JPS62218194A - Ｉｃカ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気的信号を処理するための能動素子。

記憶素子を含む集積回路（ＩＣ）を備えたＩＣカーρに
係り、特に身分証明ｓ社、キャシュカード。

診療カードなどに用いられるＩＣカードに関する。

〔従来の技術〕

従来のＩＣカードは例えば特開昭５９−７７６９９にあ
るようにカード本体にＩＣを埋設してデータ記録および
処理を行うことを目的としていた。このＩＣカードを磁
気カードに比べて大きな記録容量をもつので、カード自
体を記録媒体として商取引きの内容などのデータを記録
することができる。

また、照合に要する情報量を多く記録できるので紛失・
盗難による第三字の使用を防止することができる。さら
に、回路の解読、複製が困難であるので機密保持の点で
優れている。しかし、取り扱いにおける人為的ミスによ
り結線が破損、または静電気、電磁気による記録内容が
破壊した場合のデータのバックアップ機能を考慮した信
頼性の高いカードはなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術はカードを曲げる。傷つける。漏らすなど
の取り扱いミスによる破損、あるいは静電気や電磁気で
データが破壊された場合のデータのバックアップについ
て配慮がされていない。

ＩＣカードにデータ、たとえば取引き内容などを記録す
るとき、そのバックアップは、端末を介しホストコンピ
ュータの記憶装置に記録されたデータである。そして、
ＩＣカードの特徴を生がしてた利用方法としては、カー
ドに記録されたデータをもとに、ホストに依存せずに端
末を用いる分散処理の形態が多い、すなわち、複数の端
末が異なるホストコンピュータにつながっている幾つか
のローカルエリアネットワークの形態であったり、各端
末が独自のホストコンピュータをもつスタンドアロンの
形態であったり、端末とホストがオフラインの場合が多
い、この状況のもとで、カードが断線あるいは静電破壊
などで使用不能となったとき、手近にある端末でデータ
を復元することができず、利用者に不便が生じる。

本発明の目的はＩＣカード自身に断線や静電破壊に対す
るデータのバックアップ機能をもたせ。

カードの信頼性を向上させることである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ＩＣカードの一部分に曲げや静電や電磁気
により破壊されにくい補助データ記録部を設けることに
より達成される。

〔作用〕

ＩＣカードの記憶素子に記録信号を書き込むとき、補助
データ記録部である光学記録媒体にも光で信号を書き込
む、端末から送られる信号を記憶素子に書き込む速さは
、一般には、焦点合わせなどの機構の運動をともなう光
学データ記録部への書込みに比べ速いので、端末にバッ
ファを設け、そのバッファに退避した信号を光学データ
記録部に書き込む。

ＩＣカードが断線または静電破壊などにより、記憶素子
からのデータの読み取りが不能となった場合には、光学
データ記録部からデータを読み取る。

この方式によって、ＩＣカードの記憶素子に書き込むデ
ータのバックアップをカードに配設された光学データ記
録部でなし、破損、破壊に対して信頼性を向上させるこ
とができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図及び第３図を
用いて説明する。透明な母材↓にＩＣ３が埋設され、Ｉ
Ｃ３のリード線５が接点４につながっており、ＩＣやリ
ード線が母材１の中に見える。母材１は透明なポリカー
ボネイト樹脂などのプラスチック樹脂である。リード線
５は銅などの導体である。接点４は金などの抵抗が小さ
い金属が望ましい、さらに、磁気ストライプ６に識別コ
ードの１つが記録されている。また、光学記録媒体２が
透明な母材１ａと１ｂにはさまれている。

このカードを端末の読み書き装置にそう入すると接点４
を介して装置と情報のやりとりを開始する。

磁気ストライプ６に記録しである識別コードは。

カードの属性すなわち誰のカードかを判別するために用
いられる。そしてＩＣ３に接点４．リード線５を介して
データが書き込まれるときに、光学記録媒体２にも第２
図に状態で書本光学記録される。この光学記録は光学記
録媒体２にピットをあけるという化学変化を利用して行
われる。

カードの母材の厚さはクレジットカードの規格である０
、７６ｍ■が望ましい。

本実施例によれば、光学記録媒体２に記録されたデータ
がＩＣ３の記憶素子に記録されたデータのバックアップ
となり、断線、静電破壊などで記憶素子からのデータの
読み取りができなくなった場合でも、光でデータを読み
取ることができ、信頼性が向上する。

また、光学記録は、光学記録媒体にピットをあけるとい
う化学変化を利用しているので、カードの曲げや静電気
、磁気などの外乱に強く、データの保存に適している。

また１本実施例によれば、透明な母材の中にＩ　Ｃ３や
リード線５が見える形で埋設されているので、カードの
使用者は自然に注意をはらい取扱いの粗雑さに起因する
破損が少なくなり、信頼性が向上する。

また、第３図に示すように、母材を通過して焦点合せし
た光線を用いて読み書きを行うのでごみ２０による影響
も少なくなる。

また、第４図に示すように、光学記録媒体の受光面のみ
を透明な母材１ａにしてもよい。

また、第５図に示すように不透明な母材ＩＣに光学記録
媒体を貼付してもよい。

なお１以上の実施例において、光学記媒体２は、同じ面
上にて箇所具Ｈあってもよく、また２面に２箇所以上あ
ってもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ＩＣの記憶素子に記録するデータを光
学記録部にバックアップとして保存できるので、ＩＣの
静電破壊や、リード線、ＩＣの物理的な破損の場合にも
そのカードの記録内容を保護し、端末から読み取ること
が可能となる。このようにＩＣカードの信頼性を飛躍的
に向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の平面図、第２図は第１図の
Ａ−Ａ線断面の一部分拡大図、第３図は本発明の実施例
において光学記録媒体上に焦点を合わせている状態の側
面の一部概＃ｉ図、第４図及び第５図は本発明の他の実
施例の平面図である。 １・・・カード母材、２・・・光学記録媒体−３・・・
ＩＣ１４・・・接点、５・・・リード線、６・・・磁気
ストライプ、篤　１　目 第２図 ２−−−ｆ−営毘鋒媒林 冨　４　菌 ’ｆ、　　ｓ″　図

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．電気的信号を処理するための能動素子，記憶素子を
   含む集積回路を具備したＩＣカードにおいて、前記カー
   ドの一部分に補助データ記録部を設けたことを特徴とす
   るＩＣカード。
2. ２．補助データ記録部は、光記録媒体よりなり、その補
   助データ記録部は光学的手段によりデータの書き込み及
   び読み取りが可能であることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のＩＣカード。
3. ３．光記録媒体をカードの母材内に埋設し、母材を通す
   光線により前記光記録媒体へのデータの書き込み及び読
   み出しを行うことを特徴とする特許請求の範囲第２項記
   載のＩＣカード。
4. ４．光記録媒体が埋設された部分の母材を透明にし光学
   記録媒体へのデータの書き込み及び読み出しは、この透
   明な母材を透過する光線を用いて行うことを特徴とする
   特許請求の範囲第３項記載のＩＣカード。
5. ５．母材をすべて透明にしたことを特徴とする特許請求
   の範囲第３項記載のＩＣカード。
6. ６．光学記録媒体の母材に貼付したことを特徴とする特
   許請求の範囲第２項記載のＩＣカード。