JPS6221368B2 - - Google Patents
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- JPS6221368B2 JPS6221368B2 JP55095643A JP9564380A JPS6221368B2 JP S6221368 B2 JPS6221368 B2 JP S6221368B2 JP 55095643 A JP55095643 A JP 55095643A JP 9564380 A JP9564380 A JP 9564380A JP S6221368 B2 JPS6221368 B2 JP S6221368B2
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Paper (AREA)
Description
この発明は故紙を原料として、熱可塑性樹脂と
混練して形成する複合材組成物に関する。 この発明は主として自動車の内装用素材を目的
とした複合材組成物を対象としたものである。従
来に於てこの目的に使用される素材として、主に
故紙を湿式で再生使用した圧縮ボード材が存在し
た。この圧縮ボード材は吸水率が高く空気中の湿
分を呼吸して変形する欠点が存在した。又繊維の
強度上、極端な深絞り加工は不可能であつた。ま
た圧縮ボード材を製造するには、水中に於て故紙
を叩解、抄造した後に脱水する為に製造設備が大
型化すると共に、廃水対策が必要となる欠点が存
在した。また自動車の内装用素材として熱可塑性
樹脂成形材が存在した。この素材は熱に対して弱
く、成形後の収縮率が大きい欠点が存在した。ま
た木粉と合成樹脂を混合した複合材粗成物が存在
した。しかしこの複合材粗成物は引張強度、曲げ
強度、衝撃強度が弱く成形後の収縮率が大きい欠
点が存在した。 そこで本発明は前述の各素材の欠点を解消した
故紙利用の複合材組成物を提供する事を目的とす
る。 この目的を達成する為に、故紙利用の複合材組
成物として直径5mm程度に粗砕化された故紙100
重量部に対し、熱可塑性樹脂約25重量部乃至約
200重量部を添加して、保温槽内で高速撹拌を加
えて混合し、その摩擦熱によつて故紙の水分を蒸
発させ、併せて樹脂を溶融し、この溶融された熱
可塑性樹脂相内で乾燥した故紙の粗砕片を叩解
し、且つ故紙繊維に熱可塑性樹脂を含浸させて形
成する故紙利用の複合材組成物として構成した。 ここで使用する故紙は新聞紙、ダンボール故
紙、圧縮ボード紙等であり、安価に大量に入手で
きる紙類であれば種類に制限はない。この故紙は
洗浄、調質等の処理を行なわないで使用すること
ができ、その為に故紙にはサイズ剤、充填剤、顔
料及びインク剤などが混入、付着したままで使用
される。また故紙の粗砕片の大きさは直径3mm〜
30mm程度の大きさで使用することができるが、粗
砕片が大きいと熱可塑性樹脂溶融相内での叩解含
浸に時間を要するので好ましくない。反対に粗砕
片の大きさが小さくなると、故紙を利用した複合
材組成物の物性中で機械的強度が劣化するので好
ましくない。その為に本発明に於ては故紙の粗砕
片の大きさを略々直径5mm程度に選定した。 次にここで使用される熱可塑性樹脂は任意のも
のであり得る。例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニール等である。これらの熱可
塑性樹脂は単独で使用することもできるが、これ
らの熱可塑性樹脂を適宜混合して使用することも
できる。またこの熱可塑性樹脂には故紙利用の複
合材組成物に要求される物性に応じて、種々の添
加剤を混合して、比重、硬度、耐衝撃強度、難燃
性などに特徴を出すことが可能である。 この故紙利用の複合材組成物は故紙を再生使用
した圧縮ボード材に比較して吸水率が改善された
ので、空気中の水分を呼吸して伸縮することがな
く、従つて、そり、ねじれ等の不規則変形が存在
しなくなつた。また故紙を再生使用した圧縮ボー
ド材のように抄造方向による機械的強度の差が生
じなくなつた。 木粉と熱可塑性樹脂を混合した組成物に比較し
て機械的強度を向上させる事が可能となつた。 また熱可塑性樹脂そのもの、もしくは熱可塑性
樹脂を利用した他の複合材に比べても成形後の線
収縮率が極端に少なくなり、寸法安定性が改善さ
れた。 さらにまた、本発明に係る故紙利用の複合材組
成物は、熱可塑性を有し、成形時の端材を粗砕し
て、再使用ができるので、原料に無駄を生じるこ
とがない。 次に前述した故紙利用の複合材組成物の製造方
法について述べると、故紙を直径5mm程度に粗砕
化する工程と、熱可塑性樹脂を添加して保温しな
がら高速撹拌を与える工程と、故紙の水分を飛散
させ、樹脂を溶融する工程と、溶融樹脂相内で故
紙の叩解を行なう工程と、叩解された故紙繊維に
樹脂を含浸させて複合材を形成する工程と、形成
された組成物をガス抜きを行ないながら成形する
工程とで構成した。 このように構成したことによつて故紙利用の複
合材組成物を効率よく製造する事が可能となつ
た。叩解された故紙繊維に樹脂を含浸させる工程
では複合材が大粒もしくは団塊となる前に保冷槽
へ移して撹拌しながら、適当な粒度に調節した
り、また大粒を粉砕する工程も構成する事ができ
る。また樹脂含浸が終つた時点で、押出機を用い
てペレツトとする工程も構成する事ができる。 成形する工程では、ガス抜きを付ければ、一般
の熱可塑性樹脂と同様に、射出成形、押出成形が
可能であり、また押出成形後シート化も可能であ
る。またこの押出シートを予熱後、真空成形、圧
縮成形も加工可能で、故紙圧縮ボードよりはるか
に利用範囲が広く有用である。 以下、実施例にて、本発明にかかわる複合材組
成物を更に詳細に説明する。 実施例1及び比較例 ポリエチレン樹脂(押出グレード)12部とポリ
プロピレン樹脂(押出グレード)28部とを加圧ニ
ーダーに投入して、故紙粗砕片(直径約3〜6
mm)60部を加えて150℃に加熱しながら、30Kg/
cm2の圧力を加えつつ約40分間混練したものを取り
出し、熱圧プレス、冷圧プレス(成形圧力30Kg/
cm2)により加圧成形して故紙利用の複合材組成物
として構成した。 比較例(1)として、故紙を0.02〜0.05mm×0.1〜
1.5mm程度に微粉砕したものを使用して実施例と
同様な手順で構成した。 次に比較例(2)として、木粉(30メツシユ以下)
を使用して実施例と同様な手順で木粉利用の複合
材組成物として構成した。 以上の実施例、比較例、及び市販品の再生圧緒
紙ボードの物性試験結果を第1表に示す。
混練して形成する複合材組成物に関する。 この発明は主として自動車の内装用素材を目的
とした複合材組成物を対象としたものである。従
来に於てこの目的に使用される素材として、主に
故紙を湿式で再生使用した圧縮ボード材が存在し
た。この圧縮ボード材は吸水率が高く空気中の湿
分を呼吸して変形する欠点が存在した。又繊維の
強度上、極端な深絞り加工は不可能であつた。ま
た圧縮ボード材を製造するには、水中に於て故紙
を叩解、抄造した後に脱水する為に製造設備が大
型化すると共に、廃水対策が必要となる欠点が存
在した。また自動車の内装用素材として熱可塑性
樹脂成形材が存在した。この素材は熱に対して弱
く、成形後の収縮率が大きい欠点が存在した。ま
た木粉と合成樹脂を混合した複合材粗成物が存在
した。しかしこの複合材粗成物は引張強度、曲げ
強度、衝撃強度が弱く成形後の収縮率が大きい欠
点が存在した。 そこで本発明は前述の各素材の欠点を解消した
故紙利用の複合材組成物を提供する事を目的とす
る。 この目的を達成する為に、故紙利用の複合材組
成物として直径5mm程度に粗砕化された故紙100
重量部に対し、熱可塑性樹脂約25重量部乃至約
200重量部を添加して、保温槽内で高速撹拌を加
えて混合し、その摩擦熱によつて故紙の水分を蒸
発させ、併せて樹脂を溶融し、この溶融された熱
可塑性樹脂相内で乾燥した故紙の粗砕片を叩解
し、且つ故紙繊維に熱可塑性樹脂を含浸させて形
成する故紙利用の複合材組成物として構成した。 ここで使用する故紙は新聞紙、ダンボール故
紙、圧縮ボード紙等であり、安価に大量に入手で
きる紙類であれば種類に制限はない。この故紙は
洗浄、調質等の処理を行なわないで使用すること
ができ、その為に故紙にはサイズ剤、充填剤、顔
料及びインク剤などが混入、付着したままで使用
される。また故紙の粗砕片の大きさは直径3mm〜
30mm程度の大きさで使用することができるが、粗
砕片が大きいと熱可塑性樹脂溶融相内での叩解含
浸に時間を要するので好ましくない。反対に粗砕
片の大きさが小さくなると、故紙を利用した複合
材組成物の物性中で機械的強度が劣化するので好
ましくない。その為に本発明に於ては故紙の粗砕
片の大きさを略々直径5mm程度に選定した。 次にここで使用される熱可塑性樹脂は任意のも
のであり得る。例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニール等である。これらの熱可
塑性樹脂は単独で使用することもできるが、これ
らの熱可塑性樹脂を適宜混合して使用することも
できる。またこの熱可塑性樹脂には故紙利用の複
合材組成物に要求される物性に応じて、種々の添
加剤を混合して、比重、硬度、耐衝撃強度、難燃
性などに特徴を出すことが可能である。 この故紙利用の複合材組成物は故紙を再生使用
した圧縮ボード材に比較して吸水率が改善された
ので、空気中の水分を呼吸して伸縮することがな
く、従つて、そり、ねじれ等の不規則変形が存在
しなくなつた。また故紙を再生使用した圧縮ボー
ド材のように抄造方向による機械的強度の差が生
じなくなつた。 木粉と熱可塑性樹脂を混合した組成物に比較し
て機械的強度を向上させる事が可能となつた。 また熱可塑性樹脂そのもの、もしくは熱可塑性
樹脂を利用した他の複合材に比べても成形後の線
収縮率が極端に少なくなり、寸法安定性が改善さ
れた。 さらにまた、本発明に係る故紙利用の複合材組
成物は、熱可塑性を有し、成形時の端材を粗砕し
て、再使用ができるので、原料に無駄を生じるこ
とがない。 次に前述した故紙利用の複合材組成物の製造方
法について述べると、故紙を直径5mm程度に粗砕
化する工程と、熱可塑性樹脂を添加して保温しな
がら高速撹拌を与える工程と、故紙の水分を飛散
させ、樹脂を溶融する工程と、溶融樹脂相内で故
紙の叩解を行なう工程と、叩解された故紙繊維に
樹脂を含浸させて複合材を形成する工程と、形成
された組成物をガス抜きを行ないながら成形する
工程とで構成した。 このように構成したことによつて故紙利用の複
合材組成物を効率よく製造する事が可能となつ
た。叩解された故紙繊維に樹脂を含浸させる工程
では複合材が大粒もしくは団塊となる前に保冷槽
へ移して撹拌しながら、適当な粒度に調節した
り、また大粒を粉砕する工程も構成する事ができ
る。また樹脂含浸が終つた時点で、押出機を用い
てペレツトとする工程も構成する事ができる。 成形する工程では、ガス抜きを付ければ、一般
の熱可塑性樹脂と同様に、射出成形、押出成形が
可能であり、また押出成形後シート化も可能であ
る。またこの押出シートを予熱後、真空成形、圧
縮成形も加工可能で、故紙圧縮ボードよりはるか
に利用範囲が広く有用である。 以下、実施例にて、本発明にかかわる複合材組
成物を更に詳細に説明する。 実施例1及び比較例 ポリエチレン樹脂(押出グレード)12部とポリ
プロピレン樹脂(押出グレード)28部とを加圧ニ
ーダーに投入して、故紙粗砕片(直径約3〜6
mm)60部を加えて150℃に加熱しながら、30Kg/
cm2の圧力を加えつつ約40分間混練したものを取り
出し、熱圧プレス、冷圧プレス(成形圧力30Kg/
cm2)により加圧成形して故紙利用の複合材組成物
として構成した。 比較例(1)として、故紙を0.02〜0.05mm×0.1〜
1.5mm程度に微粉砕したものを使用して実施例と
同様な手順で構成した。 次に比較例(2)として、木粉(30メツシユ以下)
を使用して実施例と同様な手順で木粉利用の複合
材組成物として構成した。 以上の実施例、比較例、及び市販品の再生圧緒
紙ボードの物性試験結果を第1表に示す。
【表】
第1表より、実施例1は圧縮ボードに比し伸縮
率、吸水率が大巾に改善されている事がわかる。
比較例1は曲げ強さ、引張り強さで比較例2より
も強いが、実施例1の樹脂溶液相で叩解、含浸し
たものより劣る事がわかる。 実施例2及び比較例 故紙新聞を3〜6mm径に粗砕したもの100重量
部に対し、ポリプロピレンのエチレン共重合樹脂
80重量部及び高密度ポリエチレン樹脂10重量部、
合成ゴム10重量部を添加し、130℃に保温したミ
キサー内で高速回転を与えて混練を行う。混練が
進むにつれて摩擦熱で混合物は温度が上昇し、故
紙の水分が飛散すると共に、溶融した樹脂は故紙
に滲透し、樹脂含浸の状態で叩解が進み、故紙は
樹脂に対し殆んど濡れ状態となる。この時、ミキ
サーの回転を中速にして、短時間、造粒初期の造
核を行なわせる。つづいて約20℃に水冷したミキ
サーに移して、更に低速で冷却造粒する。 この造粒組成物を用いてベント付の射出成形機
で成形したものが実施例2である。 また故紙を用いず、同一組成の樹脂のみをブレ
ンドして射出成形したものが比較例である。 以上の実施例、比較例の物性試験結果を第2表
に示す。各項目で効果がわかる。
率、吸水率が大巾に改善されている事がわかる。
比較例1は曲げ強さ、引張り強さで比較例2より
も強いが、実施例1の樹脂溶液相で叩解、含浸し
たものより劣る事がわかる。 実施例2及び比較例 故紙新聞を3〜6mm径に粗砕したもの100重量
部に対し、ポリプロピレンのエチレン共重合樹脂
80重量部及び高密度ポリエチレン樹脂10重量部、
合成ゴム10重量部を添加し、130℃に保温したミ
キサー内で高速回転を与えて混練を行う。混練が
進むにつれて摩擦熱で混合物は温度が上昇し、故
紙の水分が飛散すると共に、溶融した樹脂は故紙
に滲透し、樹脂含浸の状態で叩解が進み、故紙は
樹脂に対し殆んど濡れ状態となる。この時、ミキ
サーの回転を中速にして、短時間、造粒初期の造
核を行なわせる。つづいて約20℃に水冷したミキ
サーに移して、更に低速で冷却造粒する。 この造粒組成物を用いてベント付の射出成形機
で成形したものが実施例2である。 また故紙を用いず、同一組成の樹脂のみをブレ
ンドして射出成形したものが比較例である。 以上の実施例、比較例の物性試験結果を第2表
に示す。各項目で効果がわかる。
Claims (1)
- 1 直径5mm程度に粗砕化した故紙100重量部か
ら成り叩解され、水分を飛散させた故紙に溶融し
た熱可塑性樹脂約25重量部乃至約200重量部を含
侵させて形成した故紙利用の複合材組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9564380A JPS56127632A (en) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Composite material composition utilizing waste paper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9564380A JPS56127632A (en) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Composite material composition utilizing waste paper |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10475677A Division JPS5442470A (en) | 1977-09-02 | 1977-09-02 | Composition and method for regenerating waste paper in dry condition by using synthetic resin |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56127632A JPS56127632A (en) | 1981-10-06 |
JPS6221368B2 true JPS6221368B2 (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=14143182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9564380A Granted JPS56127632A (en) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Composite material composition utilizing waste paper |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56127632A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1040626C (zh) * | 1995-09-05 | 1998-11-11 | 中国建筑材料科学研究院 | 纤维-塑料复合板及其生产工艺 |
MX2014011229A (es) * | 2012-03-19 | 2015-03-03 | Sh Global Co Ltd | Plastico para piezas interiores de automoviles fabricados a partir de granulos de biomasa y procedimiento |
KR101208107B1 (ko) | 2012-03-19 | 2012-12-04 | 유승훈 | 바이오매스 펠렛을 이용한 자동차 내장재용 플라스틱의 제조방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52104756A (en) * | 1976-03-01 | 1977-09-02 | Nippon Electric Co | Method of temporarily fixing electronic parts |
JPS5442470A (en) * | 1977-09-02 | 1979-04-04 | Yoshikazu Nakashima | Composition and method for regenerating waste paper in dry condition by using synthetic resin |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5325382Y2 (ja) * | 1975-02-21 | 1978-06-29 |
-
1980
- 1980-07-15 JP JP9564380A patent/JPS56127632A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52104756A (en) * | 1976-03-01 | 1977-09-02 | Nippon Electric Co | Method of temporarily fixing electronic parts |
JPS5442470A (en) * | 1977-09-02 | 1979-04-04 | Yoshikazu Nakashima | Composition and method for regenerating waste paper in dry condition by using synthetic resin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56127632A (en) | 1981-10-06 |
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