JPS62220500A

JPS62220500A - 給油装置

Info

Publication number: JPS62220500A
Application number: JP5592286A
Authority: JP
Inventors: 健治小林; 進岡本
Original assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Current assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Priority date: 1986-03-12
Filing date: 1986-03-12
Publication date: 1987-09-28
Anticipated expiration: 2010-03-22
Also published as: JPH0725398B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、自動車等へ給油するガソリン給油所に設置す
る給油装置に関する。

〔従来の技術〕

かかる給油装置のうち地上固定式のものは、地上に設置
したアイランド上に給油機ケースを設置し、該ケース内
に給油ポンプ、給油モーター、流量計等の給油機構を収
め、ケース外側に、先端に給油ノズルを設けた給油ホー
スを取付けている。

ところで給油機ケースを上部ケースと下部ケースとで構
成し、給油ポンプ等の給油機構は下部ケース内に、給油
量表示計や電子部品で構成される給油制御回路等を上部
ケース内に収めるようにしたものがある。

この場合、従来の給油装置では、上部ケースは下部ケー
スの上に直に立設され、しかも上部ケースは密閉構造と
されていない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このため、下部ケース内の給油機構の部分からもれて上
ってくるガソリンペーパーなどから上部ケース内の給油
制御回路等を保護し安全性を確保するため、これらを耐
圧防爆構造のボ・７クス内に収納するようにしている。

しかし、この耐圧防爆ボックスは大型で重く、しかも高
価なものであるために、構造が複雑となり、給油装置を
設置した場合の安定がよくなく、またコスト高ともなる
。

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、上部ケー
ス内の給油制御回路などを特に耐圧防爆ボックスに収納
することなしに、これら制御装置の安全性を確保できる
給油装置を提供することにある。

Ｃ問題点を解決するための手段〕本発明は前記目的を達成するため、給油ポンプ、給油モ
ーター、流量計などの給油機構を収納した下部ケース上
方に、これと離間させて給油量表示針、給油制御回路等
を収納した密閉上部ケースを設け、この上部ケースの前
面に窓パネルを設けたことを要旨とするものである。

〔作用〕

本発明によれば、給油制御回路等が収納される上部ケー
スは、下部ケースとは離間してその上方に設置されかつ
密閉されているから、下部ケース内の給油機構部から逸
出するガソリンペーパーが上部ケースにまで達すること
はない。また、上部ケースの前面には別の窓パネルを設
けたので上部ケースの保護性が増し、上部ケース内に設
けられている給油制御回路等が外力に対し充分保護され
る。

〔実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の給油装置の実施例を示す要部の縦断側
面図、第２図は同上正面図、第３図は同上横断平面図、
第４図は給油装置の全体斜視図で、給油装置の全体構成
は既に説明したものと同様で、アイランド上に立設され
る給油機ケース１を上部ケース１ａと下部ケース１ｂと
で構成し、下部ケースｌｂ内には給油ポンプ、給油モー
ター、流量計等の給油機構を内蔵し、上部ケースｌａ内
には給油量表示計２、電子部品で構成される給油制御回
路３等を収納し、上部ケース１ａは下部ケース１ｂ上約
１０ｃｍの間隔を施して支柱５に取付けられる。

この上部ケース１ａは、天井パネル７の立下り部と床パ
ネル８の立上り部とに前面パネル４の上端及び下端をそ
れぞれネジ止めし、側部は支柱５で一体的にした密閉ケ
ースである。

そして、前記前面パネル４には窓孔４ａを形成し、その
背後に取付けたアクリル樹脂などの透明板４ｂを介して
給油量表示計２を臨ませ、また、床パネル８の一部に開
閉蓋９を取付け、この上にガソリンの単価設定や停電時
のバッテリースイッチなどの設定機構１０を設け、その
操作部１０ａを開閉蓋９の下側に突設した。なお、この
開閉蓋９には錠９ａを設けるとともに前記設定機構１０
に開蓋検知スイッチ１１を設ける。

図中１２は前面パネル４のさらに外側をふさぐ窓パネル
を示し、これは枠組１３にガラスなどの透明板１４を嵌
め込んだもので、この透明板１４は窓パネル１２取付状
態で前記給油量表示計２の前方に位置するよう取付けら
れる。

そして、枠組１３は側部と上部とを内側に９０度折曲げ
、側部はこの折曲げ部分をそのまま接合部１５とし、上
部はこの折曲げ部分の先端をさらに上方へ９０度折曲げ
てこれを接合部１７とし、枠組１３の下部はそのほぼ中
央部にのみ内側への折曲げ部を形成してこれを接合部１
６とした。

また、前記天井パネル７の張り出しを下方に９０度折曲
げて接合部１８とし、床パネル８についても前記前面パ
ネル４との結合のための立上り部のほぼ中央部分のみを
そのまま下方に延設しその先端を前方に９０度水平方向
に折曲げて接合部１９とする。

図中２０は前面パネル４と窓パネル１２との間の隙間に
介装されるスポンジなどのシール材を、６はパンクメタ
ルを使用した化粧板を示す。

このようにして、前面パネル４の外側に窓パネル１２を
取付けるには、窓パネル１２の上端に形成した接合部１
７を天井パネル７の接合部１日の内側に下から差し込み
、窓パネル１２全体を前面パネル４の前方に当てかえば
、窓パネル１２の側部の接合部１５は支柱５の内側に密
着しく第３図参照）、また下部の接合部１６は床パネル
８の接合部１９と接合するから、このネジ穴にネジ２１
を下側から挿入して固定する。

こうして窓パネル１２の上部は天井パネル７の内側に密
着状態で係止され、側部は支柱５に密着し、下部が床パ
ネル８にネジ止め固定される。なお、ネジ止め個所は１
個所のみであるが、上部及び側部がそれぞれ天井パネル
７、支柱５と密着状態にあるから窓パネル１２が外れる
心配はなく、かつこの部分は完全にシールされる。

また、両面パネル４と窓パネル１２との間に形成される
隙間２２内の、透明板１４よりも下方位置にシール材２
０を横方向に設けて、前面パネル４と窓パネル１２との
下部開放面から隙間２２内に侵入するほこりや虫などが
窓パネル１２の透明板１４か前面パネル４の窓孔４ａを
汚すのを防ぐようにした。

こうして上部ケース１ａは前面に窓パネル１２が取付け
られることで二重に保護され、特に表示計２の位置する
透明板４ｂを外力から保護できる。

なお、ガソリンの単価設定などを行うには、錠９ａを解
いて開閉蓋９を下方に回動しこれと一体の設定機構１０
を前面に向けてこれを操作する。この時、開蓋検知スイ
ッチ１１が同時に働き、蓋９が開かれている時は給油は
不可能となる。

そして、上部ケース１ａ内の給油量表示計２や給油制御
回路３の修理や保守点検などを行うには、窓パネル１２
と前面パネル４とを順次外して前面からこれを行う。

Ｃ発明のグＪ果〕以上述べたように本発明の給油装置は、上部ケースを下
部ケースと離間させかつ密閉してその上方に設けたから
、下部ケース内からのペーパーが上部ケースにまで達す
るおそれがないので、上部パネルで覆ったので、破損し
やい透明板部分を二重にカバーできて外力に対し充分に
保護でき、内部の給油制御回路等を特に防爆ボックス内
に収納しなくともその安全を確保できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の給油装置の実施例を示す要部の縦断
側面図、第２図は同上正面図、第３図は同上横断平面図
、第４図は全体斜視図である。１・・・給油機ケース　　１ａ・・・上部ケース１ｂ・
・・下部ケース　　２・・・給油量表示計３・・・給油
制御回路　　４・・・前面パネル４ａ・・・窓孔　　　
　　４ｂ・・・透明板５・・・支柱　　　　　　６・・
・化粧板７・・・天井パネル　　　８・・・床ハネル９
・・・開閉蓋　　　　　９ａ・・・錠１０・・・設定機
構　　　　１０ａ・・・操作部１１・・・開蓋検知スイ
ッチ１２・・・窓パネル　　　　１３・・・枠組１４・・・
ｉ９明１’ｆｆｌ　　　　　　１５．１６．１７・・・
接合部１８．１９・・・接合部　　　２ｏ・・・シール
材２１・・・ネジ　　　　　　２２・・・隙間２３・・
・天井パネル　　　２３ａ・・・接合部２４・・・窓枠
　　　　　　２４ａ・・・接合部出願人　　　　株式会
社東京クツノ第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

給油ポンプ、給油モーター、流量計などの給油機構を収
納した下部ケース上方に、これと離間させて給油量表示
計、給油制御回路等を収納した密閉上部ケースを設け、
この上部ケースの前面に窓パネルを設けたことを特徴と
する給油装置。