比べ約10%低下させる
ことができる。また、導体とレジン表面の温度差も従来
のものに比べ10゛C前後低くすることができる。また
、第8図は3相500KVAの変圧器に本実施例の樹脂
モールドコイルを使用した場合の従来品との外形可法。
据付面積、容積9重量の比率を示す。同図中いずれの項
目も従来品を100としてそれに対する比率を示す。本
実施例によれば据付面積お↓び容積を従来品に比べ約i
o%以上小さくでき、さらに1W′lj!−を約5%軽
くすることができる。
目も従来品を100としてそれに対する比率を示す。本
実施例によれば据付面積お↓び容積を従来品に比べ約i
o%以上小さくでき、さらに1W′lj!−を約5%軽
くすることができる。
本実施例は導体がアルミの場合について述べたが、導体
が銅である場合に本発明を適用してもよく、その場合に
は充填材の添加量をおよそ70〜80体積饅とすれはよ
い。
が銅である場合に本発明を適用してもよく、その場合に
は充填材の添加量をおよそ70〜80体積饅とすれはよ
い。
本実施例では、レジンの粘度が低くコイルとの境界面で
のボイドの発生を防止できるため、コイルとレジンとが
良好に否1し、コイルの熱を有効に伝達することができ
る。また、ボイドがないためコロナの発生も防止でき、
絶縁性に優れた樹脂モールドコイルを得ることができる
。
のボイドの発生を防止できるため、コイルとレジンとが
良好に否1し、コイルの熱を有効に伝達することができ
る。また、ボイドがないためコロナの発生も防止でき、
絶縁性に優れた樹脂モールドコイルを得ることができる
。
本発明によればレジンの線膨張係数を導体の線膨張係数
に近づゆることができて耐クラツク性を有するとともに
熱伝導率も高めることができ、小形化と低コスト化の可
能な樹脂モールドコイルを得ることができる。
に近づゆることができて耐クラツク性を有するとともに
熱伝導率も高めることができ、小形化と低コスト化の可
能な樹脂モールドコイルを得ることができる。
第1図は本発明の一実施例における樹脂モールドコイル
のA−A’面における縦断面図、第2図は第1図の断面
における温度分布図、第3図は本発明の一実施例におけ
る樹脂モールドコイルの外形を示す斜視図、第4図はR
osin −RBJrnlerの式による粒度分布を示
す粒度分布図、第5図は結晶質シリカおよび非晶何シリ
カの充填曾に対する線膨張係数を示す特性図、第6図は
本発明の一実施例において充填材の含量に対する熱伝導
率および線膨張係数を示す特性図、第7図は、本発明の
一実施例を実製品に適用して得られた導体温度、レジン
表面温度、導体とレジン表面の温度差のそれぞれを従来
例と比較して示す特性図、第8図は本発明の一実施例を
実製品に適用して得られた外形寸法、Nt等を従来例と
比較して示す特性図、第9図、第10図はそれぞれ従来
のレジンモールドコイルの縦断面図および該断面におけ
る温度分布図である。 1:樹脂モールドコイル、2:コイル、3:fi硬化性
樹脂組成物 代理人 弁理士 小 川 勝 男。 第 1 口 第3 図 羊 2 図 図 $ 4 ロ イ支 壬 冬d<)1πノ RR5#’t−崖X痕TfZJ C4i度分“]1テ
El)第 5 図 充填オオ含−童 (Nu、%) 第 6 図 第 8 図
のA−A’面における縦断面図、第2図は第1図の断面
における温度分布図、第3図は本発明の一実施例におけ
る樹脂モールドコイルの外形を示す斜視図、第4図はR
osin −RBJrnlerの式による粒度分布を示
す粒度分布図、第5図は結晶質シリカおよび非晶何シリ
カの充填曾に対する線膨張係数を示す特性図、第6図は
本発明の一実施例において充填材の含量に対する熱伝導
率および線膨張係数を示す特性図、第7図は、本発明の
一実施例を実製品に適用して得られた導体温度、レジン
表面温度、導体とレジン表面の温度差のそれぞれを従来
例と比較して示す特性図、第8図は本発明の一実施例を
実製品に適用して得られた外形寸法、Nt等を従来例と
比較して示す特性図、第9図、第10図はそれぞれ従来
のレジンモールドコイルの縦断面図および該断面におけ
る温度分布図である。 1:樹脂モールドコイル、2:コイル、3:fi硬化性
樹脂組成物 代理人 弁理士 小 川 勝 男。 第 1 口 第3 図 羊 2 図 図 $ 4 ロ イ支 壬 冬d<)1πノ RR5#’t−崖X痕TfZJ C4i度分“]1テ
El)第 5 図 充填オオ含−童 (Nu、%) 第 6 図 第 8 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エポキシ樹脂に粘度低下剤とともに充填材を添加し
て成る熱硬化性樹脂組成物でコイルモールドして成る樹
脂モールドコイルにおいて、前記充填材は最大粒径80
μm以下の粒度の結晶質シリカであり、かつ、前記エポ
キシ樹脂に55体積%以上添加されて成ることを特徴と
する樹脂モールドコイル。 2、前記充填材は粒径d以上の粒子に対して累積重量R
(d)が、b、nをそれぞれ定数としてR(d)=10
0e×p(−b・d^n)となる粒度分布を有し、かつ
、前記定数nの値が0.9以下となるよう粒度分布が調
整されて成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の樹脂モールドコイル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61065601A JP2555021B2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 | 樹脂モ−ルドコイル |
CN 87101981 CN1021166C (zh) | 1986-03-26 | 1987-03-17 | 树脂铸塑线包 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61065601A JP2555021B2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 | 樹脂モ−ルドコイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62224009A true JPS62224009A (ja) | 1987-10-02 |
JP2555021B2 JP2555021B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=13291702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61065601A Expired - Lifetime JP2555021B2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 | 樹脂モ−ルドコイル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555021B2 (ja) |
CN (1) | CN1021166C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4217288A1 (de) * | 1991-05-23 | 1992-11-26 | Hitachi Ltd | Waermeaushaertende harzzusammensetzung zum giessen einer hochspannungsspule und durch giessen und haerten der zusammensetzung hergestellte gegossene spule und paneel |
US5446324A (en) * | 1992-05-18 | 1995-08-29 | Mitsuba Electric Manufacturing Co. Ltd. | Coating material for an armature coil of an electrical motor |
US6181656B1 (en) | 1989-07-03 | 2001-01-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording and/or reproducing apparatus displaying identification information |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159819A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-10 | Hitachi Chem Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
-
1986
- 1986-03-26 JP JP61065601A patent/JP2555021B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-03-17 CN CN 87101981 patent/CN1021166C/zh not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159819A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-10 | Hitachi Chem Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6181656B1 (en) | 1989-07-03 | 2001-01-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording and/or reproducing apparatus displaying identification information |
DE4217288A1 (de) * | 1991-05-23 | 1992-11-26 | Hitachi Ltd | Waermeaushaertende harzzusammensetzung zum giessen einer hochspannungsspule und durch giessen und haerten der zusammensetzung hergestellte gegossene spule und paneel |
DE4217288C2 (de) * | 1991-05-23 | 1998-08-27 | Hitachi Ltd | Wärmeaushärtende Harzzusammensetzung zum Gießen von Hochspannungsspulen sowie Verfahren zum Herstellen einer solchen Harzzusammensetzung und ihre Verwendung zur Herstellung von Hochspannungsformspulen |
US5446324A (en) * | 1992-05-18 | 1995-08-29 | Mitsuba Electric Manufacturing Co. Ltd. | Coating material for an armature coil of an electrical motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1021166C (zh) | 1993-06-09 |
CN87101981A (zh) | 1987-10-14 |
JP2555021B2 (ja) | 1996-11-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |