JPS622006Y2 - - Google Patents

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JPS622006Y2
JPS622006Y2 JP1982076569U JP7656982U JPS622006Y2 JP S622006 Y2 JPS622006 Y2 JP S622006Y2 JP 1982076569 U JP1982076569 U JP 1982076569U JP 7656982 U JP7656982 U JP 7656982U JP S622006 Y2 JPS622006 Y2 JP S622006Y2
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JP
Japan
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hair
electrolysis
needle
skin
bulb
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JP1982076569U
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English (en)
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JPS58179110U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手や足などに生えているむだ毛を美容
その他の目的から永久的に脱毛するのによく使用
されている、直流電流の電気分解作用を利用する
電気脱毛針を、その使用に伴う痛み及び皮膚の損
傷を最小に局限すると共に脱毛効果を最大に発揮
させるように改良したものに関する。
従来、美容のためなどに身体のむだ毛を永久的
に脱毛する方法としては、電源のマイナス極に接
続された電気脱毛針をむだ毛の毛穴に挿込むと共
にプラス電極に接続された接触具を手で握るとか
足に接触させて脱毛針と皮膚間に1mA程度の直
流電流を流し、毛根部組織中の塩分の電気分解に
よつて生じたアルカリ分でその組織を分械、破壊
する方法とか、更に同時にその毛穴に挿入した脱
毛針に高周波電流を流し、周囲水分の誘電加熱に
よる温度上昇によつて毛根部組織に蛋白質凝固そ
の他の熱的破壊変化を併せて起こさせる方法など
が賞用されている。しかし、それらの方法による
毛根組織の破壊には痛みが伴うとか毛穴周辺部の
皮膚に変化が生じてやけどとかあざ様の損傷を生
じるといつたトラブルが少くない。本考案はこれ
らの脱毛法のうち特に直流電流による脱毛法に使
用する電気脱毛針の構造に簡易な改良を加えるこ
とによつてその直流電流脱毛法における痛みとか
皮膚の損傷を最小に局限する一方で毛根組織の破
壊効率を最大に高め、電気脱毛処理を無難にかつ
確実に行えるようにしたものに係る。
本考案をその実施例を示す図面に基いて説明す
れば、毛穴に挿込んで先端部を毛根の毛球部まで
到達させ得ると共に、基部15に電源を接続する
ことによつて全体に直流電流を流し得る金属製電
気脱毛針1において、そのほぼ毛球相当長先端部
分3(先端から毛の毛球部の長さにほぼ等しい長
さのところまでの先端部分)以外の部分であつて
かつ毛穴に挿込んで脱毛操作をする際に皮膚に接
触する可能性のある、基部15を含む部分を電気
絶縁材料2の塗布、焼付などによつてその電気絶
縁材料2で被覆したものである。
このような電気脱毛針1を、第3図に示すよう
に脱毛しようとする毛4の毛穴部に挿込んで前記
したほぼ毛球相当長の先端部分3が毛4の毛球5
部に近接状となるようにしたうえで、第4図に示
すような装置の、この直流電流6のプラス極を皮
膚接触具7を介して皮膚に接触させる一方、可変
抵抗器8、電流計9及び針接続具10経由でマイ
ナス極を電気脱毛針1にその基部15を介して接
続し、1mAとか数mA程度の直流電流を電気脱毛
針1と皮膚間に流すと、毛穴の水分中に溶け込ん
でいる塩分が電気分解を受けることによつてマイ
ナス電極として作用する電気脱毛針1周辺には特
に苛性ソーダーなどのアルカリ性成分が豊富に生
成し、そのアルカリ性成分の作用で毛根組織が溶
解その他の破壊変化を受けることになるが、この
場合に前述のごとく電気脱毛針1の、ほぼ毛球相
当長先端部分3以外の、皮膚に触れる可能性のあ
る部分がすべて電気絶縁材料2で被覆されている
ことから、その電気絶縁材料で被覆されている部
分は電気分解の電極として作用し得ず、従つて毛
根組織は毛球5部分以外の毛口11部分とか毛嚢
12部分の組織についての電気分解による溶解そ
の他の破壊変化を受けることが無くなり、ために
余計な痛みとかやけどなどの皮膚の損傷が著しく
軽減されることになる一方で、脱毛にとつては肝
心の毛球5部及びその近傍の組織のみが集中的に
電気分解による溶解その他の破壊変化を受けるこ
ととなるので永久脱毛がごく効率的に実施できる
ようになるのである。
なお、図面符号の13及び14は皮膚の表皮部
分及び真皮部分を夫々示し、また7′は手で握つ
て手の皮膚にプラス電極を接続するのに使用され
るスポンジ状皮膚接触具を示している。
以上に述べたごとく本考案は直流電流の電気分
解作用を利用する電気脱毛針に係る簡易な改良で
ありながら、皮膚の損傷とか苦痛を大巾に軽減し
つつ電力を脱毛のためには肝心かなめの毛球部組
織の破壊に効率的に集中し得るものであるから、
むだ毛の永久脱毛技術の向上に大きく貢献するの
は勿論、コンピユーターを駆使した自動制御で多
数の針を使用しつつ多数のむだ毛を副作用も少く
同時に脱毛する能率的装置の進歩、開発を容易に
するものであつて効果は甚だ顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図はそ
の実施例の中央縦断面図、第3図はその実施例の
使用説明図、第4図はその実施例を使用する装置
の一例のブロツク図。 1……電気脱毛針、2……電気絶縁材料、3…
…ほぼ毛球相当長の先端部分、4……毛、5……
毛球、6……直流電流、7,7′……皮膚接触
具、10……針接続具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 毛穴に挿込んで先端部を毛根の毛球部まで到達
    させ得るようにした、直流電流の電気分解作用を
    利用する金属製電気脱毛針1において、ほぼ毛球
    相当長の先端部分3以外の部分でかつ脱毛操作時
    に皮膚に触れる可能性のある部分を電気絶縁材料
    2で被覆したことを特徴とするもの。
JP7656982U 1982-05-24 1982-05-24 電気脱毛針 Granted JPS58179110U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7656982U JPS58179110U (ja) 1982-05-24 1982-05-24 電気脱毛針

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JP7656982U JPS58179110U (ja) 1982-05-24 1982-05-24 電気脱毛針

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Publication Number Publication Date
JPS58179110U JPS58179110U (ja) 1983-11-30
JPS622006Y2 true JPS622006Y2 (ja) 1987-01-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607836A (ja) * 1983-06-28 1985-01-16 ヤ−マン株式会社 永久脱毛器用ニ−ドル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58121943A (ja) * 1982-01-16 1983-07-20 小林 敏男 高周波脱毛装置用脱毛針

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58121943A (ja) * 1982-01-16 1983-07-20 小林 敏男 高周波脱毛装置用脱毛針

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JPS58179110U (ja) 1983-11-30

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