JPH05162500A - 押し花アートの製作方法 - Google Patents
押し花アートの製作方法Info
- Publication number
- JPH05162500A JPH05162500A JP35208891A JP35208891A JPH05162500A JP H05162500 A JPH05162500 A JP H05162500A JP 35208891 A JP35208891 A JP 35208891A JP 35208891 A JP35208891 A JP 35208891A JP H05162500 A JPH05162500 A JP H05162500A
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- JP
- Japan
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- flower
- pressed
- flowers
- resin
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生花より作られた押し花を利用して、生花そ
のものの美しさを持った多様なアートを容易にに製作す
る。 【構成】 生花1より押し花9を作り、押し花9を透明
な樹脂6でコーティングして第1の原画10を作り、第
1の原画10をコピーして第2の原画11を作り、第2
の原画11を基材12と結合して一体化する。
のものの美しさを持った多様なアートを容易にに製作す
る。 【構成】 生花1より押し花9を作り、押し花9を透明
な樹脂6でコーティングして第1の原画10を作り、第
1の原画10をコピーして第2の原画11を作り、第2
の原画11を基材12と結合して一体化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生きた花を押して作っ
た押し花を利用して種々の装飾、美術品(以下アートと
いう)を製作するための方法に関する。
た押し花を利用して種々の装飾、美術品(以下アートと
いう)を製作するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にアートには極めて多種多様の手法
があるが、万人が見て美を感じる花を対象とした場合、
生花を種々の絵具を用いて写生し絵を作る方法、生花そ
のものを花器にさして鑑賞する方法、生花を押して作っ
た押し花を紙などに貼り付ける方法、生花を乾燥させて
ドライフラワーとする方法などがある。絵具を使用する
方法は手法が自由性に富み個人の創造性を発揮すること
が可能な方法であるが、それなりの能力を必要とするか
ら万人に向くものではなく、その他の生花を利用する方
法は、生花はいずれ枯れるものであり、押し花、ドライ
フラワーは時間の経過と共に退色し、生花そのものの美
しさを永く維持できるものではない。
があるが、万人が見て美を感じる花を対象とした場合、
生花を種々の絵具を用いて写生し絵を作る方法、生花そ
のものを花器にさして鑑賞する方法、生花を押して作っ
た押し花を紙などに貼り付ける方法、生花を乾燥させて
ドライフラワーとする方法などがある。絵具を使用する
方法は手法が自由性に富み個人の創造性を発揮すること
が可能な方法であるが、それなりの能力を必要とするか
ら万人に向くものではなく、その他の生花を利用する方
法は、生花はいずれ枯れるものであり、押し花、ドライ
フラワーは時間の経過と共に退色し、生花そのものの美
しさを永く維持できるものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生花
より作られた押し花を利用して、生花そのものの美しさ
を保持しながら、多様なアートを容易に作ることができ
る方法を提供することにある。
より作られた押し花を利用して、生花そのものの美しさ
を保持しながら、多様なアートを容易に作ることができ
る方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明においては、生花より押し花を作り、押し花
を透明な樹脂でコーティングして第1の原画を作り、第
1の原画をコピーして第2の原画を作り、第2の原画を
基材と結合して一体化するものである。
め、本発明においては、生花より押し花を作り、押し花
を透明な樹脂でコーティングして第1の原画を作り、第
1の原画をコピーして第2の原画を作り、第2の原画を
基材と結合して一体化するものである。
【0005】また上述の目的を達成するため、本発明に
おいては、生花より押し花を作り、押し花を透明なフィ
ルム上に配置して第1の原画を作り、第1の原画をコピ
ーして第2の原画を作り、第2の原画を基材と結合して
一体化してもよい。
おいては、生花より押し花を作り、押し花を透明なフィ
ルム上に配置して第1の原画を作り、第1の原画をコピ
ーして第2の原画を作り、第2の原画を基材と結合して
一体化してもよい。
【0006】本発明においては、押し花を適宜配置して
透明な樹脂でコーティングすることにより押し花が透明
な樹脂で囲まれた硬い第1の原画を得ることができる。
この第1の原画を複写機にかけて複写することにより第
2の原画が得られる。この第2の原画を所望の基材と結
合することにより最終的なアートが得られる。
透明な樹脂でコーティングすることにより押し花が透明
な樹脂で囲まれた硬い第1の原画を得ることができる。
この第1の原画を複写機にかけて複写することにより第
2の原画が得られる。この第2の原画を所望の基材と結
合することにより最終的なアートが得られる。
【0007】また本発明においては、押し花を透明なフ
ィルム上に適宜配置することにより第1の原画が得られ
る。この第1の原画を複写機にかけて複写することによ
り第2の原画が得られる。この第2の原画を所望の基材
と結合することにより最終的なアートが得られる。
ィルム上に適宜配置することにより第1の原画が得られ
る。この第1の原画を複写機にかけて複写することによ
り第2の原画が得られる。この第2の原画を所望の基材
と結合することにより最終的なアートが得られる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。図1aにおいて、生花1をティッシュペーパー2、
3の間に挟んで置き、アイロン4で押さえて押し花を作
る。この方法により極めて短時間で退色させることなく
押し花を得ることができる。なお、押し花はこの方法に
よらず、市販の電気式簡易携帯用押し花機など他の方法
で作ってもよい。
る。図1aにおいて、生花1をティッシュペーパー2、
3の間に挟んで置き、アイロン4で押さえて押し花を作
る。この方法により極めて短時間で退色させることなく
押し花を得ることができる。なお、押し花はこの方法に
よらず、市販の電気式簡易携帯用押し花機など他の方法
で作ってもよい。
【0009】次に図1bに示すように、型5の中に透明
なUV樹脂(紫外線硬化型樹脂)6を流し込み、UV照
射器7で紫外線を照射して樹脂を硬化させ、樹脂板8を
作る。この場合樹脂板8は必ずしも平面である必要はな
く、レンズ状の曲面にしてレンズ効果を得るようにして
もよい。
なUV樹脂(紫外線硬化型樹脂)6を流し込み、UV照
射器7で紫外線を照射して樹脂を硬化させ、樹脂板8を
作る。この場合樹脂板8は必ずしも平面である必要はな
く、レンズ状の曲面にしてレンズ効果を得るようにして
もよい。
【0010】次に図1cに示すように、樹脂板8上に押
し花9を下向きにしてUV樹脂で貼り付け固定し、さら
にUV樹脂6を流し込んで硬化させ、型5より取り出す
と、図1dに示すようにUV樹脂中に押し花9が埋置さ
れた第1の原画10が得られる。
し花9を下向きにしてUV樹脂で貼り付け固定し、さら
にUV樹脂6を流し込んで硬化させ、型5より取り出す
と、図1dに示すようにUV樹脂中に押し花9が埋置さ
れた第1の原画10が得られる。
【0011】この第1の原画10を複写機にかけコピー
することにより、図1eに示すように第2の原画11が
得られる。この場合、コピー材は紙、フィルムの内その
アートに適切な材料を選べばよく、コピー倍率も最終的
に得るべきアートの大きさに応じて適宜縮小または拡大
することができる。
することにより、図1eに示すように第2の原画11が
得られる。この場合、コピー材は紙、フィルムの内その
アートに適切な材料を選べばよく、コピー倍率も最終的
に得るべきアートの大きさに応じて適宜縮小または拡大
することができる。
【0012】次に第2の原画11を図1fに示すように
例えばガラス製の基材12上に貼り付けることにより、
最終的なアート13が完成する。
例えばガラス製の基材12上に貼り付けることにより、
最終的なアート13が完成する。
【0013】図1に示す実施例では押し花のみを用いた
例を示したが、押し花以外の種々の画材を添えることも
できる。例えば図1cに示すように樹脂板8の上に押し
花9だけでなく、その他の画材、例えば玉虫、天道虫の
ような昆虫類、貝類、木片、金属材、写真などを製作者
の創意に従って入れて樹脂を流し込んでもよい。或いは
紙の上に押し花を置き、絵具で背景画を描いたり彩色
し、この紙を樹脂板8の上に重ねて樹脂を流し込んでも
よい。
例を示したが、押し花以外の種々の画材を添えることも
できる。例えば図1cに示すように樹脂板8の上に押し
花9だけでなく、その他の画材、例えば玉虫、天道虫の
ような昆虫類、貝類、木片、金属材、写真などを製作者
の創意に従って入れて樹脂を流し込んでもよい。或いは
紙の上に押し花を置き、絵具で背景画を描いたり彩色
し、この紙を樹脂板8の上に重ねて樹脂を流し込んでも
よい。
【0014】使用する樹脂は、上述のUV樹脂に限ら
ず、比較的短時間で硬化するものであれば任意のものを
選ぶことができる。
ず、比較的短時間で硬化するものであれば任意のものを
選ぶことができる。
【0015】基材としては、ガラスの外、アクリル樹脂
等のプラスチック、金属、セラミックス、木等を使用す
ることができ、基材との結合方法も貼り付け以外に、基
材の間に挟み込んだり、基材中に封入してもよい。
等のプラスチック、金属、セラミックス、木等を使用す
ることができ、基材との結合方法も貼り付け以外に、基
材の間に挟み込んだり、基材中に封入してもよい。
【0016】第2の原画はカラーコピーが押し花の本来
の美しさを表わすのに適していることはいうまでもない
が、モノクロコピーにすることによって別種の印象を与
えるアートを得ることもできる。
の美しさを表わすのに適していることはいうまでもない
が、モノクロコピーにすることによって別種の印象を与
えるアートを得ることもできる。
【0017】本発明の第2の実施例においては、図2に
示すように生花から作られた押し花21を透明なフィル
ム22上に製作者の創意に従って適宜配置して仮り止め
し、場合によっては更に他の画材、例えば、昆虫、貝類
その他のものを配置して第1の原画23を作り、この第
1の原画23を用いて図1eと同様に複写により第2の
原画24を作り、図1fと同様に基材と結合して最終的
なアートを得る。
示すように生花から作られた押し花21を透明なフィル
ム22上に製作者の創意に従って適宜配置して仮り止め
し、場合によっては更に他の画材、例えば、昆虫、貝類
その他のものを配置して第1の原画23を作り、この第
1の原画23を用いて図1eと同様に複写により第2の
原画24を作り、図1fと同様に基材と結合して最終的
なアートを得る。
【0018】次に本発明のアートの種々の利用態様を説
明する。 (1) 透明フィルムにコピーした第2の原画を使用し、
ガラスに貼り付けることによりステンドグラスが得られ
る。 (2) 第2の原画をビニールクロスに貼り付け、カーテ
ン、テーブルクロス、バッグ等の素材として利用する。 (3) タイルに貼り付け、壁面、床、テーブル鍋敷きの
装飾材として利用する。 (4) 紙にコピーした第2の原画を使用し、これを更に
紙の上に貼り付け、場合によっては更に和紙状のカバー
フィルムを貼り付け、うちわ、あんどん、びょうぶ、障
子、ふすま等の材料に使用する。 (5) コップ、、皿等に貼り付け、樹脂コーティングす
る。 (6) ペンダント、ブローチ、リング、アームレット等
のアクセサリーに封入する。 (7) フレームに装入してインテリヤとする。
明する。 (1) 透明フィルムにコピーした第2の原画を使用し、
ガラスに貼り付けることによりステンドグラスが得られ
る。 (2) 第2の原画をビニールクロスに貼り付け、カーテ
ン、テーブルクロス、バッグ等の素材として利用する。 (3) タイルに貼り付け、壁面、床、テーブル鍋敷きの
装飾材として利用する。 (4) 紙にコピーした第2の原画を使用し、これを更に
紙の上に貼り付け、場合によっては更に和紙状のカバー
フィルムを貼り付け、うちわ、あんどん、びょうぶ、障
子、ふすま等の材料に使用する。 (5) コップ、、皿等に貼り付け、樹脂コーティングす
る。 (6) ペンダント、ブローチ、リング、アームレット等
のアクセサリーに封入する。 (7) フレームに装入してインテリヤとする。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば次に列挙するような効果
を得ることができる。 (1) 押し花をコピーすることにより、実際の花の姿、
形、色彩をそのまま容易に写し取ることができる。 (2) 自然の花を使用するものでないから退色のおそれ
がなく、いつまでも自然の花の美しさを保持させること
ができる。 (3) 第1の原画を作れば、何枚でも同一の作品を安価
に作ることができる。 (4) 第1の原画を縮小または拡大することによって任
意の大きさのアートを得ることができる。 (5) 押し花をコーティングする樹脂の厚みを適宜変え
ることにより、押し花その他の画材に遠近感を持たせる
ことができる。 (6) 第2の原画を奥行きのある基材中に結合すること
によって、生きた花、昆虫等が内部に存在するようなア
ートが得られる。
を得ることができる。 (1) 押し花をコピーすることにより、実際の花の姿、
形、色彩をそのまま容易に写し取ることができる。 (2) 自然の花を使用するものでないから退色のおそれ
がなく、いつまでも自然の花の美しさを保持させること
ができる。 (3) 第1の原画を作れば、何枚でも同一の作品を安価
に作ることができる。 (4) 第1の原画を縮小または拡大することによって任
意の大きさのアートを得ることができる。 (5) 押し花をコーティングする樹脂の厚みを適宜変え
ることにより、押し花その他の画材に遠近感を持たせる
ことができる。 (6) 第2の原画を奥行きのある基材中に結合すること
によって、生きた花、昆虫等が内部に存在するようなア
ートが得られる。
【図1】本発明の実施例の製作工程を示す説明図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例の一製作工程を示す説明図であ
る。
る。
1 生花 6 透明な樹脂 8 樹脂板 9 押し花 10、23 第1の原画 11、24 第2の原画 12 基材 21 押し花 22 透明なフィルム
Claims (2)
- 【請求項1】 生花より押し花を作り、押し花を透明な
樹脂でコーティングして第1の原画を作り、第1の原画
をコピーして第2の原画を作り、第2の原画の基材と結
合して一体化することを特徴とする押し花アートの製作
方法。 - 【請求項2】 生花より押し花を作り、押し花を透明な
フィルム上に配置して第1の原画を作り、第1の原画を
コピーして第2の原画を作り、第2の原画を基材と結合
して一体化することを特徴とする押し花アートの製作方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35208891A JPH05162500A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 押し花アートの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35208891A JPH05162500A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 押し花アートの製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162500A true JPH05162500A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18421700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35208891A Pending JPH05162500A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 押し花アートの製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05162500A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003159899A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-03 | Masako Yanagawa | 押花等の乾燥植物の装飾表示用カード |
JP2009029097A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Kyoko Chiba | 花卉画像装飾品の製造方法 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP35208891A patent/JPH05162500A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003159899A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-03 | Masako Yanagawa | 押花等の乾燥植物の装飾表示用カード |
JP2009029097A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Kyoko Chiba | 花卉画像装飾品の製造方法 |
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