JPS6221251Y2 - - Google Patents

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JPS6221251Y2
JPS6221251Y2 JP1984022487U JP2248784U JPS6221251Y2 JP S6221251 Y2 JPS6221251 Y2 JP S6221251Y2 JP 1984022487 U JP1984022487 U JP 1984022487U JP 2248784 U JP2248784 U JP 2248784U JP S6221251 Y2 JPS6221251 Y2 JP S6221251Y2
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JP
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liquid
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tank
temperature
liquid level
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JP1984022487U
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は液体、特に食用油等により魚、野菜等
を加熱して調理するためのフライヤに関するもの
である。
b 従来技術 従来、特に電気フライヤにおいては、第1図に
示されているように、油槽51に食用油を入れて
該食用油を電装箱52に取り付けられたヒータ5
3で加熱し、食用油の温度が所定温度になると被
調理食品を槽内に入れて揚げる。調理中に著やす
くい網等で油を撹拌したり揚げカスを取つたり食
品を出し入れしたりする際に、ヒータ53に固定
バンド56により固定された感温筒54や毛管
(キヤピラリーチユーブ)55に著やすくい網等
が接触し該感温筒や毛管を折損あるいは破損して
サーモスタツトが故障することがある。これを防
止するため、ヒータ53及び感温筒54を網など
でおおうことが行なわれているが、網目の大きさ
より小さい揚げカスは網目を通つて感温筒54に
付着して被膜となり、感温筒54が油の温度を正
確に検知しない場合がある。
油槽51の側壁には槽内の油の量を表示するた
めの目盛線57が通常設けられている。目盛線5
7は通常、第2図に示されているように、油槽5
1の側壁の一部を打出しして内側に突出させるこ
とにより形成され、例えば1〜3本設けられる。
側壁の打出しが大き過ぎると油槽51が歪んだり
変形したりするので打出しが小さくしている。こ
のため使用時に目盛線57が見えにくい欠点があ
る。また側壁を打出す型を作るための費用及び打
出しのための加工費が必要となり製品コストが高
くなる欠点もある。さらに、内側に打出しされ目
盛線57を形成する突出部の上部の隆起部分57
aに油膜等の汚れが付着して目盛線57が見えな
くなることがあり、またこうして付着した汚れは
洗浄しても取れにくい。
c 考案の目的 本考案は、上述の欠点を解消するためになされ
たものであつて、液体の温度を検知するサーモス
タツトの感温筒の折損及び破損を防止し且つ感温
筒が液体の温度を正確に検知し、さらに槽内の液
体の量の表示を見やすくし且つこの表示のために
かかる製造コストを低くできるフライヤを提供す
ることを目的とする。
d 考案の構成 上述の目的から、本考案のフライヤは、液槽内
の液体の温度を検知するための該液槽の側壁付近
に配設された感温部と該感温部に接続された毛管
とを保護する保護カバーを備えており、該保護カ
バーは、前記液槽内の液面と交叉して下方に延び
る該保護カバーの下方部分に、前記液体が該下方
部分を通流するのを許容する通流許容手段と、前
記液体の液位を表示する液位表示手段とを有して
いる、ことを特徴とするものである。
e 実施例 次に本考案のフライヤの好適な実施例を図面を
参照しながら詳細に説明する。
第3図において、液体(例えば食用油)を貯留
する例えば円形の液槽1は、これを支持する凹状
の支持体2に止めねじ等の締結具20により固定
されており、支持体2の側部にはU状の掛け金具
5がねじ等の取付具により取り付けられている。
掛け金具5の下部には、第5図に示されているよ
うに外方に延長した延長部5aが設けられてお
り、該延長部上にはヒータ3及びヒータ通電ラン
プ7に通電するための突起部22が設けられてい
る。
加熱装置4は、液槽1の底部上に配設され槽内
の液体を加熱するほぼ環状のヒータ3と、ヒータ
3を支持し電気部品等を収納した電装箱11とか
ら主に構成されている。電装箱11には、支持体
の外周壁とその掛け金具5とにより形成された穴
5bに挿入され且つ掛け金具5に着脱自在に取り
付けられる屈曲金具をさらに折り曲げた形をした
固定金具13と、液槽内の液体の温度を検知する
感温筒(感温部)12に毛管16を介して接続さ
れた液温サーモ6と、ヒータ3の通電を表示する
ヒータ通電ランプ7と、液槽内の液体の温度が異
常に高くなるのを防止する過昇防止サーモ(図示
せず)と、電装箱11を把持するための取手8と
が配設されている。
電装箱11内の底部にはヒータ3及びヒータ通
電ランプ7の通電を制御する電源スイツチ(図示
せず)が配設されており、このスイツチは、固定
金具13が掛け金具5に装着されたときには突起
部22と係合してその接点を閉じ固定金具13が
掛け金具5からはずされたときには突起部22と
の係合がはずれてその接点を開く。
第7図及び第8図に示されているように、保護
カバー9の上部の裏側には、電装箱の取手8に保
護カバー9を固定するため該取手に挿入される取
付具14が固着されている。保護カバー9の上に
は調理された食品に付着した液体を切るための網
10が配設される。保護カバー9において槽内の
液面と対叉して下方に延び液体中に浸漬される下
方部分には多数の長穴23が設けられている。液
体が該下方部分を通流するのを許容する通流許容
手段及び液体の液位を表示する液位表示手段とし
ての長穴23は被調理食品が入り込まない程度で
且つ液体を円滑に通過させる程度の大さを有して
いる。保護カバー9の下方部分は、槽1の側壁に
沿うヒータ部分と、このヒータ部分の下部に固着
された支持部材15に固定バンド40により取り
付けられた感温筒12と、感温筒12に接続され
た毛管16とをおおつている。ヒータ3は、第1
0図に示されているように、発熱部3aと非発熱
部3bとに分けられ、発熱部3aには導電性のな
い材料(例えばマグネシア)内にニクロム線等の
発熱部材25が配設され、非発熱部3bには導電
性のない材料内に導電性のある非発熱部材(例え
ばSUS鋼線)26が配設されている。保護カバー
9の下端部の両側は、ヒータ3の発熱部3aと非
発熱部3bとの境界Aにほぼ配設されるのが好適
である(第8図参照)。
液槽1内に液体を入れ支持体2の側部に加熱装
置4を装着するとヒータ3に通電されて槽内の液
体が加熱される。このとき槽内の液体はヒータの
発熱部3aにより加熱されるが、保護カバー9で
ほぼおおわれた非発熱部3bは発熱しないので該
液体を加熱しない。このため保護カバー9でおお
われた液体とおおわれていない液体との間に温度
差が生じ、両方の液体の間で長穴23を介して対
流が発生する(第11図参照)このとき液槽1と
保護カバー9との間の隙間においても対流が起こ
るが、隙間が小さいためこの対流は長穴23によ
るものに較べて小さい。こうして液槽1内の液体
の温度はほぼ均一化され、この均一化された温度
を感温筒12が検知する。保護カバー9が感温筒
12及び毛管16をおおつているので、調理中に
著やすくい網などが保護カバー9に当たつても感
温筒12や毛管16は保護される。また揚げカス
は液槽1の底に沈むので感温筒12に付着するこ
とがない。上述の実施例において、保護カバー9
の下部に長穴23の代りに網などの部材を配設し
てもよい。
第12図には本考案の保護カバーの別の実施例
が示されている。保護カバー17の下部の両側に
は槽内の液体中に浸漬され該液体の量を表示する
ための液量表示穴(液位表示手段)30が設けら
れており、それ以外の構成は前述の実施例の保護
カバー9のものと同様である。しかし表示穴30
を保護カバー17の下部の片側だけに設けてもよ
い。各側に設けられる表示穴30の数は1個から
3個が好適であり、またわかり易くするため表示
穴30の大きさは長穴23′の大きさと異なるの
が好適である。このような液量表示穴30を保護
カバーの下方部分に設ければ、液面が表示穴30
のどの部分に達しているかにより槽内の液面のレ
ベルをわかり易く表示できる。保護カバー17を
用いると、長穴23′及び液量表示穴30を介し
て、保護カバー17でおおわれた液体とおおわれ
ていない液体との間で対流が起こり、表示穴30
が液体の対流を助長する。
上述の第2実施例から理解されるように、前述
の第1実施例における保護カバー9にある長穴2
3も槽内の液体の量を表示する液量表示穴として
使用され得る。
f 考案の効果 以上のように本考案のフライヤによれば下記の
ような効果が得られる。
(1) 感温筒や毛管の折損及び破損を防止できる。
(2) 感温筒が槽内の液体の正確な温度を検知す
る。
(3) 揚げカスが感温筒に付着しない。
(4) 保護カバーに長穴をあけるだけなので製造コ
ストが安い。
(5) 穴が見えるか見えないかで槽内の液面の位置
判定ができて見やすい。
(6) 油膜等の汚れが液量表示部に付着して液量表
示ができなくなることがない。
(7) 液量表示部に汚れが付着しにくいので洗浄作
業が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気フライヤの斜視図、第2図
は第1図の油槽の断面図、第3図は本考案のフラ
イヤの分解図、第4図は第3図に示された加熱装
置の破断斜視図、第5図は第3図に示された支持
体の部分斜視図、第6図は保護カバーを装着して
いないときの本考案のフライヤの平面図、第7図
は本考案のフライヤの側面図、第8図は第7図の
フライヤの平面図、第9図は第7図のフライヤの
斜視図、第10図は保護カバーとヒータとの隣接
部分の破断拡大断面図、第11図は本考案のフラ
イヤの破断断面図、第12図は保護カバーの別の
実施例を示した斜視図である。 1……液槽、2……支持体、3……ヒータ、3
a……発熱部、3b……非発熱部、4……加熱装
置、5……掛け金具、6……液温サーモ、7……
ヒータ通電ランプ、8……取手、9……保護カバ
ー、10……網、11……電装箱、12……感温
筒、13……固定金具、14……取付具、15…
…支持部材、16……毛管、17……保護カバ
ー、20……締結具、22……突起部、23,2
3′……長穴、25……発熱部材、(ニクロム
線)、26……非発熱部材、30……液量表示
穴、40……固定部材、A……発熱部と非発熱部
の境界。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液槽1内の液体の温度を検知するため該液槽1
    の側壁付近に配設された感温部12と該感温部1
    2に接続された毛管16とを保護する保護カバー
    9を備えており、該保護カバー9は、前記液槽1
    内の液面と交叉して下方に延びる該保護カバーの
    下方部分に、前記液体が該下方部分を通流するの
    を許容する通流許容手段23,23′,30と、
    前記液体の液位を表示する液位表示手段23,2
    3′,30とを有している、フライヤ。
JP2248784U 1984-02-21 1984-02-21 フライヤ Granted JPS60134428U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2248784U JPS60134428U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 フライヤ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2248784U JPS60134428U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 フライヤ

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Publication Number Publication Date
JPS60134428U JPS60134428U (ja) 1985-09-07
JPS6221251Y2 true JPS6221251Y2 (ja) 1987-05-29

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ID=30514822

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JP2248784U Granted JPS60134428U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 フライヤ

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JP6497838B2 (ja) * 2013-10-25 2019-04-10 ホシザキ株式会社 フライヤ

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JPS60134428U (ja) 1985-09-07

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