JPS62208027A - 液晶を用いた記憶方法及び記憶素子 - Google Patents
液晶を用いた記憶方法及び記憶素子Info
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- JPS62208027A JPS62208027A JP61050221A JP5022186A JPS62208027A JP S62208027 A JPS62208027 A JP S62208027A JP 61050221 A JP61050221 A JP 61050221A JP 5022186 A JP5022186 A JP 5022186A JP S62208027 A JPS62208027 A JP S62208027A
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/22—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は液晶を用いた記憶方法及び記憶素子に関する。
本発明は、液晶性を示すビオロゲンに、0.7V以上の
電圧を印加するとその電導度が変化し、電圧印加を停止
した後もその変化状態を長時間維持することを見出し、
この変化状態を記憶状態として利用することによって、
新規な記憶方法及び素子を提供しようとするものである
。
電圧を印加するとその電導度が変化し、電圧印加を停止
した後もその変化状態を長時間維持することを見出し、
この変化状態を記憶状態として利用することによって、
新規な記憶方法及び素子を提供しようとするものである
。
記憶手段として、従来、磁気的或いは光磁気的なものや
半導体メモリ等が良く知られている。しかしこれらの手
段はいずれも構造が複雑で製造工程が煩雑になり、又電
磁気的な影響を受は易いという欠点も有った。
半導体メモリ等が良く知られている。しかしこれらの手
段はいずれも構造が複雑で製造工程が煩雑になり、又電
磁気的な影響を受は易いという欠点も有った。
そこで本発明の課題は、筒車な構造で且つ電磁気的な悪
影響を比較的受は難い記憶方法及び素子を提供すること
である。
影響を比較的受は難い記憶方法及び素子を提供すること
である。
上記の課題は本発明により次のようにして解決される。
即ち、本発明においては、液晶性を示すビオロゲンの、
好ましくはハロゲン化物に0.7V以上の電圧を印加し
てその電導塵を変化させ、この電導塵の変化した状態を
記憶状態として利用する。
好ましくはハロゲン化物に0.7V以上の電圧を印加し
てその電導塵を変化させ、この電導塵の変化した状態を
記憶状態として利用する。
本発明に使用可能なビオロゲン(Nl換ジピリジル化合
物)のハロゲン化物としては、例えば、N、N’−ビス
(3,6,9−1−リオキサトリデシル)−4,4’−
ジビリジニウムジ沃化物、N、N’−ビス(3,6,9
,12−テトラオキサデシル)−4,4’−ジピリジニ
ウムジ沃化物、N、N’−ビス(3,6,9−1−リオ
キサトリデシル)−4゜4′−ジピリジニウムジ臭化物
等が挙げられる。
物)のハロゲン化物としては、例えば、N、N’−ビス
(3,6,9−1−リオキサトリデシル)−4,4’−
ジビリジニウムジ沃化物、N、N’−ビス(3,6,9
,12−テトラオキサデシル)−4,4’−ジピリジニ
ウムジ沃化物、N、N’−ビス(3,6,9−1−リオ
キサトリデシル)−4゜4′−ジピリジニウムジ臭化物
等が挙げられる。
本発明に使用するビオロゲンは、それが液晶性を示すこ
とが重要である。ビオロゲンであっても、液晶性を示さ
ないものは、電圧を印加しても電導塵の変化が生じない
か、或いはその変化状態を維持することが出来ないのは
で維持することが出来ない。
とが重要である。ビオロゲンであっても、液晶性を示さ
ないものは、電圧を印加しても電導塵の変化が生じない
か、或いはその変化状態を維持することが出来ないのは
で維持することが出来ない。
尚本発明において、「液晶性を示す」という語は、その
化合物が液晶状態にあるか或いは液晶性を残している半
溶融状態にある場合を意味する。
化合物が液晶状態にあるか或いは液晶性を残している半
溶融状態にある場合を意味する。
以下、本発明を実施例につき添付図面を参照して説明す
る。
る。
実施例 l
N、N’−ビス(3,6,9−)リオキサトリデシル)
−4,4’−ジビリジニウムの二沃化物を用い、第1図
に示すような記憶素子を作成した。
−4,4’−ジビリジニウムの二沃化物を用い、第1図
に示すような記憶素子を作成した。
この化合物は、
の構造式を有している。又その製造方法としては、1モ
ルの4,4′−ジピリジルと、2モルの3゜6.9−)
リオキサトリデシル沃化物とをアセトニトリルに溶解さ
せ、80℃で24時間反応させる方法が挙げられる。
ルの4,4′−ジピリジルと、2モルの3゜6.9−)
リオキサトリデシル沃化物とをアセトニトリルに溶解さ
せ、80℃で24時間反応させる方法が挙げられる。
この化合物における固体から秩序度の高いスメクチック
型液晶への転移は通常73℃で起るが、降温過程で液晶
状態から固体状態へ戻したものを再度固体から液晶へ転
移させる場合には、その転移は25℃で起る。これに対
し、液晶から固体への転移はその履歴に無関係に18℃
で起る。又液晶と溶融状態との間の転移は219℃で起
る。
型液晶への転移は通常73℃で起るが、降温過程で液晶
状態から固体状態へ戻したものを再度固体から液晶へ転
移させる場合には、その転移は25℃で起る。これに対
し、液晶から固体への転移はその履歴に無関係に18℃
で起る。又液晶と溶融状態との間の転移は219℃で起
る。
第1図に示すように、記憶素子は一対の基板10.11
を有しており、これらの基板10.11に電極20.2
1が夫々取り付けられている。基板10.11は必ずし
も必要なものではないが、本例のように基板を用いる場
合には、ネサガラスの如く、酸化物導電層を電極20.
21として有するガラス板や単結晶シリコン板等が用い
られて良い、尚電極20,21としては、当然ながら、
金属を用いても良い。
を有しており、これらの基板10.11に電極20.2
1が夫々取り付けられている。基板10.11は必ずし
も必要なものではないが、本例のように基板を用いる場
合には、ネサガラスの如く、酸化物導電層を電極20.
21として有するガラス板や単結晶シリコン板等が用い
られて良い、尚電極20,21としては、当然ながら、
金属を用いても良い。
電極20,21は互いに対向して配されており、これら
の間に、例えばテフロン等から成るリング状の絶縁スペ
ーサ3が配されている。そして電極20.21とスペー
サ3とによって形成される内部空間に上記(1)の化合
物から成る液晶4が充填されている。電極20.21間
の距離は例えば120μm程度で良い。
の間に、例えばテフロン等から成るリング状の絶縁スペ
ーサ3が配されている。そして電極20.21とスペー
サ3とによって形成される内部空間に上記(1)の化合
物から成る液晶4が充填されている。電極20.21間
の距離は例えば120μm程度で良い。
電極20.21はスイッチ5を介して刺激用電源6に接
続されている。スイッチ5は、目的に応じて種々に駆動
される。例えば停電のあったこと又は停電時間を記憶す
る停電記憶装置として用いる場合には、停電の間だけ閉
じるようになされる。
続されている。スイッチ5は、目的に応じて種々に駆動
される。例えば停電のあったこと又は停電時間を記憶す
る停電記憶装置として用いる場合には、停電の間だけ閉
じるようになされる。
又印加電圧の大きさを記憶する場合には、刺激用電源6
の代わりに測定電圧発生源がスイッチ5を介して、若し
くは直接電極20.21に接続される。
の代わりに測定電圧発生源がスイッチ5を介して、若し
くは直接電極20.21に接続される。
電極20.21は又検出回路7に接続されており、この
検出回路7によって素子の記憶状態が検出される。そし
てこの検出に基いて、例えばコントロールパネル等に所
定のメツセージが表示される。
検出回路7によって素子の記憶状態が検出される。そし
てこの検出に基いて、例えばコントロールパネル等に所
定のメツセージが表示される。
第1図に示したと同様の素子を用い、スイッチ5を閉じ
て刺激用電源6から30Vの電圧を2.6分間印加した
ところ、電圧印加部の液晶4の比抵抗が2X10?ΩC
であったのに対し、印加後の比抵抗は1×103Ωcm
となり104倍以上の変化を示した。尚電圧印加時の液
晶4の温度は110℃であり、充分な液晶性を示した・ この素子は、電圧印加を停止して、アルゴン雰囲気下、
室温で3日間放置しても、比抵抗の小さい高電導状態を
保持した。
て刺激用電源6から30Vの電圧を2.6分間印加した
ところ、電圧印加部の液晶4の比抵抗が2X10?ΩC
であったのに対し、印加後の比抵抗は1×103Ωcm
となり104倍以上の変化を示した。尚電圧印加時の液
晶4の温度は110℃であり、充分な液晶性を示した・ この素子は、電圧印加を停止して、アルゴン雰囲気下、
室温で3日間放置しても、比抵抗の小さい高電導状態を
保持した。
上記(1)の化合物を用い、印加電圧を種々に変えた時
の印加時間と電導度σの変化との関係を第2図に示した
。
の印加時間と電導度σの変化との関係を第2図に示した
。
この第2図から分かるように、0.7v以上の電圧を印
加すれば、印加時間に応じて素子の電導度が増大する。
加すれば、印加時間に応じて素子の電導度が増大する。
又5v以上の電圧を印加した場合には、比較的短時間の
印加によって急激に電導度が上昇する。
印加によって急激に電導度が上昇する。
そこで本例の記憶素子の利用方法として、次のような方
法が考えられる。
法が考えられる。
先ず、5v以上(好ましくは30V以上)の電圧をパル
ス的に印加することによって、素子を低電導度状態から
高電導度状態に変化させ、素子が低電導度状態にあるか
高電4度状態にあるかを検出して、デジタル的に記憶状
態を知る方法がある。
ス的に印加することによって、素子を低電導度状態から
高電導度状態に変化させ、素子が低電導度状態にあるか
高電4度状態にあるかを検出して、デジタル的に記憶状
態を知る方法がある。
又5v以下(好ましくはtv前後)の定電圧を印加する
ようにし、素子の電導度変化を測定することによって、
どれくらいの時間電圧が印加されていたかを知ることも
出来る。この場合、電圧が不連続的に印加された場合に
は、その積算した印加時間を知ることも出来る。
ようにし、素子の電導度変化を測定することによって、
どれくらいの時間電圧が印加されていたかを知ることも
出来る。この場合、電圧が不連続的に印加された場合に
は、その積算した印加時間を知ることも出来る。
向上記において必要な電圧の値は液晶材料の厚みには関
係しない。
係しない。
上記のような電気刺激を受けない状態での、この材料の
比抵抗である2XIO’Ωaの値は、イオン伝導体とし
て知られるアンモニウム化合物、例えば長鎖アルキルジ
アザビシクロ(2,2,2)オクタンハライド4級塩の
比抵抗10’Ωcm(50−90℃)〜10SΩaa(
70−130℃)に近い極めて高い比抵抗であり、この
材料は高粘度のスメクチック液晶状態であっても、上記
のような電気刺激を与えられない状態では高い電気抵抗
を有する。
比抵抗である2XIO’Ωaの値は、イオン伝導体とし
て知られるアンモニウム化合物、例えば長鎖アルキルジ
アザビシクロ(2,2,2)オクタンハライド4級塩の
比抵抗10’Ωcm(50−90℃)〜10SΩaa(
70−130℃)に近い極めて高い比抵抗であり、この
材料は高粘度のスメクチック液晶状態であっても、上記
のような電気刺激を与えられない状態では高い電気抵抗
を有する。
熱による液晶への相転移を未だしていない状態という意
味で用いる固体状態でのこの材料への同様の電気刺激は
何ら電気抵抗の減少を引き起こさない。例えば25〜3
0℃における比抵抗は約io”Ω■と極めて大きく、こ
れに0〜30Vの電気刺激を5分間印加しても、この比
抵抗値の減少は全く認められなかった。
味で用いる固体状態でのこの材料への同様の電気刺激は
何ら電気抵抗の減少を引き起こさない。例えば25〜3
0℃における比抵抗は約io”Ω■と極めて大きく、こ
れに0〜30Vの電気刺激を5分間印加しても、この比
抵抗値の減少は全く認められなかった。
これに対し、液晶性を残している半溶融状態における同
様の電気刺激は液晶状態と同様の電気抵抗の著しい減少
を生じさせた。その上、液晶状態と比較すると、同程度
の電気抵抗値へ到達するまでの所要時間は短くて良い特
長を有していた。
様の電気刺激は液晶状態と同様の電気抵抗の著しい減少
を生じさせた。その上、液晶状態と比較すると、同程度
の電気抵抗値へ到達するまでの所要時間は短くて良い特
長を有していた。
第1図に示す素子において、液晶4の成形方法は例えば
電極20.21による加圧成形で良いが、これに限られ
ることはなく、電極上に塗布する方法、キャスト法によ
る成型、膜(?、する方法、分散剤等をブレンドして成
型/膜化する方法、蒸着法、電気化学的方法等公知の成
型、成膜方法が用いられ得る。
電極20.21による加圧成形で良いが、これに限られ
ることはなく、電極上に塗布する方法、キャスト法によ
る成型、膜(?、する方法、分散剤等をブレンドして成
型/膜化する方法、蒸着法、電気化学的方法等公知の成
型、成膜方法が用いられ得る。
特に塗布の例を示すと、単結晶シリコンの上に厚さ20
00人、長さ2關×巾20μmの金電極を10μmのギ
ャップで設けた電極に上記(1)の化合物のクロロホル
ム溶液を塗布した。この素子に1vの電気刺激を2分間
、110℃で与えたところ、その後の比抵抗は約5X1
0’Ω備となり、電気刺激を与える前の比抵抗である約
10’Ω口と比較すると、約200倍の電導度の増加を
示した。
00人、長さ2關×巾20μmの金電極を10μmのギ
ャップで設けた電極に上記(1)の化合物のクロロホル
ム溶液を塗布した。この素子に1vの電気刺激を2分間
、110℃で与えたところ、その後の比抵抗は約5X1
0’Ω備となり、電気刺激を与える前の比抵抗である約
10’Ω口と比較すると、約200倍の電導度の増加を
示した。
尚記憶素子の変形例として、電極を複数本の針電極で構
成し、所定パターンの針電極にのみ電圧を印加して、互
いに対向する針電極間の最短距離部分のみの比抵抗を下
げて、これをコネクタとして用いることが出来る。
成し、所定パターンの針電極にのみ電圧を印加して、互
いに対向する針電極間の最短距離部分のみの比抵抗を下
げて、これをコネクタとして用いることが出来る。
実施例 2
N、N’−ビス(3,6,9−)リオキサトリデシル)
−4,4’−ジピリジニウムジ臭化物を用いて実験した
。この化合物は、 〃。〜0八〜Nhンへ〜0ψ。や2Br−t21の構造
式を有しており、室温から200℃(分解)まで液晶で
ある。そこで、粘稠な液晶を0.1+uのテフロンスペ
ーサーと共に透明電極にはさみ電導度を測定した。11
0℃で電圧30Vを印加すると電気伝導度は5X10−
’Ω−ICIIIりから約1O−5Ω−ICIll−“
に増大した。
−4,4’−ジピリジニウムジ臭化物を用いて実験した
。この化合物は、 〃。〜0八〜Nhンへ〜0ψ。や2Br−t21の構造
式を有しており、室温から200℃(分解)まで液晶で
ある。そこで、粘稠な液晶を0.1+uのテフロンスペ
ーサーと共に透明電極にはさみ電導度を測定した。11
0℃で電圧30Vを印加すると電気伝導度は5X10−
’Ω−ICIIIりから約1O−5Ω−ICIll−“
に増大した。
尚透明電極は95%のIn2O3と5%の5nOzとか
ら成る面抵抗10Ωのものを用いた。
ら成る面抵抗10Ωのものを用いた。
又電導度の測定は、素子を測定セルに入れ、この測定セ
ルを2時間減圧(0,1鶴1(g、Liq、Nz下)し
た後、P2O,で乾燥したアルゴンで置換し、P2O5
下で2.5時間放置したく水蒸気圧2 X 10’ m
g/ l )。
ルを2時間減圧(0,1鶴1(g、Liq、Nz下)し
た後、P2O,で乾燥したアルゴンで置換し、P2O5
下で2.5時間放置したく水蒸気圧2 X 10’ m
g/ l )。
又素子を110℃のホットプレートで一定温度に加熱し
、1〜100Vの数点で電圧値及び電流値を記録した。
、1〜100Vの数点で電圧値及び電流値を記録した。
電導度σは次の式によって計算した。(実施例1及び比
較例1〜3においても同じ。)■・l ■・A 比較例 1 を用いて実施例2と同様の素子を作成した。
較例1〜3においても同じ。)■・l ■・A 比較例 1 を用いて実施例2と同様の素子を作成した。
この化合物(3)は液晶ではなく固体である為、そのサ
ンプルを錠剤成型機を用いて400kg/cla(5分
)で加圧し、厚さ0.17〜Q、lhnの圧延ベレット
にした。このベレ・ノド(面積約2mmX2■璽)を0
.1鶴のテフロンスペーサと共に透明電極に挾み、ホッ
トプレート上にクリップで固定した。
ンプルを錠剤成型機を用いて400kg/cla(5分
)で加圧し、厚さ0.17〜Q、lhnの圧延ベレット
にした。このベレ・ノド(面積約2mmX2■璽)を0
.1鶴のテフロンスペーサと共に透明電極に挾み、ホッ
トプレート上にクリップで固定した。
実施例2と同様に電導度σを測定したが、電気刺激を与
えても殆ど変化は無かった(132℃;lXl0−”〜
3 X I O−” Q−’CJI−’)。
えても殆ど変化は無かった(132℃;lXl0−”〜
3 X I O−” Q−’CJI−’)。
比較例 2
を用い、比較例1の場合と同様にしてベレ・ノドに成型
し、透明電極に挾んだ。
し、透明電極に挾んだ。
先ず、温度を30℃と一定に設定し、電圧10Vで電流
を測定すると、〜100pA(σ=5×1o−1!Ω−
’Cff1−’)であった。同様にして、150℃まで
の数点で同様の測定を行なった(表1)。
を測定すると、〜100pA(σ=5×1o−1!Ω−
’Cff1−’)であった。同様にして、150℃まで
の数点で同様の測定を行なった(表1)。
この時電気刺激による電導性の変化は無かった。
表1
比較例 3
を用い、同様にペレットにして測定した(この化合物は
132℃で固体であった)。
132℃で固体であった)。
26℃と110℃の一定温度で電圧3QVを印加し測定
した。電気刺激による電導性の変化は無かった。
した。電気刺激による電導性の変化は無かった。
表2
〔発明の効果〕
本発明によれば、極めて簡単な構造で且つ電磁気的な悪
影響を比較的少は難い記憶方式を得ることが出来る。
影響を比較的少は難い記憶方式を得ることが出来る。
又記憶素子の製造工程が節単になり、低コストの製品を
得ることが出来る。
得ることが出来る。
第1図は本発明の一実施例による記憶素子の縦断面図、
第2図は印加電圧及び印加時間と電導度変化との関係を
示すグラフである。 なお図面に用いた符号において、 3−−−−−−・−一−−−−−−・−・スペーサ4・
・−・−・−・−・〜・液晶 10 、11−−−−−−−−−−一基板20.21・
−・−・・・・電極 である。
第2図は印加電圧及び印加時間と電導度変化との関係を
示すグラフである。 なお図面に用いた符号において、 3−−−−−−・−一−−−−−−・−・スペーサ4・
・−・−・−・−・〜・液晶 10 、11−−−−−−−−−−一基板20.21・
−・−・・・・電極 である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、液晶性を示すビオロゲンに0.7V以上の電圧を印
加することによってその電導度を変化させ、この電導度
の変化した状態を記憶状態として用いることを特徴とす
る記憶方法。 2、5V以上の電圧を比較的短時間印加することによっ
て電導度を急激に変化させ、この電導度の変化した状態
を記憶状態として用いることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の記憶方法。 3、液晶性を示すビオロゲンを、互いに対向する一対の
電極間に配したことを特徴とする記憶素子。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61050221A JPS62208027A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 液晶を用いた記憶方法及び記憶素子 |
DE19873707280 DE3707280A1 (de) | 1986-03-07 | 1987-03-06 | Verfahren und einrichtung zur speicherung |
US07/022,692 US4807187A (en) | 1986-03-07 | 1987-03-06 | Method and device of memory using liquid crystal |
GB8705338A GB2188809B (en) | 1986-03-07 | 1987-03-06 | Memory method and device using liquid crystal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61050221A JPS62208027A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 液晶を用いた記憶方法及び記憶素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62208027A true JPS62208027A (ja) | 1987-09-12 |
Family
ID=12852995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61050221A Pending JPS62208027A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 液晶を用いた記憶方法及び記憶素子 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4807187A (ja) |
JP (1) | JPS62208027A (ja) |
DE (1) | DE3707280A1 (ja) |
GB (1) | GB2188809B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5515316A (en) * | 1991-06-10 | 1996-05-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Non-volatile memory device having a memory medium containing a liquid crystal compound |
EP0540153B1 (en) * | 1991-10-30 | 1999-06-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | A non-volatile memory device |
GB2267763B (en) * | 1992-06-11 | 1997-01-22 | Asahi Optical Co Ltd | Scanning polygonal mirror and drive motor combination |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE755563A (fr) * | 1969-09-02 | 1971-03-01 | Polaroid Corp | Dispositif de filtrage variable de lumiere |
US3712709A (en) * | 1971-11-22 | 1973-01-23 | Ici Ltd | Variable light transmission device |
BE793156A (fr) * | 1971-12-23 | 1973-06-21 | Philips Nv | Cellule reproductrice d'images |
US4088393A (en) * | 1975-12-31 | 1978-05-09 | Omron Tateisi Electronics Co. | Field effect mode liquid crystal display materials |
DE2756048C2 (de) * | 1976-12-17 | 1984-07-05 | Sharp K.K., Osaka | Schaltungsanordnung zum Betrieb einer elektrochromen Anzeigevorrichtung |
JPS54143783A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-09 | Canon Inc | Image display device |
US4371883A (en) * | 1980-03-14 | 1983-02-01 | The Johns Hopkins University | Current controlled bistable electrical organic thin film switching device |
JPS57137814A (en) * | 1981-02-19 | 1982-08-25 | Jujo Paper Co Ltd | Electrorecording method |
-
1986
- 1986-03-07 JP JP61050221A patent/JPS62208027A/ja active Pending
-
1987
- 1987-03-06 GB GB8705338A patent/GB2188809B/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-03-06 DE DE19873707280 patent/DE3707280A1/de not_active Ceased
- 1987-03-06 US US07/022,692 patent/US4807187A/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2188809B (en) | 1990-04-04 |
GB2188809A (en) | 1987-10-07 |
GB8705338D0 (en) | 1987-04-08 |
DE3707280A1 (de) | 1987-09-10 |
US4807187A (en) | 1989-02-21 |
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