JPS6221062Y2 - - Google Patents

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JPS6221062Y2
JPS6221062Y2 JP15950980U JP15950980U JPS6221062Y2 JP S6221062 Y2 JPS6221062 Y2 JP S6221062Y2 JP 15950980 U JP15950980 U JP 15950980U JP 15950980 U JP15950980 U JP 15950980U JP S6221062 Y2 JPS6221062 Y2 JP S6221062Y2
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signal
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JP15950980U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変フイルタに関し、例えば時間圧縮
処理系に使用される可変形帯域フイルタの過渡応
答特性の改善に関するものである。
従来、時間圧縮処理系に用いられるダブル・ス
ーパ形可変帯域フイルタは第1図に示すように、
入力信号1を第1局部発振器2及び第1混合器3
を用いて高い変換利得で中間周波信号に変換した
後、一定周波数帯域のみフイルタリングする帯域
フイルタ4を通過させ、更に第2局部発振器5及
び第2混合器6を用いて周波数変換され、帯域フ
イルタ7から出力される。ここで、第1局部発振
器2及び第2局部発振器5の局部発振周波数は可
変である。
例えば、TV中継放送装置、PCM伝送機器やオ
ーデイオ機器において、時間圧縮処理系で再生さ
れた信号1は、第2図aに示すように、タイム・
ウインドウTの範囲に時間的に限定されて再生さ
れる。この再生信号1は、第1図に示す第1混合
器3で、第1局部発振器2からの第1局発信号と
混合され、帯域フイルタ4を通過する周波数に変
換される。
一方、帯域フイルタ4を通過した信号は、第2
図bに示すように、帯域フイルタ4の群遅延(以
下グループ・デイレイと記す)によつて、信号の
立上りが遅れ、立下りが持続するような出力が得
られる。帯域フイルタ4を通過した信号は、更に
第2混合器6で、第2局部発振器5からの第2局
発信号と混合され、帯域フイルタ7を通過する周
波数に変換され、帯域フイルタ7通過後に出力さ
れ信号8が得る。
上記の帯域フイルタ7を通過した信号は、第2
図cに示すように、帯域フイルタ4を通過した信
号と同様に、帯域フイルタ7のグループ・デイレ
イによつて、帯域フイルタ4を通過した信号より
も更に立上りが遅れ、立下りが持続するような出
力となる。
この為、次のような欠点がある。
即ち、上記の再生された信号1に対して、立上
りが遅れ、立下りが持続するような出力信号8を
使用し、例えば検波した後に、周波数分析出力
(以下スペクトラム分析と記す)として特定の周
波数、あるいは周波数帯域内の音の強さを指示す
るような通信機器やオーデイオ機器においては、
第2図aに示したタイム・ウインドウTは時間圧
縮処理系で決まる一定周期で繰り返えされている
ので、出力信号8の立下りがあまり持続すると、
入力信号1の次のタイム・ウインドウTまで最初
に出力された信号8が持続してしまい、次のタイ
ム・ウインドウTに再生信号1が無くとも、信号
入力が存在したかのように見えてしまう。従つ
て、各タイム・ウインドウTの周期で再生入力さ
れる信号1を、例えばスペクトラム分析するよう
な場合、出力信号8が第2図cのようになり、実
際には存在しない信号をスペクトラム分析してし
まうという欠点がある。
本考案の目的は、このような従来の欠点を取り
除くため、時間圧縮処理系で得られた再生信号
を、周波数変換した後、一定周波数帯域にフイル
タリングして得られる信号の立下り時間を短縮
し、良好な過渡応答特性を備えた可変フイルタを
提供することにある。
本考案の可変フイルタは、周波数変換器及び局
部発振器と帯域フイルタから構成される回路にお
いて、前記局部発振器の出力を時間的に制御する
回路を設けて、周波数変換された信号をフイルタ
リングするとともに時間短縮することを特徴とし
ている。。
以下、図面により、本考案の実施例を説明す
る。
第3図は本考案の可変フイルタの回路図であ
る。
第3図においては、第2局部発振器5と第2混
合器6との間に、出力制御器10を設けて、第2
局部発振器5の出力を時間的に制御する。第2局
部発振器5は、例えば周波数合成回路(以下デイ
ジタル・シンセサイザと記す)で構成され、水晶
発振器等の高安定度の基準発振器を分周あるいは
逓倍して、任意の周波数を作り出す。出力制御器
10は、再生入力信号1のタイム・ウインドウT
の周期と同期する制御信号に従つてオン、オフさ
れるスイツチ回路で構成される。そのほか、第1
図に示した回路と同様に、第1局部発振器2、第
1混合器3、帯域フイルタ4、第2混合器6、帯
域フイルタ7で構成され、第1混合器3及び第2
混合器6は周波数変換器であり、再生入力信号1
の周波数と、局部発振器2及び5からの発振周波
数との和または差をとり、通信機器のダイナミツ
クレンジや選択度を向上させる。
第4図a,b,cは、第3図に示す回路の動作
説明図である。
第4図aに示すように、デイジタル・シンセサ
イザで構成される第2局部発振器5の出力は、制
御信号11を発生する出力制御器10で、再生入
力信号1のタイム・ウインドウTの周期と同期し
て、オンされる。12aは最初の再生入力、12
bは次の再生入力信号である。
即ち、再生入力信号1は、第1局部発振器2及
び第1混合器3で周波数変換された後、帯域フイ
ルタ4を通過してグループ・デイレイを受け、更
に出力制御器10でその局発信号の発振を時間的
に制御する第2局部発振器5及び第2混合器6で
周波数変換される。
従つて、帯域フイルタ7の入力は、第4図bに
示すように、立下り時間がタイム・ウインドウT
の立下りと同時になり、帯域フイルタ7の通過
後、グループ・デイレイを受け、第4図cに示す
ように、その出力信号8の立下り時間が大幅に短
縮される。
第5図は、第3図に示す出力制御器10の一例
を示す図である。
第5図においては、ナンド回路(NAND)13
が示され、信号入力14とともに、時間パルス信
号である制御信号11が入力される為、信号出力
15は一定時間幅に限定される。ここで、信号入
力14は第2局部発振器5からの第2局発信号
に、又、信号出力15は第2混合器6への入力信
号に対応し、制御信号11のパルス幅はタイム・
ウインドウTに一致する。
なお、第5図では、出力制御器10はゲート回
路で構成したが、ダイオード・スイツチ等の電子
スイツチや継電器等のゲートを用いて構成するこ
ともできる。
又、第3図では、出力制御器10は第2局部発
振器5の出力を制御するが、本考案は第1局部発
振器2の出力を制御する構成とすることもでき
る。第2局部発振器5についても、デイジタル・
シンセサイザに限定されることなく、連続可変の
従来の局部発振器を使用することもできる。
以上説明したように、本考案によれば、局部発
振器と、周波数変換器と、帯域フイルタで構成さ
れるスーパ形可変フイルタで、局部発振器と周波
数変換器との間に、局部発振器の出力を時間的に
制御する回路を設け、且つ局発信号を、再生入力
信号の再生時間に同期して供給するので、時間圧
縮処理系における可変フイルタの出力信号の立下
り時間を短縮することができ、良好な過渡応答特
性を備えたフイルタ回路を実現することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の可変フイルタの回路図、第2図
は第1図に示す回路の動作説明図、第3図は本考
案の実施例を示す可変フイルタの回路図、第4図
は第3図に示す回路の動作説明図、第5図は第3
図に示す出力制御器の一例を示す図である。 1……再生信号、2,5……局部発振器、3,
6……周波数変換器、4,7……帯域フイルタ、
8……出力信号、10……出力制御器、11……
制御信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定周波数の信号を発生する局部発振器と、こ
    の局部発振器で発生された所定周波数の信号と入
    力信号を混合する周波数変換器と、この周波数変
    換器の出力信号を通過させる帯域フイルタと、前
    記局部発振器で発生された所定周波数の信号を所
    定時間前記周波数変換器に供給するように制御す
    る出力制御器とを具備する可変フイルタ。
JP15950980U 1980-11-10 1980-11-10 Expired JPS6221062Y2 (ja)

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JP15950980U JPS6221062Y2 (ja) 1980-11-10 1980-11-10

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Publication Number Publication Date
JPS5782719U JPS5782719U (ja) 1982-05-21
JPS6221062Y2 true JPS6221062Y2 (ja) 1987-05-28

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ID=29518527

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