JPS62214006A - タイヤチエ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は着脱容易なタイヤチェーンに関するものであ
る。

（従来技術及びその問題点） 従来、タイヤチェーンには種々の形式のものが存在して
いるが、タイヤチェーンをタイヤに取付ける時にはジヤ
ツキアップ等の作業を必要とし、タイヤへの取付けに時
間がかかり過ぎるという欠点があった。そのため、タイ
ヤへの着脱が短時間に行なえ、かつ装着状態において安
全性の高いタイヤチェーンの出現が望まれていた。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記現状に鑑み、着脱が極めて容易なタイヤチ
ェーンを提供せんことを目的とし、その要旨は、自動車
のタイヤホイールに固着される固着部と、該固着部に係
脱可能に係止され、かつりイヤの外周縁に着脱自在に嵌
着し得る複数の外装部とにより構成され、前記固着部は
、タイヤホイールの外側面に当接可能な板状の基盤と、
該基盤に内端部を固設し、外端部にタイヤホイールのホ
イール孔に引っ掛け可能なフックを備え、該基盤に対し
一定間隔毎に配設された複数本のスプリングと、該基盤
の外周縁に一定間隔毎に突設され内部にバネを内装した
複数のバネケースと、該各バネケース内に一端部を挿入
状に係着され前記外装部を係止し得る係止手段を備えた
筒状の支持筒とよりなり、前記外装部は、タイヤの外周
縁に嵌合可能な断面馬蹄状に形成された嵌合板と、該嵌
合板の下側縁より突設され、前記支持筒内に装脱可能に
係止される係止板と、該嵌合板の上面に幅方向に沿って
複数本並設された歯板とより構成されていることにある
。

（作用） 先ず固着部のスプリングを引っ張り、その先端部のフッ
クを自動車のホイール孔に引っ掛けることにより、複数
本のスプリングにより基盤が自動車のホイールの外（Ｉ
ｍ而に固定される。この状態においては、基盤の外周縁
に一定間隔毎に配設されているバネケースと、このハネ
ケース内に挿入係着されている支持筒が基盤と共にタイ
ヤホイールに固定された状態となり、この状態よりタイ
ヤの外周縁に外装部を構成する嵌合板を嵌合させ、かつ
前記支持筒内に係止板を挿入して係止板を支持筒に固定
させることにより、支持筒と係止板を介し固着部と外装
部とは一体状に固定される。

又、必要に応しこの外装部の個数を適宜選択して、同様
に係止板を介し固着部に固定させることができ、タイヤ
の外周部に任意の数の外装部を容易に取り付けることが
できる。

しかも、外装部の上面には複数本の歯板が並設されてい
るため、この歯板は路面−Ｌにくい込み状位当接してタ
イヤの滑りを堕止する。

又、取り外す際には、固Ｍ部を固定させたままの状態に
て係止板を支持筒より抜き取ることにより、外装部を容
易にタイヤより取り外すことができる。

このように、取付は及び取外しは、タイヤホイールに固
着されている固着部の支持的に対し、外装部の係止板を
挿入し、かつタイヤの外周部に嵌合板を嵌合させるだけ
の操作により成し得、その取付は及び取外しに要する時
間が極めて短時間ですみ、かつ取付は状態にあってはタ
イヤホイールに固定された固着部により強固に支持され
るため、外装部がタイヤより外れることはなく安全性が
高いものである。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図、第２図、第３図は本例のクイヤチｆｆ−−ンを
示し、第１図はタイヤチェーンを構成する固着部の正面
図、第２図は固着部の側面図、第３図はタイヤチェーン
を構成する外装部の斜視図である。

先ず、本例タイヤチェーンを構成する固着部１′の構成
を説明すると、第１図及び第２図において、固着部１は
、自動車のタイヤホイールの外側面に当接することので
きる外方に湾曲した円盤状に形成された基盤３を有し、
この基盤３の中心部には外方に突出状に円盤状の基台４
が固設されている。

この基台４には板バネ状のスプリング５の一端部が固設
されている。このスプリング５は前記基盤３の外側面に
沿って、はぼ等角度間隔に４本配設されたものであり、
その各先端部には鉤状断面を有するフック６が固設きれ
ている。このフック６は自動車のホイールに穿設されて
いるホイール孔に引っ掛け状に係止させることができる
ものである。

一方、基盤３の外周縁には等角度間隔をおいて４本のバ
ネケース７が突出状に配設されている。

この各バネケース７には先端側より支持筒８が挿入され
、支持筒８の挿入端側はバネケース７の先端部にて抜脱
しないように係止されている。

尚、バネケース７内にはバネ９が内装されており、本例
ではこのバネ９は常には支持筒８をハネケース７の内部
に挿入する方向に付勢している。

この各バネケース７に挿入状に係着された各支持筒８は
幅の薄い角筒状に形成され、その中央部には長手方向に
沿って長穴８ａが穿設きれている。この長穴８ａ内には
蝶ネジにより構成された固定ネジ１０が嵌入されている
。

次に第３図において外装部を説明する。

この外装部２は、自動車のタイヤの外周縁に嵌合し得る
断面馬蹄状に形成された嵌合板１１を有し、この嵌合板
１１は弾力性のある樹脂板等により形成されたものであ
り、本例ではタイヤの外周長さの、イの長さ形状に形成
されたものである。

この嵌合板１１の外周縁には金属製の枠部１１ａが固設
されており、この枠部１１ａの一側方の中央下縁には垂
下状に板状の係止板１２が固設されている。この係止板
１２の下端部には透孔１２ａが穿設されている。

又、嵌合板１１の上面外周にはその幅方向に沿って長板
状の歯板１３が適宜間隔に複数個並設固定されている。

この歯板１３は金属または硬質の合成樹脂板等にて形成
されたものであり、その外端縁は鋭利な角度に形成され
路面の雪又は氷等に対しくい込み刀を発揮し得る形状と
なっている。

このように形成された本例タイヤチェーンの固着部１及
び外装部２を自動車のタイヤに取り付けた状態を第４図
及び第５図に示す。

取付時には、先ず自動車のタイヤホイールＨの外側面に
嵌着されているホイールキャップを取り除き、そのホイ
ールキャップの位置に固着部１を構成する基盤３を外方
より当接させる。

この状態にて４本のスプリング５を引っ張り、その先端
部のフック６を自動車ホイールＨに穿設されているホイ
ール孔Ｈａに引っ掛け状に係止させる。そうすることに
より４本のスプリング５は自動車のホイールＨに強固に
固着され、ホイールキャップの位置に基盤３が強固に固
着される。

通常、冬季に雪の多い地方へでかける場合には、予めこ
のように固着部１を自動車のホイールＨに固着させた状
態にて自動車を走行許せる。

自動車が雪道等にきしかかった時には、トランり等に収
納しておいた外装部２を取り出し、その外装部２の嵌合
板１１を自動車のタイヤＴの外周部に外方より嵌合さ廿
る。この時、係止板１２を既に固定されている固着部１
の支持筒８内に嵌入させ、支持筒８の固定ネジ１０を係
止板１２の透孔１２ａ内に螺入して係止板１２を支持筒
８に固定させる。この状態では、外装部２は係止板１２
を介し固着部１に強固に固着され、かつ嵌合板１１の弾
力性にてその嵌合板１１の側面がタイヤの両側部に嵌着
されるため、外装部２の嵌合状態は極めて強固となる。

尚、この外装部２は、雪の少ない例えば氷りついている
橋の上等を短時間のみ走行する場合には、１個の外装部
２のみをタイヤＴに取り付ければスリップ防止効果を達
成することができ、又、雪の深い路面においては、この
外装部２を更に多くタイヤＴに嵌合取り付けることによ
り、そのスリップ防止効果をより高めることができ、場
所に応じ外装部２の取付は枚数は適宜選択される。

このように本例のタイヤチェーンにあっては、その固着
部１を予め自動車のホイールＨに固着させておき、必要
に応じこの固着部１を介し外装部２をタイヤＴに取り付
けることができ、その取付けは単に係止板１２を支持筒
８内に嵌入し、固定ネジ１０にて締付けるだけの操作に
より、短時間にて作業を完了させることができるもので
あり、その取付けが極めて簡単であるとともに、状況に
応じ、その取付は枚数を適宜選択し得る効果を有する。

又、この固着部１の外装デザイン等を適宜選択すること
により、この固着部１はホイールキャップの代用を成し
、自動車のホイールＨの飾り的効果をも果たすものであ
る。

又、外装部２は複数枚を重ね合わせ状にトランク等に収
納させることができ、その収納状態は非常にコンパクト
なものとすることができる。

尚、本例においては、スプリング５を基盤３の外方に設
置したが、このスプリング５は基盤３の内側に固設配置
させたものであってもよく、又スプリング５の本数は適
宜変更させることができ同様に、ハネク“−スフ及び支
持筒８の個数も必要に応し増減させることができ、その
数を増加さＵることにより外装部２をより強固に支持し
得ることができる。

又、固定ネジ１０に替え、支持筒８内に板バネ等の係止
手段を内装させることにより、係止板１２を支持筒８内
にワンタッチで着脱し得る形式とすることもできる。

（発明の効果） 本発明のタイヤチェーンは、自動車のタイヤホイールに
固着される固着部と、該固着部に係脱可能に係止妨れ、
かつタイヤの外周縁に着脱自在に嵌着し得る複数の外装
部とにより構成され、前記固着部は、タイヤホイールの
外側面に当接可能な板状の基盤と、該基盤に内端部を固
設し、外端部にタイヤホイールのホイール孔に引っ掛け
可能なフックを備λ−１該基盤に対し一定間隔毎に配設
された複数本のスプリングと、該基盤の外周縁に一定間
隔毎に突設され内部に／バネを内装した複数のハネケー
スと、該各ハネゲース内に一端部を挿入状に係着され前
記外装部を係１１−１し得る係Ｉト手段を備λた筒状の
支持筒とよりなり、前記外装部は、タイヤの外周縁に嵌
合可能な断面馬蹄状に形成された嵌合板と、該嵌合板の
下（１１１１縁より突設され、前記支持餉内に装脱可能
に係止される係１Ｌ板と、該嵌合板の上面に幅方向に沿
って複数本並設された歯板とより構成したものであり、
外装部を必要に応じ短時間にて固着部を介しタイヤに強
固に取り付けることができ、そのタイヤに対する取付は
及び取外しの時間及び作業の而倒さを解消することがで
きるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示し、第１図はタ
イヤチェーンを構成する固着部の正面図、第２図は第１
図の側面図、第３図はタイヤチェーンを構成する外装部
の斜視図、第４図は本例タイヤチェーンを自動車のタイ
ヤに装着した状態を示す正面図、第５図は第４図の側面
図である。 １・・固着部　　　　　２・・・外装部３・・基盤　　
　　　　４・・・基台 ５・・スプリング　　　６・・フック ７・・・バネケース　　　８・・支持筒９・・ハネ　　
　　　　１０・・・固定ネジ１１　・・嵌合板　　　　
１２・・・係止板１３・・歯板 特許出願人　　　　　　迫　　　栄　　　−代理人　　
　弁理士　　清　　水　　義　　久第２図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 自動車のタイヤホイールに固着される固着部と、該固着
   部に係脱可能に係止されかつタイヤの外周縁に着脱自在
   に嵌着し得る複数の外装部とにより構成され、 前記固着部は、タイヤホイールの外側面に当接可能な板
   状の基盤と、該基盤に内端部を固設し外端部にタイヤホ
   イールのホイール孔に引っ掛け可能なフックを備え該基
   盤に対し一定間隔毎に配設された複数本のスプリングと
   、該基盤の外周縁に一定間隔毎に突設され内部にバネを
   内装した複数のバネケースと、該各バネケース内に一端
   部を挿入状に係着され前記外装部を係止し得る係止手段
   を備えた筒状の支持筒とよりなり、 前記外装部は、タイヤの外周縁に嵌合可能な断面馬蹄状
   に形成された嵌合板と、該嵌合板の下側縁より突設され
   前記支持筒内に挿脱可能に係止される係止板と、該嵌合
   板の上面に幅方向に沿って複数本並設された歯板とより
   構成されていることを特徴とするタイヤチェーン。