JPS62204713A - 家紋類の形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、冠婚葬祭や仏事、神事に用いる各種装飾具
や用具、器具、人形等に対して家紋類を入れるための形
成方法に関するものである。

〔従来の技術と問題点〕

例えば、葬儀や仏事をとり行なう場合、それに使用する
装飾具に家紋を入れることが行なわれている。

従来、装飾具に家紋を入れるには全て手書きによって行
なっていたため、作業能率が極めて悪く、しかも熟練し
た技術を必要とし、手書であるため、例えば提灯のよう
に凹凸があるような場合、失敗したり仕上りが不均一に
なり、極めて高価なものにつくという問題があり、多量
の注文に対して処理できないのが現状である。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たものであり、家紋類の形成が能率よく、しかも仕上り
が美しく量産に適した形成方法を提供することが目的で
ある。

〔問題を解決するための手段〕

上記のような問題点を解決するため、この発明は、家紋
類の原図を作成し、家紋類の被貼付物と同じか類似する
材料に前記原図を用いて電子コピーで原図の家紋類を複
写し、複写材料の余白部分を切除した後この複写家紋類
を被貼付物に貼付けるようにしたものである。

〔作　用〕

家紋類の被貼付物と同じか類似する材料と家紋類の原図
とを用意し、電子コピーを用い、材料に原図の家紋類を
複写し、この複写材料の周囲余白部分を切除した後、複
写家紋類を被貼付物に貼付ける。複写家紋類は、被貼付
物と同様の材料が用いられ、周囲余白が切断除去されて
いるので、被貼付物に貼付けても貼付けが目立たず、手
書きと同様に仕上る。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。

図面は家紋を貼付ける装飾具として提灯１を示しており
、家紋類の複写材料２は、提灯と同様の和紙が用いられ
る。

先ず、第１図に示すように、必要とする家紋３を形成し
た原図４を写真や手書等の手段によって作成する。

次に、提灯１と同様の和紙を用いた複写材料２を用意し
、電子コピーを使用して原図４の家紋３を複写材料２に
複写する。

複写材料２は第２図の如く、複写された家紋３ａの周囲
余白部分を家紋３ａの輪郭に沿って切断除去し、この家
紋３ａを第３図の如く、提灯１に対して接着剤で貼付け
る。

複写家紋３ａは、提灯１と同様の和紙が用いられており
、これを提灯１の表面凹凸に沿うよう表面から押え込む
ようにして貼付ければ、貼付けが全く目立たなくなり、
手書きと同様の家紋が得られる。

なお、拡大、縮小機能付電子コピーの使用により、原図
４の家紋３に対して複写家紋３ａは所望する大きさのも
のが簡単に得られると共に、カラー電子コピーの採用に
より、原図４における家紋３の色を選べば、複写家紋３
ａの色彩は自由になる。

また、提灯１に対する貼付けは、家紋だけでなく、第３
図一点鎖線で示すように、複写家紋３ａと同様の手法で
作成した家名プレート５を貼付けてもよい。

また、家紋の被貼付物としては、図示の提灯のほか、仏
事用の幕や装飾用としての人形等でもよく、家紋を入れ
るものを全て含みこの場合複写材料には紙以外に布地等
が用いられる。幕の場合、貼付けた複写家紋を取外せば
、幕自体は再使用が可能である。

〔効　果〕

以上のように、この発明によると、家紋類の形成が、電
子コピーによる複写と貼付けによって行なえ、家紋形成
作業の大幅な能率向上を図ることができ、家紋入れの多
量の注文に対しても短期間で処理できる。

また、複写家紋類は、被貼付物と同じが類似する材料を
用い、周囲余白部分を切除したので、貼付状態が全く目
立たず、手書と同様の仕上りが得られると共に、均一な
仕上りの製品を得ることができる。

更に、各種原図を用意しておくだけで、どのような家紋
入れにも対応でき、作業能率の向上によりコストダウン
を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の形成方法に用いる原図の斜視図、第
２図と第３図は複写家紋類の貼付順序を示す斜視図であ
る。 １・・・提灯、２・・・複写材料、３・・・家紋、３ａ
・・・複写家紋、４・・・原図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 家紋類の原図を用意し、家紋類の被貼付物と同じか類似
   する材料に前記原図を用いて電子コピーで原図の家紋類
   を複写し、複写材料の余白部分を切除した後この複写家
   紋類を被貼付物に貼付けることを特徴とする家紋類の形
   成方法。