JPS6221520A - ブロ−パレツトの成形方法 - Google Patents
ブロ−パレツトの成形方法Info
- Publication number
- JPS6221520A JPS6221520A JP16007285A JP16007285A JPS6221520A JP S6221520 A JPS6221520 A JP S6221520A JP 16007285 A JP16007285 A JP 16007285A JP 16007285 A JP16007285 A JP 16007285A JP S6221520 A JPS6221520 A JP S6221520A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- pallet
- blowing
- parison
- air
- Prior art date
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- Pallets (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は合成樹脂製ブローパレットの成形方法に関する
ものである。
ものである。
(従来技術)
ブロー成形の場合、溶融パリソンをグイから押出し、金
型で挟み、エアビンから空気を吹込み内部加圧してパリ
ソンを外方に膨張させて製品の最終形状を付与し金型の
内面と接触させる。この場合、従来、新たに形成された
製品を外部から冷却させるため水のような冷却剤を金型
に流通させるのが通常の方法であった。
型で挟み、エアビンから空気を吹込み内部加圧してパリ
ソンを外方に膨張させて製品の最終形状を付与し金型の
内面と接触させる。この場合、従来、新たに形成された
製品を外部から冷却させるため水のような冷却剤を金型
に流通させるのが通常の方法であった。
しかるにこの方法は製品を外部から冷却することになり
冷却効率が低く生産性の向上は望めなかった。そのため
生産性を増強させるため外部冷却と同時に製品の内部か
ら冷却する多数の方法が開発された。それらの方法とし
てまづ挙げられるのは、パリソンを膨張させ製品を形成
するために吹込む空気を、二重管エアピンを用いて循環
させる方法がある。しかしこの方法では内部冷却効果は
多少認められるが顕著な効果は望めなかった。
冷却効率が低く生産性の向上は望めなかった。そのため
生産性を増強させるため外部冷却と同時に製品の内部か
ら冷却する多数の方法が開発された。それらの方法とし
てまづ挙げられるのは、パリソンを膨張させ製品を形成
するために吹込む空気を、二重管エアピンを用いて循環
させる方法がある。しかしこの方法では内部冷却効果は
多少認められるが顕著な効果は望めなかった。
更に、パリソンを膨張させる空気の代りに液体炭酸ガス
や液体窒素を吹込む方法が提案されたがこれによって冷
却効果は大幅に改善され生産性は向上したけれども冷却
剤に費用が多くかかり、コスト的な不利はまぬがれなか
った。しかもこの方法では容器の口部から炭酸ガス等を
吹込み、容器の口部からこれらを抜いていた。すなわち
従来の一般的容器の内部冷却方式を示す第3図において
金型1′に挟まれたパリソンは空気供給管2′。
や液体窒素を吹込む方法が提案されたがこれによって冷
却効果は大幅に改善され生産性は向上したけれども冷却
剤に費用が多くかかり、コスト的な不利はまぬがれなか
った。しかもこの方法では容器の口部から炭酸ガス等を
吹込み、容器の口部からこれらを抜いていた。すなわち
従来の一般的容器の内部冷却方式を示す第3図において
金型1′に挟まれたパリソンは空気供給管2′。
吹込みノズル6′を通って吹込まれた空気によって膨張
されて最終形状3′が形成される。しかる後、冷却剤供
給管4′から供給される冷却剤をミキシングノズル5′
で空気と混合して吹込みノズル6′から吹出し、容器の
内部冷却を行い、次いで排気管7′、排気バルブ8′を
経て大気に放散される。
されて最終形状3′が形成される。しかる後、冷却剤供
給管4′から供給される冷却剤をミキシングノズル5′
で空気と混合して吹込みノズル6′から吹出し、容器の
内部冷却を行い、次いで排気管7′、排気バルブ8′を
経て大気に放散される。
このように従来の方式は製品内部で空気、炭酸ガス等を
循環させる必要がありそのためブロー比の大きい容器等
には適しているがブロー比の小さいブローパレット等は
製品の隅々まで空気、炭酸ガス等が行きわたらない欠点
があった。
循環させる必要がありそのためブロー比の大きい容器等
には適しているがブロー比の小さいブローパレット等は
製品の隅々まで空気、炭酸ガス等が行きわたらない欠点
があった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は−に記従来の問題点を解決しブロー比の小なる
製品であるブローパレットを、高品質、高生産性をもっ
て製造するに好適な成形方法を提供するにある。
製品であるブローパレットを、高品質、高生産性をもっ
て製造するに好適な成形方法を提供するにある。
(問題点解決のための手段)
本発明は上記問題点解決の手段として、ブローパレット
の成形に当り、パリソン内部に水を混合した高圧空気流
を金型下方から吹込んでパリソノを膨張せしめつつ内面
から冷却することを特徴とするブローパレットの成形方
法である。
の成形に当り、パリソン内部に水を混合した高圧空気流
を金型下方から吹込んでパリソノを膨張せしめつつ内面
から冷却することを特徴とするブローパレットの成形方
法である。
本発明方法を図面によって説明すれば次の通りである。
第1図は本発明の詳細な説明図を示す。
金型1に挟まれたパリソン内に空気供給管2、水供給管
4から供給された空気および水をミキシングノズル5で
混合した高圧空気流を下方の吹込みノズル6から吹込み
最終形状3を形成し、更にこのブローパレットの内部冷
却を行い−に方の排気管7および排気バルブ8を経て大
気に排気される。
4から供給された空気および水をミキシングノズル5で
混合した高圧空気流を下方の吹込みノズル6から吹込み
最終形状3を形成し、更にこのブローパレットの内部冷
却を行い−に方の排気管7および排気バルブ8を経て大
気に排気される。
排気分は一部、もしくは全量を水分調整後、再びブロー
用として循環せしめることも可能である。
用として循環せしめることも可能である。
かくして得られたブロー成形パレットを第2図に示す。
図において9はブロー成形されたパレット、10は後加
工にて開孔したフォークの差し込み口を示す。
工にて開孔したフォークの差し込み口を示す。
このように後加工によってフォークの差し込み口を開孔
する場合は、パレット内部に多少残存する水分は蒸発放
散するので前記排気は必ずしも不可欠ではないが、排気
すると冷却時間が短縮されるので好ましい。
する場合は、パレット内部に多少残存する水分は蒸発放
散するので前記排気は必ずしも不可欠ではないが、排気
すると冷却時間が短縮されるので好ましい。
末法において空気送風圧、空気消費量および水消費量等
は成形すべきブローパレットの形状寸法、合成樹脂の種
類、組成等によって一様ではないが、パレット製品内に
水滴または過飽和な湿りを過度に残留せしめず、しかも
高い生産性を維持するためには概ね次のごとき程度にあ
ることが好ましい。
は成形すべきブローパレットの形状寸法、合成樹脂の種
類、組成等によって一様ではないが、パレット製品内に
水滴または過飽和な湿りを過度に残留せしめず、しかも
高い生産性を維持するためには概ね次のごとき程度にあ
ることが好ましい。
ブローパレットサイズ
長手 1200mm
短手 1000mm
高さ 150mm
重量 20.1Kg
空気送風圧 6 K g / c m’空
気消費i 1 、5 Nrn’/ cy
cie水消費量 400 c c/cy
cle混合空気温度 20’0 混合空気送風時間 2 min なお、水を混合した高圧空気流を金型−上方からダイを
経て吹込む場合は、装置がダイをほじめ複雑高価となり
しかもパリソンの上方より下方がより冷却されるという
冷却の不均一を生じてしまう。
気消費i 1 、5 Nrn’/ cy
cie水消費量 400 c c/cy
cle混合空気温度 20’0 混合空気送風時間 2 min なお、水を混合した高圧空気流を金型−上方からダイを
経て吹込む場合は、装置がダイをほじめ複雑高価となり
しかもパリソンの上方より下方がより冷却されるという
冷却の不均一を生じてしまう。
上記によって明らかなように、本発明においては製品が
ブローパレットであるため、吹込み部具外に穴をあける
ことが可能であり、金型下方から水、空気混合ガスを吹
込み金型上部から抜くことが可能なため、従来法のよう
に吹込ガスと排気との出入口が一方向にあるため吹込ガ
スがブロー製品の内部に停滞することがなく極めて円滑
に流通する利点がある。
ブローパレットであるため、吹込み部具外に穴をあける
ことが可能であり、金型下方から水、空気混合ガスを吹
込み金型上部から抜くことが可能なため、従来法のよう
に吹込ガスと排気との出入口が一方向にあるため吹込ガ
スがブロー製品の内部に停滞することがなく極めて円滑
に流通する利点がある。
また合成樹脂ブロー成形容器の場合はブロー比が大きい
ので水を混合した空気流でパリソンを膨張させると水の
付着部分が伸びず肉厚部分に不良を生ずるがブローパレ
ットの場合ブロー比が小であるため水を混合した高圧空
気流でパリソンを膨張させ製品形状を容易に形成させる
ことができる。
ので水を混合した空気流でパリソンを膨張させると水の
付着部分が伸びず肉厚部分に不良を生ずるがブローパレ
ットの場合ブロー比が小であるため水を混合した高圧空
気流でパリソンを膨張させ製品形状を容易に形成させる
ことができる。
(発明の効果)
以上述べたように本発明の成形方法によってブローパレ
ットの成形時における冷却が迅速かつ円滑に行われ、低
コスト、高生産性をもってプローパレットの成形が実現
されるに至った効果は顕著である。
ットの成形時における冷却が迅速かつ円滑に行われ、低
コスト、高生産性をもってプローパレットの成形が実現
されるに至った効果は顕著である。
第1図は本発明の方法によるブローパレット成形の説明
図、第2図はブローパレット製品図、第3図は従来法の
説明図である。 1−金型、2−空気供給管、3−成形体の最終形状、4
−水供給管、5−ミキシングノズル、6−吹込みノズル
、7−排気管、8−υ[気バルブ、9−プロー成形され
たパレット、10−フォーク差し込み口。
図、第2図はブローパレット製品図、第3図は従来法の
説明図である。 1−金型、2−空気供給管、3−成形体の最終形状、4
−水供給管、5−ミキシングノズル、6−吹込みノズル
、7−排気管、8−υ[気バルブ、9−プロー成形され
たパレット、10−フォーク差し込み口。
Claims (1)
- 合成樹脂製ブローパレットを成形するに当り、パリソン
内部に水を混合した高圧空気流を金型下方から吹込んで
パリソンを膨張せしめつつ、内面から冷却することを特
徴とするブローパレットの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16007285A JPH06365B2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | ブロ−パレツトの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16007285A JPH06365B2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | ブロ−パレツトの成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221520A true JPS6221520A (ja) | 1987-01-29 |
JPH06365B2 JPH06365B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15707277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16007285A Expired - Lifetime JPH06365B2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | ブロ−パレツトの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06365B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5498390A (en) * | 1993-01-13 | 1996-03-12 | Basf Aktiengesellschaft | Production of hollow articles from thermoplastics |
-
1985
- 1985-07-22 JP JP16007285A patent/JPH06365B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5498390A (en) * | 1993-01-13 | 1996-03-12 | Basf Aktiengesellschaft | Production of hollow articles from thermoplastics |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06365B2 (ja) | 1994-01-05 |
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