JPS62206536A - Ｃｒｔ表示画像撮影装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野一 本発明はＣＲＴ表示装置による表示画像を感光性シート
（フィルム）に撮影する ＣＲＴ表示画像撮影装置に関する。

−発明の背景− 周知のように、コンピュータ・トモグラフィ（ＣＴ）、
ビデオカメラ、テレビカメラ等によって得られる画像の
ハードコピーを得る１段として、ＣＲＴ表示画像撮影装
置が利用されている。この撮影装置は、例えば第３図に
ネオように、電子計算機等の画像１グ生処理装置ｌから
のビデオ信号をＣＲＴ表示装置２のＣＲＴ表示″ｘ２Ａ
Ｊ：、に表示画像として表示させ、この表示画像を光学
レンズ系３を介して感光性シート４１に結像し、シャッ
タ５の操作によって感光性シート４上に撮影する（例え
ば特開昭５０−１１０７３２号公報参照） このような撮影装置によれば、ＣＲＴ表示画像に較べて
、ちらつきの無い静止画像として観察することができる
し、フィルムが持つ１−分に広い濃度分解能１階調特性
から画像のｅ淡を鮮明に識別さらにはフィルムでは透過
像として観察を容易にし得るなどの利点があり、医療診
断などに好適なものとなる。

ところで、ＣＲＴ表示表示装置一般のテレビと同様の画
像を表示し、この画像を感光性シートに撮影すると、フ
ィルム特性（露光縫−濃度）からＣＲＴ表示器のビーム
走査線までが鮮明な輪郭を持って撮影され、これは撮影
画像の濃度の微小変化など詳しい情報を得ようとする観
察者に像轟別上で障害となる。

この点については、ＣＲＴ表示装置の走査線本数を増す
いわゆる高品位表示画像とすることが考えられるが、こ
れは画像再生処理装置ｌ側の処理能力から難しいもので
ある。

そこで、従来から、ＣＲＴ表示装置の画像を１画面（ｌ
フレーム）走査毎に画面を重置方向に少し移動させる表
示制御を行うインターレース方式が提案されている。こ
の方式によれば、第４図にＣＲＴ表示器の拡大画面で示
すように、各基本走査線に、に＋ｌ。

Ｋｌ２の順に走査された画面に対して、次の画面では走
査線にの走査位置をＫｌ　にまでずらし、さらに走査線
Ｋを次画面１次々画面で走査位置に２．に３の１順にず
らし、再び走査線に位置に戻した表示になる。従って、
第１画面の２木の基本走査線にとに＋１間を第２画面及
至第４画面の走査線で埋めることで感光性シート−Ｈに
走査線の輪郭が表われないようにすることができる。な
お、２木の走査線間に埋める走査線本数は適宜膜゛定さ
れる。

一発明が解決しようとする問題点− 従来のＣＲ７表示画像撮影装置において、インターレー
ス方式により走査線の輪郭を焦くした撮影画像を得るこ
とができる。しかし、走査線が複数画面を周期としてそ
の位置がずらされるため、露光タイミング、期間との関
係で各走査線に濃淡を持った撮影画像になる問題があっ
た。

すなわち、シャッタ５をタイマによって一定時間だけ開
にする撮影やシャ７タを開のままＣＲＴ表示器側の表示
時間を制御する撮影では、走査線の一部が走査完了しな
いタイミングで撮影終了し、未走査部分の走査線の露光
量不足になる。

この対策としては、撮影時間を長くすることで全体のフ
レーム数に対して未撮影走査線を含むフレームの影響が
小さくなってくるが、撮影時間を長くすることは撮影効
率を悪くするし、雑音等によって撮影画像品質が低下す
る問題が残る。

一問題点を解決するための手段− 前述した問題点を解決するため１本発明は、露光開始で
フレームパルスに同期した周期信号で計数値を得る計数
手段と、感光性シートの露光時間に対応づけて数値設定
された設定手段と、計数手段の計数値が設定手段の設定
数値に達したときに露光終了にする制御手段とを備える
ものである。

一実施例− 第１図は本発す１の一実施例を示す回路図である０画像
再生処理装置ｌからのビデオ信号として垂直同期波数が
６０Ｈｚで走査線数が５２５本ものもが事えられる。こ
のビデオ信号から垂直同期分離回路１１は５ｏｎｚの争
直同期パルスを分離する。この垂直同期パルスはｌ／２
分周回路１２で３０Ｈ２のフレームパルスに変換されて
アンドゲート１３の一方の入力にされる。

操作部１４の露光操作信号が与えられる制御部１５は、
該信号によって電動シャッタ５の開信号を送出すると共
に露光時間データ信号を送出する。このデータはクロッ
クパルスを必要な時間数だけ送出し、このパルスがシフ
トレジスタ１６にシフトパルスとして入力される０次い
で、制御部１５はシャツタ開信号に対するシャッタ５の
開動作完Ｙのタイミ〉′グで露光信号を送出する。

露光信号はゲート１７を介してフリップフロップ１８の
セット入力にされ、該フリップ７０ｔ、プ１８のセット
出力はゲート１３のゲートを開くと共にＣＲＴ表示装２
！ｉ２への画像表示制御信号にされる。さらに微分回路
１９を通した微分パルスでフレームパルスカウンタ２０
のクリア信号にされるし、インバータ２１を通してカウ
ンタ２２のクリア信号にされる。

フレームパルスカウンタ２０は、微分回路１９による計
数値零からアントゲ−）１３を通して垂直同期信号の１
／２パルス （３０Ｈ２）の計数を開始する。このカウンタ２０の各
桁出力はＤ／Ａ変換記２３によってアナグロ信号に変換
される。また、アンドゲート２４によってフレームパル
スの１６カウントタイミングパルスが取出される。この
タイミングパルスは、アンドゲート２５によってフレー
ムパルスタイミングで取出されてカウンタ２２の計数入
力にされる。従って、カウンタ２２は、フレームパルス
の１６パルス毎に１パルスカウントアツプされる。

コンパレータ２６は、シフトレジスタ １６の内容とカウンタ２２の内容とを比較し、両者の一
致でフリップフロップ１８のリセット入力を与・える。

なお、シフトレジスタ１６は、ディップスイッチ２７か
らプリセットできるようにされ、このスイッチ２７から
のデータと制御部１５からの露光時間データ信号との何
れを取込むかは、スイッチ２８によって設定される。

次に、　Ｄ／Ａ変換記２３のアナログ出力は。

ＣＲＴ表示装＠２内で混合回路２Ｂの一方の入力にされ
、垂直偏向回路２Ｃからの偏向信号に加算されて偏向に
供される。

こうした構成において、画像処理装置１から与えられる
ビデオ信号は、ＣＲＴ表示装置２に取込まれ、輝度信号
、色信号及び同期信号に分離されてＣＲ７表示器２Ａで
の画像表示回部状態にされる。この状態において、操作
部１４の露光スイッチが操作されると、制御部１５によ
るシャッタ５の開制御がなされるし、露光時間データ信
号又はスイッチ２７による露光時間設定がシフトレジス
タ１６の内容として記憶されている。そして、制御部１
５からの露光信号タイミングパルスによって７リツプフ
ロツプ１８がセットされ、カウンタ２０によるフレーム
パルスの計数が開始され、Ｄ／Ａ変換器２３には階段波
状に変化する信号が発生する。この信号を垂直偏向回路
２Ｃの鋸歯状波に重畳した混合回路２Ｂの出力により垂
直偏向レベルが決定される。この各部波形図は、第２図
に示すようになり、垂直偏向回路２Ｃからの鋸歯状波信
号（第２図ａ）に対して、露光信号によるカウンタ２０
の計数開始でＤ／Ａ変換器２３の出力が階段波状になり
（第２図ｂ）１円上号を合成した混合回路２Ｂの出力は
鋸歯状波信号レベルが上昇したものになる（第２図Ｃ）
、この信号レベル変化はカウンタ２０の最大計数イ１に
よるフレーム画面数で決り、ＣＲＴ表示器ｚＡ上の画像
走査線間を埋める走査線になる。

こうしたインターレース方式により表示画像について、
シフトレジスタ１６に設定される露光時間に相当する回
数だけ繰り返し表示されたとき、カウンタ２２の内容と
シフトレジスタ１６の内容が−・致し、コンパレータ２
６の一致判定出力によってフリップフロップ１８のリセ
ット、すなわちカウンタ２０の形数停Ｗと共にＣＲ７表
示器２Ａの表示消去がなされる。

ここで注目すべきことは、カウンタ２０による垂直同期
信号の計数から走査線位こをずらし、このずらしを複数
回繰り返したというカウンタ２２の計数値で露光時間が
決まることから、表示画像を得る走査線は何れも同一回
数走査された撮影になる。従って、露光タイミング、期
間と走査線の関係で走査線の一部が撮影されないという
状態がなくなり、撮影画像に濃淡が表われることがない
。この作用効果は、露光時間が短い場合にもあるもので
、撮影時間を短くして画像品質を低下させることもない
。

なお、実施例において、各部回路構成をマイクロコンピ
ュータによるソフトウェア構成にすることができるのは
勿論である。

−発明の効果− 以上の説明から明らかなように、フレームパルスに同期
した露光開始をし、このフレームパルスの周期信号の計
数値が露光時間に対応する数値に一致したときに露光終
了とするため、走査線の一部が走査完了しないまま撮影
されることがなくなり、これに伴う走査線の濃淡が無く
なって良質の撮影画像を得ることができるし、撮影効率
を良くする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の−・実施例を示す回路図、第２図は第
１図における走査線のずらしのための垂直偏向信号波形
図、第３図はＣＲＴ表示画像撮影装置の概略構成図、第
４図はインターレース方式における走査線画像を示す図
である。 ｌ・・・画像再生処理装置、 ２・・・ＣＲＴ表示装置、　　３・・・光学レンズ系、
４・・・感光性シート、　　５シヤツタ、１１・・・垂
直同期分離回路、　　　１４・・・操作部、１５・・・
制御部、　　１６・・・シフトレジスタ、１９・・・微
分回路、　　２０．２２・・・カウンタ、２３・・・Ｄ
／Ａ変換器、　　２６・・・コンパレータ２７・・・デ
ィップスイッチ、 ２Ａ・・・ＣＲＴ表示器、　　２Ｂ・・・混合回路、２
Ｃ・・・垂直偏向回路。 特許出願人　　小西六写真玉業株式会社第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ＣＲＴ表示装置に走査線を周期的にずらして表示し
   た画像を感光性シートに撮影する ＣＲＴ表示画像撮影装置において、露光開始でフレーム
   パルスに同期した周期信号で計数値を得る計数手段と、
   感光性シートの露光時間に対応づけて数値設定された設
   定手段と、前記計数値が設定手段の設定数値に達したと
   きに露光終了にする制御手段とを備えたことを特徴とす
   るＣＲＴ表示画像撮影装置。