JPS6220765Y2 - - Google Patents

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JPS6220765Y2
JPS6220765Y2 JP1982125786U JP12578682U JPS6220765Y2 JP S6220765 Y2 JPS6220765 Y2 JP S6220765Y2 JP 1982125786 U JP1982125786 U JP 1982125786U JP 12578682 U JP12578682 U JP 12578682U JP S6220765 Y2 JPS6220765 Y2 JP S6220765Y2
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JP
Japan
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chain
diameter
insertion hole
connecting ring
arc
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JP1982125786U
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JPS5929449U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自転車のチエーンのようにホイルに
て巻き上げて行くことができる鎖に関するもので
ある。
従来、鎖9というものは一般に円環状の鎖素体
10を互いに遊嵌し合つて形成されたもので、前
後左右自在に屈曲できるもので、極めて大きい引
張力を要求される箇所に使用されるものである。
ところでこの鎖9を第1図に示すように巻き上げ
る場合自転車のチエーンのように鎖9そのものに
ホイル11の歯をかみ込ませることができないと
ころからホイル11の外周面に鎖9と同様の凹部
12を浅く刻設しておき、又は、図のように突起
を突設して凹部12を形成したり、その凹部12
に鎖9の外形を嵌め込んで巻き上げていた。とこ
ろが鎖9というものは負荷13(ここでは漁具)
の方向に合せて前後左右いずれの方向にも曲らね
ばならないため、浅い凹部12では時として鎖9
が外れ、横滑りをして作業上危険であるという欠
点があつた。かかる問題解決のために特公昭49−
20745号公報記載の発明がなされたが、接続環体
の長円形の挿通孔の長軸側直径が棒材の直径のほ
ぼ2倍となつていないので、鎖に張力がかかつて
いる場合は兎も角、張力がかかつていない場合は
挿通孔内を鎖素体が前後して鎖素体間の距離が不
定となり、挿入空間部に鎖巻取用ホイルの歯がう
まく入らず、巻き取りミスを生ずる事があり、
又、接続環体の頂面と底面とが平たん面となつて
いないので、鎖を平面に置いた場合接続環体が倒
れ、安定性が悪く巻き取りにも不都合であるとい
う欠点があつた。
本考案はかかる従来例の欠点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、鎖であるにも
拘らず、チエーンのようにホイルの歯に嵌合して
巻き取ることができ、巻上げ時に横滑りが生じ
ず、安全性が高く、且つ、平面に設置したとき安
定性の良い鎖を提供するにある。
以下、本考案を図示実施例により詳述する。
鎖素体2の素材は一般に丸棒鋼材で、切断と同
時に一方の接続端部1が円弧状に湾曲させられJ
字状となる。一方接続環体3は円管を寸切りして
から押しつぶし、第2図に示すように正面形状が
長円形となるように形成する。もちろん円管を押
しつぶしたものでなく、そのような形状のものな
らばどのようなものでもよい。この接続環体3に
は挿通孔4を形成してあつてこの挿通孔4の長軸
側直径Hは棒材の直径lの2倍、短軸側直径hは
棒材の直径と等しいものである。さらに、その挿
通孔4の内周面5は鎖素体2の接続端部1の円弧
に合せて断面双曲線状に形成されていて接続端部
1の内周面と接触するようになつている。さら
に、接続環体3の全幅Wは鎖素体2の内のり幅S
とほぼ等しくなつており、また、接続環体3の頂
面14及び底面15は共に平担に切落されてい
る。このように接続環体3を用意したのち、接続
環体3の挿通孔4にJ字状に形成した半製品状態
の鎖素体2の接続端部1を挿入し、然るのち他の
端部を湾曲させて長円形の鎖素体2を完成する。
このような作業を繰り返して一本の鎖を形成して
行き、最後に鎖素体2の突き合せ部16をフラツ
シユバツト溶接し、バリ取りを行つて完成品の鎖
Aに仕上げるものである。このように仕上げられ
た鎖Aは、紙面表裏方向はもちろん第4図に示す
ように左右方向にも自由に曲り得るものである。
ただし鎖素体2は接続環体3の挿通孔4にほぼす
き間なく挿通されているため、引張力の加わつて
いる状態ではねじられることはない。鎖Aを平面
に置いた場合頂面14又は底面15が接地して安
定性が良い。さらに第3図からわかるように、鎖
A状態に組み上げた時、接続環体3間には空間が
生じ、この部分が鎖巻取用ホイル6の歯7がかみ
込む挿入空間部8である。第5図は本考案に係る
鎖Aを鎖巻取用ホイル6にて巻き取つている状態
であり、前述のように鎖素体2自体がねじれない
ため、常に正しく鎖素体1の挿入空間部8に鎖巻
取用ホイル6の歯7が嵌り込むことになる。なお
歯7の嵌入状態を良くするため、歯7の先端部が
細くなつている。なお、鎖素体2の形状は図示の
ように長円形のものに限られず円環状のものでも
よく接続端部1が円弧状に形成してあればその他
の形状は特に限定されない。
本考案は叙上のように、鎖素体を互いに接続す
る接続環体に、長軸側直径が棒材の直径の2倍、
短軸側直径が棒材の直径とほぼ等しく、その内周
面が鎖素体の円弧状の接続端に合せて断面双曲線
状に形成した長円形の挿通孔を形成し、断面円形
の棒材を屈曲して接続両端部を円弧状に形成した
鎖素体の接続端部を前記挿通孔にそれぞれ挿通し
てあるので、接続端部は挿通孔内を自由に回転摺
動することができ、通常の鎖と同様前後左右いず
れの方向にも曲げるこができるにも拘らず、引張
力のかかつた状態ではねじり方向に鎖がねじられ
ないものである。また、挿通孔が前述のようにそ
の長軸側直径が鎖素体を形成した棒材の直径の2
倍、短軸側直径がほぼ等しいため、挿通孔内にす
き間が余り生じず、チエーンのように鎖素体の間
隔が常に一定に保たれ、鎖素体の内周側にて接続
環体間に常に一定の空間が形成されることにな
り、チエーンのようにこの空間を鎖巻取用ホイル
の歯の挿入空間部とすることができるのである。
即ち、本考案に係る鎖は、前述のような構造であ
るため、鎖であるにも拘らずチエーンと同様の働
きをなし得、チエーンに用いられるのと同様のホ
イルの歯にかみ込ませて巻き取ることができるも
のであつてたとえホイルに対して斜め方向に力が
加わつたとしても歯が挿入空間部内に嵌り込んで
いるため横滑りが発生せず、鎖がホイルから外れ
ることがなく、従来例のように労働上危険がない
という利点がある。又、接続環体の頂面と底面と
が平たん面となつているので、鎖を平面に置いた
場合接続環体が倒れず、その結果鎖がねじれず、
非常に安定性が良く、巻き取りにも好都合である
という利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図は本考案の鎖
の一部分の斜視図、第3図は同上の平断面図、第
4図は同上の鎖が曲つた状態を示す平断面図、第
5図は同上の鎖をホイルにて巻き上げている状態
を示す斜視図で、1は接続端部、2は鎖素体、3
は接続環体、4は挿通孔、5は内周面、6は鎖巻
取用ホイル、7は歯、8は挿入空間部、Hは長軸
側直径、hは短軸側直径、lは棒材の直径であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面円形の棒材を屈曲して接続両端部が円弧状
    となつた環状の鎖素体を形成し、接続環体に長軸
    側直径が棒材の直径のほぼ2倍で短軸側直径が棒
    材の直径とほぼ等しい長円形の挿通孔を形成する
    と共に挿通孔の内周面を鎖素体の接続端の円弧に
    合わせて断面双曲線状に形成し、接続環体の頂面
    と底面とを平たん面に形成し、円弧状の接続端同
    志を互いに隣接させて多数の鎖素体を配列し、相
    隣接せる鎖素体の接続端部を接続環体の挿通孔に
    遊嵌し、鎖素体の内周側の接続環体間を鎖巻取用
    ホイルの歯の挿入空間部としてなる鎖。
JP12578682U 1982-08-19 1982-08-19 Granted JPS5929449U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12578682U JPS5929449U (ja) 1982-08-19 1982-08-19

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JP12578682U JPS5929449U (ja) 1982-08-19 1982-08-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5929449U JPS5929449U (ja) 1984-02-23
JPS6220765Y2 true JPS6220765Y2 (ja) 1987-05-27

Family

ID=30286249

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JP12578682U Granted JPS5929449U (ja) 1982-08-19 1982-08-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920745A (ja) * 1972-04-14 1974-02-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920745A (ja) * 1972-04-14 1974-02-23

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Publication number Publication date
JPS5929449U (ja) 1984-02-23

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