JPS62197241A - 鋳造方法 - Google Patents
鋳造方法Info
- Publication number
- JPS62197241A JPS62197241A JP61038764A JP3876486A JPS62197241A JP S62197241 A JPS62197241 A JP S62197241A JP 61038764 A JP61038764 A JP 61038764A JP 3876486 A JP3876486 A JP 3876486A JP S62197241 A JPS62197241 A JP S62197241A
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- Japan
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- molten metal
- mold
- sprue
- flat plate
- casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 4
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 39
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 37
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract description 14
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、枠体の外側から吸引して耐火材粒子充填部を
排気減圧することにより形成された鋳型山部を有する鋳
物品を鋳造する方法に関するものである。
排気減圧することにより形成された鋳型山部を有する鋳
物品を鋳造する方法に関するものである。
特公昭50−8409号公報、特公昭50−8410号
公報等には、鋳物品の原形となる模型表面にフィルム状
の遮蔽部材を密着させ、次に枠体内の遮断部材の上に鋳
型形成用耐火材粒子を充填し、その後枠体の外側から吸
引して耐火材粒子充填部を排気減圧することにより鋳型
形状を維持するとともに、模型を除去することにより原
形を維持した鋳造用鋳型を得る方法が開示されている。
公報等には、鋳物品の原形となる模型表面にフィルム状
の遮蔽部材を密着させ、次に枠体内の遮断部材の上に鋳
型形成用耐火材粒子を充填し、その後枠体の外側から吸
引して耐火材粒子充填部を排気減圧することにより鋳型
形状を維持するとともに、模型を除去することにより原
形を維持した鋳造用鋳型を得る方法が開示されている。
この方法を用いて、従来は第3図及び第4図で示す鋳型
により、平板状部の外周に突出部を有する鋳物が製造さ
れていた。即ち鋳型は、遮蔽用フィルム7を密着させる
とともに、枠体9に設けられた吸引口(図示せず)から
排気することにより、鋳物川砂8の充填部の鋳型形状を
維持させる吸引成形鋳型である。
により、平板状部の外周に突出部を有する鋳物が製造さ
れていた。即ち鋳型は、遮蔽用フィルム7を密着させる
とともに、枠体9に設けられた吸引口(図示せず)から
排気することにより、鋳物川砂8の充填部の鋳型形状を
維持させる吸引成形鋳型である。
そして、受は口5から注入された溶湯は湯道3及び3a
を通って鋳造しようとする鋳物の突出部1及び平板状部
2に充満される。その後さらに押湯6の部分まで溶湯を
充満して溶湯注入作業は完了する。なお、この鋳型にお
いては平板状部2に対して下方に向けて突出部lが向く
ように設計されている。
を通って鋳造しようとする鋳物の突出部1及び平板状部
2に充満される。その後さらに押湯6の部分まで溶湯を
充満して溶湯注入作業は完了する。なお、この鋳型にお
いては平板状部2に対して下方に向けて突出部lが向く
ように設計されている。
このようにして鋳造された鋳物の形状を第5図及び第6
図に示す。
図に示す。
上記岐引成形鋳型を用いた従来の鋳造法では第3図及び
第4図に示す1aの部分、即ち湯道位置の反対側にある
突出部先端部にブローホール状のガス欠陥が発生し易い
傾向にある。
第4図に示す1aの部分、即ち湯道位置の反対側にある
突出部先端部にブローホール状のガス欠陥が発生し易い
傾向にある。
また、第3図に示す平板状部2の上型面2aの部分に砂
かみが発生し易い傾向にある。
かみが発生し易い傾向にある。
これらの鋳造欠陥が発生すると鋳物品は不良となって鋳
造コストを高くするばかりでなく、不良の発生に伴なう
再鋳造が必要となり、工期阻害の要因となっている。
造コストを高くするばかりでなく、不良の発生に伴なう
再鋳造が必要となり、工期阻害の要因となっている。
本発明はこのような問題点を排除するためになされたも
のである。
のである。
上記問題点を解決するために実験を重ねながら鋭意追求
することにより判明した結果は第3図及び第4図にて示
す従来の鋳型で説明すると、以下の通りである。
することにより判明した結果は第3図及び第4図にて示
す従来の鋳型で説明すると、以下の通りである。
先ず、受は口5から注入された溶湯は湯口3及び湯道3
aを通って、矢印CとDの2方向から鋳型内に充満され
るが、その際最初に注入された溶湯の先端は突出部1を
通って先端部1aで合流するが、突出部1を通ってきた
溶湯の先端部は温度が低下しており、ガスが溶湯内に残
ってブローホール状の欠陥が発生する。
aを通って、矢印CとDの2方向から鋳型内に充満され
るが、その際最初に注入された溶湯の先端は突出部1を
通って先端部1aで合流するが、突出部1を通ってきた
溶湯の先端部は温度が低下しており、ガスが溶湯内に残
ってブローホール状の欠陥が発生する。
即ち、吸引成形していない通常の鋳型に比べて鋳物川砂
8が減圧されているため、鋳型面8aに溶湯が吸着され
て鋳型面8に接する溶湯の薄い層が急冷凝固する傾向に
ある。
8が減圧されているため、鋳型面8aに溶湯が吸着され
て鋳型面8に接する溶湯の薄い層が急冷凝固する傾向に
ある。
そして、溶湯と接触するまでの鋳型表面には可燃性のフ
ィルム7が密着被覆されているが、このフィルムから発
生したガスは鋳型面8a付近が早く凝固するため溶湯内
への残存を助長する傾向にある。
ィルム7が密着被覆されているが、このフィルムから発
生したガスは鋳型面8a付近が早く凝固するため溶湯内
への残存を助長する傾向にある。
この結果、特に注入充満された溶湯の温度が低くなって
急冷される突出物1の先端部1aにはブローホール状の
欠陥が発生するのである。
急冷される突出物1の先端部1aにはブローホール状の
欠陥が発生するのである。
次に、砂かみについては、鋳型内に注入された溶湯が平
板状部2に達した時、フィルム7が湯道3aより注入さ
れた流動衝突している溶湯と接触することにより部分的
に破られまたは剥離され、フィルム7で保持され・てい
る上型面の鋳物川砂8を溶湯中に巻き込んで砂かみが上
型面2aに発生する。
板状部2に達した時、フィルム7が湯道3aより注入さ
れた流動衝突している溶湯と接触することにより部分的
に破られまたは剥離され、フィルム7で保持され・てい
る上型面の鋳物川砂8を溶湯中に巻き込んで砂かみが上
型面2aに発生する。
これらを防ぐ方法として、先ずブローホール状の欠陥に
対しては、(a)溶湯の先端部1aにおける温度を下げ
る事なく速やかに突出部1に溶湯を充満させること、(
b)突出部1aに溶湯を充満させる際に、低温溶湯の合
流点個所を分散させるか、もしくは無くすこと、などが
必要である。
対しては、(a)溶湯の先端部1aにおける温度を下げ
る事なく速やかに突出部1に溶湯を充満させること、(
b)突出部1aに溶湯を充満させる際に、低温溶湯の合
流点個所を分散させるか、もしくは無くすこと、などが
必要である。
また、砂かみ欠陥に対しては、(C)流動衝突を排除す
るため鋳型内に注入された溶湯は円滑に鋳型内を流動さ
せる必要がある。
るため鋳型内に注入された溶湯は円滑に鋳型内を流動さ
せる必要がある。
上記の見解にもとづき、要旨として前記請求範囲記載の
手段を発明するに至った。
手段を発明するに至った。
即ち、第1図及び第2図にて例示するように、(d)従
来は鋳物品の外部に湯口及び湯道が設けられていたが、
平板状部2の上部に湯口3を配置した。これによって溶
湯温度を下げることなく速やかに溶湯が突出部に充満さ
れるようにする。
来は鋳物品の外部に湯口及び湯道が設けられていたが、
平板状部2の上部に湯口3を配置した。これによって溶
湯温度を下げることなく速やかに溶湯が突出部に充満さ
れるようにする。
(e)湯口の下部には湯受は部4を設け、湯口3から注
入落下した溶湯はここで緩衝されて鋳型内を円滑に流動
するようにした。
入落下した溶湯はここで緩衝されて鋳型内を円滑に流動
するようにした。
(f)鋳型を水平方向に対して3〜15度傾斜させ、鋳
型内を溶湯が一端から他端に向けて円滑に充満され、溶
湯の分流及び合流をなくすようにした。ここにおいて、
傾斜角度が3度未満では、水平状態とあまり変わらず、
溶湯が四周に分散する傾向が見られ、円滑に溶湯を充満
できなくなる。
型内を溶湯が一端から他端に向けて円滑に充満され、溶
湯の分流及び合流をなくすようにした。ここにおいて、
傾斜角度が3度未満では、水平状態とあまり変わらず、
溶湯が四周に分散する傾向が見られ、円滑に溶湯を充満
できなくなる。
また、傾斜角度が15度を超えると大きく傾斜するため
受は口5からの溶湯の注入が難しくなる。
受は口5からの溶湯の注入が難しくなる。
次に、本発明を用いた実施例として、鉄骨建築物用柱脚
金物を鋳造する事例について説明する。
金物を鋳造する事例について説明する。
第1図及び第2図に示す鋳型を傾斜角度5度にて設置し
た。
た。
注入湯口3は鋳型の平板状部の上部に立て、注入された
溶湯が瞬時に突出部1を満たすようにした。
溶湯が瞬時に突出部1を満たすようにした。
このような鋳型を用いて注入湯量765 kgの第1表
に示す成分の鋳鋼溶湯を注入温度1580 ’Cで注入
した。
に示す成分の鋳鋼溶湯を注入温度1580 ’Cで注入
した。
同一条件で、従来の第3図及び第4図を用いた場合は突
出部のブローホール状の欠陥発生率は17%、砂かみの
発生率は65%であったが、本発明の上記鋳型を用いて
鋳造されたものの突出部のブローホール状の欠陥発生率
は0.5%、砂かみの欠陥の発生率は8%であった。
出部のブローホール状の欠陥発生率は17%、砂かみの
発生率は65%であったが、本発明の上記鋳型を用いて
鋳造されたものの突出部のブローホール状の欠陥発生率
は0.5%、砂かみの欠陥の発生率は8%であった。
なお、本発明の方法によると、湯受は部4が鋳物品に付
着した形状になるが、不都合であれば適宜切断除去すれ
ばよい。
着した形状になるが、不都合であれば適宜切断除去すれ
ばよい。
以上に述べた通り、本発明の方法によればブローホール
状の欠陥の発生は勿論のこと、砂かみ不良の発生を大巾
に減少させ鋳造コストの低減並びに工期の短縮に寄与す
るところ多大である。
状の欠陥の発生は勿論のこと、砂かみ不良の発生を大巾
に減少させ鋳造コストの低減並びに工期の短縮に寄与す
るところ多大である。
また、副次的効果として、湯道系の方案が簡単になり、
鋳造歩溜りが良くなった。
鋳造歩溜りが良くなった。
第1図は本発明の方法による鋳型の断面図、第2図は第
1図の矢印Aから見た平面図、第3図は従来の鋳造方法
による鋳型の断面図、第4図は第3図の矢印Bから見た
平面図、第5図は従来方法の鋳型を用いて鋳造された鋳
物品の断面図、第6図は同平面図である。 1:突出部、2:平板状部、3:湯口及び湯道、4:湯
受は部、5:受は口、6:押湯、7:遮蔽用フィルム、
8:鋳物川砂、9:枠体。 第1図 第2図 第3図 a 第4図 第5図 手続補正書 事件の表示 昭和61年 特許願 第iy&y
iy号発明の名称 鋳 造 方 法 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号名称
(508)日立金属株式会社 代表者 松 野 浩 二 日立金属株式会社内 電話 03−284−4642
明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 補正の内容 (1)明細書第4頁第12行の「鋳型面8」を「鋳型面
8a Jと訂正する。
1図の矢印Aから見た平面図、第3図は従来の鋳造方法
による鋳型の断面図、第4図は第3図の矢印Bから見た
平面図、第5図は従来方法の鋳型を用いて鋳造された鋳
物品の断面図、第6図は同平面図である。 1:突出部、2:平板状部、3:湯口及び湯道、4:湯
受は部、5:受は口、6:押湯、7:遮蔽用フィルム、
8:鋳物川砂、9:枠体。 第1図 第2図 第3図 a 第4図 第5図 手続補正書 事件の表示 昭和61年 特許願 第iy&y
iy号発明の名称 鋳 造 方 法 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号名称
(508)日立金属株式会社 代表者 松 野 浩 二 日立金属株式会社内 電話 03−284−4642
明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 補正の内容 (1)明細書第4頁第12行の「鋳型面8」を「鋳型面
8a Jと訂正する。
Claims (1)
- 平板状部の周囲に突出部を有する鋳物品を鋳造するに際
し、枠体の外側から吸引して耐火材粒子充填部を排気減
圧することにより形成された鋳型を用い、突出部を下方
に向け平板状部に湯道を立設配置しその下部に湯受け部
を設けるとともに、平板状部を水平方向に対して3〜1
5度傾斜したことを特徴とする鋳造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61038764A JPS62197241A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61038764A JPS62197241A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 鋳造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62197241A true JPS62197241A (ja) | 1987-08-31 |
Family
ID=12534348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61038764A Pending JPS62197241A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62197241A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103100662A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-05-15 | 镇江汇通金属成型有限公司 | 一种锌合金大平板的铸造方法 |
CN108273959A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-07-13 | 云南铝业股份有限公司 | 一种铝合金大型薄壁件砂模铸造工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032064A (ja) * | 1973-07-25 | 1975-03-28 | ||
JPS57171543A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-22 | Hitachi Metals Ltd | Metal mold casting device |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP61038764A patent/JPS62197241A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032064A (ja) * | 1973-07-25 | 1975-03-28 | ||
JPS57171543A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-22 | Hitachi Metals Ltd | Metal mold casting device |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103100662A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-05-15 | 镇江汇通金属成型有限公司 | 一种锌合金大平板的铸造方法 |
CN108273959A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-07-13 | 云南铝业股份有限公司 | 一种铝合金大型薄壁件砂模铸造工艺 |
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