JPS622169A - 極小抵抗測定方法及び装置 - Google Patents

極小抵抗測定方法及び装置

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JPS622169A
JPS622169A JP61123196A JP12319686A JPS622169A JP S622169 A JPS622169 A JP S622169A JP 61123196 A JP61123196 A JP 61123196A JP 12319686 A JP12319686 A JP 12319686A JP S622169 A JPS622169 A JP S622169A
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integrating
ohmmeter
current
circuit
signal
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JP61123196A
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フランソワ モーリン
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Hydro Quebec
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    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • G01R27/205Measuring contact resistance of connections, e.g. of earth connections

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は極小電気抵抗を測定する方法及びその装置に関
するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、極小抵抗を測定する方法で、極小抵抗の電導
性測定対象物に測定電流を流して測定電流及び極小抵抗
に比例する電圧降下と測定電流に対応する信号を発生し
、測定電流に対応する信号の積分と測定電流及び極小抵
抗に比例する電圧降下に対応する信号の積分とを同時に
開始して第一及び第二の積分信号をそれぞれ得て、第一
の積分信号が基準値に達すると、測定電流及び極小抵抗
に比例する電圧降下に対応する信号の積分を停止し、こ
の積分停止時の第二の積分信号の値が極小抵抗の測定値
になることを特徴とする極小抵抗測定方法である。
又、本発明は上記方法を実施する装置として、極小抵抗
測定用オームメータを提供する。このオームメータは、
極小抵抗の電導性測定対象物に測定電流を流して、測定
電流及び極小抵抗に比例する電圧降下に対応する信号を
生ぜしめる電気的エネルギー源と、測定電流に対応する
信号を発生する手段と、測定電流値に対応する信号を積
分して第一の積分信号を発生する第一の積分手段と、測
定電流及び極小抵抗に比例する電圧降下に対応する信号
を積分して第二の積分信号を発生する第二の積分手段と
、第一及び第二の積分手段の積分動作を同時に開始する
手段と、第一の積分信号が基準値に達すると、第二の積
分手段の積分動作を停止する手段と、第二の積分手段の
積分動作が停止したときの第二の積分信号の値を極小抵
抗の測定値として表示する手段とから構成されている。
〔従来の技術〕
100マイクロオーム以上の電気抵抗を測定するのにケ
ルビンブリッジ回路が用いられていた。
この方法は、0.1マイクロオ一ム程度の抵抗を正確に
測定出来るという利点があるが、慎重で熟練した操作を
要するという欠点があった。又、ケルビンブリッジ回路
を用いて極小抵抗を測定する方法は退屈で時間のかかる
ものであシ、種々の電気抵抗を連続して測定するには不
向であった。
これに換わる方法として、特に大電流ジョイントの抵抗
を測定するのに、四点法といわれる方法が用いられてい
る二人電流ジヨイントの抵抗値が大きくなると、熱が発
生してジヨイント自体やその周囲の機器を損傷する虞れ
がある友め、高電流装置の設置時及び設置後の定期点検
時にジヨイント抵抗を検査する必要がある。四点法はこ
のような時のジヨイント抵抗測定に有用である。ジヨイ
ントの電気抵抗とジヨイントの物理的特性とは密接な関
連があるので、ジヨイントの電気抵抗の測定値から高電
流ジヨイントの物理的抵抗を成る程度推論することが出
来る。
四点法によれば、電気的ジヨイントに10アンペア程度
の直流電流を流し、この電流によりジヨイントの両端に
生ずるジヨイント極小抵抗及びジヨイントを流れる電流
に比例する電圧降下を測定する。ジヨイントの両端に生
ずる電圧降下を測定する定めに電極を接続するが、この
接続により熱電効果のために無給電起電力が生ずる。こ
の無給電起電力の抵抗測定に対する影響を除去するため
に、ジヨイントに反対の極性の゛電流を流した時に測定
される電圧降下の2つの測定値を平均して、この平均値
より電気抵抗の測定値を得るようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この方法では、極小抵抗を正確に測定するには
、大直流電流を比較的長い時間流す必゛要がある。従っ
て、この方法を実施するには重量の嵩む大電流バツテリ
ヲ必要とする。又、バッテリからの電流は実際に無視出
来ない変動があυ、この電流変動により抵抗測定の精度
が悪化する。更に、四点法では、比較的長い時間に渡っ
て大電流が流れるので、この電流が流れる電極及び他の
部品に熱が生じるという欠点がある。
そこで本発明は不馴れな操作者にも簡単に短時間で極小
抵抗が測定出来、大型のバッテリからの大電流を必要と
しない極小抵抗測定方法及び装置を提供しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は極小抵抗を有する電導性対象物に測定電流を流
して、測定電流及び極小抵抗に比例する電圧降下と測定
電流に対応する信号を発生し、測定電流に対応する信号
の積分と測定電流及び極小抵抗に比例する電圧降下に対
応する信号の積分とを同時に開始して第一及び第二の積
分信号をそれぞ九得て、第一の積分信号が基準値に達す
ると、測定電流及び極小抵抗に比例する電圧降下に対応
する信号の積分を停止して、この時の第二の積分信号の
値を極小抵抗の測定値とするように構成している。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例のオームメータを示す。こ
のオームメータには、コンデンサの放電を利用した電流
源1が設けられている。この電流源は、電池2と、電池
からの電圧を昇圧するDC−DC電圧コンバータ3と、
DC−DC電圧コンバータの出力に生ずる高電圧により
充電される大容量のコンデンサ4とから構成されている
。電池2は9ボルトバツテリ又はC型バッテリで良い。
符号5は、電流源1からの測定電流(i)を所定のレベ
ルに制限する抵抗器を示している。電流源1は軽量小型
のものでもコンデンサ4の放電により、20〜30アン
ペア程度のパルス電流(+)を流すことが可能であり、
これは本発明のオームメータを動作させるに十分な能力
である。本発明の測定回路は、測定型1(i)が一定で
あることを要せず、抵抗器を非常に速やかに測定するの
でこのような電流源の使用が可能となる。軽量小型の電
流源を使用することてよって、ポータプルなオームメー
タの設計が可能となる。コンバータ6を介してコンデン
サ4を充電するバッテリ2を、第1図の回路の他の部分
に電源を供給するのに用いても良い。
スイッチ9が閉じて、電流源1、抵抗器6及び測定対象
7を含む閉ループが形成されると、測定電流(i)が電
流源1から分路抵抗6を介して電導性の測定対象7へ流
れる。このとき、分路抵抗6の両端には測定電流(i)
に応じた信号が発生する。測定対象7の抵抗イ直は極め
て小さいものとする。測定電流(i)が測定対象7を流
れるとその両端に測定対象の抵抗値及び測定電流値に比
例する電圧降下が生じる。
ブツシュボタン型のスイッチ10を閉じて、パルス発生
回路11′ff:接地すると、第1図のオームメータの
測定サイクルが開始する。、スイッチ10が閉じるとこ
のパルス発生回路11の出力12に一個のパルスAを発
生する。このパルス発生回路11の出力12を第2A図
に示す。パルス発生回路11の出力12からのパルスA
は測定サイクル制御回路16に送られる。制御回路13
はパルスAの立下シに応じて、その出力15に信号Bを
発生する。この信号は第2B図に示されている。パルス
Aが立下がる前で、信号Bが高レベルのときには、スイ
ッチ回路17がその制御入力端子37に信号Bを受けて
、低信号増幅回路19の出力18を蓄積コンデンサ20
に接続する。この増幅回路19には測定対象の両端に接
続する2つの入力端子21及び22があシ、測定電流(
i)と極小抵抗8とにより生ずる電圧降下を増幅する。
抵抗8の抵抗値は極めて小さいので、この電圧降下も極
めて小さい。従って、電圧降下を増幅する必要がある・
蓄積コンデンサ20は、増幅回路19の入力端子21及
び22に接続する電極と測定対象7との接触により生し
る熱電効果と増幅回路19の出力18のドリフトに因る
無給電起電力を記憶するためのものである。この無給電
起電力の記憶により。
パルスAの立下シ後のみに測定電流(i)を発生するこ
とが可能となる。
信号Bが立下−って低レベルになると、スイッチ回路1
7が増幅回路19の出力18を蓄積コンデンサ20から
切離し、積分回路24の入力に接続する。又、信号Bは
絶縁位相偏移回路25にも印加される。この回路25は
、信号Bに応じて、その出力26からスイッチ9の入力
へ信号Cを発生する。この信号Cは第2C図に示されて
いる。信号Bが立下がると1時間tl  だけ遅れて絶
縁位相偏移回路25の出力26に生ずる信号Cが立上が
る。例えば、この時間遅れtl は回路25の一部を形
成する光学的カップリングにより生じてスイッチ9をオ
ームメータの他の部分から絶縁する。
信号Cが立上がって高レベルになると、スイッチ9が閉
じて、電流源1、抵抗6及び測定対象7とを含む主ルー
プを形成する。これにより、コンデンサ4が放電して測
定電流(i) e主ループに流す。
制御回路16の出力15に印加された信号Bが立下がる
と、時間t2 だけ遅れて、位相偏移回路28の出力信
号りが立下がる。この信号りを第2D図に示す。位相偏
移回路28の出力60の信号りが立下がると、リセット
回路32が非動作状態になって積分回路31の動作を開
始する。信号りの立下929は遅延なく位相偏移回路3
3にも印加されて、リセット回路34を非動作状態にし
て積分回路24の動作を開始する。位相偏移回路33の
出力35に発生する信号Eを第2E図に示す。従って、
積分回路24及び61は積分動作を同時に開始する。
リセット回路32及び64によりそれぞれの積分回路を
リセットすると、測定電流(i)の大きさに対応する抵
抗器6の端子間に生ずる電圧降下の時間積分を積分回路
61が開始し、極小抵抗8及び測定電流(i)に比例す
る電圧の増幅回路19での増幅値の時間積分を積分回路
24が開始する。熱電効果及び増幅回路19の出力の電
圧シフト(スロードリフト)の制御不可能部分により生
じ、コンデンサ20に記憶された無給電起電力が積分回
路24の入力36に印加され、極小抵抗8及び測定電流
値に比例する電圧の増幅回路19での増幅された値とコ
ンデンサ20に前もって蓄積された無給電起電力との和
がスイッチ回路17を介して積分回路24の入力26に
印加される。積分回路24は入力23及び24間の電圧
を積分するので、測定電流1)と測定すべき抵抗8とに
よって生ずる電圧降下の積分値のみが積分回路24から
出力され、熱電効果及び増幅回路19の出力18のスロ
ート  □リフトによって生ずる無給電起電力は積分回
路24の出力に影響しない。
抵抗器6の抵抗値が犬きくて抵抗器乙の両端に生じる電
圧降下が大きく、熱電源の無給電電圧が無視出来る場合
には積分回路61の入力側に蓄積コンデンサを接続する
必要はない。
オームメータを用いて極小抵抗を測定する場合、大パル
ス電流源を用いるときに生じる誘導性無給電効果を考慮
に入れる必要がある。この誘導性現象を第3図を参照し
て説明する。第3図には誘導性現象の重要な部品である
無給電インダクタンスL、−L5のみを示し、抵抗器6
は省略しである。
測定電流(i)を高速で切換えると、極小抵抗8を有す
る測定対象物70両端に突然の過電圧が生ずる。
抵抗器5の回路全インピーダンスに対する影響は小さく
、分圧器からの過電圧はり、/(L、 +L2+L3+
L5)に対応する。
無給電インダクタンスL1〜L、の極小抵抗測定に与え
る影響を除去するために、パルス状の測定電流(i)を
20〜30アンペアの範囲の適当な値に保持する。これ
により無給電インダクタンスによる上記現象は減少し、
抵抗8により生ずる電圧降下が小さくても、これを増幅
する増幅回路19を用いれば1マイクロオームのオーダ
ーの電気抵抗を測定するには十分である。測定電流(i
)の供給開始時と積分回路31及び24の積分動作開始
時との間に遅延時間ts  (第2図参照)を導入する
ことによって、無給電インダクタンスに因る短時間の過
渡状態の影響をかな夛減少することが出来る。
積分回路31はその出力39に積分信号Vlを出力する
。この積分信号は比較回路41で基準電圧vREF  
と比較される。この基準電圧vRFliF は可変電圧
源40から比較回路41に印加される。積分信号v1が
基−準電圧V  に達すると、比較口EF 路41の出力42に信号が発生しリセット単安定回路4
6及び第2の単安定回路44を作動する。
これにより、単安定回路44はその出力45に十分なパ
ルス幅のパルスFを発生し飽和表示装置46を作動して
、この測定サイクルが正常に行なわれていることを表示
する。このパルス信号Fを第2Fに示す。比較回路41
の出力42に信号が発生しリセット単安定回路43を作
動すると、その出力47に信号Gが発生する。この信号
Gを第2G図に示す。信号Gは測定サイクル制御回路1
3に印加される。制御回路16はパルスGの立上りに応
じて、遅延なく、その出力15に発生する信号Be低レ
ベルから高レベルに変化させる。信号Bが低レベルから
高レベルに変化すると、遅延なく、スイッチ回路17が
増幅回路19の出力を積分回路24の入力23から切離
して、積分回路24の積分動作を停止する。この時に積
分回路24の出力49に発生する積分信号v2は抵抗8
の測定値を示している。
信号Bが低レベルから高レベルに変化した後、増幅回路
19の出力18は、次の測定サイクルが開始されるまで
、蓄積コンデンサ20に接続される。
従って、比較回路41は、測定対象7を流れる電流が所
定量に達すると、極小抵抗8と電流(りによって測定対
象7間に生ずる電圧降下の積分を停止することを可能に
する。この比較回路41を用いることによって、抵抗8
の測定に必要な電流量を自動的に制御することが出来る
位相偏移回路33の出力35からインバータ51を介し
てサンプリングスイッチ50に印加される信号Eが高レ
ベルから低レベルに変化すると、スイッチ50が閉じる
。インバータ51の出力に生じる信号Hi第2H図に示
す。スイッチ−50が閉じると、積分動作が停止した後
に積分回路24の出力29に保持されている積分信号v
2がスイッチ50を介してサンプリング回路56に印加
されてそこに記憶される。サンプリング回路53に記憶
された積分信号v2は表示装置54に送られる。
これにより、表示装置54には極小抵抗8の測定値が表
示される。
第1図のオームメータの測定サイクルは次の様にして完
了される。
測定サイクル制御回路13の出力に発生する信号Bが低
レベルから高レベルに変化すると、回路28により導入
される所定の時間遅れ14 (第2図参照)後に、位相
偏移回路28の出力からリセット回路62に印加される
信号りが低レベルから高レベルに変化して、積分回路6
1の積分動作を停止する。信号Bは絶縁位相偏移回路2
5にも印加されているので、信号Bが低レベルから高レ
ベルに変化すると、時間遅れts  (第2図参照)後
に、回路25がスイッチ9を開く。回路25に時間遅れ
ts k導入するのは、測定電流(i)が突然にしゃ断
されたときに生じる逆起電力によって極小抵抗8の測定
が妨害されるのを防止するためである。
位相偏移回路28の出力30から位相偏移回路33に印
加する信号りが低レベルから高レベルに変化すると、所
定の時間遅れt6後に、位相偏移回路36の出力35に
生ずる信号Eが低レベルから高レベルに変化するので、
リセット回路34が積分回路24の積分動作を停止する
。この信号Eはインバータ51を介してサンプリングス
イッチ50にも印加されているので、インバータ51の
出力52に生じる信号が高レベルから低レベルに変化し
てスイッチ50が開く。位相偏移回路28及び36が導
入する時間遅れt6は、サンプリング回路53が積分回
路24からの積分信号V2の最終値を記憶するのに十分
な時間を与えるためのものである。
次に積分回路24の積分動作を停止したときの積分信号
v2の値が極小抵抗8の測定値になることを説明する。
積分回路24−の積分動作が停止したときの積分回路3
1及び24の出力に生ずる積分信号vl及びv2の値は
それぞれ次式で表わせる。
v1=vREF=C1×R6×工 V2=C2×R8×I ここで、C1−は積分回路61の積分定数、C2は積分
回路24の積分定数、R6は抵抗器6の抵抗値、R8は
測定対象の極小抵抗8の抵抗値、及び■は測定時間内に
測定電流(i)を積分し尼結果を示している。
上式でv2をvlで割ると、 v2/v1=(C2×R8)/(C1×R6)■1=V
RF、F  であるので、上式を書換えると、V2 =
VREF ×(C2xRs )/(Ct xRs )2
vREF 従って、サンプリング回路56に記憶された電圧値v2
が表示装置54に表示され、これが極小抵抗8の測定値
となるように積分定数CI+C2及び抵抗器6の抵抗値
R6のいずれか又は全部を調節すれば良い。
第1図のオームメータが測定可能な抵抗値の範囲を、例
えば、1マイクロオームのオーダーから数十マイクロオ
ームのオーダーへ、変更するには、抵抗器乙の抵抗値、
積分回路61の積分定数C11増幅回路19の利得、積
分回路24の積分定数02、基準電圧V  等のオーム
メータのパラメータのEF 幾つかを適当に調節すれば良い。
〔本発明の効果〕
上記のように、本発明のオームメータの構造及び動作は
非常に簡単で、極小抵抗を正確に測定することが可能で
ある。更に、積分回路24 、31及び比較回路41を
用いているので、極小抵抗を数ミIJ秒という短い時間
で測定することが可能である。従って、測定電流は非常
に短い時間流すだけでよい。これにより測定電流による
熱の発生が防止出来ると共に、コンデンサの放電を利用
した電流源の使用が可能となる。
本発明のオームメータは、高電流ジヨイントの抵抗値の
測定、はんだ付け、ろう付け、若しくは溶接されたジヨ
イントの抵抗値を測定することによるこのようなジヨイ
ントの非破壊検査、しゃ断器接点の抵抗測定等に利用し
得る。高電流ジヨイントの抵抗値を測定する場合には、
電流源1の電圧変換器3は、このジヨイントが実際の使
用中に受ける状態に対応する状態をジヨイントに与える
に十分高い電圧を発生するように構成する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるオームメータの概略回路図、第2
図は第1図のオームメータの各所に発生する信号の波形
図、第3図は第1図のオームメータの動作を説明するに
用いる回路図である。 尚、図面に用いた符号において、 1は電流源、6は抵抗器、7は測定対象物、9はスイッ
チ、13は測定サイクル制御装置、17はスイッチ回路
、20はコンデンサ、24は積分回路、28.33は位
相偏移回路、31は積分回路、32.34はリセット回
路、41は比較回路。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)極小抵抗を測定する方法において、上記極小抵抗
    を有する電導性測定対象物に測定電流を流して、上記測
    定電流及び上記極小抵抗に比例する電圧降下を発生し、
    上記測定電流に対応する信号を発生し、上記測定電流に
    対応する信号の積分と上記測定電流及び上記極小抵抗に
    比例する電圧降下の積分を同時に開始して第一及び第二
    の積分信号をそれぞれ発生し、上記第一の積分信号を基
    準値と比較し、上記第一の積分信号が上記基準値に達す
    ると、上記測定電流及び上記極小抵抗に比例する電圧降
    下の積分を停止し、上記測定電流及び上記極小抵抗に比
    例する電圧降下の積分を停止したときの上記第二の積分
    信号の値が上記極小抵抗の測定値になることを特徴とす
    る上記方法。
  2. (2)上記測定電流及び上記極小抵抗に比例する電圧降
    下の積分を停止したときに第二の積分信号を記憶するこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載の方法
  3. (3)上記記憶された第二の積分信号に応じて、上記極
    小抵抗の測定値を表示することを特徴とする前記特許請
    求の範囲第2項に記載の方法。
  4. (4)極小抵抗を測定するオームメータにおいて、極小
    抵抗の電導性測定対象物に測定電流を流して、上記測定
    電流及び上記極小抵抗に比例する電圧降下を生ぜしめる
    電気的エネルギー源と、上記測定電流を検知して測定電
    流値を示す信号を発生する手段と、上記測定電流値を示
    す信号を時間積分して、第一の積分信号を発生する第一
    の積分手段と、上記測定電流値及び前記極小抵抗値に比
    例する電圧降下を時間積分して第二の積分信号を発生す
    る第二の積分手段と、上記第一及び第二の積分手段を制
    御して、上記第一の積分手段の積分動作と上記第二の積
    分手段の積分動作とを同時に開始する手段と、上記第一
    の積分信号を基準値と比較して、上記第一の積分信号が
    基準値に達すると、上記第二の積分手段の積分動作を停
    止する手段と、上記第二の積分手段の積分動作が停止し
    たときに上記第二の積分信号の値が上記極小抵抗の測定
    値となることを特徴とする上記オームメータ。
  5. (5)上記エネルギー源が、高容量のコンデンサを有し
    、上記コンデンサを充電した後に放電して上記測定電流
    を発生する電流源であることを特徴とする前記特許請求
    の範囲第4項に記載のオームメータ。
  6. (6)上記エネルギー源が、少なくとも一つの直流バッ
    テリと、上記直流バッテリからの直流電圧を昇圧する手
    段から構成されて、上記コンデンサを充電する直流電圧
    を発生することを特徴とする前記特許請求の範囲第5項
    に記載のオームメータ。
  7. (7)上記測定電流を検知する手段が、上記測定電流が
    流れ、その両端に上記測定電流に応じた電圧降下を生ず
    る抵抗器から構成されることを特徴とする特許請求の範
    囲第4項に記載のオームメータ。
  8. (8)上記第一の積分手段が、上記測定電流に応じた電
    圧降下を積分する積分回路から構成されることを特徴と
    する特許請求の範囲第7項に記載のオームメータ。
  9. (9)上記第一の積分信号を基準値と比較する手段が、
    上記第一の積分信号を受信する第一の入力と、上記基準
    値に応じた信号を受信する第二の入力と、上記第一の積
    分信号が上記基準値未満の場合と上記第一の積分信号が
    上記基準値以上の場合を示す信号を発生する出力とを有
    する比較回路により構成されていることを特徴とする前
    記第4項に記載のオームメータ。
  10. (10)上記比較回路の出力信号に応じて、上記第一の
    積分信号が上記基準値以上であることを示す手段が設け
    られていることを特徴とする前記特許請求の範囲第9項
    に記載のオームメータ。
  11. (11)上記第二の積分手段が、上記測定電流及び上記
    極小抵抗に比例する電圧降下を増幅する増幅回路と、増
    幅された電圧降下を積分する積分回路とから構成される
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第4項に記載のオ
    ームメータ。
  12. (12)上記オームメータと上記測定対象物との接続に
    因る熱電効果により生ずる無給電起電力が上記増幅回路
    により増幅され、上記第二の積分手段が上記増幅回路と
    上記積分回路との間に設けられたスイッチ手段を有し、
    上記積分回路が第一の入力と、コンデンサに接続された
    第二の入力と、上記第一及び第二の入力間に生ずる電圧
    を積分する手段とを有し、上記スイッチ手段が、測定電
    流が上記エネルギー源から供給されていないときに、上
    記第二の入力及び上記コンデンサに上記増幅された無給
    電起電力を供給して上記無給電起電力を上記コンデンサ
    に蓄積する手段と上記測定電流が上記エネルギー源から
    供給されているときに、上記増幅された電圧降下と上記
    増幅された無給電起電力との和を上記積分回路の第一の
    入力に供給する手段とから構成されることを特徴とする
    前記特許請求の範囲第11項に記載のオームメータ。
  13. (13)上記第二の積分手段が、上記増幅回路と上記積
    分回路との間に設けられたスイッチ装置を有し、上記第
    一の積分信号を基準値と比較する手段が上記スイッチ装
    置を制御して、上記増幅された電圧降下が印加されてい
    る上記増幅回路の出力を上記積分回路の入力から切離し
    て、上記積分回路による上記増幅された電圧降下の積分
    を停止する手段から構成することを特徴とする前記特許
    請求の範囲第11項に記載のオームメータ。
  14. (14)上記オームメータと上記測定対象物との接続に
    因る熱電効果によつて生ずる無給電起電力を蓄積する手
    段が設けられていることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第4項に記載のオームメータ。
  15. (15)上記第二の積分手段が第一及び第二の入力と、
    上記第一及び第二の入力の間に生ずる電圧を積分する手
    段とから構成され、上記電圧降下と上記無給電起電力と
    の和が上記第一の入力に供給されている間、蓄積された
    無給電起電力が上記第二の入力に供給されていることを
    特徴とする前記特許請求の範囲第14項に記載のオーム
    メータ。
  16. (16)上記第一及び第二の積分手段を制御する手段が
    上記第一及び第二の積分手段を同時にリセットする手段
    により構成されていることを特徴とする前記特許請求の
    範囲第4項に記載のオームメータ。
  17. (17)上記第一及び第二の積分手段を制御する手段が
    、上記測定対象物に測定電流が流れてから所定時間後に
    上記第一の積分手段の積分動作と上記第二の積分手段の
    積分動作を同時に開始して、誘導性源を有する無給電現
    象が極小抵抗測定に及ぼす影響を減少することを特徴と
    する前記特許請求の範囲第4項に記載のオームメータ。
  18. (18)上記第二の積分手段による上記電圧降下の積分
    動作を停止した後に、上記第二の積分信号を記憶する手
    段が設けられていることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第4項に記載のオームメータ。
  19. (19)上記記憶手段に記憶された上記第二の積分信号
    に応じて、上記極小抵抗の測定値を表示するデイスプレ
    イ装置が設けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第18項に記載のオームメータ。
  20. (20)上記測定電流を検知する手段が上記測定電流が
    流れる抵抗器を有し、上記第一の積分手段が第一の積分
    定数を有する第一の積分回路から構成され、上記第二の
    積分手段が第二の積分定数を有する第二の積分回路から
    構成され、前記抵抗器の抵抗値と前記第一及び第二の積
    分定数とのいずれか又は全部を調節することにより極小
    抵抗を測定することを特徴とする前記特許請求の範囲第
    4項に記載のオームメータ。
  21. (21)上記第二の積分手段による上記電圧降下の積分
    動作を停止してから所定時間後に測定電流をしや断する
    手段が設けられていることを特徴とする前記特許請求の
    範囲第4項に記載のオームメータ。
  22. (22)上記エネルギー源から測定電流を短時間のみ供
    給して、測定電流による熱の発生を防止する手段が設け
    られていることを特徴とする前記特許請求の範囲第4項
    に記載のオームメータ。
  23. (23)上記電導性対象物が高電流ジョイントで、上記
    エネルギー源に上記ジョイントが実際の使用中に受ける
    状態に対応する状態を上記ジョイントに与えるに十分高
    い電圧を発生する手段が設けられていることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第4項に記載のオームメータ。
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