JPS6221047Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221047Y2 JPS6221047Y2 JP1985029017U JP2901785U JPS6221047Y2 JP S6221047 Y2 JPS6221047 Y2 JP S6221047Y2 JP 1985029017 U JP1985029017 U JP 1985029017U JP 2901785 U JP2901785 U JP 2901785U JP S6221047 Y2 JPS6221047 Y2 JP S6221047Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- signal
- frequency
- gate
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 14
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、水晶発振器を有する時間標準器の高
精度化に関する。水晶振動子の最大の欠点は、周
波数温度特性が比較的大きいことである。この欠
点を除くため、一般には恒温槽が使用されるが、
小型携帯機器では電力及び寸法等の制約が大き
く、この方法はとれない。このような高精度の携
帯機器では普通感温素子を使い、発振回路のリア
クタンス成分に何らかの作用を与え、温度補正を
行なつている。
精度化に関する。水晶振動子の最大の欠点は、周
波数温度特性が比較的大きいことである。この欠
点を除くため、一般には恒温槽が使用されるが、
小型携帯機器では電力及び寸法等の制約が大き
く、この方法はとれない。このような高精度の携
帯機器では普通感温素子を使い、発振回路のリア
クタンス成分に何らかの作用を与え、温度補正を
行なつている。
本考案は、このような方法の1つである、発振
回路のリアクタンス素子をオン・オフの時間レシ
オを変えてスイツチングすることにより、周波数
を可変する原理を使つた温度補正方式の改良に関
する。
回路のリアクタンス素子をオン・オフの時間レシ
オを変えてスイツチングすることにより、周波数
を可変する原理を使つた温度補正方式の改良に関
する。
本考案は、特に感温領域で使われる低周波数振
動子の温度補正を目的とする。このような振動子
は2次の周波数温度特性を有するため、広い温度
範囲に渡りこれを補正するような特性を補正装置
に与えることは難しい。
動子の温度補正を目的とする。このような振動子
は2次の周波数温度特性を有するため、広い温度
範囲に渡りこれを補正するような特性を補正装置
に与えることは難しい。
第1図は、本考案になる時間標準器の一具体例
である。インバータI1、水晶X、コンデンサC1,
C2,C3は水晶発振器を構成している。C3は、ゲ
ート・トランジスタTpを通して電源に接続さ
れているため、Tpのオン・オフ状態により発振
周波数が変化する。即ち、Tpが常にオフ状態な
ら水晶振動子の負荷容量はC1とC2だけとなり、
発振周波数は最も高く、Tpが常にオン状態なら
負荷容量はC1とC2+C3と最大で、発振周波数は
最も低い。Tpのオン・オフ状態をある時間レシ
オで与えれば、両者の中間の周波数で発振する。
である。インバータI1、水晶X、コンデンサC1,
C2,C3は水晶発振器を構成している。C3は、ゲ
ート・トランジスタTpを通して電源に接続さ
れているため、Tpのオン・オフ状態により発振
周波数が変化する。即ち、Tpが常にオフ状態な
ら水晶振動子の負荷容量はC1とC2だけとなり、
発振周波数は最も高く、Tpが常にオン状態なら
負荷容量はC1とC2+C3と最大で、発振周波数は
最も低い。Tpのオン・オフ状態をある時間レシ
オで与えれば、両者の中間の周波数で発振する。
従つて、この時間レシオを水晶振動子の周波数
温度特性に合せて可変してやれば補正される訳で
ある。
温度特性に合せて可変してやれば補正される訳で
ある。
第1図ブロツクDは分周器で、発振信号を入力
iに受けこれを分周する。O1,O2は分周器の出
力信号で、そのタイミングを第2図に示す。O1
は安定な基準時間T0を有する基準信号となる。
O2はO1を微分した信号であり、モノマルチをト
リガーする。モノマルチはインバータI2、ノアゲ
ートNOR、コンデンサCo、抵抗Rt,Rs,Rpに
より構成され、温度信号発生回路をなす。即ち、
Rtはサーミスタ等の感温素子であるため、モノ
マルチの出力Mのパルス幅TMは温度によつて変
化し、出力Mは温度信号となる。この温度信号M
と、前記分周器の安定した出力O1を比較するエ
クスクルーシブ・オアゲートEXが前記ゲートト
ランジスタTpのゲート信号Gを形成するゲート
信号形成回路となる。今、Rtを負の温度係数を
もつサーミスタとすると、温度が高温から低温に
移つていく過程でゲート信号がどのように変化し
ていくのかを示したのが、第2図の,,の
タイミングチヤートである。は高温の状態であ
り、ゲート信号Gがハイレベルの期間Tpはオフ
となり、周波数は増加するように補償される。
は中間温度の状態で、水晶振動子の頂点温度t0に
対応し、Tpは常時オンとなつている。は低温
の状態であり、ゲート信号Gがハイレベルの間、
Tpはオフとなり周波数は増加するよう補償され
る。これをグラフ化してみると、第3図のような
特性を画く。横軸は温度、縦軸は時間レシオk=
TM/TOおよび周波数を示す。又前述したご
とく、負荷容量の変化、即ち、発振器の周波数調
整の様子は、図のkの変化と同じような曲線を画
く。そして水晶振動子の周波数温度特性は、図の
曲線fに示すように変化するため、丁度補正され
る方向にある。尚、第1図に示す抵抗Rs,Rp
は、Rtの温度特性を修正するものでRsは高温
側、Rpは低温側を夫々ほぼ独立に修正すること
ができる。このため、水晶発振器の発振周波数は
広い温度範囲に渡つて極めて良く補正することが
可能になる。
iに受けこれを分周する。O1,O2は分周器の出
力信号で、そのタイミングを第2図に示す。O1
は安定な基準時間T0を有する基準信号となる。
O2はO1を微分した信号であり、モノマルチをト
リガーする。モノマルチはインバータI2、ノアゲ
ートNOR、コンデンサCo、抵抗Rt,Rs,Rpに
より構成され、温度信号発生回路をなす。即ち、
Rtはサーミスタ等の感温素子であるため、モノ
マルチの出力Mのパルス幅TMは温度によつて変
化し、出力Mは温度信号となる。この温度信号M
と、前記分周器の安定した出力O1を比較するエ
クスクルーシブ・オアゲートEXが前記ゲートト
ランジスタTpのゲート信号Gを形成するゲート
信号形成回路となる。今、Rtを負の温度係数を
もつサーミスタとすると、温度が高温から低温に
移つていく過程でゲート信号がどのように変化し
ていくのかを示したのが、第2図の,,の
タイミングチヤートである。は高温の状態であ
り、ゲート信号Gがハイレベルの期間Tpはオフ
となり、周波数は増加するように補償される。
は中間温度の状態で、水晶振動子の頂点温度t0に
対応し、Tpは常時オンとなつている。は低温
の状態であり、ゲート信号Gがハイレベルの間、
Tpはオフとなり周波数は増加するよう補償され
る。これをグラフ化してみると、第3図のような
特性を画く。横軸は温度、縦軸は時間レシオk=
TM/TOおよび周波数を示す。又前述したご
とく、負荷容量の変化、即ち、発振器の周波数調
整の様子は、図のkの変化と同じような曲線を画
く。そして水晶振動子の周波数温度特性は、図の
曲線fに示すように変化するため、丁度補正され
る方向にある。尚、第1図に示す抵抗Rs,Rp
は、Rtの温度特性を修正するものでRsは高温
側、Rpは低温側を夫々ほぼ独立に修正すること
ができる。このため、水晶発振器の発振周波数は
広い温度範囲に渡つて極めて良く補正することが
可能になる。
以上のように本考案によれば、サーミスタ等の
感温素子を使つて、水晶発振器の周波数温度特性
を広範囲にわたつて補正することができ、高精度
の時間標準器を得ることができる。
感温素子を使つて、水晶発振器の周波数温度特性
を広範囲にわたつて補正することができ、高精度
の時間標準器を得ることができる。
第1図は、本考案になる時間標準器の回路例で
ある。Dは分周器、Rtはサーミスタ、TpはPチ
ヤンネルMOST。第2図は、第1図各部の電圧
波形を示すタイミングチヤートである。は高
温、は中間温度、は低温における状態を示
す。第3図は、水晶振動子の周波数温度特性とゲ
ート信号の時間レシオの温度特性を示す図。
ある。Dは分周器、Rtはサーミスタ、TpはPチ
ヤンネルMOST。第2図は、第1図各部の電圧
波形を示すタイミングチヤートである。は高
温、は中間温度、は低温における状態を示
す。第3図は、水晶振動子の周波数温度特性とゲ
ート信号の時間レシオの温度特性を示す図。
Claims (1)
- 水晶発振器の出力信号を分周器によつて分周し
て基準周期信号を形成する時間標準器に於て、感
温素子を有し、温度によつてパルス幅の変化する
温度信号Mを発生する温度信号発生回路と、前記
温度信号Mを入力すると共に前記分周器からの信
号を一定時間を定める基準信号O1として入力
し、前記温度信号を前記基準信号と比較すること
により水晶振動子の頂点温度を中心として前記頂
点温度より高温側及び低温側で温度によつて対称
に時間幅が変るゲート信号Gを形成するゲート信
号形成回路を設け、前記水晶発振器には周波数可
変用のリアクタンス素子をトランジスタよりなる
スイツチを介して設け、前記スイツチには前記ゲ
ート信号Gが開閉信号として入力されることを特
徴とする時間標準器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2901785U JPS6121116U (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 時間標準器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2901785U JPS6121116U (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 時間標準器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6121116U JPS6121116U (ja) | 1986-02-07 |
JPS6221047Y2 true JPS6221047Y2 (ja) | 1987-05-28 |
Family
ID=30527443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2901785U Granted JPS6121116U (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 時間標準器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121116U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4848163A (ja) * | 1971-10-15 | 1973-07-07 |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP2901785U patent/JPS6121116U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4848163A (ja) * | 1971-10-15 | 1973-07-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6121116U (ja) | 1986-02-07 |
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