JPS62220406A - 直方体状容器の頂部密封方法 - Google Patents

直方体状容器の頂部密封方法

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JPS62220406A
JPS62220406A JP6204886A JP6204886A JPS62220406A JP S62220406 A JPS62220406 A JP S62220406A JP 6204886 A JP6204886 A JP 6204886A JP 6204886 A JP6204886 A JP 6204886A JP S62220406 A JPS62220406 A JP S62220406A
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container
triangular
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side walls
vertical seal
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近藤 敬仁
吉田 喜己
林 宏二郎
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Shikoku Kakoki Co Ltd
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Shikoku Kakoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、牛乳などが収められる直方体状密封容器の
製造方法に関する。
従来の技術とその問題点 この種の密封容器の製造方法としては、一枚の板紙のよ
うな容器素材を、有底角筒状容器とする過程を経て、最
終的に直方体状容器とするものが知られている。有底角
筒状容器は、これに内容物を充填した後に、その上端開
口が閉じられる訳であるが、これは、容器の上縁部を一
直線状に引き伸ばした状態でヒートシールすることによ
る。これと同時に、容器の頂部となる部分は一対の三角
耳を突出させた状態で平坦に折り畳まれることになる。
ところで、容器の長手方向には、容器素材を筒状にする
際に生じた少なくとも一条の縦シール部が存在している
が、その縦シール部は当然のことながら容器の上縁部ま
でのびており、上縁部の縦シール部が有る部分と、無い
部分とでは容器素材の重なり合う数が異なるために、上
縁部における縦シール部の存在がヒートシール作業に支
障を来たしている。そこで、上縁部における容器素材の
重なり具合を一定にするためには、上縁部の端部に縦シ
ール部がくるようにすればよいが、そうすると、上述し
た容器の頂部となる部分を平坦に折り畳む際に、縦シー
ル部も一緒に折り畳まれることになり、折り畳まれる縦
シール部は、これに無理な力が加わらないようにわん曲
状に折り曲げられる。そうすると、わん曲した縦シール
部は容器のヒートシールされる上縁部の端部につながる
ことになるために、上縁部を例えば一対の平行熱盤など
によって圧着することができなくなる。そのために、平
行熱盤を上縁部とこれにつづく縦シール部に合致する形
状に形成することも考えられるが、これによっても完全
t【シール性が得られない。
この発明の目的は、上述の事情に鑑みて、容器の端部を
確実にシールすることのできる製造方法を提供すること
にある。
問題点を解決するための手段 この発明による直方体状密封容器の製造方法は、有底角
筒状容器の上部を平坦に折り畳んで閉鎖することにより
直方体状密封容器を製造する方法であって、有底角筒状
容器は、胴部と、これの上端につらなる頂部構成部とを
有し、胴部は前後および左右の4つの側壁よりなり、W
j部構成部は、4つの側壁のうち、前後の側壁にそれぞ
れつらなる前後一対の頂壁形成部と、左右の側壁にそれ
ぞれつらなる左右一対の三角耳形成部とからなり、両三
角耳形成部の少なくもと一方の前後方向中央部には、容
器素材縁部の内面同士を重ね合わせた容器素材2倍厚の
外方突出状縦シール部が胴部よりのびてきており、頂部
構成部を平坦に折り畳み易くするために頂部構成部に折
り癖を付ける工程であって、両頂壁形成部および三角耳
形成部上縁の内面同士がそれぞれ互いに重なり合うよう
に両三角耳形成部をそれぞれ左右反対方向に向って広げ
、かつ同上縁をはさみ付けて下方に押し下げることによ
り、前後の側壁上縁につらなりかつ胴部の上端間口を被
覆する水平状頂壁、頂壁の左右両縁部および左右の側壁
の上縁部にそれぞれつらなる容器素材2倍厚の左右一対
の三角斗並びに両端が両三角Hの頂点に達するように頂
壁および両三角耳上を左右方向にのびている容器素材2
倍厚の上方突出状横シール用条縁に頂部構成部を変形さ
せ、このときに、三角■形成部において、縦シール部の
下部は三角耳の下面に重なり合うように折れ曲がるが、
その上部はこれに無理な力が加わらないようにわん曲状
に折れ曲がることを自由とする癖折り工程と、縦シール
部上部のわん曲した部分を無くして、横シール構成部と
縦シール部の上部がほぼ同一平面に含まれるように癖折
り工程によって付けられた折り癖を取る癖取り工程と、
横シール構成部を縦シール部の上部とともにはさみ付け
て加圧しかつ加熱することにより、横シール構成部の内
面同士を接合するヒートシール工程とを含んでいるもの
である。
実  施  例 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
この明細書において、上下または頂底°部とは、便宜上
図面を基準としていい、容器が製品となった状態では上
下または頂底部が逆になる。
直方体状容器の製造方法は、第1図に順を追って示すよ
うに、有底角筒状容器(11)に内容物を充填する充填
工程(A)と、内容物の充填された有底角筒状容器(1
1)の頂部となる部分を平坦に折り畳み易くするために
頂部に折り癖を付ける癖折り工程(B)と、癖折り工程
(B)によって付けられた折り癖を取る癖取り工程(C
)と、折り癖の取られた容器(11)の上級部をヒート
シールして容器(11)の上縁開口を閉じるヒートシー
ル工程(D)と、上縁開口の閉じられた容器(11)を
、これの頂部となる部分を再び平坦に折り畳むことを含
み、最終的に直方体状容器(11)とする仕上げ工程(
E)とを含んでいる。
有底筒状容器(11)は、周知の手法により、両面に熱
可塑性合成樹脂層を有する一枚の板紙のような容器素材
よりつくられたものであって、胴部(12)と、これの
上下端にそれぞれつらなる頂部構成部(13)および底
部構成部(14)とからなる。底部構成部(14)は詳
しく図示しないが、既に平坦に折り畳まれて閉じられて
いる。胴部(12)は前後および左右の4つの側壁(1
5)〜(18)よりなる。1)I′r後の側壁(1a’
)(16)の幅は左右の側壁(17018)の幅よりも
大きく、第1図において、前側壁(15)および右側壁
(18)の外面が見えてぃる。左右の側壁(17)(1
8)の幅方向中央部には左右の縦シール部(19020
)がそれぞれ存在しているが、これらは、2つ折りにさ
れた容器素材の両縁部を重ね合わせてヒートシールする
ことにより生じたものである。両板シール部(19)(
20)はそれぞれ頂部および底部構成部(13)(14
)にまで及んでいる。各側壁(15)〜(18)の隣り
合うもの同士でなす稜線には縦折れ目線(21)〜(2
4)がそれぞれ形成されている。頂部構成部(13)は
、胴部(12)の4つの側壁(15)〜(16)のうち
、前後の側壁(15)(16)にそれぞれつらなる前後
一対の頂壁形成部(25)(26)と、左右の側壁(1
7)(18)にそれぞれつらなる左右一対の三角耳形成
部(27)(28)とからなる。前側壁(15)と百頂
壁形成部(25)の境界および右側壁(18)と右三角
耳形成部(28)の境界には横折れ目線(29)(30
)がそれぞれ形成されている。また、後側壁(16)と
後頂壁形成部(26)の境界および左側壁(11)と左
三角耳形成部(27)どの境界にも、図示しないが、横
折れ目線が同じ様にそれぞれ形成されており、これらの
各横折れ目線は互いに環状をなしてつながっている。両
頂壁形成部(25)(26)および三角耳形成部(27
)(28)の互いに隣り合うもの同士でなす稜線には胴
部(12)の縦折れ目線(21)〜(24)がそのまま
延長してのびてきている。両頂壁形成部(25N26)
および三角■形成部(27) (28)の上端寄りの部
分には、上部横折り目線(35)〜(38)がそれぞれ
形成されており、これらの横折り目線(35)〜(38
)もまた互いに環状をなしてつながっている。さらに、
右三角耳形成部(28)にはこれと右側壁(18)の境
界にある横折り目線(30)の両端から互いに接近する
方向に傾斜して立ち上がり、上部横折り目線(36)の
中央部で交差している一対の斜め折り目線(39)(4
0)が形成されている。
また、詳しく図示しないが、これらと同じ斜め折り目線
が左三角耳形成部(27)にも形成されている。
充填工程(A>は、図示しないノズルを用いることによ
って行なう周知のものであり、これ以上の詳しい説明は
必要ないと思われる。
癖折り工程(B)は、図示しない一対の開閉自在なレバ
ーを容器(11)に挿入し、同レバーを聞けることによ
り、両頂壁形成部(25)(26)および三角耳形成部
(27)(28)上縁の内面同士がそれぞれ互いに重な
り合うように両頂壁形成部(27) (28)をそれぞ
れ左右反対方向に向かって広げ、かつ同上縁を図示しな
いはさみ板などによってはさみ付けて下方に押し下げる
ことによるものである。これにより、頂部構成部(13
)は、前後の側壁(15)(IQ)の上縁にそれぞれつ
らなりかつ胴部(12)の上端開口を被覆する頂壁(4
1)、頂壁(41)の左右両縁部および左右の側壁(1
7)(18)の上縁部にそれぞれつらなる容各素材2倍
厚の左右一対の三角耳(42)(43)並びに両端が両
三角耳(42)C43)の頂点に達するように頂壁(4
1)および両三角IT (42)(43)上を左右方向
にのびている容器索材2侶厚の上方突出状横シール用条
縁(44)に変形横条る。この変形の際に、第2図に詳
しく示すように、左右の三角耳形成部(27)(28)
において左右の縦シール部(19)(20)の下部は各
三角耳(42)(43)の下面に重なり合うようにそれ
ぞれ折れ曲がるが、それぞれの上部はこれに無理な力が
加わらないようにわん曲状に折れ曲がる。
癖取り工程(C)は、図示しない開閉自在なレバーなど
を用いて、折り癖の付けられた容器(11)を前後から
かるくはさみ付けることによるものである。これにより
、頂部構成部(13)は折り癖の付けられる前の状態に
完全に戻ることはないが、左右の三角FT(42)(4
3)はいずれもその形態をとどめておらず、左右の縦シ
ール部(19)(20)上部のわlυ曲した部分は無く
なるまでの状態となる。この状態で、横シール粗茶縁(
44)は、若干口を開いているが、概ね一直線状をなし
、横シール粗茶縁(44)と左右の縦シール部(19)
(20)の上部はほぼ同一平面に含まれている。
ヒートシール工程(D)は、図示しない一対の平行黙然
などを用いて、横シール粗茶縁(44)をその両側につ
づく左右の縦シール部(19) (20)の上部ととも
にはさみ付けて加圧しかつ加熱することによるものであ
る。これにより、横シール粗茶縁(44)の内面同士が
接合される。勿論、熱器によるヒートシールの代わりに
、高周波、超音波によるヒートシールも可能である。
仕上げ工程(E)は、癖折り工程によって付けられた折
り癖に基づいて、頂部構成部(13)を一対の三角E(
(42)(43)を突出させた状態で再び平坦に折り畳
み、かつ両三°角耳(42)(43)を頂壁(41)上
に重なり合うように折り曲げてそこに固着するものであ
る。
発明の効果 この発明によれば、容器に付番プられた折り癖を一旦取
った後に、容器の上縁をヒートシールするようにしてい
るから、冒頭で述べたわん曲した縦シール部の存在がシ
ール性に支障を来たすことがなく、容器の上縁部を確実
にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、容器の製造工程を順を追って示す説明図、第
2図は容器の一部を拡大して示す斜視図である。 (11)・−・容器、(12)・・・胴部、(13)・
・・頂部構成部、(15)〜(18)・・・側壁、(1
9)(20)・・・縦シール部、(25)(26)・・
・頂壁形成部、(27)(28)・・・三角耳形成部、
(41)・・・頂壁、(42)(43)・・・三角耳、
(44)・・・横シール粗茶縁。 以上 特許出願人  四国化工機株式会社 昭和62年 5月150 1.事件の表示 昭和61年特許願第62048号 2.0明の名称 直方体状密14?¥器の製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 昭和 年 月 口 別   添 明 細 書(補正) 1、発明の名称・・ 直方体状密封容器の製造方法 2、特許請求の範囲 有底角筒状容器(51)の上部を平坦に折り畳んで閉鎖
することにより直方体状密封容器(55)を製造する方
法であって、有底角筒状容器(51)は、直方体状密封
容器(55)の胴部となる胴部予定部(12)と、これ
の上端につらなりかつ同密封容器(55)の頂部となる
頂部予定部(13)とを有し、胴部予定部(12)は前
後および左右の4つの側壁(15)〜(18)よりなり
、頂部予定部(13)は、4つの側壁(15)〜(18
)のうち、前後の側壁(15)(1(i)にそれぞれつ
らなる前後一対の頂壁予定部(25)(28)と、左右
の側壁(17) (18)にそれぞれつらなる左右一対
の三角耳予定部(27)(28)とからなり、両三角耳
予定部(27) (28)の少なくもと一方の前後方向
中央部には、容器素材縁部の内面同士を重ね合わせた容
器素材2倍厚の外方突出状縦ンール部(19) (20
)が胴部(12)よりのびてきており、頂部予定部(1
3)を平坦に折り畳み易くするために頂部予定部(13
)に折り癖を付ける工程であって、両頂壁予定部(25
) (26)および三角耳予定部(27) (28)上
縁の内面同士がそれぞれ互いに重なり合うように両三角
耳予定部(27) (28)をそれぞれ左右反対方向に
向って広げ、かつ同上縁をはさみ付けて下方に押し下げ
ることにより、前後の側壁(15)(1B)上縁につら
なりかつ胴部予定部(12)の上端開口を被覆する水平
状頂壁(41)、頂壁(41)の左右両縁部および左右
の側壁(17)(18)の上縁部にそれぞれつらなる容
器素材2倍厚の左右一対の三角耳(42)(43)並び
に両端が両三角耳(42) (43)の頂点に達するよ
うに頂壁(41)および両三角耳(42)(43)上を
左右方向にのびている容器素材2倍厚の上方突出状横シ
ール用条縁(44)に頂部粗茶部(13)を変形させ、
このときに、三角耳予定部(27) (2g)において
、縦シール部(19) (20)の下部は三角耳(42
)(43)の下面に重なり合うように折れ曲がるが、そ
の上部はこれに無理な力が加わらないようにわん曲状に
折れ曲がることを自由とする癖折り工程と、 縦シール部(19) (20)上部のわん曲した部分を
無くして、横シール粗茶縁(44)と縦シール部(19
) (20)の上部がほぼ同一平面に含まれるように癖
折り工程によって付けられた折り癖を取る癖取り工程と
、 横シール粗茶縁(44)を縦シール部(19) (2f
l)の上部とともにはさみ付けて加圧しかつ加熱するこ
とにより、横シール粗茶縁(44)の内面同士を接合す
るヒートシール工程と を含んでいる直方体状密封容器の製造方法。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は、牛乳などが収められる直方体状密封容器の
製造方法に関する。 従来の技術とその問題点 この種の密封容器の製造方法としては、一枚の板紙のよ
うな容器素材を、有底角筒状容器とする過程を経て、最
終的に直方体状容器とするものが知られている。有底角
筒状容器は、これに内容物を充填した後に、その上端開
口が閉じられる訳であるが、これは、容器の上縁部を一
直線状に引き伸ばした状態でヒートシールすることによ
る。これと同時に、容器の頂部となる部分は一対の三角
耳を突出させた状態で平坦に折り畳まれることになる。 ところで、容器の長手方向には、容器素材を筒状にする
際に生じた少なくとも一条の縦シール部が存在している
が、その縦シール部は当然のことながら容器の上縁部ま
でのびており、上縁部の縦シール部が有る部分と、無い
部分とでは容器素材の重なり合う数が異なるために、上
縁部における縦シール部の存在がヒートシール作業に支
障を来たしている。そこで、上縁部における容器素材の
重なり具合を一定にするためには、上縁部の端部に縦シ
ール部がくるようにすればよいが、そうすると、上述し
た容器の頂部となる部分を平坦に折り畳む際に、縦シー
ル部も一緒に折り畳まれることにな゛す、折り畳まれる
縦シール部は、これに無理な力が加わらないようにわん
曲状に折り曲げられる。そうすると、わん曲した縦シー
ル部は容器のヒートシールされる上縁部の端部につなが
ることになるために、上縁部を例えば一対の平行熱盤な
どによって圧着することができなくなる。そのために、
平行熱盤を上縁部とこれにつづく縦シール部に合致する
形状に形成することも考えられるが、これによっても完
全なシール性が得られない。 この発明の目的は、上述の事情に鑑みて、容器の端部を
確実にシールすることのできる製造方法を提供すること
にある。 問題点を解決するための手段 この発明による直方体状密封容器の製造方法は、有底角
筒状容器の上部を平坦に折り畳んで閉鎖することにより
直方体状密封容器を製造する方法であって、有底角筒状
容器は、直方体状密封容器の胴部となる胴部予定部と、
これの上端につらなりかつ同密封容器の頂部となる頂部
予定部とを有し、胴部予定部は前後および左右の4つの
側壁よりなり、頂部予定部は、4つの側壁のうち、前後
の側壁にそれぞれつらなる前後一対の頂壁予定部と、左
右の側壁にそれぞれつらなる左右一対の三角耳予定部と
からなり、両三角耳予定部の少なくもと一方の前後方向
中央部には、容器素材縁部の内面同士を重ね合わせた容
器素材2倍厚の外方突出状縦シール部が胴部よりのびて
きており、頂部予定部を平坦に折り畳み易くするために
頂部予定部に折り癖を付ける工程であって、両頂壁予定
部および三角耳予定部上縁の内面同士がそれぞれ互いに
重なり合うように両三角耳予定部をそれぞれ左右反対方
向に向って広げ、かつ同上縁をはさみ付けて下方に押し
下げることにより、前後の側壁上縁につらなりかつ胴部
予定部の上端開口を被覆する水平状頂壁、頂壁の左右両
縁部および左右の側壁の上縁部にそれぞれつらなる容器
素材2倍厚の左右一対の三角耳並びに両端が両三角耳の
頂点に達するように頂壁および両三角耳上を左右方向に
のびている容器素材2倍厚の上方突出状横シール用条縁
に頂部予定部を粗茶させ、このときに、三角耳予定部に
おいて、縦シール部の下部は三角耳の下面に重なり合う
ように折れ曲がるが、その上部はこれに無理な力が加わ
らないようにわん曲状に折れ曲がることを自由とする癖
折り工程と、縦シール部上部のわん曲した部分を無くし
て、横シール団栗縁と縦シール部の上部がほぼ同一平面
に含まれるように癖折り工程によって付けられた折り癖
を取る癖取り工程と、横シール団栗縁を縦シール部の上
部とともにはさみ付けて加圧しかつ加熱することにより
、横シール団栗縁の内面同士を接合するヒートシール工
程とを含んでいるものである。 実  施  例 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。 この明細書において、上下または頂底部とは、便宜上図
面を基準としていい、容器が製品となった状態では上下
または頂底部が逆になる。 直方体状容器の製造方法は、第1図に順を追って示すよ
うに、有底角筒状容器(51〉に内容物を充填する充填
工程(A)と、内容物の充填された有底角筒状容器(5
1)の頂部となる部分を平坦に折り畳み易くするために
頂部に折り癖を付ける癖折り工程(B)と、折り癖の付
けられた容器(52)の折り癖を取る癖取り工程(C)
と、折り癖の取られた容器(53)の上縁部をヒートシ
ールして上縁開口の閉じられた容器(54)とするヒー
トシール工程(D)と、上縁開口の閉じられた容器(5
4)を、これの頂部となる部分を再び平坦に折り畳むこ
とを含み、最終的に直方体状密封容器(55)とする仕
上げ工程(E)とを含んでいる。 有底筒状容器(51)は、周知の手法により、両面に熱
可塑性合成樹脂層を有する一枚の板紙のような容器素材
よりつくられたものであって、直方体状密封容器(55
)の胴部となる胴部予定部(12)と、これの上下端に
それぞれつらなりかつ同密封容器(55)の頂部および
底部となる頂部予定部(13)および底部予定部(14
)とからなる。底部予定部(14)は詳しく図示しない
が、既に平坦に折り畳まれて閉じられている。胴部予定
部(12)は前後および左右の4つの側壁(15)〜(
18)よりなる。前後の側壁(15)(1B)の幅は左
右の側壁(17)(18)の幅よりも大きく、第1図に
おいて、前側壁(15)および右側壁(18)の外面が
見えている。左右の側壁(17)(18)の幅方向中央
部には左右の縦シール部(L9) (20)がそれぞれ
存在しているが、これらは、2つ折りにされた容器素材
の両縁部を重ね合わせてヒートシールすることにより生
じたものである。両板シール部(19) (20)はそ
れぞれ頂部および底部予定部(13)(14)にまで及
んでいる。各側壁(15)〜(18)の隣り合うもの同
士でなす稜線には縦折れ目線(21)〜(24)がそれ
ぞれ形成されている。頂部予定部(13)は、胴部予定
部(12)の4つの側壁(15)〜(16)のうち、前
後の側壁(15) (1[i)にそれぞれつらなる前後
一対の頂壁予定部(25) (28)と、左右の側壁(
17)(L8)にそれぞれつらなる左右一対の三角耳予
定部(27) (28)とからなる。前側壁(15)と
前頂壁予定部(25)の境界および右側壁(18)と右
三角耳予定部(28)の境界には横折れ目線(29) 
(30)かそれぞれ形成されている。また、後側壁(1
6)と後頂壁予定部(26)の境界および左側壁(17
)と左三角耳形成部(27)との境界にも、図示しない
が、横折れ目線が同じ様にそれぞれ形成されており、こ
れらの各横折れ目線は互いに環状をなしてつながってい
る。両頂壁予定部(25)(213)および三角耳予定
部(27) (28)の互いに隣り合うもの同士でなす
稜線には胴部(12)の縦折れ目線(21)〜(24)
がそのまま延長してのびてきている。両頂壁予定部(2
5)(28)および三角耳予定部(27) (28)の
上端寄りの部分には、上部横折り目線(35)〜(38
)がそれぞれ形成されており、これらの横折り目線(3
5〉〜(38)もまた互いに環状をなしてつながってい
る。さらに、右三角耳予定部(28)にはこれと右側壁
(18)の境界にある横折り目線(30)の両端から互
いに接近する方向に傾斜して立ち上がり、上部横折り目
線(36)の中央部で交差している一対の斜め折り目線
(39)(40)が形成されている。また、詳しく図示
しないが、これらと同じ斜め折り目線が左三角耳形成部
(27)にも形成されている。 充填工程(A)は、図示しないノズルを用いることによ
って行なう周知のものであり、これ以上の詳しい説明は
必要ないと思われる。 癖折り工程(B)は、図示しない一対の開閉自在なレバ
ーを容器(51)に挿入し、同レバーを開けることによ
り、両頂壁予定部(25)(2[i)および三角耳予定
部(27) (28)上縁の内面同士がそれぞれ互いに
重なり合うように両三角耳予定部(27)(28)をそ
れぞれ左右反対方向に向かって広げ、かつ同上縁を図示
しないはさみ板などによってはさみ付けて下方に押し下
げることによるものである。これにより、頂部予定部(
13)は、前後の側壁(15)(1B)の上縁にそれぞ
れつらなりかつ胴部予定部(12)の上端開口を被覆す
る頂壁(41)、頂壁(41)の左右両縁部および左右
の側壁(17) (18)の上縁部にそれぞれつらなる
容器素材2倍厚の左右一対の三角耳(42)(43)並
びに両端が両三角耳(42) (43)の頂点に達する
ように頂壁(41)および両三角耳(42) (43)
上を左右方向にのびている容器素材2倍厚の上方突出状
横シール用条縁(44)に変形団栗る。この変形の際に
、第2図に詳しく示すように、左右の三角耳予定部(2
7)(28)において左右の縦シール部(19) (2
0)の下部は各三角耳(42) (43)の下面に重な
り合うようにそれぞれ折れ曲がるが、それぞれの上部は
これに無理な力が加わらないようにわん曲状に折れ曲が
る。 癖取り工程(C)は、図示しない開閉自在なレバーなど
を用いて、折り癖の付けられた容器(52)を前後から
かるくはさみ付ける−ことによるものである。これによ
り、頂部予定部(13)は折り癖の付けられる前の状態
に完全に戻ることはないが、左右の三角耳(42)(4
3)はいずれもその形態をとどめておらず、左右の縦シ
ール部(19)(20)上部のわん曲した部分は無くな
るまでの状態となる。この状態で、横シール団栗縁(4
4)は、若干口を開いているが、概ね一直線状をなし、
横シール団栗縁(44)と左右の縦シール部(19)(
20)の上部はほぼ同一平面に含まれている。 ヒートシール工程(D)は、図示しない一対の平行熱盤
などを用いて、横シール団栗縁(44)をその両側につ
づく左右の縦シール部(19)(20)の上部とともに
はさみ付けて加圧しかつ加熱することによるものである
。これにより、横シール団栗縁(44)の内面同士が接
合される。勿論、熱器によるヒートシールの代わりに、
高周波、超音波によるヒートシールも可能である。 仕上げ工程(E)は、癖折り工程によって付けられた折
り癖に基づいて、頂部予定部(13)を一対の三角耳(
42) (43)を突出させた状態で再び平坦に折り畳
み、かつ両三角耳(42) (43)を頂壁(41)上
に重なり合うように折り曲げてそこに固着するものであ
る。 発明の効果 この発明によれば、容器に付けられた折り癖を一旦取っ
た後に、容器の上縁をヒートシールするようにしている
から、冒頭で述べたわん曲した縦シール部の存在がシー
ル性に支障を来たすことがなく、容器の上縁部を確実に
シールすることができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は、容器の製造工程を順を追って示す説明図、第
2図は容器の一部を拡大して示す斜視図である。 (12)・・・胴部予定部、(13)・・・頂部予定部
、(15)〜(18)・・・側壁、(19)(20)・
・・縦シール部、(25)(20)・・・頂壁予定部、
(27) (28)・・・三角耳予定部、(41)・・
・頂壁、(42)(43)・・・三角耳、(44)・・
・横シール団栗縁、(51)〜(55)・・・容器。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 有底角筒状容器の上部を平坦に折り畳んで閉鎖すること
    により直方体状密封容器を製造する方法であって、有底
    角筒状容器(11)は、胴部(12)と、これの上端に
    つらなる頂部構成部(13)とを有し、胴部(12)は
    前後および左右の4つの側壁(15)〜(18)よりな
    り、頂部構成部(13)は、4つの側壁(15)〜(1
    8)のうち、前後の側壁(15)(16)にそれぞれつ
    らなる前後一対の頂壁形成部(25)(26)と、左右
    の側壁(17)(18)にそれぞれつらなる左右一対の
    三角耳形成部(27)(28)とからなり、両三角耳形
    成部(27)(28)の少なくもと一方の前後方向中央
    部には、容器素材縁部の内面同士を重ね合わせた容器素
    材2倍厚の外方突出状縦シール部(19)(20)が胴
    部(12)よりのびてきており、 頂部構成部(13)を平坦に折り畳み易くするために頂
    部構成部(13)に折り癖を付ける工程であって、両頂
    壁形成部(25)(26)および三角耳形成部(27)
    (28)上縁の内面同士がそれぞれ互いに重なり合うよ
    うに両三角耳形成部(27)(28)をそれぞれ左右反
    対方向に向って広げ、かつ同上縁をはさみ付けて下方に
    押し下げることにより、前後の側壁(15)(16)上
    縁につらなりかつ胴部(12)の上端間口を被覆する水
    平状頂壁(41)、頂壁(41)の左右両縁部および左
    右の側壁(17)(18)の上縁部にそれぞれつらなる
    容器素材2倍厚の左右一対の三角耳(42)(43)並
    びに両端が両三角耳(42)(43)の頂点に達するよ
    うに頂壁(41)および両三角耳(42)(43)上を
    左右方向にのびている容器素材2倍厚の上方突出状横シ
    ール用条縁(44)に頂部構成部(13)を変形させ、
    このときに、三角耳形成部(27)(28)において、
    縦シール部(19)(20)の下部は三角耳(42)(
    43)の下面に重なり合うように折れ曲がるが、その上
    部はこれに無理な力が加わらないようにわん曲状に折れ
    曲がることを自由とする癖折り工程と、 縦シール部(19)(20)上部のわん曲した部分を無
    くして、横シール用条縁(44)と縦シール部(19)
    (20)の上部がほぼ同一平面に含まれるように癖折り
    工程によって付けられた折り癖を取る癖取り工程と、 横シール用条縁(44)を縦シール部(19)(20)
    の上部とともにはさみ付けて加圧しかつ加熱することに
    より、横シール用条縁(44)の内面同士を接合するヒ
    ートシール工程と を含んでいる直方体状密封容器の製造方法。
JP6204886A 1986-03-20 1986-03-20 直方体状容器の頂部密封方法 Granted JPS62220406A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0191727U (ja) * 1987-12-11 1989-06-15

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JPS6016486U (ja) * 1983-07-13 1985-02-04 唐沢 国雄 すべり出し式クレ−ン装置

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