JPS62215590A - 2,6−ジオキサビシクロ〔3,3,0〕オクタン誘導体、その製造法及び循環系疾患抑制及び予防剤 - Google Patents

2,6−ジオキサビシクロ〔3,3,0〕オクタン誘導体、その製造法及び循環系疾患抑制及び予防剤

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JPS62215590A
JPS62215590A JP62013916A JP1391687A JPS62215590A JP S62215590 A JPS62215590 A JP S62215590A JP 62013916 A JP62013916 A JP 62013916A JP 1391687 A JP1391687 A JP 1391687A JP S62215590 A JPS62215590 A JP S62215590A
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dioxabicyclo
nitrate
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exo
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JP62013916A
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ペーター・ストス
マティアス・ライトルト
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HEINRICH MC NATSUHAFUORUGERU
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HEINRICH MC NATSUHAFUORUGERU
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D493/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は2.6− )オキサビシクロ(3.0〕オクタ
ン誘導体、その製造法及び循環系疾患抑制及び予防剤に
関する。
従来の技術 1.4:3.6−ジアンヒドロへキシトールまたはイソ
ヘキシドという名称でよく知られている2、6−ジオキ
サビシクロ(3.0〕オクタン−4,8−ジオールとそ
の誘導体は、しばしば研究されている化合物である。然
るに、これから誘導される酸化生成物、すなわち2.6
−ジオキサビシクロ(3,3゜0〕オクタンのモノケト
ンとジケトンについては、現在まで殆んど発表されてい
ない。
ジエイ・アム・ケム・ツク(J、 Am、 Chem。
5oa)68巻939頁(1946)  のレホートは
この種類のケトンを推測に基づく中間体と仮定している
が、これらの中間体の単離または特性化は行われていな
い。
これが初めて行われたのはケムーベル(Chem。
Ber)96巻、3195頁(1963)  と、これ
に対応する西ドイツ特許第1.44a385号とにおい
てであった。ジケトンはカーボヒド・レス(Carbo
hyd、 Rea) 11巻、199頁(1969)に
も挙げられている。最近、前記ケトンの対応する第二ア
ルコールの陽極酸化による製造法を開示したヨーロッノ
特許出願第125986号も発表されている。同じ方法
がバイオマス(Biomass)6巻、193頁(19
85)の著者によって用いられている。
上記刊行物の全ては親代合物すなわち非置換ケトン、す
なわち 8−エキソ−ヒドロキシ−2,6−ジオキサビシクロ(
3.0〕オクタン−4−オン(= 1..4:3,6−
ジアンヒドロ−L−ソルボース)8− エンド−ヒドロキシ−2,6−ジオキサビシクロ(3.
0〕オクタン−4−オン(= 1.4:3.6−ジアン
ヒドロ−D−フルクトース)及び2.6−ジオキサビシ
クロ(3.0〕オクタン−4゜8−:)オン(=1,4
:3,6−シアンヒト90−D−スレオ−2,5−へキ
ンジウロース)に主として関するものである。
OH基がまだ分子内に存在するモノケトンは置換される
。またケト基における誘導体は、特性化に用いる2、4
−ジニトロフェニルヒト1ラジンt−別として、今まで
に知られていない。これと同様に、この種類の化合物の
治療的用途に関する入手可能な情報は全く存在しない。
問題を解決するための手段 本発明による化合物は新規な構造を有し、貴重な薬理学
的性質によって画期的にすぐれた分子を入手可能にし、
これによって治療オプションの拡充に寄与する。
本発明は次の一般式■: (OR)2Rは炭素数1〜20の直鎖または分枝鎖アル
キルラジカルを表す =CH2−HaJ、 −CH2−OHまたは−CH5O
NO2−y ) カル’Fr:意味L、Aは=CH2,
=CH−HaJ、 =CH−OHまたは−CE(−ON
O2ラジカht意味し、mは0または1の数字を意味す
る。Hal はハロゲンラジカル、特に塩素、臭 素またはヨウ素ラジカルを表す。
−0H N−NH−R2Hは水素または次のラジカル=C0OR
Rは炭素数1〜5の直鎖 または分枝鎖アルキル基を 表す または のいずれかを表す のいずれかを表す〕 を有する新規な2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オ
クタン誘導体ならびに、適当である場合には、無機酸も
しくは有機酸による、好ましくは薬剤学的に受容できる
酸によるその塩に関する。
一般式Iにおいて、環系と02N−0基との間の結合は
エンドまたはエキソ形をとシ得る。このことは波線(−
)によって式に表す。
他に指示しないかぎり、アルキル基は炭素数1〜加、好
ましくは1〜7、特に好ましくは1〜3の基である。
適当な場合には本発明に含まれる塩は、無機酸及び有機
酸による塩、好ましくは薬剤学的に受容できる酸による
塩であると理解すべきである。このような塩の例は塩酸
塩、臭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、シュ
ウ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、乳酸塩
、リンゴ酸塩、マロン酸塩、クエン酸塩、サリチル酸塩
、メタンスルホン酸m、−sンゼンスルホン酸塩、トル
エンスルホン酸塩及びナフタレンスルホン[[で6る。
新規な化合物のこれらの塩または例えばピクリン酸塩の
ような、他の塩は適当である場合には、遊離塩基の精製
に用いることができる、すなわち遊離塩基を塩に転化し
、塩を取り出し、適当である場合には塩を再結晶その他
の方法で精製し、再び塩から塩基を単離することができ
る。
2.6−1オキサビシクロ(3.0〕オクタンは約12
00の角を間に形成してシス結合した、2個の実際に平
らなテトラヒドロフラン環から成る。
環系に関する配向に依存して、エンド置換基とエキソ置
換基の区別がなされる。従って、例えば、冒頭に挙げた
4、8−:)オールについては3個の可能な異性体の全
て、すなわちインマンニット(エンドOH基2個)、イ
ソイシド(エキソOH基2個)とインソルビド(エンド
Of(基1個とエキソOH基1個)が知られている。4
位置または8位置の第二アルコール基を酸化すると、こ
の異性が消失する。このため、8−ヒト90キシ−2,
6−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−4−オ
ンの2個の異性体、8−エンド−及び8−エキソ−ヒド
ロキシ形のみが存在する。同族体のジケトン、2.6−
 :)オキサビシクロ(3.0〕オクタン−4゜8−ジ
オンは1つの形でのみ存在する。これと同じことが誘導
体にも該当する。
本発明による化合物に対してここで用いるビシクロ命名
法の他に、これらを融合した環系として、ヘキサヒドロ
フロ(3,2−b)フランと命名することも可能である
従って、ここでと9上げる化合物は次のような、一般式
la: 〔式中、Xは上記の意味を有する〕 を有する4−ケト−2,6−Vオキサビシクロ〔3゜3
.0〕オクタン−8−エンド−オール。ニトレートの異
性体誘導体と適当な場合にはその塩、及び一般弐Ib: 〔式中、Xは上記の意味を有する〕 を有する4−ケト−2,6−:)オキサビシクロ〔3゜
3.0〕オクタン−8−オキンーオールーニトレートの
異性体誘導体と適当々場合にはその塩を含む。
本発明はさらに、一般式Iの化合物の製造方法に関する
これらの化合物はそれ自体公知の方法で、(IL) 式
■: (Ot(基はエンドまたはエキソのいずれかの配置をと
夛得る〕 を有する上記の4−ケト−2,6−9オキサビシクロ(
3.0〕オクタン−8−オールの1つを通常の方法によ
って弐■: 〔式中、02N−0基はエンドまたはエキソのいずれか
の配置をとり得る〕 を有するニトレートに転化させ、適当な場合にはこれを
化合物H2X (XはOを除いた上記意味を有する)と
反応させることによって: (1))  t’12Xヲ用イテ、式11(7)上記4
−ヶ) −2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オクタ
ン−8−オー/I/(OH基はエンドまたはエキソの配
置をとり得る)の1つを一般式■: 〔式中xFioを除いた上記置換基の全てを表す〕を有
する誘導体に転化させ、次にこれを通常の方法でニトレ
ートに転化させることによって;またCC1式■: 〔式中O□N−0基とOH基に関して、1方がエンド配
置、他方がエキソ配置をとるか、または両方がエンドま
たはエキソのいずれかの配fを共にとることが可能であ
る) を有する上記の2.6− )オキサビシクロ(a、 3
.0)オクタン−4,8−:)オール−モノニトレート
の1つを通常の方法で酸化し、生成する式■のケトン(
式中、O□N−0基はエンド9またはエキソのいずれか
の配置をと9得る)を、適当な場合には、化合物F(2
X (式中、XはOを除いて上記の意味を有する)と反
応させることによって、製造することができる。
(d)  式■の化合物〔式中Xは(OR”)2ラジカ
ル(R1はメチルまたはエチルを表す)に対して、次の
一般弐■: t(OR”           M (Rはメチルとエチルを除いた上記の意味を有する)の
アルコールによる、または 一般式■: 〔式中、R,Aとmは上記意味を有する〕のジオールに
よるトランスアセタール化反応を行うことによって、 一般式Iの化合物〔式中Xは(OR)2ラジカル(Rは
メチルまたはエチルを除いた上記の意味を有する)!!
たけ次のラジカル: (式中R,Aとmは上記意味を有する)を表す〕 を製造することも可能である。
tet  一般式■の化合物を次の一般式■:〔式中R
,A、、:mは上記意味を有する〕を有するアセタール
と反応させることによって、一般式■の化合物 (Xは次のラジカル: を表す) 全製造することも可能である。
(f)  一般式■の化合物を一般式■:He(OR)
a             D((各Rは上記意味を
有する) のトリアルキルオルトホーメートと反応させることによ
って、一般式Iの化合物(Xは(OR)2を表す)を製
造することも可能である。ニトレートは方法(IL)と
tl))によって、当業者に熟知の方法によって製造す
ることができる。このためには通常、対応する式■また
は式■の第二アルコールをニトロ化用の酸(硝酸と硫酸
の混合物)または硝酸と、任意に酢酸及び/または無水
酢酸中で任意に他の溶媒を添加して、反応させ、弐■ま
たは式Iのニトレートを適当な方法で単離する。このニ
トロ化は一100℃〜+100℃、好ましくは一10℃
〜+10℃の温度範囲において、1時間〜24時間の時
間内に実施する。
これらの方法は化合物IV(Xが酸に不安定な基を表さ
ない)の場合にのみ、当絶使用可能である。
適当な場合には、式■または■の化合物と化合物H2x
(xはOを除いた上記意味を有する)との望ましい反応
を、Xの特定の意味に依存して、当業者に周知の種々な
方法によって行うことができる。従って、例えば、アセ
タール化ならびにオキシム及びヒドラゾン形成のための
通常の方法が用いられる。これらの方法はこれ以上説明
を必要としないものである。
変更態様Cの方法による酸化は触媒作用と化学的酸化剤
の両方によって実施される。触媒作用による脱水素反応
の場合には、適当な触媒とともに空気または酸素が用い
られる。銀、白金、パラジウム、コバルト、ニッケル、
銅、クロム等カコのような触媒として、純粋な形でまた
は適当表担体付きで用いられる。反応は任意に、特定の
酸化剤に依存して適当な溶媒中ですなわち水、例えばア
セトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン等の低級
ケトンの中で、室温〜150℃の範囲の温度、好ましく
は用いる溶媒の沸点において、1〜24時間の反応時間
で行われる。
使用可能な化学的酸化剤は第二アルコールをケトンに転
化させることのできる全ての酸化剤である。このために
特に適した酸化剤は、例えばニクロム酸のアルカリ金属
塩にクロム酸ナトリウムまたにニクロム酸カリウム)、
クロム酸、ニクロム酸ピリジンまたはクロロクロム酸ピ
リジンのような、無機及び有機のクロム化合物ならびに
二酸化マンガン、四酸化ルテニウム、次亜ハロゲン酸塩
等である。このために適した溶媒は用いる酸化剤に依存
するが、例えば硫酸、酢酸、水、ベンゼン、トルエン、
キシレン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、クロロホ
ルム、アセトン等である。
酸化は等モル量または過剰量の酸化剤を用いて。
0℃から使用溶媒の沸点までの温度範囲において、1〜
24時間の反応時間で通常実施される。
酸化の適当な方法の詳細な説明はホーベンーヴx イ/
I/ (Houben−Weyl)のメンーデン デ 
オーガニツシエン ケミ−(Methoden de 
Organis−chen Chemie (Meth
ods of Organic Chemi−8try
))■/2a巻、699頁以降(1973年シーメ(T
hieme)によって発行)に述べられている。
方法td)によるトランスアセタール化は当業者に周知
の方法によシ、一般式ICXは2個のアルコキシラジカ
ル(OR)2(Rはメチルまたはエチルを意味する)を
表す〕のジメチルまたはジエチルアセタールを一般弐■
のアルコールまたは一般式■のジオールを用いて処理す
ることによって行われる。この方法において、アルコー
ル■とジオール■を単に反応物としてまたは反応物であ
ると同時に溶媒として用いることが可能である。前者の
場合には、はぼ等モル量で充分であるが、任意に、反応
条件下で不活性な溶媒が加えられる。ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テル、テトラヒト90フラン、ジオキサン、ジクロロメ
タン、ジクロロエタン、クロロホルム等をそれ自体とし
て用いることができる。後者の場合には、アルコール■
またはジオール■を過剰に用いる。両方の場合に、反応
は一般に室温〜150℃の範囲で、特に50℃からアル
コール、ジオールまたは使用溶媒の沸点までの範囲にお
いて行われる。また、適当なアセタール化触媒の添加に
よって、反応は促進する。例えば硫酸、塩酸、臭酸及び
リン酸のような無機酸、例えば安息香酸、ベンゼンスル
ホン酸、トルエンスルホン酸及びショウツクスルホン酸
のような有機カルボン酸とスルホン酸、ならびに例えば
硫酸水素カリウム、塩化鉄(1)、三7ツ化水素等のよ
うな他の酸触媒がこのために適している。この反応は一
般に1〜50時間後に完了する。
トランスアセタール化を含めたアセタール製造法の概要
は、ホーベンーヴエイルによるメソーゲン デ オーガ
ニツシエン ケミ−■/3巻。
199頁以降(1965年にシータによって発行)に述
べられている。
方法(81によるトランスアセタール化はそれ自体公知
の方法により、弐■のケトンを一般式■のアセタールと
反応させることによって行われる。このための反応条件
はd)に示した反応条件に相当する。
変更態様fによる反応に関しては、式■の化合物をそれ
自体公知の方法で、一般式■のトリアルキルオルトホー
メートと反応させる。この場合にも、トリアルキルオル
トホルメートを単に反応物としてまたは反応物であると
同時に溶媒として用いることができる。前者の場合には
、はぼ等モル量で充分であり、任意に適当な溶媒が加え
られる。
後者の場合には、過剰量が用いられる。実際には、トリ
アルキルオルトホーメートのアルキル基に対応するアル
ー−ルを加えることも適当であるとわかっている。反応
は一般に0℃からアルコール、トリアルキルオルトホー
メートまたは使用溶媒の沸点までの温度において、好ま
しくは室温において実施される。必要な反応時間は1〜
50時間である。この反応は適当な触媒の添加によって
促進される。このために適しているのは1例えば硫酸。
塩酸、臭酸及びリン酸のような無機酸、例えば安息香酸
、シュウ酸、酢酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスル
ホン酸及びショウノウスルホ/酸のような有機カルボン
酸とスルホン酸、ならびに硫酸水素カリウム、塩化第二
鉄、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム及びモノ、ジ
、トリエチルアミンとピリジンの塩酸塩のような、他の
酸触媒である。
これらの方法の概要は上記文献(ホーベンーヴエイル)
■73巻に同様に述べられている。
作用 本発明による化合物は注目すべき薬理学的性質と良好に
寛容されることによ・りて画期的にすぐれており、貴重
な薬剤である。特に、これらの化合物は例えば狭心症、
心筋梗塞、高血圧等のような、心障害と循環障害の予防
と治療に用いられる。これらの化合物は、新規な作用プ
ロフィルのために、これらの適応症に対する他の公知の
薬物とは異なシ、薬剤術の拡充に寄与する。
従って、本発明は一般式Iの化合物の薬物としての使用
にも関する。この種類の薬物は本発明の化合物を0.1
〜99.9%tで含有することができる。用量は実際の
使用と障害の重症度に依存し、目的に応じて選択するこ
とができる。用量は通常1〜500ηの範囲であるが、
1日に1回〜数回投与することが可能である。適当な剤
形は例えば粉末、錠剤、顆粒、カプセル剤、生薬、懸濁
剤、液剤、注射薬及び経皮系のような、当業者に周知の
全ての形態である。固体、半固体または液体の賦形剤ま
たは希釈剤を剤形の製造に用いることも可能である。こ
れらには、矯正剤、結合剤、潤滑剤、乳化剤等も含まれ
る。このような種類の作用剤の例は、ジャガイモま念は
穀類殿粉のような殿粉、ラクトース、スクロース、クル
コース、マンニトール及びンルビトールのような糖類、
結晶セルロース、メチルセルロース、カルシウムカルボ
キシメチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセ
ルロース及ヒヒドロキシプロビルセルロースのようなセ
ルロース、リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸カ
ルシウム及びタルクのような無機物質、ゼラチン、アラ
ビヤゴム、ポリビニルピロリドン、脂肪酸グリセリド、
脂肪酸ソルビタンエステル、スクロースの脂肪酸エステ
ル、ホリグリセロール等のような界面活性物質である。
本発明の化合物を用いた薬剤の幾つかの例を下記に挙げ
る: 錠剤: 組成              W/錠木本発明化合
物           3ミクロ結晶セルロース  
      25ラクトース            
  17カルシウムカルボキシメチルセルロース   
     4.5ステアリン酸ナトリウム      
     0.5上記成分を細心にふるいにかけ、充分
に混合し、適当な錠剤プレスで圧縮成形する。
カプセル剤: 組成:                岬/力へ本発
明の化合物             10ラクトース
                 40ミクロ結晶セ
ルロース           30タルク     
              10上記成分を細心にふ
るいにかけ、充分に混合し、適当なカプセル充てん機に
おいて硬質ゼラチンカプセルに分配する。
本発明はまた、本発明による一般式Iの化合物の疾患、
特に心障害及び循環障害の予防と治療への使用にも関す
る。
以下の実施例によって1本発明をさらに詳しく説明する
実施例1 4−オキソ−2,6−ジオキサビシクロ〔3.3,3,
0wlオクタン−8−工゛ント9−オール・ニトレート
65%硝酸13.0gと無水酢酸40dとからニトロ化
用混合物を冷却しながら調製し、5〜10℃において攪
拌しながら、4−オキソ−2,6−シオキサビシクロ(
3.0〕オクタン−8−エンド−、?−ル(ケA 11
−:h (Chew、 Bar、 ) 96巻。
3165頁(1963))14.49を少量ずつ加える
。ついで混合物を水浴中で1時間攪拌し、次に室温で1
0時間攪拌する。次に混合物を氷−水約200wJ中に
注入し、混合物をジクロロメタンによって数回抽出する
。−緒にした有機相を含炭酸ナトリウム水溶液で中性に
なるまで細心に洗浄し、次に飽和塩化ナトリウム溶液で
洗浄し、乾燥させ、回転蒸発器内で濃縮する。残留物を
ジイソプロピルエーテルから再結晶する。
融点59〜62℃、〔α)  +212.6°(c −
0,896。
アセトン)  C6H7No、 (189,13)実施
例2 4−オキソ−2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オク
タン−8−エキソ−オール・ニトレートクロロクロム酸
ピリジン64.’lをベンゼン500−中に懸濁させ、
激しく攪拌しながら、沸とりするまで加熱する。これに
、ベンゼン330yil中z、e−ジオキサビシクロ〔
3.3.0〕オクタン−4(エキソ)、8−(エンド)
−ジオール4−ニトレート(イソソルビド2−ニトレー
ト)19.19の沸とう溶液を加える。激しい発熱反応
が起り、反応中に形成された水が反応器に取付けた受器
に集まり始める。混合物を1.5時間還流加熱した後に
、これを吸引しながらセライトを通して熱濾過□し、黒
色残渣を各回ベンゼン100−とともに、3回以上、沸
とうさせる。−緒にしたベンゼン相を短いシリカゲル充
てんカラムを通してテ遇すると、有色物質は完全に保留
される。次に量を約15−に減じて、生成物を冷所に放
置して完全に結晶化させる。
融点69〜72℃、〔α〕。+80.3°(c=0.6
91アセトン)  C,l17No、 (189,13
)実施例3 4−ヒドロキシイミノ−2,6−ジオキサビシクロ〔3
.3.0〕オクタン−8−エンド−オール・ニトレート 炭酸カリウム6.99を水120mJ中ヒドロキシルア
ンモニウムクロリy6.95gの溶液に加え、塩基を遊
離させる。これに、メタノール200d中4−オキソ−
2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オクタン−8−工
/ト9−オール−ニトレー)18.99の溶液を攪拌し
ながら滴加する。混合物を室温において3時間反応させ
、次にメタノールを真空蒸留によって除去する。残りの
水相を塩化ナトリウムで飽和させ、クロロホルムで3回
抽出する。
−緒にした有機相を乾燥させ、濃縮し、残留物をジイソ
ブチルエーテルから再結晶する。
融点111〜115℃、〔α)、+280.4° (C
=Q、929.アセトン) C,H3N206(204,’l 5 )実施例4 4−ヒドロキシイミノ−2,6−ジオキサビシクロ〔3
.3,3,0〕オクタン−8−エキソ−オール・ニトレ
ート 4−オキンー2.6−:)オキサビシクロ[:3.3.
0)オクタン−8−エキソ−オール・ニトレート18.
99を、実施例3と同様に、ヒドロキシルアンモニウム
クロリ)”6.95gと反応さ、せ、反応生成物をトル
エンから再結晶する。
融点113〜115℃、〔α)、+114.6° (C
=0.825.メタノール)  C6H3N206(2
04,15)実施例5 4−セミカルバゾン−2,6−ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン−8−エンド−オール−ニトレート 水80−中4−オキソ−2,6−ジオキサビシクロ〔3
.3.0〕オクタン−8−エンド9−オール拳ニトレー
ト9.59.塩酸セミカルノt:)’f5.69と酢酸
ナトリウム8.2gの溶液を調製する。この溶液を短時
間50〜60℃に加熱すると、無色沈殿が析出する。冷
却後、沈殿を炉別し、メタノールから再結晶する。
融点190℃ C7H1oN40. (246,19)実施例6 4−セミカルバゾン−2,6−シオキサビシクロ(3.
0〕オクタン−8−エキソ−オール曝ニトレート 4−オキソ−2,6−:)オキサビシクロC3.0〕オ
クタン−8−エキソ−オール・ニトレート9.59を塩
酸セミカルバジド5.6g及び酢酸ナトリウム8.29
と、実施例5と同様に、反応させ、反応生成物をメタノ
ールから再結晶する。
融点196〜197℃(分解)、〔α〕。+87.8゜
(Q−()、564. DMI’ )。
C,H□。N40. (246,19)実施例7 4.4−ジメトキシ−2,6−シオキサビシクロ〔3゜
3.0〕オクタン−8−エンド−オール・ニトレート 4−オキソ−2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オク
タン−8−エンド−オール・ニトレー)18.99t−
トリメチルオルトホーメート21.2g及び触媒作用量
のp−トルエンスルホン酸とともに、無水メタノール2
00me中で室温において20時間攪拌する。次に混合
物を真空濃縮し、残留物をジクロロメタン中に加え入れ
、この溶液を水とともに娠と9しながら2回抽出する。
有機相の濃縮後の残留物をメタノールから再結晶する。
融点:103〜104℃、〔α)、+214.7゜(Q
=0.927.アセトン)。
C8H□3No7(235,19) 実施例8 4.4− :)メトキシ−2,6−:)オキサビシクロ
〔3゜3.0〕オクタン−8−エキソ−オール−ニトレ
ート 実施例7と同様に、4−オキソ−2,6−ジキサビシク
ロ(3,3,Ofオクタン−8−エキソ−オール・ニト
レート18.99とトリメチルオルトホーメート21.
2gとから無水メタノール200d中’中において判造
を行う。油伏残渣を真空蒸留する。
沸点84〜85℃/ 0.2 torr、 (α)、+
8.10゜(c−0,73アセトン) C8t(13No7(235,19) 実施例9 4.4−:)エトキシ−2,6−シオキサビシクロ〔3
゜3.0)オクタン−8−エンド−オール・ニトレート 実施例7と同様に、4−オキソ−2,6−ジオキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン−8−エンド−オール拳二
トレー)18.99と)IJエチルオルトホーメート1
6.39とから無水エタノール20〇−中において製造
を行う。
融点44〜45℃(n−へブタンから)、〔α〕。
+185.3°(c=0.619.アセトン)C1oH
,No7(263,25’) 実施例10 4.4−ジェトキシ−2,6−シオキサビシクロ〔3゜
3.0)オクタン−8−エキソ−オール・ニトレート 実施例7と同様に、4−オキソ−2,6−シオキサビシ
クロ(3.0〕オクタン−8−エキソ−オール・ニトレ
ー)18.99と)IJエチルオルトホーメート16.
:lとから無水エタノール200me中において製造を
行う。油状残渣を真空蒸留する。
沸点85〜87℃/ 0.2 torr、 (α)、+
6.10゜(c−0,978アセトン) C1゜H□7No、 (263,25)実施例11 4.4−エチレンジオキシ−2,6−シオキサビシクロ
(3.0〕オクタン−8−エンド−オール・ニトレート 4−オキソ−2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オク
タン−8−エンド−オール・ニトレート9.459をエ
チレングリコール80d及び濃塩酸3dとともに70℃
において、2日間攪拌する。次に混合物を水約100m
Jによって希釈し、ジクロロメタンによって3回抽出す
る。−緒にした有機相を飽和塩化す) IJウム水溶液
で洗浄し、乾燥させ、濃縮し、残渣をジイソプロピルエ
ーテルから再結晶する。
融点=100〜101℃、〔α〕。+206.7゜(’
c =0.716*  アセトン)C8t(□1No□
(233,18) 実施例12 4.4−エチレンジオキシ−2,6−シオキサビシクロ
(3.0〕オクタン−8−エキソ−オール・ニトレート 4.4− )エトキシ−2,6−ジオキサビシクロ〔3
.3.0〕オクタン−8−エキソ−オール・ニトレート
(実施例10)13.169をエチレングリコール50
R1と触媒作用量の1)−)ルエンスルホン酸とともに
100℃において、水流ポンプ真空下で5時間攪拌する
。次に混合物を水100mjで希釈し、ジクロロメタン
で2回抽出する。有機相を乾燥させ、真空濃縮し、油状
残渣を真空蒸留する。
沸点101〜102℃/ 0.15 torr、 (α
〕。
+67.20°(c−0,96,アセトン)C8H□1
No、 (233,18) 実施例13 4.4− (1,3−プロピレンジオキシ) −2,6
−シオキサビシクロ(3.0〕オクタン−8−エンド−
オール・ニトレート 実施例12と同様に、4.4− :)エトキシ−2,6
−シオキサビシクロ(3.0〕オクタン−8−エンド−
オール・ニトレート(実施例9)13.169と1,3
−プロパンジオール50t!Ltとから、触媒作用量の
p−)ルエンスルホン酸を加えて、製造を行う。
融点85℃(ジイソプロピルエーテルから)、〔α)”
 + 216.3°(c −9,735,アセトン)C
0H□3NO□(247,21) 実施例14 4.4− (1,3−プロピレンジオキシ) −2,6
−シオキサビシクロ(3.0〕オクタン−8−エキソ−
オールφニトレート 実施例12と同様に、4.4− :)エトキシ−2゜6
−シオキサビシクロ(3.0〕オクタン−8−エキンー
オール・ニトレート(実施例10)13.169.と1
,3−プロパンジオール50−とから、触媒作用量のp
−)ルエンスルホン酸を加えて製造を行う。最初に残渣
を真空蒸留し、次に固化した留出物をジイソプロピルエ
ーテルから再結晶する。
沸点112〜115℃/ Q、2 torr、融点70
〜71℃、〔α〕。+78.20°(c −0,844
,アセトン) C,H,No7(247,21) 実施例15 4.4−ビス(オクタデカニルオキシ) −2,6−シ
オキサビシクロ(3.0〕オクタン−8−エキソ−オー
ル・ニトレート 4.4− :)エトキシ−2,6−:)オキサビシクロ
〔3゜3.0)オクタン−8−エキソ−オール・ニトレ
ート(実施例10)5.39を1−オクタデカノール2
7.09.!:触媒作用食のp−トルエンスルホン酸と
ともに80℃において、水流ポンプ真空下で5時間攪拌
する。過剰なステアリルアルコールを熱メタノールによ
って、これに不溶な油状残渣から数回抽出する。この残
渣は冷却すると固化する、これをイソプロパツールから
再結晶する。
融点47℃、〔α)、+29.6°(c m9.675
゜クロロホルム) C4□H,1No□(712,01) 実施例16 4.4−ビス(2,2−ジメチル−1−プロポキシ)−
2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オクタン−8−エ
キソ−オール争ニトレート4、 a−:)エトキシ−2,6−シオキサビシクロ〔3゜3
.0)オクタン−8−エキソ−オール−ニトレート(実
施例10)13.29を2.2− :)メチル−1−プ
ロパツール44.09と触媒作用量のp−トルエンスル
ホン酸とともに、約500 torrの真空下で100
℃において5時間攪拌する。混合物が冷却した後、混合
物をジクロロメタン200dによって希釈し、水で1回
洗浄し、希炭酸ナトリウム水溶液で2回、次に水でさら
に2回洗浄し、溶媒と過剰な2,2−ジメチル−1−プ
ロパツールを回転蒸発器中で真空留去する。残渣をメタ
ノールから再結晶する。
融点104〜105℃、〔α)、+37.4° ((7
m816、アセトン) C□、H2,No、 (347,41)実施例17 4−チオセミカルバシノー2,6−シオキサビシクロ(
3.0〕オクタン−8−エキソ−オール・ニトレート エタノール100−中4−オキソー2,6−シオキサビ
シクロ(3.0〕オクタン−8−エキソ−オール・ニト
レート18.99の溶液トエタノール500stl中チ
オセミカルバジド9.iの溶液を一緒にし、室温におい
て1時間攪拌すると、沈殿が析出する。後者を吸引濾過
し、メタノールから再結晶する。
融点189−190℃、〔α〕。 +100.7゜(C
箇0.6B、  アセトン)。
C,Hl。N40.S (262,24)実施例18 4−アミジノヒドラゾノー2,6−シオキサビシクロ〔
3,3,0〕オクタン−8−エキソ−オール・ニトレー
ト エタノール100d中4−オキソ−2,6−シオキサビ
シクロ(3.0〕オクタン−8−エキソ−オール・ニト
レート3.89の溶液に、炭酸水素アミノグアニジ72
.7gを加える。この攪拌した懸濁液に室温において、
濃塩酸20m’5徐々に滴加する。最初に透明な液体が
形成され、これから無色沈殿が析出する。1時間後に、
沈殿を吸引濾過し、氷−水で洗浄し、エタノールから再
結晶する。
塩酸塩:融点196℃(分解) 〔α)” + 122.8°(c−o、aas、水)C
,H1□N50.・H(J(281,66)実施例19 4−(Δ−イミダシリンー2−イルヒドラゾノ)−2,
6−シオキサビシクロ(3.0〕オクタン−8−エキソ
−オール−ニトレート4− オキソ−2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オクタン
−8−エキソ−オール争ニトレート3.89と2−ヒド
ラジノ−2−イミダシリン臭酸3.69とをエタノール
200d中に溶解し、溶iを室温において15時間攪拌
する。溶媒を真空蒸留によって除去する。残渣を水に加
え入れ、溶液をアルカリ性にする。これによって塩基が
析出する。
これを吸引濾過し、再結晶する。
融点189〜190℃(分解)、〔α)、+170.5
゜(c−o、7s9.  アセトン)。
C3E(,3N505(271,23)実施例20 4.4− (4−ニトロオキシメチルエチにンジオキシ
)−2,6−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン
−8−エキソ−オールφニトレート4 −オキソ−2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オクタ
ン−8−エキソ−オールψニトレート3.89をグリセ
ロール1−ニトレート2.7gとともにベン4フ200
mJ中において、触媒作用量のp−トルエンスルホ/酸
を加え、水受器を装備して、8時間還流加熱する。混合
物が冷却した後に、各回水50−とともに3回振とりす
ることによって抽出し、ベンゼン相を乾燥させ、真空濃
縮する。
残渣をシリカゲルカラムにおいて、クロロホルム/メタ
ノール98:2t−用いてクロマトグラフィ分析する。
無色油状物、〔α〕。+68.7°(cwl、186゜
メタノール) Rf=9.56(プレーコート シリカダル 60TL
Cプレート、 F’1uka、移動相クロロホルム/メ
タノール 99/1 ) C0H1□N201o(308,21)実施例21 4.4−(4−10ロメチルエチレンジオキシ)−2,
6−シオキサビシクロ(3,3,0’lオクタン−8−
エキンーオール拳ニトレート ベン4フ150mA!中において、4−オキソ−2゜6
−シオキサビシクロ(3.0〕オクタン−8−エキソ−
オール・ニトレート3.8S13−クロロ−1,2−プ
ロパンジオール2.21)とともに、触媒作用量のp−
トルエンスルホン酸を加え、水受器をつけて、12時間
還流加熱する。混合物が冷却した後に、各回水50−と
ともに3回振とうして抽出し、ベンゼン相を乾燥させ、
真空濃縮する。
残渣をシリカダルカラムにおいてクロロホルム/メタノ
ール99:1を用いて、クロマトグラフィ分析する。
無色油状物、〔α)、  +65.9°(c −o、s
 s s。
メタノール) Rt−o、s3(プレコート シリカダル60TLCプ
v−ト、 F’1uka、 移動相クロロホルム/メタ
ノールCF(CI No7(281,65) 実施例22 4−エチルカルバシノー2.6− :)オキサビシクロ
(3.0〕オクタン−8−エキソ−オール・ニトレート ジクロロメタン150d中4−オキソ−2,6−シオキ
サビシクロ(3.0〕オクタン−8−エキンーオール・
ニトレート9.5gの溶液と水150d中エチルヒドラ
ジンカルボキシレー)5.29の溶液とを一緒にし、室
温において激しく45分間激しく攪拌する。水相を分離
し、有機相を最初に0.0IN塩酸100dとともに、
次に0.OIN水酸化ナトリウム溶液各回100−とと
もに3回振とりすることによって抽出する。乾燥、濃縮
後の残渣は標題化合物のシン形とアンチ形との混合物で
ある。
無色油状物、〔α) o  + g o、so(a =
1.114tメタノール)t Rf−0,5310,8
0(プレコート。
シリカダル 60TLCプレート、 F’1uka、 
 移動相 クロロホルム/メタノール 9515)。
C9H13N307(275,22) 実施例23 4.4− (4−ヒrロキシメチルエチレンジオキシ)
−2,s−ジオキサビシクロ〔3.3,3,0’lオク
タン−8−エキソ−オール−ニトレー ト4−オキソ−2,6−シオキサビシクロ(3.0〕オ
クタン−8−エキソーオールニトレー)9.59を1.
2−インプロピリデングリセロール66.0gと触媒作
用量のp−トルエンスルホンill:と4に、油浴中で
130℃において8時間攪拌する。混合物が冷却した後
に、水500WLlで希釈し、メチレンクロリドで抽出
する。抽出物を乾燥させ、回転蒸発器中で4縮し、残渣
をシリカダルカラムでのクロマトグラフィによって、メ
チレンクロリド/エーテル1 : lf?c用いて精製
する。これによって、異性体混合物が淡黄色油状物とし
て得られ、これから、しばらくすると、結晶が析出する
二この結“ 晶をジイソプロピルエーテルから再結晶す
る。
融点129〜130℃(異性体混合物)。
〔α)、+82.9°(c =0.802* メタノー
ル)。
C8H,No8(263,21) (外5名)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、環系とO_2N−O基との間の結合はエンドと
    エキソの両方の配置をとり得る;Xは次の置換基:Oま
    たは(OR^1)_2(式中R^1は炭素数1〜20の
    直鎖または分枝鎖アルキルラジカルである); ▲数式、化学式、表等があります▼(式中R^2は水素
    または −CH_2−Hal、−CH_2−OHまたは−CH_
    2ONO_2ラジカル、Aは=CH_2、=CH−Ha
    l、=CH−OHまたは=CH−ONO_2ラジカル、
    mは0または1の数字であり、Halはハロゲンラジカ
    ル、特に塩素、臭素またはヨウ素ラジカルである);N
    −OHまたはN−NH−R^3(式中、R^3は水素ま
    たはC=Y(YはO、SまたはNHである)または▲数
    式、化学式、表等があります▼(R^4は炭素数1〜5
    の直鎖または分枝鎖アルキル基である)または▲数式、
    化学式、表等があります▼(n は1〜4の数字を意味する)のラジカルを表す)を意味
    する〕 を有する2,6−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オク
    タン誘導体ならびに無機酸及び有機酸 によるこれらの塩。
  2. (2)次の一般式 I a: ▲数式、化学式、表等があります▼ I a 〔式中、Xは上記の意味を有する〕 を有する2,6−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オク
    タン−8−エンド−オール・ニトレートの誘導体である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の2,6−
    ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体。
  3. (3)次の一般式 I b: ▲数式、化学式、表等があります▼ I b を有する2,6−ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オク
    タン−8−エキソ−オール・ニトレートの誘導体である
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の2,6
    −ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の2,6−ジオキサビ
    シクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体からなる心障害と
    循環障害の抑制及び予防用薬剤。
JP62013916A 1986-01-24 1987-01-23 2,6−ジオキサビシクロ〔3,3,0〕オクタン誘導体、その製造法及び循環系疾患抑制及び予防剤 Pending JPS62215590A (ja)

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