JPS6219756A - 建築用配管の目詰り診断方法 - Google Patents

建築用配管の目詰り診断方法

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JPS6219756A
JPS6219756A JP60158831A JP15883185A JPS6219756A JP S6219756 A JPS6219756 A JP S6219756A JP 60158831 A JP60158831 A JP 60158831A JP 15883185 A JP15883185 A JP 15883185A JP S6219756 A JPS6219756 A JP S6219756A
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piping
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pipe
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comparator
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JP60158831A
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Masaaki Ebihara
正明 海老原
Kiyousuke Nomura
享右 野村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビル設備配管等の既設の建築用配管の、錆
等による目詰りを診断する方法に関し、特に、建築用配
管を外部から叩打したときの反響音の減衰率に基づいて
、配管の目詰りを診断する方法に関する。
〔従来の技術〕
ビル設備配管等の既設の建築用配管においては、内部が
錆等により目詰りを起こすと、赤水が発生したり、水量
が減少したり、搬送のための動力費が嵩む等、配管とし
ての機能が低下あるいは劣化する。そして、機能の低下
や劣化が著しければ配管を交換することが必要になる。
このため、使用中の配管は内部に目詰りを起こしている
かとうかの診断を行うことが必要である。
従来の診断方法としては、破壊診断法として、配管の接
合部を外したりあるいは切断して内部を目視により覗く
方法があり、また、非破壊診断法として、超音波、渦電
流あるいは放射線を用いる方法が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の目視による方法では、配管の取り
外しや切断が必要であって手間がかかるとともに、特に
、集合住宅等においては不可能な場合があり、また、コ
ストの点でも不利である等の問題点がある。
また、超音波、渦電流、放射線等による方法は、いずれ
も診断装置の操作が難しく、専門的な技術や経験が必要
であり、かつ診断に長時間を要し、超音波や渦電流を使
用する方法においては、配管の肉厚を測定することはで
きるが、錆の発生に伴う錆こぶ(一般には錆詰りという
。)の状態を直接判定することはできない等の問題点が
あった。
この発明は、このような従来技術の問題点に着目してな
されたもので、方法が簡単であり、かつ診断の操作が簡
単であり、配管を外すことなく使用中に診断でき、専門
的な技術や経験を必要とせず、診断を実時間で即座に行
うことのできる建築用配管の目詰り診断方法を提供す、
ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕そこで、この
発明に係わる建築用配管の目詰り診断方法は、建築用配
管を外部から叩打し、その叩打による反響音の減衰率に
基づいて、例えば、その減衰率を基準減衰率と比較する
ことにより、建築用配管の目詰りを診断するものである
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
一般に、配管を外部から叩打すると反響音が発生するが
、その反響音の振幅の持続状況は、配管の目詰りの状態
によって異なる。すなわち、目詰りのない新しい管の場
合は、第3図(a)に示すように反響音が長く持続する
のに対し、目詰りのある管の場合は、第3図(b)に示
すように反響音が持続しない。そして、目詰りの程度が
著しい程持続時間が短(なる。
第3図(al及び(blに示すように、配管を叩打した
瞬間の反響音の振幅をAI、所定遅延時間T後の反曾音
の振幅をA2とし、減衰率をA 2 / AIで定義す
ると、新管の減衰率に比べて目詰りのある管の減衰率は
大きくなり、目詰りの程度が著しい程減衰率が大きくな
る。
従って、この発明は、配管を叩打したときの反響音の減
衰率に基づいて目詰りを診断するものである。
第1図は、この発明に係わる建築用配管の目詰り診断方
法を実施するための診断装置の一実施例を示す。
まず、診断装置の構成を説明する。
同図において、■は内部の錆等による目詰りを診断しよ
うとする既設の配管、2は配管1を外部から叩打するた
めの叩打具、3は叩打具2を駆動するためのソレノイド
、4はソレノイド3を駆動するための駆動器である・ 5は叩打具2により配管1を叩打したときの反響音を集
音して電気信号に変換するマイクロフォン、6はマイク
ロフォン5から出力される電気信号から診断に不必要な
周波数成分を除去するフィルタ、7はフィルタ6を通過
した周波数成分を増幅する増幅器、8は駆動器4及び増
幅器7に接続された比較器、9は比較器8に基準減衰率
に応じたレベル信号を供給する基準レベル発生器、10
は比較器8の出力信号を取り出す出力端子である。
第2図は、第1図の比較器8の詳細を示すブロック図で
ある。
同図において、12は駆動器4に接続された遅延回路で
あり、この遅延回路12は、駆動器4の起動信号に同期
した信号が入力されてから、駆動器4が動作してから増
幅器7の出力に至るまでの時間と、予め定められた一定
遅延時間Tとの合計時間だけ遅延させる。13は遅延回
路12からの出力信号により増幅器7の出力信号を通過
させるゲート回路である。14及び15はサンプル・ホ
ールド回路15であり、サンプル・ホールド回路14は
、増幅器7からの出力信号をサンプリングしかつその振
幅値A1を保持する。また、サンプル・ホールド回路1
5は、遅延回路12からゲート回路13に信号が供給さ
れると、増幅器7からの出力信号をサンプリングしかつ
その振幅値A2を保持する。16は割算回路であり、こ
の割算回路16は、サンプル・ホールド回路15により
保持された振幅値A2とサンプル・ホールド回路14に
より保持された振幅値A1の比A2 /A、、すなわち
減衰率に応じた信号を出力する。
17は比較回路であり、この比較回路17は、割算回路
16からの減衰率に応じた信号と、基準レベル発生器9
からの基準減衰率に応じた信号とを比較し、その比較結
果を出力端子10に出力する。18は遅延回路であり、
この遅延回路1日は、遅延回路12の出力信号を遅延開
始信号とし、サンプル・ホールド回路15に信号が入力
してから割算回路16が出力するまでの時間以上の予め
定められた所定時間tだげ遅延して、比較回路17に比
較開始信号を供給する。
次に、上記装置の動作を説明する。
駆動器4を起動してソレノイド3を励磁すると、叩打具
2はリターンスプリング(図示しない)の復元力に抗し
て配管1に向けて瞬間的に移動して配管1を外部から叩
打する。このとき、配管1の被覆は叩打に先立って取り
除いておくことが好ましい。
この叩打による配管1の反響音は、配管1の叩打点の近
傍に配置されたマイクロフォン5により集音され、電気
信号に変換される。この電気信号はフィルタ6において
診断に必要な周波数成分だけ取り出され、増幅器7にお
いて増幅されて比較器8に供給される。
比較器8においては、駆動器4の起動信号に同期した信
号がサンプル・ホールド回路14及び遅延回路12に入
力される。サンプル・ホールド回 2路14はこの信号
により、配管1が叩打具2により叩打された瞬間の反響
音の振幅A、を保持する。
また、遅延回路12は、駆動器4が動作してから増幅器
7の出力に至るまでの時間と予め定められた所定の遅延
時間Tとの合計時間だけ遅延させてゲート回路13に信
号を送り、これによりサンプル・ホールド回路15は叩
打の瞬間から遅延時間Tだけ経過した後の反響音の振幅
A2を保持する。
この振幅A、とA2は割算回路16に入力され、両者の
比、すなわち減衰率A 2 / A + が演算され、
その減衰率に応じた信号が比較回路17に入力される。
遅延回路18はサンプル・ホールド回路15に信号が入
力してから割算回路16が出力するまでの時間以上の時
間tを遅延して比較回路17に比較開始信号を発生する
。この比較開始信号により、比較回路17では、割算回
路16からの配管1を叩打したときの反響音の減衰率に
応じた信号と基準レベル発生器9から発生された基準減
衰率に応      ′じた信号とを比較し、その比較
結果を出力端子10から得る。
基準減衰率の設定の仕方は、例えば、診断しようとする
配管と同種、同形、同一寸法の新管を叩打したときの反
響音の減衰率をもって基準減衰率とする。こうすると、
診断しようとする配管に目詰りが発生しているか否かを
診断することができる。
あるいは、診断しようとする配管と同種、同形、同一寸
法の配管であって、かつ既知の程度の目詰りを生じてい
る配管を叩打したときの反響音の減衰率をもって基準減
衰率とする。この場合は、診断しようとする配管の目詰
りの程度がその既知の程度以上か否かを診断することが
できる。
従って、基準レベル発生器により設定される基準減衰率
は、診断しようとする配管の種類、形状、寸法等に応じ
て及び許容できる目詰りの程度に応じて変えるようにす
る。
あるいは、割算回路16から得られる減衰率に応じた信
号そのものを調べれば、診断しようとする配管の目詰り
の程度を知ることもできる。
また、遅延回路12によって設定される遅延時間Tの長
さは診断しようとする配管の種類、形状、寸法等に応じ
て変えるようにしてもよい。
さらに、減衰率として、叩打した瞬間の反響音の振幅A
1と所定遅延時間T後の振幅A2との比をもって診断す
る場合を示したが、これに代えて、配管を叩打した瞬間
から、叩打した瞬間の反響音の振幅が予め定められた比
率にまで減衰したときまでの減衰時間を用いて、配管の
目詰りを診断することもできる。
なお、第1図及び第21に示した比較器8は、マイクロ
コンピュータを用いて構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係わる建築用配管の目
詰り診断方法によれば、方法が簡単であり、これを実施
するための装置も構造が簡単で小型化できかつ操作が容
易であり、配管を外すことなく使用中に診断でき、専門
的な技術や経験を必要とせず、診断を実時間で即座に行
うことができる等の効果が得られる。また、減衰率とし
て、−定時間における反響音の振幅の比率を用いる場合
は、配管を叩打したときの叩打力の違いに彫金されない
という効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる建築用配管の目詰り診断方法
を実施するための診断装置の一実施例を示すブロック図
、第2図は第1図の比較器の詳細を示すブロック図、第
3図は新管及び目詰りのある管を叩打したときの反響音
の波形図である。 1・・・配管、2・・・叩打具、3・・・ソレノイド、
4・・・駆動器、5・・・マイクロフォン、8・・・比
較器、9・・・基準レベル発生器、12・・・遅延回路
、14.15・・・サンプル・ホールド回路、16・・
・割算回路、17・・・比較回路、18・・・遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 建築用配管を外部から叩打し、該叩打による反響音の減
    衰率に基づいて前記建築用配管の目詰りを診断する建築
    用配管の目詰り診断方法。
JP60158831A 1985-07-18 1985-07-18 建築用配管の目詰り診断方法 Expired - Lifetime JPH0614024B2 (ja)

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JP60158831A JPH0614024B2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18 建築用配管の目詰り診断方法

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JPS6219756A true JPS6219756A (ja) 1987-01-28
JPH0614024B2 JPH0614024B2 (ja) 1994-02-23

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JP60158831A Expired - Lifetime JPH0614024B2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18 建築用配管の目詰り診断方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021749A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 日本電信電話株式会社 検査装置および検査方法
JP2020098098A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 公益財団法人鉄道総合技術研究所 点検用ハンマー装置及びそれを用いた点検方法

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