JPS6222320Y2 - - Google Patents

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JPS6222320Y2
JPS6222320Y2 JP10683081U JP10683081U JPS6222320Y2 JP S6222320 Y2 JPS6222320 Y2 JP S6222320Y2 JP 10683081 U JP10683081 U JP 10683081U JP 10683081 U JP10683081 U JP 10683081U JP S6222320 Y2 JPS6222320 Y2 JP S6222320Y2
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supply roller
pill
roller
wheel
scraping
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、丸薬製造機における間歇駆動装置
についての改良に係るものである。
ところで、予め練り合わされて適当な粘性が与
えられた丸薬基材から、所要径の丸薬を能率よく
製造する場合には、例えば昭和44年特許出願公告
第11912号公報に記載されているような丸薬製造
機もしくはこれに類する型式の製造機が使用され
る。
かかる型式の丸薬製造機は、上記した丸薬基材
を投入するホツパーと、このホツパー下方で間歇
的に回転させられる送込みローラと、周面に円周
方向の溝を多数備えて上記送込みローラの下方で
同じく間歇的に回転させられる供給ローラと、上
記供給ローラの溝内を擦過すべく周囲に複数枚の
櫛歯状なる掻取り刃を備えて該供給ローラの下方
で連続的に回転させられる掻取りロータとを有
し、ホツパーに投入された丸薬基材を送込みロー
ラで供給ローラの各溝内へ押し込み乍ら、それら
各溝内へ押し込まれた丸薬基材を掻取りロータの
掻取り刃で一定量ずつ掻き取つて、次の球状に整
形する段階へ送り出し得るように構成されてい
る。
一方、この丸薬製造機では、供給ローラの溝か
ら丸薬基材が掻き取られている間は該ローラを静
止させ、1回の掻取りが完了するごとにそのロー
ラを所定角度ずつ回転させるようになつているの
が通例であるから、上記供給ローラの1回当りの
回転角度を調節することによつて、1回当りの掻
取り量を増減でき、従つて後の整形段階で球状と
される丸薬の外径を自由に変更できる。また1回
当りの掻取り量を上記の如く増減するときは、供
給ローラの溝に対する丸薬基材の1回当りの送込
み量を同様に増減する必要があるが、これも送込
みローラの1回当りの回転角度を調節することに
よつて自由に行なえる。
然し乍ら、従来における送込みローラ及び供給
ローラを夫々間歇的に駆動するための装置は、い
ずれもラチエツト機構を利用し、これにクランク
機構を組み合わせたものであるから、ラチエツト
ホイールの歯のピツチを如何に細かくしたとして
も、上記各ローラの1回当りの回転角度を無段階
に調節することが不可能であり、然もラチエツト
ポールにクランク機構から伝えられる往復動作の
ストローク調節が面倒であるほか、運転中の騒音
が大である等の欠点を有する。
本考案は、丸薬製造機の間歇駆動装置に関する
上記したような従来の欠点に対処するため、ラチ
エツト機構に替えて電磁クラツチを採用し、これ
に各回ごとの駆動開始時期設定手段と1回当りの
駆動時間設定手段とを結合させて、間歇的に回転
させられるべき送込みローラ及び供給ローラの1
回当りの回転角度を、いずれも電気的に制御せし
め得るようにしたものである。以下これを図面に
示す実施例について詳述する。
図に於て1は丸薬基材を投入するための左右巾
が大なるホツパーであり、2,3は前後に平行し
て横架支持された2本の送込みローラであつて、
これら両ローラ間の上方には、上記ホツパー1の
下端が臨ませられている。4は上記両ローラ2,
3の下方に沿い該両ローラと近接ないし接触する
如く横架支持された供給ローラであつて、周面に
は、円周方向の溝5が多数等間隔に刻設されてい
る。6は上記供給ローラ4の下方に沿い横架支持
された掻取りロータであつて、その周囲には、供
給ローラの各溝5内を擦過させるための櫛歯状刃
先を備えた掻取り刃7が、等角度間隔で放射状方
向に複数枚取り付けられている。
一方、前記した2本の送込みローラ2,3は、
夫々の軸端上に備えた歯車8,9で噛合させら
れ、第3図中の矢印で示す如く、互に反対方向へ
回転させられるよう拘束されている。かかる両送
込みローラ2,3のいずれか一方、例えば2と、
前記供給ローラ4とにおける夫々の軸端上には、
それらの各ローラを第3図中の矢印方向へ間歇的
に回転させるための電磁クラツチ10,11が嵌
装されており、またそれらの各クラツチには、駆
動軸12の連続的な回転動作を往復動作に換えて
伝えるためのクランク機構13,14が組み合わ
されている。
然して上記の各電磁クラツチ10,11は、入
力輪10aもしくは11aと、出力輪10bもし
くは11bと、それら両輪間を電磁力で結合、離
反させるための内蔵された電磁コイル及び磁芯と
からなり、且つ入力輪10a,11aは夫々のク
ランク機構13もしくは14の出力端へ常時連結
され、出力輪10b,11bは送込みローラ2も
しくは供給ローラ4の軸端へ常時結合されてい
る。これに対してクランク機構13,14は、前
記の駆動軸12上に嵌着されたクランク輪13a
もしくは14aと、該輪の偏心位置に一端で常時
連結された連接棒13bもしくは14bとからな
り、出力端に相当する上記連接棒13b,14b
の他端は、前記した電磁クラツチ10,11にお
ける各入力輪10a,11aの偏心位置へ、例え
ば腕11a′等を介して常時連結されている。
次に図中の15は前記の送込みローラ2,3に
対し駆動開始時期設定手段として用意された近接
スイツチ、16は供給ローラ4に対して同様に用
意された近接スイツチであり、これらの各スイツ
チ15,16は、クランク機構13,14の往復
動作の繰返し周期と同期して、各周期ごとに1回
ずつ同じ時点で動作させられるような位置、例え
ばクランク輪13a,14aの特定個所もしくは
連接棒13b,14bを検出し得る位置へ設置さ
れるものとする。17は送込みローラ2,3に対
し駆動時間設定手段として用意されたタイマー内
蔵の制御器、18は供給ローラ4に対して同様に
用意されたタイマー内蔵の制御器である。然して
送込みローラ2,3に対する近接スイツチ15及
び制御器17は、前記の電磁クラツチ10へ電気
的に結合され、また供給ローラ4に対する近接ス
イツチ16及び制御器18は、前記の電磁クラツ
チ11へ電気的に結合されている。即ち上記の各
制御器17,18は、夫々の近接スイツチ15も
しくは16から駆動開始信号が与えられた時点を
始期として、内蔵せるタイマーで設定した時期が
経過するまでの間だけ、電磁クラツチ10もしく
は11へ内蔵せる電磁コイルに対して、所要の電
力を供給し得るように構成されているものとす
る。
かかる制御器の回路構成を、供給ローラ4に対
するものにつき、近接スイツチ及び上記電磁コイ
ルと共に例示すれば、第4図の如くである。この
図に於て11cは電磁クラツチ11の電磁コイ
ル、16aは近接スイツチ16の常開接点であ
り、また制御器18は、設定時間の調節自在なタ
イマー本体TR及びこれの限時動作常閉接点TRb
と、2組の常開接点Ra1,Ra2をもつリレーRと
からなつている。このような回路構成は、送込み
ローラ2,3側の電磁クラツチ10、近接スイツ
チ15及び制御器17についても全く同様であ
る。従つて図例では、近接スイツチ及び制御器が
各電磁クラツチ10,11ごとに用意されている
が、該両クラツチに兼用とすることも可能であ
る。
なお前記の掻取りロータ6は、適当な駆動源に
よつて、第3図中の矢印方向へ連続的に回転させ
られるものとし、また第5図中の19は丸薬基材
である。
上記した構成に於て、駆動軸12が連続回転す
ると、その回転動作はクランク機構13,14で
往復動作に換えて電磁クラツチ10,11の各入
力輪10a,11aへ伝えられ、これらの入力輪
を各クランク機構のストロークに相当する角度だ
け往復回転させる。一方、各クランク機構13,
14の往復運動は、1周期ごとに1回の割合で、
夫々の近接スイツチ15,16により検出され、
これにもとづいて電磁クラツチ10,11が所定
時間だけ動作させられる。
例えば電磁クラツチ11に関する第4図に於
て、近接スイツチ16の常開接点16aが該スイ
ツチの検出動作により閉じられると、リレーRが
動作して常開接点Ra1,Ra2を閉じるため、タイ
マーTRが動作し始め、同時に電磁コイル11c
への通電も開始されて、入力輪11aと出力輪1
1bを電磁力により結合せしめる。かかる動作状
態は、近接スイツチの常開接点16aが復帰した
後も、リレーRの自己保持機能により維持される
が、タイマーTRについての設定時間を経過した
ときには、限時動作常閉接点TRbが開かれて、
リレーRの自己保持を解除するため、電磁コイル
11cへの通電は中断され、入力輪11aと出力
輪11bの間を離反させる。故に、クランク機構
の連接棒14bが第2図中の破線矢印方向へ動作
させられ、従つて電磁クラツチの入力輪11aも
同図中の破線矢印方向へ回転させられる時間帯内
に於て、電磁クラツチ11を結合させるようにし
ておけば、クランク機構14の1往復ごとに1回
の割合で、供給ローラ3を第3図中の矢印方向へ
回転させることができ、且つ該ローラの1回当り
の回転角度は、タイマーTRの設定時間を適宜変
更することによつて、無段階に調節できる。
同様にして送込みローラ2,3も、近接スイツ
チ15と、タイマーを内蔵した制御器17とで制
御される電磁クラツチ10により、クランク機構
13の1往復ごとに1回の割合で、第3図中の矢
印方向へ回転させることができ、且つ該各ローラ
の1回当りの回転角度は、上記制御器17に内蔵
されたタイマーの設定時間を適宜変更することに
よつて、無段階に調節できる。
そこで送込みローラ2,3と供給ローラ4との
間歇的なる回転の時期を一致させ乍ら、ホツパー
1へ丸薬基材を投入すると、第5図に示す如く、
その基材19は両送込みローラ2,3によつて供
給ローラ4の溝5内へ押し込まれ、掻取りロータ
6の方へ間歇的に移行させられる。一方この掻取
りロータ6は、連続的に回転し、周囲に配設され
た複数枚の掻取り刃7で、供給ローラ4の溝5内
を間歇的に擦過する。従つて、供給ローラ4が所
定角度ずつ回転させられるごとに1回の割合で、
掻取り刃7が溝5内を擦過することとなるよう
に、該ローラの間歇的な回転と掻取りロータ6の
連続的な回転とを同期させておけば、溝5内へ押
し込まれている丸薬基材19は、1回の掻取りご
とに、第5図中の符号19で示した網目部分の
量ずつ掻き取られて、同じく符号19で示す如
く、掻取り刃7の刃先へ付着し乍ら次の整形段階
へ送り出され、跡には符号19で示すような残
渣が残るのみとなる。
このようにして掻き取られる丸薬基材の1回当
りの掻取り量は、第5図からも明らかな如く、供
給ローラ4の1回当りの回転角度とほぼ比例す
る。然して供給ローラ4の回転角度は、前記の如
くタイマーの設定時間を変更することによつて無
段階に調節でき、またかかるタイマーの設定時間
は、該タイマーの時間設定用ツマミ等を操作する
だけで変更し得る。よつて上記した1回当りの掻
取り量は、タイマーのツマミ等を操作するだけ
で、機の運転中に於ても自由に且つ無段階的に増
減できることになる。
以上の如く、本考案は丸薬製造機における丸薬
基材の送込みローラ及び供給ローラと、それら各
ローラの駆動源たるクランク機構との間に電磁ク
ラツチを介在させて、間歇的に回転させられるべ
き上記送込みローラ及び供給ローラの1回当りの
回転角度を電気的に制御せしめ得るようにしたも
のであるから、このような本考案によれば、従来
のラチエツト機構を採用したものと比べ、上記各
ローラの1回当りの回転角度を無段階に調節可能
となし得て、整形段階で球状とされる丸薬の大き
さを自由に選定することができ、然もその回転角
度の調節を機の運転中に於ても随時且つ容易に行
なうことができ、更には運転時の騒音が小である
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部欠截正面
図、第2図は同側面図、第3図は第1図のA−A
線よりみた断面図、第4図は制御回路を示す展開
接続図、第5図は丸薬基材の掻取り状態を拡大し
て示す概略図である。 2,3……送込みローラ、4……供給ローラ、
5……溝、6……掻取りロータ、7……掻取り
刃、10,11……電磁クラツチ、10a,11
a……入力輪、10b,11b……出力輪、1
3,14……クランク機構、15,16……近接
スイツチ(駆動開始時期設定手段)、17,18
……タイマー内蔵の制御器(駆動時間設定手
段)、19……丸薬基材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周面に円周方向の溝が多数備えられた供給ロー
    ラと、この供給ローラの上記した溝内へ丸薬基材
    を押し込むための送込みローラと、上記供給ロー
    ラの溝内へ押し込まれた丸薬基材を該溝内から一
    定量ずつ掻き取るための櫛歯状なる掻取り刃が備
    えられた掻取りロータとを有し、且つ上記の供給
    ローラ及び送込みローラは間歇的に回転させら
    れ、掻取りロータは連続的に回転させられる丸薬
    製造機に於て、上記の供給ローラ及び送込みロー
    ラとその夫々ごとに用意されて繰り返し往復動作
    を出力する各クランク機構との間には、電磁クラ
    ツチが夫々介在せしめられて、上記各クランク機
    構の出力端とは該各クラツチにおける入力輪の偏
    心位置で常時連結されると共に、上記各ローラの
    軸端とは該各クラツチの出力輪で常時結合され、
    更に上記の各電磁クラツチには、夫々の入力輪が
    上記の各クランク機構で所要方向へ回転させられ
    るときのみ、その時間帯内に於て該各入力輪と
    夫々の出力輪とを電磁力により結合せしめるため
    の駆動開始時期設定手段と、同じく上記の時間帯
    内に於て各入、出力輪間の結合時間を変更可能に
    設定するための駆動時間設定手段とが備えられて
    いることを特徴とする丸薬製造機の間歇駆動装
    置。
JP10683081U 1981-07-17 1981-07-17 丸薬製造機の間歇駆動装置 Granted JPS5813897U (ja)

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JPS5813897U JPS5813897U (ja) 1983-01-28
JPS6222320Y2 true JPS6222320Y2 (ja) 1987-06-06

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JP10683081U Granted JPS5813897U (ja) 1981-07-17 1981-07-17 丸薬製造機の間歇駆動装置

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