JPS62204158A - 医療検体収容容器の密封装置 - Google Patents

医療検体収容容器の密封装置

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JPS62204158A
JPS62204158A JP4663086A JP4663086A JPS62204158A JP S62204158 A JPS62204158 A JP S62204158A JP 4663086 A JP4663086 A JP 4663086A JP 4663086 A JP4663086 A JP 4663086A JP S62204158 A JPS62204158 A JP S62204158A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、病院や診療所で採取した医療検体を検査委託
するため検体検査センターに運ぶ際に使用する医療検体
を収容する容器の密封装置に関する。
〔従来の技術〕
病院や診療所では、患者の症状をより詳しく知るため検
体検査を行うが、検体検査の設備を備えない病院や診療
所では患者から採取した検体を検体検査センターに送り
、検査を委託するシステムがとられている。
患者から採取した検体を検体検査センターに送るには、
検体をガラスや樹脂製の容器、たとえば試験管等のごと
き容器に収容し、この検体収容容器を密封して外部から
の汚染を防止している。
検体を収容した容器を検体検査センターに送る時には伝
票を準備し、この伝票には検査依頼の病院(診療所)名
、患者名、健康保険番号、検体の種類、検査委託項目の
内容等を記録するようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来にあっては、採取した検体を上記検体収容容器に収
容し、この容器の開口部に蓋をして密封するとともに、
これとは別作業で伝票を作成し、該伝票を上記検体収容
容器とは別々にして検体検査センターに送っていた。
しかしながら、このように検体収容容器に蓋をして密封
する作業と、伝票を作成する作業が分離されていると、
作業が面倒であり、かつ蓋と伝票をそれぞれ用意してお
かなければならない不具合がある。
また、このように検体収容容器と伝票が分離されて検体
検査センターに送られると、検体検査センターでは検体
収容容器と伝票とを照合しなげればならず、この照合に
多大な手間を要する。特に、検体収容容器には単に受診
者の氏名を記載したラベルを張り付けであるだけである
から、検体収容容器と伝票との照合間違いを生じる心配
がある。
本発明においては、検体を収容した検体収容容器に添附
するデータ用紙によってこの容器を密封するようにし、
データ用紙添附作業および密封作業が簡単になるととも
に、照合を必要とせずに照合間違いを生じることがない
医療検体収容容器の密封装置を提供しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、医療検体を収容した容器の下端部を支持しこ
の容器を略軸線を中心として回転させる旋回台と、この
旋回台に支持された上記検体収容容器の上部側方に、裏
面に接着剤が塗布されるとともに表面に検体検査に必要
なデータを記録してなるデータ用紙を供給する手段と、
上記検体収容容器が上記旋回台の回転に伴って回転され
る間に上記データ用紙を上記容器の側面に押付けてこの
データ用紙を上記容器の側面に巻回接着させる押圧手段
と、上記容器の側面に巻回接着されたデータ用紙におけ
る該容器の上端から突出して筒状に巻回された部分を側
方から押し潰して密着させるピンチャ−とを具備したこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明においては、医療検体を収容した容器を旋回台に
支持させてこれを旋回させると、データ用紙供給手段か
ら裏面に接着剤が塗布されるとともに表面に検体検査に
必要なデータを記録してなるデータ用紙が、上記検体収
容容器の上部側方に供給され、この用紙は押圧手段によ
り押されて上記容器の側面に巻回接着される。このよう
に接着されたデータ用紙の上端部をピンチャーにて側方
から押し潰すとデータ用紙の上端は密着される。
したがって、データ用紙が蓋を兼用して検体収容容器の
データ用紙添附と密封が同時になされることになる。
〔発明の実施例〕
以下本発明について、図示の実施例にもとづき説明する
まず、医療検体検査搬送システムについて、第10図お
よび第11図にもとづき説明する。
病院または診療所の診察室に検体データ送受信装置1が
設けられており、この検体データ送受信装置1は通信回
線2により、病院または診療所から離れたデータバンク
3とつながっており、このデータバンク3は通信回線4
を通じて医療検体検査センター5につながっている。
データバンク3は、図示しないが、検体に関するデータ
、検体検査結果に関するデータおよび後で説明する検体
収容容器50・・・を収容した収容庫30の受は渡しに
関するデータを記憶、蓄積するコンピュータ、かつデー
タ送受信機などの設備を備えている。
医療検体検査センター5はそれぞれ図示しないが、各種
医療検査装置、検体データ読取りのためのバーコーダ−
1このバーコーダ−により読取った検体データを記憶す
るとともに検体検査結果を記憶するコンピュータ、デー
タ送受信機、上記収容庫30の受は取り要員および運搬
車両48、運搬者携帯カード27などの設備ならびに備
品を備えている。
病院または診療所に設置された検体データ送受信装置1
は、信号線6を介して、当該病院または診療所の門や玄
関に設置された収容庫30の受は渡し箱7に電気的に接
続されている。
上記検体データ送受信装置1は、電源スィッチ10、検
体検査項目別ボード11、検体送付作業項目ボード12
、これらボード11.12に記録されている項目をバー
コード化した記号を読取るバーコードリーダー13、映
像表示器14、診察カード読み取り器15、プリンター
16、プリンター作動キー17、検査結果呼出しキー1
B、確認キー19、本発明に係る医療検体収容容器の密
封装置20、この密封装置20の作動キー21および収
容庫発送操作キーボード22などを備え、内部にコンピ
ュータ(図示しない)を有している。
門や玄関に設置された収容庫受は渡し箱7は、屋外側と
厚内側を仕切る壁24を貫通して設置されており、それ
ぞれ屋外側扉25および屋内側扉2Bにて開閉されるよ
うになっている。
屋外側扉25には図示しない電子キーが取り付けられ、
前述した運搬者携帯カード27を差し込むと、これを運
搬者携帯カード用カードリーダー28が読取り、この読
取りを上記検体データ送受信装置1が適切であるか否か
を判断し、適切である場合に電子キーを解錠して屋外側
扉25を開くことが可能なように制御する。
収容庫受は渡し箱7は、前記収容庫30・・・を収容す
るものであり、この収容庫30は多数個の検体収容容器
50・・・を収容するようになっており、この収容庫3
0は収容した上記検体収容容器50・・・を一定の温度
に保つ機能を備えてる。温度を一定に保つ、つまり恒温
機能としては、冷凍、冷蔵、保温などのいずれでもよい
冷凍または冷蔵機能を有する収容庫30を第11図に示
す。すなわち収容庫30は、内部に多数の検体収容容器
50・・・を収容し得る区画された庫室31を有し、こ
の庫室31は扉32により開閉可能に密封される。庫室
31の一側には冷凍機33が設けられており、この冷凍
機33は、冷媒圧縮コンプレッサー34、冷媒タンク3
5、蒸発器3B、コンデンサ37などにより公知の冷凍
サイクルを構成している。
また、庫室31の一側には、庫内温度の経時的変化を記
録するための手段、たとえば温度センサー38、この温
度センサー38にて検出した温度に応じて電流を変える
制御器39、この制御器39にて駆動される温度記録計
40、この温度記録計40により記録される温度記録用
紙41等よりなり、温度記録用紙41は出し入れ口42
から出し入れされる。また、収容庫30の上面には温度
表示器43が設けられている。
さらに、収容庫30の上面には電源コンセント45が取
着されており、この電源コンセント45は、収容庫30
の長手方向に沿ってレール形をなしているとともに、対
向する両側面に図示しない一対の摺接端子を有している
。前述した、屋外側と屋内側を仕切る壁を貫通して設置
されている収容庫受は渡し箱7には図示を省略するが、
上面に上記電源コンセント45と摺接接続される電源プ
ラグが設けられており、収容庫30を受は渡し箱7に矢
印方向へ挿入すると、上記電源コンセント45が電源プ
ラグに自動的に接触され、これにより電源接続がなされ
る。したがって、収容庫30を収容庫受は渡し箱7に収
容している間には冷凍機33が運転され、庫室31内が
所定温度に保たれるようになっている。
なお、先に述べた運搬車両48にも、上記電源コンセン
ト45と接続される電源プラグが設けられており、この
車両48にて収容庫30を運搬中に冷凍機33を運転し
て、庫室31内を所定の温度に保つことができるように
なっている。
次に、本発明に係る医療検体収容容器の密封装置20に
ついて、第1図ないし第8図にもとづき説明する。
すなわち、この密封装置20は、検体収容容器50を出
し入れできる出し入れ口60を有し、この出し入れ口6
0の真下に旋回台61を設置しである。
旋回台61は、モータ62にて回転されるもので、上端
に昇降台63を有しこの昇降台63を伸縮管64で支持
している。伸縮管64内にはスプリング65が収容され
ており、このスプリング65にて昇降台63を上方に押
している。昇降台63は、詳図しないが電磁力などによ
り自動的に昇降動するようになっており、昇降台63が
下降されるとスプリング65が圧縮され、伸縮管64が
縮むようになっている。
昇降台63の上面にはチャック66が取着されており、
このチャック66は前記出し入れ目60から差し込まれ
た検体収容容器50の下部、すなわち底部を挟持する。
検体収容容器50の底部をチャック66に挿入すると、
チャック66は詳図しないが電磁力などにより閉じられ
、上記検体収容容器50を垂直姿勢に保持する。
チャック66に保持された検体収容容器50が、昇降台
63の下降にもとづき密封装置20の内部に収容された
場合、その検体収容容器50の上部と対応する位置の側
方にはデータ用紙供給機構70が設置されている。
データ用紙供給機構70は、第2図に示すように、デー
タ用紙71をロール状に巻回したデータ用紙供給部72
から、図示を省略したモータにて駆動される繰り出しギ
ア73によりこのデータ用紙71を送出すとともに、こ
の送り出し途中にバーコードプリンターヘッド74を設
け、該プリンターヘッド74にてデータ用紙71の表面
にバーコード75を印刷する。
プリンターヘッド74は、モータ76にて駆動されるス
クリュー77により移動され、この移動はプリンターヘ
ッド制御用コンピュタ−78にて制御される。
またデータ用紙71の送り出し口にはカッター79が設
けられており、このカッター79はモータ80にて駆動
されるスクリュー81により移動される。
なお、データ用紙71の裏面には接着剤(図示しない)
が糊着されている。
また、上記密封装置20の内部に収容された検体収容容
器50の上部側方には、上記データ用紙供給機構70と
対向して、データ用紙押圧具85が設けられている。こ
の押圧具85は電磁アクチュエータ86などの駆動手段
で検体収容容器50の側面に向けて接離されるようにな
っており、前記データ用紙供給機構70から供給されて
きたデータ用紙71を検体収容容器50の側面に押付け
、旋回台61の回転に伴って検体収容容器50の側面に
密着して巻回させるようになっている。これによりデー
タ用紙71は検体収容容器50の上部側面に筒形をなし
て接着される。なお、この時、筒形をなしたデータ用紙
71は、その上部が検体収容容器50の上端よりも上に
突出しており、その上端は開口されている。
さらに、密封装置20の内部には、ここに収容された検
体収容容器50の上方に位置してピンチャ−90が設け
られている。このピンチャ−90は、第7図に示される
ように、上記検体収容容器50の上端から突出してその
上端が筒形に開口されているデータ用紙71を、両側方
から挟み付けて押し潰すことによりデータ用紙71の上
端開口を封止するものであり、図示しないモータなどに
より作動される。
このような医療検体検査搬送システムについて、その用
い方および作用を説明する。
病院や診療所で、医療検体検査センター5に検体検査を
依頼するとき、まず検体データ送受信装置lの電源スィ
ッチ10を投入して、検体データ送受信装置1を作動可
能状態にする。
診察カード読取り器15に診察カードを差込むと、受診
者(患者)の氏名、健康保険番号、診察番号等の受診者
の個人データが映像表示器14に映し出される。映像表
示器14に映し出された個人データが正しければ確認キ
ー19を押すと、この個人データは検体データ送受信装
置1に内蔵されているコンピュタ−に記憶される。
つぎに、検体検査項目別ボード11にて検査しようする
項目の大別を選択する。
なお、検体検査項目別ボード11は、たとえば、生化学
、特殊生化学、内分泌学、腫瘍関連、免疫血清学、ウィ
ルス学、リンパ法学、血液学、一般臨床、細菌学、病理
学、その他などに分けられる。
該当する検体検査項目別ボード11に記載されている検
査小項目をバーコードリーダー13にて読み取る。
バーコードリーダー13により読み取った検査項目は、
映像表示器14に映し出され、これが正しければ確認キ
ー19を押すと、この検査項目は検体デ−夕送受信装置
1に内蔵されているコンピュタ−に記憶される。
さらに、検体送付作業項目ボード12にて、たとえば発
送日時、検査結果の報告指定日などを選択し、この項目
をバーコードリーダー13にて読み取る。
バーコードリーダー13によって読み取った検体送付作
業項目は、映像表示器14に映し出され、これが正しけ
れば確認キー19を押すと、この項目は検体データ送受
信装置1に内蔵されているコンピュタ−に記憶される。
このような準備の後、またはこの準備中、もしくはこの
準備に先だって、検体を収容した検体収容容器50(未
だ密封されていない)を、密封装置20に挿入する。
密封装置20の作用については第1図ないし第8図にも
とづき説明する。
出し入れ目60より差し込まれた検体収容容器50は、
旋回台61の昇降台63に取着したチャック66に挿入
される。
この状態で、密封装置作動キー21を押すと、チャック
6Bが閉じて検体収容容器50の底部を挟持し、この後
昇降台63が第4図のように下降されて、スプリング6
5が圧縮されるとともに伸縮管64が縮む。
したがって検体収容容器50は密封装置20の内部に収
容される。つぎに、モータ62が起動して旋回台61が
回転し、これにより検体収容容器50も一体的に回転さ
れる。
一方、上記密封装置作動キー21が押されると、データ
用紙供給機構70も始動する。すなわち、繰り出しギア
73によってロール状に巻回されたデータ用紙供給部7
2からデータ用紙71が送り出され、この送り出し途中
でバーコードプリンターヘッド74によりデータ用紙7
1の表面にバーコード75を印刷する。
ここに印刷されるバーコード75のデータは、前記検体
データ送受信装置1に内蔵されているコンピュタ−に記
憶された、受診者の個人データ、検体検査項目および検
体送付作業項目などであり、上記検体データ送受信装置
1のコンピュタ−からバーコードプリンターヘッド制御
用コンピュータ78への信号伝達によりプリンターヘッ
ド74がデータをプリントする。
データ用紙71の先端が、上記回転している検体収容容
器50の側面に対向する位置まで繰り出されてくると、
電磁アクチュエータ86が作動し、第6図に示すように
、データ用紙押圧具85を検体収容容器50の側面に向
けて進出させる。これによりデータ用紙71は検体収容
容器50の側面に押付けられ、裏面に糊着した接着剤に
より検体収容容器50の側面に接着する。
データ用紙71の繰り出し長さが所定になると、カッタ
ー79が作動してデータ用紙71を切断する。
この後、旋回台61はさらに回転し、これにより検体収
容容器50の側面には上記データ用紙押圧具85の押圧
作用によりデータ用紙71が筒形をなして接着される。
なお、この時、データ用紙71は、検体収容容器50の
上端より上にも筒形に巻かれ、この検体収容容器50の
上端より上に突出している筒形部分は上端が開口される
上記のように所定長さに切断されたデータ用紙71が筒
形に巻かれると、旋回台61は停止し、データ用紙供給
機構70も停止する。この後、検体収容容器50の上方
に位置して設けられたピンチャ−90が作動し、第7図
に示すように、筒形に巻かれているデータ用紙71の上
端部を両側方から挟み付けて、筒形データ用紙71の上
端部を押し潰すことによりデータ用紙71を密封する。
これにより検体収容容器50へのデータ用紙71の添附
と封止がなされることになる。すなわち、データ用紙7
1は検体収容容器50の蓋体も兼ねているものである。
このようにして封止か終わった検体収容容器50は、′
M8図に示すように、昇降台63が上昇されるので、そ
のデータ用紙71の封止端部を持って密封装置20から
取り出す。
この密封状態の検体収容容器50は第9図に示されてい
る。
そして、この検体収容容器50を、収容庫30に収容す
る。
この収容庫30を、病院または診療所の門や玄関に設置
された受は渡し箱7に、第10図の矢印方向へ挿入して
収容する。これにより収容庫30の電源コンセント45
が電源に接続され、冷凍機33が運転を開始し、庫内の
検体収容容器50を所定の温度に保つ。
受は渡し箱7の扉25.28を閉じると、電子キーが自
動的にロックし、屋外側扉25の開放を阻止する。
収容庫発送操作キーボード22を操作して、検査を依頼
する検査センター5のコードを呼出し、確認キー19を
押すと、必要なデータが通信回線2゜4およびデータバ
ンク3を介して当該検体検査センター5に送られ、同時
に検体データ送受信装置1のコンピュータにこれが記憶
される。
検査依頼を受ける検体検査センター5はデータバンク3
を介して送られてきたデータを、該検体検査センター5
に設置しであるデータ送受信装置で受信し、これを検体
検査センター5内のコンピュータに記憶させる。
検査センター5では、保管しである運搬者携帯カード2
7に、上記病院や診療所から送られてきた各種データの
中から病院(診療所)のコードナンバー、受診者のコー
ドナンバーおよび依頼年月日などを記憶させる。この運
搬者携帯カード27に記憶されたデータは、病院(診療
所)に設置されている受は渡し箱7を開ける暗証番号と
なる。
検査センター5は運搬要員に運搬者携帯カード27を携
帯させ、運搬車両4Bにて収容庫30を取りに行かせる
運搬要員は病院(診療所)に着くと、受は渡し箱7に設
けられているカードリーダ28に、持参してきた運搬者
携帯カード27を差込む。。
カードリーダ28は運搬者携帯カード27に記憶されて
いる暗証番号(データ)を読み取り、検体データ送受信
装置1のコンピュータに送る。コンピュータは暗証番号
が該コンピュータに記憶しであるデータと一致するか否
か照合し、これが正しければ受は渡し箱7の電子キーの
ロックが解除され、屋外側扉25の開放を許す。
運搬要員は屋外側扉25を開いて、受は渡し箱7から収
容庫30を取り出し、運搬車両48に積込む。
収容庫30を受は渡し箱7から取り出した後は、持参し
てきた空の収容庫30を受は渡し箱7に挿入し、扉25
を閉じ、カードリーダ28から運搬者携帯カード27を
抜き取る。これにより検体データ送受信装置1のコンピ
ュータに記憶されている暗証データが消える。
また、同時に受は渡し作業が完了したことが、検体デー
タ送受信装置1のコンピュータ、データバンク3および
検査センター5の各コンピュータに記憶される。
運搬車両48に積込まれた収容庫30は、車両側の電源
をコンセント45に接続することにより、運搬中に冷凍
機33を運転して収容庫30内の温度を一定に保つ。
検査センター5に収容庫30が運ばれてくると、検査員
は収容庫30から検体収容容器50を取出し、密封蓋を
兼用しているデータ用紙71に印刷されているバーコー
ド75を、バーコードリーダーにて読取る。
このデータは予め病院(診療所)からデータバンク3を
通じて送られてきているデータと照合されて確認がなさ
れる。
この確認が正しい場合には、依頼されている項目に対す
る検体の検査を行う。
この検査結果は、検査センター5のコンピュータ、デー
タンバンク3のコンピュータおよび検体データ送受信装
置lのコンピュータに送られる。
病院や診療所で検査結果を知りたい場合は、診察カード
を診察カード読取り器15に差込むと、受診者(患者)
の氏名、健康保険番号、診察番号等の受診者の個人デー
タが映像表示器14に映し出され、これを確認したのち
検査結果呼び出しキー18を押すと、データンバンク3
のコンピュータまたは検体データ送受信装置1のコンピ
ュータに記憶されている検査結果データが映像表示器1
4に映し出される。
この検査結果データを印刷したい場合は、プリンター作
動キー17を押すとプリンター16がこれをプリントア
ウトする。
したがって、これら検体検査結果により患者の治療を行
うことができる。
データバンク3では検査結果データを蓄積しており、病
院内のデータ送受信装置1て検査結果データを消去して
も、必要時にはいつでもデータバンク3から検査結果を
取り出すことができ、数か月または数年毎に同じ検体検
査をするなどの場合、過去のデータを取出して比較する
などのように経年データを使うことも可能となる。
そして、受は渡し箱7は運搬者携帯カード27に記憶さ
れている暗証番号(データ)を照合し、これが一致する
場合に屋外側扉25を開くことができるようにしである
から、部外者が収容庫30を悪戯することはなく、また
運搬員と病院側の看護婦等が相互に立会う必要なく、検
体検査センター5へ運んでもらうことができ、病院側で
の省力化が可能である。
収容庫30は、冷凍機33を備えているので、庫室31
の温度を所定に保つことができ、容器50内に検体を温
度変化させることがなく、正しい検査が可能になる。
もちろん、収容庫30は冷凍ばかりでなく、冷蔵および
常温以上の高い温度の保つ機能(ヒータなど)を備える
ようにしてもよい。
そして、密封装置20にあっては、データ用紙71にバ
ーコード75を記録するとともに、この記録したデータ
用紙71を検体収容容器50に巻き付けて糊着し、しか
も該データ用紙71をピンチして容器50を密封するよ
うにしたから、バーコード75の記録、データ用紙71
の添附および容器50の封止が全て自動的になされ、医
師や看護婦の手間が省ける。
しかも、データ用紙71の添附は密封装置20内で行う
から添附間違いを生じることが少なくなり、外部からの
検体汚染も防止される。
そしてデータ用紙71が検体収容容器50の蓋を兼用す
るので、格別な蓋を準備する必要がなくなる。
このような検体収容容器50であれば、この容器50に
一体的にデータ用紙71が添附されているため、検体検
査センター5で、従来のように検体収容容器と伝票を照
合させて組み合せる必要がなくなるから、照合作業が省
略されて手間を要せず、かつ照合間違いを未然に防止す
ることができる。
なお、本発明は上記医療検体検査搬送システムに制約さ
れるものではなく、要するに検体検査容器の密封装置が
本発明の機能を奏するものであればよい。
また、密封装置の構成は上記実施例のものに限定される
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可
能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、医療検体を収容し
た容器を旋回台によって旋回させ、この旋回中の容器の
側面にデータ用紙を供給して押圧手段でこの用紙を容器
の側面に巻回密着させ、該巻回された用紙の上端部をピ
ンチャーにて押し潰して封止するようになるので、検体
収容容器に対するデータ用紙の添附と、容器の密封が同
時になされることになり、よってこれらの作業が簡単に
なる。しかもデータ用紙は容器と一体化されるから、検
体検査センターにおいて照合作業が不要になるとともに
、照合間違いを生じることが防止される。また、データ
用紙は容器の蓋を兼用するので格別な蓋を用意する必要
がないなどの利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は密封装置の構
成を示す図、第2図はデータ用紙供給機構の図、第3図
ないし第8図は密封装置の作動を順に示す説明図、第9
図は密封された検体検査容器の斜視図、第10図は検体
検査搬送システムを概略的に示す説明図、第11図は検
体検査容器を収容する収容庫の構成を示す図である。 ■・・・検体データ送受信装置、3・・・セータバンク
、5・・・検体検査センター、7・・・収容庫の受は渡
し箱、11・・・検体検査項目別ボード、12・・・検
体送付作業項目ボード、13・・・バーコドリーダー、
14・・・映像表示器、15・・・診察カード読み取り
器、1B・・・プリンター。 20・・・密封装置、30・・・検体検査容器の収容庫
、33・・・冷凍機、38・・・温度センサー、40・
・・温度記録計、43・・・温度表水肥、45・・・電
源コンセント。 50・・・検体収容容器、60・・・出し入れ口、61
・・・旋回台、66・・・チャック。 70・・・データ用紙供給機構、71・・・データ用紙
、72・・・データ用紙供給部、73・・・繰り出しギ
ア、74・・・バーコードプリンターヘッド、75・・
・バーコード、79・・・カッター。 80・・・データ用紙押圧具、90・・・ピンチャ−0
出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)医療検体を収容した容器の下端部を支持しこの容
    器を略軸線を中心として回転させる旋回台と、この旋回
    台に支持された上記検体収容容器の上部側方に、裏面に
    接着剤が塗布されるとともに表面に検体検査に必要なデ
    ータを記録してなるデータ用紙を供給する手段と、上記
    検体収容容器が上記旋回台の回転に伴って回転される間
    に上記データ用紙を上記容器の側面に押付けてこのデー
    タ用紙を上記容器の側面に巻回接着させる押圧手段と、
    上記容器の側面に巻回接着されたデータ用紙における該
    容器の上端から突出して筒状に巻回された部分を側方か
    ら押し潰して密着させるピンチャーとを具備したことを
    特徴とする医療検体収容容器の密封装置。
  2. (2)上記検体収容容器にデータ用紙を供給する手段は
    、ロール状に巻回されているデータ用紙を繰り出す手段
    と、このデータ用紙に検体検査に必要なデータをバーコ
    ード表示で記録するプリンターと、該用紙を所定の長さ
    に切断するカッターを備えていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の医療検体収容容器の密封装置。
JP4663086A 1986-03-04 1986-03-04 医療検体収容容器の密封装置 Granted JPS62204158A (ja)

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JP4663086A JPS62204158A (ja) 1986-03-04 1986-03-04 医療検体収容容器の密封装置

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JPH056868B2 JPH056868B2 (ja) 1993-01-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4985646B2 (ja) * 2006-05-11 2012-07-25 株式会社島津製作所 反応容器キット
CN107843458A (zh) * 2017-11-02 2018-03-27 牡丹江医学院 一种基础医学用检验取样装置

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