JPS62207470A - 鼻炎治癒用加熱加湿空気供給装置 - Google Patents

鼻炎治癒用加熱加湿空気供給装置

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JPS62207470A
JPS62207470A JP5194186A JP5194186A JPS62207470A JP S62207470 A JPS62207470 A JP S62207470A JP 5194186 A JP5194186 A JP 5194186A JP 5194186 A JP5194186 A JP 5194186A JP S62207470 A JPS62207470 A JP S62207470A
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JP
Japan
Prior art keywords
aerosol
heated
pipe
heating means
humidified air
Prior art date
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Pending
Application number
JP5194186A
Other languages
English (en)
Inventor
アンドレ・ルヴオフ
ロベール・ドウ・ローム
利文 若山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Eurotec Co Ltd
Original Assignee
Nippon Eurotec Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Eurotec Co Ltd filed Critical Nippon Eurotec Co Ltd
Priority to JP5194186A priority Critical patent/JPS62207470A/ja
Publication of JPS62207470A publication Critical patent/JPS62207470A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はカゼまたはアレルギー性鼻炎など鼻粘膜の不快
さを治癒する加熱加湿空気供給装置に関する。
更に詳しくは、適当な温度や湿度の加熱加湿空気を適当
な速度で患者の鼻孔に向けて送り込み、カゼやアレルギ
ー性鼻炎の徴候を速やかに鎮静する装置に関する。
〈従来の技術〉 鼻炎治癒用加熱加湿空気供給装置は、一般に、エアロゾ
ル発生器内の生理食塩水を超音波発振素子により霧化さ
せてエアロゾルを作り、このエアロゾルと空気を混合さ
せて生じる加湿空気を、該エアロゾルの流通路となる連
通管の先端に取り付けられた制御可能な空気加熱手段を
装着したノズル装置内で適切温度(43℃±0.5℃、
以下、適温と記す)に加熱制御して患者の鼻孔に向けて
送り込む構造となっている。
しかしながら、この装置ではエアロゾルのノズル装置内
における滞留時間が短いため、加湿空気の温度を適温に
上昇させるのに大容金の空気加熱手段が必要となり、ノ
ズル装置が大型化して取扱いに不便となっている。又、
ノズル装置では急速に加湿空気の温度上昇を行う必要が
あるため、空気加熱手段の流路が狭くなり、エアロゾル
に混合された食塩が析出、付着して目詰まりを起こして
いる。
かかる問題点を解消するため、出願人は改良された鼻炎
治癒用加熱加湿空気供給装置を先に考案し、出願した(
特願昭60−240809号)。
この装置は、エアロゾルをエアロゾル発生器内で加熱す
るようにしたものであり、(A)生理食塩水が貯留され
るエアロゾル発生器の貯水槽内に加熱空気を供給したり
、あるいは(B)貯水槽内の生理食塩水を直接、加熱す
る構成となっている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら前者(A)の構成においては、適温のエア
ロゾルを得るために、貯水槽内のエアロゾル全体を加温
する必要があり、空気を加熱する加熱手段の容量が大き
くなり、電力消費量が増大する。又、装置が転倒した場
合には、生理食塩水が加熱手段に逆流して塩害による断
線を始めとする故障を生じている。さらにはエアロゾル
発生器内に加熱空気が供給されるため、エアロゾル発生
器を断熱材で被覆する必要がある等の問題を生じている
。一方、後者(B)の構成においては、エアロゾルの温
度が生理食塩水に依存しており、且つこれらの間で温度
差が生じるため、エアロゾルの適温FA整が難しいと共
に、温度制御に時間的遅れが生じている。又、故障等に
より生理食塩水の温度調整ができない場合には超音波発
振素子が熱破壊を起こすと共に、生理食塩水を加熱する
加熱手段と生理食塩水を貯留する貯水槽との電気的絶縁
および熱的絶縁のための構造が複雑となり、装置が大型
化する問題点を有している。
本発明は上記事情を考慮してなされ、エアロゾルを小電
力で適温に迅速に加熱できると共に、その温度制御も容
易な鼻炎治癒用加熱加湿空気供給装置を提供することを
目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため本発明は、エアロゾルの加熱を
エアロゾル発生器の出口付近で行う構造としたものであ
る。
すなわら、本発明に係る鼻炎治癒用加熱加湿空気供給装
置は、生理食塩水を超音波によって霧化するエアロゾル
発生器と、エアロゾルを空気流で移送する送風手段と、
前記エアロゾル発生器の出口に接続されてエアロゾルを
外部に導き出す連通管と、この連通管と前記エアロゾル
発生器の出口とを連結する伝熱性の接続管と、接続管を
加熱する加熱手段とを備えてなることを特徴としている
く作 用〉 本発明において、エアロゾル発生器内で発生したエアロ
ゾルは連通管に導き出される前に接続管を通過する。接
続管は伝熱性を有し、且つ加熱手段によって全体が加熱
されているからエアロゾルは接続管を通過する際に接続
管によって適温に加熱され、その後、連通管から導き出
される。
〈実施例〉 以下、本発明を図示する実施例につき具体的に説明する
g1図は本発明の一実施例の系統図、第2図は接続管部
分の拡大斜視図である。生理食塩水2が貯留された貯水
槽3と、貯水槽3底部に設けられた超音波発振素子5と
によってエアロゾル発生器1が構成されている。超音波
発振素子5は生理食塩水2に浸漬されて生理食塩水を霧
化してエアロゾル4とするものであり、貯水槽3の上部
は2暗所で開口されて空気の導入口25とエアロゾルの
出口26とが形成されている。導入口25には送風管1
1が接続され、送風管11の基部側には送風ファン8か
らなる送風手段7が取り付けられて、エアロゾル発生器
1内に空気が圧送されるようになっている。一方、エア
ロゾルの出口26には接続w9が取り付けられ、この接
続管9に連通管12が連結されている。連通管12はフ
レキシブルパイプからなり、先端に口線状のノズル13
が取り付けられ、エアロゾルは空気と混合された状態で
噴出される。なお、第1図中、6は貯水槽3上面から垂
下された仕切板であり、エアロゾル4が送風管11に逆
流するのを防止している。
前記接続管9は内管9aと外管9bとの二重構造となっ
ており、外管9bに前記連通ぐた12が連結されている
。従って、エアロゾル4は内管9aを通過して連通管1
2に導き出されるようになっている。かかる接続vt9
の内管9aと外管9bとは一定の間隔を有して内管9a
の熱が外管9bに伝達されないようになっている。そし
て、内管9aの外側には加熱手段10が取り付けられて
いる。加熱手段10は内管9aを加熱して内管9a内を
通過するエアロゾルを加熱するものである。
このため接続管9の内、少なくとも内管9aは金属等の
伝熱素材で形成され、加熱手段10からの熱によって効
率よく加温されるようになっている。
本実施例において、加熱手段10は第2図および第3図
に示すように、円環状のバンドヒータ14からなっ−C
いる。このバンドヒータ14はフェルト材等の断熱性バ
ンド内にニクロム線29が埋め込まれており、バンドの
開放端部には一対のブラケット15が取り付けらてれい
る。そして、一方のブラケット15にはニクロム線の引
き出し端となる端子16が取り付けられ、端子16に電
線21が接続されるようになっている。又、各ブラケッ
ト15には締付孔24が形成されており、締付孔24に
ねし28を取り付けろことでバンドヒータ14が接続管
9の内管9a外面に確実に固定される構造となっている
。さらに、内管9aの先端部には温度センサ30が設け
られている。この温度センサ30はサーミスタ等の温度
依存抵抗変化素子などが使用され、内管9a出口付近の
エアロゾルの温度を適確に測定するものである。温度セ
ンサ30はマイコン制御器17に接続されることにより
、連通管12に導き出されるエアロゾルの温度が適温か
ら若干はずれている場合には、その感知信号をマイコン
制御器17に送ってサイリスタ18により加熱手段10
に電流制御を行う・よう作動する。又、上記した送風フ
ァン8による風景、加熱手段10の加熱温度はマイコン
制御器17によって制御される。即ら、風量はファン8
の回転数制御により行い、加熱温度はサイリスタ18の
サイリスク位相#御による電流制御によって温度制御を
行っている。或いは風量調整は送風ファン8の空気取入
口面積の大きさを制御して調節してもよく、また加熱温
度はサーモスタットによる温度制御としてもよい。符号
19はスイッチングレギュレータなどの直流安定化電源
であり、各構成要素へ一定の直流電圧を供給している。
まな、エアロゾル発生器1、送風ファン8、加熱手段1
0、送風管11、接続管9、マイコン制御器17、サイ
リスク18及び直流安定化電源19は筐体24内に装着
されている。サイリスタ18はヒユーズ20を介して筐
体24の外側のコンセント21に接続されており、マイ
コン制御器17は筐体24の外面に設置した表示灯22
及び警報灯23に接続されている。ヒユーズ20は過電
流を防止するために設置されるものであり、表示灯22
は「準備中(暖機中)」、「準備完了」「使用中」等を
表示し、警報灯23は送風異常(ファンモータ回転数の
異常)、加熱手段10の温度異常、貯水槽3内の水量不
足等を知らせる。
このように構成された装置は次のようにして使用される
。まず、ノズル13の先端を患者の鼻孔に向けて患者に
取り付ける。次に、コンセント21を電源に差し込むこ
とによって、エアロゾル発生Wi1で発生した生理食塩
水のエアロゾルは、送風ファン8によって形成された空
気流と共に、貯水槽3の出口26に取り付けられた接続
管9に移送される。
接続管9の内管9aはバンドヒータ14によって加熱さ
れているから、内管9aを通過する際にエアロゾルは空
気と共に適温に加熱される。この加熱に際しては、内管
9aの径および長さを適宜、選定することで熱容量を大
きくすることができるから迅速に加熱することができる
。又、内管9aの径を大きくすることも可能であり、エ
アロゾルの風圧損失が少なく、目詰まりがなくなる。さ
らには加熱手段10は接続管9の内管9a外側に取り付
けられて、エアロゾル内の食塩と接触することがないか
ら塩害による腐食、断線が抑制される。
このようにして加熱されたエアロゾルは、フレキシブル
バイブ12を移送中に適度に拡散して空気と満遍なく混
合されてノズル13から適温を有する加熱加湿空気流と
なって排出され、患者の鼻孔内に送り込まれて、治癒が
なされる。
第4図は本発明の別の実施例を示す断面図であり、フレ
キシブルパイプ12が断熱材32によって被覆されると
共に、断熱材32の基端部が接続管9の内管9aと外管
9bとの間に介挿されている。これにより、接続管9と
ノズル13との間の温度差が小さくなり、適温への到達
を早期に行う乙とができる。
なお、以上の実施例に加えて本発明においては、連通管
12内面にアルミニウム箔などの熱反射膜を貼着しても
よい。又、加熱手段10を接続管9の内管9a内に埋設
したニクロム線としてもよく、内管9a内面に加熱手段
を取り付けてもよい。さらには、接続管9を単管構造に
して構造の簡略化を図ってもよい。
〈発明の効果〉 以上のとおり本発明によれば以下の効果を有する。
■ 接続管を通過するエアロゾルのみを加熱するt!け
でよいから、消費電力を低減させることができる。
■ エアロゾルの加熱は全体が加熱された接続管によっ
て行われるから熱容景が大きくなり、温度制御も容易と
なり、適温保持が容易となる。
■ 加熱手段は接続管のみを加熱すればよいから、加熱
手段がコンパクトとなる。
■ 装置が転倒しても加熱手段は生理食塩水。
エアロゾルに接触することがないから、塩害による腐食
、断線がなく、故障が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概要を示す系統図、第2図
は接続管部分の斜視図、第3図はバンドヒータの斜視図
、第4図は本発明の別の実施例の要部の断面図である。 1 エアロゾル発生器、2・・・生理食塩水、4 エア
ロゾル、7・・・送風手段、9・・・接続管、9a ・
内管、9b・・外管、10・・加熱手段、12・・・連
通管、14・・・バンドヒータ、26・・・出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生理食塩水を超音波によって霧化するエアロゾル
    発生器と、エアロゾルを空気流で移送する送風手段と、
    前記エアロゾル発生器の出口に接続されてエアロゾルを
    外部に導き出す連通管と、この連通管と前記エアロゾル
    の発生器の出口とを連結する伝熱性の接続管と、接続管
    を加熱する加熱手段とを備えてなることを特徴とする鼻
    炎治癒用加熱加湿空気供給装置。
  2. (2)前記加熱手段が前記接続管に巻き付けられたバン
    ドヒータである特許請求の範囲第(1)項記載の鼻炎治
    癒用加熱加湿空気供給装置。
  3. (3)前記加熱手段が前記接続管に埋設されたヒータで
    ある特許請求の範囲第(1)項記載の鼻炎治癒用加熱加
    湿空気供給装置。
JP5194186A 1986-03-10 1986-03-10 鼻炎治癒用加熱加湿空気供給装置 Pending JPS62207470A (ja)

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JP (1) JPS62207470A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01129859A (ja) * 1987-11-14 1989-05-23 Matsushita Electric Works Ltd 吸入器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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