JPS6221692Y2 - - Google Patents

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JPS6221692Y2
JPS6221692Y2 JP1982022434U JP2243482U JPS6221692Y2 JP S6221692 Y2 JPS6221692 Y2 JP S6221692Y2 JP 1982022434 U JP1982022434 U JP 1982022434U JP 2243482 U JP2243482 U JP 2243482U JP S6221692 Y2 JPS6221692 Y2 JP S6221692Y2
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JP
Japan
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oil
crankcase
filter
passage
casing
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JP1982022434U
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JPS58124609U (ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエンジンオイルを濾過するオイルクリ
ーナ装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図に示すようにエンジンのクランクケース
2にはエンジンの回転により駆動される図示しな
いオイルポンプによりエンジン各部を潤滑及び冷
却するオイルが溜められている。
開孔3はクランクケース2の側壁のオイル油面
下に形成されている。
シール部材18を介してクランクケース2に固
着されたギヤケース6内に設けられた通路7は開
孔3より左方に延び端面に螺孔5が形成された第
1通路8と同第1通路8より上方に延びオイルポ
ンプに連通する第2通路9とからなり逆T字状に
形成されている。
フイルタ20は円筒状に形成され周面部に設け
られた複数の流入口21と閉塞された右方端面2
2と円錘台状に形成された左方端部23の斜面部
に設けられた開口24とを有するケーシング25
と同ケーシング25内に嵌挿され長手方向に中空
部26を有するフイルタ27とからなる。
さらにフイルタ20は第1通路8内に挿入され
さらに螺孔5にシール部材16を介してドレンプ
ラグ12が螺合されると第5図において右方に押
圧されオイル油面下に突出されたケーシング25
の閉塞された端面22に係止されクランクケース
2の開孔3に対向する内壁面4に弾接するスプリ
ング10によりドレンプラグ12側へ付勢され保
持されている。
そしてフイルタ20のフイルタエレメント27
はオイルポンプが回転されるとクランクケース2
に溜つたオイルがケーシング20の流入口21か
らフイルタエレメント27を通過し中空部26に
流入され、その際にオイル中に含まれた微少の金
属片やゴミ等を濾過する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述の従来のオイルクリーナ装置
ではフイルタエレメントに目づまりが起こつた場
合にはオイルの循環流量が除々に減少しエンジン
の回転部や摺動部等へ十分なオイルの供給ができ
なくなるため各部が高温となり、そしてさらに目
づまりが悪化するとオイルがほとんど流れなくな
り焼付けを起こしてしまう問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような状況に鑑みて創作されたも
のでエンジンのクランクケース、同クランクケー
スとオイルポンプとを連通する通路、同通路内に
摺動自在に嵌装されかつ端面の半径方向内方で一
段高く突出された環状段部と同環状段部内に形成
され上記オイルポンプに連通する開口と側面部に
設けられた複数の流入口とを有する筒状のケーシ
ング及び同ケーシング内に嵌着され中央に長手方
向に延びる上記通路に連通する貫通孔が設けられ
たフイルタエレメントとからなるフイルルタ、上
記環状段部の端面を上記クランクケースの内壁面
に付勢し押圧するスプリングを備えたことを特徴
としている。
〔作用〕
上述の本考案のオイルクリーナ装置によつてフ
イルタのフイルタエレメントに目づまりが発生し
た場合にはフイルタエレメントを通過するオイル
の流入量が減少しオイル溜め内油圧が通路内油圧
に対し相対的に大きくなり、この油圧がケーシン
グ端面に加わるためフイルタがスプリングのクラ
ンクケース内壁面に弾接させる付勢力に抗して通
路側に摺動されて環状段部がクランクケース内壁
面より離れオイルは開口より流入する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1〜3図に基づい
て説明する。なお、第5図において示した従来構
造のものと同一のものについては、同一符号を付
して説明を省略する。
フイルタ30は円筒状に形成され周面部に複数
の開孔31が設けられたケーシング32と同ケー
シング32内周面に当接するよう嵌挿されかつ長
手方向に延びる貫通孔34が形成されたフイルタ
エレメント32とからなる。
ケーシング31は第1図において右方端面35
に同端面35より一段高く環状に突出された段部
36と段部36内に開口37が形成され、また左
方開口周縁の枠状端面39と枠状端面39の近傍
の周面部に周方向に延びる溝38が形成されてい
る。スプリング11はケーシング31の溝38に
その端部が嵌着されケーシング31に支持されて
いる。そしてフイルタ30は第1通路内8に摺動
自在に挿入されドレンプラグ12が螺合されると
スプリング11が圧縮されその付勢力によりクラ
ンクケース2の内壁面4に段部36が弾接するよ
う保持されている。
したがつてオイルポンプが回転されオイルが循
環される通常運転の場合スプリング11はオイル
がフイルタエレメント33を通過する抵抗により
オイル溜め内油圧と通路内油圧とに油圧差が生
じ、この油圧がケーシング31の端面35に加わ
り通路7側摺動されるのを止めさらにフイルタエ
レメント33に目づまりが発生した場合オイルの
通過抵抗が著しく大きくなりオイルの流入量が減
少しオイル溜め内油圧が通路7内油圧に対し相対
的に大きくなり、このオイル溜め内油圧がケーシ
ング31の端面5に加わるためフイルタ30がス
プリング11の段部36をクランクケース2の内
壁面4に弾接させる付勢力に抗して通路7側に摺
動されて段部36が内壁面4より離れこの隙間を
介してオイルが開口37から流入する。
またスプリング11はその端部がケーシング3
1の溝38に嵌着されているため、第3図に示す
ようにドレンプラグ12を外してフイルタ30を
取り出す場合にはスプリング11を引き抜くだけ
で他の工具を用いることなく取り出せる。
そしてフイルタエレメント33に目づまりが発
生した場合にはフイルタ30が摺動され開口37
からオイルが流入しオイルポンプからエンジンの
回転部や摺動部へ十分な量のオイルを供給できる
ためエンジンに焼付けが起きることがなくエンジ
ンの耐久性が向上される。
また第4図に示す警報回路40はフイルタ30
の変形使用例であり上記実施例と同一のものは同
一符号を付して説明を省略する。
警報回路40は第4図に示すようにクランクケ
ース2に絶縁体で被覆され内壁面4に露呈しフイ
ルタ30の段部36と当接する接点41,42と
計器板に設けられたオイルエレメント33の目づ
まり警報手段としてのランプLとスイツチの働き
をするトランジスタTrと抵抗R1を主要部品とし
て構成されている。
そしてフイルタエレメント33に目づまりの起
らない通常の場合においては接点41と42はフ
イルタ30を介して導通され車体にアースされト
ランジスタTrのベースに電流は流れないためト
ランジスタTrはOFF状態でランプLは点灯しな
い。またフイルタエレメント33に目づまりが発
生した異常は場合ではフイルタ30の段部36が
内壁面4より離れ接点41,42が開成され抵抗
R1を介して微少電流がトランジスタTrのベース
に流れることによりトランジスタTrはONされコ
レクタ側からエミツタ側へ電流が流れランプLが
点灯する。
したがつてフイルタエレメント33が目づまり
した異常な場合ランプLを点灯し運転者にフイル
タエレメント33の異常な状態を知らせフイルタ
エレメント33の至急交換を促すことでフイルタ
エレメント33で濾過されずに開口37から流入
した微少の金属片やゴミを含むオイルがエンジン
の回転部や摺動部に長期にわたり供給されず早期
にフイルタエレメントを交換することによりエン
ジンの回転部や摺動部等に不具合が起らず耐久性
がさらに向上する。
〔効果〕
以上、詳述したように本考案のオイルクリーナ
装置の構成によりフイルタエレメントに目づまり
が発生した場合にはフイルタが摺動され開口から
オイルが流入する。したがつてオイルポンプで圧
送された十分な量のオイルがエンジンの回転部や
摺動部等に供給されエンジンの焼付を起こすこと
がなくエンジンの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面図、
第2図は使用状態を示す要部断面図、第3図はフ
イルタ取り外し状態を示す要部断面図、第4図は
本考案の変形実施例の警報回路を示す回路図、第
5図は従来技術を示す要部断面図である。 2……クランクケース、3……開孔、4……内
壁面、5……螺孔、6……ギヤケース、7……通
路、8……第1通路、9……第2通路、11……
スプリング、12……ドレンプラグ、16……シ
ール部材、18……シール部材、30……フイル
タ、31……流入口、32……ケーシング、33
……フイルタエレメント、34……貫通孔、35
……端面、36……段部、37……開口、38…
…溝、39……枠状端面、40……警報回路、4
1,42……接点、L……ランプ、Tr……トラ
ンジスタ、R1……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンのクランクケース、同クランクケース
    とオイルポンプとを連通する通路、同通路内に摺
    動自在に嵌装されかつ端面の半径方向内方で一段
    高く突出された環状段部と同環状段部内に形成さ
    れ上記オイルポンプに連通する開口と側面部に設
    けられた複数の流入口とを有する筒状のケーシン
    グ及び同ケーシング内に嵌着され中央に長手方向
    に延び上記通路に連通する貫通孔が設けられたフ
    イルタエレメントとからなるフイルタ、上記環状
    段部の端面を上記クランクケースの内壁面に付勢
    し押圧するスプリングを備えたことを特徴とする
    オイルクリーナ装置。
JP2243482U 1982-02-19 1982-02-19 オイルクリ−ナ装置 Granted JPS58124609U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2243482U JPS58124609U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 オイルクリ−ナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2243482U JPS58124609U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 オイルクリ−ナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58124609U JPS58124609U (ja) 1983-08-24
JPS6221692Y2 true JPS6221692Y2 (ja) 1987-06-02

Family

ID=30034514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2243482U Granted JPS58124609U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 オイルクリ−ナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58124609U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495067U (ja) * 1972-04-13 1974-01-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58124609U (ja) 1983-08-24

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