JPS62211423A - アンカ−体の造成工法 - Google Patents

アンカ−体の造成工法

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JPS62211423A
JPS62211423A JP5398986A JP5398986A JPS62211423A JP S62211423 A JPS62211423 A JP S62211423A JP 5398986 A JP5398986 A JP 5398986A JP 5398986 A JP5398986 A JP 5398986A JP S62211423 A JPS62211423 A JP S62211423A
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JP
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injection hose
sheath
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water stop
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JP5398986A
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Osamu Inagaki
修 稲垣
Hajime Fujino
一 藤野
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Eneos Corp
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Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、構築物を地盤に定着するための耐蝕性に優れ
たアンカー体の造成工法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のアンカー体としては、例えば特公昭55
−14207号公報又は第5図に示すものが知られてい
る。
図に於て、1はアンカー構造物であり、複数の引張材2
と、引張材2に沿って配され、端部が止水バッキング又
・はキャップ5を貫通する外部注入ホース3と、この外
部注入ホース3と並行して配され、止水バッキング又は
キャップ5の近傍で開口する内部注入ホース4と、複数
の引張材2と注入ホース3.4を包囲するように配され
、端部が止水バッキング又はキャップ5に取り付けであ
る波状の合成樹脂製管体6とから構成されている。
このアンカー構造物1は、適宜の間隔でスペーサ7を介
して一体にしである。
斯くして形成されたアンカー構造物1は、任意の装置に
よって穿孔した孔8内に止水バッキング又はキャップ5
を先にして挿入される。そして、先ず、外部注入ホース
3から硬化材9を注入し、アンカー構造物1と孔8との
間に充填し、次いで、アンカー構造物1内に内部注入ホ
ース4から硬化材9を注入し、アンカー構造物1内に充
填する。
硬化材9が固化した後は、アンカー体として機能するこ
とになる。
このアンカー体は、引張材2が耐蝕性に優れた合成樹脂
製のシース6によって覆われているため、長期間使用し
ても引張材2が地盤を介して浸入して来る水等によって
腐食する虞がない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然し、上記工法では、アンカー構造物1の内外が止水バ
ッキング又はキャップ5とシース6とによって隔絶され
ているため、硬化材9を注入するホースが外部用3と内
部用4とが各別に必要となる。従って、アンカー構造物
−1が大きくなり、削孔径が大きくなると言う不具合が
ある。そこで、小型にすると、引張材2の数を少なくせ
ざるを得ず、耐力が小さくなる。その結果、アンカー数
量を増すこととなり、不経済である。
〔発明の目的〕
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、アンカー構造物を大きくすること
な(所定の耐力を有するアンカー体の造成工法を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る。アンカー体の造成工法は、複数の引張材
に沿って注入ホースを配し、注入ホースの先端に止水部
材を設け、この止水部材に上記引張材を包囲するシース
を取り付けて成るアンカー構造物を、地盤に穿孔された
孔内に挿入した後、上記注入ホースから硬化材を注入し
、シースの外側と孔壁との間及びシース内部とを硬化材
によって一体的に固化するアンカー体の造成工法に於て
、止水部材より突出する部位とシース内部で止水部材の
近傍部位に夫々開口する吐出口を設けると共に、シース
内部で開口する吐出口には圧力作動弁体を設けた1本の
注入ホースを複数の引張材に沿って設け、先ず、止水部
材の外側で開口する注入ホースの吐出口から硬化材を注
入して硬化材をシース外側と孔壁との間に装填した後、
孔外から注入ホースを介して閉塞部材を送って止水部材
の外側で開口する注入ホースの吐出口を閉塞し、注入ホ
ース内の圧力を高めて注入ホースの吐出口を覆う作動弁
体を押し拡げてシース内部で開口する吐出口から硬化材
を吐出し、シース内部に硬化材を装填するものである。
〔発明の作用〕
本発明に於ては、1本の注入ホースが1本で済むから、
アンカー構造物を大きくすることなく、注入ホースを取
り付けることが出来る。又、硬化材の注入が容易に出来
る。而も、注入ホースに設けた吐出口は内外での圧力差
によって作動出来るため、特別な装置を用いることなく
、切換えが出来る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明により造成されたアンカー体10の要部
を示すもので、アンカー構造物11は、複数の引張材1
2と、この引張材12の中心に並行して配した注入ホー
ス13と、この注入ホース13と引張材12とを包囲す
る筒状の合成樹脂製シース14と、このシース14と注
入ホース13の先端部を貫通させる止水キャップ15と
で構成されている。
注入ホース13は、第3図に示すように合成樹脂製のホ
ース131と、このホース131の先端に接続具132
を介して取り付けられる注入材吐出部材133とから構
成さている。
注入材吐出部材133は、有底の筒体134に複数の孔
135と136を設けたものである。そして、孔135
は止水キャップ15より突出した部位に設けられ、孔1
36は止水キャップ15よりもシース14内側に位置す
るように設けられている。又、孔136には例えばゴム
スリーブ等の圧力作動弁体137が取り付けである。こ
の圧力作動弁体137は、孔135から硬化材16が吐
出する際に開放せず、孔135が閉塞状態になって注入
ホース13の内圧が上昇した時に開放するように設定さ
れている。
斯くして構成されたアンカー構造物11は、任意の装置
にて穿孔さ・れた孔17内に止水キャップ・15を先頭
にして挿入される。この際、必要があればスペーサを介
挿しても良い。そして、アンカー構造物11が所定の位
置に配された後、注入ホース13にポンプ等によって硬
化材(例えばセメントペースト)16を圧送する。硬化
材16は、第3図に示すように先端の孔135からアン
カー構造物11の外側に吐出して、孔17とアンカー構
造物11との間に充填されて行く。
この間、硬化材16の圧送に伴って充填される領域が拡
大されて行く。そして、アンカー構造物11と孔17と
によって構成される定着部20に硬化材16が行き渡っ
たことを作業者が感知すると、例えばゴム又は合成樹脂
製のボール或いはアスファルト若しくはエラストマー等
の閉塞部材19を注入ホース13に入れて圧送し、第4
図に示すように孔135を閉塞する。これに伴って、注
入ホース13内の圧力が上昇し、今まで孔136を閉塞
していた圧力作動弁体137が押し拡げられる。このた
め、注入ホース13内の硬化材16はアンカー構造物1
1内に吐出されて行く。そして、硬化材16が所定の範
囲に亘って行き渡ったことを作業者が感知すると、硬化
材16の供給を停止する。
硬化材16の固化を待って、引張材12に所望の張力を
掛けた状態で台座等に固定してアンカー体10として機
能させる。
このように本実施例によれば、アンカー構造物11が1
本の注入ホース13を配するだけで済むため、従来のア
ンカー構造物1のように大きくなることがない(第7図
参照)。又、1本の注入ホース13を配するだけで済む
ため、取付スペースが十分に取れるようになり、引張材
12を増やすことが出来、アンカー体10の耐力を強く
することが出来る。更に、硬化材16の注入に際し、シ
ース14内部の孔136は圧力作業弁体137によって
閉塞されているから、シース14内に不用意に硬化材1
6が浸入する虞がなく、内外の注入作業が確実に出来る
。そして、孔136による硬化材16の注入が終了する
と、耐蝕性がある閉塞部材18を注入ホース13を介し
て送るだけで良いから、複雑な機構2手段を要すること
なく簡単に孔136を閉塞出来る。而も、この孔136
の閉塞によって、圧力作動弁体137が注入ホース13
内の圧力上昇によって自動的に押し拡げられるから、作
業者は孔136の閉塞が確実に行なわれたか否かの確認
が容易に出来ると共に、従来のように注入ホースを切り
替える等の操作が不要となる。
尚、本発明に於ては、シース14は引張材12の耐蝕性
を保持するものであれば如何なるものであっても良く、
特に限定するものではないが、実施例で示したように内
面及び外面を波状にして面積を拡大したものが望ましい
。又、閉塞部材18としては孔135を確実に閉塞出来
るものであれば、実施例に開示したものに限る必要はな
く、例えばメッキを施した金属球、ステンレス球等であ
っても良い。更に、圧力作動弁体はゴムスリーブが好適
ではあるが、例えば孔135が閉塞されて内圧が上昇す
るまでの間、孔136を閉塞して置き、所定内圧になっ
た時に破壊、破損する形式の弁体であっても良い。又、
孔17の穿孔手段は任意であり、特に限定するものでは
ない。更に、硬化材16は、アンカー体10に使用出来
るものであれば、如何なるものであっても良い。又、注
入ホース13は、ホース131と、注入材吐出部材13
4とを連結具132によって結合する方式としたが、ホ
ースに一体に形成したものとしても良い。更に、注入材
吐出部材134は耐蝕性を有する材料であれば、如何な
るもので形成しても良い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、1本の注入ホースによっ
てアンカー構造物の内外に確実に硬化材を注入出来るの
で、大きさを代えることなく耐力のあるアンカー体が造
成出来ると共に、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によって形成されたアンカー
体の要部を示す断面図、第2図はそのアンカー構造物の
平面図、第3図は本発明の上記実施例に於てアンカー構
造物と孔壁との間に硬化材を注入している状態を示す要
部断面図、第4図は同じく注入ホースの先端部を閉塞し
て硬化材をシース内に注入している状態を示す要部断面
図、第5図はアンカー体を示す断面図、第6図は従来の
アンカー体の要部を示す断面図、第7図はそのアンカー
構造物を示す平面図である。 10・・・アンカー体、11・・・アンカー構造物、1
2・・・引張材、13・・・注入ホース、14・・・シ
ース、15・・・止水キャップ、16・・・セメントペ
ースト、17・・・孔、18・・・閉塞部材、20・・
・定着部。 第1図 第2図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の引張材に沿って注入ホースを配し、注入ホ
    ースの先端に止水部材を設け、この止水部材に上記引張
    材を包囲するシースを取り付けて成るアンカー構造物を
    、地盤に穿孔された孔内に挿入した後、上記注入ホース
    から硬化材を注入し、シースの外側と孔壁との間及びシ
    ース内部とを硬化材によって一体的に固化するアンカー
    体の造成工法に於て、止水部材より突出する部位とシー
    ス内部で止水部材の近傍部位に夫々開口する吐出口を設
    けると共に、シース内部で開口する吐出口には圧力作動
    弁体を設けた1本の注入ホースを複数の引張材に沿って
    設け、先ず、止水部材の外側で開口する注入ホースの吐
    出口から硬化材を注入して硬化材をシース外側と孔壁と
    の間に装填した後、孔外から注入ホースを介して閉塞部
    材を送って止水部材の外側で開口する注入ホースの吐出
    口を閉塞し、注入ホース内の圧力を高めて注入ホースの
    吐出口を覆う作動弁体を押し拡げてシース内部で開口す
    る吐出口から硬化材を吐出し、シース内部に硬化材を装
    填することを特徴とするアンカー体の造成工法。
  2. (2)シースは、合成樹脂製の管で構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアンカー体の
    造成工法。
  3. (3)合成樹脂製の管は、内側及び外側の表面が波状を
    為していることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    のアンカー体の造成工法。
  4. (4)止水部材より突出する部位に設けた注入ホースの
    開口は、1又は複数の孔であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のアンカー体の造成工法。
  5. (5)止水部材より突出する部位に設けた注入ホースの
    開口は、注入ホースの注入側から硬化材と共に送られる
    閉塞部材によって閉塞されるようになっていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のアンカー体の造成
    工法。
  6. (6)閉塞部材は、ゴム製又は合成樹脂製ボール、アス
    ファルト、エラストマー等の如く注入ホースの開口を閉
    塞すると共に、耐蝕性を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載のアンカー体の造成工法。
  7. (7)シース内部で止水部材の近傍部位に設けた注入ホ
    ースの開口は、孔であり、圧力作動弁体によって所定圧
    力以上になると開弁するように構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のアンカー体の造成
    工法。
  8. (8)圧力作動弁体は、ゴムスリーブであることを特徴
    とする特許請求の範囲第7項記載のアンカー体の造成工
    法。
  9. (9)注入ホースは、ホースと、止水部材より突出する
    部位とシース内部で止水部材の近傍部位に夫々開口する
    吐出口を設けた有底の筒状を為す硬化材吐出部材とによ
    って構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のアンカー体の造成工法。
JP5398986A 1986-03-12 1986-03-12 アンカ−体の造成工法 Granted JPS62211423A (ja)

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JPH0579768B2 JPH0579768B2 (ja) 1993-11-04

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369033U (ja) * 1989-11-13 1991-07-09
JPH0441814A (ja) * 1990-06-06 1992-02-12 Fujita Corp 除去式アンカー
JPH0571236U (ja) * 1992-02-25 1993-09-28 グラウンドエンジニアリング株式会社 アンカー施工用のグラウト注入ホ−ス
JP2002242179A (ja) * 2001-02-21 2002-08-28 Taisei Corp シースタイプアンカー及びそのグラウト方法

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JP2002242179A (ja) * 2001-02-21 2002-08-28 Taisei Corp シースタイプアンカー及びそのグラウト方法

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