JPS62213817A - クロスフロ−濾過法 - Google Patents

クロスフロ−濾過法

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JPS62213817A
JPS62213817A JP61053598A JP5359886A JPS62213817A JP S62213817 A JPS62213817 A JP S62213817A JP 61053598 A JP61053598 A JP 61053598A JP 5359886 A JP5359886 A JP 5359886A JP S62213817 A JPS62213817 A JP S62213817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry liquid
yeast
filter
filtration
flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP61053598A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hasegawa
宏 長谷川
Miki Ishikawa
幹 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Soy Sauces And Products Related Thereto (AREA)
  • Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビール、ワインなどの飲料あるいはしよう油
、食酢などの食品等を生産するに際し、液中に含まれる
wI母および菌体等を完全に除去し味に関係する蛋白コ
ロイド物質だけを透過させたい場合のクロスフロー曙過
法に関するものである。
(従来の技術) 従来蛋白コロイド物質だけを透過させるための濾過方法
としては、濾布、濾紙、有機膜等を用いるだ【プのノン
プレコート濾過および濾布、濾紙、有機膜、金網、ヒラ
ミックフィルタに濾過助剤を担持させて用いるプレコー
ト濾過等の直接濾過法と、セラミック膜、有inを使用
するクロスフa−濾過法とが良く知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来の濾過法においては以下の
ような種々の欠点があった。すなわち、ノンプレコート
濾過においては、濾過機構が内部濾過のため目詰まりが
速く濾過速度の低下が大きいと共に、濾過材の強度が弱
く酵母、菌体が流出する危険があった。また、プレコー
ト濾過においては、濾過助剤を用いるといえども濾過機
構が内部濾過であるため、蛋白コロイド物質も濾過材に
より捕捉されてしまう欠点があった。さらに、濾過助剤
層が振動などに対してはく離しゃすく酵母、菌体の流出
の危険があると共に、濾過助剤のランニングコストが高
くなる欠点もあった。
また、従来のクロスフロー濾過においては、細粒層の平
均細孔径や濾過流速は一定でなく、特に本発明で目的と
する液中に含まれる酵母および菌体等を完全に除去し蛋
白コロイド物質だけを透過させたい場合、上述した直接
濾過と同様に目詰まりが起こり濾過速度が低下する欠点
があった。そのため、濾過材表面を逆洗洗浄したり薬液
で洗い流す等のメンテナンスが必要であった。
本発明の目的は上述した不具合を解消して、濾過すべき
液中に含まれる酵母および国体等を完全に除去し蛋白コ
ロイド物質だけを透過させるのに好適なりロスフロー濾
過法を提供しようとするもの′C″ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のクロスフロー濾過法は、濾過部材として多孔質
フィルタを使用して、蛋白コロイド物質と酵母あるいは
菌体を含むスラリー液中の酵母および菌体を除去するク
ロスフロー濾過において、前記多孔質フィルタの細粒層
の平均細孔径を2μm以上10μm以下とすると共に、
前記多孔質フィルタの濾過すべきスラリー液の流速を2
m/S以上としてクロスフロー濾過することを特徴とす
るものである。
(作用) 上述した構成において、多孔質フィルタ表面とスラリー
液との境界層領域にのみ酵母および菌体を捕捉させケー
キ層を形成させない流速でスラリー液を流すと共に、蛋
白コロイド物質が捕捉されない細孔径を有する多孔質フ
ィルタを用いるという、多孔質フィルタの細孔径の規定
とスラリー液の流速の規定との相乗効果によりはじめて
、01OSμm以下の蛋白コロイド物質のみを透過させ
て0.3μm以上の酵母および菌体(酵母:ビール酵母
の平均径3〜5μl、菌体:通常平均径1μm程度)を
完全除去するという本発明の目的を達成できる。
(実施例) 第1図は本発明のクロスフロー濾過法を実施するクロス
フロー濾過装置の一実施例を示す縮図である。本実施例
では、タンク1内に貯留されている濾過すべきスラリー
液はポンプ2により一定の圧力でクロスフロー濾過器3
ヘスラリ−液供給孔4から供給される。供給されたスラ
リー液はクロスフロー濾過器3中の多孔質フィルタ5に
よりクロスフロー濾過された後、濾過液を濾液排出口6
から外部へ供給すると共にスラリー液をスラリー液排出
孔7から排出し再びタンク1内に戻している。
第2図は上述した構成のクロスフロー濾過装置を用いて
本発明のクロスフロー濾過法を実施する例を説明するた
めの縮図である。本実施例では多孔質フィルタ5として
、層厚が10〜200μm好ましくは30〜100μm
で平均細孔径が2〜10μ論好ましくは3〜8μmの細
粒層11と、層厚が0.5〜10n好ましくは1〜5n
で平均細孔径が10〜100μm好ましくは15〜50
μmの支持1ii12とから構成される二層構造の多孔
質フィルタを使用している。
りOスフロー瀘過器3に供給された0、05μm以下の
蛋白コロイド13と0.3μ膓以上の酵母または菌体1
4とを含むスラリー液は、多孔質フィルタ5と接触しな
がら211 /3以上の流速でクロスフロー濾過器3内
を通過する。これにより、0.05μ通以下の蛋白コロ
イド13だけが多孔質フィルタ5を通り抜けて濾過液と
なると共に、0.3μ偽以上の酵母または菌体14は多
孔質フィルタ5の細粒層11を通り床けないためスラリ
ー液中に残存したまま外部へ排出される。
このクロスフロー濾過に際し、0.3μ戴以上の酵母、
菌体等が細粒層11の表面にMlit、て多孔質フィル
タ5の濾過性能を悪化させる可能性があるが、この点本
発明のクロスフロー濾過法においては細粒層11の平均
細孔径を考慮した流速すなわち2m/s以上好ましくは
動力費の観点で2〜5m/Sの流速でスラリー液を流す
ことにより上述した1ftF1’iを好適に除去してい
る。なお、多孔質フィルタ5の形状は板状および円筒状
等の種々の形状のものを使用できるが、濾過面積あたり
の動力費を小ざくする点で円筒形状が好ましい。また、
多孔質フィルタ5の材質としてはシリカ、アルミナ、シ
リカ−アルミナ、ムライト、ジルコニア、カーボン、コ
ージェライト、SiC等のセラミックスが好適であるが
、これに限定されるものではなく本発明で限定した平均
細孔径の条件を達成できるものCあれば何でも使用でき
ることはいうまでもない。
次に、本発明において多孔質フィルタの細粒層の平均細
孔径を2μ■以上10μm以下とし、スラリー液の流速
を21 /S以上とした理由について説明する。まず、
細粒層の平均細孔径については、上述した構造のクロス
フロー濾過器を使用しスラリー液の流速を211 /S
 、濾過圧ツノを1kg/cIに保ったまま細粒層の平
均細孔径を変化させて、濾過速度と濾液中の酵母数との
変化を測定した。結果を第3図に示す。第3図から明ら
かなように、細粒層の平均細孔径が2μ園以下だと濾過
速度が細粒層の表面に堆積した酵母または菌体等により
極端に悪化すると共に、10μm以上だと酵母または菌
体が細粒層を通過した濾液中に流出しでしまうため、2
μm以上10μl以下と限定した。また、スラリー液の
流速については、同様に上述した構造のクロスフロー濾
過器を使用し細粒層の平均細孔径を5μm、濾過圧力を
1kg/cj、&!!過時開時間時間に保ったまま流速
を変化させて、濾過速度と第1図中(PI  P3)で
求まる圧力損失との変化を測定した。結果を第4図に示
す。第4図から明らかなように、スラリー液の流速が2
+ /s以下だと濾過速度が悪化すると共に圧力損失が
大きいため、スラリー液の流速を2e/s以上とした。
(発明の効果) 以上詳細に説明したところから明らかなように、本発明
のクロスフロー濾過法によれば、多孔質フィルタの細孔
径の規定とスラリー液の流速のJff定との相乗効果に
より、蛋白コロイド物質と酵母あるいは菌体を含むスラ
リー液から蛋白コロイド物質だけを透過し酵母および菌
体を除去することが可能となる。また、線材上に酵母ま
たは菌体の堆積層も形成せず理想的なりロスフロー濾過
が可能となるため、圧力損失も少なく濾材の再生洗浄の
必要もなく、その結果ランニングコストも少なくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクロスフロー濾過法を実施するクロス
フロー濾過装置の一実施例を示す線図、第2図は第1図
に示すクロスフロー濾過装置を用いて本発明のクロスフ
ロー濾過法を実施する例を説明するための絵図、 第3図は細粒層の平均細孔径に対する濾過速度と濾液中
の酵母数の変化を示すグラフ、第4図はスラリー液の流
速に対する濾過速度と圧力損失の変化を示すグラフであ
る。 1・・・タンク       2・・・ポンプ3・・・
クロスフロー濾過器 4・・・スラリー液供給孔 5・・・多孔質フィルタ6
・・・徒液排出口     7・・・スラリー液11・
・・細粒層      12・・・支持層13・・・蛋
白コロイド   14・・・酵母または菌体特許出願人
   日本碍子株式会社 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、濾過部材として多孔質フィルタを使用して、蛋白コ
    ロイド物質と酵母あるいは菌体を含むスラリー液中の酵
    母および菌体を除去するクロスフロー濾過において、前
    記多孔質フィルタの細粒層の平均細孔径を2μm以上1
    0μm以下とすると共に、前記多孔質フィルタの濾過す
    べきスラリー液の流速を2m/s以上としてクロスフロ
    ー濾過することを特徴とするクロスフロー濾過法。 2、前記細粒層と細粒層の平均細孔径よりも大きい平均
    細孔径を有する支持層との二層構造よりなる多孔質フィ
    ルタを使用する特許請求の範囲第1項記載のクロスフロ
    ー濾過法。
JP61053598A 1986-03-13 1986-03-13 クロスフロ−濾過法 Pending JPS62213817A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6352855A (ja) * 1986-08-20 1988-03-07 Toshiba Ceramics Co Ltd しよう油のろ過装置
JPH07265055A (ja) * 1994-03-08 1995-10-17 Tech Sep ビールの微細濾過
JP2010029741A (ja) * 2008-07-24 2010-02-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology ゼオライト−セラミック複合体、複合膜及びその製造方法
JP2016013501A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 聡 竹下 Pd膜分離装置
JP2020527954A (ja) * 2017-07-21 2020-09-17 アルファ−ラヴァル・コーポレート・アーベー 固体の風味担体材料から醸造液に可溶性香味成分を抽出するためのシステムおよび方法

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