JPS62212031A - 金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋
に結合する装置に関する。

く背景技術〉　　。

最近、容器蓋のスカート部より突出する裂取りタブから
頂面に至る所まで導かれる引裂弱化線を容器蓋本体に設
け、裂取りタブを引張ることによって筒便に開封できる
容器蓋が普及している。この種の容器蓋においては、開
封に際して裂取りタブを相当の力を加えて引上げる必要
があり、それ故に、この裂取りタブを比較的長くしたり
、適切な引張片を付したりして開封を容易にしている。

しかし、裂取りタブを比較的長（する場合には、容器蓋
を金属薄板から予備成形する際に多くの材料の無駄が生
じ、容器蓋の製作コストが高くなる欠点がある。また、
引張片を容器蓋の裂取りタブに取付ける場合には、従来
からこれを接着、鋲着乃至は挟持等の手段によって接続
しているが、これらの方法は製造工程中に多くの手間と
時間とを要し、その製作コストが高くなると共に、その
接続部が脆弱で開封前に切断されるおそれが生じる。

上述した問題点を解消するために、更に、略筒環状の前
成形体を形成し、容器蓋の裂取りタブの自由端部と上記
前成形体の一部とが相互に重合し得るように上記容器蓋
と上記前成形体を位置決めし、しかる後上記前成形体の
周端縁を半径方向にカーリングしてリングを形成すると
共に上記裂取りタブをこのリング内に巻き込んで両者を
結合することにより、引張リング付容器蓋を製造する製
造方法及び装置がスウェーデン国のウイカンデルス社か
ら提案されている（特願昭５８−１３８５５号及び特願
昭５８−１３８５６号）。そして、この種の引張リング
付容器蓋においては、容器蓋の成形は■略環状の前成形
体を形成する前成形体形成手段と、■上記前成形体を容
器蓋の裂取りタブと結合する位置へ供給する前成形体供
給手段と、■容器蓋を供給する容器蓋供給手段と、■容
器蓋の裂取りタブに突合わせた前成形体を引張リングに
成形すると同時にこれを容器蓋に結合する引張リング成
形及び結合手段と、から基本的に構成された装置によっ
て容易に達成される。

かかる場合、所望の引張リング付容器蓋を得るためには
、引張リング成形及び結合手段によって形成された引張
リング付容器蓋におけるリングの結合状態をチェックし
て結合不良のもの（容器蓋にリングが結合されていない
ものを含む）を排除することが要求される。

そこで、本出願人は、上述した要求を満足させるために
、上述した基本的構成を有する引張リング付容器蓋の成
形及び結合装置を改良し、引張リング付容器蓋のリング
の結合状態をチェックして結合不良のものを除（ことが
できる容器蓋選別手段をも装備する金属製引張リングを
成形すると同時に容器蓋に結合する装置を提案した（特
願昭６０−１９３２９号、名称；金属製引張リングを成
形すると同時に容器蓋に結合する装置）。

しかし、上記容器蓋選別手段をも備えた改良された装置
は、引張リング成形及び結合手段によって形成された引
張リング付容器蓋が容器蓋選別手段に規定された容器蓋
移送路を通して移送されているときに上記引張リング付
容器苦のリングの結合状態を検出する構成であり、それ
故に、引張リング付容器蓋の移送中においてはその姿勢
が幾分変化し得ることに起因して、上記リングの結合状
態の検出時において引張リング付容器蓋の姿勢が常に一
定ではない。それ故に、引張リング付容器蓋の姿勢の変
化によってリングの被検出部位が幾分変動し、このこと
によって極（わずかであるが結合状態を誤って検出する
おそれがある。また、検出すべき引張リング付容器蓋が
容器蓋移送路を通して移送される構成である故に、検出
すべき引張リング付容器蓋が不良のものである場合には
、この引張リング付容器蓋が容器蓋移送路において詰ま
る（所謂ジャムする）おそれがある。

〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、引張リング付容器蓋のリングの結合状態を正確
に検出して結合不良のものを確実に排除することができ
る容器蓋選別手段を備えた、金属製引張リングを成形す
ると同時に容器蓋に結合する装置を提供するこ゛とであ
る。

〈発明の要約〉 本発明によれば、金属製薄板の端部より短朋片を剪断す
ると同時に湾曲せしめて両端部が相互に重合せしめられ
た形態の略筒環状の前成形体を形成する前成形体成形手
段と、容器蓋の裂取りタブの自由端部と該前成形体の一
部とが相互に重合せしめられた関係になるように該容器
蓋と該前成形体とを位置決めし、該前成形体の周端縁を
半径方向にカーリングしてリングに形成せしめると共に
該裂取りタブを該リング内に巻込んで両者を結合する引
張リング成形及び結合手段とを具備する、金属製引張リ
ングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置において
； 該引張リング成形及び結合手段によって形成された引張
リング付容器蓋を選別する容器Ｍ選別手段を更に備え、
該容器Ｍ選別手段は、該引張リング付容器蓋を吸着保持
して検出域及び排出域を通し°Ｃ移送する容器蓋保持手
段と、該検出域において該引張リング付容器蓋における
リングの少なくとも結合部の面積を検出するリング検出
手段と、該排除域において該容器蓋保持手段に保持され
た該引張リング付容器蓋を該容器蓋保持手段から排除す
るための容器蓋排除手段と、該容器蓋排除手段を作動制
御するための制御手段とを含み、該検出域に移送された
該引張リング付容器蓋における該リングの少なくとも該
結合部の面積を検出することによって生成される該リン
グ検出手段の検出信号が所定範囲外であるときには、該
制御手段が異常信号を生成し、該容器蓋排出手段は、該
異常信号に基いて、該検出域において検出され且つ該排
除域に移送された該引張リング付容器蓋を該容器蓋保持
手段から排除する、ことを特徴とする装置が提供される
。

〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
装置の一興体０例について説明する。

まず、第１図を参照して、本発明に従う装置の全体的な
構成について説明すると、図示の装置は、前成形体形成
手段１０と、前成形体供給手段１２と、容器蓋供給手段
１４と、引張リング成形及び結合手段１６と、容器蓋選
別手段１８と、結合強化手段２０とを具備している。こ
れらの各手段の概略は以下の通りである。

前成形体形成手段１０は、クロム酸処理鋼、ブリキ又は
アルミニウム系合金等から成る帯状金属薄板より短面片
を切断すると同時に長平方向に湾曲せしめてその両端部
を相互に重合せしめた形態の略筒環状の前成形体を形成
する。次に、前成形体供給手段１２は、前成形体形成手
段１０によって成形された前成形体を保持域Ａ及びＢで
受は取り、矢印で示す方向に搬送し、前成形棒受域Ｃへ
搬出する。一方、容器蓋供給手段１４は、容器Ｍを保持
域りで受は取り、矢印で示す方向に搬送し、容器蓋受域
Ｅへ搬出する。引張リング成形及び結合手段１６は、前
成形棒受域Ｃにて前成形体供給手段１２から前成形体を
受は取り、矢印で示す方向に搬送し、次いで容器蓋供給
手段１４から容器蓋を受は取り、この容器蓋の裂取りタ
ブの自由端部と前成形体の一部とが相互に重合せしめら
れた関係となるように容器蓋と前成形体を位置決めし、
その後湾曲域Ｆにて容器蓋の裂取りタブを所要通りに湾
曲し、しかる後引張リング成形及び結合域Ｇにて前成形
体の周縁部を半径方向にカーリングしてリングに形成せ
しめると共に容器蓋の裂取りタブを上記リング内に巻込
んで両者を結合し、排出域Ｈへ搬送する。更に、容器蓋
選別手段１８（後に詳述する）は、引張リング成形及び
結合手段１６によって形成された引張リング付容器蓋の
リングの結合状態を後述する如くして検出して結合強化
手段２０に送給する。即ち、容器蓋選別手段１８は、排
出域Ｈにて引張リング成形及び結合手段１６から引張リ
ングが結合された容器蓋を受は取り、矢印の方向に搬送
し、移送域！へ搬出する作用を行う。結合強化手段２０
は、移送域■にて容器蓋移送手段１８から引張リングが
結合された容器蓋を受は取り、矢印方向に搬送し、加圧
変形域Ｐにて容器蓋の裂取りタブと引張リングの一部と
の相互巻込み結合部に加圧変形を行なってその結合の強
化を行なった後、送出域Ｑへ搬出する。

上述した前成形体形成手段１０、前成形体供給手段１２
、容器蓋供給手段１４、引張リング成形及び結合手段１
６、並びに結合強化手段２０の各々の構成及び作用効果
については、本出願人の出願である特願昭５８−６５２
８５号、特願昭５８−６５２８６号、特願昭５８−６５
２８７号、特願昭５８−６５２８８号及び特訓５８−６
５２９０号の明細書及び図面に開示されているものと実
質上同一である。

次に、上述した容器蓋選別手段１８について更に詳述す
る。まず主として第２図及び第３図を参照して、図示の
容器蓋選別手段１８は、実質上鉛直に延在する静止支持
軸２２を備え、この静止支持軸２２の周囲に軸受部材２
４を介して中空円筒体２６が回転自在に装着されている
（第３図）。

中空円筒体２６の上端には、取付けねじ２８によって回
転盤３０が固定されている。中空円筒体２６は適宜の伝
動手段を介して電動モータの如き駆動源に駆動連結され
ており、従って回転盤３０は矢印３２で示す方向（第２
図において反時計方向）に連続的に回動される。回転盤
３０の周縁部には、周方向に間隔を置いて複数個の容器
蓋保持手段が設けられている０図示の容器蓋保持手段の
各々は、夫々、容器蓋受入れブロック３４から構成され
、各受入れブロック３４が取付ねじ３５によって回転盤
３０に固定されている。受入れブロック３４の各々の外
面上部には、容器蓋受入れポケット３６が設けられてい
る。各容器蓋受入れポケット３６は、第７図から容易に
理解される如く、それに収容される引張リング付容器Ｍ
３８における容器蓋３９のスカート壁４０に対応した略
円形に構成され、その半径方向深さはスカート壁４０の
高さの略半分に設定されている。このポケット３６の鉛
直方向中間部において、ブロック３４の外面には、周方
向に貫通して延在する溝４２が設けられている。ポケッ
ト３６に続いているこの溝４２の半径方向深さは、ポケ
ット３６の半径方向深さよりも相当大きく設定されてい
る。かくの通りであるので、回転盤３０の矢印３２で示
す方向の回転に伴って、各容器蓋受入れブロック３４は
、排出域Ｈ（第１図、第２図）にて引張リング付容器蓋
３８を受は取り、検出域Ｋ及びその下流側に存在する排
除域Ｊを通って搬送し、移送域■　（第１図、第２図）
にて結合強化手段２０に送給する。

上記容器蓋保持手段、従って受入れブロック３４は、引
張リング付容器１Ｉ３８を少なくとも検出域Ｋまで吸着
保持して搬送するように構成することが重要である。従
って、具体例においては、第３図及び第４図に示す如く
、ポケット３６の溝４２が存在する部分の上側に位置す
る底壁に円筒状の永久磁石４４が埋設され、受入れブロ
ック３４は引張リング付容器１［３８をポケット３６に
磁気的に吸着保持する。尚、これに代えて、ポケット３
６を減圧源（図示せず）に連通せしめて引張リング付容
器蓋３８を真空的に、言い換えると減圧源の減圧作用に
よって吸着保持するようにしてもよい。

図示の容器蓋選別手段１８は、回転盤３０の外周面に沿
って上記外周面に対して所定間隔を置いて配設された静
止案内レール４６を備えている。

静止案内レール４６は、矢印３２で示す回転盤３０の回
動方向に見て、排出域Ｈから移送域■までの排除域Ｊを
除く実質上全範囲に延在している（第２図）。即ち、具
体例では、排出域Ｈから矢印３２で示す回転方向に上流
側搬送域り及び検出域Ｋを通って更にその幾分下流側ま
での領域に、上流側静止案内レール４６ａが配設され、
また排除域Ｊの下流端から矢印３２で示す回転方向に移
送域■までの下流側搬送域Ｍに、下流側静止案内レール
４６ｂが配設されている。上流側静止案内レール４６ａ
及び下流側静止案内レール４６ｂは支持脚４８により支
持され、それらの内面５０は上記ブロック３４の外面に
対して所定の間隔、即ち容器蓋３８のスカート壁４０の
高さの略半分の間隔を置いて位置決めされ、それらの上
面５２は上記ブロック３４の上面の高さよりも若干低く
なるように位置決めされる（第３図において、上流側静
止案内レール４６ａのみを示す）°。

また、図示の具体例においては、第２図及び第３図に示
す如く、静止案内レール４６に関連して上部案内レール
５４も設けられている。上流側に位置する上部案内レー
ル５４ａは、矢印３２で示す回動方向に見て排出域Ｈよ
りも下流側から排除域Ｊの上流側まで延在し、下流側に
位置する上部案内レール５４ｂは、矢印３２で示す回動
方向に見て排除域Ｊの上流端から移送域１まで延在して
いる（第２図参照）。上部案内レール５４ａ及び５４ｂ
は、上流側静止案内レール４６ａ及び下流側静止案内レ
ール４６ｂの外側部上面に間隔を置いて配設されている
支持部材５６　（第３図において１個のみ示す）を介し
てこれらに支持されている。上部案内レール５４ａ及び
５４ｂの半径方向内側部下面は、ポケット３６に収容さ
れて搬送される引張リング付容器蓋３８の引張リング５
８の直ぐ上方に位置し、容器蓋３９及びこれに結合され
た引張リング５８の上方への変位を阻止する（第３図に
おいて上部案内レール５４ａの一部を示し、第９図にお
いて上部案内レール５４ｂの一部を示す）。

図示の具体例においては、更に、排除域Ｊに対応する上
部静止案内レール５４ｂの外周部が切欠れており、この
切欠部に排出シュート６０の開口部が位置付けられてい
る。第９図も参照して、排出シュー１−６０の上壁６２
は上部案内レール５４ｂの上方に位置し、その下壁６４
は矢印３２で示す方向に移動されるブロック３４の下方
に位置し、従っ（′）′−レノク３４のポケット３６に
収容された容器ｉ！Ｘ３８は排出シュート６０の開口部
を通って矢印３２で示す方向に移送される。後述する如
く、リング不良の容器蓋３８は、この排出シュート６０
を通して排除される。

上述した容器蓋選別手段１日は、容器蓋保持手段、従っ
て受入れブロック３４に保持されて搬送される引張リン
グ付容器Ｍ３８のリング５８の結合状態を検出するリン
グ検出手段６６を備えている。主として第４図及び第５
図を参照して、検出域Ｋに配設された図示のリング検出
手段６６は、支持部材６８に取付けられたＣ０Ｄ７０か
ら構成されている。具体例において、上流側静止案内レ
ール４６ａには横断面形状が略円形である取付四部７２
が形成され、取付凹部７２内に上記リング検出手段６６
の支持部材６８が装着されている。

リング５８の結合状態を検出するＣ０Ｄ７０は、第５図
に拡大して示す如く、引張リング成形及び結合手段１６
によって形成される引張リング付容器蓋３８のリング５
Ｂの形状に対応して上記リング５８の形状より幾分大き
い環状であるのが好ましく、かく構成することによって
、引張リング付容器蓋３８のリング５８の実質上全体の
面積を検出する。このＣ０Ｄ７０に対向して、投光手段
７４が配設されている。上流側静止案内レール４６ａの
外周面には取付プレート７６が取付ねじ７８によって固
定され、取付プレート７６の上突出部７６ａに固定され
た取付フリーダ７９に投光手段７４が取付けられている
。取付プレート７６の上突出部７６ａは上部案内レール
５４ａの上方に位置し、投光手段７４の投光部は、上部
案内レール５４ａに形成された貫通孔８０内に位置して
リング検出手段６６のＣＣＤ７０に対向する。従って、
受入れブロック３４に保持された引張リング付容器苦３
８のリング５８は、検出域ＫにおいてＣ０Ｄ７０と投光
手段７４との間を通って移送され、投光手段７４はＣＣ
Ｄ７０に向けて実質上均一に投光し、Ｃ０Ｄ７０は、後
述する如く、引張リング付容器藩３８のリング５８の実
質上全面積を検出する。

上記リング検出手段６６に関連して、位置検出手段８０
が配設されている。図示の位置検出手段８０は、投光素
子８２と受光素子８４の組合せから構成され、投光素子
８２が取付プレート７６の上突出部７６ａに装着され、
受光素子８４が取付プレート７６の下突出部７６ｂに装
着されている。

投光素子８２は、検出域Ｋにおいて受入れブロック３４
に保持された引張リング付容器蓋３８における容器蓋３
９のポケット３６から突出する部位に投射するように位
置決めされ、また受光素子８４は投光素子８２からの光
を受光するように位置決めされる（第５図参照）。リン
グ検出手段６６と位置検出手段８０は、第５図に示す位
置関係に配置される。即ち、受入れブロック３４に保持
された引張リング付容器蓋３８の容器Ｍ３９が投光素子
８２と受光素子８４の間に移送されると、投光素子８２
からの光が遮られて受光素子８４に到達せず、従って位
置検出手段８０は引張リング付容器Ｍ３８が検出域Ｋに
到達したことを検出する。

このとき（詳しくは、第５図に示す通り、容器蓋３９の
移送方向前側端部が投光素子８２と受光素子８４の間に
位置すると）、容器１ｉ３８に結合されたリングΔ８が
、第４図及び第５図に示ず如く、ＣＣＤ７０と投光手段
７４の間、更に詳しくは環状のＣＣＤ７０に対応してそ
の上方に位置し、従ってＣＣＤ７０は、位置検出手段８
０が容器ｆｉ３Ｂを検出したときにそれに結合されたリ
ング５８の面積を検出する。

上記容２３蓋選別手段１８は、更に、不良の引張リング
付容器Ｍ３８を受入れブロック３４から排除するための
容器蓋排除手段８６を（Ｊｌｌｉえている。

第２図、第６図、第７図及び第９図を参照して、上流側
静止案内レール４６ａの下流側部上面には支持部材８８
が固定され、かかる支持部材８８に取付部材９０が取付
ねじ９２により固定されている。取付部材９０の上面に
は、取付ブラケット９４が固定され、この取付ブラケッ
ト９４には、開閉弁９６が装着されている。図示の開閉
弁９６は、通路が形成された弁本体９８を有し、この弁
本体９８には弁部材を有する電磁ソレノイド１００が装
着されている。弁部材（図示せず）は弁本体９８の通路
に配設され、通常通路を閉塞するが、電磁ソレノイド１
００が励磁されると上記通路を開放する。弁本体９８の
一端には供給口が形成された供給側接続部９８ａが設け
られ、その他端には排出口が形成された排出側接続部９
８ｂが設けられている。弁本体９８の供給側接続部９８
ａは、図示していないが、接続部材を介してコンプレッ
サの如き圧縮空気供給源に接続されている。また、弁本
体９８の排出側接続部９８ｂは、Ｌ字状の連結管１０２
、連結管１０４及び接続部材１０６を介して空気供給部
材１０Ｂに接続されている。空気供給部材１０８の中間
部にはフランジ部１０８ａが設けられ、このフランジ部
１ｏａａが取付部材９０に装着された支持部材１１０に
取付ねじ１１２によって固定されている。支持部材１１
０は、それに形成された長孔１１４を通して取付ねじ１
１６を取付部材９０に螺着することによって、取付部１
１９０の内側端部に装着されており、従って、第６図か
ら容易に理解される如く、空気供給部材１０８の位置を
調整することができる。この空気供給部材１０８の下部
には、供給口を規定するためのスリーブ部材１１８が上
下方向に滑動自在に被嵌されている。スリーブ部材ｔｔ
Ｓの下部外周面には段部が設けられ、この段部に装着さ
れている環状のリング部材１２０と支持部材１１０との
間にはコイルばね１２２が介在されている。かくの通り
であるので、スリーブ部材１１８はコイルばね１２２の
作用によって下方に偏倚せしめられ、空気供給部材１０
８の下面から若干突出し、その下面が上記回転盤３０の
上面に弾性的に接触せしめられる。

他方、上述した回転盤３０には、容器蓋受入れブロック
３４のポケット３６の各々に対応して複数個の通路１２
４（第３図、第９図）が設けられている０通路１２４の
一端は回転盤３０の上面に開口し、その他端は回転盤３
０のプロ・ツク３４が装着されている部位の周側面に開
口している。そして、各ブロック３４のポケット３６の
底壁部には、対応する通路１２４の他端開口に連通ずる
貫通孔１２６が設けられている。

上述した通りの排除手段８６においては、接続部材（図
示せず）、弁本体９８、Ｌ字状の連結管１０２、連結管
１０４、接続部材１０６及び空気供給部材１０８に設け
られた通路とスリーブ部材１１８の内部空間部によって
、圧縮空気をポケット３６に導くための空気供給流路の
第１の流路を規定して（従って、第１の流路は、圧縮空
気供給源からの圧縮空気を回転盤３０の上面に導く）、
回転盤３０に設けられた通路１２４の各々とこれに連通
ずるブロック３４に設けられた貫通孔１２６によって、
圧縮空気をポケット３６に導くための空気供給流路の第
２の流路を規定する（従って、第２の流路は、第１の流
路を通って供給された圧縮空気を回転盤３０の上面から
ブロック３４のポケット３６に導り）。そして、この第
１の流路と各第２の流路は、第９図に示す如（、ブロッ
ク３４に設けられたポケット３６が上記排除域Ｊにある
ときに、υ卜除域Ｊにあるポケット３６に対応する第２
の流路が第１の流路と連通状態になるようになっている
。具体例においては、スリーブ部材１１Ｂの内径が排除
域Ｊにおζ）る所定範囲に対応し、第１の流路の供給口
が各第２の流路の一端開口より大きく設定されている。

従って、開閉弁９６が第１の流路を開放する状態におい
て、回転盤３０の矢印３２で示す方向の回動に伴って第
２の流路の一端開口が第１の流路の供給口の上流端部に
整合する地点からその一端開口が第１の流路の供給口の
下流端部に整合する地点までの範囲に渡って、圧縮空気
が空気供給流路を通って排除域Ｊにあるポケット３６に
送給されることになる。

容器蓋排除手段８６の開閉弁９６は、制御手段（図示せ
ず）によって作動制御される。即ち、リング検出手段６
６の検出信号は制御手段に供給され、上記検出信号が所
を範囲外であるとき（具体例では、後述する結合不良信
号、変形不良信号及びノーリング信号のいずれかを生成
したとき）に制御手段は上記検出信号に基いて異常信号
を生成し、上記異常信号に基いて電磁ソレノイド１００
を付勢する（従って、開閉弁９６が開状態になって第１
の流路を開放する）。

また、具体例においては、排除域Ｊの下流部に安全スイ
ッチ１２８が配設されている（第６図）。

この安全スイッチ１２８は例えばマイクロスイッチから
構成される。

次に、主として第２図、第４図、第５図、第９図、第１
０図及び第１１図を参照して、上述した容器蓋選別手段
１８の作用効果について説明する。

第１図及び第２図を参照して、回転盤３０に設けられた
受入れブロック３４は、引張リング成形及び結合手段１
６と同期して排出域１−１に到達する。

引張リング成形及び結合手段１６は、前成形体の周縁部
を半径方向にカーリングしてリングを形成ゼしめると共
に容器Ｍ３９の裂取りタブ１３２を上記リング内に巻込
んで両者を結合し、第８図に図示する形態の引張リング
付容器蓋３８を形成し、これを排出域Ｈに搬送する。具
体例においては、引張リング付容器蓋３８のリング５８
の結合部は第５図、第８図に示す通り、容器Ｍ３９の裂
取りタブ１３２との結合部位に略対向する部位に存在す
る。

上記排出域Ｈにおいては、引張リング成形及び結合手段
１６に設けられたポケット（図示せず）と受入れブロッ
ク３４に設けられた受入れポケット３６とが相互に近接
して対向し、引張リング成形及び結合手段１６のポケッ
トに収容されている引張リング付容器Ｍ３８がブロック
３４のポケット３６に受渡される。上記受入れポケット
３４が排出域Ｈから矢印３２で示す回転方向に回転する
と共に引張リング成形及び結合手段１６も所定方向に回
転すると、引張、リング成形及び結合手段１６のポケッ
トに収容されている引張リング付容器蓋３８は上流側静
止案内レール４６ａの上流側端部によってブロック３４
のポケット３６に拘束され、これによって、引張リング
付容器蓋３８がブロック３４の所要位置に所要の通りに
円滑に受渡される。かく受渡されろと、引張リング付容
器Ｍ３８、即ち容器蓋３９及びこれに結合された引張リ
ング５８は、第４図及び第８図に示す如（受入れブロク
３４のポケット３６に収容され、ブロック３４に埋設さ
れた永久磁石４４（第３図、第４図及び第９図）によっ
て磁気的に吸引保持される。即ち、容器１３９及び引張
リング５８は、容器Ｍ３９の天面壁１３０が半径方向内
方に位置し、その裂取りタブ１３２が最上位に位置する
状態にあり、裂取りタブ１３２の自由端部に結合した引
張リング５８は半径方向外方に突出する（第５図も参照
されたい）。ブロック３４に上述した如くして吸着保持
された引張リング付容器蓋３８は具体例では、ブロック
３４の矢印３２（第１図、第２図）で示す方向の回転に
伴って、上記排出域Ｈから上流側搬送域し、検出域Ｋ、
排除域Ｊ及び下流側搬送域Ｍを通って移送域Ｉに搬送さ
れる。上述した搬送中においては、引張リング付容器蓋
３８が永久磁石４４の作用によってブロック３４に磁気
的に吸着されている故に、引張リング付容器Ｍ３８の姿
勢変化が確実に阻止され、上記引張リング付容器蓋３８
の安定した移送が可能になる。

上流側搬送域Ｌ（検出域Ｋをも含む）においては、第３
図及び第４図に示す如く、容器蓋３９の裂取りタブ１３
２及びこれに結合された引張リング５８が上流側静止案
内レール４６ａの上面５２と若干の間隔を置いて位置す
るようになり、それ故に、これにより容器蓋３９及びこ
れに結合された引張リング５８が容器Ｍ３９の中心軸線
を中心として比較的大きく回動することが一層確実に阻
止される。

受入れブロック３４に保持された引張リング付容器蓋３
８が上流側搬送域りを通って検出域Ｋに搬送されると、
リング検出手段６６は容器蓋３９に結合されたリング５
日の面積を検出する。即ち、位置検出手段８０が検出域
Ｋにおいて容器蓋３９の矢印３２で示す回転方向前側端
部を検出する（言い換えると、発光素子８２からの光が
容器蓋３９によって遮られる）と、これと同時にリング
検出手段６６、即ちＣＣＤ７０は容器蓋３９に結合され
たリング５８の面積を検出する。第４図及び第５図と共
に第１０図及び第１１図を参照して更に詳述すると、位
置検出手段８０が上述した如くして引張リング付容器蓋
３８の容器蓋３９を検出すると、容器蓋３９に結合され
たリング５８は、第５図に拡大して示す通り、環状のＣ
０Ｄ７０の若干上方に位置するようになり、これによっ
て投光手段７４からＣＣＤ７０に向けて投射されている
光は、このリング５８によって遮られる。従って、容易
に理解される如く、容器蓋３９に結合されたリング５８
の面積が大きい場合には、このリング５８によって遮ら
れる光が多く、言い換えるとＣ０Ｄ７０に投射される光
の光量が少なくなり、他方上記リング５８の面積が小さ
い場合には、リング５８によって遮られる光が少なく、
言い換えるとＣ０Ｄ７０に投射される光の光量が多くな
り、かくして容器蓋３９に結合されたリング５８の結合
状態がＣ０Ｄ７０に投射される光の光量によって検出さ
れる。しかして、第５図及び第１０−Ａ図に示す如く、
容器蓋３９に結合されたリング５日の結合部の結合状態
が良好で、しかもリング５８自体も実質上変形していな
い場合には、上記リング５８の実質上全体が環状のＣＣ
Ｄ７０の上方に位置し、投光手段７４からＣＣＤ７０に
投射されている光はこのリング５８によって所定量遮ら
れ、ＣＣＤ７０は受光した光量に応じて第１１−Ａ図に
示す出力信号を生成する。即ち、この場合には、Ｃ０Ｄ
７０の出力信号は、第１の基準値■１と第１の基準４ｔ
ＩＶｌより大きい第２の基準値Ｖｔの間となり、ＣＣＤ
７０は、受光量により、容器蓋３９に結合されたリング
５８の実質上全体の面積が第１の所定値（上記第１の基
準値Ｖ、に対応する）と第１の所定値より大きい第２の
所定値（上記第２の基準値Ｖ２に対応する）の間である
、言い換えるとリング５８の結合部が所要の通り結合さ
れ且つリング５８自体も変形していないことを検出する
。他方、第１０−Ｂ図に示す如（、容器蓋３９に結合さ
れたリング５８の結合部の結合状！！、峠が不良である
（更に詳しくは、上記結合部が充分に巻込まれずに大き
くなっている）場合には、投光手段７４からＣＣＤ７０
に投射されている光がこのリング５８によって比較的多
く遮られ（第８−Ａ図に示す状態よりも更に多くの光を
遮るようになる）　、Ｃ０Ｄ７０は受光量に応じて第１
１−Ｂ図に示す出力信号を生成する。即ち、この場合Ｃ
０Ｄ７０の出力信号は、第２の基準値■８を越えるよう
になり、Ｃ０Ｄ７０は、受光量により容器蓋３９に結合
されたリング５８の被検出部の面積が第２の所定値を越
えている（従って、リング５８の実質上全体の面積は上
記被検出部の面積と実質上同一か又はそれよりも大きい
）、言い換えるとリング５８の結合部が結合不良である
ことを検出し、第１１−Ｂ図に示す結合不良信号を生成
する。具体例のリング検出手段６６は、更に、容器蓋３
９に結合されたリング５日が変形していること、及び容
１８１３９にリング５８が結合されていないことをも検
出する。第１０図−０図に示す如く、容器蓋３９に結合
されたリング５８自体が実質上環状ではなくて変形して
いる（リング５８の結合部の結合状態が良好のときのみ
ならず不良のときも含む）場合には、通常、第１０−Ｃ
図から理解される如く、投光手段７４からＣＣＤ７０に
投射されている光の遮断量が少なくなり（第８−Ａ図に
示す状態よりも光の遮断量が少なくなる）　、ＣＣＤ７
０は受光量に応じて第１１−Ｃ図に示す出力信号を生成
する。即ち、この場合のＣ０Ｄ７０の出力信号は、第１
の基準値ｖ１より小さくなり、Ｃ０Ｄ７０は、受光量に
より、容器蓋３９に結合されたリング５８の被検出部の
面積が第１の所定値より小さい（このことは通常リング
５８が変形していることを意味する）、言い換えるとリ
ング５８が変形して不良であることを検出し、第１１−
Ｃ図に示す変形不良信号を生成する。

また、第１０−Ｄ図に示す如く、容器蓋３９の裂取りタ
ブ１３２に引張リング５８が結合されていない場合には
、投光手段７４がらの光は遮られることな（ＣＣＤ７０
に投光され、ＣＣＤ７０は、受光量に応じて第１１−Ｄ
図に示す出力信号を生成する。即ち、この場合のＣ０Ｄ
７０の出力信号は、位置検出手段８０が容器Ｍ３９を検
出するにもかかわらず実質上変化せず、容器蓋３９にリ
ング５８が結合されていないことを検出し、第１１−Ｄ
図に示すノーリング信号を生成する。尚、リング５８の
結合不良、リング５８の変形不良、所謂ノーリング（容
器１ｉ３９にリング５８が結合されていない状Ｂ）を正
確に検出するには、具体例ノ如＜、Ｃ０Ｄ７０の検出面
をリング５８に対応した環状にしてその実質上全体の面
積を検出するようにするのが望ましいが、リング５８の
結合部を含む自由端側の略半分の面積を検出することに
よってもその全体の面積を検出するのと実質上同一の効
果が達成される。更にこれらに限られることなく、その
検出面をリング５８の少なくとも結合部の面積を検出す
るように例えば矩形、円形等にしても所望の効果が達成
される。

リング検出手段６６が結合不良信号、変形不良信号及び
ノーリング信号のいずれをも生成しないときには、受入
れブロック３４に吸引保持された引張リング付容器蓋３
８は、その後排除域Ｊ及び下流側搬送域Ｍを通って移送
域■に搬送され、移送域■にて容器蓋選別手段１８から
結合強化手段２０（第１図）に所要の通り受渡される（
第２図を参照されたい）。下流側搬送域Ｍにおいては、
図示していないが上流側搬送域りと同様に、裂取りタブ
１３２及びこれに結合された引張リング５８が下流側静
止案内レール４６ｂの上面と若干の間隔を置いて位置す
るようになり、それ故に、これにより容器Ｍ３９及びこ
れに結合された引張リング５８が容器蓋３９の中心軸線
を中心として比較的大きく回動することが一層確実に阻
止される。

他方、リング検出手段６６が結合不良信号、変形不良信
号及びノーリング信号のいずれかを生成すると、かかる
信号に基いて制御手段（図示せず）は異常信号を生成し
、異常信号に基いて容器蓋排除手段８６の電磁ソレノイ
ド１００を付勢する。

この電磁ソレノイド１００は、リング不良の容器！（リ
ング５８の結合状態が不良のもの、リング５８自体が変
形しているもの及び容器蓋３９にリングが結合されてい
ないもの）を保持する受入れブロック３４が実質上排除
域Ｊを通過する間、更に詳しくは上記受入れブロック３
４に設けられたポケット３６が実質上排除域Ｊの範囲内
を移動する間付勢される。かくすると、空気供給流路の
第１の流路が開放され、空気供給源（図示せず）がらの
圧縮空気は矢印、（第７図）で示す如く供給される。そ
して、回転盤３０の回転に伴って排除域Ｊにあるポケッ
ト３６　（かかるポケット３６にはリング不良の容器蓋
が受入れられている）に対応する第２の流路の一端と上
記第１の流路の供給口とが整合すると、第９図から理解
される如く、圧縮空気供給源からの圧縮空気は第１の流
路及び第２の流路を通って排除域Ｊにあるポケット３６
に供給され、かくして上記ポケット３６に吸着されてい
るリング不良の容器蓋は、圧縮空気の作用によって永久
磁石４４の磁気的吸引力に抗して上記ポケット３６から
離脱し、排出シュート６０に所要の通り排除され回収さ
れる。

尚、安全スイッチ１２８　（第６図）は、リング不良の
容器蓋がポケット３６から所要の通り排除されずに排出
シュート６０の開口部でジャムした（詰った）場合、こ
れを検出して装置全体を停止せしめる。

上述した構成の容器蓋選別手段１８を備えた装置におい
ては、容器蓋保持手段が引張リング付容器蓋３８を吸着
保持して検出域Ｋを通して搬送する故に、検出域Ｋまで
搬送される間引張リング付容器ｌｌ３８は容器蓋保持手
段に確実に保持され、その姿勢は一定に保たれる。従っ
て、検出域Ｋにおける引張リング付容器ｆｉ３８の姿勢
を常時一定に保つことができ、容器ＩＥ３９に結合され
たリング５８の結合状態等を正確に検出してリング不良
のものを所要の通り排除することができる。

以上、本発明に従って構成された装置の一興体例につい
て説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形
乃至修正が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従って構成された装置の一興体例を
示す簡略平面図。 第２図は、第１図の容器蓋選別手段の一部を示す平面図
。 第３図は、第２図における■−■線による断面図。 第４図は、第２図におけるＩＶ−ＩＶ線による断面口。 第５図は、第４図におけるＶ−Ｖ線から見たところを拡
大して示す平面図。 第６図は、第２図の容器蓋選別手段における容器蓋排除
手段及びその近傍を示す平面図。 第７図は、第６図における■−■線による断面図。 第８図は、第２図の容器蓋選別手段における容器蓋受入
れブロックに引張リング付容器蓋が保持されている状態
を示す拡大斜視図。 第９図は、リング不良の容器蓋が排除域に移送された状
態を示す断面図。 第１０−Ａ図乃至第１０−Ｄ図は、夫々、リング検出手
段と良品の引張リング付容器蓋、結合不良の引張リング
付容器蓋、変形不良の引張リング付容器蓋及びノーリン
グの容器蓋との関係を示す拡大図。 第１１−Ａ図乃至第１１−Ｄ図は、夫々、良品の引張リ
ング付容器蓋、結合不良の引張リング付容器蓋、変形不
良の引張リング付容器蓋及びノーリングの容器蓋を検出
したとき、のリング検出手段の検出信号を示す図。 １０・・・・・・前成形体形成手段 １４・・・・・・容器蓋供給手段 １６・・・・・・引張リング成形及び結合手段１８・・
・・・・容器蓋選別手段 ３４・・・・・・容器蓋受入れポケット３８・・・・・
・引張リング付容器苫 ３９・・・・・・容器蓋 ５８・・・・・・引張リング ６６・・・・・・リング検出手段 ７０・・・・・・ＣＣＤ ８６・・・・・・容器蓋排除手段 Ｊ・・・・・・排除域 Ｋ・・・・・・検出域 特許出願人　東洋製罐株式会社。 １゜、・　　： 畳　・　−」 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、金属製薄板の端部より短冊片を剪断すると同時に湾
   曲せしめて両端部が相互に重合せしめられた形態の略筒
   環状の前成形体を形成する前成形体成形手段と、容器蓋
   の裂取りタブの自由端部と該前成形体の一部とが相互に
   重合せしめられた関係になるように該容器蓋と該前成形
   体とを位置決めし、該前成形体の周端縁を半径方向にカ
   ーリングしてリングに形成せしめると共に該裂取りタブ
   を該リング内に巻込んで両者を結合する引張リング成形
   及び結合手段とを具備する、金属製引張リングを成形す
   ると同時に容器蓋に結合する装置において； 該引張リング成形及び結合手段によって形成された引張
   リング付容器蓋を選別する容器蓋選別手段を更に備え、
   該容器蓋選別手段は、該引張リング付容器蓋を吸着保持
   して検出域を通して移送する容器蓋保持手段と、該検出
   域において該引張リング付容器蓋におけるリングの少な
   くとも結合部の面積を検出するリング検出手段と、排除
   域において該容器蓋保持手段に保持された該引張リング
   付容器蓋を該容器蓋保持手段から排除するための容器蓋
   排除手段と、該容器蓋排除手段を作動制御するための制
   御手段とを含み、該検出域に移送された該引張リング付
   容器蓋における該リングの少なくとも該結合部の面積を
   検出することによって生成される該リング検出手段の検
   出信号が所定範囲外であるときには、該制御手段が異常
   信号を生成し、該容器蓋排出手段は、該異常信号に基い
   て、該検出域において検出され且つ該排除域に移送され
   た該引張リング付容器蓋を該容器蓋保持手段から排除す
   る、ことを特徴とする装置。 ２、該容器蓋保持手段は該引張リング付容器蓋を磁気吸
   着して該検出域を通して移送する特許請求の範囲第１項
   記載の装置。 ３、該容器蓋保持手段は、該引張リング付容器蓋を磁気
   吸着する永久磁石を含んでいる特許請求の範囲第２項記
   載の装置。 ４、該容器蓋保持手段は該引張リング付容器蓋を真空吸
   着して該検出域を通して移送する特許請求の範囲第１項
   記載の装置。 ５、該リング検出手段は、該引張リング付容器蓋の該リ
   ングの実質上全体の面積を検出し、被検出面積が第１の
   所定値以下であるときにはノーリング信号又は変形不良
   信号を生成し、また該被検出面積が第２の所定値以上で
   あるときには結合不良信号を生成し、該制御手段は該ノ
   ーリング信号、変形不良信号又は結合不良信号に基いて
   該異常信号を生成する特許請求の範囲第１項乃至第４項
   のいずれかに記載の装置。 ６、該リング検出手段は、該検出域において該引張リン
   グ付容器蓋の該リングの実質上全体の面積を検出する環
   状のＣＣＤから構成されている特許請求の範囲第５項記
   載の装置。 ７、該検出域には、該リング検出手段に関連して更に該
   引張リング付容器蓋の容器蓋を検出する位置検出手段が
   付設されており、該位置検出手段が該容器蓋を検出した
   ときに該リング検出手段は該引張リング付容器蓋の該リ
   ングの実質上全体の面積を検出する特許請求の範囲第５
   項又は第６項記載の装置。 ８、該容器蓋排除手段は、圧縮空気供給源と、該圧縮空
   気供給源からの圧縮空気を該容器蓋保持手段に導くため
   の空気供給流路と、該空気供給流路に配設された開閉弁
   とを含み、該制御手段が該異常信号を生成すると該異常
   信号に基いて該開閉弁が開放され、該空気供給流路を通
   して圧縮空気が該容器蓋保持手段に供給され、かくして
   該排除域において、該容器蓋保持手段に保持されている
   該引張リング付容器蓋は該圧縮空気の作用によって該容
   器蓋保持手段から排除される特許請求の範囲第１項乃至
   第７項のいずれかに記載の装置。 ９、該容器蓋選別手段は、実質上鉛直な軸線を中心とし
   て所定方向に回転駆動される回転盤を含み、該回転盤の
   周縁部には周方向に間隔を置いて複数個の該容器蓋保持
   手段が設けられており、該容器蓋保持手段の各々は、夫
   々、該回転盤の回転に伴って該引張リング付容器蓋を該
   検出域及び該排出域を通って移送する特許請求の範囲第
   １項乃至第８項のいずれかに記載の装置。