JPS62223186A - シクロホスフアゼン型化合物、その製法とそれを含有する薬剤組成物 - Google Patents

シクロホスフアゼン型化合物、その製法とそれを含有する薬剤組成物

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JPS62223186A
JPS62223186A JP62051865A JP5186587A JPS62223186A JP S62223186 A JPS62223186 A JP S62223186A JP 62051865 A JP62051865 A JP 62051865A JP 5186587 A JP5186587 A JP 5186587A JP S62223186 A JPS62223186 A JP S62223186A
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ジャン−フランソワ・ラバール
フランソワ・スルニエ
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Pierre Fabre Medicament SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規化合物、その製造方法、およびその薬剤
製品としての利用に関する。
本発明の化合物は、すでに多数の化合物が文献に記載さ
れているシクロボスファゼン型の炭素を含有しない複素
環誘導体の関連化合物である。
(従来の技術) 第一世代の抗腫瘍性無機環状化合物(MYl[063型
のシクロホスファゼン[)およびその第二世代のもの(
SoAz型のシクロジホスファチアゼン類)は、悪性細
胞に対する特異性が著しく低いという特徴を一般に有し
ており、治療効果は最大非致死! (LDO)に近い用
量でしか認められないため、かなりの副作用(主として
血小板減少症、副作用は用量依存性である)が現れる。
この欠点を克服するため、上記の第一および第二世代の
薬剤を腫瘍に対して親和性のあるキャリヤーに共有結合
させることにより、その特異性を増大させる試みが19
81年以来研究されている。このようなキャリヤーの代
表例は、生体ポリアミン類、たとえば1,3−ジアミノ
プロパン、プトレシン、カダベリン、スペルミジン、ア
グマチンおよびスペルミンである。
このスピロ形状の薬剤にポリアミンキャリヤーを結合さ
せる方法により得られる利点は明らかに実証されており
、仏国国立中央科学研究所(CNR5)により1982
年11月25日出願された仏国特許出願NαB2/19
,768に説明されている。
(発明が解決しようとする問題点) このキャリヤー結合法は上記薬剤の毒性(100)を3
倍〜5倍減少させ、特に、1回の注射での最小を動量に
対する1、00の比として定義される治療指数(TI)
の著しい増大を生ずる。TIは、キャリヤーと結合して
いない「裸」の薬剤のTI値の約4から、キャリヤー結
合薬剤では10〜15に増大する。
本発明は、より具体的には、ポリアミン1分子で薬剤2
分子を結合する、上記キャリヤー系の改良に関するもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明により提供される新規化合物は、下記一般式(+
)で示される化合物およびその塩である。
式中、^2は置換もしくは非直tA 1−アジリジニル
基を意味し、 A、BおよびCは、それぞれ互いに別個に、置換もしく
は非置換、直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン、アルケニ
レンおよびアルキニレン鎖から選ばれた炭素鎖を意味し
、この炭素鎖には1もしくは2以上の−NR1−1−3
−もしくは−○−2価基が介在していてもよく、 R9、R2およびR3は、それぞれ互いに別個に、水素
原子、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非
置換アルケニル基、置換もしくは非置換アルキニル基、
または置換もしくは非置換アリール基を意味する。
眞で表されるl−アジリジニル基は、1〜4個のC,−
C,アルコキン基もしくはアルキル基で1lZlaされ
ていてもよい。しかし、一般式(+)の化合物において
、^2基は好ましくは非置換の1−アジリジニル基であ
る。
炭素I¥A、BおよびCは、好ましくは炭素数1〜6の
アルキレン鎖である。これには、好ましくは1〜4個の
−NR3−型の基が介在していてもよい。
R1、RtおよびR1基は、好ましくは水素原子である
か、または置換もしくは非置換のアルキル基である。こ
れらのR+、 RzおよびR1基はまた、炭素鎖A、B
およびCと同様に、■または2以上のハロゲン原子、ま
たはイミノもしくはアミノ基、または非置換アリール基
もしくは1もしくは2以上のハロゲン原子もしくはCI
−C*アルキル基で置換されたアリール基により置換さ
れているものでもよい。
「アルキル、アルケニルもしくはアルキニル基」とは、
より具体的には、好ましくは炭素数1〜7、特に1〜3
の直鎖もしくは分岐鎖低級基を意味する。
「アリール基」とは、フェニル基のような置換もしくは
非置換の単環式アリール基を主として意味する。
本発明の好ましい化合物は、より具体的には、下記一般
式(■°)で示されるものである。
式中、r、  sおよびtはそれぞれ互いに別個に1〜
6の整数を意味する。
本発明の化合物の1例として、上記−線式(1’)にお
いて、へz=1−アジリジニル、RI=R,=H。
r−L=3およびs=4である化合物(以下SPMと略
記する)が挙げられる。
本発明はまた、 (a)一般式(II): +1(RIN)−AmN11−B−NH−C−(NR,
)II       (II)で示される置換もしくは
非置換ポリアミンを、過剰量の構造式(■): で示されるgem−ジクロロ化合物と反応させるか、あ
るいは (b)過剰■の置換もしくは非置換アジリジンを、一般
式(IV) : で示される化合物と反応させる、 ことからなる、一般式(+)の化合物の製造方法にも関
する。
一般式(II[)および(IV)の化合物の合成は、構
造式(V): で示されるヘキサクロロシクロトリホスファゼンN、I
’、C1,から、(1)置換もしくは非置換アジリジン
を作用させるか〔構造式(II)の化合物を製造する場
合]、または(2)一般式(II)で示される置換もし
くは非置換のポリアミンを作用させる〔一般式(mの化
合物を製造する場合]ことにより行うことができる。
上記21ff!類の反応は、いずれもII C2捕捉剤
の存在下に実施することが好ましく、好ましいII C
Q捕)足音りは、たとえばトリアルキルアミンホスファ
ゼン環と反応しないアミンである。
上記2種類の反応はまた、II CQ fii捉剤を使
用せずに、過剰に使用する方の試薬、すなわち上記製造
方法の(a)の方法では構造式(lI[)の化合物、上
記(b)の方法ではアジリジン化合物、を化学量論量よ
り大過剰に存在させて行うこともできる。
たとえば、一般式(りの化合物の製造方法の方法(a)
においては、−a式(11)のポリアミン1分子に対し
て構造式(III)のgem−ジクロロ化合物2分子の
割合で反応成分を使用して、11 CQ捕捉剤の存在下
に反応を実施することができる。
この2:1のモル比は、IIcQ捕捉剤を使用しないで
反応を行う場合には、4:lもしくはそれ以上に増大さ
せることができる。
同様に、一般式(1)の化合物の製造方法の方法(b)
においても、II CQ ’fit捉剤の存在下では、
一般式(IV)の化合物1分子に対して8分子のアジリ
ジン化合物を反応させることができ、この8:1のモル
比は、II (:、Q捕捉剤を存在させない場合には、
16:1もしくはそれ以上に増大させることができる。
これらの反応は、好ましくは溶剤中で実施され、溶剤の
例としては、エーテルもしくはハロゲン化溶剤またはこ
れらの溶剤の混合物、たとえば6o:80°石油エーテ
ルとジクロロメタンの4:1の比率の混合物が挙げられ
る。テトラヒドロフランも使用できる。これらの反応は
また、−20°C〜+20°Cの温度範囲、たとえばO
’CR1’l域の温度で、不活性雰囲気(例、十分に乾
燥したアルゴンもしくは窒素雰囲気)中で行うことが好
ましい。
本発明の方法により使用できるポリアミンとしでは、式
:11□N−(CIl□)z−NH−(Cllz) a
−NH−(CHz)ゴーN11□で示される非置換スペ
ルミンもしくは置換スペルミンを挙げることができる。
上記方法で得られた一般式(1)の反応生成物の精製は
、既知方法、たとえば溶剤抽出、結晶化、または高速液
体クロマトグラフィー(IIPLc)により実施できる
本発明の方法を実施する際に有用な各種出発物質は、具
体的には下記文献に記載の方法により合成することがで
きる。
MYCLAzに関して二 Y、  KOBAYASIII、  L、八、 C11
八SIN  and  L、B、  CLAPP。
イノーガニンク・ケミストリー(Inorg、 Che
情、)。
2、212 (1963); R,RATZ、  E、  KOBER,C,GRUN
DMANN  and  G、  OTT門八Nへイノ
ーガニンク・ケミストリー、 3.757(1964)
および米国特許第3,197,464号;G、  GU
EIンCI1.  J−I’、  LABflllRE
、  t’、  5OURNIES、  11.  門
^NFAIT、  F、  SI’REAFICOan
d  S、  FILIPPESC!II、イノルガノ
シエ・キミ力・アクタ(Inorg、 Chim。
八cta)、 66、175−183 (1982);
ならびに化合物(IV)に関して: G、 GUERCI+、ボール・サバチェ大学(仏国、
ツールーズ)博士学位論文献1118 (1983年1
2月2日):J−F、  LABARR[!、  G、
  GtlERCII、  F、  5OURNIES
、  R,Lへ11八N^、  R,ENJALBER
T  and  J、  GALY、ジャーナル・オブ
・モレキュラー・ストラフチャ−(J、Mof、 5t
ruct、)+旦6.75 (1984);J−F、 
LAB^RRIE、  l−ビックス・イン・カレント
・ケミストリー (Topics in Curren
t Chemistry)。
Uム173 (1985) 。
本発明はまた、上述したある種の化合物もしくは薬剤に
許容されるその塩を新規な医薬生成物として利用するこ
と、ならびに少な(とも1種のこれらの化合物を有効成
分として含有する薬剤組成物、特に非経口投与可能な薬
剤組成物にも関する。
非経口投与可能な薬剤組成物として、注射用組成物、特
に腹腔内および静脈内注射可能な注射用組成物が挙げら
れる。
本発明の生成物は一般にかなり水溶性であるので、水性
溶媒、たとえば生理食塩水を薬剤用賦形剤として使用す
ることが好ましい。可溶化が困難な生成物の場合には、
当然ながら、緩衝液を使用してpHを調整したり、ある
いは適当であればエステル類、アルコール類、ポリオー
ル類、もしくは各種オイル類などの非水溶媒を乳化剤と
併用することができる。また、懸濁液、特にヒドロキシ
プロピルセルロースの%、q ffB液を使用すること
も可能である。
本発明の薬剤組成物は好ましくは注射用組成物であるが
、舌下、経口もしくは直腸投与可能な組成物とすること
もでき、これらの組成物は、固体のたとえば錠剤、カプ
セル剤、顆粒剤、ゼラチンカプセル剤および座剤形態、
あるいは液体の滴剤およびアンプル剤などの形態をとり
うる。
経口投与可能な組成物の場合、これは、たとえばゼラチ
ン、アラビアゴム、乳糖、デンプン、ポリアルキレング
リコールもしくはカルボキシメチルセルロースなどの公
知の固体賦形剤により製剤される。
座剤の場合、ポリエチレングリコールまたはラノリンを
賦形剤として使用することができる。
本発明の薬剤組成物はまた、局所投与、特にワセリン、
ポリエチレングリコールもしくはその他の脂肪系希釈剤
のような不活性賦形剤を用いた皮膚塗布用の軟膏もしく
はゲル剤の剤形で投与することもできる。その場合に、
を効成分の皮膚浸透を促進する添加剤を配合することも
できる。
一般に、本発明の組成物は、保存料、安定剤、湿潤剤、
乳化剤、テキスチャリング剤(Lexturinga3
enL)、崩壊剤、香料および着色料などの多様な佐剤
を含有することができる。
本発明の化合物は、特にある種の1lIyIIの治療に
有効であることが実証された。具体的には、本発明の化
合物は、標準的な腫瘍、すなわち白血病P388、ヒト
赤白血病に562 、白血病L1210、ルイス肺癌、
黒色腫816および肥満細胞腫5076に対して非常に
有効であることが実証された。
本発明の化合物はまた、顕著な免疫調節特性、特にBリ
ンパ球のポリクローナル刺激、糸球体腎炎の免疫複合体
1F4傷の予防および内毒素シジックの予防による免疫
調節作用を示す。したがって、本発明の化合物は、自己
免疫疾患および特に全身性エリテマ1−−デスなどのあ
る種の免疫複合体症状の治療にも使用することができる
本発明の化合物は主に注射、特に腹腔内もしくは静脈内
注射により投与される。本発明の化合物は一般に易水溶
性であるので、注射用の薬剤組成物の製造に問題はない
。投与量は、治療すべき腫瘍の種類ならびに患者の一般
状態に応じて、各ケース毎に異なり、非常に広範囲にわ
たる。具体的な用量としては、l mg/kg/日〜4
00 mg/kg/日の用量を1回もしくは2回以上の
注射で投与し、投与頻度も変動させうる。
以下の実施例および表は、本発明にかかる化合物の数例
の製造方法および薬理作用を例示するために挙げたもの
であって、それにより本発明を制限するものではない。
([N1PiC(!4[11N−(C112)i−N]
 (C1lt)z]□)アジリジン581.4 ミリモ
ルを無水テトラヒドロフラン100鴫にとかした溶液を
、同じ溶媒350 rT!Q中の上式の塩素化前駆物質
19.95 ミリモルの溶液に2時間かけて滴下する。
水浴中アルゴン雰囲気下に磁気撹拌を48時間続ける。
前駆物質のP−CI結合のIR伸縮性振動数(518お
よび570 ci+−’)が消失した時点で反応完結と
考えられる。副生じたアジリジン塩酸塩を濾過により除
去し、母液から30°Cで減圧下に溶媒を1発させる。
得られた残渣はなお少量の塩酸塩を含有しているため、
これを20戒の氷冷水で洗浄し、250威づつのジクロ
ロメタンで3回抽出する。CIl□CI2を減圧蒸発さ
せた後に11.2 g (70χ)の白色粉末が得られ
た。その薄層クロマトグラフィーにおけるRf値は、C
I+、011を溶離剤として0.46に相当する。得ら
れた試料の元素分析値は、化合物SPMの予想構造の元
素分析値と完全に一致した。
直接注入系を使用したりバーマグ(Ri bermag
)RIOIO質量分析器により記録した質量スペクトル
により、下記の特性が示された。
分子イオンM゛が、予想通りm/z 804に認められ
、同時に同位体分布14N/ISNによりm/z 80
5と806に二つのサテライトが認められた。
M゛の主分解様式は、 Nxh八Zへ  [1IN−(C1lzh−N]  (
CIり4  (Ml、  m/z  430)と、N、
P、^z4[llN−(C1b) z−N ]  (M
21m/z 374)と、いう二つのフラグメントを同
時に生ずる。
旧が受ける連続的な喪失、すなわち1〜4個のCl1z
 、次いで段階的なスピロ環[11N−(C11□)!
−N]および最後の1〜4個の^2基の喪失は、m/z
 416゜402、388.374.360.345(
ベースピーク [= 100%)、 332.317.
30,1.261.220.179および135に最大
強度のピークを生ずる。
12が受けるまずそのスピロ環、次いで1〜411聞の
^2基(この場合には水素の移動も伴う)の連続的な喪
失は、m/z 360.345.332.317.30
4.261゜220、179および135にピークを生
ずる。 N2が受けるより重要性の小さい分解様式もあ
り、これはまず1〜4個のAz基の喪失を経て進行し、
m/z 332゜292、248および207にピーク
を生ずる。m/z 207のフラグメントは次いでその
スピロ環を段階的に失って、mh 194.170.1
65.151および135にピークを生ずる。
化合物SPMのベースビーク(1= 100X)はフラ
グメントN+PJzs [IIN−(Cllz)z]に
対応するものであるのに対し、その塩素化前駆物質のベ
ースビークは、N5PsC1a [1IN−(C1lz
)s−N] (C1l□)4のフラグメントに対応する
ものであることは興味深い。
上に帰属した以外の図に現れたピークの強度はいずれも
0.5χ未満であった。
”P N M RCCDzC1□中溶液)(対中日液χ
強度IhPOn)ブルーカー(Bruker) WII
90 (36,43Mllz)で記録したSPMの”P
 NMRスペクトルは、38.48および37.59 
ppmに二重線(PA22種)を、22.58.21.
69および20.88 ppmに三重線(スピロ環を持
ったP原子)を含むAXz型スペクトルであった。結合
定数8J1.は32.3611zである。
化合物SPMを、その薬理作用の見地から、特にその生
体内(in viν0)抗腫瘍特性に関して試験した。
水中および生理食塩水中におけるその溶解度は20 g
 / Nより大きく、これは注射用剤形の薬剤組成物の
製造に十分な溶解度である。
SPMの毒性を、雄性スイスもしくはCD2F1系マウ
スで測定した。致死作用がある場合、これは腹腔内投与
後5〜6自重で全身的に現れる。この致死作用を注射し
た用量に対して記録すると、最大非致死用量であるLD
6の値を導くことができる。
このLD、値をスイスおよびCD2Fl系マウスで求め
たところ、同じ1,500 mg/kgのLD、値であ
ることが判明した。これは、非常によい結果である。
抗III瘍活性の各種試験を、イタリー国ミラノのマリ
オ・ネグリ研究所(Mario Negri In5t
itute)にあるEORTCのスクリーニング・薬理
グループにおいて実施した。
これらの試験は、腫瘍の移植後のD+1日目自重種の用
量で1回の注射による投与、または反復する多数回の注
射による投与(QIDまたは口4Dプロトコルに準拠)
のいずれかで実施した。
得られた結果を、以下の表にまとめて示す。
抗腫瘍活性は、T/Cの比(ト)で測定する。Tは処置
群のマウスの平均寿命(日)であり、Cは対照群のマウ
スの平均寿命(日〉である。
T/C(ト)が125以上である場合に、治療効果が有
意であると考えられる。
表に示した試験結果から引き出される主な点は次の通り
である。
■)白血病細胞P388については、400 o+g/
kgの1回注射(T/C・200χ) 、250僧g/
kg/日の口4Dプロトコルによる投与(T/C=28
51)および100 mg/kg/日の9QIDプロト
コルによる反復投与(T/C=260χ)のいずれでも
顕著な効果が得られる。特に、LDoの1760の量で
ある25mg/kg/日の低用量での9日間にわたる規
則的な注射で非常に顕著な効果が得られる (T/C・
166χ)ことが注目される。
2)SPMは、ヒト赤白血病細胞に562の試験管内(
in vttro)増殖に対して非常に顕著な阻害作用
を示すのに対して、MYCLAzはこの細胞株について
は毒性量で投与しても効果を示さない、SPMの効果は
100 μgem〜0.01μg/n+eの範囲内、す
なわち、少なくとも10.000倍の変動幅にわたる用
量範囲で有意である。
悪性細胞が成熟赤芽球(赤血球)であり、従って核を持
たず、核DNAも持たない疾患であるに562細胞に対
する上記の顕著なSPMの作用は、この新規薬剤の主タ
ーゲットが核DNAではないことを実証しているようで
ある。この知見は、キャリヤーの結合していない裸の薬
剤5OAZについて既に認められている結果〔モデルリ
ん脂質単分子層についての試験管内研究および肺炎連鎖
球菌(Streptococcus pneumoni
ae)についての生体内研究〕、すなわち大部分の生物
活性シクロホスファゼン類の主ターゲットは、細胞膜で
あるらしいとの研究(?l−C,TROMBE、 C,
BEAtlBESTRH,八−門、SAU丁EREAU
、 J−F、 LABARRE、 G、 LANEEL
LEおよびJ−F、TOCANNE、バイオケミカル・
ファーマコロジー(Btochem、 Pharmac
ology)、 33.2T49 (1984)  )
と非常に直接的に一致している。
3)SPMの白血病細胞L 1210に対する活性は、
どのプロトコルを採用しても比較的弱い。この効果が弱
いことは、これまでに研究されたすべてのシクロホスフ
ァゼン系薬剤に共通ずる性質であることから、この結果
は予想外ではない。
4)最後に、C57B1/6系マウスに移植したルイス
肺癌細胞について、SPMの有用な活性が認められた。
結論として、化合物SPMは、抗腫傷薬としての観点か
ら、MYCLAzに対して有意な改善を示すものである
。その総合的な治療指数はさほど高くないが、次に述べ
るような特異な効果を有する。
すなわち、前記の仏国特許出願k 82/19,768
に記載の化合物と対比した場合、本発明による化合物の
使用により得られる効果に差異が認められる。
具体的には、本発明の化合物を使用すると、K562細
胞で得られた顕著な効果により立証されるように、抗腫
瘍作用に対する膜サイトの特異性が強化されるようであ
り、この効果はこれまで達成されたことのない効果であ
る。
■上表 50X〃131 25X〃117 注射により投与した。
1表 i 、 c、          −−i、c、   
      200        129(b)SP
Mは1日目から9日目まで投与した。
1=及 対照     −9,53±0.47  18土3.4
 209.(i±61.23PM     200  
  7.40±0.33°  14±3.4 127.
3±43,1(b)参照化合物のンクロホスファミド。
本 ダンカン試験により対照群と比べてP <0.01
[l:l;=n      =I”’“−カ     
             Σ癖    匪  山  
     山 の 第6表 C57BL/6系マウスでのマウス細網肉腫細胞M50
76 +”)に対するSPMの効果実験群  処置方法
   投与後の腫瘍平均体積 (ca+ ’±S、E、
)−力=vK45よRρ−−14E         
   21   E対照          0.99
±0.08 (10/10)  3.52±0.17 
 (10/10)SPM  200xdl−9−(0/
10)    −(0/10)150X  〃−(0/
10)  0.72±0  ”(1/10)100X 
 〃−(0/10)  0.92±0.031(12/
12)5Qx  〃0.38±0.01 (4/10)
  2.03±0.17°(9/9 )SPM  30
0xdl、5.9    −   (0/10)  0
.94+O刀9” (9/10)250x  〃0.3
2     (L/9)  1.02土0.08” (
8/9 )200X  〃0.36±0.04 (2/
10)  2.02±0.26”(10/10)150
X  〃0.41±0.04 (4/10)  2.2
3±0.16” (10/10)(a)0日に5X10
’個の腫瘍細胞をi、m、移植した。
本 ダンカン試験により対照群と比べてP<0.01(
)内は、生存マウス数/全v%験マウス数。
辺」し及 200Xd  1        166100Xd 
 l         152S PM   250x
d  1,5.9    285150xd  1.5
.9     219+、ooXd  1,5.9  
   19050Xd  1,5.9     161
50Xd  1−9      17625Xd  1
−9      166(a)0日にlOL個の細胞を
i、p、移植した。
1川表 100Xd  1        13550Xd  
1,5.9     123(a)  0日に1OS個
の細胞をi、p、移植した。
後も生存。
工旦に

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で示される化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Azは置換もしくは非置換1−アジリジニル基を
    意味し、 A、BおよびCは、それぞれ互いに別個に、置換もしく
    は非置換、直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン、アルケニ
    レンおよびアルキニレン鎖から選ばれた炭素鎖を意味し
    、この炭素鎖には1もしくは2以上の−NR_3−、−
    S−もしくは−O−2価基が介在していてもよく、 R_1、R_2およびR_3は、それぞれ互いに別個に
    、水素原子、置換もしくは非置換アルキル基、置換もし
    くは非置換アルケニル基、置換もしくは非置換アルキニ
    ル基、または置換もしくは非置換アリール基を意味する
  2. (2)Azが非置換アジリジニル基である、特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)Azが1〜4個のC_1〜C_3アルコキシ基も
    しくはアルキル基で置換されたアジリジニル基である、
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  4. (4)炭素鎖−A−、−B−もしくは−C−が、非置換
    であるか、あるいは1もしくは2以上のハロゲン原子、
    またはイミノもしくはアミノ基、または非置換アリール
    基もしくは1もしくは2以上のハロゲン原子もしくはC
    _1〜C_3アルキル基で置換されたアリール基により
    置換されたものである、特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかに記載の化合物。
  5. (5)R_1、R_2およびR_3基が非置換基である
    か、あるいはハロゲン原子、またはイミノもしくはアミ
    ノ基、または非置換アリール基もしくは1もしくは2以
    上のハロゲン原子もしくはC_1〜C_3アルキル基で
    置換されたアリール基により置換された基である、特許
    請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の化合
    物。
  6. (6)下記一般式( I ′)で示される、特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) 式中、r、sおよびをはそれぞれ互いに別個に1〜6の
    整数を意味する。
  7. (7)一般式( I ′)において、r=t=3、s=4
    である、特許請求の範囲第6項記載の化合物。
  8. (8)下記一般式( I )で示される化合物の製造方法
    であって: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Azは置換もしくは非置換1−アジリジニル基
    を意味し、 A、BおよびCは、それぞれ互いに別個に、置換もしく
    は非置換、直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン、アルケニ
    レンおよびアルキニレン鎖から選ばれた炭素鎖を意味し
    、この炭素鎖には1もしくは2以上の−NR_3−、−
    S−もしくは−O−2価基が介在していてもよく、 R_1、R_2およびR_3は、それぞれ互いに別個に
    、水素原子、置換もしくは非置換アルキル基、置換もし
    くは非置換アルケニル基、置換もしくは非置換アルキニ
    ル基、または置換もしくは非置換アリール基を意味する
    ) (a)一般式(II): H(R_1N)−A−NH−B−NH−C−(NR_2
    )H(II)で示される置換もしくは非置換ポリアミンを
    、過剰量の構造式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) で示されるgem・ジクロロ化合物と反応させるか、あ
    るいは (b)過剰量の置換もしくは非置換アジリジンを、一般
    式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) で示される化合物と反応させる、 ことからなる方法。
  9. (9)構造式(III)で示される化合物が、構造式(V
    ): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) で示される化合物に対して置換もしくは非置換アジリジ
    ンを作用させることにより合成されたものである、特許
    請求の範囲第8項記載の方法。
  10. (10)一般式(IV)で示される化合物が、構造式(V
    ):▲数式、化学式、表等があります▼(V) で示される化合物に対して一般式(II): H(R_1N)−A−NH−B−NH−C−(NR_2
    )H(II)で示される置換もしくは非置換ポリアミンを
    作用させることにより合成されたものである、特許請求
    の範囲第8項記載の方法。
  11. (11)前記作用をHCl捕捉剤の存在下に行う、特許
    請求の範囲第8項ないし第10項のいずれかに記載の方
    法。
  12. (12)前記HCl捕捉剤が、トリアルキルアミンのよ
    うなアミン化合物である、特許請求の範囲第11項記載
    の方法。
  13. (13)前記反応を、過剰の反応試薬の存在下に行う、
    特許請求の範囲第8項ないし第10項のいずれかに記載
    の方法。
  14. (14)前記反応を、溶剤中、もしくは溶剤混合物中で
    行う、特許請求の範囲第8項ないし第13項のいずれか
    に記載の方法。
  15. (15)使用した前記溶剤の少なくとも1つが、エーテ
    ル溶剤もしくはハロゲン化溶剤である、特許請求の範囲
    第14項記載の方法。
  16. (16)前記反応を石油エーテルとジクロロメタンの混
    合物中で行う、特許請求の範囲第14項または第15項
    記載の方法。
  17. (17)前記反応を、−20℃〜+20℃の温度で行う
    、特許請求の範囲第8項ないし第16項のいずれかに記
    載の方法。
  18. (18)前記反応を不活性雰囲気中で行う、特許請求の
    範囲第8項ないし第17項のいずれかに記載の方法。
  19. (19)使用したポリアミンが置換もしくは非置換スペ
    ルミンである特許請求の範囲第8項ないし第18項のい
    ずれかに記載の方法。
  20. (20)有効成分として、少なくとも1種の下記一般式
    ( I )で示される化合物を含有する薬剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Azは置換もしくは非置換1−アジリジニル基を
    意味し、 A、BおよびCは、それぞれ互いに別個に、置換もしく
    は非置換、直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン、アルケニ
    レンおよびアルキニレン鎖から選ばれた炭素鎖を意味し
    、この炭素鎖には1もしくは2以上の−NR_3−、−
    S−もしくは−O−2価基が介在していてもよく、 R_1、R_2およびR_3は、それぞれ互いに別個に
    、水素原子、置換もしくは非置換アルキル基、置換もし
    くは非置換アルケニル基、置換もしくは非置換アルキニ
    ル基、または置換もしくは非置換アリール基を意味する
  21. (21)注射用組成物の形態の特許請求の範囲第20項
    記載の薬剤組成物。
  22. (22)Azが非置換アジリジニル基である、特許請求
    の範囲第20項記載の薬剤組成物。
  23. (23)Azが1〜4個のC_1〜C_3アルコキシ基
    もしくはアルキル基で置換されたアジリジニル基である
    、特許請求の範囲第20項記載の薬剤組成物。
  24. (24)炭素鎖−A−、−B−もしくは−C−が、非置
    換であるか、あるいは1もしくは2以上のハロゲン原子
    、またはイミノもしくはアミノ基、または非置換アリー
    ル基もしくは1もしくは2以上のハロゲン原子もしくは
    C_1〜C_3アルキル基で置換されたアリール基によ
    り置換されたものである、特許請求の範囲第20項ない
    し第23項のいずれかに記載の薬剤組成物。
  25. (25)R_1、R_2およびR_3基が非置換基であ
    るか、あるいはハロゲン原子、またはイミノもしくはア
    ミノ基、または非置換アリール基もしくは1もしくは2
    以上のハロゲン原子もしくはC_1〜C_3アルキル基
    で置換されたアリール基により置換された基である、特
    許請求の範囲第20項ないし第24項のいずれかに記載
    の薬剤組成物。
  26. (26)下記一般式( I ′)で示される、特許請求の
    範囲第20項記載の薬剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) 式中、r、sおよびtはそれぞれ互いに別個に1〜6の
    整数を意味する。
  27. (27)一般式( I ′)において、r=t=3、s=
    4である、特許請求の範囲第26項記載の薬剤組成物。
JP62051865A 1986-03-06 1987-03-06 シクロホスフアゼン型化合物、その製法とそれを含有する薬剤組成物 Pending JPS62223186A (ja)

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