JPS6220685A - 油圧歯車ポンプまたはモ−タ - Google Patents

油圧歯車ポンプまたはモ−タ

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Publication number
JPS6220685A
JPS6220685A JP16048785A JP16048785A JPS6220685A JP S6220685 A JPS6220685 A JP S6220685A JP 16048785 A JP16048785 A JP 16048785A JP 16048785 A JP16048785 A JP 16048785A JP S6220685 A JPS6220685 A JP S6220685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
pressure
casing
low
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP16048785A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sera
瀬良 恭史
Masayuki Miki
正之 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP16048785A priority Critical patent/JPS6220685A/ja
Publication of JPS6220685A publication Critical patent/JPS6220685A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、容積効率と機械効率の高い油圧歯車ポンプま
たはモータに関するものである。
[従来の技術] 油圧歯車ポンプまたはモータの一般的な構造を示すと、
第6図に見られるように、主軸lと従動軸2とに設けた
噛合する一対の平歯車(駆動歯車3と従動歯車4)を、
その歯先3a、4aを該歯車3.4の外周を包囲するケ
ーシング5の内面に摺接させて収容するとともに、その
上軸lと従動軸2とをケーシング5の両端に蓋着したフ
ロントカバー6とりャカバー7とに各々設けた軸受8.
8.9.9に回転自在に支承させ、ざらにその歯車側面
部3b、4bと各カバー6.7との間に該側面部3b、
4bからの油漏れをシールするサイドプレート(側板)
12.12を装入してなる構成を具備しているのが普通
である。また第7図に示すもののように、前記軸受8.
8,9.9の各カバー6.7側に設けられるもの同士を
一体形の軸受11,11で形成するとともに、この一体
形軸受11.11の一側面を歯車側面部3b、4bに直
接摺接させて側面漏れをシールするようにした軸受、サ
イドプレート兼用方式のものも実用に供されている。
ところで、高圧用途への利用の拡大が指向されている現
状において、油圧歯車ポンプ/モータには、高圧使用に
耐える十分に高い容積効率を維持することが要求され、
このため内部の隙間からの油漏れを出来るだけ少なくす
ることが益々重要な技術的課題となっている。従来はこ
の内部漏れのうち歯溝側面からの油漏れを出来るだけ少
なくする目的で、前述のように、歯車3.4の両側に歯
車側面部3b、4bに摺接するサイドプレート12(又
は11)を装入することが行なわれている。すなわち、
サイドプレー)12等は高い平面度をもつものに加工さ
れて歯車側面部3b、4bに密着状に添接されるもので
、歯車側面からの油漏れをシールする上で重要な部材を
なすものである。そして、この種ポンプ/モータでは、
前記サイドプレート12等と歯車側面部3b、4bとの
隙間をより小さなものとすべくプレッシャバランス機構
やプレッシャローディング機構のような圧力補償機構を
備えているものが多い。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、かかる圧力補償機構を備えたものでは、容積
効率を維持向上する上で有効なものとなる反面1機械効
率が悪化する不具合を来たすものとなっている。
上記圧力補償機構は、サイドプレートを歯車側面側に押
つける力を、各歯車の歯溝に発生する油圧力よりも幾分
大きなものにして、サイドプレートを歯車側面部に最適
なりリアランスの下で密着せしめ側面漏れ最小限に抑え
るためのものであって、特にポンプ/モータの吐出(流
入)圧力が高くなり隙間からの漏れが増大する高圧使用
条件では容積効率の維持に有効なものである。そして、
この機構は具体的には、第3図、第4図に示すように、
サイドプレート12.12の背面に高圧ポー)Hの吐出
(流入)圧力を導くとともに(図示大矢印)、ガスケッ
ト13.13等でその作用域h(図示斜線領域)を高圧
ポートH側の部分に限定して、各歯車3.4の歯溝に発
生する油圧力の合計、即ちサイドプレート12.12の
内部からその側面隙間を押し拡げる方向に作用する力(
P)よりも幾分大きな力(P+Pα)でサイドプレー)
12.12を押し付けるようにしたものである。
しかるに、このような圧力補償機構を採用すれば、第5
図に示すように、高圧作用域りから作用する力Qで、サ
イドプレー)12はケーシング5の低圧側内面に向けて
押圧され、サイドプレート12の低圧倒縁周面12aが
、低圧ポー)L近傍のケーシング内面5aに押し付けら
れる。そして、このとき両者の接触面で発生する摩擦力
がサイドプレート12を歯車側面部3a、4bに余分に
押圧する前記余剰力(Pα)の大きな要因を占め、この
(Pα)が大きくなるとサイドプレート12.12が強
く各歯車側面に押し付けられるため機械効率が悪くなる
と考えられる。
[問題点を解決するための手段1 本発明、以上のような考察結果を基に、圧力補償機構を
備えて容積効率の維持向上を図るようにした油圧歯車ポ
ンプまたはモータにおいて、上記の摩擦に起因する機械
効率の低下を改善すべく、′そのサイドプレートの低圧
側縁周面と該サイドプレートの低圧側縁周面が接触され
るケーシング内面とに低動摩擦係数をもつコーティング
を被覆したことを特徴としているものである。
[作用] このようにサイドプレートの低圧側縁周面と該縁周面が
当接されるケーシング内面とに低動摩擦係数のコーティ
ングを被覆したものであれば、この出接部位におけるサ
イドプレートのケーシングに対する摺動が円滑に行なわ
れるものとなり、圧力補償機構によりサイドプレートに
低圧側への押付力が加わっても、この部分で大きな摩擦
力を発生することがない。したがって、この摩擦力に起
因してサイドプレートをその背面側から歯車側面に押し
付ける前記余剰力(Pα)が低減して、サイドプレート
に最適な圧力バランスを与え、ひいてはポンプ/モータ
の機械効率を改善することができるものとなる。
[実施例] 以下、本発明の−・実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、第6図のA−A線断面に相当した本発明に係
る歯車ポンプ/モータの要部横断面の構造を図示してお
り、図中の符合は既述のものと共通して使用される。す
なわち、1は主軸、2は従動軸、3.4は歯車、5はケ
ーシング、12はサイドプレート、13はガスケットを
示し、またHは高圧ボーiLは低圧ポートを示し、ざら
にhはガスケット13により区画限定されたサイドプレ
ート12背面側の高圧作用域を示している。
しかして、かかる圧力補償機構を備えた歯車ポンプ/モ
ータにおいて、サイドプレート12の低圧側縁周面12
aと、このサイドプレー)12の低圧側縁局面12aが
接触されるケーシング内面5aとに、各々PJz図に拡
大図示するように、N1−P−3iC系のセラメッキコ
ーティング14a、14bを適宜の厚さで被覆している
。このコーティング14a、14bは無電解メッキによ
り複合コーティングされたもので、油潤滑の下で非常に
低い動摩擦係数をもつ特徴を有する。
このような構成を具備してなる歯車ポンプ/モータでは
、サイドプレート12が高圧側の作用域りで低圧側に押
し付けられても、またセツティングの不良などに起因し
てサイドプレート12が歯車側面部3a、4aに対し傾
きをもっていても、低圧側のケーシング内面5aとこれ
に接触するサイドプレート12の縁周面12aとの相互
に滑らか摺動性が確保されているので、従来品(例えば
鋼板製のサイドプレート縁周面と鋳鉄製のケーシング内
面が直接接触されるもの等)に比較すると、この部分で
余分な摩擦を起すことが無く、サイドプレート12はケ
ーシング内面5aと歯車側面部3b、4bとの間で最適
圧力バランスの下に介在されることになる。したがって
、このようなものであればサイドプレート12をその背
面側から歯車側面に押し付ける前記余剰力(Pα)が鰻
小眼に低減されて、サイドプレート12に最適圧力バラ
ンスを与えることができ、該余剰押付力(Pα)で増大
していたサイドプレート12と歯車側面部3b、4bの
摩擦損失を抑えてその機械効率を改善することができる
ものとなる。
以上、一実施例について説明したが、本発明でサイドプ
レート12の低圧1111縁周面12aとこれが接触さ
れるケーシング内面5aとに被覆するコーティング14
a、14bは、前記N1−P−9iC系のセラメッキ層
に限定されるものでないことは勿論であって、要するに
それらの表面に被覆して低い動摩擦係数を示すものであ
れば、その他種々のコーティングが利用可能である。ま
た、そのコーティング方法もメッキに限らず、コーティ
ングの種類に応じてその他適宜の表面被覆方法によれば
よい。
また、上記の実施例は軸受8.8,9.9とサイドプレ
ート12.12が別体である第6図の形式のポンプ/モ
ータに適用する場合を例示したものであるが1本発明は
第7図に示されるような軸受11がサイドプレートを兼
ねる軸受、サイドプレート兼用方式のものについても同
様に適用できるものである。
なお、いずれにしてもコーティング14a、14bは、
少なくともサイドプレート12等とケーシング内面5a
の低圧側所要部位に設けるようにすればよく、簡易には
サイドプレート12等の縁周面金域に被覆するようにし
てもよい。
[発明の効果] 本発明は1以上述べたように、サイドプレートとケーシ
ングの所要部位に低動摩擦係数のコーティングを被覆す
るだけで、両者の摩擦に起因する動力損失を効果的に減
じることができるものである。したがって、本発明によ
れば圧力補償機構を具備して容積効率の維持向上が図れ
ると同時に、これに伴なう不都合な機械効率の低下のな
い、即ち高圧、高効率の油圧歯車ポンプまたはモータを
提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す油圧歯車ポンプまたは
モータの要部断面図(第6図A−A線断面相当)であり
、第2図はその一部拡大図である。第3図と第4図はこ
の種ボ・ノブ/モータに備えられる圧力補償機構の概略
を表わし、PIS3図は同ポンプ/モータの縦断面説明
図、第4図は同じく横断面説明図である。第5図は油圧
歯車ポンプ/モータの使用状態におけるサイドプレート
とケ−シング内面の接触状況を示す部分横断面である。 86図と第7図は、いずれも油圧歯車ポンプ/モータの
構成例を示す縦断面図である。 1.2・・・軸 3.4・・・歯車 3b、4b争II+1歯車側面部 5mφ番ケーシング 5a・・参ケーシング内面 3b、4b・・・歯車側面部 11.11・争・サイドプレート兼用軸受12.12・
争・サイドプレート 12a・拳・サイドプレートの低圧側縁周面13.13
@・・ガスケット 14a、14b@−−コーティング Hψ・・高圧ポート Ll・低圧ボート hφ・・高圧作用域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧力補償機構を備えてサイドプレートを歯車側面部に摺
    接させ歯車側面からの油漏れをシールするようにした油
    圧歯車ポンプまたはモータにおいて、前記サイドプレー
    トの低圧側縁周面と該サイドプレートの低圧側縁周面が
    接触されるケーシング内面とに低動摩擦係数をもつコー
    ティングを被覆したことを特徴とする油圧歯車ポンプま
    たはモータ。
JP16048785A 1985-07-19 1985-07-19 油圧歯車ポンプまたはモ−タ Pending JPS6220685A (ja)

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JP16048785A JPS6220685A (ja) 1985-07-19 1985-07-19 油圧歯車ポンプまたはモ−タ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5660638A (en) * 1994-09-13 1997-08-26 Rohm Co., Ltd. Jig for producing electronic components with side electrodes
US6158997A (en) * 1999-06-30 2000-12-12 Fluid Management Gear pump
JP2010261341A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Kayaba Ind Co Ltd ギヤポンプ
JP2023033379A (ja) * 2019-02-13 2023-03-10 株式会社島津製作所 歯車ポンプまたはモータ

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