JPS62206687A - 指紋画像入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙面上に押捺された指紋画像を入力する指紋画
像入力装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の指紋画像入力装置においては、紙面上に押捺され
た複数指（通常は１０指）の指紋を一括入力するために
画素数の多い（例えば、２０４８ｂｉｔ〜４０９６　ｂ
ｉｔ　）−次元イメージセンナを用い、主走査を一次元
イメージセンサの自己走査によって行い、副走査を紙も
しくはイメージセンナを機械的に搬送することによって
、紙面上に押捺された指紋を二次元の画像として読み取
っている。

また、あらかじめ決められた押捺位置を利用して１指毎
に指紋画像の切り出しを行うために非常に高精度な搬送
機構を用いている。

ま几さらに、−次元イメージセンサの撮像範囲すべてを
直線状に均一に照明するために、長い棒状の蛍光灯ある
いはフィラメントを直線状に長くしたタングステンラン
プを用いて照明を行っている。

第４図は、従来の指紋画像入力装置の一例を示すブロッ
ク図である。この装置は、機械的な搬送系（紙送りロー
ラー）２１によって指紋入力用紙２２をフィードし、こ
れを副走査としている。紙面は蛍光ランプ２３によ〕照
明されている。紙面上に押捺され几指紋画像はレンズ２
４により、−次元のイメージセンナ２５に結像され、光
電変換されて電気信号（ビデオ信号）としてイメージセ
ンサ２５よ多出力される。ここで、イメージセンサ２５
は制御回路２８からの駆動信号により撮像動作を行う。

イメージセンサ２５からのビデオ信号はＡ／Ｄ変換回路
２６によ多量子化され、記憶回路２７へ入力されて蓄積
される。Ａ／Ｄ変換のタイミング及び記憶回路２７への
書き込みタイミングはイメージセンサ２５の駆動タイミ
ングに同期して制御回路２８で発生され、それぞれに供
給される。また、制御回路２８は外部装置（例えば、照
合装置）からの要求により、記憶回路２７に蓄積された
指紋画像データを読み出し、外部装置へ順次出力する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述したように、従来の指紋画像入力装置は、−指毎の
指紋画像の切シ出しを正確に行う几めに搬送位置精度が
高精度な機械的搬送系が必要であることから、装置が大
型でかつ複雑と、な）高価であるという欠点がある。ま
たさらに１厘線状に均一に照明する九めに長い棒状の照
明ランプが必要であることから、照明系が大きくなり装
置が大型になるという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の指紋画像入力装置は、紙面上に押捺された指紋
画像を入力する装置において、紙面上を均一に照明する
照明手段と、前記紙面上の指紋画像を撮像するテレビカ
メラと、前記テレビカメラの撮像領域の中心を示す指示
手段と、前記テレビカメラからの出力ビデオ信号をＡ／
Ｄ変換するＡ／Ｄ変換手段と、前記Ａ／Ｄ変換手段より
出力される量子化画像データを１画面分蓄積する画像蓄
積手段と、前記画像蓄積手段から読み出された量子化画
像データなり／Ａ変換しビデオ信号として出力するＤ／
Ａ変換手段と、前記Ｄ／Ａ変換手段からの出力ビデオ信
号と前記テレビカメラからのビデオ信号とのいずれかを
選択信号に応じて選択するビデオ信号選択手段と、前記
ビデオ信号選択手段により選択出力されたビデオ信号を
表示出力するビデオモニタと、前記Ａ／Ｄ変換手段の変
換タイミングと前記画像蓄積手段の書き込み読み出しタ
イミングと前記ビデオ信号選択手段の選択信号の切り替
えとを制御する制御手段とを営んで構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。第
１図の指紋画像入力装置は照明器１、発光ダイオード（
以下ＬＥＤ　　という）３、テレビカメラ４、Ａ／Ｄ変
換器５、記憶回路６、Ｄ／Ａ変換器７、ビデオ信号選択
回路８、テレビモニタ９、制御回路１０よυ構成される
。

４の視野ヘセットし、テレビモニタ９を用いて一指毎に
位置合せなして入力を行う方法で用いられる。

指紋画像は、テレビカメラ４で撮像されＡ／Ｄ変換器５
で量子化されて記憶回路６に蓄えられ、制御回路ｌＯを
介して照合装置へ入力される。

Ｄ／Ａ変換器７．ビデオ選択回路８．テレビモニタ９は
記憶され比量子化指紋画像の入力品質の確認及び入力時
の位置合せに補助的に用いる。

次に個々の構成要素及び動作について説明を加える。

照明器１はリング状の蛍光ランプであり、リングの中央
をテレビカメラ４の光軸の中央となるように配置し、ま
た、指紋入力用紙２から少し離して配置する。これによ
り指紋入力用紙２上のテレビカメラ４の有効撮像範囲は
、はぼ均一に照明される。

指紋入力用紙２を乗せる台の、テレビカメラ４の有効撮
像範囲の光軸の中央に当る部分に比較的輝度の高い小さ
なＬＥＤ３を埋め込んでおく。位置合せ時にこのＬＥＤ
３を点灯しておくことにより、操作者が指紋入力用紙２
を乗せた時、指紋入力用紙２を透過したＬＥＤ３の光を
見ることができ、この光の位置すなわちテレビカメラ４
の有効撮像範囲の光軸の中心に押捺指紋の中央を合せる
ことにより、容易に位置合せができる。

テレビカメラ４は指紋入力用紙２上の指紋を撮像し、標
準方式のビデオ信号を出力する。このビデオ信号はＡ／
Ｄ変換器５及びビデオ信号選択回路８へそれぞれ入力さ
れる。

Ａ／Ｄ変換器５ではテレビカメラ４よシ入力され九ビデ
オ信号のうち同期信号を除い几映像信号のみを８ピット
／画素に量子化し記憶回路５へ出力する（以降、同期信
号を含むものをビデオ信号、含まないものを映像信号と
呼ぶ）。

第２図にＡ／Ｄ変換器５の詳細なブロック図を示す。端
子ｖＳから入力されるビデオ信号は、同期信号検出回路
５１及びクランプ回路４２へ入力される。同期信号検出
回路５１は、ゼデオ信号中の水平同期信号を検出し、そ
の検出同期信号を基単にしてクランプ信号を出力する。

このクランプ信号は、クランプ回路５２及び画素クロッ
ク発生回路５３へ入力される。クランプ回路５２は入力
されるビデオ信号をクランプ信号のタイミングで直流再
生し、かつ同期信号部分をカットして映像信号のみを出
力する。一方、画素クロック発生回路５３は、クランプ
信号に同期させて１画素毎のサンプリングクロックを発
生し出力する。この画素クロックと直流再生された映像
信号がＡ／Ｄ変換回路５４に入力され、画素クロックの
タイミングで量子化され８ビツトのディジタル信号とし
て端子ＤＳよシ出力される。

記憶回路６はテレビ画面の１画面分の画像を蓄積するだ
けの容量（約２５６　ＫＢｙｔｅ　）を持ち、Ａ／Ｄ変
換器５から出力される量子化指紋画像を制御回路１０か
らの書き込みタイミングとアドレスに従りて蓄積する。

また、記憶回路６に蓄積され友画像の入力品質を確める
几めに制御回路１０からの読み出しタイミングに従い、
記憶回路６は量子化指紋画像データを出力し、Ｄ／Ａ変
換器７に入力する。

Ｄ／Ａ変換器７は第３図に示す構成を持つ。端子ＭＳか
ら入力される量子化指紋画像データはＤ／Ａ変換器７１
によりアナログ信号である映像信号に変換され、同期合
成回路７２において制御回路１０から端子ＶＳＹ　、　
Ｈ８Ｙへ入力される垂直および水平の同期信号と合成さ
れビデオ信号として端子ＶＤより出力される。

ビデオ信号選択回路８は、アナログスイッチであり、指
紋画像の入力時にはテレビカメラ４からのビデオ信号を
選択出力し、入力画像の確認時にはＤ／Ａ変換器７から
のビデオ信号を選択出力するように制御回路１０からの
切り替え信号により制御される。このビデオ信号選択回
路８により選択出力されたビデオ信号はテレビモニタ９
に表示出力される。

制御回路１０は今までに述べた他に、外部装置例えば照
合装置への指紋画像データの転送を制御する。外部装置
から指紋画像データの入力要求があると、記憶回路６の
読み出し制御信号を発生し、読み出された指紋画像デー
タを順次外部装置へ出力する。マ九、記憶回路６への蓄
積開始タイミング、ＬＥＤの点灯／消灯及びビデオ信号
選択回路８の切シ替え制御信号の発生も、外部装置から
の制御コマンドのデコードにより制御回路１０が発生す
る。尚、通常ＬＥＤ　は位置合せ時にのみ点灯しておき
、画像データ蓄積時には消灯しておく。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明には、機械的な搬送機構を
使用せず、また照明光源も小さくできるので装置を非常
に小型で安価に構成できるという効果がある。ま念、テ
レビカメラ４の有効撮像範囲の中央すなわち光軸の中央
にＬＥＤ　を埋め込むことにより、操作者が指紋入力用
紙を透過したＬＥＤ　の光の位置に指紋画像の中心を合
せることがすなわちテレビカメラ４の有効撮像範囲の中
央に指紋画像を合せたこととなり、入力時の位置合せが
非常に容易になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図のＡ／Ｄ変換器の詳細なブロック図、第３図は第
１図のＤ／Ａ変換器の詳細なブロック図、第４図は従来
の指紋画像入力装置を示すブロック図である。 １・・・・・・照明器、２・・・・・・指紋入力用紙、
３　・・・・・・ＬＥＤ　、４・・・・・・テレビカメ
ラ、５・・・・・・Ａ／Ｄ変換器、６・・・・・・記憶
回路、７・・・・・・Ｄ／Ａ変換器、８・・・・・・ビ
デオ信号選択回路、９・・・・・・テレビモニタ、１０
・・・・・・制御回路。 代理人　弁理士　　内　原　　　晋 ヤ２聞 茅３閉 殆４−韻 ２’ｌ　　臥ｌにレリｏ−’フ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙面上に押捺された指紋画像を入力する装置において、
   前記紙面上を均一に照明する照明手段と、前記紙面上の
   指紋画像を撮像するテレビカメラと、前記テレビカメラ
   の撮像領域の中心を示す指示手段と、前記テレビカメラ
   からの出力ビデオ信号をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換手段
   と、前記Ａ／Ｄ変換手段より出力される量子化画像デー
   タを１画面分蓄積する画像蓄積手段と、前記画像蓄積手
   段から読み出された量子化画像データをＤ／Ａ変換しビ
   デオ信号として出力するＤ／Ａ変換手段と、前記Ｄ／Ａ
   変換手段からの出力ビデオ信号と前記テレビカメラから
   のビデオ信号とのいずれかを選択信号に応じて選択出力
   するビデオ信号選択手段と、前記ビデオ信号選択手段に
   より選択出力されたビデオ信号を表示出力するビデオモ
   ニタと、前記Ａ／Ｄ変換手段の変換タイミングと前記画
   像蓄積手段の書き込み読み出しタイミングと前記ビデオ
   信号選択手段の選択信号の切り替えとを制御する制御手
   段とを含むことを特徴とする指紋画像入力装置。