JPS62215426A - 面単位積付方法およびその装置 - Google Patents

面単位積付方法およびその装置

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JPS62215426A
JPS62215426A JP5656986A JP5656986A JPS62215426A JP S62215426 A JPS62215426 A JP S62215426A JP 5656986 A JP5656986 A JP 5656986A JP 5656986 A JP5656986 A JP 5656986A JP S62215426 A JPS62215426 A JP S62215426A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物品の面単位積付方法およびその装置に関し
、特に複数品種の物品を多段に積付けることによりユニ
ットロードを形成する場合に適した面単位積付方法およ
びその装置に関する。
〔概 要〕
本発明は、複数品種の物品を1段単位で組み合わせて段
積みする面単位積付方法およびその装置において、 上記物品の面単位寸法、面単位中上記物品に占有されな
い穴部の穴寸法および物品寸法の大小関係に基づき、上
段の物品が下段の穴部に落ち込んだり、下段より突き出
して不安定状態にならない範囲において、上記面単位寸
法の大きい順に下段より積付けしユニットロードを形成
することにより、 少量多品種の物品のユニットロードハンドリングを可能
とし、かつ輸送中に荷崩れを生じないようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕
物品を面単位で取り扱う装置に関する従来技術としては
、特開昭55−111322号公報、特開昭57−77
123号公報および実公昭60−19118号公報に記
載のもの等が知られている。
上記公報により開示されている従来技術について説明す
ると、特開昭55−111322号公報には、センタリ
ング機構を備えたチャックヘッドと、同チャックヘッド
に互いに相対して装着され、ポジショナを介して制御さ
れるシリンダにより互いに離接する荷挟持装置が記載さ
れている。
また、特開昭57−77123号公報には、各々対向す
る2対の箱体押圧装置を備え、段ボール箱等の箱体群の
四面をほぼ同時に押圧し把持する面単位把持装置が記載
されている。
また、実公昭60−19118号公報には、4つのクラ
ンプ板のうち少なくとも1つをその反対側のクランプ板
との非対向位置に回動可能とした四面クランプリフトが
記載されている。  ′〔発明が解決しようとする問題
点〕 しかし、上記従来の技術は以下のような問題点を有して
いた。
すなわち、特開昭55−111322号公報においては
、被対象物の保持がローラにより線接触状になされてお
り、かかる把持はブロック等のように剛性体の場合では
よくその効果を発揮するが、段ボール箱のように変形し
やすい箱体では効果を発揮することが困難である。
また、実公昭60−19118号公報においては、多数
の段ボール箱等を直六面体状に集積してなるユニットロ
ードを取り扱うことができるが、トラック等で輸送され
た後のユニットロードを取り扱う場合には、その積付状
態が通常若干乱れているため、単にクランプ板を押圧す
るだけの場合には押圧を大きくする必要があり、その結
果して段ボール箱等に損傷を与えてしまうこともあった
なお、上記の特開昭55−111322号公報または実
公昭60−19118号公報には、複数品種の物品を多
段に積付ける手段について何らの記載も示唆もない。
また、特開昭57−77123号公報においては、任意
の品種の物品を1段ずつ詰合せて空バレ・ノド上に段積
みする装置への応用が開示されているが、積付順序の制
御手段については開示されておらず、例えば面単位寸法
の小さな段の上に面単位寸法の大きな段が積付けられる
と、トラック等で輸送されるときに荷崩れを起こしてし
まうことがあった。
さらに、多数の段ボール箱等を直六面体状に集積してな
るユニットロードを容易かつ確実に面単位把持てきる面
単位ピッキング方法および装置が特願昭60−2302
73号により提案されている。この提案には前後および
左右に対向する2対の箱体押圧装置を備え、荷を多段に
段積みしたユニットロードの1段単位の箱体群の少なく
とも二面を押圧した後、一端押圧状態を解除し、再度押
圧把持することにより、1段単位で箱体群をピッキング
なし得るようにした方法および装置が提案され、段ボー
ル箱等の変形のしやすい物品の積付けに効果を発揮して
いる。しかしこの提案においても複数品種の物品を多段
に積付ける手段については何も触れていない。
本発明の目的は、上記の問題点を解消することにより、
複数品種の物品を多段に積付けてなるユニットロードを
、荷崩れを生じないように、かつ容易に形成することの
できる面単位積付方法およびその装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の面単位積付方法は、複数品種の物品を1段単位
で組み合わせ段積みする面単位積付方法において、 上記物品の面単位寸法、面単位中上記物品に占有されな
い穴部の穴寸法および物品寸法のそれぞれの大小関係に
基づき、 (ア)上記面単位寸法の大きい順に下段から積む、(イ
)上記穴部を有する品種については上段の品種が下段の
品種の上記穴部に落ち込む場合には上下品種を入れ替え
て積む、 (つ)上記上下品種を入れ替えた結果穴部を有する上段
品種が下段品種より突出して不安定状態となる場合には
この穴部を有する上段品種は別扱いとする、 の条件に順に従ってユニットロードを形成することを特
徴とする。
また、本発明の面単位積付装置は、複数品種の物品を1
段単位で組み合せ段積みする手段を備えた面単位積付装
置において、 上記複数品種の物品を1段単位で組合せ段積みしユニッ
トロードを形成する物品の積付装置と、この積付装置の
上記物品の積付けする順序を制御する積付順序管理装置
とを含むことを特徴とする。
なお、本発明の面単位積付装置は、積付装置が、前後お
よび左右に各々対向する2対の箱体押圧装置を備えた面
単位把持機構と、この面単位把持機構に対してユニット
ロードを上下方向に移動するユニットロード昇降装置と
を含むことが好ましい。
なおまた、本発明の面単位積付装置は、積付順序管゛理
装置が、物品の面単位寸法、面単位中上記物品に占有さ
れない穴部の穴寸法および物品寸法のそれぞれの大きさ
を記憶し、これら各寸法の大小関係に基づき所定の積付
順序を選定する手段を含むことが好ましい。
〔作 用〕
本発明の面単位積付方法およびその装置は、複数品種の
物品を1段単位で組合せ段積みする際に、上記物品の面
単位寸法、面単位中上記物品に占有されない穴部の穴寸
法および物品寸法の大小関係に基づき、上段の物品が下
段の穴部に落ち込んだり、下段より突出して不安定状態
にならない範囲において、上記面単位寸法の大きい順に
下段より積付けしユニットロードを形成する。
したがって、ユニットロードは原則として安定な形状で
あるピラミッド状となり、かつ荷崩れの要因となる穴部
への物品の落ち込みや、突出部からの物品の落下の恐れ
もないので、極めて安定状態を保つことができる。
さらに、本発明の面単位積付装置は、上記のように物品
の積付順序を管理する積付順序管理装置を有し、自動的
に物品の積付けを管理できるので、上記のユニットロー
ドの形成を容易に行うことができる。
かくして、本発明により複数品種の物品を多段に積付け
てなるユニットロードを、荷崩れを生じないように、か
つ容易に形成することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
まずはじめに、本発明の面単位積付方法−二ついて第1
図ないし第3図を用いて説明する。
第1図は、本発明の面単位積付方法の第一実施例により
積付けされたユニットロードを示す説明図である。パレ
ット100上に、それぞれ面単位寸法がLll、L+□
、L13およびL12(Lll>Ll□〉L+2>L1
2)である異なる品種の物品A8、Bl、CIおよびり
、が、面単位寸法の大きい順に下段から積付けされてい
る。
第2図(a)〜(C)は、本発明の面単位積付方法の第
二実施例により積付けられたユニットロードの形成の順
序を示す説明図である。本実施例は、それぞれ面単位寸
法がB21、B22、B23およびB24(B21>L
2□〉L 2:l > L za)である異なる品種の
物品A2、B2、C2およびB2を積付ける場合であっ
て、物品A2が穴寸法L HAIの穴部を有しており、
かつ穴寸法L HAllが物品B2の物品寸法LWl!
および物品C2の物品寸法り。C2よりも大きい場合の
ものである。
まず面単位寸法の大きい順に下段に積付けると、第2図
ta>に示すように、穴部101の真上にある物品B2
の一つがその穴部101中に落ち込むことになり不都合
である。そこで第2図(b)に示すように、物品A2と
物品B2とを入れ替えた状態にすると、今度は穴部10
1の真上にある物品C2が穴部101中に落ち込むこと
になりやはり不都合である。
そこで第2図(C)に示すように、物品A2と物品C2
とを入れ替えた状態にすると、物品D2の物品寸法り、
、lB2は穴寸法り、A!よりも十分に大きいので、穴
部101中に落ち込むことなく安定状態となる。
第3図(a)〜(C)は、本発明の面単位積付方法の第
三実施例により積付けされたユニットロードの形成の順
序を示す説明図である。本実施例は、それぞれ面単位寸
法がB31、Lff2、Lf13およびB34(B31
>B32>L:+3>B34)である異なる品種A3、
B、 、C,およびり、を積付けする場合であって、物
品A3が穴寸法LHA3の穴部1011を有しており、
かつ穴寸法LHAIが物品B、の物品寸法LWB3およ
び物品C1の物品寸法り。C3よりも大きい場合で、さ
らに、第2図(a)〜(C)に示す第二実施例にしたが
って下段と上段の入れ替えを行った結果、第3図(a)
に示すように、穴部lot、を有する物品A、の物品C
1から突出した部分の物品が、不安定状態となり不都合
となる場合である。この場合には、第3図(b)に示す
ように、物品A、を除外して、面単位寸法の大きい順す
なわち物品B1、C3、D、の順に下段から積付けて一
つのユニットロードを形成し、物品A、は第3図(C)
に示すように物品A3だけで一つのユニットロードを形
成する。
なお、上記の説明において、面単位寸法、穴寸法および
物品寸法は、それぞれ、横および縦の長さごと、あるい
は横と縦の長さの和を用いるなど、積付ける物品の形状
により適切に定義される。
以上説明したように、本発明の面単位積付方法は、上記
の実施例を物品積付けの際の基本条件として積付けるこ
とにより、複数品種の物品で、かつ面単位寸法、穴寸法
および物品寸法が異なっても、基本的に安定なピラミッ
ド形状で、かつ穴部中に落ち込んだり、突出部より落ち
たりすることがなく、荷崩れを生じることのないユニッ
トロードを容易に形成することができる。
本発明の面単位積付方法の特徴は、物品の積付けを基本
条件として、第1図、第2図および第3図に示した実施
例に従って行うことにある。
次に、本発明の面単位積付装置の一実施例の構成につい
て、第4図ないし第13図を用いて説明する。第4図は
本実施例の平面図、第5図はその正面図、第6図はその
側面図、第7図および第8図は把持機構の走行台車への
取付構造説明図、第9図はスタッカークレーンの正面図
、第1O図はその側面図、第11図は押圧板の交叉状態
説明図、第12図は把持機構のスライドボス移動用シリ
ンダへの配管フロー図、第13図は制御ブロックを含む
本実施例の構成を示すブロック図である。
図中1は長矩形枠体をなし、床面に固定されている主フ
レームであり、同主フレーム上には2基のテーブルリフ
タ2および3が長手方向に並列状態に取付けられている
。主フレーム1の上方にはさらに長手方向に走る2本の
平行走行レール4が垂直支持柱5にて支持された状態に
て配設されており、同走行レール4上を走行台車6が長
手方向に移動自在に取付けられており、上記構成によっ
て走行台車6はテーブルリフタ2および3のいずれの真
上にも位置することができる。
面単位把持機構7は走行台車6内に組み込まれた形態を
なしており、具体的には第7図に示すように把持機構7
は把持機構本体8の両端をそれぞれユニバーサル支持架
9および10にて走行台車6上に支持させ、一方のユニ
バーサル支持架9には把持機構7全体の重量を吸収した
位置にて把持機構本体8の水平を出すスプリング11を
設け、他方のユニバーサル支持架10は枢ピン12にて
ブラケット13および14を揺動自在に連結する構成と
している。なお上記ユニバーサル支持架による支持構造
は第7図に示される形態に限られるものではなく、第8
図に示すような形態、すなわち両方のユニバーサル支持
架9および10をスプリング11装備の同一構成とする
こともできる。
把持機構7の構造としては各種形態が考えられる。把持
機構本体8は十字形をなす左右方向用の案内筒20およ
び21と前後方向用の案内筒22および23とにそれぞ
れスライドボス24.25.26および27を摺動自在
に取付け、これらの案内筒20.21.22および23
上に整合状態にスライドボス移動用シリンダ28.29
.30および31を取付け、各スライドボス移動用シリ
ンダはその伸縮ロッド端をスライドボスの上部と連結さ
せるとともに基端を各案内筒20.21.22および2
3の十字連結部に支持させ、さらに各スライドボス24
.25.26および27の下部にはそれらの摺動方向と
直角をなす方向に伸延する一定高さの左右方向および前
後方向の箱体の押圧板32.33.34および35を取
付け、各押圧板32.33.34および35の両端は隣
接する押圧板の両端と円滑に交叉できるように、第11
図に示すように規則的に凹凸(格子)を設けることによ
って構成している。
なお、図中(第4図〜第6図)36および37は左右方
向の押圧板32および33の移動を同期させるためのラ
ック、38は同目的のためのピニオンである。
また前後方向の押圧板34および35の移動も同様な機
構にて同期させている。なお、把持機構7は前後および
左右に各々対向する2対の押圧装置からなっていればよ
く、実施例に限定されるものではない。また、42はフ
ォトスイッチ、43はリミットスイッチである。
第12図は把持機構7を作動するためのスライドボス移
動用シリンダ28.29.30および31への配管フロ
ー図であり、この図からも明らかなように、把持圧力を
2種類設定し得るように減圧弁61および62を併設す
るとともに切換弁63を備えている。
また、シリンダ28および29を1組とし、これらシリ
ンダを左右方向に作動するための切換弁64が設けられ
ており、押圧完了を確認するための圧力スイッチ65お
よび66が2個設けられている。
同様に、シリンダ30および31を1組とし、これらシ
リンダを前後方向に作動するための切換弁67と圧力ス
イッチ68および69が設けられている。
第13図は、制御ブロックを含む本実施例の面単位積付
装置の全体の構成を示すブロック図である。
本実施例は、面単位積付装置本体70と把持機構7を制
御する把持制御装置71と、積付順序を管理制御する積
付順序管理装置72とを含んでいる。そして把持制御装
置71は積付順序管理装置72とともに、マイクロコン
ピュータなどの制御手段を含んでいる。
上記3個の切換弁63.64および67は、第13図に
示す把持制御装置71によって制御され、把持機構7に
よって把持される対象物の強度・重量に応じ、強い把持
圧力(例えば、減圧弁61の設定圧力を5.0kg /
 cdとし、約180 kgの把持圧力)と弱い把持圧
力(例えば、減圧弁62の設定圧力を2.5 kg/c
+Jとして約90kgの把持圧力)とを設定し得るよう
になっている。すなわち、把持制御装置71は、把持す
る品種ごとの把持圧力(高〆低)をあらかじめ記憶して
おり、把持される対象物品に応じ切換弁63を制御する
また、把持制御装置71はシリンダ28.29.30お
よび31を把持方向に作動させプリセットされた圧力ま
で押圧力が上がると圧力スイッチ65.66.68およ
び69が作動し、その検出信号により上記シリンダ28
.29.30および31が開放方向に作動するように制
御可能となっており、左右方向のシリンダ28および2
9を1組とし、また前後方向のシリンダ30および31
を1組としてそれぞれの組を別々にあるいは同時に制御
なし得るようになっている。
次に、本実施例の装置を用いて、上記面単位積付方法に
よりユニットロードを形成する一実施例について、第1
4図に示すように、面単位80が段ボール箱81から形
成され穴部82を有する場合を取り上げて説明する。ま
ずはじめに上記の面単位積付装置による基本的な積付動
作について説明する。
まず一方のテーブルリフタ2上に空きのパレット50を
置き、他方のテーブルリフタ3上にはある品種を段積み
したパレット51を載せる。走行台車6が図示(第5図
)の位置からテーブルリフタ3の真上まで移動し、その
後テーブルリフタ3が上昇する。テーブルリフタ3上の
対象物品の最上面がフォトスイッチ42の光軸を遮って
一定時間経過後テーブルリフタ3はその上昇を停止する
。この一定時間は、対象物品の1段分十αの上昇に要す
る時間となるように、把持制御装置71により制御され
ている。したがって、対象物品の1段分を側面全体にわ
たり、広い面積で把持することができる位置、すなわち
、対象物品の最上段が左右および前後方向の押圧板32
.33.34および35にて囲まれる空間内にもたらさ
れることになる。ついで最上段の対象物品の四面を二対
の押圧装置の作動とともに押圧板32.33.34およ
び35にて押圧把持する。
この場合において、第14図に押圧板の概略動作順序を
示すように、二対の箱体押圧装置は、まず、■で示すよ
うに、左右方向のシリンダ28および29の作動(押圧
)により対象物品の左右方向のずれ(崩れ)を修正し、
プリセットされた圧力まで押圧力が上がると圧力スイッ
チ65および66が作動し、上記シリンダ28および2
9は押圧を解除する方向(第14図■方向)に作動し、
シリンダ28および29の開放状態確認の後、前後方向
のシリンダ3oおよび31を作動(押圧)シ(第14図
■方向)、対象物品の前後方向のずれ(崩れ)を修正し
、別の圧力スイッチ68および69が作動すると前後方
向の押圧力を保持した状態のまま再度左右方向のシリン
ダ28および29を作動(押圧)させて押圧把持する。
押圧力がプリセットされた圧力まで上昇したことが圧力
スイッチ65および66で確認されると、同押圧力を保
持した状態にてテーブルリフタ3が若干降下し、その後
走行台車6はテーブルリフタ3からテーブルリフタ2の
真上まで移動する。
なお、二対の箱体押圧装置の作動は上記に限定されるも
のではなく、他の適切な順序によることができる。
走行台車6がテーブルリフタ2の真上まで移動したとき
、テーブルリフタ2は把持された対象物品の底面レベル
より少し下がった位置に待機している。ついでテーブル
リフタ2を駆動して上昇せしめ、パレット50の上面を
把持機構7が把持している段ボール箱の下面と接触させ
る。
さらに、上昇してスプリング11付ユニバーサル支持架
9および10に懸架している把持機構7を持ち上げる。
リミットスイッチ43が作動し、テーブルリフタ2はそ
の上昇を停止し、一方把持機構7は対象物品の把持を解
除する。その後テーブルリフタ2は下降を開始し、タイ
マで対象物品1段分プラスβの空間をあける位置まで下
降して停止する。次にテーブルリフタ3上の荷を別の品
種の荷に取り替えて同様の動作を繰り返してテーブルリ
フタ2上のパレット50上に1段ずつ異なる品種の荷を
詰合せ段積みする。
なお、本実施例ではハンドリング装置は最も単純な構造
のもので説明したが、テーブルリフタ2および3の前後
に荷を搬入ないし搬出するための装置としてコンベアや
フォークを付加することもできるし、また主フレーム1
全体を移動可能な台車に載せるか、あるいは第9図およ
び第10図に示すようにスタッカークレーンのキャリフ
ジ60に載せて左右の棚から荷を取り各種の品種を面単
位で積付けしてまわり、パレット上に多種の品種を段積
みし、一定量になれば出庫ステーションで荷を搬出する
構成とすることもできる。
次に、上記実施例の面単位積付装置により、上記本発明
の面単位積付方法に従って、ユニットロードを形成する
場合の、上記面単位積付装置に含まれる積付順序管理袋
R72の制御動作について説明する。この積付順序管理
装置72はマイクロコンピュータを有し、あらかじめ、
積付けられる物品ごとの面単位寸法、穴寸法、物品寸法
およびそれらの大小関係と、上記本発明の面単位積付方
法の実施例で説明した基本条件によって順序付けされた
物品の積付順序がプログラムされる。例えば、第1図の
実施例においては、物品AI、物品B0、物品C1、物
品D1の順に、第2図の実施例においては、物品B2、
物品Cz物品A2、物品D2の順に、第3図の実施例に
おいては、物品B3、物品C3、物品り、の順に一つの
パレットに、物品A3は単独で他のパレットに、それぞ
れ積付けられる。
なお、上記実施例において、積付装置は、面単位把持機
構を備えたものを取り上げたけれども、面単位把持機構
を備えたものでなくてもよく、1個または数個の物品ご
とに整列して積付ける方式等を用いた公知のパレッタイ
ザにも適用できる。
本発明の面単位積付装置の特徴は、第13図に示すよう
に、物品の積付順序を管理制御する積付順序管理装置7
2を設けたことにある。
〔発明の効果〕
本発明は、複数品種の物品の面単位寸法、面単位中上記
物品に占有されない穴部の穴寸法および物品寸法の大小
関係に基づき、上段の物品が下段の穴部に落ち込んだり
、下段より突出して不安定状態にならない範囲において
、上記面単位寸法の大きい順に下段より積付けしユニッ
トロードを形成するので、ユニットロードは内部に荷崩
れを生じる要因がなくなり、かつ原則的に安定なピラミ
ッド形状となり、小量多品種の物品のユニットロードハ
ンドリングを可能とし、かつ輸送中に荷崩れを生じるこ
とのないユニットロードが容易に形成できる効果がある
さらに、本発明を面単位把持機構を備えた積付装置に適
用することにより、段ボール箱等の損傷しやすい物品を
含み、荷崩れしない安定なユニットロードを容易に形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図(al 〜(C)および第3図(a) 
〜(C1は、それぞれ本発明の面単位積付方法の第一実
施例、第二実施例および第三実施例を示す説明図。 第4図は本発明の面単位積付装置の一実施例の平面図。 第5図はその正面図。 第6図はその側面図。 第7図および第8図はその把持機構の走行台車への取付
構造説明図。 第9図は段ボール箱等への積付装置を搭載したスタッカ
ークレーンの正面図。 第10図はその側面図。 第11図は押圧板の交叉状態説明図。 第12図は把持機構を作動するためのスライドボス移動
用シリンダへの配管フロー図。 第13図は制御ブロックを含む本実施例の構成を示すブ
ロック図。 第14図は段ボール箱等の面単位構成の一例を示す平面
図。 l・・・主フレーム、2.3・・・テーブルリフタ、4
・・・平行走行レール、5・・・垂直支持柱、6・・・
走行台車、7・・・把持機構、8・・・把持機構本体、
9.10・・・ユニバーサル支持架、11・・・スプリ
ング、12・・・枢ピン、13.14・・・ブラケット
、20〜23・・・案内筒、24〜27・・・スライド
ボス、28〜31・・・スライドボス移動用シリンダ、
32〜35・・・押圧板、36.37・・・ラック、3
8・・・ピニオン、42・・・フォトスイッチ、43・
・・リミットスイッチ、50.51・・・パレット、6
0・・・キャリッジ、61.62・・・減圧弁、63.
64.67・・・切換弁、65.66.68.69・・
・圧力スイッチ、70・・・面単位積付装置本体、71
・・・把持制御装置、72・・・積付順序管理装置、8
0・・・面単位、81・・・段ボール箱、82.101
.101.・・・穴部、100・・・パレット、A1〜
D+ SAz〜D2、A!〜D3・・・物品。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数品種の物品を1段単位で組み合わせ段積みす
    る面単位積付方法において、 上記物品の面単位寸法、面単位中上記物品に占有されな
    い穴部の穴寸法および物品寸法のそれぞれの大小関係に
    基づき、 (ア)上記面単位寸法の大きい順に下段から積む、(イ
    )上記穴部を有する品種については上段の品種が下段の
    品種の上記穴部に落ち込む場合には上下品種を入れ替え
    て積む、 (ウ)上記上下品種を入れ替えた結果穴部を有する上段
    品種が下段品種より突出して不安定状態となる場合には
    この穴部を有する上段品種は別扱いとする、 の条件に順に従ってユニットロードを形成することを特
    徴とする面単位積付方法。
  2. (2)複数品種の物品を1段単位で組み合せ段積みする
    手段を備えた面単位積付装置において、上記複数品種の
    物品を1段単位で組合せ段積みしユニットロードを形成
    する物品の積付装置と、この積付装置の上記物品の積付
    けする順序を制御する積付順序管理装置と を含むことを特徴とする面単位積付装置。
  3. (3)積付装置が、 前後および左右に各々対向する2対の箱体押圧装置を備
    えた面単位把持機構と、 この面単位把持機構に対してユニットロードを上下方向
    に移動するユニットロード昇降装置とを含む特許請求の
    範囲第(2)項に記載の面単位積付装置。
  4. (4)積付順序管理装置が、 物品の面単位寸法、面単位中上記物品に占有されない穴
    部の穴寸法および物品寸法のそれぞれの大きさを記憶し
    、これら各寸法の大小関係に基づき所定の積付順序を選
    定する手段 を含む特許請求の範囲第(2)項または第(3)項に記
    載の面単位積付装置。
JP5656986A 1985-10-15 1986-03-13 面単位積付方法およびその装置 Granted JPS62215426A (ja)

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EP86114090A EP0219780B1 (en) 1985-10-15 1986-10-10 Palletizing methods in the unit of layers and device therefor
DE8686114090T DE3678241D1 (de) 1985-10-15 1986-10-10 Verfahren und vorrichtung zum palettieren von aus schichten gebildeten einheiten.
US07/316,521 US5004401A (en) 1985-10-15 1989-02-27 Layer palletizing method
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