JPS62213901A - 複合バイト - Google Patents
複合バイトInfo
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- JPS62213901A JPS62213901A JP5593486A JP5593486A JPS62213901A JP S62213901 A JPS62213901 A JP S62213901A JP 5593486 A JP5593486 A JP 5593486A JP 5593486 A JP5593486 A JP 5593486A JP S62213901 A JPS62213901 A JP S62213901A
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- cutting
- finishing
- roughing
- blade part
- blade
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims abstract description 11
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 59
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 2
- 238000004513 sizing Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B27/00—Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は荒加工と仕上加工とを同時に行うことができる
複合バイトに関する。
複合バイトに関する。
(従来の技術)
例えば旋盤における従来のバイトは、一般に第7図に示
すように、シャンク1の先端部に超硬合金製のチップ等
から成る刃部2をクランプピン3によって固定して成る
。そして、ワークの切削時には、シャンク1を旋盤の刃
物台4に取付ポル1−5によって固定し、刃部2をワー
ク6に切込みatをもって押付けると共に、刃物台4を
矢印7方向に送ることによってワーク6を所定の寸法に
切削する。このように通常は、刃物台4に1本のバイト
を取付けてワーク6を切削するが、これでは荒加]二を
行った後に、改めて仕上加工を行わねばならず、能率が
悪い。
すように、シャンク1の先端部に超硬合金製のチップ等
から成る刃部2をクランプピン3によって固定して成る
。そして、ワークの切削時には、シャンク1を旋盤の刃
物台4に取付ポル1−5によって固定し、刃部2をワー
ク6に切込みatをもって押付けると共に、刃物台4を
矢印7方向に送ることによってワーク6を所定の寸法に
切削する。このように通常は、刃物台4に1本のバイト
を取付けてワーク6を切削するが、これでは荒加]二を
行った後に、改めて仕上加工を行わねばならず、能率が
悪い。
そこで、第8図に示すように、刃物台4に、矢印7で示
す切削送り方向に対して先行する側に位置して荒加工用
のバイト8を固定すると共に、後行する側に位置して仕
上加工用のバイト9を固定して切削することが考えられ
る。
す切削送り方向に対して先行する側に位置して荒加工用
のバイト8を固定すると共に、後行する側に位置して仕
上加工用のバイト9を固定して切削することが考えられ
る。
ところで、刃部2のノーズ半径をr(第8図参照)とし
、ワークの1回転当りの刃物台の送り量をfとすると、
切削面の粗さRの最大値Rmaxは、Rmax−f’
/8 rで表わされる。従って、ノーズ半径rを一定と
した場合、送りmfが小さければ、良好なる仕上面を得
ることができる。
、ワークの1回転当りの刃物台の送り量をfとすると、
切削面の粗さRの最大値Rmaxは、Rmax−f’
/8 rで表わされる。従って、ノーズ半径rを一定と
した場合、送りmfが小さければ、良好なる仕上面を得
ることができる。
このため、第8図のように2本のバイト8及び9によっ
て荒加工と同時に仕上加工を行うものでは、仕上精度(
仕上粗さ)を考慮して、刃物台4の送り速度を遅くせね
ばならず、荒加工と仕上加工とを別々に行う場合に比べ
れば、確かに切削能率は向上するものの、切削能率の更
なる向上にとっては不十分である。
て荒加工と同時に仕上加工を行うものでは、仕上精度(
仕上粗さ)を考慮して、刃物台4の送り速度を遅くせね
ばならず、荒加工と仕上加工とを別々に行う場合に比べ
れば、確かに切削能率は向上するものの、切削能率の更
なる向上にとっては不十分である。
第9図は切削能率の史なる向上を図るために刃物台4の
送り速度を速(しても、良好なる仕上面が得られるよう
にしたもので、仕上用のバイト9の刃部2は、刃物台4
の送り方向に対しθだけ傾けて取付けられている。この
ように刃部2を傾けると、刃物台4の送り速度を速く設
定しても、良好なる佳」二面が得られるということが特
開昭59−205205号で開示されている。
送り速度を速(しても、良好なる仕上面が得られるよう
にしたもので、仕上用のバイト9の刃部2は、刃物台4
の送り方向に対しθだけ傾けて取付けられている。この
ように刃部2を傾けると、刃物台4の送り速度を速く設
定しても、良好なる佳」二面が得られるということが特
開昭59−205205号で開示されている。
しかしながら、第8図及び第9図に示すように刃物台4
に2本のバイト8及び9を取付けるものでは、両バイト
8及び9が送り方向に大きく離れるため、先行する荒加
工用のバイト8が旋盤のチャック等の障害物に付き当る
危険性がある場合には、仕上加工すべき部分を完全に仕
上げることができなくなる。この問題を解消するには、
両バイト8及び9を略ハ字状にして両バイト8及び9の
刃部2を互いに接近させれば良いが、これでは2本のバ
イトの固定位置関係を調節する作業に多くの手間を要し
たり、或はシャンク1の刃物台4側の部分が扇状に開き
過ぎて刃物台4に固定できなくなったりするという問題
を生ずる。
に2本のバイト8及び9を取付けるものでは、両バイト
8及び9が送り方向に大きく離れるため、先行する荒加
工用のバイト8が旋盤のチャック等の障害物に付き当る
危険性がある場合には、仕上加工すべき部分を完全に仕
上げることができなくなる。この問題を解消するには、
両バイト8及び9を略ハ字状にして両バイト8及び9の
刃部2を互いに接近させれば良いが、これでは2本のバ
イトの固定位置関係を調節する作業に多くの手間を要し
たり、或はシャンク1の刃物台4側の部分が扇状に開き
過ぎて刃物台4に固定できなくなったりするという問題
を生ずる。
(発明が解決しようとする問題点)
ト記した如く、切削能率の向上のために、刃物台に荒加
工用及び仕上加工用の2本のバイトを取付けるようにし
たものでは、その2本のバイトが刃物台の送り方向に大
きく離れるため、仕上加工のできない部分が生ずる場合
があり、これを避けるために2本のバイトの刃部を接近
させようとすると、その調節に手間取ったり、バイトを
刃物台に固定できなくなったりするという問題を生ずる
。
工用及び仕上加工用の2本のバイトを取付けるようにし
たものでは、その2本のバイトが刃物台の送り方向に大
きく離れるため、仕上加工のできない部分が生ずる場合
があり、これを避けるために2本のバイトの刃部を接近
させようとすると、その調節に手間取ったり、バイトを
刃物台に固定できなくなったりするという問題を生ずる
。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、荒加工と仕上加工とを同時に且つ速い送り速度で行
うことができ、しかも荒加工用刃部と化1−加工用刃部
とを十分に接近させ得て仕上加工すべき部分を完全に仕
」二げることができる上、面倒な調節作業なくして刃物
台等に確実に固定することができ、加えて仕上加工用刃
部の切込み量の1週節を商品に行うことができる複合バ
イトを提供するにある。
は、荒加工と仕上加工とを同時に且つ速い送り速度で行
うことができ、しかも荒加工用刃部と化1−加工用刃部
とを十分に接近させ得て仕上加工すべき部分を完全に仕
」二げることができる上、面倒な調節作業なくして刃物
台等に確実に固定することができ、加えて仕上加工用刃
部の切込み量の1週節を商品に行うことができる複合バ
イトを提供するにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の複合バイトは、ホルダーに、荒加工用刃部と、
切削送り方向に対し荒加工用刃部の後側に位置し且つ送
り方向に対し適宜の角度をもって傾斜する仕上加工用刃
部とを設け、これら両刃部のうち少なくとも一方の刃部
を切削されるワークに対し進退方向に移動可能に構成す
ると共に、この一方の刃部の進退移動量を調節する調節
機構を設けたものである。
切削送り方向に対し荒加工用刃部の後側に位置し且つ送
り方向に対し適宜の角度をもって傾斜する仕上加工用刃
部とを設け、これら両刃部のうち少なくとも一方の刃部
を切削されるワークに対し進退方向に移動可能に構成す
ると共に、この一方の刃部の進退移動量を調節する調節
機構を設けたものである。
(作用)
ホルダーを刃物台等に固定して加工を開始すると、ワー
クは送り方向に対し先行する荒加工用刃部により荒加工
された後、仕上加工用刃部により仕上加工される。この
場合、仕上加工用刃部は、傾斜して設けられているから
、切削送り速度を速くしても、良好に仕−にげることが
できる。
クは送り方向に対し先行する荒加工用刃部により荒加工
された後、仕上加工用刃部により仕上加工される。この
場合、仕上加工用刃部は、傾斜して設けられているから
、切削送り速度を速くしても、良好に仕−にげることが
できる。
本発明のt党合バイトによれば、荒加工用刃部と仕上加
工用刃部とは、1本のホルダーに設けられている。この
ため、刃物台等に固定できなくなるといった虞は本来的
になくなり、刃物台等に確実に固定できると共に、両刃
部を接近させるための面倒な調節作業を必要としない。
工用刃部とは、1本のホルダーに設けられている。この
ため、刃物台等に固定できなくなるといった虞は本来的
になくなり、刃物台等に確実に固定できると共に、両刃
部を接近させるための面倒な調節作業を必要としない。
しかも、両刃部はホルダーに予め接近して設けておくこ
とができるので、障害物に付き当るという不具合を生ず
ることなく、仕上加工すべき部分を完全に仕上げること
ができる。
とができるので、障害物に付き当るという不具合を生ず
ることなく、仕上加工すべき部分を完全に仕上げること
ができる。
また、調節機構を操作することにより、両刃部のうち少
なくとも一方の刃部のワークに対する進退方向の移動量
ひいては荒加工用刃部に対する11:上加工用刃部のワ
ーク側への突出量を調節できるので、(ml:加工用刃
部のワークへの切込み量を商品に調節することができる
。
なくとも一方の刃部のワークに対する進退方向の移動量
ひいては荒加工用刃部に対する11:上加工用刃部のワ
ーク側への突出量を調節できるので、(ml:加工用刃
部のワークへの切込み量を商品に調節することができる
。
(実施例)
以下本発明を旋盤用のバイトに適用した一実施例につき
第1図乃至第6図を参照しながら説明する。
第1図乃至第6図を参照しながら説明する。
先ず、第1図において、11は旋盤の刃物台、12は旋
盤の図示しないチャックに掴まれ主軸により回転される
ワークである。
盤の図示しないチャックに掴まれ主軸により回転される
ワークである。
前記刃物台11には、本発明に係る複合バイト13のホ
ルダー14が取付ボルト15によって固定されている。
ルダー14が取付ボルト15によって固定されている。
この複合バイト13のホルダー14の先端部分には、超
硬合金製のチップから成る荒加工用刃部16がねじ17
及びクランプ18によって固定されている。また、ホル
ダー14には、刃物台11の切削送り方向を矢印19方
向とした場合、第3図にも示すように、その送り方向に
対し荒加工用刃部16の後側に位置して略し字状の切欠
部20が形成されており、この切欠部20には可動小片
21がねじ22により固定されている。
硬合金製のチップから成る荒加工用刃部16がねじ17
及びクランプ18によって固定されている。また、ホル
ダー14には、刃物台11の切削送り方向を矢印19方
向とした場合、第3図にも示すように、その送り方向に
対し荒加工用刃部16の後側に位置して略し字状の切欠
部20が形成されており、この切欠部20には可動小片
21がねじ22により固定されている。
而して、可動小片21の先端部分のうち、上面の前記荒
加工用刃部16側には、第4図に示すように、斜面21
aが形成されており、この傾斜面21aには超硬合金製
のチップから成る仕」−加工用刃部23がねじ24によ
って固定されている。
加工用刃部16側には、第4図に示すように、斜面21
aが形成されており、この傾斜面21aには超硬合金製
のチップから成る仕」−加工用刃部23がねじ24によ
って固定されている。
このように可動小片21の傾斜面21aに固定された仕
」二加工用刃部23は、可動小片21をねじ22により
前記ホルダー14に固定することにより、第6図に示す
ように、刃物台11の切削送り方向に対し荒加工用刃部
16の後側に位置し且つ刃物台11の送り方向に対し所
定角度θ(通常20°〜600)だけ傾斜した状態に配
設される。
」二加工用刃部23は、可動小片21をねじ22により
前記ホルダー14に固定することにより、第6図に示す
ように、刃物台11の切削送り方向に対し荒加工用刃部
16の後側に位置し且つ刃物台11の送り方向に対し所
定角度θ(通常20°〜600)だけ傾斜した状態に配
設される。
また、可動小片21の荒加工用刃部16側の側面には、
傾斜面21aに隣設して切欠部21cが形成されており
、この切欠部21cによりホルダー14の切欠部20内
面20aとの間に切屑排出用の溝25が形成されている
。
傾斜面21aに隣設して切欠部21cが形成されており
、この切欠部21cによりホルダー14の切欠部20内
面20aとの間に切屑排出用の溝25が形成されている
。
一方、前記ねじ22が通る可動小片21の孔は、第5図
にも示すように段付状の長孔26として形成されており
、ねじ22を若干緩めることにより可動小片21はホル
ダー14の切欠部20の内側面20aに案内されて、前
記ワーク12に対し第1図に矢印27及び28で示す進
退方向に移動できるようになっている。29は可動小片
21の進退方向の移動量を調節するための調節機構で、
これはホルダー14の切欠部20の刃物台11側端部に
突設された凸部14aにねじ孔30を形成して、このね
じ孔30に調節ボルト31を螺合して構成されている。
にも示すように段付状の長孔26として形成されており
、ねじ22を若干緩めることにより可動小片21はホル
ダー14の切欠部20の内側面20aに案内されて、前
記ワーク12に対し第1図に矢印27及び28で示す進
退方向に移動できるようになっている。29は可動小片
21の進退方向の移動量を調節するための調節機構で、
これはホルダー14の切欠部20の刃物台11側端部に
突設された凸部14aにねじ孔30を形成して、このね
じ孔30に調節ボルト31を螺合して構成されている。
次に−1−記構酸の作用を説明する。先ず、複合バイト
13のホルダー14を刃物台11に取付ボルト15によ
り固定する。そして、仕上加工用刃部23のワーク12
への切込み量を設定するために、ねじ22を若干緩めた
状態で調節ボルト31を螺進退させ、そして可動小片2
1を調節ボルト31の先端に当接させた状態でねじ22
により固定する。これにより、荒加工用刃部16に対す
る仕上加工用刃部23の突出量が微調節され、仕上加工
用刃部23のワーク12への切込み量が微調節される。
13のホルダー14を刃物台11に取付ボルト15によ
り固定する。そして、仕上加工用刃部23のワーク12
への切込み量を設定するために、ねじ22を若干緩めた
状態で調節ボルト31を螺進退させ、そして可動小片2
1を調節ボルト31の先端に当接させた状態でねじ22
により固定する。これにより、荒加工用刃部16に対す
る仕上加工用刃部23の突出量が微調節され、仕上加工
用刃部23のワーク12への切込み量が微調節される。
さて、上記のようにして仕上加工用刃部23の位置を調
節した後、刃物台11を矢印32方向に移動させて、荒
加工用刃部16のワーク12に対する切込み量を設定し
、旋盤の図示しない主軸を回転させると共に、刃物台1
1に矢印19に送りをかける。すると、先ず先行する荒
加工用刃部16がワーク12に接触してこのワーク12
の外周面を切削すると共に、後行する仕上加工用刃部2
3が荒加工用刃部16により荒加工された部分を切削し
てゆく。この切削時、仕上加工用刃部23からの切屑は
、その排出を妨げる物として荒加工用刃部16が存在す
るが、この荒加工用刃部16と仕上加工用刃部23との
間には溝25が形成されているため、この溝25を通じ
て良好に排出されるものである。勿論、荒加工用刃°部
16からの切屑は、切削送り方向側に何の障害となる物
がないため、良好に排出される。
節した後、刃物台11を矢印32方向に移動させて、荒
加工用刃部16のワーク12に対する切込み量を設定し
、旋盤の図示しない主軸を回転させると共に、刃物台1
1に矢印19に送りをかける。すると、先ず先行する荒
加工用刃部16がワーク12に接触してこのワーク12
の外周面を切削すると共に、後行する仕上加工用刃部2
3が荒加工用刃部16により荒加工された部分を切削し
てゆく。この切削時、仕上加工用刃部23からの切屑は
、その排出を妨げる物として荒加工用刃部16が存在す
るが、この荒加工用刃部16と仕上加工用刃部23との
間には溝25が形成されているため、この溝25を通じ
て良好に排出されるものである。勿論、荒加工用刃°部
16からの切屑は、切削送り方向側に何の障害となる物
がないため、良好に排出される。
上記構成によれば、荒加工と仕上加工とを同時に行うこ
とが・できるので、切削能率が向上する。
とが・できるので、切削能率が向上する。
しかも、この場合、仕上加工用刃部23は、送り方向に
対し傾斜して設けられているため、刃物台11の送り速
度を速くしても、良好に仕」こげることができ、切削能
率がより一層向上する。
対し傾斜して設けられているため、刃物台11の送り速
度を速くしても、良好に仕」こげることができ、切削能
率がより一層向上する。
即ち、荒加工と仕上加工とを同時に行うものでは、切削
条件は仕上加工用刃部23による仕上面粗さを基準にし
て決定されるが、仕上加工用刃部23を傾斜状に設ける
と、送り速度を上げても、良好に仕−にげることかでき
る。ちなみに、通常の荒加工の切削送り速度は0.2〜
0.3mm/rcv稈度に設定されるが、本実施例では
その3倍以上の0.9〜1.5mm/revとしても仕
上面粗さ6゜μmmRmax程度のものを得ることがで
きた。
条件は仕上加工用刃部23による仕上面粗さを基準にし
て決定されるが、仕上加工用刃部23を傾斜状に設ける
と、送り速度を上げても、良好に仕−にげることかでき
る。ちなみに、通常の荒加工の切削送り速度は0.2〜
0.3mm/rcv稈度に設定されるが、本実施例では
その3倍以上の0.9〜1.5mm/revとしても仕
上面粗さ6゜μmmRmax程度のものを得ることがで
きた。
また、荒加工用刃部16と仕上加工用刃部23とは、1
本のホルダー14に設けられているため、両刃部16及
び23を予め接近した状態に設けておくことかでき、従
って2本のバイトをその刃部が接近した状態にして刃物
台に固定する場合とは異なり、両バイトの刃部を接近し
た状態に調節するという面倒な作業を行ったり、或は両
バイトが扇状に開き過ぎて刃物台に固定できなくなった
いするという不具合の発生を本来的に防止できる。
本のホルダー14に設けられているため、両刃部16及
び23を予め接近した状態に設けておくことかでき、従
って2本のバイトをその刃部が接近した状態にして刃物
台に固定する場合とは異なり、両バイトの刃部を接近し
た状態に調節するという面倒な作業を行ったり、或は両
バイトが扇状に開き過ぎて刃物台に固定できなくなった
いするという不具合の発生を本来的に防止できる。
しかも、上述のように荒加工用刃部16と仕上加工用刃
部23とは1本のホルダー14に設けられているので、
両刃部16及び23を十分に接近させることができ、チ
ャックなどの障害物に付き当るという不具合を生ずるこ
となく、仕上加工すべき部分を完全に仕上げることがで
きる。
部23とは1本のホルダー14に設けられているので、
両刃部16及び23を十分に接近させることができ、チ
ャックなどの障害物に付き当るという不具合を生ずるこ
となく、仕上加工すべき部分を完全に仕上げることがで
きる。
さらに、荒加工用刃部16の一辺でもあるホルダー14
の切欠部20の内側面20aに沿って仕上加工用刃部2
3が移動可能であるので、両刃部16及び23間の寸法
調節を簡単に行なうことができる。
の切欠部20の内側面20aに沿って仕上加工用刃部2
3が移動可能であるので、両刃部16及び23間の寸法
調節を簡単に行なうことができる。
尚、上記実施例では、仕上加工用刃部23を進退方向に
移動可能に設けたが、逆に荒加工用刃部16を進退方向
に移動可能に設けても良く、更に必要であれば荒加工用
及び仕上加工用の両刃部16及び23の双方共に進退方
向に移動可能に設けるようにしても良い。また、上記実
施例では旋盤に使用されるバイトに適用して説明したが
、例えば中ぐり盤の主軸に取付けられるバイトに適用し
ても良い。
移動可能に設けたが、逆に荒加工用刃部16を進退方向
に移動可能に設けても良く、更に必要であれば荒加工用
及び仕上加工用の両刃部16及び23の双方共に進退方
向に移動可能に設けるようにしても良い。また、上記実
施例では旋盤に使用されるバイトに適用して説明したが
、例えば中ぐり盤の主軸に取付けられるバイトに適用し
ても良い。
[発明の効果]
以上説明したように本発明の複合ホルダーによれば、荒
加工と仕上加工とを同時に行うことができ、しかも仕上
加工用刃部を傾斜状に設けたことにより、切削送り速度
を速くすることができるので、切削能率が大きく向上す
る。また、荒加工用刃・部と仕」二加工用刃部とは1本
のホルダーに設けられているので、刃物台等に確実に固
定できると共に、両刃部を接近させるための面倒な調節
作業を必要とせず、所謂段取り時間を短縮することがで
きる。その上、荒加工用刃部と仕−り加工用刃部とは十
分に接近して設けることができるので、障害物に付き当
る等の不具合を生ずることなく、仕−L加工すべき部分
を完全に仕上げることができる。
加工と仕上加工とを同時に行うことができ、しかも仕上
加工用刃部を傾斜状に設けたことにより、切削送り速度
を速くすることができるので、切削能率が大きく向上す
る。また、荒加工用刃・部と仕」二加工用刃部とは1本
のホルダーに設けられているので、刃物台等に確実に固
定できると共に、両刃部を接近させるための面倒な調節
作業を必要とせず、所謂段取り時間を短縮することがで
きる。その上、荒加工用刃部と仕−り加工用刃部とは十
分に接近して設けることができるので、障害物に付き当
る等の不具合を生ずることなく、仕−L加工すべき部分
を完全に仕上げることができる。
更に、調節機構を操作することにより、荒加工用刃部及
び仕上加工用刃部のうち少なくとも一方の刃部の進退方
向の移動量を調節することができるので、仕上加工用刃
部のワーク対する切込み量の設定を簡易に行うことがで
きる等、実用工種々の優れた効果を得ることができるも
のである。
び仕上加工用刃部のうち少なくとも一方の刃部の進退方
向の移動量を調節することができるので、仕上加工用刃
部のワーク対する切込み量の設定を簡易に行うことがで
きる等、実用工種々の優れた効果を得ることができるも
のである。
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は毛面図、第2図は要部の左側面図、第3図は第1
図の■−■線に沿う要部の矢視図、第4図(a)乃至(
d)は夫々可動小片の平面図、左側面図、右側面図及び
正面図、第5図は第4図(c)のv−■線に沿う部分矢
視図、第6図は第1図のVl−VI線に沿う断面図であ
る。また、第7図及び第8図は夫々異なる従来の切削状
態を示す平面図、第9図は更に異なる従来の切削状態の
斜視図である。 図中、11は刃物台、12はワーク、13は複合バイト
、14はホルダー、16は荒加工用刃部、21は可動小
片、23は仕上加工用刃部、29は調節機構、31は調
節ボルトである。 出願人 株式会社 東 芝 方 向 WA 1 図 八 ′ V 9%4図 り1 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
1図は毛面図、第2図は要部の左側面図、第3図は第1
図の■−■線に沿う要部の矢視図、第4図(a)乃至(
d)は夫々可動小片の平面図、左側面図、右側面図及び
正面図、第5図は第4図(c)のv−■線に沿う部分矢
視図、第6図は第1図のVl−VI線に沿う断面図であ
る。また、第7図及び第8図は夫々異なる従来の切削状
態を示す平面図、第9図は更に異なる従来の切削状態の
斜視図である。 図中、11は刃物台、12はワーク、13は複合バイト
、14はホルダー、16は荒加工用刃部、21は可動小
片、23は仕上加工用刃部、29は調節機構、31は調
節ボルトである。 出願人 株式会社 東 芝 方 向 WA 1 図 八 ′ V 9%4図 り1 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
Claims (1)
- 1、ホルダーに、荒加工用刃部と、切削送り方向に対し
前記荒加工用刃部の後側に位置し且つ切削送り方向に対
し適宜の角度をもって傾斜する仕上加工用刃部とを設け
、これら荒加工用刃部及び仕上加工用刃部のうち少なく
とも一方の刃部を切削されるワークに対し進退方向に移
動可能に構成すると共に、この一方の刃部の進退移動量
を調節する調節機構を設けて成る複合バイト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5593486A JPS62213901A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 複合バイト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5593486A JPS62213901A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 複合バイト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62213901A true JPS62213901A (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=13012907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5593486A Pending JPS62213901A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 複合バイト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62213901A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01205906A (ja) * | 1987-12-24 | 1989-08-18 | Ford Motor Co | ワークピースの円柱状をした袋穴の壁をステッチ加工するための方法と装置 |
CN111872488A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-11-03 | 天津航天长征火箭制造有限公司 | 一种大直径铝合金框环双刀快速切削装置 |
-
1986
- 1986-03-13 JP JP5593486A patent/JPS62213901A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01205906A (ja) * | 1987-12-24 | 1989-08-18 | Ford Motor Co | ワークピースの円柱状をした袋穴の壁をステッチ加工するための方法と装置 |
CN111872488A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-11-03 | 天津航天长征火箭制造有限公司 | 一种大直径铝合金框环双刀快速切削装置 |
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