JPH0247303B2 - Kinzokuseihitsupariringuoseikeisurutodojinyokibutaniketsugosurusochi - Google Patents

Kinzokuseihitsupariringuoseikeisurutodojinyokibutaniketsugosurusochi

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JPH0247303B2
JPH0247303B2 JP5270686A JP5270686A JPH0247303B2 JP H0247303 B2 JPH0247303 B2 JP H0247303B2 JP 5270686 A JP5270686 A JP 5270686A JP 5270686 A JP5270686 A JP 5270686A JP H0247303 B2 JPH0247303 B2 JP H0247303B2
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ring
tension ring
area
tension
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Kenji Morimoto
Tadashi Narui
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、金属製引張リングを形成すると同時
に容器蓋に結合する装置に関する。
<背景技術> 最近、容器蓋のスカート部より突出する裂取り
タブから頂面に至る所まで導かれる引裂弱化線を
容器蓋本体に設け、裂取りタブを引張ることによ
つて簡便に開封できる容器蓋が普及している。こ
の種の容器蓋においては、開封に際して裂取りタ
ブを相当の力を加えて引上げる必要があり、それ
故に、この裂取りタブを比較的長くしたり、適切
な引張片を付したりして開封を容易にしている。
しかし、裂取りタブを比較的長くする場合に
は、容器蓋を金属薄板から予備成形する際に多く
の材料の無駄が生じ、容器蓋の製作コストが高く
なる欠点がある。また、引張片を容器蓋の裂取り
タブに取付ける場合には、従来からこれを接着、
鋲着乃至は挟持等の手段によつて接続している
が、これらの方法は製造工程中に多くの手間と時
間とを要し、その製作コストが高くなると共に、
その接続部が脆弱で開封前に切断されるおそれが
生じる。
上述した問題点を解消するために、更に、略筒
環状の前成形体を形成し、容器蓋の裂取りタブの
自由端部と上記前成形体の一部とが相互に重合し
得るように上記容器蓋と上記前成形体を位置決め
し、しかる後上記前成形体の周端縁を半径方向に
カーリングしてリングを形成すると共に上記裂取
りタブをこのリング内に巻き込んで両者を結合す
ることにより、引張リング付容器蓋を製造する製
造方法及び装置がスウエーデン国のウイカンデル
ス社から提案されている(特開昭58−13855号
(特開昭59−144536号公報参照)及び特願昭58−
13856号(特開昭59−144537号公報参照))。そし
て、この種の引張リング付容器蓋においては、容
器蓋の成形は略環状の前成形体を形成する前成
形体形成手段と、上記前成形体を容器蓋の裂取
りタブと結合する位置へ供給する前成形体供給手
段と、容器蓋を供給する容器蓋供給手段と、
容器蓋の裂取りタブに突合わせた前成形体を引張
リングに成形すると同時にこれを容器蓋に結合す
る引張リング成形及び結合手段と、から基本的に
構成された装置によつて容易に達成される。
上記装置において、所望の引張リング付容器蓋
が得られない場合がある。このため本出願人は、
上記装置を改良し、引張リング付容器蓋の引張リ
ングと容器蓋とを同時に監視する手段を設けて、
引張リングが欠落の場合、すなわちノーリングの
場合に装置を停止させる、との発明を特開昭59−
191526号公報に開示した。
この装置においては、監視手段がノーリングの
容器蓋を検出すると装置全体が停止させる構成で
あるため、装置全体の運転効率が低下するとの欠
点を有している。
そこで、本出願人は、上記監視手段が、引張リ
ングの欠落を検出したときノーリング信号を生成
し、この信号に基いて排除手段を作動させ、監視
手段が検出した容器蓋を排除するようにした発明
を特開昭61−46335号公報に開示した。この装置
によれば、ノーリングの容器蓋を検出しても、こ
れを排除するのみで、装置全体を停止させること
がないので、運転効率が低下するとの欠点は解消
された。
しかしながら、前記いずれの装置においても、
不良品として検出されるので、ノーリングの容器
蓋であつて、引張リングそのものの結合状態の良
否を検出することはできなかつた。
そこで、本出願人は、更に、前記装置を改良
し、引張リング付容器蓋のリングの結合状態をチ
エツクして結合不良のものを除くことができる容
器蓋選別手段を装備する金属製引張リングを成形
すると同時に容器蓋に結合する装置を提案した
(特願昭60−19329号(特開昭61−180627号公報参
照)、名称:金属製引張リングを成形すると同時
に容器蓋に結合する装置)。
上記容器蓋選別手段を備えた装置は、引張リン
グそのものの結合状態の良否はチエツクできるも
のの、その変形不要までは検出できず、不良品の
検出・排除という面では不十分であり、以然とし
て改善が要望されているところであつた。
<発明の目的> 本発明は、上記事実に基いてなされたものであ
り、その主目的は、リング自体の結合不良、変形
不良及びノーリングの全てを容器蓋の不良品とし
て確実に検出し、かつ排除することができる容器
蓋選別手段を備えた、金属製引張リングを成形す
ると同時に容器蓋に結合する装置を提供すること
である。
<発明の要約> 本発明によれば、金属製薄板の端部より短冊片
を剪断すると同時に湾曲せしめて両端部が相互に
重合せしめられた形態の略筒環状の前成形体を形
成する前成形体成形手段と、容器蓋の裂取りタブ
の自由端部と該前成形体の一部とが相互に重合せ
しめられた関係になるように該容器蓋と該前成形
体とを位置決めし、該前成形体の周端縁を半径方
向にカーリングしてリングに形成せしめると共に
該裂取りタブを該リング内に巻込んで両者を結合
する引張リング成形及び結合手段とを具備する、
金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に結
合する装置において; 該引張リング成形及び結合手段によつて形成さ
れた引張リング付容器蓋を選別する容器蓋選別手
段を更に備え、該容器蓋選別手段は、該引張リン
グ付容器蓋を吸着保持して検出域を通して移送す
る容器蓋保持手段と、該検出域において、該引張
リング付容器蓋の容器蓋を検出する位置検出手段
と、該位置検出手段が該容器蓋を検出したとき
に、該引張リング付容器蓋におけるリングの実質
上全体の面積を検出するリング検出手段と、排除
域において該容器蓋保持手段に保持された該引張
リング付容器蓋を該容器蓋保持手段から排除する
ための容器蓋排除手段と、該容器蓋排除手段を作
動制御するための制御手段とを含み、 該リング検出手段は、被検出面積が第1の所定
値以下であるときにはノーリング信号又は変形不
良信号を生成し、また該被検出面積が第2の所定
値以上であるときには結合不良信号を生成し、該
制御手段は該ノーリング信号、変形不良信号又は
結合不良信号に基いて異常信号を生成し、該容器
蓋排出手段は、該異常信号に基いて、該検出域に
おいて検出され且つ該排除域に移送された該引張
リング付容器蓋を該容器蓋保持手段から排除す
る、ことを特徴とする装置が提供される。
<発明の好適具体例> 以下、添付図面を参照して、本発明に従つて構
成された装置の一具体例について説明する。
まず、第1図を参照して、本発明に従う装置の
全体的な構成について説明すると、図示の装置
は、前成形体形成手段10と、前成形体供給手段
12と、容器蓋供給手段14と、引張リング成形
及び結合手段16と、容器蓋選別手段18と、結
合強化手段20とを具備している。これらの各手
段の概略は以下の通りである。
前成形体形成手段10は、クロム酸処理鋼、ブ
リキ又はアルミニウム系合金等から成る帯状金属
薄板より短冊片を切断すると同時に長手方向に湾
曲せしめてその両端部を相互に重合せしめた形態
の略筒環状の前成形体を形成する。次に、前成形
体供給手段12は、前成形体形成手段10によつ
て成形された前成形体を保持域A及びBで受け取
り、矢印で示す方向に搬送し、前成形体受域Cへ
搬出する。一方、容器蓋供給手段14は、容器蓋
を保持域Dで受け取り、矢印で示す方向に搬送
し、容器蓋受域Eへ搬出する。引張リング成形及
び結合手段16は、前成形体受域Cに前成形体供
給手段12から前成形体を受け取り、矢印で示す
方向に搬送し、次いで容器蓋供給手段14から容
器蓋を受け取り、この容器蓋の裂取りタブの自由
端部と前成形体の一部とが相互に重合せしめられ
た関係となるように容器蓋と前成形体を位置決め
し、その後湾曲域Fにて容器蓋の裂取りタブを所
要通りに湾曲し、しかる後引張リング成形及び結
合域Gにて前成形体の周縁部を半径方向にカーリ
ングしてリングに形成せしめると共に容器蓋の裂
取りタブを上記リング内に巻込んで両者を結合
し、排出域Hへ搬送する。更に、容器蓋選別手段
18(後に詳述する)は、引張リング成形及び結
合手段16によつて形成された引張リング付容器
蓋のリングの結合状態を後述する如くして検出し
て結合強化手段20に送給する。即ち、容器蓋選
別手段18は、排出域Hにて引張リング成形及び
結合手段16から引張リングが結合された容器蓋
を受け取り、矢印の方向に搬送し、移送域Iへ搬
出する作用を行う。結合強化手段20は、移送域
Iにて容器蓋移送手段18から引張リングが結合
された容器蓋を受け取り、矢印方向に搬送し、加
圧変形域Pにて容器蓋の裂取りタブと引張リング
の一部との相互巻込み結合部に加圧変形を行なつ
てその結合の強化を行なつた後、送出域Qへ搬出
する。上述した前成形体形成手段10、前成形体
供給手段12、容器蓋供給手段14、引張リング
成形及び結合手段16、並びに結合強化手段20
の各々の構成及び作用効果については、本出願人
の出願である特願昭58−65285号(特公昭559−
191530号公報参照)、特願昭58−65286号(特公昭
62−38054号公報参照)、特願昭58−65287号(特
公昭63−33931号公報参照)、特願昭58−65288号
(特公昭63−33932号公報参照)及び特願58−
65290号(特開昭59−191534号公報参照)の明細
書及び図面に開示されているものと実質上同一で
ある。
次に、上述した容器蓋選別手段18について更
に詳述する。まず主として第2図及び第3図を参
照して、図示の容器蓋選別手段18は、実質上鉛
直に延在する静止支持軸22を備え、この静止支
持軸22の周囲に軸受部材24を介して中空円筒
体26が回転自在に装着されている(第3図)。
中空円筒体26の上端には、取付けねじ28によ
つて回転盤30が固定されている。中空円筒体2
6は適宜の伝動手段を介して電動モータの如き駆
動源に駆動連結されており、従つて回転盤30は
矢印32で示す方向(第2図において反時計方
向)に連続的に回動される。回転盤30の周縁部
には、周方向に間隔を置いて複数個の容器蓋保持
手段が設けられている。図示の容器蓋保持手段の
各々は、夫々、容器蓋受入れブロツク34から構
成され、各受入れブロツク34が取付けねじ35
によつて回転盤30に固定されている。受入れブ
ロツク34の各々の外面上部には、容器蓋受入れ
ポケツト36が設けられている。各容器蓋受入れ
ポケツト36は、第8図から容易に理解される如
く、それに収容される引張リング付容器蓋38に
おける容器蓋39のスカート壁40に対応した略
円形に構成され、その半径方向深さはスカート壁
40の高さの略半分に設定されている。このポケ
ツト36の鉛直方向中間部において、ブロツク3
4の外面には、周方向に貫通して延在する溝42
が設けられている。ポケツト36に続いているこ
の溝42の半径方向深さは、ポケツト36の半径
方向深さよりも相当大きく設定されている。かく
の通りであるので、回転盤30の矢印32で示す
方向の回転に伴つて、各容器蓋受入れブロツク3
4は、排出域H(第1図、第2図)にて引張リン
グ付容器蓋38を受け取り、検出域K及びその下
流側に存在する排除域Jを通つて搬送し、移送域
I(第1図、第2図)にて結合強化手段20に送
給する。
上記容器蓋保持手段、従つて受入れブロツク3
4は、引張リング付容器蓋38を少なくとも検出
域Kまで吸着保持して搬送するように構成するこ
とが重要である。従つて、具体例においては、第
3図及び第4図に示す如く、ポケツト36の溝4
2が存在する部分の上側に位置する底壁に円筒状
の氷久磁石44が埋設され、受入れブロツク34
は引張リング付容器蓋38をポケツト36に磁気
的に吸着保持する。尚、これに代えて、ポケツト
36を減圧源(図示せず)に連通せしめて引張リ
ング付容器蓋38を真空的に、言い換えると減圧
源の減圧作用によつて吸着保持するようにしても
よい。
図示の容器蓋選別手段18は、回転盤30の外
周面に沿つて上記外周面に対して所定間隔を置い
て配設された静止案内レール46を備えている。
静止案内レール46は、矢印32で示す回転盤3
0の回動方向に見て、排出域Hから移送域Iまで
の排除域Jを除く実質上全範囲に延在している
(第2図)。即ち、具体例では、排出域Hから矢印
32で示す回転方向に上流側搬送域L及び検出域
Kを通つて更にその幾分下流側までの領域に、上
流側静止案内レール46aが配設され、また排除
域Jの下流端から矢印32で示す回転方向に移送
域Iまでの下流側搬送域Mに、下流側静止案内レ
ール46bが配設されている。上流側静止案内レ
ール46a及び下流側静止案内レール46bは支
持脚48により支持され、それらの内面50は上
記ブロツク34の外面に対して所定の間隔、即ち
容器蓋38のスカート壁40の高さの略半分の間
隔を置いて位置決めされ、それらの上面52は上
記ブロツク34の上面の高さよりも若干低くなる
ように位置決めされる(第3図において、上流側
静止案内レール46aのみを示す)。
また、図示の具体例においては、第2図及び第
3図に示す如く、静止案内レール46に関連して
上部案内レール54も設けられている。上流側に
位置する上部案内レール54aは、矢印32で示
す回動方向に見て排出域Hよりも下流側から排除
域Jの上流側まで延在し、下流側に位置する上部
案内レール54bは、矢印32で示す回動方向に
見て排除域Jの上流端から移送域Iまで延在して
いる(第2図参照)。上部案内レール54a及び
54bは、上流側静止案内レール46a及び下流
側静止案内レール46bの外側部上面に間隔を置
いて配設されている支持部材56(第3図におい
て1個のみ示す)を介してこれらに支持されてい
る。上部案内レール54a及び54bの半径方向
内側部下面は、ポケツト36に収容されて搬送さ
れる引張リング付容器蓋38の引張リング58の
直ぐ上方に位置し、容器蓋39及びこれに結合さ
れた引張リング58の上方への変位を阻止する
(第3図において上部案内レール54aの一部を
示し、第9図において上部案内レール54bの一
部を示す)。
図示の具体例においては、更に、排除域Jに対
応する上部案内レール54bの外周部が切欠れて
おり、この切欠部に排出シユート60の開口部が
位置付けられている。第9図も参照して、排出シ
ユート60の上壁62は上部案内レール54bの
上方に位置し、その下壁64は矢印32で示す方
向に移動されるブロツク34の下方に位置し、従
つてブロツク34のポケツト36に収容された容
器蓋38は排出シユート60の開口部を通つて矢
印32で示す方向に移送される。後述する如く、
リング不良の容器蓋38は、この排出シユート6
0を通して排除される。
上述した容器蓋選別手段18は、容器蓋保持手
段、従つて受入れブロツク34に保持されて搬送
される引張リング付容器蓋38のリング58の結
合状態を検出するリング検出手段66を備えてい
る。主として第4図及び第5図を参照して、検出
域Kに配設された図示のリング検出手段66は、
支持部材68に取付けられたCCD70から構成
されている。具体例において、上流側静止案内レ
ール46aには横断面形状が略円形である取付凹
部72が形成され、取付凹部72内に上記リング
検出手段66の支持部材68が装着されている。
リング58の結合状態を検出するCCD70は、
第5図に拡大して示す如く、引張リング成形及び
結合手段16によつて形成される引張リング付容
器蓋38のリング58の形状に対応して上記リン
グ58の形状より幾分大きい環状であるのが好ま
しく、かく構成することによつて、引張リング付
容器蓋38のリング58の実質上全体の面積を検
出する。このCCD70に対向して、投光手段7
4が配設されている。上流側静止案内レール46
aの外周面には取付プレート76が取付ねじ78
によつて固定され、取付プレート76の上突出部
76aに固定された取付スリーブ79に投光手段
74が取付けられている。取付プレート76の上
突出部76aは上部案内レール54aの上方に位
置し、投光手段74の投光部は、上部案内レール
54aに形成された貫通孔80内に位置してリン
グ検出手段66のCCD70に対向する。従つて、
受入れブロツク34に保持された引張リング付容
器蓋38のリング58は、検出域Kにおいて
CCD70と投光手段74との間を通つて移送さ
れ、投光手段74はCCD70に向けて実質上均
一に投光し、CCD70は、後述する如く、引張
リング付容器蓋38のリング58の実質上全面積
を検出する。
上記リング検出手段66に関連して、位置検出
手段80が配設されている。図示の位置検出手段
80は、投光素子82と受光素子84の組合せか
ら構成され、投光素子82が取付プレート76の
上突出部76aに装着され、受光素子84が取付
プレート76の下突出部76bに装着されてい
る。投光素子82は、検出域Kにおいて受入れブ
ロツク34に保持された引張リング付容器蓋38
における容器蓋39のポケツト36から突出する
部位に投射するように位置決めされ、また受光素
子84は投光素子82からの光を受光するように
位置決めされる(第5図参照)。リング検出手段
66と位置検出手段80は、第5図に示す位置関
係に配置される。即ち、受入れブロツク34に保
持された引張リング付容器蓋38の容器蓋39が
投光素子82と受光素子84の間に移送される
と、投光素子82からの光が遮られて受光素子8
4に到達せず、従つて位置検出手段80は引張リ
ング付容器蓋38が検出域Kに到達したことを検
出する。このとき(詳しくは、第5図に示す通
り、容器蓋39の移送方向前側端部が投光素子8
2と受光素子84の間に位置すると)、容器蓋3
8に結合されたリング58が、第4図及び第5図
に示す如く、CCD70と投光手段74の間、更
に詳しくは環状のCCD70に対応してその上方
に位置し、従つてCCD70は、位置検出手段8
0が容器蓋38を検出したときにそれに結合され
たリング58の面積を検出する。
上記容器蓋選別手段18は、更に、不良の引張
リング付容器蓋38を受入れブロツク34から排
除するための容器蓋排除手段86を備えている。
第2図、第6図、第7図及び第9図を参照して、
上流側静止案内レール46aの下流側部上面には
支持部材88が固定され、かかる支持部材88に
取付部材90が取付ねじ92により固定されてい
る。取付部材90の上面には、取付ブラケツト9
4が固定され、この取付ブラケツト94には、開
閉弁96が装着されている。図示の開閉弁96
は、通路が形成された弁本体98を有し、この弁
本体98には弁部材を有する電磁ソレノイド10
0が装着されている。弁部材(図示せず)は弁本
体98の通路に配設され、通常通路を閉塞する
が、電磁ソレノイド100が励磁されると上記通
路を開放する。弁本体98の一端には供給口が形
成された供給側接続部98aが設けられ、その他
端には排出口が形成された排出側接続部98bが
設けられている。弁本体98の供給側接続部98
aは、図示していないが、接続部材を介してコン
プレツサの如き圧縮空気供給源に接続されてい
る。また、弁本体98の排出側接続部98bは、
L字状の連結管102、連結管104及び接続部
材106を介して空気供給部材108に接続され
ている。空気供給部材108の中間部にはフラン
ジ部108aが設けられ、このフランジ部108
aが取付部材90に装着された支持部材110に
取付ねじ112によつて固定されている。支持部
材110は、それに形成された長孔114を通し
て取付ねじ116を取付部材90に螺着すること
によつて、取付部材90の内側端部に装着されて
おり、従つて、第6図から容易に理解される如
く、空気供給部材108の位置を調整することが
できる。この空気供給部材108の下部には、供
給口を規定するためのスリーブ部材118が上下
方向に滑動自在に被嵌されている。スリーブ部材
118の下部外周面には段部が設けられ、この段
部に装着されている環状のリング部材120と支
持部材110との間にはコイルばね122が介在
されている。かくの通りであるので、スリーブ部
材118はコイルばね122の作用によつて下方
に偏倚せしめられ、空気供給部材108の下面か
ら若干突出し、その下面が上記回転盤30の上面
に弾性的に接触せしめられる。
他方、上述した回転盤30には、容器蓋受入れ
ブロツク34のポケツト36の各々に対応して複
数個の通路124(第3図、第9図)が設けられ
ている。通路124の一端は回転盤30の上面に
開口し、その他端は回転盤30のブロツク34が
装着されている部位の周側面に開口している。そ
して、各ブロツク34のポケツト36の底壁部に
は、対応する通路124の他端開口に連通する貫
通孔126が設けられている。
上述した通りの排除手段86においては、接続
部材(図示せず)、弁本体98、L字状の連結管
102、連結管104、接続部材106及び空気
供給部材108に設けられた通路とスリーブ部材
118の内部空間部によつて、圧縮空気をポケツ
ト36に導くための空気供給流路の第1の流路を
規定して(従つて、第1の流路は、圧縮空気供給
源からの圧縮空気を回転盤30の上面に導く)、
回転盤30に設けられた通路124の各々とこれ
に連通するブロツク34に設けられた貫通孔12
6によつて、圧縮空気をポケツト36に導くため
の空気供給流路の第2の流路を規定する(従つ
て、第2の流路は、第1の流路を通つて供給され
た圧縮空気を回転盤30の上面からブロツク34
のポケツト36に導く)。そして、この第1の流
路と各第2の流路は、第9図に示す如く、ブロツ
ク34に設けられたポケツト36が上記排除域J
にあるときに、排除域Jにあるポケツト36に対
応する第2の流路が第1の流路と連通状態になる
ようになつている。具体例においては、スリーブ
部材118の内径が排除域Jにおける所定範囲に
対応し、第1の流路の供給口が各第2の流路の一
端開口より大きく設定されている。従つて、開閉
弁96が第1の流路を開放する状態において、回
転盤30の矢印32で示す方向の回動に伴つて第
2の流路の一端端開口が第1の流路の供給口の上
流端部に整合する地点からその一端開口が第1の
流路の供給口の下流端部に整合する地点までの範
囲に渡つて、圧縮空気が空気供給流路を通つて排
除域Jにあるポケツト36に送給されることにな
る。
容器蓋排除手段86の開閉弁96は、制御手段
(図示せず)によつて作動制御される。即ち、リ
ング検出手段66の検出信号は制御手段に供給さ
れ、上記検出信号が所定範囲外であるとき(具体
例では、後述する結合不良信号、変形不良信号及
びノーリング信号のいずれかを生成したとき)に
制御手段は上記検出信号に基いて異常信号を生成
し、上記異常信号に基いて電磁ソレノイド100
を付勢する(従つて、開閉弁96が開状態になつ
て第1の流路を開放する)。
また、具体例においては、排除域Jの下流部に
安全スイツチ128が配設されている(第6図)。
この安全スイツチ128は例えばマイクロスイツ
チから構成される。
次に、主として第2図、第4図、第5図、第9
図、第10図及び第11図を参照して、上述した
容器蓋選別手段18の作用効果について説明す
る。
第1図及び第2図を参照して、回転盤30に設
けられた受入れブロツク34は、引張リング成形
及び結合手段16と同期して排出域Hに到達す
る。引張リング成形及び結合手段16は、前成形
体の周縁部を半径方向にカーリングしてリングを
形成せしめると共に容器蓋39の裂取りタブ13
2を上記リング内に巻込んで両者を結合し、第8
図に図示する形態の引張リング付容器蓋38を形
成し、これを排出域Hに搬送する。具体例におい
ては、引張リング付容器蓋38のリング58の結
合部は第5図、第8図に示す通り、容器蓋39の
裂取りタブ132との結合部位に略対向する部位
に存在する。
上記排出域Hにおいては、引張リング成形及び
結合手段16に設けられたポケツト(図示せず)
と受入れブロツク34に設けられた受入れポケツ
ト36とが相互に近接して対向し、引張リング成
形及び結合手段16のポケツトに収容されている
引張リング付容器蓋38がブロツク34のポケツ
ト36に受渡される。上記受入れブロツク34が
排出域Hから矢印32で示す回転方向に回転する
と共に引張リング成形及び結合手段16も所定方
向に回転すると、引張リング成形及び結合手段1
6のポケツトに収容されている引張リング付容器
蓋38は上流側静止案内レール46aの上流側端
部によつてブロツク34のポケツト36に拘束さ
れ、これによつて、引張リング付容器蓋38がブ
ロツク34の所要位置に所要の通りに円滑に受渡
される。かく受渡されると、引張リング付容器蓋
38、即ち容器蓋39及びこれに結合された引張
リング58は、第4図及び第8図に示す如く受入
れブロツク34のポケツト36に収容され、ブロ
ツク34に埋設された氷久磁石44(第3図、第
4図及び第9図)によつて磁気的に吸引保持され
る。即ち、容器蓋39及び引張リング58は、容
器蓋39の天面壁130が半径方向内方に位置
し、その裂取りタブ132が最上位に位置する状
態にあり、裂取りタブ132の自由端部に結合し
た引張リング58は半径方向外方に突出する(第
5図も参照されたい)。ブロツク34に上述した
如くして吸着保持された引張リング付容器蓋38
は具体例では、ブロツク34の矢印32(第1
図、第2図)で示す方向の回転に伴つて、上記排
出域Hから上流側搬送域L、検出域K、排除域J
及び下流側搬送域Mを通つて移送域Iに搬送され
る。上述した搬送中においては、引張リング付容
器蓋38が氷久磁石44の作用によつてブロツク
34に磁気的に吸着されている故に、引張リング
付容器蓋38の姿勢変化が確実に阻止され、上記
引張リング付容器蓋38の安定した移送が可能に
なる。
上流側搬送域L(検出域Kをも含む)において
は、第3図及び第4図に示す如く、容器蓋39の
裂取りタブ132及びこれに結合された引張リン
グ58が上流側静止案内レール46aの上面52
と若干の間隔を置いて位置するようになり、それ
故に、これにより容器蓋39及びこれに結合され
た引張リング58が容器蓋39の中心軸線を中心
として比較的大きく回動することが一層確実に阻
止される。
受入れブロツク34に保持された引張リング付
容器蓋38が上流側搬送域Lを通つて検出域Kに
搬送されると、リング検出手段66は容器蓋39
に結合されたリング58の面積を検出する。即
ち、位置検出手段80が検出域Kにおいて容器蓋
39の矢印32で示す回転方向前側端部を検出す
る(言い換えると、発光素子82からの光が容器
蓋39によつて遮られる)と、これに同時にリン
グ検出手段66、即ちCCD70は容器蓋39に
結合されたリング58の面積を検出する。第4図
及び第5図と共に第10図及び第11図を参照し
て更に詳述すると、位置検出手段80が上述した
如くして引張リング付容器蓋38の容器蓋39を
検出すると、容器蓋39に結合されたリング58
は、第5図に拡大して示す通り、環状のCCD7
0の若干上方に位置するようになり、これによつ
て投光手段74からCCD70に向けて投射され
ている光は、このリング58によつて遮られる。
従つて、容易に理解される如く、容器蓋39に結
合されたリング58の面積が大きい場合には、こ
のリング58によつて遮られる光が多く、言い換
えるとCCD70に投射される光の光量が少なく
なり、他方上記リング58の面積が小さい場合に
は、リング58によつて遮られる光が少なく、言
い換えるとCCD70に投射される光の光量が多
くなり、かくして容器蓋39に結合されたリング
58の結合状態がCCD70に投射される光の光
量によつて検出される。しかして、第6図及び第
10−A図に示す如く、容器蓋39に結合された
リング58の結合部の結合状態が良好で、しかも
リング58自体も実質上変形していない場合に
は、上記リング58の実質上全体が環状のCCD
70の上方に位置し、投光手段74からCCD7
0に投射されている光はこのリング58によつて
所定量遮らされ、CCD70は受光した光量に応
じて第11−A図に示す出力信号を生成する。即
ち、この場合には、CCD70の出力信号は、第
1の基準値V1と第1の基準値V1より大きい第2
の基準値V2の間となり、CCD70は、受光量に
より、容器蓋39に結合されたリング58の実質
上全体の面積が第1の所定値(上記第1の基準値
V1に対応する)と第1の所定値より大きい第2
の所定値(上記第2の基準値V2に対応する)の
間である、言い換えるとリング58の結合部が所
要の通り結合され且つリング58自体も変形して
いないことを検出する。他方、第10−B図に示
す如く、容器蓋39に結合されたリング58の結
合部の結合状態が不良である(更に詳しくは、上
記結合部が充分に巻込まれずに大きくなつてい
る)場合には、投光手段74からCCD70に投
射されている光がこのリング58によつて比較的
多く遮られ(第8−A図に示す状態よりも更に多
くの光を遮るようになる)、CCD70は受光量に
応じて第11−B図に示す出力信号を生成する。
即ち、この場合CCD70の出力信号は、第2の
基準値V2を越えるようになり、CCD70は、受
光量により容器蓋39に結合されたリング58の
被検出部の面積が第2の所定値を越えている(従
つて、リング58の実質上全体の面積は上記被検
出部の面積と実質上同一か又はそれよりも大き
い)、言い換えるとリング58の結合部が結合不
良であることを検出し、第11−B図に示す結合
不良信号を生成する。具体例のリング検出手段6
6は、更に、容器蓋39に結合されたリング58
が変形していること、及び容器蓋39にリング5
8が結合されていないことをも検出する。第10
図−C図に示す如く、容器蓋39に結合されたリ
ング58自体が実質上環状ではなくて変形してい
る(リング58の結合部の結合状態が良好のとき
のみならず不良のときも含む)場合には、通常、
第10−C図から理解される如く、投光手段74
からCCD70に投射されている光の遮断量が少
なくなり(第8−A図に示す状態よりも光の遮断
量が少なくなる)、CCD70は受光量に応じて第
11−C図に示す出力信号を生成する。即ち、こ
の場合のCCD70の出力信号は、第1の基準値
V1より小さくなり、CCD70は、受光量により、
容器蓋39に結合されたリング58の被検出部の
面積が第1の所定値より小さい(このことは通常
リング58が変形していることを意味する)、言
い換えるとリング58が変形して不良であること
を検出し、第11−C図に示す変形不良信号を生
成する。また、第10−D図に示す如く、容器蓋
39の裂取りタブ132に引張リング58が結合
されていない場合には、投光手段74からの光は
遮られることなくCCD70に投光され、CCD7
0は、受光量に応じて第11−D図に示す出力信
号を生成する。即ち、この場合のCCD70の出
力信号は、位置検出手段80が容器蓋39を検出
するにもかかわらず実質上変化せず、容器蓋39
にリング58が結合されていないことを検出し、
第11−D図に示すノーリング信号を生成する。
尚、リング58の結合不良、リング58の変形不
良、所謂ノーリング(容器蓋39にリング58が
結合されていない状態)を正確に検出するには、
具体例の如く、CCD70の検出面をリング58
に対応した環状にしてその実質上全体の面積を検
出するようにするのが望ましいが、リング58の
結合部を含む自由端側の略半分の面積を検出する
ことによつてもその全体の面積を検出するのと実
質上同一の効果が達成される。更にこれらに限ら
れることなく、その検出面をリング58の少なく
とも結合部の面積を検出するように例えば矩形、
円形等にしても所望の効果が達成される。
リング検出手段66が結合不良信号、変形不良
信号及びノーリング信号のいずれをも生成しない
ときには、受入れブロツク34に吸引保持された
引張リング付容器蓋38は、その後排除域J及び
下流側搬送域Mを通つて移送域Iに搬送され、移
送域Iにて容器蓋選別手段18から結合強化手段
20(第1図)に所要の通り受渡される(第2図
を参照されたい)。下流側搬送域Mにおいては、
図示していないが上流側搬送域Lと同様に、裂取
りタブ132及びこれに結合された引張リング5
8が下流側静止案内レール46bの上面と若干の
間隔を置いて位置するようになり、それ故に、こ
れにより容器蓋39及びこれに結合された引張リ
ング58が容器蓋39の中心軸線を中心として比
較的大きく回動することが一層確実に阻止され
る。
他方、リング検出手段66が結合不良信号、変
形不良信号及びノーリング信号のいずれかを生成
すると、かかる信号に基いて制御手段(図示せ
ず)は異常信号を生成し、異常信号に基いて容器
蓋排除手段86の電磁ソレノイド100を付勢す
る。この電磁ソレノイド100は、リング不良の
容器蓋(リング58の結合状態が不良のもの、リ
ング58自体が変形しているもの及び容器蓋39
にリングが結合されていないもの)を保持する受
入れブロツク34が実質上排除域Jを通過する
間、更に詳しくは上記受入れブロツク34に設け
られたポケツト36が実質上排除域Jの範囲内を
移動する間付勢される。かくすると、空気供給流
路の第1の流路が開放され、空気供給源(図示せ
ず)からの圧縮空気は矢印(第7図)で示す如く
供給される。そして、回転盤30の回転に伴つて
排除域Jにあるポケツト36(かかるポケツト3
6にはリング不良の容器蓋が受入れられている)
に対応する第2の流路の一端と上記第1の流路の
供給口とが整合すると、第9図から理解される如
く、圧縮空気供給源からの圧縮空気は第1の流路
及び第2の流路を通つて排除域Jにあるポケツト
36に供給され、かくして上記ポケツト36に吸
着されているリング不良の容器蓋は、圧縮空気の
作用によつて氷久磁石44の磁気的吸引力に抗し
て上記ポケツト36から離脱し、排出シユート6
0に所要の通り排除され回収される。
尚、安全スイツチ128(第6図)は、リング
不良の容器蓋がポケツト36から所要の通り排除
されずに排出シユート60の開口部でジヤムした
(詰つた)場合、これを検出して装置全体を停止
せしめる。
上述した構成の容器蓋選別手段を備えた装置に
よれば、リング検出手段が、不良品としての容器
蓋として、リング自体の結合が不良のもの、容器
蓋からリングが欠落しているもののみならず、リ
ング自体が変形しているものまで検出することが
でき、しかもこれを確実に排除することができ
る。したがつて、不良品として検出される容器蓋
の範囲は従来装置に比較して著しく拡大され、よ
り優れた容器蓋選別手段を備えた装置が得られる
ものである。
以上、本発明に従つて構成された装置の一具体
例について説明したが、本発明はかかる具体例に
限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱す
ることなく種々の変形乃至修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従つて構成された装置の一
具体例を示す簡略平面図。第2図は、第1図の容
器蓋選別手段の一部を示す平面図。第3図は、第
2図における−線による断面図。第4図は、
第2図における−線による断面図。第5図
は、第4図における−線から見たところを拡
大して示す平面図。第6図は、第2図の容器蓋選
別手段における容器蓋排除手段及びその近傍を示
す平面図。第7図は、第6図における−線に
よる断面図。第8図は、第2図の容器蓋選別手段
における容器蓋受入れブロツクに引張リング付容
器蓋が保持されている状態を示す拡大斜視図。第
9図は、リング不良の容器蓋が排除域に移送され
た状態を示す断面図。第10−A図乃至第10−
D図は、夫々、リング検出手段と良品の引張リン
グ付容器蓋、結合不良の引張リング付容器蓋、変
形不良の引張リング付容器蓋及びノーリングの容
器蓋との関係を示す拡大図。第11−A図乃至第
11−D図は、夫々、良品の引張リング付容器
蓋、結合不良の引張リング付容器蓋、変形不良の
引張リング付容器蓋及びノーリングの容器蓋を検
出したときのリング検出手段の検出信号を示す
図。 10……前成形体形成手段、14……容器蓋供
給手段、16……引張リング成形及び結合手段、
18……容器蓋選別手段、34……容器蓋受入れ
ブロツク、38……引張リング付容器蓋、39…
…容器蓋、58……引張リング、66……リング
検出手段、70……CCD、86……容器蓋排除
手段、J……排除域、K……検出域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属製薄板の端部より短冊片を剪断すると同
    時に湾曲せしめて両端部が相互に重合せしめられ
    た形態の略筒環状の前成形体を形成する前成形体
    成形手段と、容器蓋の裂取りタブの自由端部と該
    前成形体の一部とが相互に重合せしめられた関係
    になるように該容器蓋と該前成形体とを位置決め
    し、該前成形体の周端縁を半径方向にカーリング
    してリングに形成せしめると共に該裂取りタブを
    該リング内に巻込んで両者を結合する引張リング
    成形及び結合手段とを具備する、金属製引張リン
    グを成形すると同時に容器蓋に結合する装置にお
    いて; 該引張リング成形及び結合手段によつて形成さ
    れた引張リング付容器蓋を選別する容器蓋選別手
    段を更に備え、該容器蓋選別手段は、該引張リン
    グ付容器蓋を吸着保持して検出域を通して移送す
    る容器蓋保持手段と、該検出域において、該引張
    リング付容器蓋の容器蓋を検出する位置検出手段
    と、該位置検出手段が該容器蓋を検出したとき
    に、該引張リング付容器蓋におけるリングの実質
    上全体の面積を検出するリング検出手段と、排除
    域において該容器蓋保持手段に保持された該引張
    リング付容器蓋を該容器蓋保持手段から排除する
    ための容器蓋排除手段と、該容器蓋排除手段を作
    動制御するための制御手段とを含み、 該リング検出手段は、被検出面積が第1の所定
    値以下であるときにはノーリング信号又は変形不
    良信号を生成し、また該被検出面積が第2の所定
    値以上であるときには結合不良信号を生成し、該
    制御手段は該ノーリング信号、変形不良信号又は
    結合不良信号に基いて異常信号を生成し、該容器
    蓋排出手段は、該異常信号に基いて、該検出域に
    おいて検出され且つ該排除域に移送された該引張
    リング付容器蓋を該容器蓋保持手段から排除する
    ことを特徴とする装置。 2 該容器蓋保持手段は該引張リング付容器蓋を
    磁気吸着して該検出域を通して移送する特許請求
    の範囲第1項記載の装置。 3 該容器蓋保持手段は、該引張リング付容器蓋
    を磁気吸着する氷久磁石を含んでいる特許請求の
    範囲第2項記載の装置。 4 該容器蓋保持手段は該引張リング付容器蓋を
    真空吸着して該検出域を通して移送する特許請求
    の範囲第1項記載の装置。 5 該リング検出手段は、該検出域において該引
    張リング付容器蓋の該リングの実質上全体の面積
    を検出する環状のCCDから構成されている特許
    請求の範囲第1項記載の装置。 6 該容器蓋排除手段は、圧縮空気供給源と、該
    圧縮空気供給源からの圧縮空気を該容器蓋保持手
    段に導くための空気供給流路と、該空気供給流路
    に配設された開閉弁とを含み、該制御手段が該異
    常信号を生成すると該異常信号に基いて該開閉弁
    が開放され、該空気供給流路を通して圧縮空気が
    該容器蓋保持手段に供給され、かくして該排除域
    において、該容器蓋保持手段に保持されている該
    引張リング付容器蓋は該圧縮空気の作用によつて
    該容器蓋保持手段から排除される特許請求の範囲
    第1項記載の装置。 7 該容器蓋選別手段は、実質上鉛直な軸線を中
    心として所定方向に回転駆動される回転盤を含
    み、該回転盤の周縁部には周方向に間隔を置いて
    複数個の該容器蓋保持手段が設けられており、該
    容器蓋保持手段の各々は、夫々、該回転盤の回転
    に伴つて該引張リング付容器蓋を該検出域及び該
    排出域を通つて移送する特許請求の範囲第1項記
    載の装置。
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