JPS6220280Y2 - - Google Patents
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- JPS6220280Y2 JPS6220280Y2 JP1982057237U JP5723782U JPS6220280Y2 JP S6220280 Y2 JPS6220280 Y2 JP S6220280Y2 JP 1982057237 U JP1982057237 U JP 1982057237U JP 5723782 U JP5723782 U JP 5723782U JP S6220280 Y2 JPS6220280 Y2 JP S6220280Y2
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- film
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- pressure roller
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、断熱材として使用されるアルミ蒸着
フイルムのデインプル加工機に関する。
フイルムのデインプル加工機に関する。
一般に、高エネルギー物理用粒子加速器、核
融合炉、超電導リニアモーターカー、超電導発電
機等に用いられるクライオスタツトの断熱、地
上設置型LNG球形タンク、ロケツト用液酸液水
タンク、液体ヘリウム用貯槽、液体水素や液体窒
素タンクローリ等の極低温液化ガスタンクの断
熱、人工衛星等宇宙機器の断熱、その他の極
低温（LNG温度以下）で作動する機器の断熱、
のためにアルミ蒸着フイルムが多層状に巻付け使
用されている。又この際、各フイルム層間に空気
層を形成すると断熱効果が良いことが知られてい
る。
融合炉、超電導リニアモーターカー、超電導発電
機等に用いられるクライオスタツトの断熱、地
上設置型LNG球形タンク、ロケツト用液酸液水
タンク、液体ヘリウム用貯槽、液体水素や液体窒
素タンクローリ等の極低温液化ガスタンクの断
熱、人工衛星等宇宙機器の断熱、その他の極
低温（LNG温度以下）で作動する機器の断熱、
のためにアルミ蒸着フイルムが多層状に巻付け使
用されている。又この際、各フイルム層間に空気
層を形成すると断熱効果が良いことが知られてい
る。
このような空気層を形成するための手段として
従来は、(i)紙、ネツト、不織布、グラスフアイバ
ーペーパー等のスペーサをフイルム層間に介在さ
せる方式、(ii)フイルム自体をクリンクル（しわ
付）加工する方式、(iii)フイルム自体をデインプル
加工する方式、等が採用されていた。しかし、上
記(i)の方式においては、(ii)(iii)の方式に比して重量
的にもスペース的にもコスト的にも不利であり、
又(ii)の方式においては、巻付け時にしわがもどつ
てフラツト或いは平たくなつてしまうので信頼性
に欠けると共に、しわを付けた分だけフイルムの
長さが短縮化されてしまうので使用量が多くなつ
てしまう。従つて上記(iii)の方式、即ちデインプル
加工を施したアルミ蒸着フイルムが近年主に採用
されるようになつてきている。
従来は、(i)紙、ネツト、不織布、グラスフアイバ
ーペーパー等のスペーサをフイルム層間に介在さ
せる方式、(ii)フイルム自体をクリンクル（しわ
付）加工する方式、(iii)フイルム自体をデインプル
加工する方式、等が採用されていた。しかし、上
記(i)の方式においては、(ii)(iii)の方式に比して重量
的にもスペース的にもコスト的にも不利であり、
又(ii)の方式においては、巻付け時にしわがもどつ
てフラツト或いは平たくなつてしまうので信頼性
に欠けると共に、しわを付けた分だけフイルムの
長さが短縮化されてしまうので使用量が多くなつ
てしまう。従つて上記(iii)の方式、即ちデインプル
加工を施したアルミ蒸着フイルムが近年主に採用
されるようになつてきている。
斯かるデインプル加工を施す加工機としては、
フラツトなゴム板上に置いたフイルムに対し多数
の凹凸を有しシリンダに支持されたプレス盤を圧
着（面接触）させる方式が一般に採用されてい
る。しかしこの方式の場合、シリンダの支持点の
関係でプレス盤に歪が発生して加工ムラが生ずる
問題を有し、又プレス方式であるため連続加工が
行えない問題点を有していた。
フラツトなゴム板上に置いたフイルムに対し多数
の凹凸を有しシリンダに支持されたプレス盤を圧
着（面接触）させる方式が一般に採用されてい
る。しかしこの方式の場合、シリンダの支持点の
関係でプレス盤に歪が発生して加工ムラが生ずる
問題を有し、又プレス方式であるため連続加工が
行えない問題点を有していた。
本考案はこれらの問題を解決するために、ゴム
の如き弾性体からなるローラとデインプル型ロー
ラとを回転させることによりアルミ蒸着フイルム
に対し連続的にデインプル加工を施せるようにし
たアルミ蒸着フイルムのデインプル加工機を提供
すべく成したものである。
の如き弾性体からなるローラとデインプル型ロー
ラとを回転させることによりアルミ蒸着フイルム
に対し連続的にデインプル加工を施せるようにし
たアルミ蒸着フイルムのデインプル加工機を提供
すべく成したものである。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
デインプル加工すべきアルミ蒸着フイルム３を
挟持する如く、ゴムローラ表面にテフロン加工を
薄膜状に施した加圧ローラ１と、表面に網目状の
凹凸を有する金属製加工ローラ２とを対峙配設す
ると共に、該加工ローラ２を、加工ローラ２に取
付けたホイール５、モータ４のホイール６、両ホ
イール５，６間に掛け巡らした索７を介しモータ
４の駆動により回転し得るよう構成し、且つ加圧
ローラ１及び加工ローラ２の入側にフイルム３の
巻戻し用リール８を、又出側に巻取り用リール９
を夫々配設する。尚、前記において、加圧ローラ
１と加工ローラ２との圧接力は適宜な手段にて調
整し得るよう構成してある。又フイルム３は一般
にポリエステル等にアルミ蒸着された４〜25μの
薄膜である。
挟持する如く、ゴムローラ表面にテフロン加工を
薄膜状に施した加圧ローラ１と、表面に網目状の
凹凸を有する金属製加工ローラ２とを対峙配設す
ると共に、該加工ローラ２を、加工ローラ２に取
付けたホイール５、モータ４のホイール６、両ホ
イール５，６間に掛け巡らした索７を介しモータ
４の駆動により回転し得るよう構成し、且つ加圧
ローラ１及び加工ローラ２の入側にフイルム３の
巻戻し用リール８を、又出側に巻取り用リール９
を夫々配設する。尚、前記において、加圧ローラ
１と加工ローラ２との圧接力は適宜な手段にて調
整し得るよう構成してある。又フイルム３は一般
にポリエステル等にアルミ蒸着された４〜25μの
薄膜である。
斯かる構成であるから、加圧ローラ１を所要の
圧力で加工ローラ２に圧接し、モータ４を駆動し
て加工ローラ２を回転させることにより、巻戻用
リール８から繰出したフイルム３を連続的にデイ
ンプル加工することができ、加工後のフイルム３
を巻取り用リール９にて巻取ることができる。こ
の際、加圧ローラ１は弾力性に富むゴム性であ
り、且つ加圧ローラ１と加工ローラ２とは略線接
触であるため、加工ムラがなく信頼性の高い製品
を得ることができる。又加圧ローラ１の表面はテ
フロン薄膜を被覆してあるので、フイルム３にデ
インプル模様を形成させる際に、加圧ローラ表面
とフイルム３との滑りが良く、凹凸面が局部的に
薄くなつてフイルム３が破れたりする虞れがな
い。
圧力で加工ローラ２に圧接し、モータ４を駆動し
て加工ローラ２を回転させることにより、巻戻用
リール８から繰出したフイルム３を連続的にデイ
ンプル加工することができ、加工後のフイルム３
を巻取り用リール９にて巻取ることができる。こ
の際、加圧ローラ１は弾力性に富むゴム性であ
り、且つ加圧ローラ１と加工ローラ２とは略線接
触であるため、加工ムラがなく信頼性の高い製品
を得ることができる。又加圧ローラ１の表面はテ
フロン薄膜を被覆してあるので、フイルム３にデ
インプル模様を形成させる際に、加圧ローラ表面
とフイルム３との滑りが良く、凹凸面が局部的に
薄くなつてフイルム３が破れたりする虞れがな
い。
尚、本考案は前記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、例えば加圧ローラはゴム以外の弾性体
にて形成してもよく、更に加工ローラの駆動方式
は他の方式としてもよく、又加工ローラ表面のデ
インプル模様は網目状以外の任意の凹凸としても
よく、加工フイルムはアルミ蒸着ポリエステルフ
イルムに限定するものではなく、その他本考案の
要旨を逸脱しない限り種々変更を加え得ることは
勿論である。
ではなく、例えば加圧ローラはゴム以外の弾性体
にて形成してもよく、更に加工ローラの駆動方式
は他の方式としてもよく、又加工ローラ表面のデ
インプル模様は網目状以外の任意の凹凸としても
よく、加工フイルムはアルミ蒸着ポリエステルフ
イルムに限定するものではなく、その他本考案の
要旨を逸脱しない限り種々変更を加え得ることは
勿論である。
如上のように本考案によれば、ローラ方式にて
加工するのでフイルムを連続的にデインプル加工
することができ、又加圧ローラは、弾力性に富
み、且つ表面にはテフロン薄膜を被覆してあるの
で、加圧ローラとフイルムとの滑りがよく、凹凸
面が局部的に薄くなつて破れたりする虞れがな
い、等の優れた効果を奏し得る。
加工するのでフイルムを連続的にデインプル加工
することができ、又加圧ローラは、弾力性に富
み、且つ表面にはテフロン薄膜を被覆してあるの
で、加圧ローラとフイルムとの滑りがよく、凹凸
面が局部的に薄くなつて破れたりする虞れがな
い、等の優れた効果を奏し得る。
図は本考案のデインプル加工機の説明図であ
る。 １……加圧ローラ、２……加工ローラ、３……
アルミ蒸着フイルム、４……モータ。
る。 １……加圧ローラ、２……加工ローラ、３……
アルミ蒸着フイルム、４……モータ。
Claims (1)
- 加工すべきアルミ蒸着フイルムを挟持する如
く、ゴムの如き弾性体からなるローラの表面にテ
フロン薄膜を被覆せる加圧ローラと、表面に加工
用デインプル模様を有する加工ローラとを対峙配
設し、且つ該加工ローラを駆動し得るよう構成し
て成ることを特徴とするアルミ蒸着フイルムのデ
インプル加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5723782U JPS58160143U (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | アルミ蒸着フイルムのデインプル加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5723782U JPS58160143U (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | アルミ蒸着フイルムのデインプル加工機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58160143U JPS58160143U (ja) | 1983-10-25 |
| JPS6220280Y2 true JPS6220280Y2 (ja) | 1987-05-23 |
Family
ID=30067710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5723782U Granted JPS58160143U (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | アルミ蒸着フイルムのデインプル加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58160143U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55148154A (en) * | 1979-05-09 | 1980-11-18 | Kao Corp | Water absorbing sheet and its manufacturing device |
-
1982
- 1982-04-20 JP JP5723782U patent/JPS58160143U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55148154A (en) * | 1979-05-09 | 1980-11-18 | Kao Corp | Water absorbing sheet and its manufacturing device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58160143U (ja) | 1983-10-25 |
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