JPS62220080A

JPS62220080A - エンフアシス回路

Info

Publication number: JPS62220080A
Application number: JP61063229A
Authority: JP
Inventors: Kazumasa Ikeda; 池田　一雅
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-03-20
Filing date: 1986-03-20
Publication date: 1987-09-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、ＴＣＩ　、　ＭＡＣ方式等といったＦＭ伝
送用アナログコンポーネント方式のカラー映像信号をＦ
Ｍ信号として記録、再生する映像信号記録再生装置のエ
ンファシス回路に関する。

（従来の技術）一般に、ビデオテープレコーダにおいては、ＦＭ伝送用
アナログコンポーネント方式のカラー映像信号を記録、
再生する場合、この信号をＦＭ信号化するようになって
いる。

ことテ、アナログコンポーネント方式のカラー映像信号
とは、２種の映像信号と同期信号とを１ライン上で時分
割多重した構成をもつカラー映像信号である。この方式
のカラー映像信号としては。

高品位テレピノ、ンシステムにおいて、衛屋放送用に使
われるＭＵＳＥ信号がある。このＭＵＳＥ信号における
上記２８１の映像信号とは、輝度信号と色信号である。

また、このＭＵＳＥ信号においては、色信号を１に時間
圧縮することＫより、３つの信号の多重が図られている
。さらに、このＭＵＳＥ信号においては、同期信号は映
像信号レベルより小さなレベルに波形変換されている。

ところで、ＦＭ変調においては、高域でのＳ／Ｎ比の悪
化を防ぐために工／７アシス回路が用いられる。このエ
ンファシス回路は変調系のグリエンファシス回路と、復
調系のデイエンフアシス回路から成る。

プリエンファシス回路の一例をｇｓ図に、ｒイエンファ
シス回路の一例を第６図にそれぞれ示す。

第５図のプリエンファシス回路の伝達関数Ｔ。

は、と表わされる。ここで、エンファシス：！ｔ　（ｍ）　
、ターンオーバ周波数（ω。、）′ｔ−それぞれ、Ｒ１
ｐ　＋　Ｒ２ｐ　　　　　　　　　＋＋＋　　＜２゜２
Ｆ・　＝Ｆ　　　　　　　　　・・・　（３）ＯＦ　　ｃ
、１ｔｊＰとおくと、伝達関数Ｔ、は、となる。式（４）から周波数特性を求めると、第７図の
ように々る。

同様に、第６図のディエンファシス回路の伝達関数Ｔ、
は、と表わされる。（Ｉｎ’）、（ω。、）はそれぞれディ
エンファシス量及びターンオーツぐ周波数で、と表わさ
れる。式（５）から周波数特性を求めると第８図のよう
になる。

第５図のプリエンファシス回路のステップ応答は、第９
図のようになる。また、エンフチシス回路を溝成する際
には、を満たすように設計がなされる。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、上述しｆｉ　ＭＵＬＫ信号をＦＭ信号として記
録、再生するビデオテープレコーダにおいては、従来、
次のような問題があった。

すなわち、ＭＵＳＫ信号においては、上述の如く、調し
て記録、再生する場合、ＦＭ信号の伝送帯域が狭り家庭
用ビデオテープレコーダ等では、プリエンファシスをか
けることＫよって高域が強調され念エツジ部分で情報欠
落が生じる。その結果、これに、プリエンファシスとは
相補的なディエンファシスをかけると、波形立上り部が
なまり、スミアを招く。特ｔｃ、ＬＶｃ時間圧縮された
色信号では、この情報欠落部分が時間的に４倍に引伸ば
されるので、画質劣化が著しい。

また、非線形素子を用いたノンリニアエンフチシス回路
を使用する場合、エツジ部の情報欠落とともに、このエ
ツジ部でのＳ／Ｎ比の劣化は避けられない。これにより
、特に、色信号はこれが時間的に引き伸ばされるので、
非常に見苦しい画像を招いてしまう。

また、エンファシス量は一般に輝度信号に合わせて設定
される。し九がって、映像信号レベルより小さなレベル
に設定される同期信号においては、Ｓ／Ｎ比が不足する
という問題が生じる。

以上述べたように、従来のアナログコンポーネント方式
のカラー映像信号の記録、再生においては、３つの信号
の一部に対して適切なエン７アシス処理がなされないた
め、再生画像の劣化を招くことが多かつ九。

そこで、この発明は、アナログコンポーネント方式のカ
ラー映像信号をなす全ての信号に対して適切な工／フフ
シスをかけることができ、再生画像の画質の向上を図る
ことができるエンフチシス回路を提供することを目的と
する。

［発明の構成コ（問題点を解決するための手段）上記目的１に達成するためにこの発明は、各水平ライン
上での第１の映像信号、第２の映像信号並び同期信号そ
れぞれの挿入期間ごとに、エンファシス特性を切り換え
るように構成したものである。

（作用）上記構成によれば、各信号ごとく最適なエンファシスを
かけることができるので、再生画像の画質の向−ヒを図
ることができる。

（実施例）以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説明す
る。

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図である
。なお、以下の説明では、アナログコンＩ−ネント方式
のカラー映＠信号がＭＵＳＢ信号である場合を代表とし
て説明する。

第１図において、記録すべきＭＵＳＥ信号は、入力端子
１１よりプリエンファシス部１２に入力され、高域の強
調が図られる。プリエンファシス部１２は３つのプリエ
ンファシス回路１２１〜１２３を有する。各プリエンフ
ァシス回路１２１〜１２２の出力信号は、スイッチ１３
で択一的に選択された後、ＦＭ変調器１４でｒＭｆ！Ｉ
Ｉされる。この変調出力はスイッチ１５を通してビデオ
ヘッド１６に与えられ、磁気テープ１７に記録される。

−万、再生時は、磁気テープ１２から再生された信号は
、ビデオヘッド１６からスィッチ１５全通して１Ｍ復調
器１８に与えられる。このＦＭｆｄル場器１８で復調さ
れた再生信号は、ディエンファシス回路１９に入力され
、高域の低減が図られる。

ディエンファシス部１９は３つのディエンファシス回路
１９１〜１９３を有する。各ディエンファシス回路１９
１〜１９３の出力信号は、スイッチ２０で択一的に選択
され、出力端子２１に導びかれる。

プリエンファシス回路１２１〜１２３は、それぞれ異な
るプリエンファシス特性をもつ。同様に。

ディエンファシス回路１９１〜１９３もそれぞれｉなる
ｙイエンファシス特性をもつ。ここで、プリエンファシ
ス回路１２１とディエンファシス回路１９１は、輝度信
号のエンファシスに使われ。

後者は前者の相補的な特性をもつ。同様に、プリエンフ
ァシス回路１２２とディエンファシス回路１９２とは色
信号のエンファシスに使われ、プリエンファシス回路１
２３とディエンファシス回路１９３は同期４ｉ号のエン
ファシスに使われる。したがって、スイッチ１３．２０
は、記録すべきＭＵＳＥ（６号あるいはその再生信号中
に時分割で挿入されている３つの信号の各挿入期間に応
じて接続状態が切り換わる。この切換制御はタイミング
発生回路２２によりてなされる。すなわち、このタイミ
ング発生回路２２は、記録時であれば、記録すべきＭＵ
ＳＥ信号から、再正時であればその再生信号から３つの
信号の挿入期間を判定し、スイッチ１３．２０の接続状
態を制御する制御信号Ｃ１〜Ｃ５を発生する。この制御
信号０１〜Ｃ３と３つの信号との関係を第１図に示す。

ここで、各プリエンファシス回路１２１〜１２３の特性
について説明する。

まず、輝度信号用のプリエンファシス回路１２１の特性
について説明する。輝度信号は時間圧縮されていないか
ら、時間軸はそのままであり、最高映像周波数は８　Ｍ
Ｈｚと広帯域である。したがって。

エン７アシスｌ１ｍは、反転を生じない特性から決定さ
れる。また、ターンオーバ周波ａ　ｆｏは、よシ広帯域
にノイズを抑圧するようにするために、Ｉ　ＭＨｚ以下
程度と低く抑えられる。この特性を第３図に示す。

次に、色信号用のプリエンファシス回路１２２の特性に
ついて説明する。色信号は１に時間圧縮されている。し
たがって、この場合のターンオーバ周波数はｆａの４倍
程度に設定される。このように、プリエンファシスにお
けるエツジ部の時定数を時間軸圧縮比の逆数とすること
により、エツジ部の情報欠落がｒコードされても目立ち
難くなる。

この様子を示すのが第４図である。第４図において、（
ａ）は輝度４１号の処理波形を示し、（ｂ）は色信号の
処理波形を示す。また、（ｃＪ　Ｆｉ色信号に輝度信号
と同じエンファシスをかけた場合の波形を示す。

また１ｗ、　、　ｗ２＋　ｗ、、　ｗ４．　ｗ５はそれ
ぞれ、入力端子１）、プリエンファシス後、ＦＭ復調後
、ディエンファシス後、デコード後の波形を示す。なお
、第４図では、はっきシ示すために、情報欠落状態を実
際よりも大きく示している。

最後に、同期信号用エンファシス回路１２３の特性につ
いて説明する。

同期信号は先の第２図に示す如く、映像信号レベルより
小さなレベルをもつように波形変換されている。また、
この信号の主な周波数成分はｎｆＨ（ｎ：自然数、　Ｉ
ｎ中３０　ＫＨｚ　）であり、所要帯域は前述の輝度信
号や色信号の帯域よシ狭い。そのため、ターンオーバ周
波数を輝度信号よシ更に下げないと、ディエンファシス
効果によるノイズ減少量が小さくなり、Ｓｒ比が悪化す
る。そこで、この場合は、第３図に示すように、ターン
オーバ周波数ｔ−１０より低いｆｏ′に設定し、エンフ
ァシス量については、輝度信号のそれ工９も上げる。こ
れは、同期信号レベルが輝度信号レベルより小さいため
１反転に対する余裕があるからである。

以上述べたようにこの実施例では、各４６号に合ったエ
ンファシス特性をもつエンファシス回路を設けている。

したがって、この実施例によれば、各信号ごとに最適な
二ン７アシスをかけることができ、再生画質の劣化を最
小限にくいとめ、良好な再生ｕｌｊ像を得ることができ
る。

また、回路構成が簡単で、製造経費の上昇が少なくて済
む利点がある。

なお、先の実施例では、プリエンファシス回路１２１〜
１２３やディエンファシス回路１９１〜１９２を各信号
に独立して設ける場合を説明したが、共用するような構
成であってもよい。こむで、共用の仕方としては１回路
の一部のみ共用し、特性を変える部分は独立に設けるも
のであってもよいし、制御信号によって特性を変えるこ
とが可能な回路構成とすることによって、全体を共用す
る構成であってもＬい。

まな、この発明は、　ＷｒｔｌＳＥ信号以外のアナログ
コンＩ−ネント方式のカラー映像信号のエンファシスに
も適用できることは勿論でるる。

この他にも、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々様々変
形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］このようにこの発明によれば、アナログコン４−ネント
方式のカラー映像信号をなす全ての信号に適切なエンフ
ァシスをかけることができ、再生画質の向上を図ること
ができるエンファシス回路を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第２
図は第１図の動作を説明するための信号波形図、第３図
は第１図の動作を説明するための特性図、第４図は第１
図の動作を説明するための信号波形図、第５図は従来の
プリエンファシス回路の一例を示す回路図、ｇｇ６図は
従来のディエンファシス回路の一例を示す吻略図、第７
図は第５図の特性を示す図、第８図は第６図の特性を示
す図、第９図は第５図のステップ応答を示す図である。１２・・・プリエンファシス部、１３．１５．２０・・
・スイッチ、１４・・・Ｆ’Ｍ変調器、１６・・・ビデ
オヘッド、１２・・・磁気テープ、１８・・・ＦＭ復調
器、１９・・・ディエンファシス部、１２１〜１２３・
・・エンファシス回路、１９１〜１９３・・・ディエン
ファシス回路。出願人代理人　　９′ｐ理士　鈴　江　武　彦第２図第３図（ａ）　　　　　　　（ｂ）　　　　　　　　（ｃ）第
４　囚

Claims

【特許請求の範囲】

第１の映像信号、第２の映像信号並びに同期信号が各水
平ライン上で時分割多重されているカラー映像信号をＦ
Ｍ信号として記録、再生する映像信号記録再生装置のエ
ンファシス回路において、上記水平ライン上での上記第
１の映像信号、第２の映像信号並びに同期信号それぞれ
の挿入期間ごとに、エンファシス特性が切り換えられる
ように構成されていることを特徴とするエンファシス回
路。