JPH07265055A - ビールの微細濾過 - Google Patents

ビールの微細濾過

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JPH07265055A
JPH07265055A JP7070489A JP7048995A JPH07265055A JP H07265055 A JPH07265055 A JP H07265055A JP 7070489 A JP7070489 A JP 7070489A JP 7048995 A JP7048995 A JP 7048995A JP H07265055 A JPH07265055 A JP H07265055A
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JP
Japan
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beer
membrane
microfiltration
flow
filtered
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Pending
Application number
JP7070489A
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English (en)
Inventor
Georges Cueille
ジョルジュ・キュエイユ
Jean-Claude Leuliet
ジャンクロード・ルーリエ
Frederic Rene
フレデリク・ルネ
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TEKUSEPU
Tech-Sep
Original Assignee
TEKUSEPU
Tech-Sep
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12HPASTEURISATION, STERILISATION, PRESERVATION, PURIFICATION, CLARIFICATION OR AGEING OF ALCOHOLIC BEVERAGES; METHODS FOR ALTERING THE ALCOHOL CONTENT OF FERMENTED SOLUTIONS OR ALCOHOLIC BEVERAGES
    • C12H1/00Pasteurisation, sterilisation, preservation, purification, clarification, or ageing of alcoholic beverages
    • C12H1/02Pasteurisation, sterilisation, preservation, purification, clarification, or ageing of alcoholic beverages combined with removal of precipitate or added materials, e.g. adsorption material
    • C12H1/06Precipitation by physical means, e.g. by irradiation, vibrations
    • C12H1/063Separation by filtration

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビールを薄い(適宜、支持された)膜を通過
させ、その全膜透過性が6×10-113 /m2 より大
きく且つその多孔度が同時に2.5〜5μmであること
を特徴とするビールの接線微細濾過方法を提供するこ
と。 【構成】 ビールを薄い(適宜、支持された)膜を通過
させ、その全膜透過性が6×10-113 /m2 より大
きく且つその多孔度が同時に2.5〜5μmであること
を特徴とするビールの接線微細濾過方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビールの微細濾過の工
程に関するものである。
【0002】
【発明の背景】ビールは、現在、世界で年間百万ヘクト
リットルのオーダーで消費される飲み物となり、製造さ
れる飲み物の内でお茶に近い第2位になっている。
【0003】世界のビール生産の大部分は、普通の冷蔵
庫で一般に0〜6℃の温度で、冷却して保存されるラガ
ービールである。このラガービールは又「ビエールドガ
ルド(biere de garde)」としても知られている。
【0004】その冷却貯蔵を完全にするために、一方で
は、発酵容器から取り出したビールを殆どしばしばケイ
藻土を詰めたフィルターを通して濾過し、他方では、そ
の後に低温殺菌にかけるが、それは、「フラッシュパス
ツーリゼーション」として知られるが、非常に早く、微
生物学的品質を得ることを可能にする。
【0005】しかしながら、ケイ藻土の使用は、濾過ケ
ーキの生成のため及び運転の後にフィルターを取りはず
すことによるケーキの回収のための不連続運転が生産性
に圧力を加え且つ設備を摩滅させるので、高価な長々し
い汚染する運転を構成する。事実、この濾過は、冷却時
にコロイドの形成の原因となる溶質の吸着により形成さ
れたコロイドを除去するように、一般に、0〜4℃で行
なわれる。
【0006】この濾過運転は次の工程を必要とする: − フィルターの予備調整(大きい寸法のケイ藻土で開
始し、次いで一層細かい寸法にする)、 − 可変量のケイ藻土の連続的添加を伴う濾過の開始、 − フィルターの取りはずし及び洗浄並びに濾過ケーキ
の除去。
【0007】このフィルターの停止能力の可変性は、運
転員が、均一の製品を得るために、濾過を出発物質の変
化及び酵母の変化及び貯蔵時間中の変化に適合させるこ
とを可能にする。
【0008】一般に、製造されるビール1ヘクトリット
ル当り約140gのケイ藻土が消費されるが、それは
(世界のビール生産についていえば)年間14,000
tの量に相当し、その80%はアメリカ合衆国で生産さ
れている。それ故、ケイ藻土は本質的に輸入製品であ
る。今や、消費したケイ藻土ケーキが現在リサイクルす
ることも出来ず価値を増すことも出来ないということに
主な不都合がある。それ故、これらの濾過ケーキは、
(それらの有機含有物の故に)高度に汚染性の廃棄物で
あり、これらを放棄することが必要である。
【0009】それ故、次の利点を有する濾過システムを
開発する必要がある: − 容易な取りはずし及び軽減されたメンテナンスしか
必要としないこと、 − 限定された基準に従う完成されたビールのコロイド
及び微生物学的安定性を決定することを可能にするこ
と、 − ケイ藻土の使用を必要としないこと、 − 連続的に運転可能であること、 − フィルター要素を取りはずさずに、その場で容易に
洗浄可能であること。
【0010】かかるシステムは、従来技術にあって、既
に記載されている:それは、接線流微細濾過(例えば、
米国特許5,076,931号に記載された工程)であ
る。
【0011】しかしながら、従来技術に記載された接線
流微細濾過工程は、次の2つの重大な不都合を有してい
る: − 得られる処理したビール流が、10〜50l×h-1
-2のオーダーであり、ケイ藻土ケーキを用いる醸造産
業で得られる日々の値(200〜500l×h-1-2
と比較して低いこと、 − 微細濾過したビールは、物理化学的外観(特に、ア
ルコール含量、pH、苦み、濁り及び色)又は微生物学
的品質又は感覚器官反応性質(本質的に、味)の何れに
ついても適当な品質を示さないこと。
【0012】本発明によって、上記の不都合を有しない
ビールの接線微細濾過工程が見出された。事実、本発明
は、ビールが(適宜に支持された)膜を通過し、その全
膜透過性が(新鮮状態で測定して)6×10-113
2 より大きいことを特徴とするビールの接線微細濾過
工程を目標としている。
【0013】この発明により、濾過すべきビールは、発
酵反応器から出てきたビール(適宜、容器底を除く)又
は「ビエールドガルド」(該ビールはアルコールを含有
し又はアルコールを含有しない)を意味すると理解され
る。
【0014】膜透過性は、AFNOR 標準 X 45 101 によっ
て測定する。
【0015】これらの使用し得る膜は、下記よりなる有
機又は無機の膜であってよい: − 多管形態の(例えば、FR−2,228,518、
US−A−4,341,631及びEP−A−025,
349を参照されたい)若しくは、例えば、US−A−
4,069,157及びEP−A−470,340に記
載されたようなモノリシックブロック形態の、均一若し
くは不斉の(即ち、多孔度を減じた層を重ね合わせた)
多孔性支持体、 − 細孔の直径が、本発明の文脈においては、好ましく
は、ASTM標準F316−80及びBS標準64に従
う自動式コールターポロメーター法による測定で2.5
〜5μmである、保持物と透過物の分離を与える透過性
の分離層。
【0016】支持体は、一般に、炭素、金属及び金属酸
化物、主としてジルコニア、アルミナ及び酸化チタンよ
り選択する。
【0017】これらの使用し得る膜は又、本質的に、不
斉の、例えば、ポリ(ビニリデンフルオリド)(PVD
F)、ポリクロロトリフルオロエチレン、ジクロロジフ
ルオロエチレンとクロロトリフルオロエチレンとのコポ
リマー、芳香族ポリスルホン、ポリエーテルスルホン若
しくはスルホン化ポリスルホン等のフッ素化ポリマーに
より形成される有機膜であってもよい(US−A−3,
709,841及びUS−A−4,207,182)。
【0018】これらの膜をモノマー又は他のポリマーに
よってグラフトすることが出来、例えばUS−A−4,
810,384の教示に従って、PVDF膜を親水性ポ
リマー(セルロースポリアセテート又はスルホン化ポリ
アリールエーテル)で処理することが出来る。
【0019】これらの膜は、それらに平面、らせん又は
管状構造を与え得る支持体上に伸ばすことが出来、又は
例えば中空繊維等の自己担持型であってよい。これらの
有機膜の細孔直径は、無機膜についてと同様に、2.5
〜5μmであり、上述と同じ方法で測定した。
【0020】この発明により、接線微細濾過工程は、こ
の発明の工程を実行する微細濾過モジュールを用いた場
合に、それが100〜250好ましくは130〜180
lh-1-2の平均ビール流を得ることを可能にするの
で、技術的及び経済的レベルにおいて特に効果的である
ということを示すことが出来た。
【0021】得られた平均ビール流は、所定時間の間の
透過物流の積分平均を意味すると理解される。事実、時
間と共に膜が詰まるので、この流れは、時間の減少関数
であり、頻繁な清掃運転を含むが、この工程が経済的に
収益を得るためには、この頻度は約1hより好ましくは
2hより大きくなければならない。
【0022】これらの使用可能な洗浄方法は、特に、透
過物流の逆戻り又は経膜的圧力の瞬間的逆戻りである。
【0023】この発明の工程の好適具体例により、全厚
(支持体を含む)が0.5mm以下である膜を使用す
る。厚みは、濾液を保持物から分離する材料の厚みを意
味すると理解される。
【0024】この具体例により、全流れ抵抗は、本質的
に濾過膜によるものであり、該膜の支持体によるのでは
ない。
【0025】この発明により、全厚が0.5mmを超え
ない部分的に支持された薄い膜のことを話すときは、全
厚とは、膜固有の及びその支持体の厚みを意味すると理
解される。この厚みは、好ましくは、0.1mmより少
ない。理論的下限は存在しない。これらの限界は、膜を
構成する種々の材料の抵抗から生じる。
【0026】処理すべきビールを、微細濾過モジュール
を含む微細濾過ループ内に置く。このループ内での循環
は、流量を設定するポンプによって与えられ、供給圧力
は背圧バルブ又はループの外の第2のポンプを用いて調
節される。
【0027】このモジュールの透過物側を一定圧力にし
ておくとき(透過物の循環なし)、その濾過の運転モー
ドは、「トリックリング(trickling )」として公知で
ある。この透過物を、管モジュールの底部にて重力によ
って回収し、又は該モジュールの頂部にてオーバーフロ
ーにより回収する。透過物を第2のループ内で循環させ
ることによる同時(cocurrent )運転を提供することも
可能である(その場合、透過物の循環路を液体で満た
し、その流れの回収は循環路の頂点にて行なう)。同時
運転の場合、最良の運転条件は、膜に沿っての経膜的圧
力差を等しくすることにあり、それは、製品をこのモジ
ュールのどの点においても同じ条件下で濾過することを
可能にする。循環流量及びこの第2ループ中の圧力の設
定は、第1のループに用いたものと類似している。この
同時工程の実行には、FR−A−2,262,910、
FR−A−2,295,777(=US−A−4,10
5,547)及びEP−A−333,753に記載され
た工程及び装置を利用することを勧める。
【0028】好適具体例により、処理すべきビール(保
持物)を、乱流条件下でモジュール内を循環させる。
【0029】殆どの場合及び微細濾過モジュールの構造
において、これらの乱流条件は、2000より大きいレ
イノルズ数値に対して達成される。
【0030】ビールの微生物学的安定性を確保するため
に、ビールを低温殺菌することを勧める。この低温殺菌
は、公知の工程を用いる接線微細濾過の別々の段階によ
り行なうことが出来るが、それらは、プレート交換機に
おけるフラッシュパスツーリゼーションのように既に醸
造産業において利用されている。
【0031】しかしながら、この発明により(及び一般
的規則として)、接線微細濾過は又、熱処理なしでビー
ルの夾雑の減少をも与える。何故ならば、それは、一方
で酵母(特に、サッカロミセス型)の含有量と及び他方
で品質に悪影響を与えるある種の微生物(ペディオコッ
カスその他の乳酸菌)の含有量を臨界域値より低くする
ことを可能にするからである。
【0032】下記の実施例は、この発明をその範囲を制
限せずに説明する。添付図面を参照するが、そこには図
1は接線微細濾過循環路ダイヤグラムを示している。
【0033】
【実施例】実施例1及び2並びに比較例3〜5 :図1に図式表示し
た実験室用集成装置を使用するが、そこには、PVDF
(ポリ(ビニリデンジフルオリド))からなる平らなポ
リマー膜2(IRIS 530として公知であり、TECH-SEP社か
ら市販されている)を含む同時微細濾過モジュール1が
見られる。
【0034】この膜の厚みは、0.3mmであり、その
表面積は0.013m2
【0035】濾過すべきビール(商標名Terkenの高品質
ビール、貯蔵の終りに引き出したもの)を貯蔵器3内に
貯蔵し、管4及び流量を設定するポジティブポンプ5を
通してモジュール内に導入し;ビールをモジュール1の
保持物側に通し且つビールを所望の温度に維持する冷却
器8及び圧力を調節するモーター駆動式バルブ18を有
する管7を通して受け器3に戻す。
【0036】同様にして、冷却器12及びバルブ19を
備えたポンプ9及び管10を用いて、濾過した透過物を
同時様式で膜の反対側に循環させる。濾過したビールを
排出ライン13を用いてオーバーフローにより回収す
る。
【0037】微細濾過循環路は更に、試験の間この液体
循環路の統御のために必要な排水用出口14、15、1
6を含む。
【0038】開始フェーズ:プラントを、貯蔵器3から
このモジュールにビールを供給する前に水で安定化させ
る。安定性基準は、本質的に、流量、圧力及び温度であ
る。次いで、保持物循環路にビールを供給するが、それ
は、水を該保持物循環路から完全に駆逐したときにのみ
リサイクルされる。
【0039】開始フェーズにおいては、透過物循環路
を、一方では膜が開始時に破裂するのを避けるために、
他方ではこの同時工程を確立し且つビールが供給されて
いるときの透過物流を知るために水で満たす。この流れ
を流量計17を用いて連続的に測定する。一時間の運転
について得られる平均濾過流を下記の表1に示す。
【0040】ビールの濁り並びに「レジ(Regie )」
(物品税)アルコール度を、1987年EBC標準(第
4版);Revue de la brasserie et des boissons (発
酵産業及び飲料の総説)227 頁、CH-8047 、Zurich, ス
イス国に従って測定する。
【0041】各実施例は、同一条件下で行なった5つの
異なる試験の結果の平均である。濾過されるビールは
「ビエールドガルド」である。
【0042】下記の表1から、この発明による膜透過性
を有する膜を用いることにより、許容し得る流れ及び適
当な品質(EBC濁り)を有するビールが得られること
が分かる。更に、これらの結果は、条件が乱流であれば
更に改善される。
【0043】実施例6及び比較例7:実施例6により、
実施例2を正確に繰り返す。但し、ビールの他の特性を
測定して比較例7のものと比較する(それは、同じ出発
ビールであるがケイ藻土を用いる従来の工程により処理
したビールについて、これらの同じ特性の値を与え
る)。
【0044】各実施例は、実施例2と同じ条件下で行な
った5つの異なる試験の結果の平均である。
【0045】表2において、これらの特性を下記の方法
により測定した:
【0046】乾燥物質(DM) 10mlのビールを105℃で14時間乾燥する。乾燥
物質含量を次式で定義する:
【数1】DM=(W2 × 100)/W1 DM:乾燥物質の重量パーセント W1:10mlのビールの重量(g) W2:乾燥後に得られた重量(g)。
【0047】苦み(BU) ビール中の苦み物質(主としてイソ−アルファ酸からな
る)の含量の評価を分光測光により行なう。
【0048】ビールを酸性化し且つ苦み物質をイソオク
タンで抽出する。純粋イソオクタン層の吸光度を、上記
のEBC分析標準(1987年)に従って測定する。 BU:苦み(EBC単位) A275 :275nmでの吸光度
【0049】全ポリフェノール(P) 全ポリフェノール含量を電気測光法により測定する。試
料をカルボキシメチルセルロース及びEDTAの溶液で
処理した後に、ポリフェノールをアルカリ溶液中で第二
鉄イオンと反応させる。試料の吸光度を、使用した反応
物質を含むブランクに関して、上記のEBC分析標準
(1987年)に従って、600nmで測定する。
【数2】P = A × 820 × δ P:全ポリフェノールの含量(mgl-1) A:600nmでの吸光度 δ:希釈因子
【0050】全糖質 全糖質の濃度を、Dubois等、 1956、 「Colorimetry meth
od for determinationof sugars and related substanc
es 」、 Anal. Chem., 28,350-356 のフェノール硫酸法
で測定する。
【0051】全窒素及び遊離アミノ窒素:全窒素含量
を、Kjeldahl法により得る。アンモニウムイオンを、Be
rthelot のインドフェノール法により定量的に測定す
る。吸光度を、635nmで測定する(Scheiner 1976
)。
【0052】遊離のアミノ窒素の濃度を、上述のEBC
分析標準(1987年)に従って、ニンヒドリンを用い
る国際比色定量法により測定する。
【0053】ビールの色も又、上述のEBC標準に従っ
て評価する。
【0054】結果を、下記の表2にまとめる。表2にお
いて、用いた基準に従って、この発明により濾過したビ
ールは、ケイ藻土を用いる従来の工程による工場で濾過
したビールに匹敵する物理化学的品質のものである。
【表1】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】接線微細濾過循環路ダイヤグラムである。
【符号の説明】
1 同時微細濾過モジュール 2 ポリマー膜 3 貯蔵器 4、7、10 管 5 ポジティブポンプ 8、12 冷却器 13 排出ライン 14、15、16 出口 17 流量計 18 モーター駆動式バルブ 19 バルブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビールを薄い(適宜、支持された)膜を
    通過させ、その全膜透過性が6×10-113 /m2
    り大きく且つその多孔度が同時に2.5〜5μmである
    ことを特徴とするビールの接線微細濾過方法。
  2. 【請求項2】 ビールを、発酵反応器から出てきたビー
    ル(適宜、容器底を除く)又は「ビエールドガルド」
    (該ビールはアルコールを含んでも含まなくてもよい)
    から選択する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ビールが、同時様式の工程に従って微細
    濾過モジュール内を通過する、上記の請求項の何れかに
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 処理すべきビール(保持物)が乱流条件
    下で循環する、上記の請求項の何れか1つに記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 平均ビール流が100〜250 lh-1
    -2好ましくは130〜180 lh-1-2である、上
    記の請求項の何れか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 適宜非対称の膜の全厚が0.5mm以下
    である、上記の請求項の何れか1つに記載の方法。
JP7070489A 1994-03-08 1995-03-06 ビールの微細濾過 Pending JPH07265055A (ja)

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FR9402635A FR2717185B1 (fr) 1994-03-08 1994-03-08 Microfiltration de la bière.
FR94-02635 1994-03-08

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JP (1) JPH07265055A (ja)
CA (1) CA2143991C (ja)
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