JPS62218477A - 螢光体 - Google Patents

螢光体

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JPS62218477A
JPS62218477A JP6010386A JP6010386A JPS62218477A JP S62218477 A JPS62218477 A JP S62218477A JP 6010386 A JP6010386 A JP 6010386A JP 6010386 A JP6010386 A JP 6010386A JP S62218477 A JPS62218477 A JP S62218477A
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JP
Japan
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phosphor
added
temperature
soln
dried
Prior art date
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Pending
Application number
JP6010386A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazu Matsunaga
松永 数
Noritsuna Hashimoto
橋本 典綱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS62218477A publication Critical patent/JPS62218477A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、低圧水銀放電の紫外線により緑色発光する
蛍光体に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、一般照明用白色蛍光ランプに、高効率。
高演色性を有する。いわゆる三液長域発光形蛍光ランプ
が普及しはじめている。これは発光波長域が狭い青、緑
、赤色にそれぞれ発光する三種類の蛍光体を混合して全
体として白色に発光するようにして蛍光ランプに使用し
たものである。それぞれの蛍光体について2発光スペク
トルの最適化や発光効率の改善などの努力が続けられて
いる。特に最近では、白熱電球代替用としての、蛍光ラ
ンプの特徴を生かした小形の2重管形あるいは内管分離
方式の蛍光ランプも徐々に普及し始めている。
一般の直管形あるいは環形蛍光ランプでは、最適水銀蒸
気圧を保持するための管壁負荷は、管壁温度が40〜5
0℃になるように設定されている。
管壁負荷の大きい高出力形でもその管壁温度は。
70℃以下であシ、管壁内面に塗布されている蛍光体層
の温度は9種々の条件を考慮しても管壁温度よシ20〜
30℃高くなる程度である。したがって2通常の使用で
は、蛍光体層は100℃以上にはならず、蛍光体の温度
特性についてはあまシ考慮されなかった。
ところが、白熱電球代替用の小形蛍光ランプでは、従来
の直管形あるいは環形蛍光ランプよシも管壁負荷が大き
く、管壁温度は100℃以上になる。
したがって、その内面に塗布されている蛍光体はそれ以
上の温度になる。そのため1例えば特公昭59−435
08号公報に示された従来の三波長形蛍光ランプ用の蛍
光体をそのまま用いた場合、それぞれの蛍光体の温度特
性を考慮する必要が生じる。即ち、三種の蛍光体のうち
、赤と青色発光成分の温度特性は良好であるが、緑色蛍
光体の温度特性が問題となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
図面のCI)は従来の三波長形蛍光ランプに用いられて
いる( La、 Ce、 ’rb )PO4緑色蛍光体
の温度−輝度特性を表わす特性曲線で9図において、縦
軸は発光強度(相対値)、横軸は温度(℃)を表わして
いる。図かられかるように、100℃以上になると発光
強度が著しく低下するために、蛍光体層が100℃以上
になる蛍光ランプに用いた場合9点灯後、管壁温度が上
昇するにつれて、ランプが暗くなったシ、ランプの色が
変わるなどの問題点があった。
一方、  (La、 Tb)PO4または(Ce、 T
b ) PO4蛍光体にThを添加すると、  Tb 
 の緑色発光強度が増大すること、緑色発光の残光が長
くなること及び吸収端がシフトすることはよく知られて
いる(雑誌:  J、Filectrochem、8o
c、; 80LID  5TATE  5CIBNCB
 118(1971)、 1508)。しかし、緑色発
光の温度特性については何の考慮も払われていなかった
。本発明者は(La、 Ce、 Tb ) PO4蛍光
体にThを添加すると、室温での輝度は従来と同じで、
温度−輝度特性が向上し、室温から350℃まで、はぼ
一定の輝度を持つことを見い出した。
この発明は上記に鑑みて上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、100℃以上になっても発光強
度が低下せず、温度−輝度特性に優れた蛍光体を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この発明の蛍光体は、一般式(La j −x−yCe
z Ttoy )PO4で表わされ,xが0.15〜0
.25. Yが0.1〜0.2の範囲の物質1モルに対
して0.001〜0.02モルのトリウムが含まれてい
るものである。
〔作用〕
この発明におけるトリウムは、母体であるLaの一部を
置換するような形で固溶され、その結果。
低圧水銀蒸気放電による254nmの紫外線の吸収が高
温でも低下しないと考えられる。そのために。
高温でも発光効率が低下せず、室温とほぼ同じ発光強度
を維持できる。
〔実施例〕
以下、この発明を実施例をあげ具体的に説明する。
実施例1 酸化ランタン(La203)40.40Il、酸化テル
ビウム(Tb407)13.461!、硝酸セリウム(
Ce(NO5)5.6H20)34゜14gをそれぞれ
秤量し、硝酸(HNOs70%)80m/と純水的1.
51!の硝酸水溶液中に80〜90℃で溶解した。これ
をA液とする。これとは別にしゆう酸(H2C204・
2H20)8419を純水的1.51に溶解し80〜9
0℃に保つ。これをB液とする。B液中にA液を80〜
90℃の温度範囲で徐々に注入すると白色沈澱を生じる
。この沈澱をろ過洗浄後乾燥して白色粉末((La鵠2
Tbo58CeQ20)2(C204)3)を得た。得
られた白色粉末を大気中、600℃で1.5〜2時間加
熱分解すると褐色粉末((Lao62Tbo、1aCe
o、2o)205)が得られた。この褐色粉末に硝酸ト
リウム水溶液(Th(NO5)4−4H20,0,05
11/CC) 9.2871!/と純水的40m1を加
えてボールミルポットに移し、30分間ボールミルを行
なった。スラリー状になった中身をただちにフッ素樹脂
製の容器に移し、これにリン酸(a3po4. asチ
) 46.12 g を徐々に加え充分反応させた後乾
燥した。乾燥物をルツボに移し。
窒素:水素95:5の還元雰囲気中、  1250℃で
1.5〜2時間焼成した。冷却後、粉砕して、この発明
の蛍光体を得た。
この蛍光体の低圧水銀放電による紫外線励起下での温度
−輝度特性を図面の特性曲線(りに示す。
従来の蛍光体では、蛍光体の温度が100℃以上になる
と発光強度が低下するのに対して、この蛍光体は、室温
において従来の蛍光体とほぼ同等の発光強度を有すると
ともに、100℃以上でもその発光強度は低下せず、3
50℃まで一定の発光強度を維持できた。
なお、上記実施例1において、1回目の加熱分解後に各
希土類が酸化物になればよいので、B液としてしゆう酸
の代わシに炭酸等を用いても差支先ない。
実施例2 酸化ランタン40.40.9.酸化テルビウム13.4
61!。
酸化セリウム(Ce205 ) 13.131および酸
化トリウム(Th02)528rrLgを秤量しくモル
比で、  La : Tb : Ce: Th = 0
.62 : 0.18 : 0.20 :0.005)
、ボールミルポットに入れ、純水的60m1を加えて約
1時間ボールミルを行なった。スラリー状になった中身
をただちにフッ素樹脂製容器に取出し、これにリン酸4
6.12.9を徐々に加えて充分に反応させた後、乾燥
した。
この乾燥物をルツボに入れ、還元雰囲気中1250℃で
1.5〜2時間焼成した。冷却後粉砕して、この発明の
蛍光体を得た。
得られた蛍光体も実施例1と同様の温度−輝度特性を示
した。
なお、上記実施例2において、各希土類原料は焼成によ
って酸化物に分解するものであればよく。
例えばしゆう酸塩、硝酸塩、炭酸塩等を用いても差支え
ない。
また、各実施例の焼成温度1時間はそれほど厳密なもの
ではなく、また必要であれば2回以上焼成を行なっても
よい。さらに、リン酸の代ゎシにリン酸アンモニウム等
も使用でき、トリウムは硝酸塩、酸化物に限らずフッ化
物、塩化物等を使用しても差支えない。
この発明の蛍光体は、一般式(La 1−X−7Cex
Tby)PO4で表わされ、Iが0.15〜0.25.
 yが0.1〜Q、24D範囲の物質1モルに対して、
トリウムを□、001〜0.02モルの割合で添加し、
還元雰囲気中、1100〜1300℃付近の温度で一定
時間焼成したものである。この発明に用いられる各希土
類の割合はXが0.15以下、yが0.1以下0.2以
上、およびトリウムの添加割合が0.02モル以上では
発光強度が低下し実用に適さなくなる。またXがo、2
5以上、トリウムの添加割合が0.001モル以下では
温度特性が改善されない。従って、上記範囲が適当であ
る。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、一般式%式% yが0.1〜0.2 (7)範囲の物質1モルに対しテ
0.001〜0.02モルのトリウムを添加することに
ょシ2発光強度が低下しない温度−輝度特性に優れた蛍
光体が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例の蛍光体と従来の蛍光体の温
度−輝度特性を示す特性図で、(I)はこの発明の温度
−輝度特性曲線、(幻は従来例の温度−輝度特性曲線で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一般式(La_1_−_x_−_yCe_xTb_y)
    PO_4で表わされ,xが0.15〜0.25,yが0
    .1〜0.2の範囲の物質1モルに対して0.001〜
    0.02モルのトリウムが含まれている蛍光体。
JP6010386A 1986-03-18 1986-03-18 螢光体 Pending JPS62218477A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2672281A1 (fr) * 1991-02-04 1992-08-07 Rhone Poulenc Chimie Phosphate mixte de lanthane, terbium et cerium, procede de fabrication de celui-ci.
US5580490A (en) * 1991-07-19 1996-12-03 Rhone-Poulenc Chimie Crystallites of cerium/lanthanum/terbium phosphates from insoluble rare earth salts
JP2008184486A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Nemoto & Co Ltd 真空紫外線励起蛍光体
JP2015528042A (ja) * 2012-10-25 2015-09-24 フォース4 コーポレーション トリウムがドープされたガーネット系蛍光体及びこれを用いた発光装置

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