JPS62219868A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 ＬＣＤ表示や各種リスＩ・の使用言語を、自局電話番号
内の国際番号により自動選択するファクシミリ装置。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、表示言語の自動選択機能を持たせたファクシ
ミリ装置に関する。

〔従来の技術〕

ファクシミリ装置はＬＣＤ　（液晶）表示部を備えて該
表示部に「送信中ですコなどの表示を行なう。また通信
管理記録、送信結果記録、電話番号登録内容出力等の各
種リスト出力を用紙に行なう。

これらの表示やリストは国内では日本語で、外国ならそ
の国の国語で行なうが、このため、国内で販売するファ
クシミリ装置を諸外国に輸出、販売する場合は、製品仕
様を各国規格に合わせて変更する他、上記表示やリスト
に使用する言語を当該国で使用する言語に変更する必要
がある。

そこで従来はファクシミリ装置の動作制御に設けられて
いるプロセフすのプログラムを格納するＲＯＭ　（読取
り専用メモリ）の記憶領域を■共通仕様部、■その国独
自の仕様部、■表示用テーブル部に３分割し、各国仕様
に合わせて■及び■を変更して各国別対応のプログラム
ＲＯＭとしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながらこの方式では、各国別対応のため、仕様や
表示言語が変わる毎に新しいプログラムＲＯＭが必要に
なる。また同じ国でありながら複数の言語が使用される
国では、個々のユーザの希望に応じてプログラムＲＯＭ
を交換する必要があり、不具合である。

本発明は上記■の表示テーブル部を予想される言語分用
窓し、その所望のものを選択使用できるようにして、プ
ログラムＲＯＭ交換を少なくしようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、表示部への表示に言語を用い、動作制御にプ
ログラムで動作するプロセッサを用いるファクシミリ装
置において、該プログラムを格納するメモリ　（１０）
に複数の表示用テーブル部１６ａ〜１６ｄを設けてその
各々に、同じ内容ではあるが言語別に、表示用文言の文
字コード群を格納しておき、また、前記表示部への表示
に際してアクセスされる表示用テーブル部を、ファクシ
ミリ装置に登録された自局電話番号より得られる国別情
報により選択する手段を設けたことを特徴とするもので
ある。

〔作用〕

第１図に示すように、本発明ではプログラムＲＯＭを共
通仕様部１２、独自仕様部１４、複数の表示用テーブル
部１６ａ〜１６ｄに区分する。即ち共通仕様部と独自仕
様部は従来と同様であるが表示用テーブル部を複数個設
け、各々に内容は同じであるが使用言語が異なる文言の
文字コードを格納しておく。例えば前記の「送信中です
」を１６ａには日本語で、１６ｂには英語で、１６ｃに
は独語で・・・・・・書込んでおく。表示に際してはこ
れらのいずれかを選択し、読出したものをＬＣＤ表示部
に表示するが、その選択手段は、ファクシミリ装置に登
録される自局電話番号に含まれる国別情報により動作さ
せる。

即ちファクシミリ装置は原稿データの送信に先立ち、信
号を交換して能力通知等するが、Ｇ３端末の被呼側から
送られるＣ３ｌ（被呼端末識別）信号に被呼側の電話番
号がまた同発呼側から送られるＴＳＩ（送信端末識別）
信号には発呼側の電話番号が入っており、このためＧ３
ファクシミリ装置では自局電話番号の登録という処理を
行なう。

この登録された電話番号には、国別情報が入っている。

例えば日本なら 国番号　市外局番　市内局番　加入者番号となっている
。自局電話番号の登録をする際は国番号、市外局番、市
内局番、加入者番号のそれぞれの区切りにスペースを入
れているので、これにより国番号の有無、どの国かの識
別を行なうことができる。そこでこの電話番号中の国番
号をチェックして、８１なら日本国、従ってアクセスす
る表示用テーブル部は１６ａ、とすれば、表示文言を自
動的にその国の国語にすることができる。

図示しないがリスト用文言についても同様である。また
同じ国で複数の言語を使用するような場合は別に選択ス
イッチを設けておいて、手操作で選択可能にしておけば
よい。またプログラムＲＯＭの容量は若干大きくなるが
、独自仕様部１４も輸出予定国分用意しておき、同様な
選択、切換を行なうようにすれば完全にプログラムＲＯ
Ｍを汎用化することができる。

〔実施例〕

プログラムＲＯＭの表示用テーブル部の切換は、該テー
ブルをアクセスするアドレスのオフセット値の変更で行
なえる。第２図で説明すると、本例では表示用テーブル
部１６ａ、１６ｂ、・・・・・・は各々００００〜０Ｆ
ＦＦの範囲のアドレス領域１６０を持ち、１６ａは日本
語用でプログラムＲＯＭのアドレス＄４０００より始ま
り、１６ｂは英語用で同アドレス＄５０００より始まり
、・・・・・・としている。各表示用テーブル部にはデ
ンワバンゴウトウロク等の文言が、各々の国語で、かつ
文字コード群で書込まれている。これらの文言には表示
言語ナンバーが付されており、文言指定は該ナンバーで
行なわれ、該ナンバーより当該文言の領域１６０上のア
ドレスが求まる（図示しないテーブルにより）。文字コ
ードとしては英数カナ記が普通であるから、キャラクタ
ジェネレータ（ＣＣ，）はそれ用のものでよい。プログ
ラムＲＯＭの共通仕様部の適所、本例ではアドレス＄１
０００に表示言語テーブルアドレスオフセット値登録エ
リア１２ａを設け（この場合のプログラムＲＯＭはＦＲ
ＯＭとする）、プログラムによりこのエリアにオフセッ
ト値を書込み、表示用テーブル部のアクセスは前記００
００〜０ＦＦＦに該オフセット値をプラスしたもので行
なうようにする。例えば登録された自局電話番号の国番
号が「日本」であれば、処理プログラムは領域１２ａに
４０００を書込み、これにより表示に際してアクセスさ
れるアドレス領域は＄４０００〜＄４ＦＦＦ従って表示
用テーブル部１６ａになる。自局電話番号の国番号が「
英国」、「ドイツ」・・・・・・であれば、領域１２ａ
にセットされるオフセット値は５０００，６０００、・
・・・・・である。

１つの言語に必要な領域１６０のアドレスは＄４０００
〜＄４ＦＦＦｌち日本語用の領域のアドレスと同じとし
ておき、領域１２ａヘセツトするオフセット値は日本語
のとき００００　（何もしない）、英語のとき１０００
、独語のとき２０００、仏語のとき３０００としてもよ
い。このようにする、登録する自局電話番号に国番号も
ないこともあるが、この場合は自動的に日本語表示にな
る。

領域１２ａへのオフセント値書込みは、自局電話番号登
録と同時に行なう。第３図にその処理フローを示す。自
局電話番号はファクシミリ装置のテンキーなどを操作し
て行なうが、該テンキー操作によるプログラムＲＯＭの
共通仕様部への電話番号書込みが済んだら、次は登録さ
れた電話番号に国コード（国番号）があるか否かチェッ
クし、有ればそれが日本（８１）、米国（１）などの特
定コードに一致するか否かチェックし、一致すれば当該
国についてのオフセット値（４０００，・・・・・・）
を領域１２ａに書込む。

表示に当っては、「送信中です」、「電話番号登録」等
の文言、具体的には表示言語ナンバーが出力され、該ナ
ンバーにより前記テーブルをアクセスして領域１６０内
でのアドレスが求まり、ついで領域１２ａをアクセスし
てオフセット値が求まり、これらの和をとってプログラ
ムＲＯＭをアクセスするアドレスが求まり、該アドレス
でのアクセス、その読出しデータによるＣＧアクセス、
文字パターン発生、ＬＣＤへの表示、になる。

〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、装置仕様が共通で
あれば表示言語が違ってもプログラムＲＯＭを共通化で
き、条間輸出用ファクシミリに適用して有効である。ま
た言語選択が自動なので、装置設置時の作業を削減でき
る。また複数の言語を指定できるので、多言語を使用す
る国で用いて有利である、等の利点が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の要部説明図、 第２図は表示用テーブル部の説明図、 第３図はオフセット値のセット要領を示す流れ図である
。 図面で１０はプログラムＲＯＭ、　１６　ａ　〜１６ｄ
は表示用テーブル部、１２ａは国別情報に従うオフセン
ト値をセットされる記憶領域である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 表示部への表示に言語を用い、動作制御にプログラムで
   動作するプロセッサを用いるファクシミリ装置において
   、 該プログラムを格納するメモリ（１０）に複数の表示用
   テーブル部１６ａ〜１６ｄを設けてその各々に、同じ内
   容ではあるが言語別に、表示用文言の文字コード群を格
   納しておき、 また、前記表示部への表示に際してアクセスされる表示
   用テーブル部を、ファクシミリ装置に登録された自局電
   話番号より得られる国別情報により選択する手段を設け
   たことを特徴とするファクシミリ装置。