JPS6222337Y2 - - Google Patents

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JPS6222337Y2
JPS6222337Y2 JP2477679U JP2477679U JPS6222337Y2 JP S6222337 Y2 JPS6222337 Y2 JP S6222337Y2 JP 2477679 U JP2477679 U JP 2477679U JP 2477679 U JP2477679 U JP 2477679U JP S6222337 Y2 JPS6222337 Y2 JP S6222337Y2
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JP
Japan
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curing tank
area
plate
beads
curing
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JP2477679U
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JPS55125426U (ja
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Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発泡スチレン製品の成形に際し予備
発泡機で発泡された発泡スチレン発泡粒子(発泡
スチレンビーズ)を貯蔵するための養生槽の改良
に関するものであり、養生槽内に間切板を設置す
ることにより分級された発泡スチレンビーズを均
一な混合割合で養生槽より取り出し送粒し得るよ
うにすることを目的とするものである。
発泡スチレン製品の成形にあたり、予備発泡機
で発泡させた発泡スチレンビーズを送風機を利用
して風と共に養生槽に送り貯蔵することが一般に
行なわれているが、この送粒過程で養生槽内部に
おいて分級貯蔵することは極めて重要な工程であ
り、ここで分級された発泡スチレンビーズはその
後、取り出し成形加工されるため、養生槽内部よ
り発泡スチレンビーズが均一な混合割合で取り出
されるかどうかは製品品質の大きな変動要因とな
つている。
ところが、従来の養生槽においては第1図に図
示する如く槽内は全て空間となつており、ここに
送粒されて来る発泡スチレンビーズが必ずしも均
一な比重を持つていないため、図の点線で図示す
るように中心部に比較的比重の高いものが集中
し、この比較的重いビーズから順次、取り出され
る状況となつていて、製品目付変動を来してい
る。
このことは、例えば200Kg入り養生槽において
製品目付目標を140gとする場合、10%の含水率
と見ると成形直後は154g前後が望まれるが、実
際には第1図のような比重分布から数グループに
分れ、成形直後の重さが165〜170gあるのに反
し、終りごろには135〜140gとなり、上限、下限
において約22%のばらつきを生じ、品質クレーム
発生の原因となつている。
本考案は上述の如き実状に対処し、養生槽内で
分級された発泡スチレンビーズを均一な混合割合
状態下で養生槽より取り出し送粒し得るようにす
るため、間切板を特定の穴面積存在下で養生槽断
面積に対し所定の面積割合を占める如く配設せし
めた構成を特徴とするものである。
以下、更に本考案の具体的内容を添付図面に示
す実施例にもとづいて説明する。
第1図は本考案に係る養生槽を示しており、図
において1は養生槽、2は図示していない予備発
泡機から送風機によつて発泡スチレンビーズを送
粒するための送粒用配管、3は前記養生槽1より
次の成形工程へ発泡スチレンビーズを取り出すた
めの取出用配管、4は養生槽1内において配設さ
れた本考案要部をなす間切板である。
ここに送粒用配管2と取出用配管3を備えた養
生槽1は適宜公知の形式の養生槽が使用可能であ
り、例えば金属又は合成樹脂製のネツト状構成の
養生槽が用いられる。又、間切板は前記養生槽内
の適宜位置において、図では次第にせばまる位置
となつているが、通常、養生槽内壁面と間切板4
との間の間隙が間切板外周において等間隔か、又
は実質的等間隔になるように配設され、その面に
は複数の穴5が間切板中心に対し実質的に平均化
されるように穿設されている。
上記間切板4は金属板あるいは木製等、静電気
の発生しない材料で作られ、その配設に際し大き
さとしては、養生槽1の断面積に対し間切板面積
比率が50〜60%、就中、55±3%が適当であり最
も有効である。ここに間切板面積とは間切板総面
積から穴の総面積を引いた面積である。
又、間切板上に残る発泡スチレンビーズの粒子
量を最少限度に保つためには、前記間切板面積と
穴面積との比率を0.8〜2.4%の範囲とすることが
望ましく、特に1.5±0.5%の範囲が最高の効果が
ある。
更に、上記の外、間切板穴面積と、養生槽1内
壁面と間切板4外周面とによつて形成される間隙
の空間面積との比率は1.2〜2.5%程度が有効で、
特に1.95±0.5%程度が最も有効である。
上記の各条件を満足する間切板4の穴の配置は
第3図にその一例を図示しているが、穴径は一定
である必要はなく、大、小の穴径のものを適宜、
混在させることができるし、又、同径の穴を全面
に亘り配置することもできる。しかし、何れの場
合でも穴の配置は前述の如く間切板中心に対し、
即ち、間切板の縦中心軸、横中心軸に対し対称的
に配置することが望ましいことは勿論である。
間切板4の穴5は間切板上に残るビーズの量を
決定するものであり、最終的に間切板上に残る量
を減少させること、並びに減少が均一な減少経過
を辿ることが好適で、本考案においては間切板4
上に残る発泡スチレンビーズの量が養生槽1の容
積に対しビーズの大きさを1.3〜4.5mmとして0.3〜
0.6%程度であるような設計が通常施される。
第4図は叙上のような間切板を入れた場合の養
生槽内における発泡スチレンビーズの流れ方の基
本的態様を示しており、養生槽が一杯詰つている
状況からイ→ロ→ハ→ニという順位の形状でビー
ズが流れていく経緯を表わしている。この場合、
間切板4上には山型形状をなして発泡原料である
ビーズ6が残る。
今、間切板上に残る量は、間切板寸法を600×
600mm、間切板上に残る高さを250mmとすれば45
であり、養生槽の大きさを800×800×800mmとし
てその容積が384となるので11.7%位となる。
しかし、この残る量は養生槽の高さが2m又は3m
と直筒部が高くなれば次第に低下し、3mの場合
には実質上、2.2%となる。
そこで、間切板上に残る量を更に減少させる目
的で穴をあけた場合について考察すると、間切板
上に残るビーズの山は次第に小さくなり、第5図
及び第6図に図示するような穴のないところに小
さい高さの発泡ビーズの山7が残る。この小さい
山の状態で残るビーズ7をより少なくするため、
穴の数を増加すると、ある程度まではその目的を
達成することができるが、間切板に対し穴の面積
比率が2.4%を越えると、も早、間切板はその役
割を失ない、均一な混合は困難となる。又、間切
板の養生槽内において占める面積が槽断面積の60
%を越えればビーズの流れを悪くし、一方、50%
以下となれば間切板の効果が半減する。
更に、間切板の穴面積が養生槽と間切板の間の
空間に対し2.5%以上を占めるようになると、養
生槽中央部の比重の高い粒子の移動を促がし、分
級防止の効果を弱める。従つて、前述した条件に
おいて実施することは均一な混合割合でビーズを
養生槽より取り出す上に頗る効果的と云える。
以上の如く本考案養生槽によれば、発泡スチレ
ン製品の成形に際し発泡スチレンビーズを貯蔵す
る養生槽内部で比重分布により重いビーズが当初
取り出され、次第に比重の軽いビーズに移行して
ビーズの均一な混合割合が得られない従来の欠陥
を解消し、間切板と間切板に設けた穴によつてビ
ーズの流れを変化調整し、均一な混合割合で取り
出し得ることを可能ならしめ、分級による製品目
付変動を減少させ、製品品質の安定化をもたら
し、発泡スチレン成形の課題であつた品質クレー
ム上の原因を除去する顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の養生槽におけるビーズの流れを
示す説明図、第2図は本考案養生槽の一例を示す
略示断面図、第3図は第2図におけるA−A線矢
視平面図、第4図に養生槽に間切板を使用した場
合におけるビーズの流れを示す説明図、第5図及
び第6図は本考案実施例におけるビーズの残り状
態を示す断面並びに平面説明図である。 1…養生槽、2…送粒用配管、3…取出用配
管、4…間切板、5…間切板の穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送粒用配管と取出用配管を備え、予備発泡機で
    発泡した発泡スチレンビーズを貯蔵する養生槽内
    部に間切板を養生槽内面との間隙が間切板外面に
    おいて等間隔になる如く配設し、該間切板に中心
    に対し実質上、平均なる如く複数の穴を間仕切板
    の縦中心軸、横中心軸に対し対称配置で穿設する
    と共に、養生槽断面積に対し間切板面積の比率を
    50〜60%、間切板面積と穴面積との比率0.8〜2.4
    %の範囲とし、かつ間切板穴面積と、養生槽と間
    切板間隔空間面積比率を1.2〜2.5%となしたこと
    を特徴とする発泡スチレンビーズ養生槽。
JP2477679U 1979-02-27 1979-02-27 Expired JPS6222337Y2 (ja)

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JP2477679U JPS6222337Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27

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JP2477679U JPS6222337Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27

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Publication Number Publication Date
JPS55125426U JPS55125426U (ja) 1980-09-05
JPS6222337Y2 true JPS6222337Y2 (ja) 1987-06-06

Family

ID=28863900

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